JPH05503433A - 電子レンジ用調理キット - Google Patents

電子レンジ用調理キット

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JPH05503433A
JPH05503433A JP2504616A JP50461690A JPH05503433A JP H05503433 A JPH05503433 A JP H05503433A JP 2504616 A JP2504616 A JP 2504616A JP 50461690 A JP50461690 A JP 50461690A JP H05503433 A JPH05503433 A JP H05503433A
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レヴィンソン メルヴィン エル
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    • E05C17/365Security chains
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/02Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay
    • A47J36/027Cooking- or baking-vessels specially adapted for use in microwave ovens; Accessories therefor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電子レンジ用調理キット 発明の背景 発明の分野 −本発明は電子レンジ内で使用される調理器具一式すなわち調理キ ット(cooking kit )に関する。このキットは、引っ繰り返し可能 な調理部材と任意選択の引っ繰り返し可能な付属の平たい組部材すなわちパン部 材(panmember)を有する。
これらの部材は種々な組み合わせで使用できる。本発明は、焼く、煮る、あぶる 、皮をつくる、油を使って加熱調理する、圧力調理する、焦がす、蒸す、トース トする、などのマイクロ波エネルギーによる種々の食料品の調理のためのもので ある。
従来技術の説明 −米国特許第3,701,872号と第3.777.099号 は、電子レンジ用のマイクロ波吸収性の加熱部材によりて金属板を予熱すること を説明している。米国特許第3.731.037号と第3.881.027号は 、予熱された、断熱された電子レンジ内の容器内での食品の調理について説明し ている。米国特許第3.985.990号は、調理副生物を回収したり、電子レ ンジ料理で通常放散される気化熱を利用するため食物骨は面上が穿孔されたマイ クロ波遮蔽室の使用について説明している。米国特許第3,854,023号と 第3、985.991号は、金属容器内でマイクロ波調理を行う方法と装置につ いて説明している。米国特許第4.027. l 32は、冷凍ピザパイのマイ クロ波調理について説明している。米国特許第4,306.133号は、2枚の 皮があるフルーツパイのマイクロ波調理について説明している。米国特許第4. 280.032号は、マイクロ波で卵を半熟調理する方法について説明している 。米国特許第4.390,555号は、食品の溶解や解凍について説明している 。米国特許第3.914,967号は、マイクロ波加熱グリル構造について説明 している。米国特許第2,622,187号は、電子レンジの圧力調理器につい て説明している。
で行われる。電子レンジ内ではほとんどの食品とある種のマイクロ波吸収材はマ イクロ波エネルギーが当たると熱せられる。電子レンジ調理室で使用するため特 別に設計された調理器具が数多く市販されており、これらにはステーキ調理器、 蒸し器、こんがり焼き皿、卵料理器、ピザパイ調理器、ベーコン料理器等がある 。
これらの特別用途の器具の各々は、その独特な取り扱い手順に従って特定の食品 を調理する。
本発明の主な目的は、焼く、煮る、あぶる、皮をつくる、油を使って加熱調理す る、圧力調理する、焦がす、蒸す、トーストする等の日常の料理に必要な方法の ほとんどすべてに使用できる多目的部材のキットを提供することである。
また、本発明のもう1つの目的は、半熟卵や目玉焼き、肉や野菜、インスタント 食品、スフレ、ピザパイ、ミートパイ、フルーツパイ(1,2枚皮共)等の冷凍 食品の調理、ケーキ、クツキー、ロールパン、フルーツ三角パイ、ビスケット、 パン等の焼き上げ、ポツプコーンの加熱、フライドチキンや海老フライ等のフラ イ調理済み冷凍フライ食品の調理等ため電子レンジで使用することができるキッ トを提供することである。
発明の概要 本発明によれば、電子レンジ用調理器具は、係合及び引っ繰り返し可能な調理部 材から成る。最も単純な実施例において、この器具は、食品を載せて料理するよ うに作られた第1の面を有する引っ繰り返し可能なマイクロ波吸収性の第1の調 理部材と、食品を載せて料理するように作られた第2の面を有する引っ繰り返し 可能な第2の調理部材と、前記第1及び第2の部材によって構成された蒸気閉じ 込め調理室と、(a)前記第1の部材が頂部部材である場合、(b)前記第2の 部材が頂部部材である場合、(C)前記第1及び第2の調理部材がともに引っ繰 り返されいる場合において、前記第1の部材と第2の部材を係合した状態に保持 する手段とを備えている。第1及び第2の調理部材の重量は低圧力の圧力調理器 の成果を倍にするように選択されるのがよい。任意選択の付属パン部材には、穿 孔されたマイクロ波反射性の引っ繰り返し可能な付属パン部材と、穿孔されてい ないマイクロ波反射性の引っ繰り返し可能な付属パン部材とがある。
マイクロ波吸収性の第1の調理部材は均質なマイクロ波損失性材料でできてぃる のがよい。例えば、マイクロ波吸収性の第1の調理部材は、複合部材、例えば、 マイクロ波透過性のボウル内に取り付けられたマイクロ波吸収性コーティングを 有する金属グリルであるのがよい。
第2の部材は、マイクロ波反射性か、部分的にマイクロ波透過性か、或いはマイ クロ波透過性を有するものであるのがよい。第2の部材は、同時にも別々にも使 用できるマイクロ波透過性及びマイクロ波反射性の2つの異なる調理容器からな るのがよい。
1つの実施例では、第2の調理部材は、ガラス、セラミック、ガラスセラミック 、耐熱プラスチック等でできているマイクロ波透過性の容器である。この容器は 、第1の調理部材と係合して蒸気閉じ込め室を構成するリムを有する。マイクロ 波エネルギーは、マイクロ波透過性の調理部材を通過してマイクロ波の直接吸収 によって蒸気閉じ込め室内の食品を加熱する。別の実施例では、第2の調理部材 は鋼やアルミニウム合金等の金属製のマイクロ波反射性の容器、或いはパン部材 である。マイクロ波反射性の第2の調理部材は、第1の調理部材と係合して蒸気 閉じ込め室を構成するリムを有する。第2の実施例で調理される食品は、すべて の熱を第1の調理部材から受けることになる。これは、第2の実施例の蒸気閉じ 込め室全体がマイクロ波反射性金属で覆われているからである。全マイクロ波エ ネルギーは、食品に全調理熱を与える第4の調理部材のマイクロ波損失性物質に より吸収される。食品が第1の調理部材の調理面にじかに接触する場合と、第1 の調理部材が第2の調理部材の上に載り、第2のtlIN部材によって支持され る場合とがある。この実施例では、第2の調理部材の調理面上の食品は、第1の 調理部材の加熱面から発生された放射エネルギーにより加熱される。
