JP2012085053A - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】副走査方向のみが変倍された画像データを履歴管理のために正しく記録する。
【解決手段】原稿読み取り手段と、読み取った原稿に対して主走査方向に変倍を行う変倍手段と、変倍した画像の出力手段と、ジョブ履歴の記録手段とからなり、読み取り副走査方向の変倍率あるいは主走査方向の変倍率に従って、変倍処理を伴うジョブの実行時には、履歴として記録すべき画像データの解像度情報を画像処理装置での変倍処理結果に応じて変更する(ステップS507)。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理装置において実行されるジョブの履歴管理に関する。
従来から、コピーや画像送信などの際に読み取った画像データや、あるいはプリントまたは受信した画像データとそのジョブの実行履歴とを記録装置に蓄積しておく画像処理装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。このような情報を記録装置に蓄積しておくことで、いつ、誰がどのようなジョブの実行指示を行ったのかを確認することができる。
また一方、画像処理装置が変倍コピーを行う場合には、主走査方向の変倍に関しては、読み取った画像データをデジタル信号処理で変倍処理し、副走査方向の変倍については原稿のスキャン速度あるいは原稿搬送速度を速くして読み取ることで、主走査方向の変倍と副走査方向の変倍を実現する方法がとられている。これにより、スキャン後に必要となる変倍処理は主走査方向に対してのみとなるため、処理速度の向上と、消費する画像データ展開用メモリを小さく抑えることができる。
特開2006−330939号公報
しかしながら、履歴管理のために記録される画像データは、スキャナにより読み取られた画像データそのものであるため、変倍コピー時に記録される画像データには副走査方向の変倍処理しか実施されておらず、正しい画像データを記録することができない。
本発明の目的は、変倍コピー実行時にも履歴管理用の画像データを正しく記録することにある。
上記目的を解決するために、本発明の画像処理装置は副走査方向の変倍を行うことが可能であり、読み取った原稿画像に基づき画像データを生成する原稿読み取り手段と、前記画像データに対して主走査方向の変倍を行う変倍手段と、前記変倍手段が変倍した画像データを出力する出力手段と、前記原稿読み取り手段が生成した画像データを前記変倍手段が変倍を行い前記出力手段が出力を行うジョブの履歴に関する情報であり、前記読み取り手段が生成した画像データを含むジョブ履歴を記録する記録手段と、前記記録手段が記録するジョブ履歴に含まれる画像データに関する解像度を、前記読み取り手段が前記原稿画像を読み取る際に行った副走査方向の変倍率あるいは前記変倍手段が前記画像データに対して行う主走査方向の変倍率に従って設定する解像度設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、変倍コピー実行時に履歴管理のために記録される画像データを正しく記録することができる。
履歴管理システムの構成の一例を示す図である。 複合機101のハードウェア構成の一例を示す図である。 コピージョブにおけるジョブアーカイブログの一例を示す図である。 縮小コピー実行時の複合機101の処理を模式的に示した図である。 縮小コピー実行時における画像ログの記録処理の一例を示すフローチャートである。 縮小コピージョブにおけるジョブアーカイブログの一例を示す図である。 縮小コピー実行時における画像ログの記録処理の他の一例を示すフローチャートである。 縮小コピージョブにおけるジョブアーカイブログの他の一例を示す図である。 サービスプロバイダでのジョブアーカイブログの画像変換の一例を示すフローチャートである。 スキャナ205の構成の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
<システム概要>
図1は、本実施形態における履歴管理システムの構成の一例を示す図である。
