JP2012142596A - 改良高電圧キャパシタ - Google Patents

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Abstract

【課題】積層セラミックキャパシタの破壊電圧の高電圧化を提供する。
【解決手段】積層セラミックキャパシタにおいて、複数の内部能動電極を含む複数の電極層と、上部内部電極シールドおよび対向する下部内部電極シールドを有する複数の電極シールドとを備え、上部内部電極シールドおよび対向する下部内部電極シールドが、複数の内部能動電極の対向側部にあり、内部電極シールドの夫々が、対向端部の外部端子に向かって内向きに延長する。
【選択図】図6

Description

積層セラミックキャパシタの場合、一般に、セラミック誘電体材料層と導電性電極層とを交互に有する。各種の誘電体材料が使用でき、また各種の物理的構成が使用されてきている。高電圧性能のキャパシタは、ここ何年もの間、“直列設計”を利用して製造されている。直列の設計の場合、図1に独立した浮動電極について示すように、浮動電極と、両側の端子に接続した電極との間に電荷を蓄積する。これは、電極が異なる端子に交互に接続し、電荷をこれら電極間に蓄積する、図2に示す標準キャパシタ設計に匹敵するものである。これら設計のキャパシタンスは、次式によって与えられる。
C=∈o∈rAN/T
ただし、Cはキャパシタンス、単位F、
∈oは自由空間の誘電率=8.854×10−12Fm−1
∈rはセラミック材料の誘電率、材料依存無次元定数、
Aは電極の実効重なり面積、単位m
Nは電極数−1、
Тは層分離セラミックの焼成有効厚さである。
ところが、直列設計の場合、実効重なり面積はかなり減少する。直列設計は、電極に作用する内部電圧が独立した浮動電極について半減する作用効果がある。さらに、浮動電極を分離し、一層当たりの浮動電極を2つ以上にすると、内部電圧を下げることが可能になるが、実効重なり面積が狭くなり、キャパシタンスが低くなる。図3に、27ロットのケースサイズ1812MLCC,47nF±10%標準設計および同数のケースサイズ1812、22nF±10%の独立した浮動電極直列設計に関する平均破壊電圧(n=50)を示す。いずれの場合も、電極を分離する焼成有効厚さは0.0023インチ、58μmで、全厚さは、標準設計では0.051±0.003インチ(1.30±0.08mm)、そして直列キャパシタでは0.068±0.003インチ(1.73±0.08mm)である。これら1812ケースサイズキャパシタの場合、長さ寸法および幅寸法はそれぞれ0.177±0.010インチ(4.50±0.25mm)および0.126±0.008インチ(3.20±0.20mm)であった。図4および図5にそれぞれ1812標準設計および独立した電極直列設計の横断面を示す。
これらMLCCの耐内部電圧性に加えて、これらパーツがキャパシタ端子からの弧絡に対しても耐性をもっていることが重要である。McLarneyを発明者とするUSP4,731,697には、レーザートリミング加工を必要とする弧絡を未然に防止するために、周縁部を誘電体層で被覆した表面電極が開示されている。ここで注意すべきは、露出電極が腐食しがちなことである。また、露出電極の特性が湿度などの環境要因によって大きな影響を受け、キャパシタの利用用途が制限されることである。
Duvaを発明者とするUSP6,627,509には、積層セラミックキャパシタの表面にパラポリキシリレンコーティングを被覆した後、余分な材料を端子からトリミング加工することによって、表面耐フラッシュオーバー性キャパシタを製造する方法が開示されている。この場合、キャパシタのコーティングコストが高く、さらに、コーティングが回路基盤組み立てプロセスに対処できない場合もある上に、衛星などの一部の電子用途の場合、有機物のコーティングが存在すると、ガス放出があるため利用用途が制限される。
USP4,731,697 USP6,627,509
以上説明したように、従来から、高耐破壊電圧をもち、弧絡の発生を最小限に抑えたキャパシタを製造するために多くの試みがあったにもかかわらず、依然として問題が存在している。必要なのは、改良高電圧キャパシタである。
従って、本発明の第1の目的、特徴または作用効果は、従来技術を改良することである。
本発明の第2の目的、特徴または作用効果は、耐弧絡性の積層セラミックキャパシタを提供することである。
本発明の第3の目的、特徴または作用効果は、大気中での破壊電圧の高い積層セラミックキャパシタを提供することである。
本発明の第4の目的、特徴または作用効果は、高いキャパシタンスを保持する設計の積層セラミックキャパシタを提供することである。
