JP2012051729A - 綴じ機、及びこの綴じ機に用いられる切込刃 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】抜き刃32が、先端領域に幅広部を備えた切起片P5を形成し得るものであり、切込刃33が、切起片を係わり合わせるための窓を有し第一のスリットL1を形成するための第一のブレードと、第一のスリットの途中から打ち抜き孔P1方向に伸びる第二のスリットL2を形成するための第二のブレードとを備えたものであり、切起片の幅広部から基端P52に至る縁を第二のスリットに係わり合わせ得るように構成されている。
【選択図】図4
Description
以下、本発明の第一実施形態について図1ないし図31面を参照しながら説明する。
この冊子Bは、図4ないし図6に示すように、複数枚の用紙Pを束ねてなるもので、それらの用紙Pは角部P4に設定した一ヵ所の接合部分P3において相互に接合されている。この接合部分P3は、用紙Pの一面Pa側から貫入させた抜き刃32により各用紙Pに形成された打ち抜き孔P1と、この打ち抜き孔P1に隣接させて前記各用紙Pに形成された引き上げ用カット孔P2と、前記打ち抜き孔P1から用紙Pの他面Pb側に切り起こされた切起片P5とから構成されている。そして、前記切起片P5の先端P51側を、前記カット孔P2を貫通させて前記用紙Pの一面Pa側に導出させることによって、前記複数枚の用紙Pの角部P4が相互に接合されている。
切起片P5は、図4ないし図6に示すように、先端側が膨らんだ形状、具体的には全体として矢印形状をなすもので、境界部P53を挟んで基端P52側に基端領域P54を備えるとともに、先端P51側に先端領域P55を備えている。前記基端領域P54は、ほぼ矩形状をなしており、切起片P5の基端P52から境界部P53にいたるまで同じ幅寸法に設定されている。すなわち、前記基端領域P54の左右対をなす側縁同士は、平行である。前記先端領域P55は、前記基端領域P54の境界部P53側から一体的に形成されたもので、先端P51を尖らせた多角形状としている。この先端領域P55は、切起片P5の境界部P53から先端P51にいたるまでの間に、境界部P53及び先端P51よりも大きな幅寸法W3を有する幅広部P56を備えている。換言すれば、先端領域P55は、この切起片P5の幅方向中央部分に設けた先端縁に先端角部を備えるとともに、前記幅広部P56の左右両側縁に対をなす側縁角部を備えたものである。なお、ここで言う「角部」とは、角張ったものに限られず、若干丸みを帯びたものも含む。
前記打ち抜き孔P1は、図4ないし図6に示すように、前記切起片P5に対応する大きさ及び形状をなしており、抜き刃32による穿孔直後は、抜き刃32の形状に対応したスリット状のものであり、切起片P5を切り起こした後は、切起片P5の形状に対応した矢印形状の空間である。詳述すれば、この打ち抜き孔P1は、前記切起片P5の先端領域P55に対応する先端領域スリットと、この先端領域スリットに連続して形成され前記切起片P5の基端領域P54に対応する対をなす基端領域スリットとを備えている。
一方、前記カット孔P2は、図4ないし図6に示すように、切起片P5を主として係わり合わせるための第一のスリットL1と、この第一のスリットL1の途中から打ち抜き孔P1方向に屈曲して伸びる左右方向に対をなす第二のスリットL2とからなる。第一のスリットL1は、直線状をなすメインスリットL11と、このメインスリットL11の両端から他方向、すなわち第二のスリットL2と反対の方向に屈曲して伸びるサブスリットL12とを備えている。これらメインスリットL11とサブスリットL12との境界部分から前記第二のスリットL2が伸びている。このカット孔P2は、前記第一のスリットL1と前記第二のスリットL2とが一定の角度をなしており、本実施形態では、これら第一のスリットL1のメインスリットL11と第二のスリットL2との間の角度を略90度に設定しているとともに、第一のスリットL1のサブスリットL12と第二のスリットL2との間の角度を略135度に設定している。なお、この実施形態においては、第一のスリットL1の長さを前記第二のスリットL2の長さよりも長くしており、対をなす第二のスリットL2の長さはほぼ同じに設定してある。また、これら対をなす第二のスリットL2は、前記切起片P5の基端領域P54の幅寸法と略同じかまたはそれよりも少し大きい幅寸法W2だけ離間して形成されている。
