JP2012111368A - 弾性クローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】走行時における隣接する芯金間の発熱を抑制すると共に柔軟性を向上させた弾性クローラを提供すること。
【解決手段】無端帯状に形成されたゴム製の弾性クローラ本体12と、中央部16と該中央部16からクローラ幅方向外側へ延びる一対の翼部18と中央部16と翼部18の境界部分からクローラ内周側へ突出する一対の突起部20とを備え弾性クローラ本体12内にクローラ周方向に間隔をあけて埋設される複数の芯金14と、弾性クローラ本体12の内周部に形成されクローラ周方向に隣接する翼部18の間からクローラ幅方向外側へ延びクローラ周方向に沿った断面においてクローラ外周側へ凹む第1凹部30と、を弾性クローラ10が有すること。
【選択図】図1

Description

本発明は、弾性クローラに関する。
近年、農業用機械をはじめ、建設機械や土木作業用機械の走行部に弾性クローラが広く使用されるようになってきている。この種の弾性クローラとしては、特許文献1のゴムクローラが知られている。
特許文献1のゴムクローラでは、無端帯状に形成されたゴムクローラ本体にクローラ周方向に所定間隔で芯金を埋設している。この芯金には、クローラ内周側へ突出する一対の突起が設けられており、ゴムクローラ本体の内周部には、クローラ周方向に隣接する突起の根元部に亘って窪み部が形成されている。この窪み部により、ゴムクローラ本体において車両のスプロケットやアイドラーに巻き掛かって湾曲している部分の、前記隣接する突起の根元部間に生じる圧縮歪が緩和される。このように圧縮歪が緩和されることから、走行時における前記隣接する突起の根元部間及びその周囲の発熱が抑制されて不具合の発生が抑制される。また、窪み部により、ゴムクローラ本体が曲がりやすくなり、走行時におけるパワーロスが低減される。
特開2008−189142号公報
市場では、特許文献1よりも、さらに、走行時において隣接する芯金間の発熱による不具合の発生を抑制し、且つ、曲がりやすくして(すなわち、柔軟性を向上させて)パワーロスを低減させた弾性クローラの開発が望まれている。
本発明は、走行時における隣接する芯金間の発熱を抑制すると共に柔軟性を向上させた弾性クローラの提供を目的とする。
請求項1の弾性クローラは、弾性体により無端帯状に形成された弾性クローラ本体と、中央部と該中央部からクローラ幅方向外側へ延びる一対の翼部と前記中央部と前記翼部の境界部分からクローラ内周側へ突出する一対の突起部とを備え、前記弾性クローラ本体内にクローラ周方向に間隔をあけて埋設される複数の芯金と、前記弾性クローラ本体の内周部に形成され、クローラ周方向に隣接する前記翼部の間からクローラ幅方向外側へ延び、クローラ周方向に沿った断面においてクローラ外周側へ凹む第1凹部と、を有している。
一般的に、弾性クローラが車両の駆動輪(例えば、スプロケットなど)や従動輪等に巻き掛けられている部分(以下「巻き掛け部分」と記載)では、弾性クローラ本体が駆動輪や従動輪等の外周に沿って湾曲させられることから、弾性クローラ本体の内周部に生じる圧縮歪が大きくなる。この圧縮歪は、剛性の中立面から弾性クローラ本体の内周面に近づくほど大きくなり、さらに、主に湾曲する部分となる隣接する芯金間でも大きくなる。
このため、請求項1の弾性クローラでは、弾性クローラ本体の内周部に、クローラ周方向に隣接する翼部の間からクローラ幅方向外側へ延びる第1凹部を形成している。言い換えれば、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の圧縮歪が大きくなる部分を取り除いている。これにより、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の隣接する芯金間に生じる圧縮歪が緩和される。結果、走行時における弾性クローラ本体の隣接する芯金間の発熱(弾性体の発熱)が抑制され、不具合の発生が抑制される。なお、ここでいう不具合とは、弾性体の熱老化によるクラックの早期発生や、弾性体と芯金との接着力の低下による芯金と弾性体の剥離などを指している。
