JP2010081011A - 電子機器、管理システム及び管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】保存したジョブの履歴情報を定期的に管理可能な電子機器、管理システム及び管理プログラムを提供する。
【解決手段】実行したジョブの履歴情報を保存可能な記憶部(32)と、この記憶部の空き容量を判定する容量判定部(14)と、記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、及びジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときに、ジョブの履歴情報を外部機器に送信する履歴情報送信部(16)と、送信したジョブの履歴情報を記憶部から消去する履歴情報削除部(18)とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、記憶部の空き容量を監視可能な電子機器、この機器の管理システム及び管理プログラムに関するものである。
この種の電子機器、例えば画像形成装置は、複数の端末とともに、例えばLAN等のネットワークに接続されている。そして、画像形成装置は、この端末からジョブを受信し、このジョブの画像データに基づくトナー像を用紙に印刷している。
ここで、実行したジョブの履歴情報を保存する技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
詳しくは、この履歴情報は記憶部(例えばHDD)に保存されており、HDDの空き容量が少なくなった場合には、履歴情報のうち利用頻度の低い情報を消去したり、履歴情報を要求したサーバに転送し、この転送済みの情報を消去する。これにより、HDDの空き容量を圧迫し難くなる。
特開2006−331120号公報 特開2007−220024号公報 特開2008−28629号公報
ところで、上述した利用頻度の低い履歴情報を単に消去するだけでは、消去した情報については以後全く管理できなくなるとの問題がある。また、利用頻度の低い情報であるが故に、この消去による効果は期待できる程度ではないとの懸念もある。
一方、上述の履歴情報を画像形成装置からサーバに転送するのみでは、この画像形成装置を管理する側から見れば、履歴情報の定期的な管理が困難になるという問題がある。HDDの空き容量が少なくなるまでは、この履歴情報は画像形成装置からサーバに送信されないからである。
このように、ジョブの履歴情報を定期的に管理するための措置が必要になるが、上記従来の技術では当該措置については格別な配慮がなされていない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、保存したジョブの履歴情報を定期的に管理可能な電子機器、管理システム及び管理プログラムを提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、実行したジョブの履歴情報を保存可能な記憶部と、記憶部の空き容量を判定する容量判定部と、記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、及びジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときに、ジョブの履歴情報を外部機器に送信する履歴情報送信部と、送信したジョブの履歴情報を記憶部から消去する履歴情報削除部とを具備する。
第1の発明によれば、電子機器は記憶部、容量判定部、履歴情報送信部、及び履歴情報削除部を有している。まず、実行したジョブの履歴情報は記憶部に逐次保存され、この記憶部の空き容量は容量判定部で判定される。
ここで、履歴情報送信部は、ジョブの履歴情報を外部機器に送信するにあたり、記憶部の空き容量のみならず、ジョブの履歴情報の特性値も監視しており、これら記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、ジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立することを条件として、ジョブの履歴情報を外部機器に送信する。そして、履歴情報削除部は、送信したジョブの履歴情報を記憶部から消去している。
よって、記憶部の空き容量が少なくなる以前にも、ジョブの履歴情報が電子機器から外部機器に送信可能になるので、この電子機器を管理可能な外部機器では、従来に比してジョブの履歴情報の定期的な管理が可能になる。
しかも、送信したジョブの履歴情報は外部機器に依然として残されていることから、履歴情報の管理の確実化に寄与する。さらに、この送信したジョブの履歴情報は記憶部からは消去されるので、この記憶部の空き容量を圧迫することもない。