この綴じ機1は、図1ないし図13に示すように、複数枚の用紙Pに切起片P5を形成しつつ打ち抜き孔P1を穿設する抜き刃32と、この抜き刃32に隣接して設けられ前記切起片P5の先端P51側を係止させるためのカット孔P2を穿設する切込刃33と、これら抜き刃32及び切込刃33を保持するベース部2と、このベース部2に用紙挿入用隙間35を介して配設されたパンチ台4とを具備してなる。そして、前記ベース部2に保持された前記抜き刃32と切込刃33とを前記用紙挿入用隙間35に挿入された用紙Pを貫通してパンチ台4側に突出するように打ち込み動作させることによって、前記用紙Pに打ち抜き孔P1及びカット孔P2を形成し、前記打ち抜き孔P1からパンチ台4側に切り起こされた切起片P5の先端P51側を前記切込刃33に係わり合わせた状態でその切込刃33と前記抜き刃32とをベース部2側に復帰するように抜き取り動作させることによって、前記切起片P5を前記カット孔P2に貫通させて前記用紙Pを綴じるようにしたものである。換言すれば、この綴じ機1は、複数枚の用紙Pを接合して前記冊子Bを作るためのもので、待機位置(N)から一時的に突出側たる上方に移動することによって前記打ち抜き孔P1及びカット孔P2を形成するための抜き刃32及び切込刃33と、前記抜き刃32及び切込刃33を前記待機位置(N)で収容するベース部2と、前記抜き刃32及び切込刃33を保持し前記ベース部2に対して突没方向たる上下方向に昇降可能なスライド部材31と、このベース部2の外面側たる上向面F14側に用紙Pを挿入するための隙間35を介して配されたパンチ台4とを備えてなる。そして、前記ベース部2には、操作レバー5が回動可能に取り付けてあるとともに、このベース部2の内部には、前記操作レバー5に接続されたリンク機構6が収容してある。
ベース部2は、図1、図2、図12及び図13に示すように、内部に前記スライド部材31及び前記リンク機構6を配する空間を備えたベースフレーム21と、このベースフレーム21の下側に外嵌されるベースカバー22とからなる。
刃ユニット3は、図7、図8、図12及び図13に示すように、前記ベースフレーム21のレール溝F31に案内されて鉛直姿勢を維持しつつ昇降可能なスライド部材31と、このスライド部材31に取り付けられた抜き刃32と、この抜き刃32に隣接させて配された切込刃33と、前記抜き刃32の内側に配され前記抜き刃32内に収まる初期姿勢(S)から抜き刃32外に突出する回動姿勢(K)との間で、前記スライド部材31に軸341を介して回転可能に枢止されたインナーカム34と、前記初期姿勢(S)に自己復帰する方向に前記インナーカム34を回動付勢するコイルスプリングS2とを具備してなる。
切込刃33は、図10に示すような下駄状をなすカット孔P2を形成するための刃先を有する刃本体331を備えている。具体的には、この刃本体331を有している切込刃33は、図7ないし図9及び図11ないし図13に示すように、1枚の板金素材に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作られたもので、前記第一のスリットL1を形成するための第一のブレードD1と、前記第一のスリットL1の途中から打ち抜き孔P1方向に伸びる第二のスリットL2を形成するための第二のブレードD2とを備えたものである。また、本実施形態においては、第一のブレードD1は、用紙Pから打ち抜かれた切起片P5を通過させ前記切起片P5を係わり合わせるための窓D3を備えている。本実施形態においては、第一のブレードD1は、直線状をなすメインスリットL11を形成するためのメインブレードD11と、このメインスリットL11の両端から他方向、すなわちこの切込刃33に対応する抜き刃32が配置されている側と反対の方向に屈曲して伸びるサブスリットL12を形成するためのサブブレードD12とを備えている。
前記窓D3は、図7、図8及び図11に示すように、第二のスリットL2を形成するための第二のブレードD2を左右両側縁に備えた縮幅部D31と、この縮幅部D31に隣接して設けられた拡幅部D32とからなる。本実施形態では、拡幅部D32は、前記縮幅部D31を挟んで上下両側、すなわち前記切込刃33の先端側及び基端側に設けられたものであり、その側縁には第二のブレードD2を備えていない構造となっている。また、この窓D3を形成する枠の上縁には、前記切起片P5をカット孔P2に押し込むための突起D33を備えている。この突起D33は、半円形状をなし、前記窓D3の上縁から一体に形成されている。