本発明の第5の目的、特徴または作用効果は、キャパシタを電子回路に組み込んださいに、弧絡を原因とする望ましくない問題が発生することを最小限に抑えることである。
本発明の第6の目的、特徴または作用効果は、高い耐電圧性をもつ上に、回路を小型化できるようにケースサイズをより小さくしたキャパシタを提供することである。
本発明の第7の目的、特徴または作用効果は、効率よくかつ経済的に製造できる改良キャパシタを提供することである。
本発明のこれら、および/または他の目的、特徴または作用効果のうち一つかそれ以上については、以下の説明および特許請求の範囲の記載から明らかになるはずである。
図1は、独立した浮動電極をもつ直列キャパシタ設計の横断面図である。 図2は、標準キャパシタ設計の横断面図である。 図3は、直列キャパシタ設計および標準キャパシタ設計の平均破壊電圧を示す図である。 図4Aは、1812MLCC標準設計の横断面写真である。図4Bは、1812MLCC標準設計の端面写真である。 図5Aは、1812MLCC独立浮動電極直列設計の横断面写真である。図5Bは、1812MLCC独立浮動電極直列設計の端面写真である。 図6は、本発明のいくつかの実施態様によるキャパシタ設計例を示す図である。 図7は、図6のキャパシタに関する平均キャパシタンスおよび寸法を示す表である。 図8Aは、実施例1の側面横断面図である。図8Bは、実施例1の端面横断面図である。 図9Aは、実施例2の側面横断面図である。図9Bは、実施例2の端面横断面図である。 図10Aは、実施例3の側面横断面図である。図10Bは、実施例3の端面横断面図である。 図11は、実施例1、2、3の電圧破壊を示す図である。 図12Aは、実施例1の横断面を示す写真である。図12Bは、実施例1の横断面の端面を示す写真である。 図13Aは、実施例2の横断面を示す写真である。図13Bは、実施例2の横断面の端面を示す写真である。 図14Aは、実施例3の横断面を示す写真である。図14Bは、実施例3の横断面の端面を示す写真である。
本発明の第1態様によれば、本発明は、積層セラミックキャパシタコンポーネントを提供するものである。キャパシタコンポーネントは、対向端部をもち、かつ複数の電極層および誘電体層からなるセラミックキャパシタ本体を有する。キャパシタコンポーネントは、さらに、第1外部端子および第2外部端子をセラミックキャパシタ本体に取り付ける。また、キャパシタコンポーネントは、セラミックキャパシタ本体内に複数の内部能動電極を交互に有し、複数の内部能動電極のうち第1電極がセラミックキャパシタ本体の一端から内向きに延長するとともに、次の内部能動電極がセラミックキャパシタ本体の対向端部から内向きに延長するように構成する。また、複数の内部電極シールドをセラミックキャパシタ本体内に設けることによって、耐弧絡性を高くするように構成する。複数の内部電極シールドは、上部の内部電極シールドとこれに対向する下部内部電極シールドからなり、そして上部内部電極シールドおよび対向する下部内部電極シールドが、複数の内部能動電極の両側に存在し、かつ各内部電極シールドが、対応する外部端子に向かって、あるいはこれを超えて内向きに延長し、これによってシールド作用を確保するように構成する。さらに、側部シールドを設ける。各側部シールドは、キャパシタ本体の一端から内向きに延長する。この場合、側部シールドは、能動電極をさらにシールドし、これによって能動電極および端子間の耐弧絡性を高くするように構成する。
本発明の第2態様によれば、本発明は、改良高電圧特性を実現する積層セラミックキャパシタコンポーネントを提供するものである。キャパシタは、対向端部をもち、かつ複数の電極層および誘電体層からなるセラミックキャパシタ本体を有する。第1外部端子および第2外部端子をセラミックキャパシタ本体に取り付ける。複数の電極層は、第1端子に向かって、あるいはこれを超えて内向きに延長する電極シールドをもつ上部層、第2端子に向かって、あるいはこれを超えて内向きに延長する電極シールドをもつ下部層、およびセラミックキャパシタ本体の交互端部から内向きに延長する複数の交互層の能動電極からなる。交互層の能動電極はそれぞれ側部シールドを有する。
本発明の第3態様によれば、本発明は、積層セラミックコンポーネントの製造方法を提供するものである。本発明の製造方法では、複数の電極層および誘電体層からセラミックキャパシタ本体を形成し、セラミックキャパシタ本体の対向端部に第1外部端子および第2外部端子を取り付ける。複数の電極層は、能動電極層およびシールド電極層からなり、能動電極層を交互に構成し、複数の能動電極層のうち第1能動電極層がセラミックキャパシタ本体の一端から内向きに延長するとともに、次の内部能動電極層がセラミックキャパシタ本体の対向端部から内向きに延長するように構成する。電極シールド層は、上部内部電極シールドおよび対向する下部内部電極シールドからなり、上部内部電極シールドおよび対向する下部内部電極シールドが複数の能動電極の対向側部に存在し、各電極シールドが対応する外部端子に向かって、あるいはこれを超えて内向きに延長して、シールド作用を実現するように構成する。また、能動電極層は、能動電極の対向側部において側部シールド層をもち、これによって付加的なシールド作用を実現する。
