JP2012079639A - 二次電池およびそれに用いる電解液並びに膜 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】正極と、負極と、環状カーボネート化合物を含む電解液と、を備え、正極または負極は、下記一般式(1)で示されるニトロキシドラジカル化合物を有しており、電解液は、環状カーボネート化合物の含有量よりも少ない、環状エーテル構造を有する環状エーテル化合物を有する、二次電池。
[一般式(1)において、R1〜R4は、それぞれ独立に置換または無置換のアルキル基である。Xにおいて環員を構成する原子は、炭素原子、酸素原子、窒素原子、または硫黄原子である。ただし、Xは、ポリマーの主鎖または側鎖の一部を構成してもよく、Xは同一でも異なっていてもよい。nは、2または3の整数である。]
【選択図】なし
Description
正極と、
負極と、
環状カーボネート化合物を含む電解液と、を備え、
前記正極または前記負極は、下記一般式(1)で示されるニトロキシドラジカル化合物を有しており、
前記電解液は、前記環状カーボネート化合物の含有量よりも少ない、環状エーテル構造を有する環状エーテル化合物を有する、二次電池が提供される。
正極と、負極と、環状カーボネート化合物を含む電解液と、を備える、二次電池に用いる電解液であって、
前記正極または前記負極は、下記一般式(1)で示されるニトロキシドラジカル化合物を有しており、
前記電解液は、前記環状カーボネート化合物の含有量よりも少ない、環状エーテル構造を有する環状エーテル化合物を有する、電解液が提供される。
正極と、負極と、環状カーボネート化合物を含む電解液と、を備える、二次電池に用いる膜であって、
前記正極または前記負極は、下記一般式(1)で示されるニトロキシドラジカル化合物を有しており、
前記電解液は、前記環状カーボネート化合物の含有量よりも少ない、環状エーテル構造を有する環状エーテル化合物を有しており、
前記膜は、前記正極上または前記負極上に設けられており、かつ前記環状エーテル化合物の重合物で構成される、膜が提供される。
上記特許文献5に記載の有機ラジカル化合物の酸化還元反応を用いる二次電池は、通常、電解液溶媒として環状カーボネート化合物と鎖状カーボネート化合物との混合物を使用している。本発明者らが検討した結果、ニトロキシドラジカル化合物を活物質とする二次電池の高温における容量劣化やサイクル劣化が、環状カーボネート化合物と下記一般式(3)で示されるNOカチオン(オキソアンモニウムカチオン)の反応によるものであることが判明した。
本発明における電極の電極活物質とは、充電反応および放電反応等の電極反応に直接寄与する物質のことであり、電池システムの中心的役割を果たすものである。
ここでは、一般式(1)に示す−(X)n−は、上記一般式(1)が5員環または6員環を形成するような2価の基を表す。−(X)n−基において、環員を構成する原子は、炭素、酸素、窒素、または硫黄が好ましい。−(X)n−は、例えば、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH=CH−、−CH=CHCH2−、−CH=CHCH2CH2−等が挙げられる。この中で、隣接しない−CH2−は、−O−、−NH−または−S−によって置き換えられていてもよく、−CH=は−N=によって置き換えられていてもよい。また、環を構成する原子に結合した水素原子は、アルキル基、ハロゲン原子、=O等により置換されていてもよい。
一般式(1)で表されるラジカル化合物を用いて電極を形成する場合に、インピーダンスを低下させ、エネルギー密度、出力特性を向上させる目的で、導電付与剤(補助導電材)やイオン伝導補助材を混合させることもできる。これらの材料としては、補助導電材としては、グラファイト、カーボンブラック、アセチレンブラック等の炭素質微粒子、気相成長炭素繊維(VGCF)、カーボンナノチューブ等の炭素繊維、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレン、ポリアセン等の導電性高分子、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーンが挙げられ、イオン伝導補助材としては高分子ゲル電解質、高分子固体電解質等が挙げられる。これらの中でも、炭素繊維を混合することが好ましい。炭素繊維を混合することで電極の引張り強度がより大きくなり、電極にひびが入ったり剥がれたりすることが少なくなる。より好ましくは、気相成長炭素繊維を混合することがより好ましい。これらの材料は、単独でまたは2種類以上混合して用いることもできる。電極中のこれらの材料の割合としては、10〜80質量%が好ましい。
電極の各構成材料間の結びつきを強めるために、結着剤を用いることもできる。このような結着剤としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ビニリデンフロライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ビニリデンフロライド−テトラフルオロエチレン共重合体、スチレン・ブタジエン共重合ゴム、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ワニス、各種ポリウレタン等の樹脂バインダが挙げられる。これらの樹脂バインダは、単独でまたは2種類以上混合して用いることもできる。電極中の結着剤の割合としては、1〜30質量%が好ましく、1〜15質量%がさらに好ましい。