また、第1凹部により、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の隣接する芯金間に生じる圧縮歪が緩和されることから、走行時における隣接する芯金間に生じる圧縮歪によるパワーロスが低減される。言い換えると、弾性クローラ本体の内周部に第1凹部が形成されることにより、弾性クローラ本体の隣接する芯金間の屈曲抵抗(ここでは、曲げ剛性と同義)が低下して、弾性クローラ本体が曲がりやすくなり(すなわち、柔軟性が向上する)、走行時におけるパワーロスが低減される。
以上、請求項1の弾性クローラによれば、上記したように、走行時における隣接する芯金間の発熱を抑制することができると共に柔軟性が向上する。
請求項2の弾性クローラは、請求項1に記載の弾性クローラにおいて、前記第1凹部は、クローラ幅方向外側の端部が前記弾性クローラ本体の幅端に開放されている。
請求項2の弾性クローラでは、第1凹部のクローラ幅方向外側の端部が弾性クローラ本体の幅端(クローラ幅方向の端部)に開放されている、すなわち、第1凹部は隣接する翼部間から幅端までの範囲に亘っていることから、巻き掛け部分においてクローラ本体の隣接する芯金間に生じる圧縮歪がクローラ幅方向に広い範囲で緩和される。これにより、走行時における弾性クローラ本体の隣接する芯金間の発熱がクローラ幅方向に広い範囲で抑制される。さらに、弾性クローラ本体の隣接する芯金間の屈曲抵抗がクローラ幅方向に広い範囲で低下して、弾性クローラ本体がさらに曲がりやすくなる。
また、圃場走行時に第1凹部に土塊などが載りあがったとしても、第1凹部のクローラ幅方向外側の端部が弾性クローラ本体の幅端に開放されていることから、走行時の振動などで弾性クローラ本体の幅端から土塊を排出することができる。
請求項3の弾性クローラは、請求項1又は請求項2に記載の弾性クローラにおいて、前記弾性クローラ本体の内周部には、クローラ周方向に隣接する前記突起の根元部に亘ってクローラ外周側へ凹む第2凹部が形成されている。
請求項3の弾性クローラでは、弾性クローラ本体の内周部にクローラ周方向に隣接する突起の根元部に亘って第2凹部が形成されていることから、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の隣接する芯金間に生じる圧縮歪がクローラ幅方向により広い範囲で緩和される。
請求項4の弾性クローラは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性クローラにおいて、クローラ周方向に沿った断面において、前記第1凹部のクローラ周方向の長さは、クローラ周方向に隣接する翼部間のクローラ周方向の長さの50〜225%である。
請求項4の弾性クローラでは、クローラ周方向に沿った断面において、第1凹部のクローラ周方向の長さをクローラ周方向に隣接する翼部間のクローラ周方向の長さの50〜225%としていることから、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の隣接する芯金間に生じる圧縮歪が効果的に低減される。
ここで、例えば、第1凹部のクローラ周方向の長さが隣接する翼部間のクローラ周方向の長さの50%未満の場合には、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の隣接する芯金間に生じる圧縮歪を低減する効果が少なく、225%を超える場合には、芯金を被覆するゴムが薄くなり、このゴムにクラック(亀裂)が生じやすくなる虞がある。
従って、第1凹部のクローラ周方向の長さは、隣接する翼部間のクローラ周方向の長さの50〜225%の範囲内とすることが好ましい。
請求項5の弾性クローラは、請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性クローラにおいて、クローラ周方向に沿った断面において、前記第1凹部に対応する部位の前記弾性クローラ本体の厚みは、前記翼部に対応する部位の前記弾性クローラ本体の厚みの50〜80%である。
請求項5の弾性クローラでは、クローラ周方向に沿った断面において、第1凹部に対応する部位の弾性クローラ本体の厚みを翼部に対応する部位の弾性クローラ本体の厚みの50〜80%としていることから、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の隣接する芯金間に生じる圧縮歪が効果的に低減される。