本発明の新規な内部電極の構成により、大気中において非常に高い耐電圧破壊性を示す、耐弧絡性積層セラミックキャパシタを実現できる。さらに、高いキャパシタンスを保持できる。本発明を理解しやすくするために、3つの設計構成例およびMLCC性能のそれぞれを説明し、次に、各実施例のより詳しい説明を図面について行う。設計構成例およびMLCC性能について、以下の実施例によって説明する。
実施例1
製造MLCCX7R材料系C−153を使用して、標準ケースサイズ1206キャパシタ設計構成例を製造した。
実施例2
製造MLCCX7R材料系C−153を使用し、シールド電極を上下層としたケースサイズ1206キャパシタ設計構成例を製造した。これらシールド電極は、逆極性の端子と内部電極との間に、あるいは逆極性の端子間のキャパシタの上面または底面間に弧絡が発生することを防止することを目的とする。このため、必要なのは、下の能動電極が逆極性をもつ場合にのみ一つのシールド電極を存在させることである。なお、キャパシタの上下部の端子領域両者をシールドすることによって異なる値のキャパシタを製造する過程で、異なる数の電極に対してスクリーンを変更する必要がないため、生産性が向上する。
実施例3
製造MLCCX7R材料系C−153を使用し、上下のシールド電極に加えて、能動電極の両側に側部シールド電極を設けた、ケースサイズ1206キャパシタ設計構成例を製造した。これら側部シールド電極は、逆極性の端子と異なる内部電極との間に、あるいは逆極性の端子間のキャパシタの側部間に弧絡が発生することを防止することを目的とする。上下の側部シールド電極については、各側部に2つの側部シールド電極を使用したが、必要なのは、逆極性の端子に対して各層の側部に一つの側部シールド電極を設けることである。各側部に2つの側部シールド電極を設けると、電極積層体の位置合わせを正確に確認できる。
以上の3実施例の設計構成および電極パターンを図6に示す。これら実施例では、銀ペーストを焼成した厚膜からなる端子を使用し、これら端子の上にニッケル、次にスズを使用してメッキ処理した。各パーツを1000V Hi−Potでスクリーン処理し、IR検査した。図7に示すように、平均キャパシタンス(n=100)および寸法(n=5)を測定した。
図7から理解できるように、電極数−1(N)は、3実施例でほぼ同じで、27±1である。また、層分離セラミックの焼成有効厚さ(T)も3実施例で同じであり、すべてのキャパシタを製造するために同じセラミック材料系を使用しているため、誘電率(∈r)は同じである。キャパシタンスに影響する唯一の変数は、従って、電極の実効重なり面積(A)である。実施例3の場合、側部シールドが存在するため、実効重なり面積は小さい。実施例1、2、3の実際の横断面を、図12Aおよび図12B(実施例1)、図13Aおよび図13B(実施例2)、図14Aおよび図14B(実施例3)に示す。
EIA198−2−Eの方法103に従って500V/sのランプ速度で電圧を印加することによって実施例1、2、3の50個のキャパシタをサンプルとして故障率を試験した。結果を図11に示す。試験に使用した試験装置は、Associated Research 7512DT HiPotであった。図11のデータは、弧絡および/または物理的破壊を含む絶縁破壊電圧レベルを表す。IR試験後、実施例1の絶縁抵抗(IR)故障率は13/50であり、実施例2および3はそれぞれ48/50および50/50IR故障率で、実施例3の場合、弧絡による故障は発生していなかった。また、電圧を印加して繰り返し弧絡を発生させると、最終的にIR故障が発生することを理解することが重要である。
同様に理解できるように、実施例1〜3の中では実施例3が、平均破壊電圧が最も高く>2.5kVである。実施例3の1206ケースサイズキャパシタの破壊電圧およびキャパシタンスは、従来技術に関して説明した1812 1000V定格の独立した浮動電極直列キャパシタと同様である。従って、実施例3のキャパシタを用いると、高電圧に対処する必要がある回路をかなり小型化することができる。
