JP2016150528A - 画像形成装置及びそれを含むプリントシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザからの印刷指示を受信すると、当該ユーザが使用する可能性が高い画像形成送装置に予め印刷ジョブを送信することができる画像形成装置及びそれを含むプリントシステムを提供する。【解決手段】プリントシステムにおいて、第1MFP100は、端末装置(第1PC200又は第2PC250)から印刷ジョブ及び印刷ジョブの属性情報(ユーザID)を受信すると、第2MFP150、第3MFP160又は第4MFP170から印刷ジョブが要求される前に、第2〜第4MFPの使用実績の集計結果と属性情報とを用いて、端末装置から印刷を指示したユーザが使用する可能性が高いMFPを決定し、そのMFPに印刷ジョブを送信する。これにより、ユーザが第2〜第4MFPの何れかを操作して印刷を指示すれば、直ちに印刷が実行される可能性が高いので、ユーザにストレスを与える機会を軽減できる。【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して印刷指示を受付けることができる画像形成装置に関し、特に、ユーザからの印刷指示を受信すると、当該ユーザが使用する可能性が高い画像形成送装置に予め印刷ジョブを送信することができる画像形成装置及びそれを含むプリントシステムに関する。
近年、電子機器である画像処理装置の1種として、多くの事業所(会社、事務所等)に、記録紙に画像を形成する画像形成装置(代表的にはコピー機)が導入されている。このような画像形成装置の1種である複合機(MFP:Multifunction Peripheral)は、コピーモード、ファクシミリモード、通信ネットワーク(以下、単にネットワークともいう)対応のプリンタモード、及びスキャナモードのように、複数の機能を備える。
複数のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンともいう)、複数のMFPを、ネットワークを介して相互に接続し、パソコン及びMFP間で印刷ジョブ等のデータの送受信を可能にしたプリントシステムが知られている。
MFPに対して印刷を行なう場合、複数のMFPのどれからでも印刷したいという要望がある。これを実現するために、専用のサーバコンピュータ(以下、単にサーバという)を設けたシステムが知られている。このシステムでは、ユーザがパソコンから印刷を指示したときには、サーバへ印刷データを送信し、保存させる。実際の印刷は、ユーザが何れかのMFPを操作して行なう。MFPは、ユーザの操作を受けてサーバへ印刷データを要求し、サーバから目的の印刷データを取得し、取得した印刷データに基づき印刷を実行する。このシステムでは、サーバ環境を構築する必要があり、費用と労力がかかる問題がある。
その対策として、サーバを設けずに、特定のMFP(以下、親機ともいう)に、上記のサーバの機能を実行させるシステムが提案されている。即ち、印刷が指示されたときには、親機に印刷データを送信して、保存させる。印刷時には、操作されたMFPは、親機に印刷データを要求し、親機から目的の印刷データを取得し、取得した印刷データに基づき印刷を実行する。
また、下記特許文献1には、ユーザがユーザ端末から印刷指示を行なうと、画像データをユーザ端末に記憶し、各画像形成装置に識別情報を送信し、所望の画像形成装置で認証が成功するとユーザ端末から画像データを送信し、画像形成を行なうシステムが開示されている。
特開2012−39527号公報
しかし、上記のように、特定のMFPを親機として印刷を実行するシステムにおいても、印刷データはまず親機のMFPに保存される。次に、親機以外のMFPである子機が印刷データを要求すると、親機は、目的のデータを探して、そのデータを子機に転送する。その後、子機で印刷が実行される。即ち、ユーザが子機を操作して印刷を実行するときには、常に親機から印刷データが送信されなければならない。したがって、印刷を指示しても、直ぐには印刷を開始することができず、ユーザがストレスを感じる問題がある。特許文献1に開示されたシステムにおいても同じ問題がある。
この問題を解決するために、全ての子機に予め印刷データを送信することが知られている。しかし、使用され得る子機の台数分だけ、ネットワークのトラフィックが増大するという別の問題が生じる。また、全ての子機が同じデータを保存するため、実際に印刷に使用されない子機の記憶装置の容量を圧迫してしまう問題もある。
したがって、本発明は、ユーザからの印刷指示を受信すると、当該ユーザが使用する可能性が高い画像形成送装置に予め印刷ジョブを送信することができる画像形成装置及びそれを含むプリントシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1の局面に係るプリントシステムは、相互に通信可能な端末装置、第1画像形成装置及び複数の第2画像形成装置を含むプリントシステムである。端末装置は、印刷ジョブと印刷ジョブに関する情報である属性情報とを、第1画像形成装置に送信する印刷指示部を含む。第1画像形成装置は、端末装置から送信された印刷ジョブ及び属性情報を受信する第1受信部と、受信した印刷ジョブ及び属性情報を記憶する記憶部と、複数の第2画像形成装置の中から、印刷ジョブを送信する画像形成装置を送信先画像形成装置として決定する送信先決定部と、送信先画像形成装置に印刷ジョブを送信する第1ジョブ送信部とを含む。複数の第2画像形成装置の各々は、第1画像形成装置から送信された印刷ジョブを受信する第2受信部と、受信した印刷ジョブを使用して印刷を実行する印刷部と、印刷部により印刷が実行された後に、当該印刷に使用された印刷ジョブを特定する実行済ジョブ特定情報を第1画像形成装置に送信する実績送信部と、ユーザにより指定された印刷ジョブの送信を要求する送信要求データを第1画像形成装置に送信する要求送信部とを含む。第1画像形成装置は、送信要求データを受信したことを受けて、送信要求データに対応する印刷ジョブを、送信要求データを送信した第2画像形成装置に送信する第2ジョブ送信部と、実行済ジョブ特定情報を受信して記憶し、記憶された複数の実行済ジョブ特定情報を、属性情報及び第2画像形成装置の組毎に、集計して使用頻度を算出する集計部とをさらに含む。送信先決定部は、送信先画像形成装置を、属性情報及び集計部による集計結果に応じて決定し、第1ジョブ送信部による印刷ジョブの送信は、当該印刷ジョブに対応する送信要求データが第1画像形成装置により受信される前に実行される。
これにより、端末装置を操作して印刷を指示したユーザが使用する可能性が高い画像形成装置に、事前にその印刷ジョブが送信されて記憶されるので、実際にユーザが操作する画像形成装置に、事前に印刷ジョブが記憶されている可能性が高くなる。したがって、ユーザが、ジョブリストから印刷ジョブを選択すれば、速やかに印刷が実行される可能性が高い。
好ましくは、送信先決定部は、第1受信部により受信された属性情報に対応する使用頻度のうち、所定値以上である使用頻度に対応する画像形成装置を、送信先画像形成装置として決定する。
より好ましくは、送信先決定部は、第1受信部により受信された属性情報に対応する、使用頻度のうち、最大である使用頻度に対応する画像形成装置を、送信先画像形成装置として決定する。
さらに好ましくは、第2画像形成装置は、ユーザによる操作を受けて、当該ユーザを特定するユーザ特定情報を含むジョブリスト要求情報を第1画像形成装置に送信し、実行済ジョブ特定情報を記憶する。第1画像形成装置は、ジョブリスト要求情報を受信したことを受けて、ユーザ特定情報に対応する印刷ジョブの情報を、ジョブリスト要求情報を送信した第2画像形成装置に送信する。実績送信部は、ジョブリスト要求情報を送信するときに、記憶されている実行済ジョブ特定情報を送信する。
好ましくは、属性情報は、印刷ジョブの生成を指示したユーザを特定する情報である。
より好ましくは、プリントシステムは、複数の端末装置を含み、属性情報は、印刷ジョブを第1画像形成装置に送信した端末装置を特定する情報である。
これらにより、より高い精度で、印刷を指示したユーザが使用する可能性が高い画像形成装置に、事前に印刷ジョブを送信することができ、実際にユーザが操作する画像形成装置に、事前に印刷ジョブが送信されている可能性をより高くすることができる。
本発明の第2の局面に係る画像形成装置は、相互に通信可能な端末装置及び複数の画像形成装置を含むプリントシステムを構成する特定の画像形成装置である。この画像形成装置は、端末装置から送信された印刷ジョブ及び印刷ジョブに関する情報である属性情報を受信する受信部と、受信した印刷ジョブ及び属性情報を記憶する記憶部と、複数の画像形成装置の中から、特定の画像形成装置を除き、印刷ジョブを送信する画像形成装置を送信先画像形成装置として決定する送信先決定部と、送信先決定部により決定された送信先画像形成装置に、印刷ジョブを送信する第1ジョブ送信部と、複数の画像形成装置のうちの特定の画像形成装置以外の画像形成装置から、印刷ジョブの送信を要求する送信要求データを受信したことを受けて、送信要求データに対応する印刷ジョブを、送信要求データを送信した画像形成装置に送信する第2ジョブ送信部と、複数の画像形成装置のうちの特定の画像形成装置以外の画像形成装置から、印刷が実行された後に、当該印刷に使用された印刷ジョブを特定する実行済ジョブ特定情報を受信して記憶し、記憶された複数の実行済ジョブ特定情報を、属性情報毎及び特定の画像形成装置以外の画像形成装置の組毎に、集計して使用頻度を算出する集計部とを含む。送信先決定部は、送信先画像形成装置を、属性情報及び集計部による集計結果に応じて決定し、第1ジョブ送信部による印刷ジョブの送信は、当該印刷ジョブに対応する送信要求データが受信される前に実行される。