別の実施例では、マイクロ波透過性の第2の調理部材及びマイクロ波反射性の第 2の調理部材は、第2の例のマイクロ波反射性の第2の調理部材がマイクロ波透 過性の第2の調理部材の中に納まっているときには、ともに組み合わさって2つ の蒸気閉じ込め室を形成する。
第1及び第2の引っ繰り返し可能な調理部材は種々の組み合わせで使用できる。
任意選択の付属部材は別個に使用でき、前記第1及び第2の部材のいずれかと使 用されてもよいし、前記第1及び第2の引っ繰り返し可能な調理部材の両方と種 々の組み合わせで使用してもよい。ある例では、第1の部材が底部部材となり、 別の例では第1の部材か頂部部材となる。同様に、ある例では、第2の部材が底 部部材となり、別の例では、第2の部材が頂部部材となる。
図面の説明 上述した構成部材による長所と利点は添付図面を参照することによって以下の詳 細な説明から明白になる。
図」は第1の部材である発熱部材の断面図である。
図2は第2の部材である室形成構成部材の断面図である。
図3は図示したように3個の構成部材から成る第3の部材である収集部材の断面 図でる。
図4は任意選択の第4の部材であるパン部材の断面図である。
図5は第1及び第2の部材の組立体の断面図である。
図6は別の、つまり第1と第2の部材が引っ繰り返しされた組立体の断面図であ る。
図7は第2及び第3の部材の組立体の断面図である。
図8は第1及び第3の部材の組立体の断面図である。
図9は第1の部材及び任意選択のパン部材の組立体の断面図である。
図10は第1、第2及び第3の部材の組立体の断面図である。
図11は第1及び第2の部材、及び任意選択のパン部材の組立体の断面図である 。
図I2は第1及び第2の部材の組立体の断面図である。
図」3は図5と同様の第1及び第2の部材の組立体の断面図で、二枚皮のパイと パイ焼きパンの断面図を含んだ図である。
図14はピザパイの断面図を含む第1、第2及び第4の部材の組立体の断面図で ある。
図15は図5と同様の第1及び第2の部材の組立体の断面図で、ピザパイの断面 図を含んだ図である。
図16はケーキを焼くための第4の部材の代替構造の断面図である。
図17は第1、第2及び図16の第4の部材の組立体の断面図である。
図18は図16と同様の焼かれたケーキの入った第4の部材の断面図である。
図19は第1の部材及び焼かれたケーキの入った第4の部材の組立体の断面図で ある。
図20は第1の部材及び冷凍食品を入れた第4の部材の組立体の断面図である。
図21は第1.第2の部材、及び冷凍食品をトレーに入れ第1の部材上に載せた 第4の部材の組立体の断面図である。
図22は逆さにした2枚皮のパイとパイ焼きパンの断面図を合わせた第1の部材 の断面図である。
図23は第1及び第2の部材、及び断面で示した2枚皮のパイの入ったパイ焼き パンである第4の部材の断面図である。
図24は第1の部材、及びポツプコーンを熱するための截頭円錐形のスリーブを 含む第2の部材の組立体の断面図である。
図25はビスケット、パン、ロールパン等を焼く小室をつくるための第1、第2 、及び第4の部材の組立体の断面図である。
図26は持ち運びや収納のため入れ千成に重ね入れた状態の構成部材のキットの 断面図である。
好ましい実施例の説明 種々の有用な実施例に基づいて本発明を説明する。
図1に発熱部材である第1の調理部材IOを示す。図2にマイクロ波透過性の第 2の調理部材12を示す。図3に収集組立体14を示す。図4に任意選択のパン 部材16を示す。
部材If)、12.14.16は、後述するように種々の組み合わせで使用でき るように形成されでいる。
発熱式の第1の調理部材40は、カーボッラックス(General Refr actor4esCompanyで製造されるシリコン炭化物合成材)等の均質 なマイクロ波損失性物質でできているか、或いは、マイクロ波透過性容器内に取 り付けられれたマイクロ発熱式の第1の調理部材IOは、図1に示すように、マ イクロ波透過性容器18、金属グリル板20、金属グリル板20の表面に接する マイクロ波吸収性部材22、外周密閉リング24、内室26を含む。内室26は 好ましくは、バーミキュライト等の粒子状断熱物質であるマイクロ波非吸収性断 熱材28で充填されている。また、発熱式の第1の調理部材10は、マイクロ波 透過性断熱材でできた適当な把手部材30を有する。金属グリル板20は平坦に なっていることが好ましいが、実施例によっては、以下に説明するように、卵を 焼いたり、ケーキを焼いたりするのに便利なようにグリル板20が皿形になって いる、すなわち凹形になっていてもよい。
好ましくは、マイクロ波透過性容器I8は、耐熱ガラスやガラスセラミック、耐 熱プラスチック等の素材でできている。金属グリル板20は、好ましくは、アル ミニウム合金で形成されているが、鋼、銅、その他の金属や金属合金を用いても よい。金属グリル板20は熱エネルギーを素早く伝え、丈夫で繰り返し使用可能 で拭き取りもできる調理面となっている。
マイクロ波吸収性物質22は、好ましくはシリコンゴムやその他の耐熱担体等の 適正な担体中のフェライト粒子の分散物である。好ましい実施例では、シリコン ゴムコーティング合成物はフェライト粒子で充填されており、金属グリル板20 の内面を比較的厚く(最高5mm)コーティングしている。金属グリル板20の 大きさによってキットのその他の構成部材の大きさが決まる。代表的には、金属 グリル板20は、6〜15インチ、好ましくは8〜12インチの直径を有する。
図2に示すように、マイクロ波透過性の第2の調理部材12は穿孔されておらず 、はぼ平らな底32、傾斜した側壁34、把手部材36、同一平面上にある外周 リム38を備えている。外周リム38は、好ましくは発熱式の第1の調理部材1 0の外周密閉リング24と係合するようになっており、それによって、図5に示 すように、マイクロ波透過性の第2の調理部材12と発熱式の第1の調理部材1 0によって構成された室40の周囲を密閉している。マイクロ波透過性の第2の 調理部材12のリム38は金属グリル板20と係合するのがよい。
本発明の重要な特徴は、マイクロ波透過性の第2の調理部材12は、好ましくは 約1.5〜3ポンド(0,68kg〜1.313kg)のかなりの質量を有する ことである。これによって、室4o内に超大気圧を発達させるのに十分なリム3 8と外周密閉リング24の密封係合を確立することができる。マイクロ波透過性 の第2の調理部材12と金属グリル板2oの表面は密封係合になるのがよい。マ イクロ波透過性の第2の調理部材I2は、好ましくは光を透過させる。またマイ クロ波透過性の第2の調理部材12は耐熱ガラス、ガラスセラミック、耐熱プラ スチック等からできているのがよい。