図1に、従来のキャパシタ設計例を示す。図1において、キャパシタ10は、キャパシタ本体16の両端に第1端子12およびこれに対向する第2端子14をもつ。図示のように、浮動電極18を設ける。図2に、別な従来のキャパシタ設計例を示す。図2では、浮動電極の代わりに、電極を交互に配設する。図3に、直列設計例と標準設計例との比較を示す。特に、図3には、27ロットのケースサイズ1812MLCC、47nF±10%標準設計例および同数のケースサイズ1812、22nF±10%の独立した浮動電極直列設計例に関する平均破壊電圧(n=50)を示す。いずれの場合も、電極を分離する焼成有効厚さは0.0023インチ、58μmで、全厚さは、標準設計例では0.051±0.003インチ(1.30±0.08mm)、そして直列キャパシタでは0.068±0.003インチ(1.73±0.08mm)である。これら1812ケースサイズキャパシタの場合、長さ寸法および幅寸法はそれぞれ0.177±0.010インチ(4.50±0.25mm)および0.126±0.008インチ(3.20±0.20mm)であった。図4A〜4Bおよび図5A〜5Bにそれぞれ1812標準設計例および独立した電極直列設計例の横断面を示す。
図6は、3つの異なるキャパシタ設計例を示す表である。第1実施例は、比較を目的とした標準設計例である。第2実施例は、上下シールドを使用した本発明の一実施態様である。第3実施例は、上下シールドだけでなく、側部シールドを使用した本発明の別な実施態様である。
図6に示すように、標準設計例では、キャパシタの焼成有効厚さは0.0020インチ、即ち51μmである。標準設計例は、26個の能動電極からなる。上下シールド設計例でも、キャパシタの焼成有効厚さは0.0020インチ、即ち51μmである。上下および側部シールド設計例の場合、キャパシタの焼成有効厚さは0.0020インチ、即ち51μmである。上下および側部シールド設計例は、28個の能動電極からなる。
図6には、各種の設計例に対処できる電極レイアウトも示す。標準設計によれば、第1電極20を設け、これに対して第2電極22を互い違いに設ける。第3電極24については、第1電極20と位置を合わせ、また第4電極26については、第2電極22と位置を合わせる。電極を互い違いに配置するこの交互パターンが、第2電極から最後から一つ手前の電極N−1、そして最後の電極30まで続く。
上下シールド設計例では、第1電極層は、第1上部シールド32および第2上部シールド34、そして第1下部シールド36および第2下部シールド38を有する。特に留意すべきは、第1上部シールド32と第2下部シールド38のみが能動であり、他のシールドについては別に設ける必要はないことである。第1上部シールド32および第2下部シールド38は逆極性の端子からの弧絡の発生を防止するために必要であり、そしてシールド34、36は製造上の都合から配置する。
上下シールドおよび側部シールド実施態様では、第1上部シールド32および第2上部シールド34だけでなく第1下部シールド36および第2下部シールド38を設ける。各能動電極について、側部シールド40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、および70が存在する。側部シールド40、42、52、54、56、58、68、および70は逆極性の端子から発生する弧絡から内側能動電極を保護するために必要であるが、他の側部シールドについては、パーツ内の電極位置合わせを試験するために設ける。
図6の設計例については、さらに、図8A〜図10Bに示す。図8Aは実施例1(標準設計例)の横断面を示す側面図であり、そして図8Bは実施例1の横断面を示す端面図である。図8Aに示す積層セラミックキャパシタコンポーネント48は、積層セラミックキャパシタコンポーネント16の対向端部に第1端子12および第2端子14がある。セラミックキャパシタ本体の内部能動電極は交互に配設し、第1内部能動電極20が、セラミックキャパシタ本体の対向端部の端子に向かって内向きにセラミックキャパシタ本体の一端から延長するように構成する。次の内部能動電極22については、セラミック本体の対向端部の端子に向かって内向きにセラミックキャパシタ本体の対向端部から延長するように構成する。図8Bの横断面を示す端面図は、電極を示している。
図9Aは実施例2(上下シールド)の横断面を示す側面図であり、そして図9Bは実施例2の横断面を示す端面図である。図9Aにおいて、積層セラミックキャパシタコンポーネントは50で示す。なお、セラミックキャパシタ本体内に内部電極シールドが存在するため、端子と内部電極との間に耐弧絡性を確保できる。図示の内部電極シールドは、上部内部電極シールド32および対向する下部内部電極シールド38を有する。上部内部電極シールド32および対向する下部内部電極シールド38は、積層セラミックキャパシタ本体16の対向側に存在する。各内部電極シールド32、38は、対応する端子12、14に向かって、あるいはこれを超えて内向きに延長し、これによってシールド作用を確保する。既に説明したように、別に構造体34、36を設けてあるが、これらは、端子の極性による実際のシールド作用を与えるものではないため、設ける必要はない。いずれも、製造上の都合により設けるものである。