画像処理装置の一例である複合機101は原稿を読み取って複写したり(コピー機能)、外部のPCから印刷データを受信してプリントしたり(プリント機能)、原稿を読み取って外部の装置へ送信したり受信する(画像送受信機能)などの複数の機能を備える。複合機101がこれらの機能を用いて画像を入力或いは出力する処理をジョブという。複合機101はエージェントと呼ばれるプログラムを実行している。エージェントは、複合機101が実行したジョブで処理される画像データとジョブの履歴情報とをサービスプロバイダ102へ転送する機能を有している。履歴情報は、ジョブの実行を指示したユーザを特定する情報、ジョブを実行した日時、実行したジョブの種類、ジョブの設定内容などの情報を含む。以降、エージェントがサービスプロバイダ102へ送信する画像データを画像ログと呼び、履歴情報をジョブログと呼ぶ。そして、画像ログとジョブログからなるデータをジョブアーカイブログと呼ぶ。
サービスプロバイダ102は、ジョブアーカイブログをエージェントから受け取る。そして、サービスプロバイダ102は、画像ログに対して変換処理やOCR処理などを行なう。そして、サービスプロバイダ102は画像ログに対して処理を施した後のジョブアーカイブログをデータサーバ103へ送信する。
データサーバ103は、サービスプロバイダ102から送信されたジョブアーカイブログを保存する。データサーバ103は保存したジョブアーカイブログの検索機能の提供も行なう。Webサーバ104は、データサーバ103に蓄積されたジョブアーカイブログを検索、閲覧するためのWebアプリケーションが動作している。ユーザや管理者は、不図示のPCのWebブラウザでWebサーバ104へアクセスし、データサーバ103に保存されたジョブアーカイブログを参照したり検索したりすることが可能になる。101〜104の各装置がネットワーク105に接続されている。
図1に示すシステムによって、いつ、誰が、どのような画像に対してどのようなジョブを実行したのかを管理者などが監査することが可能になる。
<複合機のハードウェア構成>
図2は、本実施形態における複合機101のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU201は、ROM209からRAM208にロードされたプログラムを実行することによって複合機101全体の動作を制御する。先述のエージェントと呼ばれるプログラムもCPU201が実行する。また、CPU201は、バス202を介して複合機101内の各構成と通信を行なう。操作部206は、ユーザが指示を行なうための複数のキーと、ユーザに通知すべき各種情報を表示する表示部とを含む。読取装置であるスキャナ205は、ユーザーが原稿台にセットした原稿上の画像を読み取る。これによって得た画像データはハードディスク(HDD)203やRAM208等に記憶される。HDD203は、ハードディスクを含むハードディスクドライブであり、入力された各種情報やプログラムを記憶する。先述のエージェントと呼ばれるプログラムもHDD203に格納される。ジョブアーカイブログもこのHDD0203に一旦保存され、エージェントによって読み出されてサービスプロバイダ102へ送信される。スキャナ205は、原稿給送装置を含み、原稿給送装置にセットされた複数枚の原稿を順次原稿台上に給送し、読み取ることも可能である。さらに、スキャナ205は、スキャン速度あるいは原稿搬送速度を速くして読み取ることで、副走査方向の縮小変倍が可能である。画像処理部210は、RAM208に記憶された画像データに対して、変倍、色変換などの画像処理を行なう。印刷装置であるプリンタ204は、入力された画像データに基づく画像を、用紙上にプリントする。ネットワークI/F207は、複合機101をネットワーク105に接続し、ネットワーク上の外部装置からのデータの受信、ネットワーク上の外部装置へのデータの送信を制御する。
<スキャナ205の構成>
図10は本実施形態におけるスキャナ205の構成の一例を示す図である。スキャナ205は、原稿給送装置1と原稿読み取り装置19によって構成されていて、原稿読み取り装置内の露光部13と原稿とを相対的に移動させながら読み取ることにより、原稿上の情報を読み取る。
原稿3は原稿トレイ2にセットされる。原稿給紙ローラ4は分離パッド5と対になっていて、原稿3を1枚ずつ給送する。給送された原稿3は中間ローラ対6で更に装置内に送られ、大ローラ8と第1従動ローラ9による搬送に渡され大ローラ8を回る形で第2従動ローラ10による搬送が行われる。大ローラ8と第2従動ローラ10で搬送される原稿は、流し読み原稿ガラス12と原稿ガイド板17の間を通り、ジャンプ台18を経て再び大ローラ8と第3従動ローラ11により搬送される。流し読み原稿ガラス12と原稿ガイド板17の間では原稿ガイド板17の部材により原稿3は流し読み原稿ガラス12に接触する形で搬送される。大ローラ8と第3従動ローラ11により搬送された原稿は原稿排紙ローラ対7により装置外に排出される。