任意選択の付属金属ポット44はフライパンに似ており、底58と、傾斜した側 壁60と、マイクロ波透過性のパン42の肩部54上に載る外方に延びた上部リ ムフランジ62とを有する。穿孔金属パン46は、穿孔底66と、傾斜した側壁 68とを有し、側壁68は、金属ポット44の傾斜した側壁6oの内面と接して いる。金属ポット44は、好ましくはアルミニウムまたはアルミニウム合金製で 約1.5mmの厚さをもつ。また穿孔パン46も好ましくはアルミニウムまたは アルミニウム合金製で約1.5mmの厚さをもつ。穿孔パン47の穿孔はマイク ロ波エネルギーの通過を遮るほど小さく、蒸気や副産物が自由に通過できるほど 大きくなくてはならない。好ましい実施例では、穿孔は底66全体に亘って配設 されている。別の例では、穿孔は底66の周辺領域にのみ設けられており、この 場合、副生物のい(らかはパン上の食品と接触したまま残る。穿孔面積は約6〜 6511nxである。全穿孔の総面積は底66の総面積の約10〜50%を占め ている。直径が約0.5〜1Oanの円形の孔が好ましい。
任意選択のパン部材16(図4)は、底7oと、直立した側壁72(好ましくは 外方に傾いている)とを有する。任意選択のパン部材16はアルミニウムまたは アルミニウム合金製であることが好ましい。任意選択のパン部材16は、本装置 内で加熱される液体や食料品の料理汁の飛散を防ぎ、また料理の配膳にも役立つ 。任意選択のパン部材16の底7oは、図9.11で明示するように、好ましく は金属グリル板20の表面と直接熱交換するように設置される。随意には、金属 グリル板20の表面に料理油や他の液体の膜を塗り、金属グリル板2oと任意選 択のパン部材16間の熱伝達を促進してもよい。料理油や溶かしバター、その他 の流動体の類似の膜を底7oを覆うように任意選択のパン部材16の中に塗るこ とで、補助の料理パン16からその中の食品への熱伝達を促進してもよい。
写 t マイクロ波透過性の第2の調理部材12と発熱式の第1の調理部材IOは図 5と図6に示すように組み合わせることができる。これらの例の各々では、マイ クロ波透過性の第2の調理部材12のリム38は、金属グリル板20上の外周リ ング24と係合して蒸気閉じ込め室40を形成している。マイクロ波透過性の第 2の調理部材I2が耐熱ガラス等の透明物質でできており、室40内の温度が蒸 気凝縮温度を越える場合、マイクロ波透過性の第2の調理部材12の内壁には凝 縮水分がなく、室40内の料理内容物はマイクロ波透過性の第2の調理部材12 の透明な壁を通して見ることができる。図5では、マイクロ波透過性の第2の調 理部材■2の重量(好ましくは1. 5〜3ポンド)によりリム38と密閉部材 24又は金属グリル板20との係合が促進され、大気圧よりもわずかに高い圧力 の蒸気を閉じ込めるシールを作る。図6では、図5の逆の組み合わせを、食品の 種類と料理人の希望に応じて種々の食品の加熱の手順に使用することができる。
発熱式の第1の調理部材■0の重量(1,5〜3ポンド)により係合が促進され 、大気圧よりもわずかに高い圧力の蒸気を閉じ込めるシールを作る。
図7と図10に示すように、マイクロ波透過性の第2の調理部材12を、収集組 立体I4と組み合わせてもよく、このとき、マイクロ波透過性の第2の調理部材 12のリム38はマイクロ波透過性のポット42の上部リム52と係合して室4 0′ を形成する。
1?IOに示すように、マイクロ波透過性の第2の調理部材12、収集組立体1 4、発熱式の第1の調理部材10の3つの部材が組み合わさって一つの組立体を 成す。
発熱式の第1の調理部材10は、図8に示すように、収集部材14と組み合わせ てもよく、ステーキ等の食物74が穿孔板46上に置かれ金属グリル板20を支 持する。
任意選択のパン部材16は、図9と図11に示すように、発熱式の第1の調理部 材10と組み合わせてもよく、このとき、任意選択のパン部材16の平坦な底7 0は発熱式の第1の調理部材10の金属グリル板2o上に設置される。図9では 、任意選択のパン部材16はフライパン、グリドル、ピザパイパン、ケーキ型等 の機能を果たす。図11では、任意選択のパン部材16は、蒸気保持室4o内に 閉じ込められ、調理される食物(図11では描かれていない)を支持する。
図12は発熱式の第1の調理部材10とマイクロ波透過性の第2の調理部材I2 を組立体として示しており、発熱式の第1の調理部材10が加熱され、マイクロ 波透過性の第2の調理部材I2の内容物(例えばスープや冷凍食品等)は、マイ クロ波エネルギーによって加熱される。IIJ12の組立体は、調理部材の2つ の異なる機能が電子レンジ室内で同時に遂行されるということを示している。
その他の有益な部材の組み合わせを種々の調理手順に応用しながら以下に述べる 。
■、冷凍二枚皮パイ 冷凍二枚皮パイは異なる温度の熱を必要とするため電子レンジでは料理がむずか しい。底部と上部のパイ皮にはペストリーを焼き、それを美しくおいしそうに見 せるよう焦がさずにきつね色にさせるために高温が要求される。冷凍パイの中身 はたいてい水分(例えばアップルパイ、チェリーパイ、ミートパイ等)で、解凍 熱とその料理手順を完了するための追従する熱を必要とする。
図5に描かれた部材の組立体は図13に再び示され、本調理キットを用いた二枚 皮パイの調理を表している。
冷凍二枚皮パイ(代表的にはフルーツパイ)を成功して焼(ため、金属グリル板 20かパイ皮を焼くのに十分な温度の華氏350〜Soo度に至るまで図5の組 立体を予熱する。マイクロ波透過性第2の調理部材12と発熱式の第1の調理部 材IOから成る予熱された組立体ユニットは並置された把手3oと把手36を使 って電子レンジから取り出される。冷凍フルーツバイア6は図13のように金属 グリル板20にじかに載せられる金属パイ焼きプレート78に入れられて室40 内に配置される。マイクロ波透過性の第2の調理部材12が元に戻され、図13 の状態の組立体は電子レンジに戻されてマイクロ波エネルギーを受ける。金属グ リル板20のかなりの高温が金属パイ焼きプレート78を介して直接冷凍パイ7 6に伝わり、底部パイ皮80を解凍させ、実際に焼く。マイクロ波エネルギーは 上部パイ皮82を通過してこれを焼き、パイの充填物84を解凍・加熱する。
またパイの充填物84は金属パイ焼きプレート78と底部皮8oを通る金属グリ ル板20からの熱によっても熱せられる。上部パイ皮82が無孔であれば、皮8 0は上方に持ち上がりドーム形に一定に焼けやすくなる。
調理中、料理人は発熱式の第1の調理部材10の熱容量を考慮し、発熱式の第1 の調理部材IOの予熱時間を選択する。その結果、パイ76が予熱された金属グ リル板20に接しているとき、適量の蓄熱か底部皮80に到達できる。食品の中 には26オンスの冷凍フルーツパイ等のように、熱を蓄えるため発熱式の第1の 調理部材10を予熱する必要がないものがある。パイが解凍され、パイ充填物が 加熱され、上部皮が色づいている間、発熱式の第1の調理部材10には底部皮を 加熱し色づけるための十分な時間がある。液状充填物を詰めた小さな8オンスミ ートパイには予熱や熱された金属グリル板20上にねかせる時間がさらに必要と なる。
すべての場合において、焼き中、パイは室40内に閉じ込められる。
図13の組立体を用いて冷凍されていない新鮮な二枚皮パイを焼(こともできる 。
図13の装置を用いて一枚皮パイ(上部皮)を焼くこともできる。この際には、 冷凍一枚皮パイをその金属パイ焼きプレートに入れて室40内に置き、組立体を 電子レンジ内に置いてマイクロ波エネルギーにさらす。
If、ピザパイ 図11の組立体は図14にも示されており、冷凍ピザパイの料理に使用される。