これにより、端末装置を操作して印刷を指示したユーザが使用する可能性が高い画像形成装置に、事前にその印刷ジョブを記憶させることができ、実際にユーザが操作する画像形成装置に、事前に印刷ジョブが記憶されている可能性が高くなる。したがって、ユーザが、ジョブリストから印刷ジョブを選択すれば、速やかに印刷が実行される可能性が高い。
本発明の第3の局面に係るプリントシステムは、相互に通信可能な端末装置、第1画像形成装置及び複数の第2画像形成装置を含むプリントシステムである。端末装置は、印刷条件を含む印刷ジョブを第1画像形成装置に送信する印刷指示部を含む。第1画像形成装置は、端末装置から送信された印刷ジョブを受信する第1受信部と、受信した印刷ジョブを記憶する記憶部と、複数の第2画像形成装置の中から、印刷ジョブを送信する画像形成装置を送信先画像形成装置として決定する送信先決定部と、送信先画像形成装置に印刷ジョブを送信する第1ジョブ送信部とを含む。複数の第2画像形成装置の各々は、第1画像形成装置から送信された印刷ジョブを受信する第2受信部と、受信した印刷ジョブを使用して印刷を実行する印刷部と、ユーザにより指定された印刷ジョブの送信を要求する送信要求データを第1画像形成装置に送信する要求送信部とを含む。第1画像形成装置は、送信要求データを受信したことを受けて、送信要求データに対応する印刷ジョブを、送信要求データを送信した第2画像形成装置に送信する第2ジョブ送信部をさらに含む。記憶部は、第2画像形成装置毎に、当該第2画像形成装置が有する機能を表す情報であるマシン情報をさらに記憶し、送信先決定部は、送信先画像形成装置を、印刷条件及びマシン情報に応じて決定し、第1ジョブ送信部による印刷ジョブの送信は、当該印刷ジョブに対応する送信要求データが第1画像形成装置により受信される前に実行される。
これにより、端末装置を操作して印刷を指示したユーザが使用する可能性が高い画像形成装置に、事前にその印刷ジョブが送信されて記憶されるので、実際にユーザが操作する画像形成装置に、事前に印刷ジョブが記憶されている可能性が高くなる。したがって、ユーザが、ジョブリストから印刷ジョブを選択すれば、速やかに印刷が実行される可能性が高い。
好ましくは、送信先決定部は、複数の第2画像形成装置のうち、印刷ジョブを実行可能な第2画像形成装置を特定する特定部を含み、特定部により特定された第2画像形成装置の台数が所定数より大きければ、当該第2画像形成装置が保有する記録紙の残量が多い順に、所定数の画像形成装置を、送信先画像形成装置として決定する。
より好ましくは、送信先決定部は、複数の第2画像形成装置のうち、印刷ジョブを実行可能な画像形成装置を特定する特定部を含み、印刷条件から印刷枚数を決定し、印刷枚数が第1の所定枚数以上であれば、特定部により特定された第2画像形成装置のうち、マシン情報の印刷速度が所定値未満の第2画像形成装置を除外した残りの第2画像形成装置を、送信先画像形成装置として決定する。
さらに好ましくは、送信先決定部は、印刷枚数が、第1の所定枚数以下の第2の所定枚数以下であれば、特定部により特定された第2画像形成装置のうち、マシン情報の印刷速度が所定値以上の第2画像形成装置を除外した残りの第2画像形成装置を、送信先画像形成装置として決定する。
本発明の第4の局面に係る画像形成装置は、相互に通信可能な端末装置及び複数の画像形成装置を含むプリントシステムを構成する特定の画像形成装置である。この画像形成装置は、端末装置から送信された、印刷条件を含む印刷ジョブを受信する受信部と、受信した印刷ジョブを記憶する記憶部と、複数の画像形成装置のうち、特定の画像形成装置を除き、印刷ジョブを送信する画像形成装置を送信先画像形成装置として決定する送信先決定部と、送信先決定部により決定された送信先画像形成装置に印刷ジョブを送信する第1ジョブ送信部と、複数の画像形成装置のうちの特定の画像形成装置以外の画像形成装置から、印刷ジョブの送信を要求する送信要求データを受信したことを受けて、送信要求データに対応する印刷ジョブを、送信要求データを送信した画像形成装置に送信する第2ジョブ送信部とを含む。記憶部は、複数の画像形成装置のうち、特定の画像形成装置以外の画像形成装置毎に、当該画像形成装置が有する機能を表す情報であるマシン情報をさらに記憶し、送信先決定部は、送信先画像形成装置を、印刷条件及びマシン情報に応じて決定し、第1ジョブ送信部による印刷ジョブの送信は、当該印刷ジョブに対応する送信要求データが受信される前に実行される。
これにより、端末装置を操作して印刷を指示したユーザが使用する可能性が高い画像形成装置に、事前にその印刷ジョブを記憶させることができ、実際にユーザが操作する画像形成装置に、事前に印刷ジョブが記憶されている可能性が高くなる。したがって、ユーザが、ジョブリストから印刷ジョブを選択すれば、速やかに印刷が実行される可能性が高い。
本発明によれば、印刷を指示したユーザが使用する可能性が高い画像形成装置に、事前にその印刷ジョブが送信されて記憶されるので、ユーザは、その画像形成装置を操作して、ジョブリストから印刷ジョブを選択すれば、速やかに印刷を実行することができる。
また、そのユーザの使用頻度が低い画像形成装置には、事前に印刷ジョブが送信されないので、その画像形成装置の記憶装置(HDD等)を不要なデータが占有して、容量を圧迫することを回避することができ、ネットワークのデータ通信トラフィックの増大を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るプリントシステムの構成を示すブロック図である。 図1のプリントシステムを構成する各画像形成装置(第1〜第4MFP)の構成を示すブロック図である。 図1のプリントシステムを構成する各端末装置(第1及び第2PC)の構成を示すブロック図である。 図1の各端末装置において実行される印刷指示プログラムを示すフローチャートである。 図1の第1MFPにおいて実行されるジョブ管理プログラムを示すフローチャートである。 図5における送信先MFPの決定処理を示すフローチャートである。 図1の第2〜第4MFPにおいて実行されるジョブ実行プログラムを示すフローチャートである。 ジョブリストが表示された操作画面を示す図である。 第1MFPにおいて実行される送信先MFPの決定処理の第1変形例を示すフローチャートである。 第1MFPにおいて実行される送信先MFPの決定処理の第2変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るプリントシステムを構成する第1MFPにおいて実行される送信先MFPの決定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るプリントシステムを構成する第2〜第4MFPにおいて実行されるジョブ実行プログラムを示すフローチャートである。 第1MFPにおいて実行される送信先MFPの決定処理の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るプリントシステムを構成する第2〜第4MFPにおいて実行されるジョブ実行プログラムを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るプリントシステムを構成する第1MFPにおいて実行されるジョブ管理プログラムを示すフローチャートである。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、第1の実施の形態に係るプリントシステムは、ネットワーク300に接続された複数の画像形成装置(第1MFP100、第2MFP150、第3MFP160、第4MFP170)及びパーソナルコンピュータ等の複数の端末装置(第1PC200、第2PC250)を含む。図1において、複数の端末装置として、2台の第1PC200及び第2PC250が示されているが、少なくとも1台の端末装置が含まれていればよい。これら以外の端末装置がネットワーク300に接続されていてもよい。また、少なくとも3台の画像形成装置が含まれていればよい。第1MFP100、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170以外の画像形成装置が、ネットワーク300に接続されていてもよい。
ネットワーク300は、例えばLAN(Local Area Network)である。図1ではネットワーク300を1本の線で示しているが、ネットワーク300は、ルータ又はゲートウェイ等(何れも図示せず)の中継装置によって複数のネットワークケーブルが接続されて構成されている場合を含む。
ここでは、図1のネットワーク300の通信プロトコルはTCP/IPであるとする。ネットワーク300に接続された複数の端末装置及び画像形成装置は、それぞれに一意のアドレス(IPアドレス)が設定されている。
第1MFP100、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170は、例えばコピー機能及びプリンタ機能等を備える。図2を参照して、第1MFP100は、第1MFP100全体を制御するCPU(Central Processing Unit)102と、プログラム等を記憶するためのROM(Read−Only Memory)104と、揮発性の記憶装置であるRAM(Random Access Memory)106と、通電が遮断された場合にもデータを保持する不揮発性記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)108とを備えている。ROM104は、第1MFP100の動作を制御するのに必要なプログラム及びデータを記憶する。