第2の発明は、第1の発明の構成において、ジョブの履歴情報の特性値とは、この履歴情報の件数であることを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、履歴情報送信部は、記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、ジョブの履歴情報の件数が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときには、このジョブの履歴情報を外部機器に送信する。したがって、外部機器による管理可能な件数で送信して欲しいとの要求にも応ずることができる。
第3の発明は、第1や第2の発明の構成において、ジョブの履歴情報の特性値とは、この履歴情報の容量であることを特徴とする。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、履歴情報送信部は、記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、ジョブの履歴情報の容量が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときには、このジョブの履歴情報を外部機器に送信している。よって、仮に電子機器のエラー解析の如く、容量の大きな履歴情報が生じたときには外部機器に速やかに送信され、記憶部の空き容量の圧迫を確実に回避できる。
第4の発明は、第1から第3の発明の構成において、履歴情報送信部は、外部機器が受信可能状態である場合に、ジョブの履歴情報を外部機器に送信することを特徴とする。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、履歴情報送信部が、外部機器の受信状態に応じてジョブの履歴情報を送信すれば、この履歴情報をより一層確実に管理できる。
第5の発明は、複数の端末、電子機器、及び管理サーバがネットワークを介してそれぞれ接続された電子機器の管理システムである。そして、端末から受信したジョブを実行するジョブ実行部と、実行したジョブの履歴情報を保存可能な記憶部と、記憶部の空き容量を判定する容量判定部と、記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、及びジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときに、ジョブの履歴情報を管理サーバに送信する履歴情報送信部と、送信したジョブの履歴情報を記憶部から消去する履歴情報削除部とを備え、管理サーバは、電子機器が送信したジョブの履歴情報を保存し、端末の要求に応じてジョブの履歴情報を端末に出力する。
第5の発明によれば、記憶部の空き容量が少なくなる以前にも、ジョブの履歴情報が電子機器から管理サーバに送信可能になり、このサーバでは、従来に比してジョブの履歴情報の定期的な管理が可能になるし、また、サーバは、この電子機器が送信したジョブの履歴情報を保存することから、従来の如くジョブの履歴情報がネットワーク上から完全に消去されることはなく、端末は、この履歴情報を常に利用可能になる。
第6の発明は、ネットワークを介して外部機器に接続された電子機器の管理プログラムである。そして、プログラムは、電子機器のコンピュータに備えられており、コンピュータに、実行したジョブの履歴情報を保存可能な記憶部の空き容量を判定する手順と、記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、及びジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときに、ジョブの履歴情報を外部機器に送信する手順と、送信したジョブの履歴情報を記憶部から消去する手順とを実行させる。
第6の発明によれば、記憶部の空き容量が少なくなる以前にも、ジョブの履歴情報が電子機器から送信可能になり、電子機器を管理可能な外部機器では、従来に比してジョブの履歴情報の定期的な管理が可能になるし、また、この送信したジョブの履歴情報は記憶部からは消去されるので、記憶部の空き容量を圧迫することもない。
本発明によれば、空き容量の他、ジョブの履歴情報の特性値も監視し、この履歴情報の定期的な管理が可能な電子機器、管理システム及び管理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施例に係る画像形成装置(電子機器)4aを有したシステムの構成図であり、当該システム1は、例えばLAN等のネットワーク2を用いて構成され、1台の管理サーバ(外部機器)4、1台の装置4a及び計2台のPC(端末)6A,6Bがネットワーク2にそれぞれ接続されている。
図2は画像形成装置の概略構成図である。当該装置4aは、ネットワークインタフェース(IF)26を介してネットワーク2に接続され、さらに、公衆回線にも接続されている。また、この装置4aはデジタル複合機であり、いわゆる多機能周辺機器(Multiple Function Peripheral、以下、MFPと称する)である。そして、MFP4aはプログラムの命令にしたがって各種動作を実行する。
