JP2012139497A - 電子レンジで使用可能な調理道具およびそれを用いて食品をサクサクにする方法 - Google Patents

電子レンジで使用可能な調理道具およびそれを用いて食品をサクサクにする方法 Download PDF

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Abstract

【課題】調理表面に油やその他の焦げ付き防止のコーティングを使用することなく、電子レンジで様々な食品を調理してサクサクにするために使用できる調理道具を提供する。
【解決手段】シリコーン製であり、引張状態に維持された弾性調理表面であって、複数の穴を備える調理表面と、前記調理表面を伸張して引張状態に維持するため前記調理表面の外周周囲に配置された湾曲した外周を有する支持装置と、を備える調理道具を提供する。支持装置を、土台表面上方に距離を置いて前記調理表面を支持するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は調理道具に関し、特に、マイクロ波エネルギーを使用して調理された食品をサクサクにするのに特に適した調理表面を有する調理道具に関する。
ポテトチップスは最もポピュラーなスナック菓子の一つである。残念なことに、ほとんどのポテトチップスは油で揚げて調理されており、油で揚げる過程においてその特徴的な軽くてサクサクした食感を得る。油で揚げる最中、ポテトチップスは急速に高温で加熱され、それによってポテトチップスの孔から水分を沸騰させ、ポテトチップスの内部に膨らんで大きくなった組織構造を生成する。この膨らんで大きくなった組織構造がポテトチップスに所望の軽くてサクサクした食感を与える。また、油で揚げる過程ではポテトチップスが調理油を吸収することは避けられないので、ポテトチップスは脂肪含有量が高くなりがちである。結果的に、多くの人が健康上の理由からポテトチップの摂取を制限または控えようとしている。
ポテトチップスを油で揚げる代替法の一つがポテトチップスを焼くことである。しかし、焼くということは、一般的には、ポテトチップスがフライパンやその他の調理表面に焦げ付くことを防ぐため、調理表面をコーティングするための油を使用する必要がある。更に、焼く過程は油で揚げるよりも非常に長い過程であり、油で揚げる時のように急速にはポテトチップスの組織の孔から水分が放出されない。このように、焼いたポテトチップスは、一般的に、油で揚げたポテトチップスよりも密度が高く、歯ごたえのある食感である。
ポテトチップスを油で揚げる別の代替法は、ポテトチップスを電子レンジで調理することである。マイクロ波エネルギーは油で揚げたり焼いたりするのとは異なる方法で食品を調理する。油で揚げる過程と焼く過程とは、両方とも、食品の表面に作用する高温雰囲気を提供し、それによって外側から内側へと食品を調理する。まず食品の外側から水分が放出され、食品の周囲から中心へと熱伝導が行われる。
一方、電子レンジは、一般的に、食品を内側から外側へと調理する。これは、電子レンジでの食品の調理が、食品を透過する強力且つ高周波の電磁放射によって成されるからである。食品がマイクロ波エネルギーを吸収すると加熱が起き、食品内部に含まれる遊離水が蒸発することによって食品の内側から外側へと水分が移動する。結果として、通常は食品の中央がその表面の前に加熱される。
電子レンジで食品を調理する重大な欠点の一つは、典型的には、多くの場合において所望されるように食品に焦げ目を付けたりサクサクの食感を与えたりできないことである。電子レンジでの調理は、一般的に、ベチャッとして不味そうな食感になるものと思われている。このように、従来の発想は、食品に所望の焦げ目を付けたりサクサクにするために、電子レンジで調理される食品の外側に更なる熱源を加えることであった。
この目的のため、ピザ生地やフライドポテト等の食品に焦げ目を付けたりサクサクにするための調理表面として、サセプタ材料が開発されて使用されている。サセプタは、一般的に、マイクロ波エネルギーを吸収し且つマイクロ波エネルギーと相互作用して熱を生成する金属化フィルム、セラミックス、または金属製の薄膜である。市販された最初のマイクロ波サセプタは、McCain Micro Chipsと呼ばれる商品で1980年代から市販されていたサセプタであり、電子レンジでフライドポテトを調理するための調理表面としてサセプタシートがあった。