第1MFP100は、IF部110、原稿読取部112、画像形成部114、操作部116、及びバス120を含む。第1MFP100はさらに、給紙部、記録紙搬送部、及び排紙トレイ(何れも図示せず)を含む。
各部は、バス120に接続されており、各部間のデータ(制御情報を含む)交換は、バス120を介して行なわれる。例えば、CPU102は、バス120を介してROM104からプログラムをRAM106上に読出して、RAM106の一部を作業領域としてプログラムを実行する。即ち、CPU102は、ROM104に格納されているプログラムにしたがって第1MFP100を構成する各部の制御を行ない、第1MFP100の各機能を実現する。
原稿読取部112は、例えばCCD(Charge−Coupled Device:電荷結合素子)により、原稿を読取って画像データを生成する。画像データはRAM106に一時的に記憶される。画像形成部114は、RAM106上の画像データに基づいて、記録紙搬送部によって給紙部から搬送される記録紙上への画像形成(印刷)を行なう。原稿読取部112には、自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder)が装備されていてもよい。
操作部116は、入力部と表示部とを含む。例えば、操作部116がタッチパネルディスプレイであれば、表示部は、液晶パネル等で構成された表示パネルであり、入力部は、表示パネルの上に配置され、タッチされた位置を検出するタッチパネルである。操作部116の表示部には、第1MFP100に指示を行なうための画面が表示される。ユーザは、表示部に表示されたキーを、表示部に重ねられた入力部上で選択する(タッチパネル上の該当部分にタッチする)ことによって、第1MFP100の機能設定及び動作指示等を行なうことができる。
例えば、ユーザが、原稿のコピーの実行を指示した場合、上記のように原稿読取部112又は自動原稿送り装置にセットされた原稿がスキャンされて画像データが生成され、その画像データに基づき、給紙部から引出された記録紙に画像が形成される。画像が形成された記録紙は排紙トレイに排出される。
IF部110は、ネットワーク300に接続され、第1MFP100がネットワーク300を介して外部装置と通信するためのインターフェイスである。例えば、NIC(Network Interface Card)である。これにより、第1MFP100は、端末装置から印刷ジョブデータ(以下、単に印刷ジョブともいう)を受信し、それに基づき記録紙への画像形成を実行する。
また、第1MFP100はオプション機能を備えていてもよい。オプション機能には、例えば、印刷物をステープルで束ねて搬出する機能、印刷物を所定の形状に折り曲げて排出する機能(2つ折り、Z折り等)、印刷物にパンチ穴を空けて排出する機能等がある。
第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170も、第1MFP100と同様に構成されている。
図3を参照して、第1PC200は、CPU202、ROM204、RAM206、HDD208、NIC210、表示部212、操作部214、及び、それらが接続されたバス220を備えている。第2PC250も、第1PC200と同様に構成されている。
NIC210は、ネットワーク300に接続され、第1PC200がネットワーク300を介して外部装置と通信するためのインターフェイスである。
表示部212は、画像を表示することができる表示装置(液晶ディスプレイ装置又はCRTディスプレイ装置等)と、この表示装置にビデオ信号を供給するビデオ出力装置とを備えている。ビデオ出力装置は、VRAM(例えばRAM206の所定領域)に記憶された画像データから、表示装置に供給するビデオ信号を生成する。操作部214は、第1PC200に指示を入力するための装置であり、例えば、コンピュータ用のキーボード及びコンピュータ用マウスである。
このように構成されているプリントシステムにおいて、ユーザが、端末装置を使用して印刷条件を設定し印刷実行を指示した場合、印刷ジョブが生成される。生成された印刷ジョブは第1MFP100に送信され、第1MFP100に一旦記憶される。第1MFP100は、記憶した印刷ジョブに付加された情報から、ユーザが使用する可能性が高い画像形成装置を特定して、特定された画像形成装置に印刷ジョブを送信する。したがって、ユーザが、画像形成装置(第2MFP150、第3MFP160又は第4MFP170)を操作して、表示された印刷ジョブリストの中から印刷したいジョブを選択し、印刷を実行すると、選択された印刷ジョブがその画像形成装置に記憶されていれば、速やかに印刷が開始される。また、選択された印刷ジョブがその画像形成装置に記憶されていなければ、従来と同様に、第1MFP100に該当する印刷ジョブの送信を要求し、印刷ジョブを受信し、印刷を実行することができる。以下、具体的に説明する。
ユーザが第1PC200又は第2PC250から、印刷ジョブを送信するためには、そのネットワーク通信機能を使用する必要があるので、第1PC200又は第2PC250において、ネットワーク300にログインするための公知のログイン認証が実行される。ここでは、ユーザは、第1PC200にログインして印刷指示を行なった後、第2MFP150を操作して印刷を実行するとする。
図4を参照して、第1PC200において実行される印刷指示プログラムのステップ400において、CPU202は、印刷条件の設定を受付ける。印刷条件の設定は、例えば、ユーザが所定のファイルを指定して所定のアプリケーションを起動し、印刷を指示することにより可能となる。ユーザは、第1PC200に予めインストールされている所定のプリンタドライバにより表示された画面に対して、操作部214を操作して印刷条件を入力する。入力された印刷条件は、設定情報としてRAM206に記憶される。このとき使用されるプリンタドライバは、特定の画像形成装置専用のプリンタドライバではなく、汎用的なものであり、例えば、一般的な画像形成装置に共通な印刷条件を指定することができるものである。
ステップ402において、CPU202は、印刷実行が指示されたかを判定する。例えば、CPU202は、プリンタドライバにより表示された画面において、「OK」ボタンが押されることにより、印刷実行が指示されたと判定する。印刷実行が指示されたと判定された場合、制御はステップ404に移行する。そうでなければ、制御はステップ400に戻る。
ステップ404において、CPU202は、印刷ジョブの送信先を、HDD208から読出す。第1PC200又は第2PC250のHDDには、印刷ジョブの送信先アドレスとして、第1MFP100のIPアドレスが記憶されている。
ステップ406において、CPU202は、ステップ400で記憶された設定情報にしたがって印刷ジョブを生成し、CPU202は、印刷ジョブと当該印刷ジョブの生成を指示したユーザを特定する情報(ユーザID)とを含むデータファイルを、NIC210を介して送信する。このとき、データファイルには、印刷指示時刻等の情報が含まれていてもよい。
ジョブの生成を指示したユーザは、第1PC200にログイン中のユーザであり、ログインIDにより特定されるので、ユーザIDとしてログインIDが使用される。データファイル(印刷ジョブ及びユーザID)はパケットとして送信される。各パケットの通信ヘッダには、宛先アドレスとしてステップ404で決定された第1MFP100のIPアドレスが設定され、送信元アドレスとして、第1PC200のIPアドレスが設定される。通信ヘッダには、TCP/IPにしたがって公知の付加情報が含まれる。
以上により、第1PC200は、印刷ジョブ及びユーザIDを含むデータファイルを送信することができる。第2PC250においても、同様の印刷指示プログラムが実行される。
図5を参照して、第1MFP100において実行されるジョブ管理プログラムに関して説明する。ここでは、第1MFP100のHDD108には、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170のIPアドレスが記憶されているとする。
ステップ500において、CPU102は、印刷ジョブを含むデータファイルを受信したか否かを判定する。受信したと判定された場合、制御はステップ502に移行する。そうでなければ、制御はステップ508に移行する。
ステップ502において、CPU102は、受信したデータファイル(印刷ジョブ及びユーザID)をHDD108に記憶する。
ステップ504において、CPU102は、送信先MFPの決定処理を実行する。具体的には、図6に示す処理が実行される。
ステップ530において、CPU102は、ステップ502でHDD108に記憶したデータファイルからユーザIDを読出し、検索条件として決定する。
ステップ532において、CPU102は、ステップ530で決定した検索条件(ユーザID)で、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170の使用集計データベースを検索して、検索条件に対応する、各MFPの使用頻度を特定する。ここでは、使用集計データベースは、後述するように、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170のそれぞれから送信される印刷完了に含まれる情報を、ユーザID及びMFPの組毎に集計したものである。例えば、使用集計データベースには、各ユーザIDに対応させて、各MFPの使用回数(印刷ジョブの実行回数の累積値)が記憶されている。