原稿3は流し読み原稿ガラス12上を通過する際に、露光部13により流し読み原稿ガラス12に接している面を露光される。露光部13は露光する事により原稿3から反射してくる原稿画像情報をミラーユニット14に伝達する。伝達された原稿画像情報はレンズ15を通過し集光されてCCDセンサ部16にて電気信号として変換される。
原稿ガラス12上を通過する原稿の搬送速度を変更することで、原稿搬送方向(副走査方向)の変倍率を変更することが可能になる。例えば、原稿の搬送速度を速くすることで原稿搬送方向の画像を縮小することができ、原稿の搬送速度を遅くすることで原稿搬送方向の画像を拡大することが可能になる。なお、スキャナ205は主走査方向については等倍で画像を読み取る。
なお、原稿と露光部13とを相対的に移動させる他の方法として、原稿を原稿ガラス12上にセットした状態で露光部13を移動するようにしてもよい。この場合、露光部13を移動する速度を変更することによって副走査方向の変倍を行うことが可能になる。
スキャナ205によって副走査方向のみが変倍された画像データは、画像処理部210にて主走査方向の変倍処理が行われる。これにより主走査、副走査ともに同じ倍率で変倍された画像データが生成される。
<コピージョブにおけるジョブアーカイブログの記録について>
図3は、複合機101が、A4サイズの原稿3枚を部数2の設定でコピージョブを実行した場合に記録されるジョブアーカイブログの一例を示す図である。図3の(a)は画像ログであり、図3の(b)はジョブログである。画像ログは、ページごとに記録され、ジョブログはジョブごとに記録される。
原稿1枚目に対応した画像データ301に対応する画像属性302は、ImageType(画像フォーマット)303、Resolution(解像度)305、ImageSize(画像サイズ)307の項目からなる。1枚目の原稿に対応する画像データの画像フォーマットはJPEG、解像度[dpi]はXYともに600、画像サイズ[画素]はX=4960/Y=7040であることを表している。以下同様に、原稿2枚目に対応した画像データ309とその画像属性310、原稿3枚目に対応した画像データ311とその画像属性312である。
ジョブログ313は、JobKind(ジョブ種)314、UserID(ユーザID)316、StartTime(ジョブ開始日時)318、EndTime(ジョブ終了日時)320、Result(ジョブ実行結果)322、PaperCount(原稿枚数)324、Copies(部数)326、DocumentID (画像ログID)328、DocumentLog(画像ログの有無)330からなる。図3の例では、ジョブ種はCOPY(コピー)、ユーザーIDは0123456789、ジョブ開始日時は2010年6月22日10時5分40秒、ジョブ終了日時は2010年6月22日10時5分50秒である。そして、ジョブ実行結果は「OK」(正常終了)、原稿枚数は3枚、出力部数は2部、画像ログID1は00000001、画像ログ1の有無はYES(有り)となっている。
複合機101がコピーを実行すると、図3の(a)、(b)に示すようなジョブアーカイブログがHDD203に格納される。そして複合機がジョブを実行するごとにジョブアーカイブログがHDD203に蓄積され、蓄積された複数のジョブアーカイブログは所定のタイミングでサービスプロバイダ102へ送信される。ジョブアーカイブログの記録、ジョブアーカイブログのサービスプロバイダへの送信といった処理はCPU201がエージェントを実行することで実現する。
<縮小コピーにおけるジョブアーカイブログの記録>
本実施形態における縮小コピー時におけるジョブアーカイブログの記録について、図4から図6を用いて説明する。
図4において、スキャナ処理部401は、複合機101においてスキャナ205が原稿を読み取って生成した画像データをHDD203へ格納するところまでの制御を司る機能部である。プリント処理部402は、HDD203に格納された画像データをプリンタ204で印刷するところまでの制御を司る機能部である。画像ログ記録処理部403は、HDD203に格納された画像データを画像ログとして記録するための機能部である。
例えば、スキャナ処理部401、プリント処理部402、画像ログ記録処理部403の各々は、はHDD203に格納されたプログラムとして実装される。また、画像ログ記録処理部403は先述のエージェントの一部として実装されていてもよい。