しかしながら、サセプタ材の問題の一つは、サセプタ材料表面によって発生する熱量の制御が容易でないため、その上に置かれた食品が焦げてしまうことである。更に、焦げ付きを防いでサセプタ材料上のポテトスライス等の食品を調理するために、薄く引いた油が必要になる。デリケートな食品または薄くスライスされた食品は、サセプタの調理表面に焦げ付くと、取り返しのつかない程に損なわれたり、食すには適さなくなったりするので、それらの食品が焦げ付くことは特に問題である。
本開示は、調理表面に油やその他の焦げ付き防止のコーティングを使用することなく、電子レンジで様々な食品を調理してサクサクにするために使用できる調理道具を提供する。本調理道具は、電子レンジでポテトチップス等のデリケートな食品または薄くスライスされた食品を急速に調理してサクサクにするのに特に適している。その急速加熱作用によって、本調理道具上で調理されたポテトチップスは、油で揚げる過程に伴う油の吸収が無く、油で揚げたポテトチップスの特徴である軽くてサクサクした食感を有する。更に、本調理道具は調理表面を提供し、その調理表面上でポテトチップスが焦げたり焦げ付いたりすることなく調理される。油は熱を保持して伝えるので、場合によっては、薄くスライスされた食品を加熱し過ぎたり焦がしたりすることを防止するように、電子レンジでの調理過程では油の使用を控えることが好ましい。
本調理道具は、電子レンジで調理される食品をサクサクにするためにはサセプタまたはその他の外部熱源を必要とするという従来の発想から脱却している。驚くべきことに、マイクロ波を吸収するサセプタの代わりに、マイクロ波を透過する材料を調理表面として使用することによって、ポテトチップスが最適にサクサクになる可能性があることが分かった。実際、サセプタは、ほとんどの場合、結果的に焦がしてしまい、そのため適度な外観、食感、または品質のポテトチップスを作るのに一般的に適さないので、食用にポテトチップスを調理したりサクサクにしたりするのに全く適さないということが分かっている。
更に、本調理道具は、比較的薄い材料で複数の穴を有する調理表面を提供することによって効率的な伝熱を可能にし、その調理表面上に載置された食品からの水分の放出を可能にする。シリコーン材料は食品がその上に焦げ付くことを防止する優れた放出特性を有する。これは、一般的にデリケートな取り扱いを要する果物やポテトチップス等の薄くスライスされた食品に特に有利である。
本調理道具の構成は、更に、様々な大きさ、形状、および寸法の食品が、調理された際に望ましいサクサクした食感を得ることができるようにする空気循環パターンを提供する。空気循環が調理表面の両側で発生するような支持システムが提供される。空気循環を増進し、それによって調理表面上の食品が調理され、更にはサクサクになるように、複数の穴が設けられてもよい。
一実施形態では、電子レンジで食品をサクサクにするための調理道具が提供される。本調理道具は、高抗張力の耐熱材料製の調理表面を備える。調理表面は、複数の穴を備える。支持装置は、調理表面の周囲に配置され、調理表面を土台より上方に支持する。これによって、調理表面の上方および下方の両方で空気循環が可能になる。更に、調理表面は伸張され、支持装置の周りに引張状態で維持される。
好ましい実施形態の第1の他の態様によれば、調理表面はシリコーン製である。
好ましい実施形態の第2の他の態様によれば、シリコーン製の調理表面は0.5mm〜2.0mmの厚みを有する。
好ましい実施形態の第3の他の態様によれば、調理表面は略平面を維持するように伸張される。
好ましい実施形態の第4の他の態様によれば、支持装置は調理表面の下方に配置され、耐熱材料製である。