MFP4は、コントローラ10を有する。更にMFP4は、HDD32、ネットワークインタフェース26、FAX通信部24、スキャナ部22、プリントエンジン20、操作パネル28及びメモリ30を有しており、それぞれ、コントローラ10とバスを介して接続されている。
より具体的には、HDD(記憶部)32は、ハードディスクドライブ等の書き込み可能な不揮発性の記憶装置であり、スキャナ部22で読み込まれた画像データ、PC6A等から送信された画像データや、FAX通信部24にて受信した画像データ等の種々の電子ファイルを逐次保存している。
ネットワークインタフェース26は、SNMP(Simple Network Management Protocol)やSOAP(Simple Object Access Protocol)等のプロトコルを用い、ネットワーク2を介して各種データの通信を行なう。例えば、リモートPC6Aから送信されたデータを受信する。また、ネットワークインタフェース26は、HDD32に保存されたデータをネットワーク2を介して相手先に送信する。
FAX通信部24は電話回線又はネットワーク2に接続されており、外部からファクシミリ送信されてきたデータを受信する。逆にHDD32に保存されたデータを相手先にファクシミリ送信する。
スキャナ部22は、原稿を画像読取位置に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)を有しており、複数枚の原稿の画像を順次、読み取る。
プリントエンジン20は、HDD32に保存された画像データを用紙に印刷する。
なお、本実施例のプリントエンジン20は、原稿をスキャナ部22の画像読取位置に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)、用紙を供給する用紙供給部、画像を用紙に転写する画像形成部、転写済みの用紙にソート、穴開けやステープル処理等を行う後処理装置等に接続されている。
また、MFP4aは操作パネル28を備えており、このパネル28はタッチ操作用のボタンを有し、ユーザの操作を受け付けて各種のサービスをPC6A,6Bに提供するし、MFP4aの設定変更も実行できる。さらに、このパネル28は、文字情報や案内画像等を用いて当該ユーザへのメッセージも表示可能である。
MFP4はメモリ30を備え、このメモリ30はROMやRAM等を有しており、印刷等に伴う設定データや、各種のプログラムが格納されている。なお、HDD32のボックス領域34には、上述した種々の電子ファイルの他、PC6A等を操作する各ユーザのIPアドレス等も保存される。
このMFP4の各種動作はコントローラ10で制御される。このコントローラ10はコンピュータとして機能する要素であり、CPU等のハードウエア資源を有している。そして、コントローラ10は、このハードウエア資源を用いて所定のプログラムを実行しており、上述のプリントエンジン20、スキャナ部22やFAX通信部24を操作する。
ところで、本実施例のコントローラ10は、HDD32の空き容量に加え、ジョブの履歴情報の特性値をも考慮して当該履歴情報を管理サーバ4に送信することができる。
詳しくは、図2に示されるように、このコントローラ10はジョブ実行部12を有し、このジョブ実行部12は、PC6A,6Bから受信したジョブを実行している。
このジョブとは、上述した画像データの他、そのファイル名、ファイルサイズ、ユーザIPアドレス等のジョブ内容を特定可能な情報を含み、さらに、この画像データに関する処理内容(例えば複写、FAX送信、印刷、保存)が指示されており、ジョブ実行部12はジョブの履歴情報をHDD32に出力する。これにより、この履歴情報はHDD32に保存される。
次に、コントローラ10は容量判定部14を有している。容量判定部14はHDD32の空き容量を判定しており、この判定結果を履歴情報送信部16に出力する。
本実施例の履歴情報送信部16は、HDD32の空き容量とジョブの履歴情報の件数とに基づいてHDD32に保存されたジョブの履歴情報を管理サーバ4に送信する。
より具体的には、HDD32の空き容量が例えば10MB(第1閾値)よりも少なくなった場合、及びHDD32に保存されたジョブの履歴情報の件数が例えば100件(第2閾値)を超えた場合のいずれかが成立した場合には、管理サーバ4が受信可能状態である場合であることを条件として、履歴情報送信部16は例えば10件分のジョブの履歴情報を管理サーバ4に送信している。
また、この履歴情報送信部16は、当該履歴情報の送信を完了した場合にはその旨を履歴情報削除部18に出力しており、これにより、履歴情報削除部18は、送信済みのジョブの履歴情報(10件分)をHDD32から消去している。
その後、管理サーバ4はMFP4aが送信したジョブの履歴情報を保存しているので、PC6A,6Bの要求に応じてジョブの履歴情報をPC6A,6Bに出力することになる。
図3は、プログラムがコントローラ10に実行させる処理を示している。以下、上記の如く構成されたMFP4aの本発明に係る作用について説明する。
