JP4340983B2 - 電子レンジトレー - Google Patents

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Description

本発明は、電子レンジを利用して固形化した切り餅その他の食材を加熱調理するための電子レンジトレーに関するものである
従来、電子レンジを利用して切り餅を食するときは水を満たした容器内に切り餅を入れこれを電子レンジで加熱して柔らかくしたうえ食するか又は特開平11−206561号公報に示すように複数の蒸気通気用の通気孔を有する収納体内に切り餅を収納して熱処理する方法、又は特開平10−136919号公報に示すように表面にシリコーンなどの剥離材をコーティングしたフイルムに切り餅を包み込んだうえ加熱処理して食する方法などが一般的であった。の理由は、餅類は電子レンジで加熱しすぎると膨れてその表面が容器類にくっつ離れにくくなるからである。
特開平11−206561号公報(図1、段落0019〜段落0028) 特開平10−136919号公報(図2、段落0011〜段落0014)
これらの特許公報に記載されているものは、いずれも食品を包装袋内に収納した状態で電子レンジで調理する方法であるから、加熱時に包装容器内の餅の膨れ具合が電子レンジ外からは判別し難く、加熱を中断して前記包装容器内の餅の膨れ具合を見極めたうえで適正な加熱時間を選択しなければならず、特に子供が調理する場合には加熱時間の設定が難しく、失敗することが多いのが実情である。
そこで、本発明はかかる実態に鑑み切り餅を加熱調理する場合でも加熱度合いが電子レンジ外(窓)から容易に判別でき、しかも万一加熱により柔らかくなってトレーにくっついたとしても該トレーから容易に剥離・離脱ができる電子レンジトレーを提供することを目的とするものである
発明は、食材加熱調理用の電子レンジトレーにおいて、本体の裏面部5側には周囲に開口部9を形成する高台座8を設け、本体1の表面部2には、多数の通口4を設けるとともに、多数の凸部体11と該凸部体より高く突出した多数の突起12を点在配置して成る。
また、前記トレー本体1の表面2に設けた凸部体11は、該凸部体の表面及び凹周面にさらに複数の小凸部13を設けたダブルエンボス面に形成する
さらに、前記トレー本体1は複数に分割可能な分割壁面17を有し、該分割壁面には相対向して係合・離隔可能な係合部14を設ける。
本発明によれば、トレー本体1の表面2に突出する数の突起12の存在によって該トレー本体の表面2と該トレー上に載置した被加熱食品Aとの間に空隙Bが生じ食品Aを浮かせた状態で載置することなる。これによって、電子レンジ6から放射されるマイクロ波αは、トレー本体の上方にその表面2に多数開設する通口4から前記食品に対し満遍なく照射することになり、該食品は均一に加熱調理されるとともに、食品から放出される水蒸気その近傍の通口4から拡散するようになる
また、トレー本体1の表面2に設けた凸部体11及びその凹周面部はダブルエンボス状に形成したことによって前記突起12とは協働作用するようになるから、仮に加熱によって切り餅が膨れて柔らかくなっても、トレー本体との接触面積を極めて小さく保つことができ、万一トレー本体にくっついたとしても容易に剥離させて取り出すことができるようになる
さらに、トレー本体1を分割可能に構成したことにより被加熱食品Aの大きさや量に対応してトレー本体1を分割使用できたり、トレー本体1を収納するときも分割壁面15より分割して保管することにより保管場所小スペースで済むようになる。
裏面部5に周囲に開口部9を形成した高台座8を設けたトレー本体1の表面部2に数の通口4を設けるとともに、多数の凸部体11と該凸体部より高く突出した数の突起12を点在させて形成したトレー本体1上に食品Aを載置し、この状態のトレー本体を電子レンジの回転テーブル7上に置いた後スイッチをONし、所定時間加熱する
電子レンジ内で放射されるマイクロ波は、図6に示すように、トレー本体1上の食品に直接放射して加熱するのみならず、回転テーブルに跳ね返ってテーブル上のトレー本体の裏側部に設けた高台座8間の開口部9からトレー本体内部に反射し、トレー本体の多数の通口4から上方に照射して、トレー本体上の食品に裏側から加熱するようになる。
したがって、トレー本体上の食品は短時間で加熱調理されるようになる。
レー本体1は例えばポリプロピレン樹脂等により成形され、略方形で平坦部を有する表面部2には、その周縁部3から適当間隔をおいて多数の通口4を配列する。
トレー本体1の、表面2を挟んでその裏面5には後述する電子レンジ6の回転テーブル7上に置く高台座8を、その周囲に複数の開口部9を形成して設ける。これによって、トレーを電子レンジ6の回転テーブル7上に置いたときに、電子レンジ内で照射されるマイクロ波αがトレー本体1の裏側にも満遍なく入射しまた乱反射するようになる。