ここで、例えば、第1凹部に対応する部位の弾性クローラ本体の厚みが翼部に対応する部位の弾性クローラ本体の厚みの50%未満の場合には、第1凹部に対応する部位の弾性クローラ本体の厚みが薄く、走行時の隣接する芯金間の屈曲運動によりクラック(亀裂)が生じる虞があり、80%を超える場合には、第1凹部に対応する部位の弾性クローラ本体の厚みが厚く、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の隣接する芯金間に生じる圧縮歪を低減する効果が少なくなる虞がある。
従って、第1凹部に対応する部位の弾性クローラ本体の厚みは、翼部に対応する部位の弾性クローラ本体の厚みの50〜80%の範囲内とすることが好ましい。
請求項6の弾性クローラは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の弾性クローラにおいて、前記弾性クローラ本体の内周部には、クローラ周方向に隣接する前記中央部間にスプロケットが係合する係合凹部が形成され、前記係合凹部は、底部が前記弾性体により閉鎖されている。
例えば、クローラ本体のスプロケットが係合する部分が貫通孔とされている場合には、圃場走行時に土塊が貫通孔に入り込んで、この貫通孔が詰まることがある。このように貫通孔が詰まると、スプロケットが貫通孔と係合できずに脱輪する虞がある。
このため、請求項6の弾性クローラでは、スプロケットが係合する係合凹部の底部を弾性体により閉鎖していることから、圃場走行時に土塊によって係合凹部が詰まることがなく、スプロケットの脱輪が防止される。
請求項7の弾性クローラは、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の弾性クローラにおいて、前記弾性クローラ本体の外周部にクローラ周方向に間隔をあけて設けられ、クローラ幅方向に延び、クローラ外周側から見て前記芯金と重なるゴムラグと、前記弾性クローラ本体の外周部に形成され、クローラ周方向に隣接するゴムラグの根元部に亘ってクローラ内周側へ凹む第3凹部と、を有している。
請求項7の弾性クローラでは、弾性クローラ本体の外周部にクローラ周方向に隣接するゴムラグの根元部に亘って第3凹部が形成されていることから、第3凹部が形成されていないものと比べて、クローラ周方向に隣接するゴムラグ間の容積が大きくなる。これにより、圃場走行時にクローラ周方向に隣接するゴムラグ間で掴む土塊の量が増して、牽引力が向上する。
また、ゴムラグは、クローラ外周側から見て芯金と重なり、且つクローラ周方向に間隔をあけて設けられている。このため、巻き掛け部分において弾性クローラ本体の隣接する芯金間が湾曲することで、ゴムラグ間の距離がひらく。これにより、走行時にゴムラグ間に土塊などの異物が挟まっても、クローラ本体が循環して巻き掛け部分で湾曲するときに、異物が排出される。
以上説明したように、本発明の弾性クローラは、走行時における隣接する芯金間の発熱を抑制することができると共に柔軟性を向上させることができる。
第1実施形態の弾性クローラの一部断面を含む斜視図である。 第1実施形態の弾性クローラの外周面を示す平面図である。 第1実施形態の弾性クローラの内周面を示す平面図である。 図2の4A−4A線断面図である。 (A)図3の5A−5A矢視図である。(B)図3の5B−5B線断面図である。(C)図3の5C−5C線端面図である。 その他の実施形態の弾性クローラの一部断面を含む斜視図である。 その他の実施形態の弾性クローラの外周面を示す平面図である。 図7の8A−8A線断面図である。 第1実施形態の第1凹部の変形例を示す平面図である。 第1実施形態の第1凹部の変形例を示す平面図である。 第1実施形態の第1凹部の変形例を示す平面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の弾性クローラの第1実施形態について図1〜5を用いて説明する。
図1に示すように、第1実施形態の弾性クローラ10は、クローラ車(例えば、トラクターなど)の駆動輪の一例であるスプロケット100及び従動輪の一例であるアイドラー(図示省略)に巻き掛けられて用いられるものである。