ステップ534において、CPU102は、ステップ532で特定された使用頻度(使用回数)のうちの最大値に対応するMFPを、ステップ500で受信した印刷ジョブの送信先として決定する。これにより、送信先のIPアドレスが決定される。使用頻度が最大値であるMFPが複数存在する場合、それら複数のMFPが決定される。その後、制御は図5のステップ506に移行する。
ステップ506において、CPU102は、ステップ502で記憶したデータファイル(印刷ジョブ及びユーザID)をHDD108から読出し、ステップ534で決定されたIPアドレスをパケットデータの送信先アドレスに設定して送信する。
ステップ500で印刷ジョブが受信されていなければ、ステップ508において、CPU102は、印刷完了情報を受信したか否かを判定する。印刷完了情報を受信したと判定された場合、制御はステップ510に移行する。そうでなければ、制御はステップ514に移行する。印刷完了情報は、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170のそれぞれにおいて印刷の実行が完了すれば、その直後に各MFPから第1MFP100に送信される。印刷完了情報は、例えば、印刷完了を表す所定のデータと、実行された印刷ジョブの情報(以下、実行済ジョブ特定情報ともいう)とを含む。実行済ジョブ特定情報は、例えば、MFP特定情報(例えばIPアドレス)、ユーザID及びジョブ特定情報(例えばジョブ名)を含む。
ステップ510において、CPU102は、ステップ508で受信した印刷完了情報をHDD108に記憶し、それまでに集計されてHDD108に記憶されている使用集計データベースに反映させる。具体的には、印刷完了情報に含まれるユーザID及びMFP特定情報に対応する、使用集計データベース中の使用回数を“1”だけ増大させる。
ステップ512において、CPU102は、ステップ508で受信した印刷完了情報に含まれるジョブ特定情報に対応するジョブをHDD108から削除する。その後、制御はステップ500に戻る。
ステップ508で印刷完了を受信していなければ、ステップ514において、CPU102は、他のMFPからジョブリスト要求を受信したか否かを判定する。ジョブリスト要求は、後述するように第2MFP150、第3MFP160又は第4MFP170から送信される、ユーザを特定するための情報(ユーザID)を含み、そのユーザに対応する印刷ジョブの情報を要求する所定のデータである。ジョブリスト要求を受信したと判定された場合、制御はステップ516に移行する。そうでなければ、制御はステップ518に移行する。
ステップ516において、CPU102は、ステップ514で受信したユーザIDで、HDD108に記憶されている印刷ジョブを検索し、ユーザIDに対応する印刷ジョブの情報(例えば、ジョブ名、印刷指示時刻等)を送信する。このとき、送信先のアドレスには、ステップ514で受信したジョブリスト要求のパケットデータに含まれる送信元のIPアドレスを使用する。その後、制御はステップ500に戻る。
ステップ514でジョブリスト要求を受信していなければ、ステップ518において、CPU102は、他のMFPから印刷ジョブの送信要求(以下、ジョブ要求という)を受信したか否かを判定する。ジョブ要求は、後述するように第2MFP150、第3MFP160又は第4MFP170から送信される所定のデータである。ジョブ要求は、ジョブを特定する情報(以下、ジョブ特定情報ともいう)を含み、印刷ジョブを要求するものである。ジョブ要求を受信したと判定された場合、制御はステップ520に移行する。そうでなければ、制御はステップ500に戻る。
ステップ520において、CPU102は、ステップ518で受信したジョブ特定情報で、HDD108に記憶されている印刷ジョブを検索し、該当する印刷ジョブを送信する。このとき、送信先のアドレスには、ステップ518で受信したジョブ要求のパケットデータに含まれる送信元のIPアドレスを使用する。その後、制御はステップ500に戻る。
ステップ500〜520は、本プログラムの終了が指示されるまで繰返される。これによって、第1MFP100は、端末装置から印刷ジョブを受信し、外部のMFPからのジョブリスト要求及びジョブ要求に応じて、それぞれに対応するデータを、要求したMFPに送信することができる。また、第1MFP100は、印刷完了情報を受信し、使用集計データベースを更新することができる。
図7を参照して、第2MFP150又は第3MFP160において実行されるジョブ実行プログラムに関して説明する。ここでは、ユーザが第2MFP150を操作するとし、第2MFP150において実行されるプログラムに関して説明する。
ステップ600において、CPUは、操作部が操作されたか否かを判定する。操作されたと判定された場合、制御はステップ606に移行する。そうでなければ、制御はステップ602に移行する。
ステップ602において、CPUは、印刷ジョブを受信したか否かを判定する。受信したと判定された場合、制御はステップ604に移行する。そうでなければ、制御はステップ600に戻る。ここで受信され得る印刷ジョブは、第1MFP100により、ステップ506において送信されたデータファイル(印刷ジョブ及びユーザID)として受信される。
ステップ604において、CPUは、ステップ602で受信したデータをHDDに記憶する。その後、制御はステップ600に戻る。
ステップ600で操作されたことが検出された場合、ステップ606において、CPUは、ログイン認証画面を表示し、入力されるユーザID及びパスワードにより認証に成功したか否かを判定する。認証に成功した場合、制御はステップ608に移行する。そうでなければ、ステップ606が繰返される。
ステップ608において、CPUは、操作部に、第2MFP150に実行させる機能を選択するための画面(以下、ホーム画面という)を表示する。ホーム画面は、コピー、プリント、スキャン等のキーが表示される。各キーが選択されると、対応する機能に関する条件を設定し、その機能の実行を指示するための画面が表示される。
ステップ610において、CPUは、印刷機能が選択されたか否か、即ちプリントキーがタッチされたか否かを判定する。印刷が選択されたと判定された場合、制御はステップ612に移行する。そうでなければ、制御はステップ630に移行する。
ステップ612において、CPUは、第1MFP100に、ジョブリスト要求を送信する。具体的には、CPUは、ジョブリスト要求として、現在ログインしているユーザのユーザIDとジョブ情報を要求する所定のデータとを送信する。第1MFP100のIPアドレスは、予め第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170の各HDDに記憶されている。ジョブリスト要求に対して、上記したように、第1MFP100は、受信したユーザIDに対応するジョブの情報を送信する(図5のステップ516)。
ステップ614において、CPUは、ステップ612で要求したジョブの情報を受信したか否かを判定する。受信した場合、制御はステップ616に移行する。そうでなければ、ステップ614が繰返される。
ステップ616において、CPUは、ステップ614で受信したジョブの情報を操作部の表示部に表示し、ユーザによる操作を受付ける。例えば、図8に示すような画面が表示部に表示される。画面800において、領域802には、受信された印刷ジョブの情報(ジョブ名)がリスト形式で表示され、領域804には、リスト表示された各項目を選択するためのチェックボックスが表示されている。「次へ」キー806は、画面を次の画面に遷移させるためのキーである。「キャンセル」キーは、印刷をキャンセルして、画面をホーム画面に戻すためのキーである。
ステップ618において、CPUは、ジョブが選択されたか否かを判定する。具体的には、CPUは、リスト表示されている項目の何れかが選択された状態で、「次へ」キー806が操作されたか否かを判定する。ジョブが選択された状態で「次へ」キー806が操作された場合、制御はステップ620に移行する。そうでなければ(即ち、「キャンセル」キーが操作された場合)、制御はステップ608に移行し、ホーム画面が表示される。
ステップ620において、CPUは、選択されたジョブが既に受信され、HDDに記憶されているか否かを判定する。受信済みであると判定された場合、制御はステップ626に移行する。そうでなければ、制御はステップ622に移行する。選択されたジョブが既に受信されている場合、そのジョブは、第1MFP100によりステップ506で送信され、第2MFP150によりステップ602で受信されたジョブである。
ステップ622において、CPUは、ステップ618で選択されたと判定されたジョブの送信を要求するジョブ要求を、第1MFP100に送信する。具体的には、CPUは、ジョブの送信要求を表す所定のデータと、ステップ618で選択されたジョブを特定するジョブ特定情報(例えばジョブ名)とを送信する。ジョブ要求に対して、上記したように、第1MFP100は、受信したジョブ特定情報に対応する印刷ジョブを送信する(図5のステップ520)。
ステップ624において、CPUは、ステップ622で要求した印刷ジョブを受信したか否かを判定する。受信した場合、CPUは、受信した印刷ジョブをHDDに記憶し、制御はステップ626に移行する。そうでなければ、ステップ624が繰返される。