図4は、A4サイズの原稿1枚を、部数1、50%縮小の設定でコピーを実行する際の複合機101の処理を模式的に示した図である。スキャナ205が原稿404を読み取り(405)、スキャナ処理部401が画像データを生成して画像データをRAM208に展開する。スキャナが等倍で原稿404を読み取ると主走査が7040画素、副走査が4960画素の画像データとなる。ここでは50%縮小のコピーを行うので、スキャナ205の画像データ408は、副走査方向が50%に縮小されるように原稿404と露光部13との相対速度を変更して読み取りが行われる。その結果、RAM208に展開された画像データ408は、主走査7040画素、副走査2480画素となる。なお、本実施形態のスキャナ205の読み取り解像度は600dpiであるものとし、画像データ408の解像度は主走査、副走査とも600dpiである。スキャナ処理部401はこの画像データ408をHDD203に保存する。なお、スキャナ205は主走査、副走査ともに等倍で原稿404を読み取り、その後に画像処理によって副走査方向が50%変倍することで画像データ408を生成するようにしてもよい。
次に、プリント処理部402は、先のスキャン処理部401がHDD203に保存した画像データ408を読み出してRAM208に展開する。そして、RAM208に展開した画像データ409に対して、画像処理部210を用いて主走査方向に50%縮小変倍を行い(410)、変倍後の画像データ411を再びRAM208に展開する。画像データ411の主走査方向の画像サイズは、画像データ409の半分の3507画素となっている。これにより、主走査、副走査とも50%縮小され、等倍に対して面積比で25%に縮小された画像データが得られる。そして、画像データ411をプリンタ204にて用紙に印字する(0412)。これによりコピー処理が完了する。
画像ログ記録処理部403は、HDD203に保存された画像データ408をもとに、図3の(a)に相当する画像ログの記録を行う(413)。画像ログの記録方法について、図5を用いて説明する。
図5は、縮小コピー実行時における画像ログの記録処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは複合機101のCPU201が実行する。
まずステップ(以下、ステップをSと表記する)502では、スキャン処理部401がHDD203に保存した画像データ408の解像度情報を取得する。図4の例では、画像データ408の主走査方向(ScnResoY)および副走査方向(ScnResoX)の解像度はともに600dpiである。次にS503へ進み、プリント処理部402で実施される変倍処理410での、その変倍率を取得する。図4の例では、主走査方向のみ50%縮小変倍を行うため、主走査変倍率(PrnY)は50%、副走査変倍率(PrnX)は100%である。
次にS504に進み、プリント処理部402において変倍処理が実施されるか否かを、S503により得られた値(PrnY、PrnX)により判断する。変倍処理が実施されると判断した場合には、S505へ進み、変倍処理が実施されないと判断した場合にはS506へ進む。図4の例では、プリント処理部402において主走査方向に対して50%縮小変倍を行うため、S505へ進むこととなる。S505では、画像属性に設定する解像度、即ち、図3の(a)における305を算出する。例えば、図4の例では、
主走査解像度[dpi]: Y = 600[dpi] / 50[%] × 100 = 1200
副走査解像度[dpi]: X = 600[dpi] / 100[%] × 100 = 600
となる。
一方、S506ではプリント処理部402での変倍処理は行わないため、S502で取得した解像度情報(ScnResoYおよびScnResoX)を変更することなく、そのままYとXに設定する。そしてS507において、算出したYとXを画像ログの画像属性に反映し、画像データとともに画像ログとしてHDD203に保存する。なお、HDD203に保存した画像ログの画像データが、属性情報として解像度情報を保持できるような形式である場合には(例えば画像データがJPEGの場合)、そのヘッダ情報に記録されている解像度情報を算出したYとXで上書きしてもよい。
なお、本実施形態では、図5に示す処理が実行完了してから図4に示すプリント処理部402による処理を実行する。つまり、画像ログがHDD203に正しく保存されないと、プリント処理部402は印刷を実行しない。これにより、画像ログが正しく保存されていないにも関わらずコピー処理が実行されるということを防止することができる。
また、上記のような理由から、プリント処理部402で生成された主走査、副走査ともに50%縮小変倍がなされた画像データ411を画像ログとしてHDD203に保存することはできない。よって、スキャン処理部401が生成した画像データ408に基づいて画像ログを生成する必要がある。よって図5のような処理が有用となる。