一方、トレー本体1の表面部2には、図2,図3に示すように多数の凸部体11が形成されるとともに、前記凸部体よりも高く突設する突起12が点在し、トレー本体上に食品Aを載置したとき該食品とトレー表面部2との間に、適度の空隙Bが保てるようにている(図4)。
また、この凸部体11の凸部体11Aの表面は、にさらに小凸部13を多数突出したダブルエンボス状に形成され(図4)、例えば餅類のように加熱によれ表面が粘着性を増しトレー表面2に付着した場合であっても、該食品との接触面積を極めて小さくするから、該食品を取り出すときに、トレー本体1から容易に剥離・離隔させることができる。
また、本実施例におけるトレー本体1は略中央部よりトレー1Aとトレー1Bのように、左右に2分割可能係合部14が形成され、一方の分割壁面15側には係合凸部16が、他方の分割壁面17には係合凹部18がそれぞれ相対位置に設けられ相互に係合・離隔可能となっている(図5)。使用に際しては被加熱対象である食品Aの大きさや種類に対応し分割して使用することができるし、保管・収納する際も分割して収納することにより保管スペース小さくできるようになる
ず、トレー本体1上に被加熱対象となる食品Aを載せ、この状態でのトレー本体を電子レンジ6の回転テーブル7上に置く(図6)。次電子レンジのスイッチをONすると電子レンジ内でマイクロ波αが放射され、その一部はトレー本体の上方から食品Aに、他の一部は台座8の開口部9から入射後回転テーブル7面に乱反射してトレー表面2に開口する通4を介して食品A下方から照射することなる。併せて、トレー本体1の上方から前記通口を介して回転テーブル7に反射したマイクロ波前記同様の作用をすることになる。
このとき、食品Aからは加熱によ内部の水分が水蒸気となって周囲に放出されるが、トレー本体の表面2に突設した突起12によって該トレー表面間に適度空隙Bが保たれていること及び食品の殆どは突起12の頂部である極めて狭い面積で保持されることになるから、前記水蒸気は空隙Bからその近傍に開する通4を介して周囲に拡散する。これによって、蒸発した食品の水分はその下方に滞留することなく拡散するから、食品Aは湿ることなく仕上がるようになる
よく加熱が完了した後は、トレー本体1を取り出し加熱された食品Aを別の食器に移す。このとき、例えば切り餅加熱により表面が膨れて柔らかく粘い状態となるが、万一トレー表面2に粘り付いたとしても該トレー本体の表面には突起12とダブルエンボスで形成された無数の凸部体11がその凹周面部を含めて形成されているから、前記食品との接触は極めて小さい面積で保持されることになり、そのまま引っ張ると容易に剥離し取り出すことができるようになる
以上、実施例について説明したが、トレー本体1の形状は単に方形に限らず丸形もしくは多角形であってもよく、また表面部2は平坦な形状に限らず例えば皿形又はすり鉢状など加熱対象となる食品の種類や大きさに対応して各種の変形態様が可能である。
併せて、トレー表面部2に開設する通口4の形状も単に縦長に限らず、円形、方形、星型など各種形状であってもよく、食品から放出される水蒸気の拡散に電子レンジ内におけるマイクロ波の入射可能な形状であればその形状は特に限定され、本発明の要旨の範囲において各種の変形使用が可能であることはうまでもない。
本発明の実施例の斜視図 図1の平面図 図2要部の断面図 本発明要部の拡大断面図 本発明要部の関係斜視図 電子レンジによる調理時の説明図
1 トレー本体
2 表面
周縁部
4 通口
裏面部
6 電子レンジ
7 回転テーブル
台座
開口部
11 凸部体
12 突起
13 小凸部
14 係合部
15 分割壁面
16 係合凸部
17 分割壁面
A 食品
B 空隙

Claims (2)

  1. 食材加熱調理用の電子レンジトレーにおいて、本体裏面部側には周囲に開口部を形成した高台座を設け、本体表面部には多数の通口を設けるとともに多数の凸部体と該凸部体より高く突出した多数の突起を点在配置し、前記トレー本体の表面部に設けた凸部体は、該凸部体の表面及び凹周面にさらに複数の小凸部を設けたダブルエンボスにて成形されていることを特徴とする電子レンジトレー。
  2. 前記トレー本体は複数に分割可能な分割壁面を有するとともに、該分割壁面に相対向して係合・離隔可能な係合部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子レンジトレー。
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