JP6232529B1 - 綴じ部を有するシート及びその綴じ方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記文献1は複数の用紙の片隅をまとめて折り曲げ、切り込みに差し込むものであるが、差しこんだだけであるため抜けやすい。
文献2は複数の用紙に凹凸の切り込みを設け、折り曲げ差し込む方法であるが、かなりの手順を踏まなければならず、安定は難しい。
文献3は差し込み口に突出片を角度をもって差し込んだもので、かえし部を強化のため曲線形状にするなどの改良がなされているが、加わる力の角度によっては安定を損なうこともある。
係る構成によれば、突出片(4)を前記保持部スリット(5)に差し込みをスライドさせて、前記突出片の第1切り込み形成手段(6)を切って作った突出片の第1切り込み(7)にシート(1)を挟んだとき、前記突出片(4)が傾斜角度を持つとともに、前記突出片の第1切り込み(7)がシート(1)に引っかかるため、抜けにくくなるという効果がある。また、保持部スリットの第2切り込み(10)によってスライドさせた突出片(4)が保持部スリットの第2切り込み(10)に引っかかるため横にずれることなく、抜けることがなくなるという効果がある。
係る構成によれば、突出片(4)を保持部スリット(5)に確実に差し込むことができるという効果がある。また前記突出片形成手段の基点(Q1)から保持部スリットの第2切り込みの終点(Q2)が、突出片形成手段の長手方向の両垂下戦(E)の間に設けられることで、スライドさせた突出片(4)が保持部スリットの第2切り込み(10)に確実に引っかかるという効果がある。
係る構成によれば突出片の第1切り込み(7)によって形成される第1の押え部(M1)と第2の押え部(M2)を設けることにより、挟み込む力が増すという効果がある。また保持部スリットの第2切り込み(10)によって形成される第3の押え部(M3)と第4の押え部(M4)を設けることにより挟み込む力が増すという効果がある。
係る構成によれば、突出片(4)を保持部スリット(5)に差し込むことが容易になり、場所も取らず、楽にしっかり綴じられるという効果がある。
係る構成によれば、前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に容易に差し込んだり外したりすることができる効果がある。
係る構成によれば、前記突出片形成手段(2)の突出片の第1切り込み形成手段(6)が左右いずれかの場合によって10%〜30%の前記余切部(Y)をそれぞれ設けることによって前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に容易に差し込んだり外したりすることができる効果がある。
(イ)前記シート(1)の前記突出片形成手段(2)から前記突出片(4)を形成する手順1と、
(ロ)前記突出片の第1切り込み形成手段(6)から前記突出片の第1切り込み(7)を形成する手順2と、
(ハ)前記保持部スリット形成手段(3)から前記保持部スリット(5)を形成する手順3と、
(二)前記保持部スリットの第2切り込み形成手段(9)から前記保持部スリットの第2切り込み(10)を形成する手順4と、
(ホ)前記シート(1)の前記突出片(4)を突出片折り返し線(R)に沿って反転させて折り曲げる手順5と、
(へ)前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に差し込む手順6と、
(ト)前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に沿って差し込み、前記突出片の第1切込み(7)が左にある場合は前記突出片(4)の前記突出片の長手方向の端縁(4a)を左にふって前記突出片の第1切込み(7)を前記保持部スリット(5)の左端にかみ合わせ、前記突出片の第1切込み(7)が右にある場合は前記突出片(4)の前記突出片の長手方向の端縁(4a)を右にふって前記保持部スリット(5)の右端にかみ合わせる手順7と、
(チ)前記突出片の第1切込み(7)が左にある場合は、前記突出片(4)を右にゆり戻し、前記突出片の長手方向の端縁(4a)の右端縁を前記保持部スリットの第2切り込み(10)にかみ合わせ、前記突出片の第1切込み(7)が右にある場合は前記突出片(4)を左にゆり戻して前記突出片の長手方向の端縁(4a)の左端縁を前記保持部スリットの第2切り込み(10)にかみ合わせる手順8と、
(リ)前記突出片の第1切込み(7)によって形成される前記第1の押え部(M1)と前記第2の押え部(M2)を設けることによって挟み込む力を増加させ、さらに前記保持部スリットの第2切り込み(10)によって形成される前記第3の押え部(M3)と前記第4の押え部(M4)によって挟み込む力を増加させる手順9、とからなることを特徴とする。
係る構成によれば、シートをしっかり強固に綴じることができる。
図6の(A)に示すように本願発明のシート(1)等に有する前記突出片(4)をシート(1)等の表面側に折り曲げた手順の説明図である。(B)は綴じ部(J)を設けたシート(1)等を綴じる際、前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)へ差し込む手順の説明図である。(C)は前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)にそってスライドさせて前記突出片の第1切り込み(7)にシート(1)を挟んだときの手順の説明図である。(D)は本願発明のシート(1)等に設けられた前記保持部スリットの第2切り込み(10)を前記突出片(4)に引っ掛けた手順の説明図で、本願発明の綴じ部(J)を綴じた状態である。