なお、本実施形態では、弾性クローラ10の周方向(図中矢印S)を「クローラ周方向」と記載し、弾性クローラ10の幅方向(図中矢印W)を「クローラ幅方向」と記載する。また、弾性クローラ10の巻き掛け状態での弾性クローラ10の内周側(図中矢印IN)を「クローラ内周側」と記載し、弾性クローラ10の外周側(図中矢印OUT)を「クローラ外周側」と記載する。なお、クローラ幅方向は、クローラ周方向と直交している。
図1及び図4に示すように、弾性クローラ10は、弾性体の一例であるゴム材により無端帯状に形成された弾性クローラ本体12を有している。この弾性クローラ本体12内には、クローラ周方向に間隔をあけて複数の芯金14が埋設されている。
芯金14は、クローラ幅方向の中央部16が断面略台形状(図5(B)参照)とされている。この中央部16のクローラ幅方向の両端部には、該両端部からそれぞれクローラ幅方向外側へ延びる一対の翼部18が形成されている。また、中央部16と翼部18の境界部分には、それぞれクローラ内周側に突出する一対の突起部20が形成されている。なお、本実施形態においては、中央部16が断面略台形状とされた柱状、翼部18が略平板状、突起部20が略四角錐状とされているが、本発明はこの構成に限定されず、中央部16、翼部18、突起部20は、弾性クローラ10の仕様に応じて種々変更してもよい。
また、本実施形態では、図3に示すように、芯金14のクローラ幅方向の中心と弾性クローラ本体12のクローラ幅方向の中心が一致している。なお、図中の符号CLは、弾性クローラ10の中心線を示している。
図1及び図4に示すように、弾性クローラ本体12の内周部には、弾性クローラ本体12を構成するゴムにより被覆された一対の突起部20がクローラ内周側に突出している。この突起部20を被覆するゴムは、走行時におけるスプロケット100、アイドラー(図示省略)、及び転輪102との摩擦により、徐々に摩耗又は剥離される。
なお、本実施形態では、スプロケット100及びアイドラー(図示省略)は、一対の突起部20間を通り、転輪102は後述する転輪通過面26A上を通るようになっている。
図1及び図2に示すように、弾性クローラ本体12の外周部には、クローラ外周側に凸となるブロック状に形成された長ラグ22Aと短ラグ22Bとがクローラ周方向に間隔をあけて交互に形成されている。
長ラグ22Aは、クローラ幅方向に沿って延び、クローラ幅方向の両端部が弾性クローラ本体12の両幅端12Eへそれぞれ到達している。一方、短ラグ22Bは、クローラ幅方向に沿って延び、長ラグ22Aよりもクローラ幅方向の長さが短く、クローラ幅方向の両端部が弾性クローラ本体12の両幅端12Eよりもクローラ幅方向内側に位置している。
長ラグ22Aと短ラグ22Bは、クローラ外周側から見て芯金14と重なるように配置されている。この長ラグ22Aと短ラグ22Bにより、クローラ車の重量が支えられ、弾性クローラ10の牽引力が発揮される。
図3に示すように、弾性クローラ本体12の内周部には、クローラ周方向に隣接する中央部16間にスプロケット100の歯部100Aが係合(嵌合)する係合凹部24が形成されている。この係合凹部24は、底部24Aがゴムにより閉鎖されている(図5(B)参照)。係合凹部24にスプロケット100の歯部100Aが係合することで、スプロケット100からの駆動力が弾性クローラ10へ伝達されるようになっている。
図3及び図4に示すように、弾性クローラ本体12の内周部には、一対の突起部20のクローラ幅方向外側にクローラ内周側に盛り上がった転輪通過部26がそれぞれ形成されている。この転輪通過部26は、クローラ周方向に連続して形成され、クローラ内周側の面が平坦状とされている。このクローラ内周側の面は、スプロケット100とアイドラー(図示省略)との間に設けられた複数の転輪102が通過する転輪通過面26Aとされている。なお、本実施形態では、転輪通過面26Aを平坦状としているが、本発明はこの構成に限定されない。
図4に示すように、弾性クローラ本体12内には、芯金14の一対の翼部18のクローラ外周側にクローラ周方向に沿って延びる無端帯状の補強コード層28がそれぞれ埋設されている。この補強コード層28は、弾性クローラ10の張力を保持するためのものであり、クローラ周方向に沿って延びる1本又は複数本の補強コード28Aをゴム被覆して構成されている。なお、本実施形態においては、補強コード層28の張力保持のために引っ張り強度に優れるスチールコードを補強コード28Aとして用いるが、本発明はこの構成に限定されず、補強コード層28の張力を保持できるだけの引っ張り強度を有していれば、例えば、有機繊維などで構成したコードを補強コード28Aとして用いてもよい。