他の好ましい実施形態では、電子レンジで食品をサクサクにするための調理道具が提供される。本調理道具は、複数の穴を有する上部調理表面を備える弾性エラストマー膜と、上部調理表面に連結された周囲把持部と、周囲縁部を有するフレームとを備える。上部調理表面は食品と接触し、焦げ付き防止表面を有し、上部調理表面はマイクロ波エネルギーに対して実質的に透過性の耐熱材料製である。周囲把持部は、フレームの周囲縁部に係合してフレーム上に上部調理表面を伸張し、且つ上部調理表面を引張状態に維持し、大きな上下方向の変形なく上部調理表面上に置かれた食品の荷重を支持する。上部調理表面は、土台上方に距離を置いた状態に維持され、上部調理表面の下に、妨げるもののない循環空気空間を与えることができる。循環空気空間を上部調理表面の両側および複数の穴の間に与えることができる。
好ましい実施形態の第1の他の態様によれば、弾性エラストマー膜は、上部表面も含めて、シリコーン製である。
好ましい実施形態の第2の他の態様によれば、上部調理表面は、低電気または熱伝導率を有するから電気または熱伝導率を有さないまでの範囲である。
好ましい実施形態の第3の他の態様によれば、フレームは、ポリプロピレン等の、マイクロ波エネルギーに対して実質的に透過性の材料から作られる。
好ましい実施形態の第4の他の態様によれば、調理表面の厚みは約2mm以下である。上部調理表面は、その上に置かれた食品の約0.1〜2kg/cmの荷重を支持するのに十分な引張状態に維持される。
好ましい実施形態の第5の他の態様によれば、上部調理表面が土台より上方に維持される距離は約0.5cm〜約5cmである。
好ましい実施形態の第6の他の態様によれば、本調理道具は、上部表面の下での空気循環を促進するために、上部表面の下に配置され離間した複数の脚部を備えていてもよい。複数の脚部は、それぞれ、上部調理表面が画定する平面に対して略垂直でもよい。あるいは、上部調理表面と複数の脚部とは、本調理道具を更に積み重ねられるように、略90°未満の角度を成してもよい。
更なる好ましい実施形態では、食品をサクサクにする方法が提供される。本方法は、調理道具の上部調理表面上に1枚の食品を載置する工程と、食品を所定時間マイクロ波エネルギーに当てるという単一ステップによって食品を加熱することによって食品をサクサクにする工程とを備える。本方法は食品の調理表面に対して油またはその他の焦げ付き防止材料や成分を塗布しないことが好ましい。
好ましい実施形態の第1の他の態様によれば、食品は約5mm以下の厚みを有する未調理のポテトスライスである。
好ましい実施形態の第2の他の態様によれば、1枚の未調理のポテトスライスが上部調理表面上に載置される。
好ましい実施形態の第3の他の態様によれば、加熱は、電子レンジで10秒から12分間600〜1500ワットで行われる。
本発明のその他の目的、特徴、および長所は、当業者にとって以下の詳細な説明から明らかになる。
ここでは、添付の図面を参照しながら本発明の例示的な実施形態を示す。
図面のいくつかを通じて、同一の記号は同一の部分を指す。
電子レンジで使用可能な調理道具の一実施形態の斜視図である。 図1の電子レンジで使用可能な調理道具の分解斜視図である。 図1の電子レンジで使用可能な調理道具の上部正面図である。 図1の電子レンジで使用可能な調理道具の側面図である。 図1の電子レンジで使用可能な調理道具の底面図である。 図5に示す対称軸6−6に沿う電子レンジで使用可能な調理道具の断面図である。
調理道具100の限定されない好ましい実施形態を説明する図1〜図6を参照する。
調理道具100は、少なくとも上部調理表面110を備える弾性エラストマー膜と、上部調理表面110に連結された周囲把持部120と、周囲縁部を有するフレーム130とを通常備えるものとして示される。
上部調理表面110は、マイクロ波エネルギーに対して透過性の耐熱材料製であることが望ましい。この特徴の意義は、上部調理表面110が、熱があったとしてもその熱をあまり保持したり伝えたりせず、上部調理表面110によって供給される外部熱を加えることによってではなく、マイクロ波エネルギーの作用のみによって食品が実質的に調理されたり乾燥されたりすることである。好ましい実施形態では、上部調理表面110は、低い電気または熱伝導率を有する材料乃至電気または熱伝導率を有さない材料から作られる。特に好ましい実施形態では、上部調理表面110は、シリコーン材料製である。