まず本願発明のシート(1)等から前記突出片(4)表面方向に立ち上げる。つぎに前記保持部スリット(5)に綴じようとする前記突出片(4)を、前記保持部スリット(5)に差し込み前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に沿って前記突出片の第1切込み(7)が左にある場合は突出片(4)を左にふって、右にゆりもどし、前記突出片の第1切込み(7)が右にある場合は突出片(4)を右にふって左にゆりもどして、前記突出片(4)の第1切り込み(7)にシート(1)を挟み込む。そのあと前記保持部スリットの第2切り込み(10)を立ち上げて前記突出片(4)に引っ掛ける。
綴じ部(J)を有するシートを綴じる際に下記の手順、
(イ)前記シート(1)の前記突出片形成手段(2)から前記突出片(4)を形成する手順1と、
(ロ)前記突出片の第1切り込み形成手段(6)から前記突出片の第1切り込み(7)を形成する手順2と、
(ハ)前記保持部スリット形成手段(3)から前記保持部スリット(5)を形成する手順3と、
(二)前記保持部スリットの第2切り込み形成手段(9)を切って前記保持部スリットの第2切り込み(10)を形成する手順4と、
(ホ)前記シート(1)の前記突出片(4)を突出片折り返し線(R)に沿って反転させて折り曲げる手順5と、
(へ)前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に差し込む手順6と、
(ト)前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に沿って前記突出片の第1切込み(7)が左にある場合は前記突出片(4)の前記突出片の長手方向の端縁(4a)を左にふって前記突出片の第1切込み(7)を前記保持部スリット(5)の左端にかみ合わせ、前記突出片の第1切込み(7)が右にある場合は前記突出片(4)の前記突出片の長手方向の端縁(4a)を右にふって前記保持部スリット(5)の右端にかみ合わせる手順7と、
(チ)前記突出片の第1切込み(7)が左にある場合は、前記突出片(4)を右にゆり戻し、前記突出片の長手方向の端縁(4a)の右端縁を前記保持部スリットの第2切り込み(10)にかみ合わせ、前記突出片の第1切込み(7)が右にある場合は前記突出片(4)を左にゆり戻して前記突出片の長手方向の端縁(4a)の左端縁を前記保持部スリットの第2切り込み(10)にかみ合わせる手順8と、
(リ)前記突出片の第1切込み(7)によって形成される前記第1の押え部(M1)と前記第2の押え部(M2)が設けることによって挟み込む力を増加させ、さらに前記保持部スリットの第2切り込み(10)によって形成される前記第3の押え部(M3)と前記第4の押え部(M4)によって挟み込む力を増加させる手順9、とからなることを特徴とするシートの綴じ方法。
(実施例1)
実施例1のサンプルについて説明する。突出片の第1切り込みが左にある場合について述べる。図1に示すような綴じ部(J)を有する形状のシートを作成し、試験サンプルの試験方法は、手で差し込み抜いたりする等をして試験した。実施に当たり使用する材料として、B6コピー用紙、鉛筆、定規、分度器、カッター等を使用した。
作る手順として突出片(4)の突出片の第1切り込み(7)と保持部スリット(5)の保持部スリットの第2切り込み(10)の下書きを行った。突出片(4)の幅(W1)の大きさは20mmとし、長さ(L1)は60mmとし、突出片折り返し線(R)と突出片の第1切り込み形成手段との距離(L3)は30mmとし、その位置に設けられた突出片の第1切り込み(7)の深さ(L4)は10mm、保持部スリット(5)の幅(W2)は30mm、保持部スリットの第2切り込み(10)の深さは5mmとし、保持部スリット(5)を突出片(4)の突出片折り返し線(R)の下方で、突出片折り返し線と保持部スリット形成手段との距離(L2)を20mmとし、その位置に設け、保持部スリット(5)の長さを30mmとして、その位置で、突出片の長手方向の端縁(4a)に対して保持部スリット(5)を直角に設けた。また、保持部スリットの右側に余切部(Y)を設け、その深さ(W3)は、(W1)の寸法に対して(W1)の長さの15%すなわち3mmとした。突出片形成手段の長手方向の端縁と突出片の第1切り込み形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(α)は90度とした。
(実施例2)
突出片形成手段の長手方向の端縁と突出片の第1切り込み形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(α)は45度とし、その他は実施例1と同様とした。
(比較例1)
突出片形成手段の長手方向の端縁と突出片の第1切り込み形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(α)は20度とし、その他は実施例1と同様とした。
(比較例2)