このとき、任意選択のパン部材16か金属グリル板20上に配置され冷凍ピザパ イ86が付属パン部材I6上に載っている。図11の組立体はピザパイを除いて 適度な温度(好ましくはは華氏350〜500度)まで予熱される。任意選択の 付属パン部材16上のピザパイ86は金属グリル板2oと熱伝達関係に置かれ、 組立体はマイクロ波エネルギーにさらされる。マイクロ波透過性の第2の調理部 材I2を通過するマイクロ波エネルギーはピザパイ86のトッピング88を加熱 し、またピザパイから水分を気化させて蒸気閉じ込め室40内で蒸気を形成する 。
蒸気はマイクロ波透過性の第2の調理部材夏2の重量によって定まるゎずがな超 大気圧で閉じ込められる。冷凍ピザパイ86に独自のアルミホイルパン9oが装 着されている場合、任意選択の付属パン部材16は不要となり、組立体は図15 に示されるように使用される。ピザパイ84はそのアルミホイルパン9oに入れ られ、金属グリル板20にじかに置かれる。ピザパイに一定の熱を加えるため、 料理油を数滴金属グリル板2o上に落とし、金属グリル板2oと任意選択の付属 パン部材IS(図14)やアルミホイルパン90(図15)との熱的接触がより 一定になるようにすることが望ましい。
図11では、パン16の代わりに穿孔パン46を金属グリル板2o上で使用する こともできる。パン46の穿孔はピザバイ皮の皮焼きゃ色づけを妨げることはな い。
IIL半熟調理と目玉焼き 任意選択の付属パン部材16と発熱式の第1の調理部材10の組み合わせが図9 に示されている。ここでは、オプションの付属パン部材16がグリドルやフライ パンの機能を果たす。図9での2つの部材の組み合わせは電子レンジ内に設置さ れ適温になるまで加熱される。次いで、このユニットはレンジから出されるが、 これに蓄えられた熱エネルギーによって電子レンジの外で目玉焼きを焼(ことが できる。この実施例では、金属グリル板20はくぼんでおり、卵が板の中央に置 かれるようになっている。
新鮮な卵は電子レンジ調理には過敏であることが知られており、レンジ内で加熱 されると堅い部分とほとんど生の部分ができてむらのある仕上がりになることが 多い。このむらは、回転テーブルを設置したり、たびたび電子レンジを開けて卵 をレンジ室内の別の位置に移動させることで幾分は解消される。しかし本発明に 従って卵を料理した場合、発熱式の第1の調理部材10と組み合わされた熱せら れた任意選択の付属パン部材16には適度な熱か保たれ、電子レンジの外で生卵 を丁度良い堅さに完璧に調理することができる。
調理中、発熱式の第1の調理部材10、マイクロ波透過性の第2の調理部材I2 、付属パン16が図IIの状態で予熱された場合、予熱されたアルミニウムパン I6はフライパンとなり卵をその中で焼くことができる。発熱式の第1の調理部 材10は適温まで加熱され十分な熱が組立体の中に蓄積される。殻つき卵は熱し た付属パン16に置かれるが、卵の黄身を「堅くするJマイクロ波エネルギーに はさらされない。
発熱式の第1の調理部材lOとマイクロ波透過性の第2の調理部材12が図5の 状態で一定時間予熱された場合、この組立体によって金属グリル板2oや金属付 属パン16(図9)上の卵が半熟調理(とろ火料理)される。注意すべきことと して(1)卵を半熟調理する際金属グリル板20を予熱するのに要する時間は目 玉焼きに要する時間のほんのわずかである(2)アルミニウム付属パン16は空 のまま予熱しない(3)良い熱接触を促すため油を使用しない、ことかあげられ る。卵は約5分で、発熱式の第1の調理部材10に蓄えられた熱エネルギーのみ によってゆっくりと個々の好みに応じて半熟状に調理される。
油を使って調理される、或いは焼かれるその他の食品は図9と図11の状態の発 熱式の第1の調理部材10と任意選択の付属パン部材16の熱された組み合わせ に載せることができる。図11の組立体は以下の理由で好ましい。すなわち(1 )室40内に集められた熱が逃げない(2)ベチャベチャのものでも入れられる (3)はとんどの電子レンジ室内に発生する循環空気の冷却作用から食品が保護 される(4)重量がありガラス製のマイクロ波透過性の第2の調理部材I2が熱 されるにともないマイクロ波損失が増大する、等の理由である。
IV、ケーキを焼く 電子レンジでケーキを焼くことは不均一に熱があたることでこれまでは難しいと されてきた。ケーキはむら状に膨れ上がり望ましくない不均一な表面ができやす い。
本発明では、ケーキ生地92は混ぜ合わされて薄く油を塗った任意選択の付属パ ン部材16’ に流される。パン16′は、好ましくはほぼ直立した、あるいは やや傾いた側壁72′を有し、図16に示す在米のケーキ型に対応する。ケーキ バター92の量は、焼かれたケーキが側壁72′ の高さをわずかに越えるまで 膨れるように十分になくてはならない。図5に示す発熱式の第1の調理部材10 とマイクロ波透過性の第2の調理部材12の組み合わせは、ケーキバター92と 任意選択の付属パン部材16’を入れる前に電子レンジ内で予熱される。図17 に示される熱せられた発熱式の第1の調理部材10と、ケーキバター92の入っ た付属パン部材16′ と、マイクロ波透過性と第2の調理部材12の組み合わ せは電子レンジ内に戻されそこでケーキバターの要因、すなわち(1)電子レン ジ内のマイクロ波エネルギー(2)発熱式の第1の調理部材1oからの伝導熱( 3)室40内の超大気圧蒸気、によって焼ける。ケーキが任意選択の付属パン部 材16′ の枠の高さを越えて焼き上がると、ケーキの表面92(INI8)は 不均一で堅い張りもなければ焦げ色もついていない状態になる。図17の組立体 は電子レンジから取り出され分離される。加熱された発熱式の第1の調理部材1 oは逆にされ、図」9のようにケーキの上に置かれる。ケーキ92′ は加熱さ れた金属グリル板20とじかに接することで焦げ色がつき、表皮ができて平坦に なり通常の表面ができあがる。
発熱式の第1の調理部材10の重量によりケーキ92′をつぶすことはなく、こ の重みによりケーキの上面は任意選択の付属パン部材16°の上枠と同一平面に 平坦にされる。
更に色をつけ、表面の堅さを増すにはパン部材16′上に発熱式の第1の調理部 材10を更に長い時間マイクロ波エネルギーにさらせばよい。この追加の時間中 マイクロ波エネルギーはケーキには達しない。これはケーキの上部は金属グリル 板20によって、側面と底部は付属パン部材16’によって保護されているかア ルミホイルパンや耐熱プラスチックパンまたは別の耐熱支持体上に在米の仕方で 包装された冷凍食品は、図5に示す型の、つまり発熱式の第1の調理部材10と マイクロ波透過性の第2の調理部材12からなる組立体の中に置かれる。
冷凍食品96は素早く便利に熱せられる。冷凍食品を入れる前に組立体が予熱さ れていないとマイクロ波透過性の第2の調理部材12の内面は凝縮した水分で覆 われる。凝縮した水分は発熱式の第1の調理部材10の金属グリル板20の表面 に流れ落ち、沸騰して蒸気となり組立体の総熱量を増やす。ある段階では、室4 0はその中の蒸気の露点以上に加熱され、マイクロ波透過性の第2の調理部材1 2の内面の結露は解消される。こうして料理人は食品を目で観察することができ 、食品がほどよく加熱される頃合がわかる。経験豊富な料理人は冷凍食品にはい くらか後調理が起こることを認識して考慮に入れるはずである。