ステップ626において、CPUは、ステップ618で選択されたと判定されたジョブ(ステップ602又はステップ624で受信された印刷ジョブ)をHDDから読出し、それに基づいて印刷を実行する。
ステップ628において、CPUは、印刷完了情報を第1MFP100に送信する。具体的には、CPUは、印刷完了を表す所定のデータと、ステップ626で印刷を実行したジョブを特定する情報とを送信する。その後、制御はステップ608に戻り、ホーム画面が表示される。
ステップ610で印刷が選択されなかった場合、ステップ630において、CPUは、ログアウトの指示を受信したか否かを判定する。具体的には、ホーム画面に表示されているログアウトキーが操作されたか否かを判定する。ログアウトが指示されたと判定された場合、CPUはログアウト処理を実行し、制御はステップ600に戻る。そうでなければ、制御はステップ632に移行する。
ステップ632において、CPUは、ステップ610で検出された指示に該当する処理を実行する。例えば、コピーキーが選択された場合、コピーの基本画面が操作部に表示される。ユーザがコピー条件を入力し、コピー実行を指示すると、原稿読取部により原稿がスキャンされて生成された画像データに基づき、印刷が実行される。その後、制御はステップ608に戻り、ホーム画面が表示される。
以上により、ユーザが、第1PC200又は第2PC250から印刷を指示した後、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170のうち、そのユーザが最もよく使用しているMFPを操作して、印刷を実行する場合、ユーザがログインし、ジョブリストが表示された時点で、そのMFPは、ユーザが指示した印刷ジョブを第1MFP100から受信済みである。したがって、ユーザは、ジョブリストから印刷ジョブを選択すれば、速やかに印刷を実行することができる。また、そのユーザの使用頻度が低いMFPには、事前に印刷ジョブが送信されることがないので、そのMFPの記憶装置(HDD等)を不要なデータが占有して、容量を圧迫することを回避することができる。また、ネットワーク300のデータ通信トラフィックの増大を抑制することができる。
通常の組織では、構成員(ユーザ)毎に使用するMFPは概ね固定されていると思われる。したがって、上記のようにユーザIDに応じて印刷ジョブを事前に送信するMFPを決定することが有効である。
ユーザが、当該ユーザの使用頻度が低いMFPを操作して印刷を実行する場合には、従来と同様に、ジョブリストで選択された後、そのジョブを第1MFP100から取得して、印刷を実行することができる。
上記では、ユーザが、第1PC200又は第2PC250から印刷を指示した後、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170の何れかを操作して、印刷する場合を説明したが、これに限定されない。ユーザは、第1MFP100を操作して、印刷を実行してもよい。その場合、第1MFP100は、図7のフローチャートと同様のプログラムを実行すればよい。但し、第1MFP100との通信に関係するステップ(ステップ602、604、620、622、624及び628)は不要であり、除外される。
上記では、ステップ620又はステップ624の後、ステップ626において印刷が実行される場合を説明したが、これに限定されない。ステップ626の前に、設定画面を表示し、印刷条件を変更可能にしてもよい。その場合、設定画面に印刷実行を指示するキー(実行キー)を表示し、実行キーが操作されたことを受けて、ステップ626を実行するようにすればよい。
MFPがマルチタスクでプログラムを実行できれば、上記した図5及び図7の各プログラムは、並列した複数のプログラムとして実現することができる。例えば、図7のステップ602及び604による印刷ジョブを受信する処理を、1つのプログラムとして実現することができる。
上記では、集計の対象である実行済ジョブ特定情報が、MFP特定情報(例えばIPアドレス)、ユーザID及びジョブ特定情報(例えばジョブ名)を含む場合を説明したが、これらに限定されない。実行済ジョブ特定情報は、実行時刻(年月日を含む)、印刷を指示した端末装置(ホスト名、IPアドレス等)、後処理、印刷枚数(印刷部数及び印刷ページ数)、記録紙の種類、印刷の色(カラー印刷又は白黒印刷)等を特定する情報を、さらに含んでいてもよい。なお、実行済ジョブ特定情報に、印刷を指示した端末装置(ホスト名、IPアドレス等)を特定する情報を含めるには、第1MFP100が、端末装置から受信した印刷ジョブを外部のMFPに送信するときに、その印刷ジョブの送信元IPアドレス、又は送信元IPアドレスに対応するホスト名を付加して送信すればよい。
(第1変形例)
上記では、図6の送信先MFPの決定処理において、ユーザIDに応じて印刷ジョブを送信するMFPを決定する場合を説明したが、これに限定されない。印刷指示したユーザが、実際に印刷するときに使用するMFPを精度よく予測することができればよく、送信先MFPの決定処理において、印刷ジョブに関する種々の情報(属性情報)を使用することができる。例えば、図6の代わりに、図9に示すように、印刷ジョブを送信するMFPを決定してもよい。
図9のフローチャートは、図6のフローチャートにおいて、ステップ530がステップ540で代替されたものである。ここでは、第1MFP100は、ステップ510における印刷完了情報の集計において、実行された印刷ジョブの送信元の情報(例えば、印刷ジョブを第1MFP100に送信した端末装置のIPアドレス)に関しても集計することとする。そのためには、例えば、第1MFP100は、ステップ502において、受信したデータファイル(印刷ジョブ及びユーザID)を記憶するときに、そのデータファイルに対応させて、そのデータファイルの送信元を特定する情報(以下、送信元特定情報という)をHDD108に記憶すればよい。送信元特定情報は、例えば端末装置のIPアドレスである。これにより、第1MFP100は、ステップ510において、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170から印刷完了情報を受信した場合、対応する送信元特定情報を特定することができ、送信元特定情報毎に各MFPの使用頻度を集計することができる。
図9のステップ540において、CPU102は、ステップ502でHDD108に記憶した送信元特定情報(例えば端末装置のIPアドレス)を読出し、検索条件として決定する。
ステップ532において、CPU102は、ステップ540で決定した検索条件(送信元特定情報)で、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170の使用集計データベースを検索して、検索条件に対応する、各MFPの使用頻度を特定する。使用集計データベースは、上記したように、送信元特定情報毎に各MFPの使用頻度が集計されている。
したがって、ステップ534により送信先MFPが決定され、ステップ506において、ステップ534で決定された送信先MFP宛に印刷ジョブが送信される。
通常、端末装置及びMFPの配置は、固定されている。一般に、ユーザが端末装置から印刷を指示した後、実際に操作して印刷を実行させるMFPは、その端末装置の近くに配置されているMFPであることが多いと考えられる。したがって、上記のように、印刷ジョブを送信した端末装置に応じて、そのジョブを事前に送信するMFPを決定することが有効である。
(第2変形例)
上記では、図6の送信先MFPの決定処理において、最も使用頻度の高いMFPを、印刷ジョブを送信するMFPとして決定する場合を説明したが、これに限定されない。印刷指示したユーザが、実際の印刷に使用するMFPを精度よく予測することができればよく、送信先MFPの決定処理において、ある程度以上の使用頻度のMFPに印刷ジョブを送信することも有効である。例えば、図6の代わりに、図10に示すように、印刷ジョブを送信するMFPを決定してもよい。
図10のフローチャートは、図6のフローチャートにおいて、ステップ534がステップ550で代替されたものである。
図10のステップ530及び532により、検索条件(ユーザID)に対応する各MFPの使用頻度が特定される。
その後、ステップ550において、CPU102は、ステップ532で特定された使用頻度(使用回数)のうち、所定の閾値以上の使用頻度に対応するMFPを、ステップ500で受信した印刷ジョブの送信先として決定する。閾値は、予めHDD108に記憶されている。閾値の設定は任意である。閾値は、例えば、プリントシステムに属するMFPの総台数の約1/3が選択されるように設定することができる。
使用頻度として使用回数の累積値を用いる場合、使用頻度は常に増大するので、閾値は、定期的に更新されることが好ましい。使用頻度の集計対象とする情報を所定期間の情報に限定する(例えば、過去1カ月間以外の情報は集計の対象から除外する)場合には、閾値を更新しなくてもよい。
その後、ステップ506において、ステップ550で決定された送信先MFP宛に印刷ジョブが送信される。
これにより、ユーザに応じて、使用頻度が高い順に複数台のMFPに印刷ジョブを送信することができ、ユーザが、指示した印刷ジョブが事前に受信されているMFPで印刷を実行する可能性がより高くなる。