また、上部調理表面110は、上部調理表面上に食品が焦げ付くのを防ぐために上部調理表面と食品との間に調理油やその他の成分の層を使用する必要がなくなるように焦げ付き防止材料から作られていることが好ましい。油の使用をなくすその他の利点は、従来の油で揚げるまたは焼く処理の場合よりも脂肪含有量がはるかに低い食品が調理されることである。ほぼ全ての食品に対する焦げ付き防止および剥離特性のためシリコーンが特に好ましい。多種多様な材料がマイクロ波エネルギーに対して透過性があるが、それらの材料には食品が焦げ付くという問題があるため、薄くスライスした食品をサクサクにすることに関して用いるには適さない可能性がある。例えば、ポリプロピレンはマイクロ波エネルギーに対して実質的に透過性の材料であるが、食品を電子レンジで調理した場合、ポリプロピレンに食品が焦げ付く可能性があるため、上部調理表面には適さない。従って、実質的に透過性があることに加えて、上部調理表面110は焦げ付きが防止でき、少なくとも食品用(food−grade)シリコーンと同等の剥離特性を有することが好ましい。
また、上部調理表面110の厚みは、その上に置かれた食品をサクサクにするのに最適になるように選択されることが望ましい。上部調理表面110は、薄ければ薄いほど、食品を対象とするマイクロ波エネルギーと干渉しない。上部調理表面110の厚みは、最初の調理過程中に加熱し難しくならないまたは加熱が遅くならない程度の厚さであることが望ましい。また、上部調理表面110の厚みは、失敗したり加熱しすぎたりする可能性がない程度の薄さである。好ましい実施形態では、上部調理表面は、伸張されていない状態で、2mm以下、好ましくは1.5mm以下、好ましくは約0.5mmから約2mmの間、最も好ましくは約0.3mmから約1.1mmの厚みを有する。
上部調理表面110の周囲把持部120は、フレーム130の周囲縁部と係合して、フレーム130上に上部調理表面を伸張し、且つ上部調理表面を大きく上下方向に変形させることなく上部調理表面上に載置された食品の荷重を支持するのに十分な引張状態に維持する。
周囲把持部120は、上部調理表面110と同一であり従って上部調理表面110と一体化する弾性エラストマー膜材料から作られていてもよい。代わりに、周囲把持部120は、上部調理表面110と分離し、上部調理表面と同一または異なる材料によって作られていてもよい。従って、周囲把持部120は、上部調理表面110に対して直接的または間接的に取付けられてもよい。周囲把持部120は、上部調理表面110が画定する平面に対してある角度を成すように配置される。その角度はフレーム130の周囲縁部の表面と最適に係合するように選択される。
好ましい実施形態では、上部調理表面110は、その上に載置された食品の約0.1〜2kg/cmの荷重を支持するのに十分な引張状態に維持される。上部調理表面110は、厚いほど、そこへ加えられる張力が大きくなる。このように、より軽い食品に対しては、調理道具100は、フレーム130上に比較的低い張力で伸張される比較的薄い上部調理表面110を有していてもよく、より重い食品に対しては、調理道具100は、フレーム130上に比較的高い張力で伸張される比較的厚い調理表面110を有していてもよい。
フレーム130は、マイクロ波エネルギーに対して実質的に透過性の材料から作られていることが望ましいが、焦げ付き防止加工をされている必要はない。食品は、フレーム130と接触しないので、フレームもまた、焦げ付かない材料で作られることは重要ではない。このように、好ましい実施形態では、フレーム130はシリコーンやポリプロピレン等のマイクロ波エネルギーに対して実質的に透過性を有する任意の材料から作られていてよい。
特に好ましい実施形態では、上部調理表面の張力が上部調理表面110の中心から半径方向に付与されるように、フレーム130の周囲縁部は形状が略円形である。上部調理表面110上に半径方向に張力を加える利点は、伸張した上部調理表面110をより均一な厚みにでき、従ってその上に配置された食品をより均一に加熱することができる。