冷凍食品96は金属グリル板20から冷凍食品容器94を通り冷凍食品96の底 部に伝わる熱によって加熱される。同時に、マイクロ波透過性の第2の調理部材 12を通り室40に入るマイクロ波エネルギーは冷凍食品96を貫通し水分の揮 発を起こして冷凍食品96を加熱する。揮発蒸気が室40内でわずかに超大気圧 の圧力で閉じ込められているため冷凍食品96の脱水量は制限される。肉の部分 に対して、部のエントウ豆や人参等の水和状態を低減するための解凍・加熱に先 立ち、冷凍食品96の上面の一部に霧を吹(ことが望ましい。水分の追加に関し ては米国特許第4,390,555においてより詳しく説明されている。
分に焼くのが難しい底部皮がある冷凍ミートパイや他の水分の多い材料のパイは 、本発明の調理キットのふされしい部材を使用した斬新な方法により焼(ことが できる。図22では、冷凍パイ98は底部皮102、上部皮104、水分のある 充填物106から成る。冷凍パイ98はアルミホイルや他の金属の金属パイ焼き パンI00上に置かれている。冷凍パイ98は上下逆に、上部皮104が発熱式 の第]の調理部材10の金属グリル板20に対するように置かれ、マイクロ波透 過性の第2の調理部材12によって蓋をされる。
図22に示す組立体は電子レンジ内に置かれマイクロ波エネルギーにさらされる 。マイクロ波エネルギーは金属パイ焼きパン100を通過できず結果的にマイク ロ波吸収性物質22を熱する。この熱は金属グリル板20に伝導しその後直接上 部パイ皮104に伝わる。上部パイ皮104は解凍し、適度な焦げ色かつ(まで 部分的に焼ける。その後、図22の組立体を電子レンジから取り出す。冷凍パイ 98の上部皮104は部分的に焼かれており、底部皮102は上部皮104が部 分的に焼かれる間放出される蒸気によって解凍され加熱されている。この部分的 に焼かれたパイを発熱式の第1の調理部材IO上に正常位に置き、図23の組立 体ができるようマイクロ波透過性第2の調理部材12をかぶせる。水分のあるパ イ充填物106は上部皮104が部分的に焼かれる間も凍ったままである。その ためパイ98は大体が冷凍状態のままなのでたやすく逆にできる。
図23の熱せられた組立体を電子レンジに戻してパイを焼き上げる。焼いている 最後の段階で底部皮102は主に金属グリル板20からパイパン100を通る熱 エネルギーの伝導によって加熱される。水分を含むパイ充填物106は主にマイ クロ波透過性の第2の調理部材12と上部皮104を貫通するマイクロ波エネル ギーによって加熱される。予め焦げ色のついた上部皮104はこのときには膨れ る準備ができており、膨れ上がってパリパリになり茶色に変わる。室40は超大 気圧の蒸気で満たされ、金属グリル[20から放出される華氏350〜500度 の熱と共に側面と底部皮102を加熱して焼く。
代表的には、図22に関して説明した作業では、好ましくはパイの上面を解凍し 不完全に焦げ目をつけるには金属グリル板20の温度が約華氏350度まで上が るのに要する通常の時間の後およそ2分の時間がかかる。例えば金属グリル板2 0が華氏350度まで上昇するのに7分の時間を要する場合、冷凍パイ皮と接し た金属グリル板20は約9分間加熱される。
vrr、ポツプコーン 電子レンジでポツプコーンを焼く多数の方法が米国特許第3,973,045号 、第4,292,332号、第4,435,628号、第4,450,180号 に説明されている。本発明の調理キットは、図24に示すように、改良されたポ ツプコーン製造器を提供する。図12の組立体は、狭い方の開口部が金属グリル 板に接するように置かれた截頭円錐形のスリーブ108を備える。スリーブ10 8ははじけていないポツプコーンを金属グリル板20の最も熱い部分である中央 部にとどめる。はじけていないポツプコーンの供給源110を截頭円錐形の10 8の底に置く。マイクロ波透過性の第2の調理部材12を発熱式の第1の調理部 材lO上にかぶせ、図24の組立体を電子レンジの中に置く。はじけていないポ ツプコーンの供給源備蓄110は熱せられるとポンとはじけてはじかれたポツプ コーン112ができ、これは、截頭円錐形のスリーブ108の中を上昇して金属 グリル板20の熱表面の比較的低温の周囲上へあふれる。はしけが完了したら、 図24の組立体を電子レンジから取り出して引っ繰り返す。その後、マイクロ波 透過性の第2の調理部材I2ははじかれたポツプコーン112を保温する器とし て役立つ。マイクロ波透過性の第2の調理部材12をその上部が開いた状態に引 っ繰り返した後、截頭円錐形のスリーブ108を第2の調理部材12から取り除 く。截頭円錐形のスリーブ10&は好ましくは耐熱ガラス製である。
vrrr、蒸し料理 図7のように、本調理キットを組み合わせ蒸し基型の調理器具にすることができ 、穿孔された付属パン46と金属ポット44の下方の室41に水が供給される。
金属ボット44は使用されないこともあれば穿孔付属パン46上に逆さにされる こともある。水が蒸発して発生した蒸気は室40と41内に保たれる。穿孔パン 46上のいずれの食品も蒸し器の要領で蒸されて調理される。この方法はンーフ ード(ロブスタ−1海老等)、デザート(プラムプディング、イチジクプディン グ等)、蒸し菓子(ロールケーキ、パン等)を調理するのに便利である。
穿孔付属パン46か室40内で棚の役をしている際、食品は穿孔付属パン46上 あるいは直接マイクロ波透過性のボット42内でマイクロ波エネルギーにさらさ れる。穿孔付属パン46が棚として使用されるとき水は穿孔付属パン46の下で 沸騰し、その沸騰している湯からの蒸気が室40内に込められ中の食品を蒸し上 げる。熱した金属グリル板20に接する蒸気は過熱状態になる。
食品を蒸すには、例えば冷凍ロブスタ−の尾を料理するには、料理人はまず冷凍 ロブスタ−の尾を図6に示す組立体のマイクロ波透過性の第2の調理部材12内 で加熱する前に水に通す。別な方法として、まず水をいくらかマイクロ波透過性 の第2の調理部材12内で沸騰させ、その後冷凍ロブスタ−の尾を沸騰している 湯の中に入れて発熱式の第1の調理部材10で蓋をする。すると、食品は金属グ リル板20とマイクロ波エネルギーによって熱された超大気圧蒸気にさらされる 。
蒸し料理の別の例として、図6の組立体でフランクフルトソーセージ(ホットド ッグ)を料理する場合をあげる。フランクフルトソーセージをマイクコ波透過性 の第2の調理部材12内に置き、マイクロ波エネルギーと超気圧蒸気によって加 熱する。フランクフルトソーセージの汁や料理人によって室に加えられた水分か らの蒸気は金属グリル板20とと接触して過熱状態になる。フランクフルトソー セージを加熱したら、図6の組立体を引っ繰り返して図5の組立体にする。フラ ンクフルトソーセージは熱い金属グリル板20上に落ち、はどよい焦げ目がつく まで焼かれる。
ホットドッグパンも図6の組立体でフランクフルトソーセージとともにマイクロ 波透過性の第2の調理部材12内に置いて加熱できる。構成部材を引っ繰り返す ととホットドッグパンはフランクフルトソーセージが焼ける間金属グリル板20 上でトーストされる。