図6は、50%縮小コピー実行時に記録したジョブアーカイブログの一例を示す図である。前述した図3のジョブアーカイブログとの違いは、画像属性602において、Resolution(解像度)[dpi]603がX=600、Y=1200となっている点である。これは、プリント処理部402で実施される主走査方向に対する50%縮小変倍を考慮した解像度が設定されていることによる。また、ImageSize(画像サイズ)[画素]605がX=2480、Y=7040となっており、スキャン処理部401での副走査方向に対する50%縮小変倍が実施されたサイズとなっていることも相違点である。
<縮小コピーにおけるジョブアーカイブログの記録の他の実施形態>
前述した縮小コピーにおけるジョブアーカイブログの記録方法は、図5に示したように、プリント処理部402で実施する変倍率を考慮して、画像属性の解像度を設定した。別の方法として、スキャン処理部401で実施した変倍率を考慮して、画像属性の解像度を設定することでも同様の効果を得ることができる。その方法を、図7を用いて説明する。
図7は、縮小コピー実行時における画像ログの記録処理の他の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは複合機101のCPU201が実行する。
まずS702では、スキャン処理部401がHDD203に保存した画像データ408の解像度情報を取得する。図4の例では主走査方向(ScnResoY)および副走査方向(ScnResoX)ともに600dpiである。次にS703に進み、スキャン処理部401で実施した変倍処理について、その変倍率を取得する。図4の例では、副走査方向のみ50%縮小変倍を実施したため、副走査変倍率(ScnX)は50%、主走査変倍率(ScnY)は100%である。
次にS704に進み、スキャン処理部401において変倍処理が実施されたかどうかを、S703により得られた値(ScnY、ScnX)により判断する。変倍処理を実施したと判断した場合にはS705へ進み、変倍処理を実施していないと判断した場合にはステップS706へ進む。図4の例では、スキャン処理部401において副走査方向に対して50%縮小変倍を行ったため、S705へ進むことになる。S705では、画像属性に設定する解像度、即ち図3(a)における305を算出する。図4の例では、
主走査解像度[dpi]:Y = 600[dpi] × 100[%] / 100 = 600
副走査解像度[dpi]:X = 600[dpi] × 50[%] / 100 = 300
となる。
一方、S706ではスキャン処理部401での変倍処理は行わなかったため、S702で取得した解像度情報(ScnResoYおよびScnResoX)を変更することなく、そのままYとXに設定する。そしてS707において、算出したYとXを画像属性に反映し、画像データとともに画像ログとしてHDD203に保存する。なお、HDD203に保存した画像ログの画像データが、属性情報として解像度情報を保持できるような形式である場合には(例えば画像データがJPEGの場合)、そのヘッダ情報に記録されている解像度情報を算出したYとXで上書きしてもよい。
図8は、図7のフローチャートを実行した場合における50%縮小コピー実行時に記録したジョブアーカイブログの一例を示す図である。前述した図6のジョブアーカイブログとの違いは、画像属性802において、Resolution(解像度)[dpi]803がX=300、Y=600となっている点である。これは、スキャン処理部401で実施した副走査方向に対する50%縮小変倍を考慮した解像度が設定されていることによる。
<サービスプロバイダでのジョブアーカイブログの変換処理>
次にサービスプロバイダ102における処理について説明する。複合機101のCPU201が実行するエージェントは、HDD203に記録されたジョブアーカイブログ(図3、図6、図8)を、サービスプロバイダ102へ送信する。サービスプロバイダ102は、必要に応じてジョブアーカイブログ内にある画像データの変換やOCR処理を行なう。
図9は、サービスプロバイダ102が実行する画像データの変換処理の一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、サービスプロバイダ102の不図示のCPUが実行する。なお、図9では、図6のジョブアーカイブログを例にとって説明する。