また、印刷ジョブを事前に送信するMFPを決定するために利用される属性情報は、上記したユーザ特定情報(ユーザID)又は端末特定情報に限定されない。印刷ジョブの生成に関する情報、生成された印刷ジョブの送受信に関する情報等を使用することができる。印刷ジョブの属性情報には、印刷条件は含まれない。検索条件として所定の属性情報を使用する場合、その属性情報毎に各MFPの使用頻度を集計し、使用集計データベースとすればよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、印刷ジョブの属性情報に応じて、印刷ジョブを事前に送信するMFPが決定された。これに対して、第2の実施の形態では、印刷ジョブの印刷条件から、その印刷ジョブを事前に送信するMFPを決定する。
第2の実施の形態に係るプリントシステムは、第1の実施の形態と同様に構成され、プリントシステムを構成する複数の画像形成装置及び複数の端末装置の構成も第1の実施の形態と同様である。したがって、図1〜図3の参照番号を引用する。
本実施の形態では、第1PC200及び第2PC250においては、第1の実施の形態と同じ図4に示したプログラムが実行される。第1MFP100においては、図5と同様のジョブ管理プログラムが実行される。但し、ステップ510において集計処理は実行されない。また、送信先MFPの決定処理は、図6の代わりに、図11に示すプログラムが実行される。後述するように、本実施の形態では、送信先MFPの決定には、第1の実施の形態のような集計結果は不要である。第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170においては、図12に示すジョブ実行プログラムが実行される。
第1MFP100により実行されるジョブ管理プログラムに関して説明する。ここでは、第1MFP100は、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170のマシン情報をHDD108に記憶している。マシン情報は、各MFPが有する機能を表す情報である。マシン情報には、例えば、印刷の色情報(カラー印刷又はモノクロ印刷)、オプション機能、記録紙の情報等が含まれる。オプション機能は、例えば、印刷物をステープルで束ねて搬出する機能、印刷物を所定の形状に折り曲げて排出する機能、印刷物にパンチ穴を空けて排出する機能等である。記録紙の情報は、トレイに収容されている記録紙のサイズ(A4、A3、B5、B4等)及び種類(普通紙、光沢紙、カラー紙等)である。マシン情報は、第1MFP100が、各MFPからネットワーク300を介して取得しても、管理者が第1MFP100を操作して入力してもよい。
ユーザが第1PC200又は第2PC250にログインして、印刷条件を設定して印刷を指示すると、印刷ジョブ及びユーザIDを含むデータファイルが第1MFP100に送信される。第1MFP100において、CPU102は、データファイルを受信し、HDD108に記憶した後、送信先MFPの決定処理を実行する(ステップ500〜ステップ504)。
ステップ560において、CPU102は、ステップ502で記憶したデータファイルから印刷ジョブを読出し、その印刷条件を取得する。ここでは、CPU102は、印刷の色情報、記録紙の情報及びオプション情報を読出すとする。
ステップ562において、CPU102は、ステップ560で取得した検索条件(印刷の色情報、記録紙の情報及びオプション情報)を用いて、HDD108に記憶されているマシン情報を検索し、条件を満たすMFPがあるか否かを判定する。該当するMFPが見つかれば、制御はステップ564に移行する。ステップ562は繰返し実行され、既に検索の対象とされたMFPは、検索対象から除外される。検索対象に該当するMFPが見つからなければ、制御はステップ566に移行する。例えば、ステップ560で取得した印刷条件が、印刷の色情報がカラー印刷、記録紙の情報がサイズA4の普通紙、オプション情報がステープルである場合、これらの機能の全てを満たす印刷を実行することが可能なMFPが、ステップ562で特定される。
ステップ564において、CPU102は、ステップ562で特定されたMFPを、印刷ジョブを送信するMFPとして仮決定し、対応するMFPを特定する情報(例えばIPアドレス)をRAM106に記憶する。その後、制御はステップ562に移行する。
ステップ562及び564が繰返されることにより、ステップ560で取得された条件を満たすMFP(IPアドレス)が全て仮決定される。なお、ステップ560で取得された条件を満たすMFPが存在しない場合もあり得る。
ステップ566において、仮決定されたMFPの台数が所定の閾値以下であるか否かを判定する。所定の閾値以下であると判定された場合、制御はステップ568に移行する。そうでなければ、制御はステップ570に移行する。所定の閾値は、例えば、第1MFP100以外のMFPの台数の1/3である。本実施の形態では、第1MFP100以外のMFPは3台であるので、閾値は“1”である。
ステップ568において、CPU102は、ステップ564で仮決定されたMFPを全て、送信先MFPとして決定する。
ステップ570において、CPU102は、ステップ564で仮決定されたMFPから、現在の記録紙の残量を取得する。具体的には、仮決定されたMFPのそれぞれに対して、現在の記録紙の残量の送信を要求する記録紙残量要求を送信し、対応する情報を取得する。記録紙残量要求は、送信要求を表す所定のデータと、ステップ560で取得した記録紙の情報(例えば、A4普通紙等)とを含む。記録紙残量要求を受信したMFPは、後述するように、該当する記録紙の現在の残量を第1MFP100に送信する。
ステップ572において、CPU102は、ステップ570で取得した記録紙の残量が多い順に所定台数のMFPを送信先MFPとして決定する。所定台数は、例えば、ステップ566の閾値と同じ値である。ここでは“1”である。
ステップ568又はステップ572が実行された後、制御は図5のステップ506に移行する。これにより、ステップ568又は572で決定されたMFPに、ステップ500で受信された印刷ジョブが送信される。なお、ステップ560で取得された条件を満たすMFPが存在しない場合には、ステップ506での印刷ジョブの送信は行なわれない。
第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170において実行されるプログラムに関して説明する。図12のフローチャートは、図7のフローチャートに、ステップ650及び652が追加され、ステップ628が削除されたものである。それ以外のステップは、図7のフローチャートと同じである。
ステップ650において、CPUは、記録紙残量要求を受信したか否かを判定する。記録紙残量要求は、上記したように、第1MFP100が実行するプログラムのステップ570により送信される。記録紙残量要求を受信したと判定された場合、制御はステップ652に移行する。そうでなければ、制御はステップ600に戻る。
ステップ652において、CPUは、記録紙残量要求に含まれる記録紙の情報に該当する記録紙の残量を、記録紙残量要求の送信元(第1MFP100)に送信する。送信先アドレスには、記録紙残量要求のパケットデータの送信元IPアドレスが使用される。
以上により、ユーザが、第1PC200又は第2PC250から印刷を指示した後、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170のうち、そのユーザが指定した印刷を実行可能なMFPを操作して、印刷を実行する場合、ユーザがログインし、ジョブリストが表示された時点で、そのMFPは、ユーザが指示した印刷ジョブを第1MFP100から受信済みである可能性が高い。したがって、ユーザは、ジョブリストから印刷ジョブを選択すれば、速やかに印刷を実行することができる可能性が高い。
ユーザが操作するMFPが、ユーザが指示した印刷ジョブを第1MFP100から受信済みでなくても、ユーザは、ジョブリストでジョブを選択すれば、そのジョブが第1MFP100から受信されるので、印刷を実行することができる。
上記では、送信先MFPを決定するための印刷条件として、印刷の色情報、記録紙の情報及びオプション情報(ステップ560参照)を使用する場合を説明したが、これに限定されない。これら以外の印刷条件を使用して、送信先MFPを決定してもよい。
(第3変形例)
上記では、図11の送信先MFPの決定処理において、印刷ジョブの実行が可能なMFPの中から、印刷ジョブを送信するMFPを決定する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、図11の代わりに、図13に示すように、MFPの印刷速度を考慮して、印刷ジョブを実行可能なMFPの中から、印刷ジョブを送信するMFPを決定してもよい。図13のフローチャートは、図11のフローチャートにおいて、ステップ580〜586が追加されたものである。
ステップ560〜564により、印刷ジョブを実行可能なMFPが、印刷ジョブの送信先MFPとして仮決定された後、ステップ580において、CPU102は、ステップ502で記憶したデータファイルから印刷ジョブを読出し、印刷条件として設定されている印刷枚数が所定の閾値(以下、第1閾値という)以上であるか否かを判定する。印刷枚数が第1閾値以上であると判定された場合、制御はステップ582に移行する。そうでなければ、制御はステップ584に移行する。第1閾値は、例えば“100”である。
ステップ582において、CPU102は、ステップ564で仮決定された送信先MFPに関して、HDD108に記憶されているマシン情報を参照し、印刷速度が所定速度未満のMFPを、送信先MFPから除外する。所定速度は、例えば50ppm(枚/分)である。