図10Aは実施例3(上下シールドおよび側部シールド)の横断面を示す側面図であり、そして図10Bは実施例3の横断面を示す端面図である。図10Aの積層セラミックキャパシタ60は上部シールド32およびこれに対向する下部シールド38だけでなく、側部シールドを有する。側部シールドの最良の形態は、キャパシタの横断面図である図10Bに示してある。この実施例における側部シールドは、横断面の深さに依存する。なお、側部シールドは40、42、48、および50で示す。
図7は、標準設計例と本発明の2つの設計例との比較を示す表であり、図6のキャパシタ設計例の平均キャパシタンスおよび寸法を示す表である。
図11に、実施例1、2、および3の破壊電圧を示す。なお、図11に示すように、上下シールド実施態様(実施例2)は、標準設計例(実施例1)と比較して、破壊電圧が高い。上下シールドおよび側部シールド実施態様(実施例3)は、破壊電圧がさらに高い。即ち、本発明は、1,000V、1,500V、2,000V、2,500V以上の、場合によっては3,000V以上の破壊電圧をもつ積層セラミックキャパシタを製造するために使用できる。
以上、改良高電圧キャパシタについて説明してきた。本発明は、以上説明してきた具体的な実施態様に制限を受けるものではない。例えば、本発明は、使用する誘電体のタイプ、使用する導体のタイプ、サイズ、寸法、パッケージ化方法などにおいて広いオプションをもつものである。
10:キャパシタ、
12:第1端子、
14:第2端子、
16:キャパシタ本体、
20:第1電極、
22:第2電極、
24:第3電極、
26:第4電極、
30:最後の電極、
32:第1シールド、
34:第2シールド、
40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、6
6、68、70:側部シールド。

Claims (22)

  1. 積層セラミックキャパシタにおいて、
    複数の内部能動電極を含む複数の電極層と、
    第1電極層に電気的に接続する第1外部端子及び第2電極層に電気的に接続する第2外部端子の前記第1及び第2外部端子と、
    上部内部電極シールドおよび対向する下部内部電極シールドを有する複数の電極シールドと、
    を備え、
    前記上部内部電極シールドおよび前記対向する下部内部電極シールドが、前記複数の内部能動電極の対向側部にあり、内部電極シールドの夫々が、対向端部の外部端子に向かって内向きに延長され、これによってキャパシタ破壊電圧の第1の高電圧化を提供し、
    複数の側部シールドを前記複数の電極シールドにさらに含み、前記側部シールドの夫々が、夫々に対向する能動電極をさらにシールドすると共に、それによって、能動電極と前記端子との間の破壊電圧が高電圧化されてキャパシタ破壊電圧の第2の高電圧化を提供し、
    前記上部内部電極シールド及び前記対向する下部内部電極シールドの両方が前記複数の側部シールドを覆うように延伸し、それによって、キャパシタ破壊電圧の第3の高電圧化を提供することを特徴とする積層セラミックキャパシタ。
  2. 前記複数の内部能動電極のそれぞれを、対向端部の端子に向けて実質的に延長する請求項1記載の積層セラミックキャパシタ。
  3. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が1,500ボルト以上である請求項1記載の積層セラミックキャパシタ。
  4. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が2,000ボルト以上である請求項1記載の積層セラミックキャパシタ。
  5. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が2,500ボルト以上である請求項1記載の積層セラミックキャパシタ。
  6. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が3,000ボルト以上である請求項1記載の積層セラミックキャパシタ。
  7. 積層セラミックキャパシタにおいて、
    対向端部を有し、かつ複数の電極層及び誘電体層からなるセラミックキャパシタ本体と、
    第1電極層に電気的に接続した第1外部端子、及び第2電極層に電気的に接続した第2外部端子であり、前記セラミックキャパシタ本体に取り付けた前記第1及び第2外部端子とを備え、
