JPH01320016A - マイクロ波利用調理器具 - Google Patents

マイクロ波利用調理器具

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JPH01320016A
JPH01320016A JP15433988A JP15433988A JPH01320016A JP H01320016 A JPH01320016 A JP H01320016A JP 15433988 A JP15433988 A JP 15433988A JP 15433988 A JP15433988 A JP 15433988A JP H01320016 A JPH01320016 A JP H01320016A
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JP
Japan
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lid
cooking utensil
reflector
support
metal
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JP15433988A
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Tamehiko Ikeda
池田 爲彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はマイクロ波利用調理器具、具体的には、マイク
ロ波を利用してケーキを焼き上げたり、魚肉等を調理す
ることができる調理2g具に関する。
(従来の技術) 最近、簡便な加熱手段としてマイクロ波を利用した電子
レンジが世界中で普及しつつあり、我国では電子レンジ
の普及率が60%を越え、酒のカン、米飯の暖め、ある
いは冷凍食品の解凍等に利用されている。
(発明が解決しようとする間I頂点) しかしながら、電子レンジでは、マイクロ波が食品の構
成分子を激しく運動させ、その分子同士のjf擦熱によ
って加熱が行われるため、従来のガスオーブンや電気オ
ーブン等のように、魚や肉を焼いたりケーキを作ったり
する事は不可能であった。
従って、本発明は、簡便で容易に魚や肉を焼いたりケー
キを作ったりすることができるマイクロ波利用調理器具
を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記問題を解決する手段として、片側表面に
金属反射体を備えた陶磁器製支持体と、該支持体上に配
置され被調理物を保持する金属製調理器具本体と、片側
表面に金属反射体を備え前記調理器具本体を覆う陶磁器
製蓋体とからなるマイクロ波利用調理器具を提供するも
のである。
前記調理器具本体用の材料としては鉄、鋳鉄、鐸、合金
、アルミニウムおよびアルミニウム合金からなる群から
選ばれた一種の材料が好適である。
また、調理器具本体は、板状、皿状および容器状のいづ
れの形態であっても良いが、その内部に輻射熱が到達し
得るように、少なくともその外側表面が黒体度0.1〜
1.0の色に着色されているのが好適である。
前記支持体および蓋体の材料としては、公知の陶器材料
や磁器材ネ1、いわゆるオールドセラミックスあるいは
ニューセラミックスなど任意の材料で形成できるが、ベ
タライトを主体とする磁器が好ノ内である。
また、支持体および蓋体に設ける金属反射体は、それら
の片側表面に一体的に形成されたものであっても、また
、告脱自在に装着されたものであっても良い。支持体お
よび蓋体に一体的に金属反射体を形成する場合、蒸百法
あるいは溶射法により金属層を形成しても良く、また、
金属箔もしくは金属板をバインダその他の手段で固定す
るようにしても良い。また、金属反射体の材料としては
、アルミニウム、ステンレス鋼、銀など反射率の高い材
料が好適である。
金属反射体をffl脱自在に装着する場合、蓋体および
支持体の形状に応じてそれぞれ形成されるが、流体又は
支持体よりも若干大きく形成し、かっ、その端部の一部
が蓋体又は支持体の縁部から下方又は上方へ屈曲し調理
器具本体の側壁の一部を覆うようにするのが好適である
完全な焼面調理をする為には、必要に応じてアルミフィ
ルムで陶磁器製蓋体および支持体をカバーする様に設計
するのが望ましい。これは、輻射熱と被調理物にマイク