抜き刃32は、図7ないし図9、図12及び図13に示すように、先端領域P55に幅広部P56を備えた切起片P5を形成し得るものであり、中間部に設けられた軸341を介して刃ユニット3のスライド部材31に支持されている。この抜き刃32は、1枚の板金素材に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作られたもので、その先端縁及び側端縁に前記打ち抜き孔P1を打ち抜くための刃本体322、323を備えたもので、その軸341が前記刃ユニット3のスライド部材31に支持されている。すなわち、前記抜き刃32は、前記打ち抜き孔P1に対応する形状をなす先端縁に設けられた刃本体322と、前記打ち抜き孔P1の基端を成形する側端縁に設けられた刃本体323とを有するものである。
インナーカム34は、図7、図9、図12及び図13に示すように、基端に軸341を有するとともに先端に前記切起片P5を前記切込刃33に設けられた窓D3に挿入させるための押し出し部343を備えたもので、その軸341が前記抜き刃32及びスライド部材31に支持されている。前記インナーカム34の基端には、該インナーカム34を回動させるためのアーム344が突出させてある。このインナーカム34は、前記スライド部材31が上方へ移動する際に、前記アーム344の上面が前記ベースフレーム21に設けられた係止壁F13の下縁に当接するように設定してある。そして、当接後さらにスライド部材31が上方へ移動することにより、基端の軸341が前記ベースフレーム21に設けられた軸受部に支持されながら、該インナーカム34が回動姿勢(K)にまで回動するように構成されている。すなわち、用紙Pに打ち抜き孔P1が形成された後に、前記インナーカム34が切起片P5を押圧しつつ切込刃33方向に回動するように構成されている。
操作レバー5は、図1、図2、図8、図12及び図13に示すように、金属製のレバープレート51と、このレバープレート51の外方に装着される樹脂製のレバーカバー52とからなる。前記レバープレート51は、板金素材を折曲加工したもので、底壁511と、この底壁511の両側縁から立ち上がる側壁512とを有している。
リンク機構6は、図8、図12及び図13に示すように、先端61aが前記ドライブシャフト36を介して前記スライド部材31に接続されるとともに後端61bが前記ベースフレーム21に上側の支軸27を介して接続される第1のリンクメンバ61と、この第1のリンクメンバ61の下方に位置させて前記ベースフレーム21に保持された下側の支軸53を軸にして前記第1のリンクメンバ61を上方に押し上げるための第2及び第3のリンクメンバ62、63とを具備してなる。
パンチ台4は、図1ないし図3、図12及び図13に示すように、前記抜き刃32及び切込刃33が挿入可能な刃貫通孔411、422と、この刃貫通孔411、422を通して前記用紙Pを視認可能な窓421とを有するものである。具体的には、このパンチ台4は、扁平箱形をなすトップケース42と、このトップケース42の下部に前記抜き刃32と協働して用紙Pに打ち抜き孔P1を穿孔するためのパンチプレート41とを備えている。前記トップケース42は、上方及び前方に開放された窓421を有している。このトップケース42は、前記抜き刃32が通過する穿孔部423と、前記切込刃33が通過する通過孔424とを備えた樹脂製のもので、前記刃貫通孔422から前記用紙Pの切り粉が落ちることを抑制する壁425が、前記穿孔部423及び通過孔424の縁から立ち上げて形成されている。
に高い壁426を設けて高低差のあるものとしている。そして、この高い壁426は、後述する窓カバー43を一定の位置まで開けた際に、刃貫通孔422の上方へ使用者の指が入って、前記抜き刃32及び切込刃33に不意に触ってしまうことを防止または抑制するための役割も担っている。また、トップケース42の前記壁425の後側は、前記ベースフレーム21の後部ハウジングRの外側を覆うようにして嵌め合わせられる。
方に移動させ、前記抜き刃32及び切込刃33をベースフレーム21の上向面F14側の隙間35にセットされた用紙Pに貫入させるためのもので、前記操作レバー5とスライド部材31との間に配された前記リンク機構6を主体にして構成されている。
次に、この綴じ機1の作動を説明する。
以上に述べたように、本実施形態に係る綴じ機1は、切込刃33が、前記切起片P5を係わり合わせるための窓D3を有し第一のスリットL1を形成するための第一のブレードD1と、前記第一のスリットL1の途中から打ち抜き孔P1方向に伸びる第二のスリットL2を形成するための第二のブレードD2とを備えたものであり、切起片P5の幅広部P56から基端P52に至る縁を前記第二のスリットL2に係わり合わせ得るようにしているので、切起片P5が第一のスリットL1と係わり合わされるのみならず、第二のスリットL2とも係わり合わされ、切起片P5とカット孔P2との接合状態をより信頼性の高いものにすることができる。
次に、本発明の第二実施形態について図40ないし図47を参照しながら説明する。なお、第一実施形態と同一またはそれに相当する部分には、同様の符号を付して説明を省略する。