図3に示すように、弾性クローラ本体12の内周部には、クローラ周方向に隣接する翼部18の間からクローラ幅方向外側へ延びる第1凹部30が形成されている。この第1凹部30は、クローラ周方向に沿った断面(図5(C)参照)においてクローラ外周側へ凹んでいる。具体的には、クローラ周方向に沿った断面において、翼部18に対応する弾性クローラ本体12の内周面よりも第1凹部30の底面がクローラ外周側に位置している。
図1及び図3に示すように、第1凹部30は、クローラ幅方向外側の外端部30Aが弾性クローラ本体12の幅端12Eに開放され、クローラ幅方向内側の内端部30Bが、転輪通過面26Aのクローラ幅方向外側の外端26Eと一致している。
この内端部30Bは、クローラ内周側から見て、突起部20のクローラ幅方向外側の側面から翼部18の先端部までの間に配置されることが好ましい。
図3に示すように、本実施形態の第1凹部30は、クローラ内周側から見て縁部が略矩形状とされ、平坦状の底部30C(図4参照)と、クローラ幅方向内側の凹壁部30D(図4参照)と、クローラ周方向に対向する一対の凹壁部30Eと、で構成されている。凹壁部30Dは、図4に示すように、クローラ内周側から外周側へクローラ幅方向外側に向かって緩やかに傾斜している。凹壁部30Eは、図5(A)に示すように、クローラ内周側から外周側へ互いに近づくように傾斜している。なお、第1凹部30は、クローラ内周側から見て縁部が略矩形状以外の形状であってもよい。例えば、クローラ内周側から見て縁部の一部が湾曲又は傾斜している形状であってもよい。
図5(C)に示すように、クローラ周方向に沿った断面において、第1凹部30のクローラ周方向に沿った長さL1は、クローラ周方向に隣接する翼部18間のクローラ周方向に沿った長さL0の50〜225%の範囲内に設定されている。なお、クローラ周方向の長さL1は、第1凹部30のクローラ周方向の開口間(縁部間)の距離を計測したものである。
また、図5(C)に示すように、クローラ周方向に沿った断面において、第1凹部30に対応する部位の弾性クローラ本体12の厚みT1は、翼部18に対応する部位の弾性クローラ本体12の厚みT0の50〜80%の範囲内に設定されている。なお、弾性クローラ本体12の厚みとは、弾性クローラ本体12の内周面から外周面までの厚さを指すものであり、長ラグ22A及び短ラグ22Bの厚さは含めない。
図3及び図4に示すように、弾性クローラ本体12の内周部には、クローラ周方向に隣接する突起部20の根元部に亘ってクローラ外周側へ凹む第2凹部34が形成されている。この第2凹部34のクローラ幅方向外側の縁部34Aは、一方の突起部20の根元部から他方の突起部20の根元部へとクローラ幅方向外側へ凸となるように円弧状に湾曲している。
また、図2に示すように、弾性クローラ本体12の外周部には、クローラ周方向に隣接する長ラグ22Aの根元部に亘って第3凹部38が形成されている。なお、本実施形態の第3凹部38は、クローラ周方向に沿って延びている。
次に、第1実施形態の弾性クローラ10の作用効果について説明する。
図3に示すように、弾性クローラ10では、弾性クローラ本体12の内周部に、クローラ周方向に隣接する翼部18の間からクローラ幅方向外側へ延びる第1凹部30を形成している。言い換えれば、弾性クローラ10の、スプロケット100やアイドラー(図示省略)に巻き掛けられている巻き掛け部分において、弾性クローラ本体12の圧縮歪が大きくなる部分を取り除いている。これにより、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に生じる圧縮歪が緩和される。結果、走行時における弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間の発熱(ゴムの発熱)が抑制され、不具合の発生が抑制される。なお、ここでいう不具合とは、ゴムの熱老化によるクラックの早期発生や、ゴムと芯金との接着力の低下による芯金とゴムの剥離などを指している。また、第1凹部30が形成されることにより、放熱面積が増し、弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間の熱の発散性が向上する。