S902で、サービスプロバイダ102はジョブアーカイブログ内にある画像ログを参照し、主走査/副走査の解像度がともに所定の解像度(たとえば600dpi)であるか否かを判断する。例えば、所定の解像度を600dpiとした場合、図6に示したジョブアーカイブログでは、主走査1200dpi、副走査600dpiであるため、S903へ進む。S903では、画像データの主走査/副走査の解像度が所定の解像度になるように解像度変換を行う。たとえば、所定の解像度が600dpiであるならば、主走査を600dpiに変換する。そして、S904において、解像度変換以外の処理、たとえば、OCRなどの処理を実行する。そして、S905において、変換後の画像データをデータサーバ103に記録して本フローチャートを終了する。なお、S902における所定の解像度は、データサーバ103の容量や、OCR処理の能力などに応じて適宜設定される。
以上、本実施形態によれば、画像ログの属性情報に設定する解像度をスキャナ205での変倍処理の内容に応じて適切に設定する。このように適切に解像度を設定した画像ログをサービスプロバイダへ送信することにより、サービスプロバイダが適切に解像度変換することができる。よって主走査方向と副走査方向で変倍率が異なる歪んだ画像データをデータサーバ103に保存してしまうことを防止することができる。
なお、本実施形態では、50%縮小のコピージョブを例に説明したが、スキャナ205が変倍して原稿を読み取るジョブであれば、その倍率は50%に限るものではないし、ジョブの種類もコピージョブに限らない。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
101 複合機
102 サービスプロバイダ
103 データサーバ
104 Webサーバ

Claims (6)

  1. 副走査方向の変倍を行うことが可能であり、読み取った原稿画像に基づき画像データを生成する原稿読み取り手段と、
    前記画像データに対して主走査方向の変倍を行う変倍手段と、
    前記変倍手段が変倍した画像データを出力する出力手段と、
    前記原稿読み取り手段が生成した画像データを前記変倍手段が変倍を行い前記出力手段が出力を行うジョブの履歴に関する情報であり、前記読み取り手段が生成した画像データを含むジョブ履歴を記録する記録手段と、
    前記記録手段が記録するジョブ履歴に含まれる画像データに関する解像度を、前記読み取り手段が前記原稿画像を読み取る際に行った副走査方向の変倍率あるいは前記変倍手段が前記画像データに対して行う主走査方向の変倍率に従って設定する解像度設定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記記録手段が記録したジョブ履歴を、外部装置へ送信する送信手段を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記原稿読み取り手段は、原稿を搬送する速度を変更することで副走査方向の変倍を行うことを特徴とする、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記出力手段は、前記記録手段が前記ジョブ履歴の記録を行った後に前記変倍手段が変倍した画像データの出力を行うことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 副走査方向の変倍を行うことが可能であり、読み取った原稿画像に基づき画像データを生成する原稿読み取り手段を備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像データに対して主走査方向の変倍を行う変倍工程と、
    前記変倍工程で変倍した画像データを出力する出力工程と、
    前記原稿読み取り手段が生成した画像データを前記変倍工程で変倍を行い前記出力工程で出力を行うジョブの履歴に関する情報であり、前記読み取り手段が生成した画像データを含むジョブ履歴を記録する記録工程と、
    前記記録工程で記録するジョブ履歴に含まれる画像データに関する解像度を、前記読み取り手段が前記原稿画像を読み取る際に行った副走査方向の変倍率あるいは前記変倍工程で前記画像データに対して行う主走査方向の変倍率に従って設定する解像度設定工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. 請求項5の制御方法を前記画像処理装置に実行させるためのプログラム。
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