突出片形成手段の長手方向の端縁と突出片の第1切り込み形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(α)は30度とし、その他は実施例1と同様とした。
(実施例3)
突出片形成手段と保持部スリット形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(γ)の角度を45度とした。その他は実施例1と同様にした。
(実施例4)
突出片形成手段と保持部スリット形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(γ)の角度を90度とした。その他は実施例1と同様にした。
(比較例3)
突出片形成手段と保持部スリット形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(γ)の角度を20度とした。その他は実施例1と同様にした。
(比較例4)
突出片形成手段と保持部スリット形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(γ)の角度を30度とした。その他は実施例1と同様にした。
(実施例5)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を30度とした。その他は実施例1と同様にした。
(実施例6)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を45度とした。その他は実施例1と同様にした。
(実施例7)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を60度とした。その他は実施例1と同様にした。
(比較例5)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を20度とした。その他は実施例1と同様にした。
(比較例6)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を70度とした。その他は実施例1と同様にした。
(実施例8)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を150度とした。その他は実施例1と同様にした。
(実施例9)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を135度とした。その他は実施例1と同様にした。
(実施例10)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)120度とした。その他は実施例1と同様にした。
(比較例7)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を160度とした。その他は実施例1と同様にした。
(比較例8)
保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)を1100度とした。その他は実施例1と同様にした。
2 突出片形成手段
2a 突出片形成手段の長手方向の端縁
3 保持部スリット形成手段
YK 余切部の形成手段
4 突出片
Y 余切部
4a 突出片の長手方向の端縁
5 保持部スリット
6 突出片の第1切り込み形成手段
7 突出片の第1切り込み
9 保持部スリットの第2切り込み形成手段
10 保持部スリットの第2切り込み
11 突出片孔
Q1 突出片形成手段の基点
Q2 保持部スリットの第2切り込みの終点
Q3 保持部スリットの端縁
R 突出片折り返し線
J 綴じ部
L1 突出片形成手段の長さ
L2 突出片折り返し線と保持部スリット形成手段との距離
W1 突出片形成手段の幅
W2 保持部スリット形成手段の幅
W3 余切部形成手段の幅
L3 突出片折り返し線と突出片の第1切り込み形成手段との距離
L4 突出片の第1切り込みの深さ
L5 突出片形成手段の基点から保持部スリットの第2切り込みの終点を結ぶ距離
M1 第1の押え部
M2 第2の押え部
M3 第3の押え部
M4 第4の押え部
α 突出片形成手段の長手方向の端縁と突出片の第1切り込み形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度
β 保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度
γ 突出片形成手段と保持部スリット形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度
E 突出片形成手段の長手方向の両端縁の両垂下線
P 突出片形成手段の基点(Q1)と保持部スリットの第2切り込みの終点(Q2)を結ぶ線
Claims (5)