また、第1凹部30により、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に生じる圧縮歪が緩和されることから、走行時における隣接する芯金14間に生じる圧縮歪によるパワーロスが低減される。言い換えると、弾性クローラ本体12の内周部に第1凹部30が形成されることにより、弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間の屈曲抵抗が低下して、弾性クローラ本体12が曲がりやすくなり(すなわち、弾性クローラ10の柔軟性が向上する)、走行時におけるパワーロスが低減される。このように、走行時のパワーロスが低減することで、クローラ車の燃費が向上する。
以上のことから、弾性クローラ10は、走行時における隣接する芯金14間の発熱を抑制することができると共に、柔軟性を向上させることができる。
図1及び図4に示すように、第1凹部30の外端部30Aが弾性クローラ本体12の幅端12Eに開放されている、すなわち、第1凹部30は隣接する翼部18間から幅端12Eまでの範囲に亘っていることから、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に生じる圧縮歪がクローラ幅方向に広い範囲で緩和される。これにより、走行時における弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間の発熱がクローラ幅方向に広い範囲で抑制される。さらに、弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間の屈曲抵抗がクローラ幅方向に広い範囲で低下して、弾性クローラ本体12がさらに曲がりやすくなる。
また、圃場走行時に第1凹部30に土塊などが載りあがったとしても、第1凹部30の外端部30Aが幅端12Eに開放されていることから、走行時の振動などで弾性クローラ本体12の幅端12Eから土塊を排出することができる。
図5(C)に示すように、クローラ周方向に沿った断面において、第1凹部30の長さL1を隣接する翼部18間の長さL0の50〜225%としていることから、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に生じる圧縮歪が効果的に低減される。
ここで、例えば、第1凹部30の長さL1が隣接する翼部18間の長さL0の50%未満の場合には、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に生じる圧縮歪を低減する効果が少なく、225%を超える場合には、芯金14を被覆するゴムが薄くなり、このゴムにクラック(亀裂)が生じやすくなる虞がある。
従って、第1凹部30の長さL1は、隣接する翼部18間の長さL0の50〜225%の範囲内とすることが好ましい。
図5(C)に示すように、クローラ周方向に沿った断面において、第1凹部30に対応する部位の弾性クローラ本体12の厚みT1を翼部18に対応する部位の弾性クローラ本体12の厚みT0の50〜80%としていることから、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に生じる圧縮歪が効果的に低減される。
ここで、例えば、第1凹部30に対応する部位の厚みT1が翼部18に対応する部位の厚みT0の50%未満の場合には、厚みT1が薄く、走行時における隣接する芯金14間の屈曲運動によりクラック(亀裂)が生じる虞があり、80%を超える場合には、厚みT1が厚く、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に生じる圧縮歪を低減する効果が少なくなる虞がある。
従って、第1凹部30に対応する部位の厚みT1は、翼部18に対応する部位の厚みT0の50〜80%の範囲内とすることが好ましい。
また、図3に示すように、弾性クローラ本体12の内周部には、クローラ周方向に隣接する突起部20の根元部に亘って第2凹部34が形成されていることから、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に生じる圧縮歪がクローラ幅方向により広い範囲で緩和される。