まず、同図のステップS301では、ユーザが操作パネル28にてジョブの履歴情報の送信設定値を入力すると、操作パネル28はユーザの入力に従い送信設定値を設定する。詳しくは、操作パネル28は、管理サーバ4を送信先に設定したり、上述したHDD32の第1閾値(例えば10MB)、履歴情報の件数の第2閾値(例えば100件)、さらに、サーバ4への送信件数(例えば10件分)や、履歴情報の保存対象になるユーザなどを設定する。
次に、ステップS302では、ジョブ実行部12がPC6A,6Bから受信したジョブを実行してステップS303に進み、そのジョブの履歴情報を作成する。
続いて、ステップS304では、容量判定部14が、HDD32の空き容量が上述した第1閾値よりも少ないか否かを判別する。例えば、第1閾値を10MBとすると、HDD32の空き容量が10MB以上の場合、すなわち、NOと判定したときにはステップS305に進む。
このステップS305では、容量判定部14が、HDD32に保存したジョブの履歴情報の件数が第2閾値を超えているか否かを判別する。例えば、第2閾値を100件とすると、当該件数が100件を超えていた場合、すなわち、YESと判定したときにはステップS306に進む。一方、当該件数が100件を超えていない場合には、HDD32の空き容量が十分に存在し、且つ、履歴情報の件数も未だ少なく、この空き容量を圧迫していないので、一連のルーチンを抜ける。
また、上述のステップS304において、HDD32の空き容量が10MBよりも多い場合には直ちにステップS306に進む。
このステップS306では、履歴情報送信部16が、HDD32からの送信対象に該当する履歴情報を管理サーバ4に送信するか否かを判別する。そして、この履歴情報が上記ステップS301で保存対象に設定されたユーザの履歴情報である場合、すなわち、YESと判定したときにはステップS307に進む。
このステップS307では、履歴情報送信部16が、例えば管理サーバ4の空き容量が十分に残されている場合や、このサーバ4がオン作動時である場合の如く、サーバ4が受信可能状態であることを確認してステップS308に進み、例えば10件分のジョブの履歴情報をサーバ4に送信する。
なお、サーバ4が受信可能状態ではなかったときには、パネル28にエラーメッセージが通知されるので、ユーザは図示しない別のサーバを選択する、或いはサーバ4を起動させる。
そして、ステップS309では、履歴情報削除部18が、サーバ4に送信した10件分のジョブの履歴情報をHDD32から消去して一連のルーチンを抜ける。
なお、上述したステップS306において、送信対象に該当する履歴情報が保存対象に設定されたユーザではないときには直ちにステップS309に進んでHDD32から消去されることになる。
このように、MFP4aから送信されたジョブの各履歴情報は、管理サーバ4に作成された送信先フォルダにツリー構造で保存されている。
詳しくは、図4に示されるように、MFP4aに関する履歴情報として、PC6A(ユーザA)の各ジョブの履歴情報、PC6B(ユーザB)の各ジョブの履歴情報の他、これら双方を合わせた履歴情報も保存されており、MFP4aで実行された履歴情報が上書きされている。そして、仮に、PC6Aが自身の履歴情報をサーバ4に要求した場合には、サーバ4は、PC6Aに対するジョブの履歴情報をPC6Aに送信する。
また、仮に、PC6AがユーザBの履歴情報をサーバ4に要求したときには、PC6Bに対するジョブの履歴情報を、さらに、このPC6Aが部署全体の履歴情報をサーバ4に要求したときには、トータルのジョブの履歴情報をPC6Aにそれぞれ送信する。
なお、このサーバ4は、図示しない別のMFPに関するジョブの履歴情報も保存可能である。
ところで、上述したジョブの履歴情報の特性値とは、この履歴情報の容量であっても良い。
詳しくは、図5のフローチャートに沿って説明する。図5は、プログラムがコントローラ10に実行させる処理を示している。図5に示された例もまた、上記実施例(図3に示された例)と同様に、ジョブの履歴情報の送信設定(ステップS501)からジョブ実行、実行したジョブの履歴情報の作成(ステップS502,S503)を経て、HDD32の空き容量を判別しているが(ステップS504)、次のステップS505では、容量判定部14が、HDD32に保存したジョブの履歴情報の容量が第2閾値を超えているか否かを判別している。
これは、ジョブの履歴情報が例えばエラー解析であった場合のように、1つの履歴情報であってもその容量が大きいものが存在する点を考慮している。例えば、第2閾値が10MBとすると、当該履歴情報の容量が10MBを超えていた場合、すなわち、YESと判定したときにはステップS506に進む。一方、当該履歴情報の容量が10MBを超えていない場合には、HDD32の空き容量が十分に存在し、且つ、履歴情報の容量も未だ小さく、この空き容量を圧迫していないので、一連のルーチンを抜ける。