次に、この綴じ機1の作動について説明すれば、次の通りである。
このような構成のものであれば、前述した第一実施形態のものが奏し得る効果に加えて、次のような作用効果が得られる。
綴じ機は、複数の切込刃を備えたものや、複数の抜き刃を備えたものであってもよい。例えば、複数の切起片を形成するための単一の抜き刃と、前記複数の切起片に対応した数の切込刃を備えたものや、複数の切起片を形成するための複数の抜き刃と、前記複数の切起片を係止可能なカット孔を形成するための単一の切込刃とを備えたものや、複数の切起片を形成するための複数の抜き刃と、前記複数の切起片に対応した数の切込刃を備えたものであってもよい。
まず、図33に示す実施形態について説明する。
次に、図34に示す実施形態について説明する。
次に、図35に示す実施形態について説明する。
次に、図36に示す実施形態について説明する。
次に、図37に示す実施形態について説明する。
また、図38及び図39に示すようなものであってもよい。すなわち、図38及び図39に示す切起片FP5、GP5は、先端領域FP55、GP55に尖形状をなす幅広部FP56、GP56の外端FP57、GP57を複数備えたものであり、複数の用紙FP、GPを綴じた際に、これらの外端FP57、GP57のうち少なくとも一つが第二のスリットFL2、GL2に引っ掛かるようにしたものである。
P1…打ち抜き孔
P2…カット孔
L1…第一のスリット
L2…第二のスリット
P5…切起片
P51…先端
P52…基端
P55…先端領域
P56…幅広部
P57…外端
1…綴じ機
2…ベース部
32…抜き刃
33…切込刃
35…隙間
4…パンチ台
D1…第一のブレード
D2…第二のブレード
D3…窓
D31…縮幅部
D32…拡幅部
D33…突起
Claims (8)
- 複数枚の用紙に切起片を形成しつつ打ち抜き孔を穿設する抜き刃と、この抜き刃に隣接して設けられ前記切起片の先端側を係止させるためのカット孔を穿設する切込刃と、これら抜き刃及び切込刃を保持するベース部と、このベース部に用紙挿入用隙間を介して配設されたパンチ台とを具備してなり、前記ベース部に保持された前記抜き刃と切込刃とを前記用紙挿入用隙間に挿入された用紙を貫通してパンチ台側に突出するように打ち込み動作させることによって、前記用紙に打ち抜き孔及びカット孔を形成し、前記打ち抜き孔からパンチ台側に切り起こされた切起片の先端側を前記切込刃に係わり合わせた状態でその切込刃と前記抜き刃とをベース部側に復帰するように抜き取り動作させることによって、前記切起片を前記カット孔に貫通させて前記用紙を綴じるようにした綴じ機であって、
切込刃が、前記切起片を係わり合わせるための窓を有し第一のスリットを形成するための第一のブレードと、前記第一のスリットの途中から打ち抜き孔方向に伸びる第二のスリットを形成するための第二のブレードとを備えたものであり、
切起片の幅広部から基端に至る縁を前記第二のスリットに係わり合わせ得るように構成されていることを特徴とする綴じ機。 - 前記幅広部が、前記第二のスリットの先端よりも打ち抜き孔から離れる側に位置するように、前記抜き刃の形状及び寸法、前記切込刃の形状及び寸法、並びに前記抜き刃と切込刃の相対位置を設定している請求項1記載の綴じ機。
- 前記幅広部の外端が、前記第二のスリットよりも外側に位置するように、前記抜き刃の形状及び寸法、前記切込刃の形状及び寸法、並びに前記抜き刃と切込刃の相対位置を設定している請求項1または2記載の綴じ機。
- 前記幅広部が、前記第一のスリットよりも打ち抜き孔側に位置するように、前記抜き刃の形状及び寸法、前記切込刃の形状及び寸法、並びに前記抜き刃と切込刃の相対位置を設定している請求項2記載の綴じ機。
- 前記窓が、第二のスリットを形成するための第二のブレードを少なくとも一方の側縁に備えた縮幅部と、この縮幅部に隣接して設けられた拡幅部とからなり、
前記幅広部の幅寸法が、前記拡幅部の内法寸法よりも小さくなるように、前記抜き刃の形状及び寸法、前記切込刃の形状及び寸法、並びに前記抜き刃と切込刃の相対位置を設定している請求項3記載の綴じ機。 - 前記窓が、前記切起片をカット孔に押し込むための突起を備えている請求項1、2、3、4または5記載の綴じ機。
- 請求項1ないし6のいずれか記載の綴じ機に用いられる切込刃であって、
前記窓の両側縁に第二のブレードを形成していることを特徴とする切込刃。 - 前記第二のブレードが、窓から一体に切り起こしたものである請求項7記載の切込刃。
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