例えば、弾性クローラ本体12のスプロケット100が係合する部分が貫通孔とされている場合には、圃場走行時に土塊が貫通孔に入り込んで、この貫通孔が詰まることがある。このように貫通孔が詰まると、スプロケット100が貫通孔と係合できずに脱輪する虞がある。
しかし、弾性クローラ10では、スプロケット100が係合する係合凹部24の底部24Aをゴムにより閉鎖していることから、圃場走行時に土塊によって係合凹部24が詰まることがなく、スプロケット100の脱輪が防止される。
図2に示すように、弾性クローラ本体12の外周部には、クローラ周方向に隣接する長ラグ22Aの根元部に亘って第3凹部38が形成されていることから、第3凹部38が形成されていないものと比べて、隣接する長ラグ22A間の容積が大きくなる。これにより、圃場走行時に隣接する長ラグ22A間で掴む土塊の量が増して、牽引力が向上する。
また、長ラグ22A及び短ラグ22Bは、クローラ外周側から見て芯金14と重なり、且つクローラ周方向に間隔をあけて設けられている。このため、巻き掛け部分において弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間が湾曲することで、長ラグ22A及び短ラグ22B間の距離がひらく。これにより、走行時に長ラグ22A及び短ラグ22B間に土塊などの異物が挟まっても、弾性クローラ本体12が循環して巻き掛け部分で湾曲するときに、異物が排出される。
[その他の実施形態]
第1実施形態では長ラグ22Aと短ラグ22Bをクローラ周方向に交互に配置する構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、図6及び図7に示すように、一種類のラグをクローラ周方向に間隔をあけて芯金14と重なるように配置する構成としてもよい。図6〜8に示すラグ52は、弾性クローラ本体12の幅端12Eに両端部がそれぞれ到達している。また、ラグ52は、クローラ幅方向の中央部54がクローラ幅方向に沿って延び、中央部54よりも両端側の側部56がクローラ周方向の一方側に向かって傾斜している。なお、図8に示すように、第3凹部38は、クローラ周方向に隣接するラグ52の根元部に亘って形成されている。
前述した実施形態では、図2に示すように、第1凹部30の内端部30Bと転輪通過面26Aの外端26Eとが一致する構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、図9に示すように、内端部30Bが外端26Eよりもクローラ幅方向内側に配置されてもよい。また、図10に示すように、第1凹部30の内端部30Bが外端26Eよりもクローラ幅方向外側に配置されてもよい。
さらに、前述した実施形態では、図2に示すように、第1凹部30の外端部30Aが弾性クローラ本体12の幅端12Eに開放される構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、図10に示すように、外端部30Aが幅端12Eに開放されない構成としてもよい。
またさらに、前述した実施形態では、図1に示すように、弾性クローラ本体12の隣接する翼部18間に一つの第1凹部30を形成する構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、図11に示すように、弾性クローラ本体12の隣接する翼部18間に複数の第1凹部62を形成する構成としてもよい。この構成としては、図11に示すように、外端26Eから幅方向外側へ延び、外端部62Aが幅端12Eに開放される第1凹部62をクローラ周方向に複数配列する構成などが挙げられる。なお、この場合には、弾性クローラ本体12の隣接する芯金14間に形成された第1凹部62のクローラ周方向の長さL1の総和が隣接する翼部18間の長さL0の50〜225%を満たせばよい。
前述した実施形態では、芯金14の中心と弾性クローラ本体12の中心を一致させる構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、弾性クローラ本体12の中心に対して芯金14の中心がクローラ幅方向にずれていてもよい。
また、前述した実施形態では、弾性クローラ10を、補強コード層28で張力を保持する構成の弾性クローラとしているが、本発明はこの構成に限定されず、補強コード層28を用いずに、隣接する芯金14を連結部材で連結、又は、芯金に形成した連結部同士を連結して、連結した芯金で弾性クローラの張力を保持する、所謂、リンク式の弾性クローラとしてもよい。