電極反応をより潤滑に行うために、酸化還元反応を助ける触媒を用いることもできる。このような触媒としては、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレン、ポリアセン等の導電性高分子、ピリジン誘導体、ピロリドン誘導体、ベンズイミダゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、アクリジン誘導体等の塩基性化合物、金属イオン錯体等が挙げられる。これらの触媒は、単独でまたは2種類以上混合して用いることもできる。電極中の触媒の割合としては、10質量%以下が好ましい。
負極集電体、正極集電体としては、ニッケル、アルミニウム、銅、金、銀、アルミニウム合金、ステンレス、炭素等からなる箔、金属平板、メッシュ状などの形状のものを用いることができる。また、集電体に触媒効果を持たせたり、電極活物質と集電体とを化学結合させたりしてもよい。
一方、上記の正極、および負極が接触しないようにポリエチレン、ポリプロピレン等からなる多孔質フィルムや不織布などのセパレータを用いることもできる。
本発明において、電解質は、負極と正極の両極間の荷電担体輸送を行うものであり、一般には20℃で10−5〜10−1S/cmのイオン伝導性を有していることが好ましい。電解質としては、例えば電解質塩を溶剤に溶解した電解液を利用することができる。電解質塩として、例えばLiPF6、LiClO4、LiBF4、LiCF3SO3、Li(CF3SO2)2N、Li(C2F5SO2)2N、Li(CF3SO2)3C、Li(C2F5SO2)3C等の従来公知の材料を用いることができる。これらの電解質塩は、単独でまたは2種類以上混合して用いることもできる。
本発明において、電池の形状は特に限定されず、従来公知のものを用いることができる。電池形状としては、電極積層体、あるいは巻回体を金属ケース、樹脂ケース、あるいはアルミニウム箔などの金属箔と合成樹脂フィルムからなるラミネートフィルム等によって封止したもの等が挙げられ、円筒型、角型、コイン型、およびシート型等で作製されるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
電池の製造方法としては特に限定されず、材料に応じて適宜選択した方法を用いることができる。例えば、電極活物質、導電付与剤などに溶剤を加えスラリー状にして電極集電体に塗布し、加熱もしくは常温で溶剤を揮発させることにより電極を作製し、さらにこの電極を対極、セパレータを挟んで積層または巻回して外装体で包み、電解液を注入して封止するといった方法である。スラリー化のための溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル系溶媒、N、N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン等のアミン系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、クロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素系溶媒、アセトン、メチルエチルケトンなどのアルキルケトン系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール系溶媒、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。また、電極の作製法としては、電極活物質、導電付与剤などを乾式で混練した後、薄膜化し電極集電体上に積層する方法もある。電極の作製において、特に有機物の電極活物質、導電付与剤などに溶剤を加えスラリー状にして電極集電体に塗布し、加熱もしくは常温で溶剤を揮発させる方法の場合、電極の剥がれ、ひび割れ等が発生しやすい。本発明の一般式(1)で表される部分構造を有するラジカル化合物を用い、好ましくは80μm以上で500μm以下の厚さの電極を作製した場合、電極の剥がれ、ひび割れ等が発生しにくい、均一な電極が作製できるといった特徴を有している。
<正極の作製>
ラジカル化合物(6)200mg、グラファイト粉末700mg、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂バインダ100mgを量り採り、メノウ乳鉢を用い混練した。10分ほど乾式混合して得られた混合体を、圧力を掛けてローラー延伸することにより、厚さ約150μmの薄膜とした。これを、真空中80℃で一晩乾燥した後、直径12mmの円形に打ち抜き、コイン電池用電極を成型した。なお、この電極の質量は15.0mgだった。