    複数の前記電極層が前記セラミックキャパシタ本体内に交互に設けた複数の内部能動電極を有し、この交互の内部能動電極の配列は、第1番目の前記複数の内部能動電極が前記セラミックキャパシタ本体の一端から内向きに延長しており、第2番目の前記複数の内部能動電極が前記セラミックキャパシタ本体の対向端部から内向きに延長しており、
    そして、
    前記セラミックキャパシタ本体内部に耐弧絡性を提供する複数の内部電極シールドを有し、
    前記複数の内部電極シールドが、上部内部電極シールド及び対向する下部内部電極シールドからなり、前記上部内部電極シールド及び前記対向する下部内部電極シールドが前記複数の内部能動電極に対面して配置され、
    前記上部及び下部内部電極シールドの夫々が対向端部の外部端子に向かって内向きに延長され、これによってシールド作用を提供し、
    前記複数の内部電極シールドが、さらに、複数の側部シールドを有し、各側部シールドが、前記セラミックキャパシタ本体の一端から内向きに延長し、そして能動電極をさらにシールドする構成であり、能動電極と前記端子との間の弧絡に対する耐性を大きくする前記側部シールドの構成であり、
    前記上部内部電極シールドあるいは対向する前記下部内部電極シールドの少なくともいずれかが前記側部シールドの少なくとも一部を覆うように延伸することを特徴とする積層セラミックキャパシタ。
  8. 前記複数の内部能動電極のそれぞれが、前記セラミックキャパシタ本体の一端から、前記セラミックキャパシタ本体の対向端部に取り付けられた外部電極まで延長する請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  9. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が1,500ボルト以上である請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  10. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が2,000ボルト以上である請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  11. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が2,500ボルト以上である請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  12. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が3,000ボルト以上である請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  13. 改良された高電圧特性を提供する積層セラミックキャパシタにおいて、
    対向端部を有し、かつ複数の電極層及び誘電体層からなるセラミックキャパシタ本体と、
    第1電極層に電気的に接続した第1外部端子、及び第2電極層に電気的に接続した第2外部端子であり、前記セラミックキャパシタ本体に取り付けた前記第1及び第2外部端子とを備え、
    複数の前記電極層が前記第1外部端子に向かって内向きに延長する電極シールドを有する上部層、及び前記第2外部端子に向かって内向きに延長する電極シールドを有する下部層と、
    前記セラミックキャパシタ本体の交互端部から内向きに延長する複数の交互に配列した能動電極層とを有し、そして、
    前記複数の交互に配列した能動電極層のそれぞれがさらに側部シールドを有し、
    前記上部層あるいは対向する前記下部層の少なくともいずれかが前記交互に配列した能動電極層の少なくとも一部を覆うように延伸することを特徴とする積層セラミックキャパシタ。
  14. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が1,500ボルト以上である請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  15. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が2,000ボルト以上である請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  16. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が2,500ボルト以上である請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  17. 前記積層セラミックキャパシタの破壊電圧が3,000ボルト以上である請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  18. 前記セラミックキャパシタ本体が、ケースサイズ1206パッケージ化に適応するサイズをもつ請求項7記載の積層セラミックキャパシタ。