周囲把持部120とフレーム130の周囲縁部は、摩擦のみによって係合されてもよく、それらの間に塗布される接着剤によって強化されてもよい。好ましい実施形態では、周囲把持部120およびフレーム130の周囲縁部は摩擦によって結合される。この目的のため、周囲把持部120は、フレーム130の周囲縁部の寸法にほぼ一致する寸法を有するように構成してもよい。図4および図5に示す実施形態で示すように、両方の表面の摩擦による嵌合(friction fit)を強化するため、周囲把持部120の直径はフレーム130の周囲縁部よりも少し小さくてもよい。更に、周囲把持部120は、上部調理表面110が確定する平面に対して、同平面に対してフレーム130の周囲縁部が画定する角度未満の角度を成していてもよい。
また、調理道具100によって提供される空気循環のパターンによって、電子レンジで食品をサクサクにすることができる。上部調理表面110は、土台の上方に離れた状態に維持され、上部調理表面110の下に妨げるもののない循環空気空間を確保する。このように、上部調理表面110の両側および複数の穴112の間に循環空気空間ができる。好ましい実施形態では、上部調理表面110を、土台表面から上または高さ約0.5cmから約5cm離れたレベルに維持する。土台表面または高さは、支持部または複数の脚部140の内の少なくとも2本が接触する表面がある平面を基準に画定する。
図2に示すように、妨げるもののない空気空間を、上部調理表面110の下に設ける。好ましい実施形態では、土台表面と上部調理表面110の裏面との間にあるで示す領域には介在構造は存在しない。このように、上部調理表面110の上方および下方の両方および複数の開口112の間を空気が自由に循環できる。更に、上部表面の下に配置された複数の脚部140を通って上部調理表面110の下で空気が自由に循環できる。
穴または開口112を、食品の加熱および食品周囲の空気循環を最適にするように構成する。上部調理表面110上に載置された食品がマイクロ波エネルギーに晒されると、食品に含まれる水分が食品から急速に蒸発または放出する。このように、複数の穴112によって、その上に載置された食品の裏側から水分を逃がすことができる。好ましい実施形態では、食品を、数個でなくても少なくとも1個の穴112を含む上部調理表面110の一部に載置する。穴の出現頻度(frequency)および大きさを、食品の被覆部分に対する露出部分の面積率を最適にできるように調整する。もし食品が露出し過ぎると、過乾燥する可能性があり、食品の露出が少な過ぎると、不十分な乾燥によって食品が十分にサクサクにならない可能性がある。一回に電子レンジで調理可能な食品の量を増やすために、複数の調理道具100を重ねてもよい。この目的のため、更に調理道具100を次々に重ねていけるように、複数の脚部140を上部調理表面110が画定する平面に対して90°未満の角度に配置してもよい(図4参照)。好ましい実施形態では、複数の脚部140は、約60°〜85°、より好ましくは約70°〜85°の角度に配置される。
電子レンジで使用可能な調理道具を使用したポテトチップス
図面に示される電子レンジで使用可能な調理道具を使用した。本電子レンジで使用可能な調理道具は、シリコーン製の上部調理表面およびその上に配置された複数の穴を有する。
じゃがいもは野菜用スライサーを使用して薄くスライスした(厚さ1〜2mm)。これらのポテトスライスを調理表面上に1枚の層状に配置した。各ポテトスライスは、調理中に乾燥するのに適した空気循環を確保するため、少なくとも1つの穴を有する調理表面の一部の上に配置した。更に、ポテトスライスは、このポテトスライスと調理道具との間に調理油やその他の成分を使用せずに、調理表面上に直接置いた。
1枚の層状のポテトスライスを載せた本電子レンジで使用可能な調理道具を1000ワットの電子レンジ内に置き、高出力で3分間加熱調理した。
(比較例2)
サセプタトレイを使用したポテトチップス