ステップ584において、CPU102は、ステップ580で取得した印刷枚数が所定の閾値(以下、第2閾値という)以下であるか否かを判定する。印刷枚数が第2閾値以下であると判定された場合、制御はステップ586に移行する。そうでなければ、制御はステップ566に移行する。第2閾値は、例えば“10”である。
ステップ586において、CPU102は、ステップ564で仮決定された送信先MFPに関して、HDD108に記憶されているマシン情報を参照し、印刷速度が所定速度以上のMFPを、送信先MFPから除外する。所定速度は、例えば50ppm(枚/分)である。
その後、ステップ566〜572により、最終的に送信先MFPが決定される。
印刷枚数が多い場合、ユーザは高速のMFPを使用して、印刷を実行させる可能性が高い。したがって、ステップ580及び582により、印刷枚数が多い場合には高速のMFPを送信先MFPとして決定することが有効である。
一方、高速のMFPは、大量印刷のジョブによる占有頻度が高く、実行待ちの時間が長いので、印刷枚数が少ない場合、ユーザは高速のMFPではなく、低速のMFPを使用する可能性が高い。したがって、ステップ584及び586により、印刷枚数が少ない場合には高速のMFPを送信先MFPから除外することが有効である。
第1及び第2の閾値は、上記の値に限定されない。第2の閾値は、第1の閾値以下であればよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、使用集計データベースの生成に使用される情報(実行済ジョブ特定情報)を送信するタイミングが、第1及び第2の実施の形態と異なる。
第3の実施の形態に係るプリントシステムは、第1の実施の形態と同様に構成され、プリントシステムを構成する複数の画像形成装置及び複数の端末装置の構成も第1の実施の形態と同様である。したがって、図1〜図3の参照番号を引用する。
本実施の形態では、第1PC200及び第2PC250において実行される印刷指示プログラムは、第1の実施の形態と同じ図4に示したプログラムである。第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170においては、図14に示すジョブ実行プログラムが実行され、第1MFP100においては、図15に示すジョブ管理プログラムが実行される。なお、図15のステップ504は、図6、図9又は図10と同様の処理である。
第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170において実行される図14のフローチャートは、図7のフローチャートにおいて、ステップ700が追加され、ステップ628がステップ702で代替されたものである。ここでは、ユーザが第2MFP150を操作するとし、第2MFP150において実行されるプログラムに関して、第1の実施の形態と異なる点を説明する。
ステップ612によりジョブリスト要求を第1MFP100に送信した後、ステップ700において、CPUは、現時点の使用実績情報を第1MFP100に送信する。使用実績情報は、第2MFP150の使用が使用された履歴である。使用実績情報は、例えば、第2MFP150がユーザにより操作され印刷が実行されたことに関する情報として、印刷ジョブ名、印刷実行時刻(年月日を含む)、ログイン中のユーザID等を含む。使用実績情報は、後述するステップ702で更新される。
使用実績情報は、第1の実施に形態における印刷完了情報を集合した情報に相当する。即ち、本実施の形態では、各MFPは、実行した印刷ジョブの情報を記憶しておき、ジョブリスト要求を送信するときに、その時点で記憶されている印刷完了情報を送信する。
その後、ステップ614〜626により、第2MFP150の操作部にジョブリストが表示され、ユーザによりジョブが選択され、印刷の実行が指示されると、印刷が実行される。
印刷が実行された後、ステップ702において、CPUは、使用実績情報を更新する。具体的には、ステップ626で実行された印刷ジョブに関する情報を、使用実績情報に追加する。
第1MFP100により実行されるジョブ管理プログラムに関して説明する。図15のフローチャートは、図5のフローチャートにおいて、ステップ510を削除し、ステップ710及びステップ712が追加されたものである。即ち、ステップ508により印刷完了情報が受信されると、ステップ512により、印刷完了情報により特定される印刷ジョブが削除される。
ステップ710において、CPU102は、使用実績情報を受信したか否かを判定する。受信したと判定された場合、制御はステップ712に移行する。そうでなければ、制御はステップ500に戻る。使用実績情報は、上記したように、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170から送信される(図14のステップ700参照)。
ステップ712において、CPU102は、ステップ710で受信した使用実績情報を集計する。例えば、CPU102は、ユーザID毎に、各MFPの使用回数(累積値)を算出し、使用頻度として決定する。CPU102は、決定された使用頻度を、ユーザID及びMFP特定情報の組と対応させて、使用集計データベースとしてHDD108に記憶する。このとき、該当するユーザID及びMFP特定情報の組に対応した使用頻度が既に記憶されていれば、CPU102は、新たな使用頻度で上書きする。
これにより、第1MFP100は、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170のそれぞれから、ジョブリスト要求を受信した直後に使用実績情報を受信することができ、使用実績情報を集計して、各MFPの使用頻度を含む使用集計データベースを生成することができる。第1MFP100は、ステップ500で印刷ジョブを受信した場合、ステップ504により(より具体的には、例えば図6のステップ532により)、使用集計データベースから、印刷ジョブを送信するMFPを決定することができる。
したがって、ユーザが、第1PC200又は第2PC250から印刷を指示した後、第2MFP150、第3MFP160及び第4MFP170のうち、そのユーザが最もよく使用しているMFPを操作して、印刷を実行する場合、ユーザがログインし、ジョブリストが表示された時点で、そのMFPは、ユーザが指示した印刷ジョブを第1MFP100から受信済みである。したがって、ユーザは、ジョブリストから印刷ジョブを選択すれば、速やかに印刷を実行することができる。また、そのユーザの使用頻度が低いMFPには、事前に印刷ジョブが送信されることがないので、そのMFPの記憶装置(HDD等)を不要なデータが占有して、容量を圧迫することを回避することができる。また、ネットワーク300のデータ通信トラフィックの増大を抑制することができる。
第1の実施の形態と同様に、図15の送信先MFPの決定処理(ステップ504)として、図6のプログラムの代わりに、図9又は図10のプログラムが実行されてもよい。
上記では、各MFPが記憶している使用実績情報を全て、第1MFP100に送信する場合を説明したが、これに限定されない。各MFPは、所定期間(例えば、過去1カ月等)の使用実績情報のみを、第1MFP100に送信してもよい。また、各MFPは、現在の使用実績情報と、前回送信した使用実績情報との差分情報のみを、第1MFP100に送信してもよい。その場合、第1MFP100は、受信した差分情報を、HDD108に記憶済みの、該当するMFPの使用実績情報に追加して記憶すればよい。
以上、実施の形態を説明することにより本発明を説明したが、上記した実施の形態は例示であって、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更して実施することができる。
100 第1MFP
102 CPU
104 ROM
106 RAM
108 HDD
110 IF部
112 原稿読取部
114 画像形成部
116 操作部
120 バス
150 第2MFP
160 第3MFP
170 第4MFP
200 第1PC
202 CPU
204 ROM
206 RAM
208 HDD
210 NIC
212 表示部
214 操作部
220 バス
250 第2PC
300 ネットワーク

Claims (12)

  1. 相互に通信可能な端末装置、第1画像形成装置及び複数の第2画像形成装置を含むプリントシステムであって、
    前記端末装置は、印刷ジョブと前記印刷ジョブに関する情報である属性情報とを、前記第1画像形成装置に送信する印刷指示手段を含み、
    前記第1画像形成装置は、
    前記端末装置から送信された前記印刷ジョブ及び前記属性情報を受信する第1受信手段と、
    受信した前記印刷ジョブ及び前記属性情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数の第2画像形成装置の中から、前記印刷ジョブを送信する画像形成装置を送信先画像形成装置として決定する送信先決定手段と、
    前記送信先画像形成装置に前記印刷ジョブを送信する第1ジョブ送信手段とを含み、
    前記複数の第2画像形成装置の各々は、
    前記第1画像形成装置から送信された前記印刷ジョブを受信する第2受信手段と、
    受信した前記印刷ジョブを使用して印刷を実行する印刷手段と、
    前記印刷手段により印刷が実行された後に、当該印刷に使用された印刷ジョブを特定する実行済ジョブ特定情報を前記第1画像形成装置に送信する実績送信手段と、