ロ波を当たらなくする為と、金属製調理器具本体の接す
る陶磁器面と片側の金属層q、を板にサンドイッチされ
た陶磁器部分が電磁波によって特に高温に加熱される為
である。
前記蓋体および支持体の金属反射体は、必ずしもそれら
を完全に覆う必要はな(、その全部又は一部に1■通口
もしくは開口部を設けて蓋体又は支持体を一部露出させ
るようにしても良い。また、蓋体の金属反射体形成面と
反対側の表面に調理器本体と同様な材料の内蓋を配置す
るようにしてもよい。この内蓋は固定しても、また、着
脱自在に配置してもよい。
(作用) 本発明の調理器具は、電子レンジのテーブル上に支持体
を載せ、その上に被調理物を入れた調理器具本体を載せ
た後、蓋体をして、マイクロ波を照q・lすると、支持
体および蓋体でマイクロ波が輻射熱(遠赤外線)に変換
されると共に、それらの温度が」1昇して調理器具本体
が熱伝導により加熱される。このため輻射熱が支持体お
よび流体の反射体によって調理器具本体側へ反射され、
その底壁および蓋体を通過して調理器具本体内の被調理
物に輻q・tされ吸収され、被調理物は輻射熱によって
内部が加熱されると同時に、調理器具本体を介して熱伝
導により表面が加熱され、焦げ目を付けられ、短時間で
調理を行うことができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
(実施例1) 第1図において、lは支持体、2は鉄製調理器具本体、
3は蓋体、6は内蓋で、支持体1はペタライトを主成分
とし、直径20cmの円板状に形成され、その片側表面
(図では下側表面)に直径18c’mのアルミニウム溶
射皮膜が反射体4として形成されている。
調理器具本体は1mm厚の鉄板を上部開口面積7cmX
13cm、深さ5cmの箱状にプレス加工したもので、
その全表面は黒色塗料で被覆されている。また、内蓋6
も1mm厚の鉄板を7.5X18.5cmの寸法に切断
したもので、黒色に塗装されている。
蓋体3は支持体1と同じ材料で10×20cmの板状に
形成され、その上側には金属反射体5が着脱自在に装着
され、この金属反射体5は20×25cmのアルミニウ
ム板を断面コ字状に折り曲げて垂下部5aが形成されて
いる。なお、蓋体3は内蓋6および金属反射体5と一体
化したものであってもよい。
前記構成の調理器具を用いて調理、例えば、ケーキを焼
いた場合について説明すると、次の通りである。まず、
卵2個を泡立て、これに砂糖80g、サラダ油80gお
よび薄力粉80gを順次加えてケーキの生地を作り、こ
の生地を調理器具本体に入れた。次に、市販の電子レン
ジ(高周波出力500W)の回転テーブルに支持体1を
その反射体4側を下にして載せ、その上にケーキ生地を
入れた)I’ll理2:(具本体2を載せた後、蓋体3
および反射体5を載せ、電子レンジの出力を強にセ、ノ
ドして20分間焼いたところ、完全なケーキが得られた
。このケーキの食感、焼色ともガスオーブンで焼いたも
のと変わらなかった。
また、内蓋を除き流体が直接波調理物に面するようにし
た場合でも、輻射熱で焼目はついたが、ケーキ等の場合
は内蓋6を装着した方が二次的加熱で均一的焼目がつき
、加熱ムラが少ない結果が得られた。
なお、五〜1理器具本体の表面を黒色にすると、焼き−
Lがりが著しく向」ニするが、必ずしも全面を黒色にす
る必要はなく、外側表面だけでも良好であった。また、
調理器具本体2の側壁面を反射体5で包囲することによ
り、輻射熱が被調理物側に集中し、焼き上がりが一段と
向」ニすることが確かめられた。
(実施例2) 実施例1の箱状調理器具本体および蓋体の代わりに、第
3図に示すように、厚さ1mmの鉄板を直径18cm、
深さ6cmの円筒状にプレス加工した調理器具本体2と
、それと同材料で形成した内蓋(直径18.5cm)を
かぶせ、その上に直径20cmのベタライト製蓋体3を
のせて、実施例1と同様にケーキを焼いたところ同様な
結果が得られた。なお、この場合、蓋体3の上に金属反
射体として直径28cmのアルミニウム箔をかぶせ、蓋
体3からはみ出した部分は下方に折り曲げて垂下させて
行った。
(実施例3) 実施例1で用いた支持体1と同じものを2枚用意し、1
枚を支持体1として、もう1枚を蓋体3として用い、支
持体lの上に第4図に示すような形状で全面を黒色塗膜
を形成した鋳鉄製金型を調理器具本体2として、その脚
2aが上を向(ようにして載せ、調理器具本体2の上に
ミリン、砂糖および醤aJ1で味付けしたトリ肉150