次に、得られた電極を電解液に浸して、電極中の空隙に電解液を染み込ませた。電解液としては、1.0mol/LのLiPF6電解質塩、4wt%の環状エーテル化合物(18)の両方を含むエチレンカーボネート/ジエチルカーボネート混合溶液(混合体積比3:7)を用いた。電解液を含浸させた電極は、正極集電体上に置き、その上に同じく電解液を含浸させたポリプロピレン多孔質フィルムセパレータを積層した。さらに負極となるリチウムディスクを積層し、さらに、周囲に絶縁パッキンを配置した状態で正極側及び負極側からそれぞれのステンレス外装を重ね合わせた。これを、かしめ機によって圧力を加えることで、正極活物質としてラジカル化合物(6)、負極活物質として金属リチウムを用いた密閉型のコイン型電池とした。
以上のように作製したコイン電池にコンディショニング充放電を行い、さらに0.1mAの定電流で電圧が4.0Vになるまで充電し、その後、0.1mAの定電流で3.0Vまで放電を行った。その結果、3.5V付近に電圧平坦部が観測され、電極活物質あたりの放電容量は110mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した。その結果、50回の充放電すべてにおいて、放電時に3.5V付近で電圧が一定になり、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は95%だった。
<正極の作製>
小型ホモジナイザー容器にN−メチルピロリドン20gを量り採り、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)300mgを加え、30分間撹拌し完全に溶解させた。そこへ、ラジカル化合物(6)を200mg加え全体が均一なオレンジ色になるまで5分間撹拌した。ここへ気相成長炭素繊維(VGCF)500mgを加え、さらに15分間撹拌することによりスラリーを得た。得られたスラリーをアルミニウム箔上に塗布し、120℃で乾燥させて正極を作製した。正極層の厚みは120μmだった。作製した電極に、剥がれ、ひび割れ等は見られなく、表面は均一であった。これを、直径12mmの円形に打ち抜き、コイン電池用電極を成型した。なお、この電極の質量は16.2mg(うち、アルミニウム箔は6.0mg)だった。
グラファイト粉末(粒径6ミクロン)13.5gと、ポリフッ化ビニリデン1.35g、カーボンブラック0.15g、N−メチル−2−ピロリドン溶媒30gを良く混合し、負極スラリーを作製した。カーボン系導電塗料でコートされた厚さ32μmのエキスパンドメタル銅箔片面に負極のスラリーを塗布し、真空乾燥させることにより負極を作製した。集電体を含む負極全体の厚みは90ミクロンであった。
次に、得られた電極を電解液に浸して、電極中の空隙に電解液を染み込ませた。電解液としては、1.0mol/LのLiPF6電解質塩、4wt%の環状エーテル化合物(18)の両方を含むエチレンカーボネート/ジエチルカーボネート混合溶液(混合体積比3:7)を用いた。電解液を含浸させた電極は、正極集電体(アルミ箔)上に置き、その上に同じく電解液を含浸させたポリプロピレン多孔質フィルムセパレータを積層した。さらに負極となるグラファイト層を片面に付した銅箔を積層した。さらに、周囲に絶縁パッキンを配置した状態で正極側及び負極側からそれぞれのステンレス外装を重ね合わせた。これを、かしめ機によって圧力を加えることで、正極活物質としてラジカル化合物(2)、負極活物質としてグラファイトを用いた密閉型のコイン型電池とした。
以上のように作製したコイン電池にコンディショニング充放電を行い、さらに0.1mAの定電流で電圧が4.0Vになるまで充電し、その後、0.1mAの定電流で3.0Vまで放電を行った。その結果、3.5V付近に電圧平坦部が観測され、電極活物質あたりの放電容量は101mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した。その結果、50回の充放電すべてにおいて、放電時に3.5V付近で電圧が一定になり、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は95%だった。
次に、コイン電池を0.1mAの定電流で電圧が4.0Vになるまで充電し、その後、5.0mAの定電流で放電を行った。その結果、電圧は3.4V付近で一定となり、その後急激に低下した。(5.0mA放電における放電容量)/(0.1mA放電における放電容量)は92%だった。
<正極の作製>
ホモジナイザーのカップに純水(42mL)、カルボキシメチルセルロース(CMC)400mg(4wt%)を加え、ホモジナイザーで完全に溶解させた後、PTFEの水分散溶液100mg(1wt%)を加えて攪拌させた。さらに、VGCF2.5g(15wt%)を少しずつ加えて均一になるまで攪拌させた。得られた黒色のスラリーに、ラジカル化合物(6)、7g(70wt%)を加えて、さらに均一になるまで攪拌しスラリーを作製した。さらに、得られたスラリーをアルミ箔(20μm)上に塗布した後、50℃で乾燥させることで正極を作製した。作製した電極に、剥がれ、ひび割れ等は見られなく、表面は均一であった。これを、直径12mmの円形に打ち抜き、コイン電池用電極を成型した。なお、この電極の質量は17.2mg(うち、アルミニウム箔は6.0mg)だった。