なお、上記実施例(図3に示された例)と同様に、その後の履歴情報送信の可否判断(ステップS506)、サーバ4の受信可能状態を確認(ステップS507)してからの履歴情報の送信(ステップS508)し、さらに、送信済みの履歴情報の消去(ステップS509)する。
一方、上述したジョブの履歴情報の特性値とは、この履歴情報の件数及び容量であっても良い。つまり、これらHDD32の空き容量、ジョブの履歴情報の件数、並びに、ジョブの履歴情報の容量の総てをサーバ4への送信条件に設定しても良い。
さらに、図6のステップS604、S605に示される如く、ジョブの履歴情報の件数と、このジョブの履歴情報の容量とをサーバ4への送信条件に設定しても良い。
詳しくは、図6のフローチャートに沿って説明する。図6は、プログラムがコントローラ10に実行させる処理を示している。この図6に示された例もまた、上記実施例(図3に示された例)と同様に、ジョブの履歴情報の送信設定(ステップS601)からジョブ実行、実行したジョブの履歴情報の作成(ステップS602,S603)を経て、HDD32の空き容量を判別している(ステップS604)。
次のステップS605では、容量判定部14が、HDD32に保存したジョブの履歴情報の件数が件数閾値(本発明の第2閾値に相当)を超えているか否かを判別する。例えば、件数閾値を100件とすると、当該件数が100件を超えていない場合、すなわち、NOと判定したときにはステップS606に進む。
続くステップS606では、容量判定部14が、HDD32に保存したジョブの履歴情報の容量が容量閾値(本発明の第2閾値に相当)を超えているか否かを判別している。例えば、容量閾値が10MBとすると、当該履歴情報の容量が10MBを超えていた場合、すなわち、YESと判定したときにはステップS607に進む。一方、当該履歴情報の容量が10MBを超えていない場合には、HDD32の空き容量が十分に存在し、且つ、履歴情報の容量も未だ小さく、この空き容量を圧迫していないので、一連のルーチンを抜ける。
また、上述のステップS605において、HDD32に保存したジョブの履歴情報の件数が件数閾値を超えている場合には、直ちにステップS607に進む。
なお、上記実施例(図3に示された例)と同様に、その後の履歴情報送信の可否判断(ステップS607)、サーバ4の受信可能状態を確認(ステップS608)してからの履歴情報の送信(ステップS609)し、さらに、送信済みの履歴情報の消去(ステップS610)する。
以上のように、本実施例によれば、MFP4aはHDD32、ジョブ実行部12、容量判定部14、履歴情報送信部16、及び履歴情報削除部18を有している。まず、ジョブ実行部12は、受信したジョブ(例えば複写、FAX送信、印刷、保存)を実行するが、この実行したジョブの履歴情報はHDD32に逐次保存され、このHDD32の空き容量は容量判定部14で判定される。
ここで、履歴情報送信部16は、ジョブの履歴情報を管理サーバ4に送信するにあたり、HDD32の空き容量のみならず、ジョブの履歴情報の特性値(例えば件数や容量)も監視しており、これらHDD32の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、ジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立することを条件として、ジョブの履歴情報をサーバ4に送信する。そして、履歴情報削除部18は、送信したジョブの履歴情報をHDD32から消去している。
よって、HDD32の空き容量が少なくなる以前にも、ジョブの履歴情報がMFP4aからサーバ4に送信可能になるので、このMFP4aを管理可能なサーバ4(管理者側)では、HDD32の空き容量が少なくなるまでは送信されなかった従来に比して、ジョブの履歴情報の定期的な管理が可能になる。
しかも、送信したジョブの履歴情報はサーバ4に依然として残されていることから、履歴情報の管理の確実化に寄与する。さらに、この送信したジョブの履歴情報はHDD32からは消去されるので、このHDD32の空き容量を圧迫することもない。
また、図3の例の如く、履歴情報送信部16は、HDD32の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、ジョブの履歴情報の件数が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときには、このジョブの履歴情報をサーバ4に送信する。したがって、サーバ4(管理者側)による管理可能な件数で送信して欲しいとの要求にも応ずることができる。
さらに、図5の例のように、履歴情報送信部16は、HDD32の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、ジョブの履歴情報の容量が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときには、このジョブの履歴情報をサーバ4に送信している。よって、仮にMFP4aのエラー解析の如く、容量の大きな履歴情報が生じたときにはサーバ4に速やかに送信され、HDD32の空き容量の圧迫を確実に回避できる。
