JPH0718857U - 書類綴じ具 - Google Patents

書類綴じ具

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JPH0718857U
JPH0718857U JP054436U JP5443693U JPH0718857U JP H0718857 U JPH0718857 U JP H0718857U JP 054436 U JP054436 U JP 054436U JP 5443693 U JP5443693 U JP 5443693U JP H0718857 U JPH0718857 U JP H0718857U
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    • B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31F—MECHANICAL WORKING OR DEFORMATION OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31F5/00—Attaching together sheets, strips or webs; Reinforcing edges
    • B31F5/02—Attaching together sheets, strips or webs; Reinforcing edges by crimping or slotting or perforating
    • B31F5/027—Attaching together sheets, strips or webs; Reinforcing edges by crimping or slotting or perforating by perforating, e.g. by folding over the partially cut part

Abstract

(57)【要約】 【目的】 針を使用せずに安全に紙を綴じ合わせること
ができ、また、紙の端部を折り重ねる必要がなくて外観
の体裁が悪くなる弊害もなく、しかも紙のずれを確実に
防止できる書類綴じ具を提供すること。 【構成】 重ね合せた複数枚の紙の束の端部に、細幅の
脚孔部とその先端に太幅の頭孔部とを一連に有する小孔
を穿設可能で、且つ、その小孔の位置に存在していた抜
き紙片を切り離さずに脚孔部の位置を占めていた脚片部
の基端を接続した状態を保ちながら頭孔部の位置を占め
ていた頭片部を紙の束の下側まで押し下げ可能なパンチ
刃７と、当該パンチ刃７により穿設する上記の小孔に対
して垂直方向の副小孔を穿設可能で、且つ、その副小孔
の位置に存在していた副抜き紙片を切り離さずにその基
端を接続した状態を保ちながらその先端部を紙の束の下
側まで押し下げ可能な副パンチ刃１０とを具えたことを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数枚の紙の端部を一体に止め着ける書類綴じ具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の書類綴じ具の代表例は、金属製の針によって書類を綴じるステープラ ーであるが、最近、金属製の針を使用しないで書類を綴じることのできる斬新な ステープラーが出現した。これは、重ね合せた複数枚の紙の束の端部を折り重ね て、同所に、細幅の脚孔部とその先端に太幅の頭孔部とを一連に有する小孔を穿 設可能で、且つ、その小孔の位置に存在していた抜き紙片を切り離さずに脚孔部 の位置を占めていた脚片部の基端を接続した状態を保ちながら頭孔部の位置を占 めていた頭片部を紙の束の下側まで押し下げ可能なパンチ刃を具えて構成された ものであり、抜き紙片の頭片部の顎を小孔における脚孔部に係止することによっ て綴じ合せるようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記の針なしステープラーは、小孔を穿設する個所の紙の束を折り重ねる必要 があるので外観の体裁が悪いという問題がある。しかしながら、折り重ねない状 態で綴じ合せると、小孔の脚孔部に沿って抜き紙片の頭片部が動いてしまうので 紙が互いにずれてしまうという弊害がある。そこで本考案は、このような問題を 解決すること、すなわち、綴じ合せる個所を折り重ねる必要がなく、しかも紙の ずれを防止できるという斬新な書類綴じ具の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、、本考案の書類綴じ具は、重ね合せた複数枚の紙 の束の端部に、細幅の脚孔部１とその先端に太幅の頭孔部２とを一連に有する小 孔３を穿設可能で、且つ、その小孔３の位置に存在していた抜き紙片４を切り離 さずに脚孔部１の位置を占めていた脚片部５の基端部を接続した状態を保ちなが ら頭孔部２の位置を占めていた頭片部６を紙の束の下側まで押し下げ可能なパン チ刃７と、当該パンチ刃７により穿設する上記の小孔３に対して垂直方向の副小 孔８を穿設可能で、且つ、その副小孔８の位置に存在していた副抜き紙片９を切 り離さずにその基端部を接続した状態を保ちながらその先端部を紙の束の下側ま で押し下げ可能な副パンチ刃１０とを具えたことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】
小孔３の脚孔部１に、抜き紙片４の頭片部６の顎が係止することにより紙の束 ２３が綴じ合される。そして、副小孔８と副抜き紙片９とが係止して紙のずれが 防止されるので、紙の束２３の端部を折り重ねる必要がない。
【０００６】
【実施例】