■X、冷凍フライ食品 フライドポテトやフライドチキン等の冷凍フライ済み食品を加熱調理する新しい 方法では図6に示すように組み立てられた発熱式の第1の調理部材lOとマイク ロ波透過性の第2の調理部材12を用いる。組立体を電子レンジ内のマイクロ波 によって調理温度(約華氏500度)に達するまで予熱する。組立体を取り出し て冷凍フライ食品をマイクロ波透過性の第2の調理部材12の底32の上の室4 0内に置く。予熱された組立体を電子レンジ内に戻して食品を解凍して適度な仕 上がり温度になるまでマイクロ波エネルギーにさらす。次いで、発熱式の第1の 調理部材IOとマイクロ波透過性第2の調理部材12を図5の状態に引つ繰り返 すと、温まったフライ食品は重力で金属グリル板20上に落ちる。ここで、食品 は熱い金属グリル板20に表面接触して焼1九色づき、カリカリになり、揚がり 、場合によっては焦げがつく。
豊富な油での揚げ物に似たことも解凍と加熱中に失われるであろういくらかの油 を補充するため少量の料理油を冷凍食品にかけることで行える。組立体を引つ繰 り返した瞬間に加熱された食品が熱した金属グリル板20上に落ちる際、金属グ リル板20上の温度の損失は冷凍食品を熱した金属グリル板20上に載せたとき ほど著しくはない。
図5と図6のどちらの形態でも、電子レンジから組立体を取り出し、把手30と 把手36を一緒にしっかりつかんで組立体を揺すり中の食品を激しく動かすこと で食品を十分に混ぜることができる。
遮蔽副生物凝縮室41を覆う穿孔アルミニウム付属パン46上に支持されたステ ーキ74が示されている。ステーキ74は発熱式の第1の調理部材1(lに接し これを支えている。発熱式の第1の調理部材lOの重量により金属グリル板20 はステーキ74の上部と接着している。熱された金属グリル板20はステーキ7 4の上面を熱して焼く。ステーキを焼く間に生じた液状副産物は重力によって副 産物収集室41へ流れ落ち、後にグレービーソースとして使用されることもある 。
マイクロ波エネルギーはステーキの側面から直接ステーキ74に届き、肉を熱し て調理する。ステーキ74には骨が全くないことが望ましい。なぜなら骨は金属 グリル板20とステーキ上面の必須の接着を妨げることがあるからである。マイ クロ波遮蔽副産物凝縮室41はマイクロ波から防御されており、料理の副生物が マイクロ波エネルギーで熱せられることのないようにしている。料理の副生物は 後に料理するため保存されることもあれば捨てられることもある。
X■、ソーセージ 図1Oは収集組立体14上のマイクロ波透過性の第2のwR浬部材12を表して いる。この形態はソーセージ等の料理中に多量の液体副産物を出す食品を急激に 解凍・加熱するのに便利である。図10のマイクコ波透過性のボット42はガラ スまたはセラミック製で金属グリル板20上にじかに置かれる。発熱式の第1の 調理部材lOは副生物を出す食品が予備調理されている間予熱される。ソーセー ジ等の食品がマイクロ波エネルギーを受け適度に予備調理されたら、収集組立体 14を取り外して図5の組立体を再び構成して熱された金属グリル板20上でソ ーセージを焦がして最終的に焼く。また、予熱されたソーセージが金属グリル板 20上で完全に料理される間、金属グリル板20上で同時に目玉焼きをすること も可能である。卵の調理と最終のソーセージ調理はマイクロ波エネルギーを受け ずに、つまり電子レンジの外で行われることが望ましい。
XIl、ビスケット ビスケットは、発熱式の第1の調理部材10、マイク可変透過性の第2の調理部 材12、引っ繰り返した金属ポット44で構成された図25に図示される組立体 により焼かれる。金属パン44と金属グリル板20が重なって蒸気閉じ込めベー キング室121を仕切っている。この実施例では、引っ繰り返された金属ポット 44は発熱式の第1の調理部材IOと係合して蒸気閉じ込め室121を形成して いるためマイクロ波反射性の第2の調理部材の役を果たしている。それぞれのビ スケット120はベーキング室121内に置かれるが、引っ繰り返された金属ポ ット44と金属グリル板20によって構成された金属の囲いで覆われているため マイクロ波から遮蔽されている。ビスケットを焼き始めるとき金属グリル板20 は室温であるかまたは予熱されている。ビスケット120は熱された金属グリル 板20からの熱伝導で加熱され上に持ち上がる(膨らむ)。ビスケットが膨らみ 下面が茶色に色づくと、組立体を電子レンジから取り出してビスケット120が 金属グリル板20の上で裏返される。図25の組立体を再び構成して電子レンジ 内に戻してビスケットのもう一方の面を色づける。ビスケットを焼く作業中、マ イクロ波透過性の第2の調理部材12により組立体からの多大な熱損失が防がれ 、さらに室121内の超気圧が密閉される。
重ね合わせ 好ましい実施例では、本調理キットの構成部材である発熱式の第1の調理部材I O、マイクロ波透過性第2の調理部材12、収集組立体14、任意選択のパン部 材16は運搬や収納のため入れ予成に重ね合わせることができるべきである。
任意選択のパン部材■6はマイクロ波反射性の第2の調理部材ともなることに留 意されたい。代表的な器具の重ね合わせが図26に示される。使用されないとき にはすべての部材が重なった状態で電子レンジ内に納められることが好ましい。
重ね合わせるには数種の構成部材の側壁の傾きが適正に設計され、深さと幅が適 正に選択されている必要がある。例えばより大きなベーキング室121が備わる よう金属ボット44は一つ以上あることが望ましい。
概説 調理が完了したとき、第2の調理部材I2を図12のように発熱式の第1の調理 部材IO上に残しておくと給仕する際も料理が保温される。
異なるサイズと形状の追加の便利な付属金属パンを備えることが望ましい。本キ ットの構成部材の断面は好ましくは円形となっている。その他の断面形、例えば 、好ましくは角が丸まった正方形、好ましくは角が丸まった長方形、楕円形、そ の他予期される食料品や容器の形に対応した形、等も適用可能で時には望ましい ことさえある。
平成 年 月 日 23発明の名称 電子レンジ用調理キ・ソト3、特許出願人 氏 名 レヴインソン メルヴイン エル5、補正書の提出年月日 1992年 5月11 日請求の範囲 1.係合且つ引っ繰り返し可能な調理部材を備えた電子レンジ用調理キットであ って、 食物を載せて調理するようになった第1の面を有する引っ繰り返し可能なマイク ロ波吸収性の第1の調理部材と、 食物を載せて調理するようになった第2の面を有する引っ繰り返し可能な第2の 調理部材と、 前記第]及び第2の部材により構成された蒸気閉じ込め調理室と、(a)前記第 1の部材が頂部部材である場合、(b)前記第2の部材が頂部部材である場合、 (C)前記部材がともに引っ繰り返されている場合、において前記第1の部材と 第2の部材を係合状態に保持する手段と、を備え、前記調理部材は、前記第1の 面が上にくる位置で、前記第1の面が食物を支持して食物を調理するようになっ ており、又、第2の面が上にくる位置で、前記第2の面が食物を支持して食物を 調理するようになっていることを特徴とする電子レンジ用調理キット。
2、前記第1の調理部材の重さが、0.68kgから1.36kgであることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
3、前記第2の調理部材の重さが、0.68kgから1.36kgであることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