次に、得られた電極を電解液に浸して、電極中の空隙に電解液を染み込ませた。電解液としては、1.0mol/LのLiPF6電解質塩、4wt%の環状エーテル化合物(18)の両方を含むエチレンカーボネート/ジエチルカーボネート混合溶液(混合体積比3:7)を用いた。電解液を含浸させた電極は、正極集電体上に置き、その上に同じく電解液を含浸させたポリプロピレン多孔質フィルムセパレータを積層した。さらに負極となるリチウムディスクを積層した。周囲に絶縁パッキンを配置した状態で正極側及び負極側からそれぞれのステンレス外装を重ね合わせた。これを、かしめ機によって圧力を加えることで、正極活物質としてラジカル化合物(6)、負極活物質として金属リチウムを用いた密閉型のコイン型電池とした。
以上のように作製したコイン電池にコンディショニング充放電を行い、さらに0.1mAの定電流で電圧が4.0Vになるまで充電し、その後、0.1mAの定電流で3.0Vまで放電を行った。その結果、3.5V付近で電圧平坦部が観測され、電極活物質あたりの放電容量は103mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した。その結果、50回の充放電すべてにおいて、放電時に3.5V付近で電圧が一定になり、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は96%だった。
<セル作製>
ラジカル化合物(6)の代わりに、ラジカル化合物(7)を用いること以外は、実施例3と同様の方法を用いて正極を作製し、それを用いてコイン電池を作製した。作製した電極に、剥がれ、ひび割れ等は見られなく、表面は均一であった。このコイン電池の正極の重さは16.8mgであった(うち、アルミニウム箔は6.0mg)。
以上のように作製したコイン電池にコンディショニング充放電を行い、さらに0.1mAの定電流で電圧が4.0Vになるまで充電し、その後、0.1mAの定電流で3.0Vまで放電を行った。その結果、3.5V付近で電圧平坦部が観測され、電極活物質あたりの放電容量は120mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は96%だった。
次に、コイン電池を0.1mAの定電流で電圧が4.0Vになるまで充電し、その後、5.0mAの定電流で放電を行った。(5.0mA放電における放電容量)/(0.1mA放電における放電容量)は94%だった。
<セル作製>
ラジカル化合物(6)の代わりに、ラジカル化合物(9)を用いること以外は、実施例3と同様の方法を用いて正極を作製し、それを用いてコイン電池を作製した。作製した電極に、剥がれ、ひび割れ等は見られなく、表面は均一であった。このコイン電池の正極重さは17.3mg(うち、アルミニウム箔は6.0mg)であった。
以上のように作製したコイン電池にコンディショニング充放電を行い、さらにこのコイン電池を、0.1mAの定電流で電圧が4.0Vになるまで充電し、その後、0.1mAの定電流で3.0Vまで放電を行った。その結果、3.5V付近で電圧平坦部が観測され、電極活物質あたりの放電容量は109mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は95%だった。
<セル作製>
実施例3で作製したラジカル化合物(6)を含有する正極と実施例2で作製したグラファイト負極とをセパレータを介して順に重ねあわせ、電極積層体を作製した。積層体の最上部には、リチウム供給源となるリチウム金属張り合わせ銅箔を挿入した。正極集電体アルミ箔および正極リードを超音波溶接し、さらに同様に負極集電体銅箔、リチウム供給源集電体銅箔、および負極リードを溶接した。それらを厚み115ミクロンのアルミラミネートフィルムで覆い、リード部を含む3辺を先に熱融着した。次に、1mol/LのLiPF6、4wt%の環状エーテル化合物(18)を含む、EC/DEC=3/7の混合電解液をセル中に挿入し、電極中に良く含浸させた。最終的に減圧下にて最後の4辺目を熱融着し、蓄電デバイスを作製した。
以上のように作製したアルミラミネートセルにコンディショニング充放電を行い、1mAの電流で4Vまで充電を行った。その後同じく1mAの電流で放電を行い3.0Vまでの容量を測定した。その結果、電圧平坦部が3.5V付近で観測され、電極活物質あたりの放電容量は102mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は94%だった。
<セル作製>
実施例3で作製したラジカル化合物(6)を含有する正極の代わりに、実施例4で作製したラジカル化合物(7)を含有する正極を用いること以外は、実施例6と同様の方法でアルミラミネート電池を作製した。
以上のように作製したアルミラミネートセルにコンディショニング充放電を行い、1mAの電流で4.0Vまで充電を行った。その後同じく1mAの電流で放電を行い3.0Vまでの容量を測定した。その結果、電圧平坦部が3.5V付近で観測され、電極活物質あたりの放電容量は121mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は96%だった。
<セル作製>
実施例3で作製したラジカル化合物(6)を含有する正極の代わりに、実施例5で作製したラジカル化合物(9)を含有する正極を用いること以外は、実施例6と同様の方法によりアルミラミネートセルを作製した。
