JP2012139703A - プレス機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態のプレス機械は、スライドの下死点位置を調節するための位置調節手段と、前記スライドの下死点位置を検出するための位置検出手段と、スライドの下死点位置について目標の下死点位置との差分を補正するための補正データであって、プレス運転開始時の開始時補正データを予め記憶した記憶手段と、プレス運転を制御する制御手段とを備える。前記制御手段は、プレス運転中に、前記位置検出手段により検出された下死点位置と目標の下死点位置との差分を補正するように位置調節手段を制御する。また、前記制御手段は、そのプレス運転開始時に、前記記憶手段から読込んだ前記開始時補正データに基づいて目標の下死点位置との差分を補正するように前記位置調節手段を制御する。
【選択図】図3
Description
以下、本実施形態について、図1から図13を参照しながら説明する。
図1、図2に示すように、プレス機械10の本体は、上方のクラウン11と、下方のベッド12と、これらを一体的に連結する平面四隅に配設されたコラム13とを備える。これらコラム13には、スライド14が上下動可能に案内されており、当該スライド14は、スライド駆動機構15によって上下に往復動される。図示は省略するが、上型はスライド14に装着され、下型はベッド12上のボルスタ17に装着されている。この上型と下型との上下方向の相対位置、つまりはスライド14の下面とボルスタ17の上面との距離をダイハイトと称する。
先ず、コンロッド20は、クランク軸19とスライド14との間を接続するように設けられた駆動軸であり、図2に示す上部駆動軸20aと下部駆動軸20bとを含む。一方、スライド位置調節機構30は、図2に示すクラウン11内に配置されたウオームねじ軸32と、このねじ軸32を駆動する調節モータ33と、上部駆動軸20a及び下部駆動軸20b間に配された機構部31を備える。図示は省略するが、機構部31は、ウオームねじ軸32に噛合するウオームホイールや,スプライン構造等を含み、ウオームねじ軸32の回転に基づいて、上部駆動軸20aと下部駆動軸20bとの上下方向相対位置を調節するように構成されている。
前記制御装置25は、マイクロコンピュータを主体に構成されており、内部にCPU、クロック回路等を有する制御部42、メモリ部43、入出力インターフェイス機能を持つ入出力部36等を備える。制御部42を含む制御装置25は、プレス運転を制御する制御手段に相当する。
入出力部36には、各種データやグラフを表示するための表示出力部(図示しないディスプレイ)が接続されると共に、その表示出力部の前面側に設定入力手段としてのタッチパネル26が接続されている。当該タッチパネル26がタッチ操作されることで、プレス速度、下死点位置の目標値、後述する制御用サイクル数の設定等が可能となっている。
前記メモリ部43は記憶手段として、揮発性メモリとしてのRAMや、不揮発性メモリとしてのROM、EEPROM等を含む。前記メモリ部43には、プレス加工に係る制御プログラムが記憶されると共に、前記読取回路40で読取られたスライド14の下死点位置や、エンコーダ27で検出されたSPM(プレス速度)等が記憶される。
H=h0+δh ・・・(1)
δh=F(T、V)・・・(2)
前記補正値δhは、プレス速度Vに応じた補正値と、サーミスタ29による検出温度Tに応じた補正値との和である。即ち、温度用補正テーブル及び速度用補正テーブルの補正値は、プレス機械10における各温度T、各プレス速度Vの夫々に左右される下死点位置h0を基に予め設定される。そして、前記立上り期間等のように下死点位置の誤差(変動)が大きい場合に、補正値δh(図3(d)では、δhv1とδhT3との和)を演算することに基づいて、下死点位置に係る制御を行うのである。
Claims (5)
- ボルスタと対向するスライドを往復運動させて加工対象物をプレス加工するプレス機械であって、
前記スライドの下死点位置を調節するための位置調節手段と、
前記スライドの下死点位置を検出するための位置検出手段と、
スライドの下死点位置について目標の下死点位置との差分を補正するための補正データであって、プレス運転開始時の開始時補正データが予め記憶された記憶手段と、
プレス運転を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
プレス運転中に、前記位置検出手段により検出された下死点位置と目標の下死点位置との差分を補正するように位置調節手段を制御すると共に、そのプレス運転開始時には、前記記憶手段から読込んだ前記開始時補正データに基づいて目標の下死点位置との差分を補正するように前記位置調節手段を制御することを特徴とするプレス機械。 - 前記補正データは、プレス運転停止時における停止時補正データを含み、
前記制御手段は、プレス運転停止時に、前記記憶手段から読込んだ前記停止時補正データに基づいて目標の下死点位置との差分を補正するように前記位置調節手段を制御することを特徴とする請求項1記載のプレス機械。 - 前記補正データは、前記プレス機械におけるプレス速度の相違に起因する目標の下死点位置との差分を補正するもので、各プレス速度に夫々対応付けられた補正値として速度用補正テーブルに格納され、
前記制御手段は、前記プレス速度に対応する補正値を前記速度用補正テーブルから読込んで、当該補正値に基づき前記位置調節手段を制御することを特徴とする請求項1または2記載のプレス機械。 - 前記プレス機械の温度を検出するための温度検出手段を備え、
前記補正データは、前記プレス機械における温度の相違に起因する目標の下死点位置との差分を補正するもので、各温度に夫々対応付けられた補正値として温度用補正テーブルに格納され、
前記制御手段は、前記温度検出手段により検出された温度に対応する補正値を前記温度用補正テーブルから読込んで、当該補正値に基づき前記位置調節手段を制御することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のプレス機械。 - 前記補正データは、前記スライドを寸動動作させる寸動運転時における寸動時補正データを含み、
前記制御手段は、前記寸動運転時に、前記記憶手段から読込んだ前記寸動時補正データに基づいて目標の下死点位置との差分を補正するように前記位置調節手段を制御することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のプレス機械。
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