4、前記第1の部材と第2の部材を係合状態に保持する手段が、前記第1の調理 部材上の少なくとも1個の把手部材と、前記第2の調理部材上の少なくとも1個 の把手部材より成り、前記各把手部材を並置して前記調理器具を単一体として移 送及び引っ繰り返しできるようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の 調理キット。
5、前記第2の調理部材が、リムを有するマイクロ波透過性のボウル部材である ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
6、前記リム内の第2の調理部材が前記第1の調理部材の前記第1の面に載って この第1の面と係合し、更に、熱伝達関係に前記第1の面に載る底を有し、前記 蒸気閉じ込め室内に全体が閉じ込められた付属のパン部材を備えたことを特徴と する請求の範囲第5項記載の調理キット。
7、前記付属のパン部材は、穿孔されて蒸気が通過できるようになっており、マ イクロ波反射性材料でできていることを特徴とする請求の範囲第6項記載の調理 キット。
8、前記第2の調理部材が、底と、リムを備えた側壁とを有するマイクロ波反射 性の第1のパン部材であり、前記リムが前記第1の調理部材を支持し、前記第1 の部材と係合することを特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
9、前記蒸気閉じ込め室内に位置して、前記第2の面の上方に支持された底を有 する穿孔された付属のパン部材と、前記付属のパン部材と前記第1のパン部材に より構成された副生物収集室と、を含み、前記副生物収集室は前記蒸気閉じ込め 室内に全体が閉じ込められていることを特徴とする請求の範囲第8項記載の調理 キット。
10、前記第2の調理部材が、底と側壁とを有する金属パンであり、前記側壁の 開放リムが前記第1の調理部材の前記第1の面と係合可能であり、前記底が前記 第2の面を備えたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
11、前記第2の調理部材が、耐熱ガラス、セラミック材料、ガラスセラミック 材料又は耐熱プラスチックでできていることを特徴とする請求の範囲第5項記載 の調理キット。
12、電子レンジ内で使用される引っ繰り返し可能なマイクロ波調理装置であっ て、 裏面と接触してマイクロ波吸収材料を有する熱伝導性金属グリルを有する発熱部 材と、 前記発熱部材と係合するリムを有する穿孔されていないマイクロ波透過性のボウ ル部材と、 前記発熱部材と前記ボウル部材により構成された蒸気閉じ込め室と、前記装置を 引っ繰り返ししている間に、前記発熱部材と前記ボウノ鴫材を係合状態に保持す る手段と、を備え、 前記ボウル部材が、そのリムが上にきた位置で、その内面と接触した状態で食物 を加熱しつつ閉じ込めるようになっており、前記ボウル部材内の前記内面が、前 記熱伝導性金属グリルの下方に位置すると共に前記熱伝導性金属グリルと接触せ ず、前記ボウル部材が更に、そのリムが下にくる位置で、前記熱伝導性金属グリ ルと接触している料理食物からの蒸気性の調理副生物を閉じ込めるようになって いることを特徴とする調理装置。
13、前記第1の調理部材の重さが、0.68kgから1.36kgであること を特徴とする請求の範囲第12項記載の調理キット。
14、前記ボウル部材か、そのリムが下にくる位置において、更に、熱伝達関係 に前記金属グリルに載る底を有し、前記蒸気閉じ込め室内に全体が閉じ込められ た補助的なパン部材を備えたことを特徴とする請求の範囲第12項記載の調理装 置。
15、前記ボウル部材か少な(とも1個の把手部材を有し、前記発熱部材が前記 ボウル部材の前記把手部材と並置された少なくとも1個の把手部材を有し、これ により、前記料理装置を単一体として移動及び引っ繰り返しできるようにしたこ とを特徴とする請求の範囲第12項記載の調理装置。
16、前記ボウル部材の重さが、0.68kgから1.36kgであることを特 徴とする請求の範囲第12項記載の調理装置。
17、リムか上にくる位置で底が前記ボウル部材内に配設される補助的な穿孔さ れていない金属パンを含み、前記補助的な穿孔されていない金属パンの前記底の 上方に配置されて前記補助的な穿孔されていない金属パンと共にマイクロ波遮蔽 室を構成する穿孔された金属パン部材を有し、前記発熱部材は前記ボウル部材の 開放された頂部の上方に配置されて前記蒸気閉じ込め室を構成することを特徴と する請求の範囲第12項記載の調理装置。
18、前記ポウl鴫材が、そのリムが下にくる位置において、前記金属グリルと 係合可能で前記グリル上の選定された位置に食物の位置を制限する手段を有し、 前記選定された位置が、前記金属グリルの調理面よりも小さいことを特徴とする 請求の範囲第12項記載のマイクロ波調理装置。
19、食物の位置を規制するための前記手段が、両端部が開放して両端部にリム を有するスリーブより成り、前記スリーブが前記金属グリルの前記調理面と係合 する第1のリムと、前記グリル上方に位置する第2のリムとを有することを特徴 とする請求の範囲第18項記載のマイクロ波調理装置。
20、前記ボウル部材が、そのリムが下に(る位置において、底とリムとを有す る補助的な穿孔されていない金属パン部材を含み、前記リムは、前記蒸気閉じ込 め室内で前記金属グリルと係合し、それにより、前記補助的なパン部材と前記金 属グリルの調理表面とは、マイクロ波遮蔽加熱室を構成することを特徴とする請 求の範囲第12項記載のマイクロ波調理装置。
21、前記ボウル部材の重さが、0.68kgから1.36kgであることを特 徴とする請求の範囲第20項記載のマイクロ波調理装置。
22、前記グリルと係合する前記補助的なパン部材が穿孔されていることを特徴 とする請求の範囲第14項記載の調理装置。
23、マイクロ波透過性のポットと、前記マイクロ波透過性のポット内に係合す る金属ポットと、前記金属ポット内に係合する穿孔された金属パンと、からなる 収集組立体と、前記マイクロ波透過性のポットの開放端に設けたリムと、を備え 、前記マイクロ波透過性のボウル部材が、前記マイクロ波透過性のポットの前記 リムと係合し、それにより、前記マイクロ波透過性のボウル部材と前記マイクロ 波透過性のポットとの間に密閉された室を構成するリムを有し、前記マイクロ波 透過性のポットが、前記マイクロ波吸収性発熱部材に載ることを特徴とする請求 の範囲第12項記載のマイクロ波料理装置。
国際調査報告

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.係合且つ引っ繰り返し可能な調理部材を備えた電子レンジ用調理キットであ って、 食物を載せて調理するようになった第1の面を有する引っ繰り返し可能なマイク ロ波吸収性の第1の調理部材と、 食物を載せて調理するようになった第2の面を有する引っ繰り返し可能な第2の 調理部材と、 前記第1及び第2の部材により構成された蒸気閉じ込め調理室と、(a)前記第 1の部材が頂部部材である場合、(b)前記第2の部材が頂部部材である場合、 (C)前記部材がともに引っ繰り返されている場合、において前記第1の部材と 第2の部材を係合状態に保持する手段と、を備えたことを特徴とする電子レンジ 用調理キット。