gおいて前記電子レンジで5分間加熱したところ、焼き
目のついた完全な焼き肉ができた。
(実施例4) 上部直径13cm、下部直径12cm、高さ12cmの
鉄製容器に、水に3時間源した米100gと水150c
cとを入れ、これを実施例1で用意した支持体1の」−
に載せ、これに直径14cmの陶磁器製蓋体3をすると
共に、その上側に直径l Qcmのアルミニウム円板を
載せ、前記電子レンジで15分加熱したところ炊飯がで
きた。なお、鉄製容器の」二部には複数の蒸気抜き穴を
設けた。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、従来
電子レンジでは不可能であった、魚類、肉類あるいはケ
ーキ等のlv、%1理を、電気オーブンやガスオーブン
で調理するのと同様に行うことができ、また、本発明を
業務用大型電子レンジに適用し、全属反q・1体を備え
た陶磁器製蓋体あるいは該蓋体と内蓋とを固定し、複数
の金属反射体を備えた陶磁器製支持体と金属製調理器具
本体とをそれぞれ連結した形状に設計し、コンベア等で
移動させるようにすれば、マイクロ波を利用したトンネ
ルオーブンその池の食品加工機等の開発ができ、マイク
ロ波加熱の特徴を生かした短時間での加熱調理を行うこ
とができる。また、現在家庭で行なわれているフライ以
外の加熱料理は、総て電子レンジ(マイクロ波)を利用
して調理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すマイクロ波利用調理器
具の断面図、第2図はその分解斜視図、第3図は本発明
の他の実施例を示す調理2g具の分解斜視図、第4図は
本発明の他の実施例を示す要部斜視図である。 1 ・支持体、2・・調理器具本体、3・・・蓋体、4
.5・全屈反射体、6・内蓋。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片側表面に金属反射体を備えた陶磁器製支持体と
    、該支持体上に配置され被調理物を保持する金属製調理
    器具本体と、片側表面に金属反射体を備え前記調理器具
    本体を覆う陶磁器製蓋体とからなるマイクロ波利用調理
    器具。
  2. (2)前記金属材料が鉄、鋳鉄、鉄合金、アルミニウム
    およびアルミニウム合金からなる群から選ばれた一種の
    材料である請求項1記載のマイクロ波利用調理器具。
  3. (3)前記金属反射体が蓋体および/又は支持体に着脱
    自在に配設され、蓋体および/又は支持体の側方から調
    理器具本体の側壁の一部を覆うようにしてなる請求項1
    または2記載のマイクロ波利用調理器具。
  4. (4)前記金属反射体がその全部又は一部に蓋体又は支
    持体を露出させる開口部を有する請求項1〜3のいづれ
    か一項記載のマイクロ波利用調理器具。
  5. (5)前記調理器具本体が黒体度0.1〜1.0の色に
    着色されている請求項1〜4のいづれか一項記載の調理
    器具。
JP15433988A 1988-06-21 1988-06-21 マイクロ波利用調理器具 Pending JPH01320016A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100914845B1 (ko) * 2007-12-15 2009-09-02 한국전자통신연구원 다시점 영상 정보를 이용한 물체의 삼차원 형상복원 방법및 장치
JP2012034946A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Yamamoto Nobuhito 電子レンジ用調理容器
JP2020500032A (ja) * 2016-11-04 2020-01-09 ローズ・エイカー・ファームズ・インコーポレイテッドRose Acre Farms, Inc. 高タンパク質食品および高タンパク質食品の製造方法
US11896017B2 (en) 2016-11-04 2024-02-13 Egglife Foods, Inc. Protein-rich food product and method of making a protein-rich food product

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