  19. 積層セラミックキャパシタの製造方法において、
    複数の電極層及び誘電体層からセラミックキャパシタ本体を形成し、
    前記セラミックキャパシタ本体の対向端部に第1外部端子及び第2外部端子を取り付け、
    第1電極層を第1外部端子に接続し、及び第2電極層を第2外部端子に接続し、
    複数の前記電極層を複数の能動電極層及び複数のシールド電極層で構成し、
    前記能動電極層は、前記セラミックキャパシタ本体の一端から内向きに延長する第1能動電極を複数設けた第一の組と、前記セラミックキャパシタ本体の対向端部から内向きに延長する第2能動電極を複数設けた第二の組とがあり、前記第一及び第二の組の各能動電極を交互に構成し、
    前記シールド電極層は、上部内部電極シールド及び対向する下部内部電極シールドからなり、前記上部内部電極シールド及び対向する前記下部内部電極シールドが前記能動電極に対面して存在し、各前記電極シールドが対応する前記外部端子に向かって内向きに延長してシールド作用を提供し、
    前記能動電極層は、前記能動電極の対向側部において側部シールド層をもち、これによって付加的なシールド作用を提供し、
    前記上部内部電極シールドあるいは対向する前記下部内部電極シールドの少なくともいずれかが、前記側部シールド層の少なくとも一つを覆うように延伸することを特徴とする積層セラミックキャパシタの製造方法。
  20. 積層セラミックキャパシタコンポーネントにおいて、
    対向端部を有し、かつ複数の電極層及び誘電体層からなるセラミックキャパシタ本体と、
    第1電極層に電気的に接続した第1外部端子、及び第2電極層に電気的に接続した第2外部端子であり、前記セラミックキャパシタ本体に取り付けた前記第1及び第2外部端子とを備え、
    前記第1電極層及び前記第2電極層が前記セラミックキャパシタ本体内に交互に設けた複数の内部能動電極を有し、この交互の内部能動電極の配列は、第1番目の前記複数の内部能動電極が前記セラミックキャパシタ本体の一端から内向きに延長しており、第2番目の前記複数の内部能動電極が前記セラミックキャパシタ本体の対向端部から内向きに延長しており、
    そして、
    前記セラミックキャパシタ本体内部に、耐弧絡性を提供する複数の内部電極シールドを有し、
    前記複数の内部電極シールドが上部シールド及び下部シールド並びに複数の側部シールドを有し、
    各側部シールドが、前記セラミックキャパシタ本体の一端から内向きに延長するとともに、対応する内部能動電極をシールドするように夫々の前記側部シールドを構成して、能動電極と前記端子との間の弧絡に抗し、
    前記複数の側部シールドを覆うように、前記上部シールドあるいは前記下部シールドの少なくともいずれかが延伸されていることを特徴とする積層セラミックキャパシタコンポーネント。
  21. 前記複数の内部電極シールドが、さらに、上部内部電極シールド及び対向する下部内部電極シールドからなり、前記上部内部電極シールド及びこれに対向する下部内部電極シールドが、前記複数の内部能動電極に対面して配置され、且つ各内部電極シールドの夫々の対向端部の外部端子に向かって内向きに延長し、これによってシールド作用を提供する請求項20記載の積層セラミックキャパシタコンポーネント。
  22. 積層セラミックコンポーネントの製造方法において、
    複数の電極層及び誘電体層からセラミックキャパシタ本体を形成し、
    前記セラミックキャパシタ本体の対向端部に第1外部端子及び第2外部端子を取り付け、
    前記第1外部端子を第1電極層に接続し、及び前記第2外部端子を第2電極層に接続すると共に、前記複数の電極層は、複数の能動電極の層及び複数のシールド電極層で構成し、
    前記能動電極の層は、前記セラミックキャパシタ本体の一端から内向きに延長する複数の能動電極を設けた第一の組と、前記セラミックキャパシタ本体の対向端部から内向きに延長する複数の能動電極を設けた第二の組とがあり、前記第一及び第二の組の各能動電極を交互に構成し、
    前記第一及び第二の組の能動電極の層は、さらに、前記能動電極の対向側部において側部シールド層を構成し、そしてさらに、
    付加的なシールド作用を与えるために、前記シールド電極層が前記側部シールド層を覆うように伸ばすことを特徴とする製造方法。
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