- 綴じ部(J)を有するシートであって、前記綴じ部(J)がシート(1)の所定位置に設けられた突出片形成手段(2)と、突出片(4)を差し込むための所定の位置に所定の長さと所定の角度で設けられた保持部スリット形成手段(3)からなり、前記突出片形成手段(2)の左右少なくともいずれか一方の、突出片形成手段の長手方向の端縁(2a)の所定位置に所定の長さと所定の角度で設けられた突出片の第1切り込み形成手段(6)を備え、前記保持部スリット形成手段(3)の所定位置に所定の長さと所定の角度で設けられた保持部スリットの第2切り込み形成手段(9)が設けられており、前記突出片形成手段(2)の長さ(L1)は突出片折り返し線(R)と保持部スリット形成手段との距離(L2)より長く、突出片形成手段の基点(Q1)から保持部スリットの第2切り込みの終点(Q2)を結ぶ距離(L5)よりも長く、前記突出片形成手段の基点(Q1)から保持部スリットの第2切り込みの終点(Q2)を結ぶ線(P)が突出片形成手段の長手方向の両端縁の両垂下線(E)の間に設けられており、前記突出片形成手段(2)から得られた前記突出片(4)と前記保持部スリット形成手段(3)から得られた保持部スリット(5)と、突出片の第1切り込み形成手段(6)から得られた突出片の第1切り込み(7)と前記保持部スリットの第2切り込み形成手段(9)から得たれた保持部スリットの第2切り込み(10)とにおいて綴じる際に前記突出片(4)と保持部スリット(5)を係合させ、前記突出片の第1切り込み(7)と保持部スリットの第2切り込み(10)によってそれを係止させ、前記突出片の第1切り込み(7)によって形成する第1の押え部(M1)と第2の押え部(M2)および保持部スリットの第2切り込み(10)によって形成する第3の押え部(M3)と第4の押え部(M4)を設けることを特徴とする綴じ部(J)を有するシート。
- 前記突出片形成手段(2)の左右いずれか一方の、長手方向の端縁と突出片の第1切り込み形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(α)の好適な角度は45度〜90度であり、突出片形成手段と保持部スリット形成手段とが作る90度よりも小さい方の角度(γ)の好適角度は45度〜90度であり、突出片の第1切込み形成手段(6)が左にある場合は、保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)の好適角度は30度〜60度であり、突出片の第1切込み形成手段(6)が右にある場合は、保持部スリット形成手段と保持部スリットの第2切り込み形成手段とが作る角度(β)の好適角度は120度〜150度であることを特徴とする請求項1に記載の綴じ部(J)を有するシート。
- 前記突出片形成手段(2)の幅(W1)が、保持部スリット形成手段の幅(W2)より短く、突出片折り返し線(R)と突出片の第1切り込み形成手段との距離(L3)は前記突出片折り返し線(R)と保持部スリット形成手段との距離(L2)より長く、保持部スリットの端縁(Q3)の右方向及び左方向の少なくともいずれかに余切部の形成手段(YK)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の綴じ部(J)を有するシート。
- 前記突出片の形成手段(2)の第1切り込み形成手段(6)が左にある場合は保持部スリットの端縁(Q3)から右方向に前記余切部の形成手段(YK)が設けられており、突出片の第1切り込み形成手段(6)が右にある場合は、保持部スリットの端縁(Q3)から左方向に前記余切部の形成手段(YK)があり、前記余切部の形成手段(YK)の幅(W3)の寸法は前記突出片形成手段の幅(W1)の寸法に対して、10%〜30%であることを特徴とする請求項3に記載の綴じ部(J)を有するシート。
- 前記請求項1〜4のいずれかに記載の綴じ部(J)を有するシートを綴じる際に下記の手順、
(イ)前記シート(1)の前記突出片形成手段(2)から前記突出片(4)を形成する手順1と、
(ロ)前記突出片の第1切り込み形成手段(6)から前記突出片の第1切り込み(7)を形成する手順2と、
(ハ)前記保持部スリット形成手段(3)から前記保持部スリット(5)を形成する手順3と、
(二)前記保持部スリットの第2切り込み形成手段(9)から前記保持部スリットの第2切り込み(10)を形成する手順4と、
(ホ)前記シート(1)の前記突出片(4)を突出片折り返し線(R)に沿って反転させて折り曲げる手順5と、
(へ)前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に差し込む手順6と、
(ト)前記突出片(4)を前記保持部スリット(5)に沿って差し込み前記突出片の第1切込み(7)が左にある場合は前記突出片(4)の前記突出片の長手方向の端縁(4a)を左にふって前記突出片の第1切込み(7)を前記保持部スリット(5)の左端にかみ合わせ、前記突出片の第1切込み(7)が右にある場合は前記突出片(4)の前記突出片の長手方向の端縁(4a)を右にふって前記保持部スリット(5)の右端にかみ合わせる手順7と、
(チ)前記突出片の第1切込み(7)が左にある場合は、前記突出片(4)を右にゆり戻し、前記突出片の長手方向の端縁(4a)の右端縁を前記保持部スリットの第2切り込み(10)にかみ合わせ、前記突出片の第1切込み(7)が右にある場合は前記突出片(4)を左にゆり戻して前記突出片の長手方向の端縁(4a)の左端縁を前記保持部スリットの第2切り込み(10)にかみ合わせる手順8と、
(リ)前記突出片の第1切込み(7)によって形成される前記第1の押え部(M1)と前
記第2の押え部(M2)を設けることによって挟み込む力を増加させ、さらに前記保持部スリットの第2切り込み(10)によって形成される前記第3の押え部(M3)と前記第4の押え部(M4)によって挟み込む力を増加させる手順9、とからなることを特徴とするシートの綴じ方法。
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