  2. 2.前記第1の調理部材の重さが、0.68kgから1.36kgであることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
  3. 3.前記第2の調理部材の重さが、0.68kgから1.36kgであることを 特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
  4. 4.前記第1の部材と第2の部材を係合状態に保持する手段が、前記第1の調理 部材上の少なくとも1個の把手部材と、前記第2の調理部材上の少なくとも1個 の把手部材より成り、前記各把手部材を並置して前記調理器具を単一体として移 送及び引っ繰り返しできるようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の 調理キット。
  5. 5.前記第2の調理部材が、リムを有するマイクロ波透過性のボウル部材である ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
  6. 6.前記リム内の第2の調理部材が前記第1の調理部材の前記第1の面に載って この第1の面と係合し、更に、熱伝達関係に前記第1の面に載った底を有し、全 体が前記蒸気閉じ込め室内に閉じ込められた付属のパン部材を備えたことを特徴 とする請求の範囲第5項記載の調理キット。
  7. 7.前記付属のパン部材は、穿孔されて蒸気が通過できるようになっており、マ イクロ波反射性材料でできていることを特徴とする請求の範囲第6項記載の調理 キット。
  8. 8.前記第2の調理部材が、底と、リムを備えた側壁とを有するマイクロ波反射 性の第1のパン部材であり、前記リムが前記第1の調理部材を支持し、前記第1 の部材と係合することを特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
  9. 9.前記蒸気閉じ込め室内に位置して、前記第2の面の上方に支持された底を有 する穿孔された付属のパン部材と、前記付属のパン部材と前記第1のパン部材に より構成された副生物収集室と、を含み、前記副生物収集室は前記蒸気閉じ込め 室内に全体が閉じ込められていることを特徴とする請求の範囲第8項記載の調理 キット。
  10. 10.前記第2の調理部材が、底と側壁とを有する金属パンであり、前記側壁の 開放リムが前記第1の調理部材の前記第1の面と係合可能であり、前記底が前記 第2の面を備えたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の調理キット。
  11. 11.前記第2の調理部材が、耐熱ガラス、セラミック材料、ガラスセラミック 材料又は耐熱プラスチックでできていることを特徴とする請求の範囲第5項記載 の調理キット。
  12. 12.電子レンジ内で使用される引っ繰り返し可能なマイクロ波調理装置であっ て、 裏面と接触したマイクロ波吸収材料を有する熱伝導性金属グリルを有する発熱部 材と、 前記発熱部材と係合するリムを有する穿孔されていないマイクロ波透過性のボウ ル部材と、 前記発熱部材と前記ボウル部材により構成された蒸気閉じ込め室と、前記装置を 引っ繰り返ししている間に、前記発熱部材と前記ボウル部材を係合状態に保持す る手段と、を備え、 前記ボウル部材が、そのリムが上にきた位置で、その内面と接触した状態で食物 を加熱しつつ閉じ込めるようになっており、前記ボウル部材内の前記内面が、前 記熱伝導性金属グリルの下方に位置すると共に前記熱伝導性金属グリルと接触せ ず、前記ボウル部材が更に、そのリムが下にくる位置で、前記熱伝導性金属グリ ルと接触している調理食物からの蒸気性の料理副生物を閉じ込めるようになって いることを特徴とする調理装置。
  13. 13.前記第1の調理部材の重さが、0.68kgから1.36kgであること を特徴とする請求の範囲第12項記載の調理キット。
  14. 14.前記ボウル部材が、そのリムが下にくる位置において、更に、熱伝達関係 に前記金属グリルに載る底を有し、前記蒸気閉じ込め室内に全体が閉じ込められ た補助的なパン部材を備えたことを特徴とする請求の範囲第12項記載の調理装 置。
  15. 15.前記ボウル部材が少なくとも1個の把手部材を有し、前記発熱部材が前記 ボウル部材の前記把手部材と並置された少なくとも1個の把手部材を有し、これ により、前記料理装置を単一体として移送及び引っ繰り返しできるようにしたこ とを特徴とする請求の範囲第12項記載の調理装置。
  16. 16.前記ボウル部材の重さが、0.68kgから1.36kgであることを特 徴とする請求の範囲第12項記載の調理装置。
  17. 17.リムが上にくる位置で底が前記ボウル部材内に配設される補助的な穿孔さ れていない金属パンを含み、前記補助的な穿孔されていない金属パンの前記底の 上方に配置されて前記補助的な穿孔されていない金属パンと共にマイクロ波遮蔽 室を構成する穿孔された金属パン部材を有し、前記発熱部材は前記ボウル部材の 開放された頂部の上方に配置されて前記蒸気閉じ込め室を構成することを特徴と する請求の範囲第12項記載の調理装置。
  18. 18.前記ボウル部材が、そのリムが下にくる位置において、前記金属グリルと 係合可能で前記グリル上の選定された位置に食物の位置を制限する手段を有し、 前記選定された位置が、前記金属グリルの調理面よりも小さいことを特徴とする 請求の範囲第12項記載のマイクロ波調理装置。
  19. 19.食物の位置を規制するための前記手段が、両端部が開放して両端部にリム を有するスリーブより成り、前記スリーブが前記金属グリルの前記調理面と係合 する第1のリムと、前記グリルの上方に位置する第2のリムとを有することを特 徴とする請求の範囲第18項記載のマイクロ波調理装置。
  20. 20.前記ボウル部材は、そのリムが下にくる位置において、底とリムとを有す る補助的な穿孔されていない金属パン部材を含み、前記リムは、前記蒸気閉じ込 め室内で前記金属グリルと係合し、それにより、前記補助的なパン部材と前記金 属グリルの調理面とは、マイクロ波遮蔽加熱室を構成することを特徴とする請求 の範囲第12項記載のマイクロ波調理装置。
  21. 21.前記ボウル部材の重さが、0.68kgから1.36kgであることを特 徴とする請求の範囲第20項記載のマイクロ波調理装置。
  22. 22.前記グリルと係合する前記補助的なパン部材が穿孔されていることを特徴 とする請求の範囲第14項記載の調理装置。
  23. 23.マイクロ波透過性のポットと、前記マイクロ波透過性のポット内に係合す る金属ポットと、前記金属ポット内に係合する穿孔された金属パンと、からなる 収集組立体と、前記マイクロ波透過性のポットの開放端に設けたリムと、を備え 、前記マイクロ波透過性のボウル部材が、前記マイクロ波透過性のポットの前記 リムと係合し、それにより、前記マイクロ波透過性のボウル部材と前記マイクロ 波透過性のポットとの間に密閉された室を構成するリムを有し、前記マイクロ波 透過性のポットが、前記マイクロ波吸収性の発熱部材に載ることを特徴とする請 求の範囲第12項記載のマイクロ波料理装置。
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