以上のように作製したアルミラミネートセルにコンディショニング充放電を行い、1mAの電流で4.0Vまで充電を行った。その後同じく1mAの電流で放電を行い3.0Vまでの容量を測定した。その結果、電圧平坦部が3.5V付近で観測され、電極活物質あたりの放電容量は105mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は96%だった。
以下、実施例9〜112における実験操作について説明する。
<セル作製>
環状エーテル化合物(18)の代わりに、前記環状エーテル化合物を電解液中に添加し、実施例6と同様の方法によりアルミラミネートセルを作製した。
<充放電評価>
以上のように作製したアルミラミネートセルにコンディショニング充放電を行い、1mAの電流で4.0Vまで充電を行った。その後同じく1mAの電流で放電を行い3.0Vまでの容量を測定した。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した。それらの結果を表1〜表3にまとめる。
実施例1と同様の方法で、ただし、環状エーテル化合物(18)を添加しないでコイン電池を作製した。
作製した電池に対して、実施例1と同様にして充放電を行い、電極活物質あたりの放電容量を計算したところ、109mAh/gだった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は20%だった。
実施例2と同様の方法で、ただし、環状エーテル化合物(18)を添加しないでコイン電池を作製した。
作製した電池に対して、実施例1と同様にして充放電を行い、電極活物質あたりの放電容量を計算したところ、102mAh/gであった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は16%だった。
実施例3と同様の方法で、ただし、環状エーテル化合物(18)を添加しないでコイン電池を作製した。
作製した電池に対して、実施例1と同様にして充放電を行い、電極活物質あたりの放電容量を計算したところ、102mAh/gであった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は15%だった。
実施例6と同様の方法で、ただし、環状エーテル化合物(18)を添加しないでアルミラミネート電池を作製した。
作製した電池に対して、実施例1と同様にして充放電を行い、電極活物質あたりの放電容量を計算したところ、108mAh/gであった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は11%だった。
実施例7と同様の方法で、ただし、環状エーテル化合物(18)を添加しないでアルミラミネート電池を作製した。
作製した電池に対して、実施例1と同様にして充放電を行い、電極活物質あたりの放電容量を計算したところ、122mAh/gであった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は10%だった。
実施例8と同様の方法で、ただし、環状エーテル化合物(18)を添加しないでアルミラミネート電池を作製した。
作製した電池に対して、実施例1と同様にして充放電を行い、電極活物質あたりの放電容量を計算したところ、108mAh/gであった。さらに、50℃の温度において電圧範囲4.0〜3.0Vで充放電を50回繰り返した結果、(50回目の放電容量)/(1回目の放電容量)は12%だった。
1A 正極集電体
1B 正極リード
2 負極
2A 負極集電体
2B 負極リード
3 リチウム供給源
3A リチウム供給源集電体
4 セパレータ
5 外装体
6 正極
6A 正極集電体兼外装体
7 負極
7A 負極集電体兼外装体
8 セパレータ
9 絶縁パッキン
10 ラミネート外装型電池
20 コイン型電池
Claims (9)
- 前記電解液は、前記電解液の全体に対して30wt%以下の前記環状エーテル化合物を有する、請求項1に記載の二次電池。
- 正極と、負極と、環状カーボネート化合物を含む電解液と、を備える、二次電池に用いる電解液であって、
前記正極または前記負極は、下記一般式(1)で示されるニトロキシドラジカル化合物を有しており、
前記電解液は、前記環状カーボネート化合物の含有量よりも少ない、環状エーテル構造を有する環状エーテル化合物を有する、電解液。
- 前記電解液の全体に対して30wt%以下の前記環状エーテル化合物を有する、請求項4に記載の電解液。
- 正極と、負極と、環状カーボネート化合物を含む電解液と、を備える、二次電池に用いる膜であって、
前記正極または前記負極は、下記一般式(1)で示されるニトロキシドラジカル化合物を有しており、
前記電解液は、前記環状カーボネート化合物の含有量よりも少ない、環状エーテル構造を有する環状エーテル化合物を有しており、
前記膜は、前記正極上または前記負極上に設けられており、かつ前記環状エーテル化合物の重合物で構成される、膜。
- 前記電解液は、前記電解液の全体に対して30wt%以下の前記環状エーテル化合物を有する、請求項7に記載の膜。
Priority Applications (1)
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