    ユーザにより指定された印刷ジョブの送信を要求する送信要求データを前記第1画像形成装置に送信する要求送信手段とを含み、
    前記第1画像形成装置は、
    前記送信要求データを受信したことを受けて、前記送信要求データに対応する印刷ジョブを、前記送信要求データを送信した前記第2画像形成装置に送信する第2ジョブ送信手段と、
    前記実行済ジョブ特定情報を受信して記憶し、記憶された複数の前記実行済ジョブ特定情報を、前記属性情報及び前記第2画像形成装置の組毎に、集計して使用頻度を算出する集計手段とをさらに含み、
    前記送信先決定手段は、前記送信先画像形成装置を、前記属性情報及び前記集計手段による集計結果に応じて決定し、
    前記第1ジョブ送信手段による印刷ジョブの送信は、当該印刷ジョブに対応する前記送信要求データが前記第1画像形成装置により受信される前に実行される、プリントシステム。
  2. 前記送信先決定手段は、前記第1受信手段により受信された前記属性情報に対応する前記使用頻度のうち、所定値以上である使用頻度に対応する画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として決定する、請求項1に記載のプリントシステム。
  3. 前記送信先決定手段は、前記第1受信手段により受信された前記属性情報に対応する、前記使用頻度のうち、最大である使用頻度に対応する画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として決定する、請求項1に記載のプリントシステム。
  4. 前記第2画像形成装置は、ユーザによる操作を受けて、当該ユーザを特定するユーザ特定情報を含むジョブリスト要求情報を前記第1画像形成装置に送信する手段と、
    前記実行済ジョブ特定情報を記憶する手段とをさらに含み、
    前記第1画像形成装置は、前記ジョブリスト要求情報を受信したことを受けて、前記ユーザ特定情報に対応する印刷ジョブの情報を、前記ジョブリスト要求情報を送信した前記第2画像形成装置に送信する手段をさらに含み、
    前記実績送信手段は、前記ジョブリスト要求情報を送信するときに、記憶されている前記実行済ジョブ特定情報を送信する、請求項1から3の何れか1項に記載のプリントシステム。
  5. 前記属性情報は、前記印刷ジョブの生成を指示したユーザを特定する情報である、請求項1から4の何れか1項に記載のプリントシステム。
  6. 前記プリントシステムは、複数の前記端末装置を含み、
    前記属性情報は、前記印刷ジョブを前記第1画像形成装置に送信した端末装置を特定する情報である、請求項1から4の何れか1項に記載のプリントシステム。
  7. 相互に通信可能な端末装置及び複数の画像形成装置を含むプリントシステムを構成する特定の画像形成装置であって、
    前記端末装置から送信された印刷ジョブ及び前記印刷ジョブに関する情報である属性情報を受信する受信手段と、
    受信した前記印刷ジョブ及び前記属性情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数の画像形成装置の中から、前記特定の画像形成装置を除き、前記印刷ジョブを送信する画像形成装置を送信先画像形成装置として決定する送信先決定手段と、
    前記送信先決定手段により決定された前記送信先画像形成装置に、前記印刷ジョブを送信する第1ジョブ送信手段と、
    前記複数の画像形成装置のうちの前記特定の画像形成装置以外の画像形成装置から、印刷ジョブの送信を要求する送信要求データを受信したことを受けて、前記送信要求データに対応する印刷ジョブを、前記送信要求データを送信した画像形成装置に送信する第2ジョブ送信手段と、
    前記複数の画像形成装置のうちの前記特定の画像形成装置以外の画像形成装置から、印刷が実行された後に、当該印刷に使用された印刷ジョブを特定する実行済ジョブ特定情報を受信して記憶し、記憶された複数の前記実行済ジョブ特定情報を、前記属性情報及び前記特定の画像形成装置以外の画像形成装置の組毎に、集計して使用頻度を算出する集計手段とを含み、
    前記送信先決定手段は、前記送信先画像形成装置を、前記属性情報及び前記集計手段による集計結果に応じて決定し、
    前記第1ジョブ送信手段による印刷ジョブの送信は、当該印刷ジョブに対応する前記送信要求データが受信される前に実行される、画像形成装置。
  8. 相互に通信可能な端末装置、第1画像形成装置及び複数の第2画像形成装置を含むプリントシステムであって、
    前記端末装置は、印刷条件を含む印刷ジョブを前記第1画像形成装置に送信する印刷指示手段を含み、
    前記第1画像形成装置は、
    前記端末装置から送信された前記印刷ジョブを受信する第1受信手段と、
    受信した前記印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
    前記複数の第2画像形成装置の中から、前記印刷ジョブを送信する画像形成装置を送信先画像形成装置として決定する送信先決定手段と、
    前記送信先画像形成装置に前記印刷ジョブを送信する第1ジョブ送信手段とを含み、
    前記複数の第2画像形成装置の各々は、
    前記第1画像形成装置から送信された前記印刷ジョブを受信する第2受信手段と、
    受信した前記印刷ジョブを使用して印刷を実行する印刷手段と、
    ユーザにより指定された印刷ジョブの送信を要求する送信要求データを前記第1画像形成装置に送信する要求送信手段とを含み、
    前記第1画像形成装置は、前記送信要求データを受信したことを受けて、前記送信要求データに対応する印刷ジョブを、前記送信要求データを送信した前記第2画像形成装置に送信する第2ジョブ送信手段をさらに含み、
    前記記憶手段は、前記第2画像形成装置毎に、当該第2画像形成装置が有する機能を表す情報であるマシン情報をさらに記憶し、
    前記送信先決定手段は、前記送信先画像形成装置を、前記印刷条件及び前記マシン情報に応じて決定し、
    前記第1ジョブ送信手段による印刷ジョブの送信は、当該印刷ジョブに対応する前記送信要求データが前記第1画像形成装置により受信される前に実行される、プリントシステム。
  9. 前記送信先決定手段は、
    前記複数の第2画像形成装置のうち、前記印刷ジョブを実行可能な第2画像形成装置を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された第2画像形成装置の台数が所定数より大きければ、当該第2画像形成装置が保有する記録紙の残量が多い順に、前記所定数の画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として決定する手段とを含む、請求項8に記載のプリントシステム。
  10. 前記送信先決定手段は、
    前記複数の第2画像形成装置のうち、前記印刷ジョブを実行可能な画像形成装置を特定する特定手段と、
    前記印刷条件から印刷枚数を決定する手段と、
    前記印刷枚数が第1の所定枚数以上であれば、前記特定手段により特定された第2画像形成装置のうち、前記マシン情報の印刷速度が所定値未満の第2画像形成装置を除外した残りの第2画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として決定する手段とを含む、請求項8に記載のプリントシステム。
  11. 前記送信先決定手段は、前記印刷枚数が、前記第1の所定枚数以下の第2の所定枚数以下であれば、前記特定手段により特定された第2画像形成装置のうち、前記マシン情報の印刷速度が前記所定値以上の第2画像形成装置を除外した残りの第2画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として決定する手段をさらに含む、請求項10に記載のプリントシステム。
  12. 相互に通信可能な端末装置及び複数の画像形成装置を含むプリントシステムを構成する特定の画像形成装置であって、
    前記端末装置から送信された、印刷条件を含む印刷ジョブを受信する受信手段と、
    受信した前記印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
    前記複数の画像形成装置のうち、前記特定の画像形成装置を除き、前記印刷ジョブを送信する画像形成装置を送信先画像形成装置として決定する送信先決定手段と、
    前記送信先決定手段により決定された前記送信先画像形成装置に前記印刷ジョブを送信する第1ジョブ送信手段と、
    前記複数の画像形成装置のうちの前記特定の画像形成装置以外の画像形成装置から、印刷ジョブの送信を要求する送信要求データを受信したことを受けて、前記送信要求データに対応する印刷ジョブを、前記送信要求データを送信した画像形成装置に送信する第2ジョブ送信手段とを含み、
    前記記憶手段は、前記複数の画像形成装置のうち、前記特定の画像形成装置以外の画像形成装置毎に、当該画像形成装置が有する機能を表す情報であるマシン情報をさらに記憶し、
    前記送信先決定手段は、前記送信先画像形成装置を、前記印刷条件及び前記マシン情報に応じて決定し、
    前記第1ジョブ送信手段による印刷ジョブの送信は、当該印刷ジョブに対応する前記送信要求データが受信される前に実行される、画像形成装置。
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