以下、図面に基づき実施例について説明する。まず本考案の書類綴じ具は、図 １に示すように、基盤１１と、パンチホルダー１２と、ハンドル１３と、パンチ 金具１４と、スプリング１５とを主な構成部材としている。パンチ金具１４はパ ンチホルダー１２に上下自在に装着されてスプリング１５によって上方へ付勢さ れた状態を維持している。ハンドル１３はパンチホルダー１２に対し軸１６によ って回動自在に取付けられ、ハンドル１３の内面側に設けた凸部１７がパンチ金 具１４の頂端に当接している。
【０００７】 次に、図２に示すように、パンチ金具１４の下端には３列のパンチ刃７と、こ のパンチ刃７に対して垂直方向の４枚一連の副パンチ刃１０が設けてある。パン チ刃７は、細長い脚板部１８とその先端部に一体的な太幅の頭板部１９とから成 り、横断面は略矢印形状を呈し、下端面は頭板部１９の側を下にして傾斜してい る。また、副パンチ刃１０は下端部が略三角形の側面を呈し、その下端面は外端 が下になるように傾斜している。パンチ金具１４の真下位置の基盤１１には、パ ンチ刃７と副パンチ刃１０がそれぞれ貫通可能な透孔２０，２１を設けた受板２ ２が取付けられている。
【０００８】 基盤１１の受板２２の上に綴じようとする複数枚の紙の束２３を置いて、図１ に示すようにハンドル１３の先端部を矢印方向に押し下げると、梃子の作用によ りハンドル１３の凸部１７がパンチ金具１４を押し下げて、パンチ金具１４のパ ンチ刃７と副パンチ刃１０が図３及び図４に示すように紙の束２３を打ち抜く。 これにより、図５及び図６に示すように紙の束２３には小孔３と副小孔８が穿設 される。その小孔３は、パンチ刃７の脚板部１８によって穿設される細幅の脚孔 部１と、頭板部１９によって脚孔部１に対し一連に穿設される太幅の頭孔部２と から成り、略矢印形状を呈している。又、副パンチ刃１０によって穿設される副 小孔８は長方形を呈している。パンチ刃７と副パンチ刃１０は、その下端面が傾 斜していることによって、紙の束２３を打ち抜いたときにその小孔３や副小孔８ の位置に存在していた抜き紙片４及び副抜き紙片９を切り離すことはせず、それ らの一端が接続した状態を保つようにする。すなわち、抜き紙片４は、小孔３の 脚孔部１の位置を占めていた脚片部５と、頭孔部２の位置を占めていた頭片部６ とから成るが、その脚片部５の基端が接続された状態を維持している。また、パ ンチ刃７と副パンチ刃１０の下端面が傾斜していることによって、抜き紙片４及 び副抜き紙片９は傾くことになり、抜き紙片４の先端側の頭片部６と副抜き紙片 ９の一端が共に紙の束２３の下側まで押し下げられる。抜き紙片４は傾くことに よってその頭片部６の位置が僅かに小孔３の脚孔部１の方にずれるので、上側の 紙の頭片部６の顎が下側の紙の脚孔部１の縁に係止することになり、上下の紙は 互いに離れることはない。このとき、脚孔部１に沿って頭片部６が移動すると、 脚孔部１の長手方向に上下の紙が互いにずれることになるが、本考案では小孔３ に対し垂直方向の副小孔８穿設して、副抜き紙片９を副小孔８に対し係止するよ うにしているので、上記の紙のずれを防止することができる。
【０００９】
【考案の効果】
本考案は上記の通りであり、従来のステープラーのように針を使用することな く紙を綴じることができて安全であり、また、上記のように針を使用せずに本考 案と同様に小孔を穿設してその抜き紙片を係止することにより紙を綴じる方式の 従来例のように、紙の束の端部を折り重ねる必要がないので外観の体裁が良く、 しかも紙のずれを確実に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体の断面図である。
【図２】パンチ金具の下端部と受板の斜視図である。
【図３】小孔をパンチ刃で穿設する状態を示す要部断面
図である。
【図４】副小孔を副パンチ刃で穿設する状態を示す要部
断面図である。
【図５】紙の束を綴じた状態の斜視図である。
【図６】紙の束を綴じた個所の下面側の部分拡大斜視図
である。
【符号の説明】
１ 脚孔部 ２ 頭孔部 ３ 小孔 ４ 抜き紙片 ５ 脚片部 ６ 頭片部 ７ パンチ刃 ８ 副小孔 ９ 副抜き紙片 １０ 副パンチ刃 １１ 基盤 １２ パンチホルダー １３ ハンドル １４ パンチ金具 １５ スプリング １６ 軸 １７ 凸部 １８ 脚板部 １９ 頭板部 ２０ 透孔 ２１ 透孔 ２２ 受板 ２３ 紙の束

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 重ね合せた複数枚の紙の束の端部に、細
    幅の脚孔部１とその先端に太幅の頭孔部２とを一連に有
    する小孔３を穿設可能で、且つ、その小孔３の位置に存
    在していた抜き紙片４を切り離さずに脚孔部１の位置を
    占めていた脚片部５の基端部を接続した状態を保ちなが
    ら頭孔部２の位置を占めていた頭片部６を紙の束の下側
    まで押し下げ可能なパンチ刃７と、当該パンチ刃７によ
    り穿設する上記の小孔３に対して垂直方向の副小孔８を
    穿設可能で、且つ、その副小孔８の位置に存在していた
    副抜き紙片９を切り離さずにその基端部を接続した状態
    を保ちながらその先端部を紙の束の下側まで押し下げ可
    能な副パンチ刃１０とを具えたことを特徴とする書類綴
    じ具。
JP1993054436U 1993-09-13 1993-09-13 書類綴じ具 Expired - Lifetime JP2559949Y2 (ja)

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US08/199,639 US5447402A (en) 1993-09-13 1994-02-22 Instrument for binding papers
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