サセプタトレイは、紙箱の最上部にサセプタシートを載置することによって作成し、空気循環ができるように、サセプタ表面および紙箱表面に穴を開け、また周囲側壁にも穴を開けた。
じゃがいもは野菜用スライサーを使用して薄くスライスした(厚み1〜2mm)。このポテトスライスをサセプタトレイ上に1枚の層状に配置した。各ポテトスライスは、調理中に乾燥するのに適した空気循環を確保するため、少なくとも1つの穴を有するサセプタトレイの一部の上に配置した。更に、ポテトスライスは、このポテトスライスとサセプタトレイとの間に調理油やその他の成分を使用せずに、サセプタトレイ上に直接置いた。
1枚の層状のポテトスライスを載せた本サセプタトレイを1000ワットの電子レンジ内に置き、高出力で3分間加熱調理した。
以下の表は電子レンジで使用可能な調理道具とサセプタトレイから作られたポテトチップスの結果を比較している。
Figure 2012139497
上部調理表面のシリコーンはマイクロ波エネルギーをあまり吸収しないため、シリコーンの調理表面によって大きな熱が生成または伝導されることなく、マイクロ波エネルギーがまずポテトチップスと反応することができる。これによって、ポテトチップスを焦がすことなく乾燥させてサクサクにすることができる。更に、デリケートなポテトチップスはシリコーン調理表面から容易に剥がすことができる。
一方、サセプタトレイは、マイクロ波エネルギーとの相互作用を可能にし、熱を生成して伝える。従って、ポテトスライスはサセプタトレイからの伝熱とマイクロ波エネルギーの両方によって調理され、結果的にポテトスライスが焦げてしまう。このように、サセプタトレイは薄くスライスされたまたはデリケートな食品を調理する際に使用するには望ましくない。サセプタトレイ上で調理されたポテトチップは、黒焦げてボロボロになるだけでなく、焦げた部分がサセプタトレイ上に焦げ付くことによってサセプタトレイから剥がすことができない。
上記の詳細な記述および具体例は、本発明の好ましい実施形態を示してはいるが、これに限定されない、説明の目的で示されていることは言うまでもない。本発明の精神から逸脱することなく、本発明の範囲内で多くの変更および変形がなされてもよく、本発明はそのような全ての変形を含む。

Claims (9)

  1. 調理道具であって、
    シリコーン製であり、引張状態に維持された、複数の穴を備える調理表面と、
    前記調理表面を伸張して引張状態に維持するため前記調理表面の外周周囲に配置された湾曲した外周を有し、土台表面上方に距離を置いて前記調理表面を支持する支持装置とを備えることを特徴とする調理道具。
  2. 前記調理表面をシリコーンのみで作成することを特徴とする請求項1記載の調理道具。
  3. 前記シリコーン製の調理表面が0.5mm〜2.0mmの厚みを有することを特徴とする請求項1記載の調理道具。
  4. 前記調理表面が略平面を維持するのに十分な引張状態に維持されることを特徴とする請求項1記載の調理道具。
  5. 前記支持装置は、前記調理表面の下方に配置され、耐熱材料から作られることを特徴とする請求項1記載の調理道具。
  6. 食品をサクサクにする方法であって、
    土台表面上方に距離を置いて配置された、空気循環を可能にする複数の穴を備えるシリコーン製の調理表面上に、1枚の層状の食品を載置する工程と、
    所定時間前記食品にマイクロ波エネルギーを当てるという1つのステップによって前記食品を加熱することによって前記食品をサクサクにする工程とを備えることを特徴とする方法。
  7. 前記食品が約5mm以下の厚さを有する未調理のポテトスライスであることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 1枚の層状の未調理のポテトスライスを上部調理表面の上に載置することを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記加熱が電子レンジで10秒〜12分間600〜1500ワットで行われることを特徴とする請求項8記載の方法。
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