さらにまた、履歴情報送信部16が、サーバ4の受信状態に応じてジョブの履歴情報を送信すれば、この履歴情報をより一層確実に管理できる。
また、サーバ4は、このMFP4aが送信したジョブの履歴情報を保存することから、従来の如くジョブの履歴情報がネットワーク2上から完全に消去されることはなく、PC6A,6Bは、この履歴情報を常に利用可能になる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば上記実施例の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
また、上述したMFP4は電子機器の一例であり、ジョブの履歴情報を保存可能である限り、本発明の電子機器は、複写機、プリンタ、スキャナやファクシミリ等にも当然に適用可能であるし、さらに、MFP4がジョブ実行部12を備えていれば、PC6AやPC6Bが容量判定部14、履歴情報送信部16、及び履歴情報削除部18を備えていても良い。
本実施例に係る電子機器を有したシステムの構成図である。 図1の電子機器の概略構成図である。 図2のコントローラによる履歴情報の送信処理のフローチャートである。 図1の管理サーバによる送信先フォルダの説明図である。 他の実施例のコントローラによる履歴情報の送信処理のフローチャートである。 さらに他の実施例のコントローラによる履歴情報の送信処理のフローチャートである。
符号の説明
2 ネットワーク
4 管理サーバ(外部機器)
4a MFP(電子機器)
6A,6B PC(端末)
10 コントローラ(コンピュータ)
12 ジョブ実行部
14 容量判定部
16 履歴情報送信部
18 履歴情報削除部
32 HDD(記憶部)

Claims (6)

  1. 実行したジョブの履歴情報を保存可能な記憶部と、
    該記憶部の空き容量を判定する容量判定部と、
    該記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、及び前記ジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときに、前記ジョブの履歴情報を外部機器に送信する履歴情報送信部と、
    該送信したジョブの履歴情報を前記記憶部から消去する履歴情報削除部と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記ジョブの履歴情報の特性値とは、該履歴情報の件数であることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器であって、
    前記ジョブの履歴情報の特性値とは、該履歴情報の容量であることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器であって、
    前記履歴情報送信部は、前記外部機器が受信可能状態である場合に、前記ジョブの履歴情報を該外部機器に送信することを特徴とする電子機器。
  5. 複数の端末、電子機器、及び管理サーバがネットワークを介してそれぞれ接続された電子機器の管理システムであって、
    前記端末から受信したジョブを実行するジョブ実行部と、
    該実行したジョブの履歴情報を保存可能な記憶部と、
    該記憶部の空き容量を判定する容量判定部と、
    該記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、及び前記ジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときに、前記ジョブの履歴情報を前記管理サーバに送信する履歴情報送信部と、
    該送信したジョブの履歴情報を前記記憶部から消去する履歴情報削除部とを備え、
    前記管理サーバは、前記電子機器が送信したジョブの履歴情報を保存し、前記端末の要求に応じて該ジョブの履歴情報を該端末に出力することを特徴とする管理システム。
  6. ネットワークを介して外部機器に接続された電子機器の管理プログラムであって、
    該プログラムは、前記電子機器のコンピュータに備えられており、該コンピュータに、
    実行したジョブの履歴情報を保存可能な記憶部の空き容量を判定する手順と、
    該記憶部の空き容量が第1閾値よりも少なくなった場合、及び前記ジョブの履歴情報の特性値が第2閾値を超えた場合のいずれかが成立したときに、前記ジョブの履歴情報を前記外部機器に送信する手順と、
    該送信したジョブの履歴情報を前記記憶部から消去する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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