さらに、前述した実施形態では、弾性体の一例としてのゴムで弾性クローラ本体12を構成しているが、本発明はこの構成に限定されず、ゴム以外のエラストマーなどで弾性クローラ本体12を構成してもよい。
またさらに、前述した実施形態の芯金14は金属製であるが、本発明はこの構成に限定されず、十分な剛性を備えるならば、芯金14を樹脂製としてもよい。
そして、前述した実施形態では、弾性クローラ本体12の内周部の、一対の突起部20のクローラ幅方向外側に転輪通過部26がそれぞれ形成される構成としているが、本発明はこの構成に限定されず、一対の突起部20の間に転輪通過部26が形成される構成としてもよい。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 弾性クローラ
12 弾性クローラ本体
12E 幅端
14 芯金
16 中央部
18 翼部
20 突起部
22A 長ラグ(ゴムラグ)
22B 短ラグ(ゴムラグ)
24 係合凹部
26A 転輪通過面
26E 外端
30 第1凹部
30A 外端部(第1凹部のクローラ幅方向外側の端部)
30B 内端部(第1凹部のクローラ幅方向内側の端部)
34 第2凹部
38 第3凹部
52 ラグ(ゴムラグ)
62 第1凹部
62A 外端部(第1凹部のクローラ幅方向外側の端部)
100 スプロケット
102 転輪
S クローラ周方向
W クローラ幅方向
IN クローラ内周側
OUT クローラ外周側
L0 クローラ周方向に隣接する翼部間の長さ
L1 第1凹部のクローラ周方向の長さ
T0 翼部に対応する部位のクローラ本体の厚み
T1 第1凹部に対応する部位のクローラ本体の厚み

Claims (7)

  1. 弾性体により無端帯状に形成された弾性クローラ本体と、
    中央部と該中央部からクローラ幅方向外側へ延びる一対の翼部と前記中央部と前記翼部の境界部分からクローラ内周側へ突出する一対の突起部とを備え、前記弾性クローラ本体内にクローラ周方向に間隔をあけて埋設される複数の芯金と、
    前記弾性クローラ本体の内周部に形成され、クローラ周方向に隣接する前記翼部の間からクローラ幅方向外側へ延び、クローラ周方向に沿った断面においてクローラ外周側へ凹む第1凹部と、
    を有する弾性クローラ。
  2. 前記第1凹部は、クローラ幅方向外側の端部が前記弾性クローラ本体の幅端に開放されている請求項1に記載の弾性クローラ。
  3. 前記弾性クローラ本体の内周部には、クローラ周方向に隣接する前記突起の根元部に亘ってクローラ外周側へ凹む第2凹部が形成されている請求項1又は請求項2に記載の弾性クローラ。
  4. クローラ周方向に沿った断面において、前記第1凹部のクローラ周方向の長さは、クローラ周方向に隣接する翼部間のクローラ周方向の長さの50〜225%である請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性クローラ。
  5. クローラ周方向に沿った断面において、前記第1凹部に対応する部位の前記弾性クローラ本体の厚みは、前記翼部に対応する部位の前記弾性クローラ本体の厚みの50〜80%である請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾性クローラ。
  6. 前記弾性クローラ本体の内周部には、クローラ周方向に隣接する前記中央部間にスプロケットが係合する係合凹部が形成され、
    前記係合凹部は、底部が前記弾性体により閉鎖されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の弾性クローラ。
  7. 前記弾性クローラ本体の外周部にクローラ周方向に間隔をあけて設けられ、クローラ幅方向に延び、クローラ外周側から見て前記芯金と重なるゴムラグと、
    前記弾性クローラ本体の外周部に形成され、クローラ周方向に隣接するゴムラグの根元部に亘ってクローラ内周側へ凹む第3凹部と、
    を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の弾性クローラ。
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