JP4707906B2 - 用紙綴じ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙を重ねて綴じる用紙綴じ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報技術が目覚しい発展を遂げてきたが、情報が紙に定着されて伝達される機会は依然として多い。個人や企業がストックする情報の多くは、用紙に出力されるかコピーされており、複数枚にわたるものは綴じられて保管されている。また官公庁では、納税や年金の支払い通知など、厚手のコンピュータ出力紙を綴じて多数の住民に一斉に送付する業務などを抱えている。そこで、様々の枚数、大きさ、紙質の用紙を、より簡便で経済的な方法で綴じることが強く求められている。
従来、種々の用紙綴じ方法が知られているが、大別すれば、何らかの綴じ部材を用いる方法と、接着剤を用いる方法に分かれる。
前者では、ステープルを用いた用紙綴じ方法などが知られている。これは、例えばコの字型の柔らかい金属針(ステープル)を用紙に突き刺し、貫通した針を用紙側に曲げ戻して、用紙を綴じるものである。
後者では、ホットメルト型接着剤などを塗布した製本テープや製本表紙を用紙の端部に当て、加熱して接着する無線綴じの簡易製本方法が知られている。
また前者の特殊な場合として、用紙の一部を打ち抜き、その近傍に切れ目を入れて、打ち抜いた紙片を切れ目に差し込んで一時的な固定を行う方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の技術には、それぞれに問題があった。
ステープルを用いた方法では、材質が金属なので、廃棄時には、リサイクル分別するために外す必要があるという問題があった。ステープルはきわめて外しにくく、外すときに針が飛んだり刺さったりする場合もあって、その外し処理はたいへん手間がかかっていた。このため、近年、環境問題への関心の高い官公庁や企業は、ステープルによる用紙綴じを減らそうと努めている。
さらに金属針には厚みがあるので、綴じたものを重ねて保存する場合に高さが不揃いになり、保管のために余分なスペースをとるという問題もあった。
次に、端部を接着する簡易製本は、専用の製本テープや製本表紙が高価であり、数枚の用紙を綴じたり、大量部数の用紙綴じを行ったりする場合には、不経済であるという問題があった。また、綴じるためにホットメルト型接着剤や樹脂テープを用いて綴じ部の背全体を固着するので、廃棄時のリサイクル分別がきわめて難しいという問題もあった。
最後に、用紙の一部を打ち抜いてその紙片を切れ目に差し込む方法では、枚数の少ない用紙しか綴じられず、しかも綴じが外れやすいので、確実に綴じて保存する用途には使えないという問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、綴じ部材を使わなくても、綴じ部材を用いたのと同様な用紙綴じを行うことができて、汎用性があり、しかも用紙のリサイクルに好適な用紙綴じ装置を提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、重ねられた用紙を綴じる用紙綴じ装置であって、重ねられた用紙を綴じる用紙綴じ装置であって、前記用紙の束に、大略舌状をなす舌状紙片を切り出すように、用紙重ね方向に切れ目を貫通させるため、前記用紙の束を押し切る方向に対して傾斜する傾斜面を有する刃先を備える切断手段と、前記重ねられた用紙を水平に配置する受け台と、
該受け台に前記切断手段の刃先を貫通させる孔として設けられ、前記重ねられた用紙を前記刃先との間でせん断して前記切れ目を形成するダイと、前記切断手段の前記刃先を前記ダイに向けて移動させ、前記傾斜面によって舌状紙片束の切り口を前記用紙の束から押し出す押し出し手段と、該押し出し手段によって前記ダイから押し出される前記切り口に対して水平方向に対向する位置に配置され、前記切り口が押し出された際に、該切り口に向けて接着剤を吐出して塗布する接着剤塗布手段と、前記接着剤が塗布された前記切り口を前記用紙の束に戻す戻し手段とを備える。
そのため、綴じ部材を用いずに用紙を綴じることができる。また接着剤は切れ目に塗布するだけなので少量で済む。また、押し出し手段を形成する部材を削減することができる。
【0006】
請求項2に記載の発明では、重ねられた用紙を綴じる用紙綴じ装置であって、前記用紙の束に、大略舌状をなす舌状紙片を切り出すように、用紙重ね方向に切れ目を貫通させるため、前記用紙の束を押し切る方向に対して傾斜する傾斜面を有する刃先を有する切断手段と、前記重ねられた用紙を水平に配置する受け台と、該受け台に前記切断手段の刃先を貫通させる孔として設けられ、前記重ねられた用紙を前記刃先との間でせん断して前記切れ目を形成するダイと、前記切断手段の前記刃先を前記ダイに向けて移動させ、前記傾斜面によって舌状紙片束の切り口を前記用紙の束から押し出す押し出し手段と、前記舌状紙片束の切り口が前記ダイから押し出される際に、押し出し方向における前記ダイの外側、かつ前記ダイから押し出される前記切り口と前記ダイを貫通する前記刃先の前記傾斜面との間となる位置に、接着剤を供給し、該接着剤を前記傾斜面で保持して、前記切り口に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、前記切り口を前記用紙の束に戻す戻し手段とを備える。
そのため、綴じ部材を用いずに用紙を綴じることができる。また接着剤は切れ目に塗布するだけなので少量で済む。また、押し出し手段を形成する部材を削減することができる。また、部品を削減して簡易な構成とすることができる。
【0007】
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の用紙綴じ装置において、前記戻し手段によって前記切れ目が戻されて形成される用紙綴じ部を、加圧して、用紙重ね方向に押しならす押しならし手段を備えるよう構成する。
そのため、切れ目の戻しを確実に行うことができ、用紙綴じ部を押しならして綴じ部以外の部分の厚みとほとんど同じにできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下では、まず本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。なおすべての図面を通して、同一または相当する部材は、同一の符号を付している。
【0013】
まず本発明に係る用紙綴じ装置で製造した用紙綴じ冊子について説明する。図1は、本発明に係る用紙綴じ装置で製造した用紙綴じ冊子の一例を示している。図1(a)に示した冊子では、紙面奥行き方向に重ねられた用紙1の一端に、例えば情報が印字されてないなどの理由で見開く必要がなく、用紙1を綴じる目的に使うことができる領域として綴じ代3(用紙綴じ代)が設けられている。綴じ代3の領域には2箇所に、その長手方向に沿って延びるU字状の切れ目2が、用紙重ね方向に貫通して形成されている。切れ目2が切断された直後の状態では、切れ目2で囲まれる舌状紙片2aを用紙1の外部に押し出すことができるが、図1に示した冊子状態では、切れ目2は切断前の位置に収められていて用紙1の重ね方向にほとんど飛び出さず、少なくとも切れ目2の一部分には接着剤が浸透されて固化し、切れ目2が接着されているため、用紙綴じ部が形成され、綴じられた状態になっている。図1(b)は、同様に、用紙1の隅にある綴じ代3に設けられた切れ目2が接着されて、用紙1が綴じられている様子を示している。
【0014】
上記の用紙綴じ冊子では、綴じ部材を用いることなく、切れ目2を接着して用紙綴じ部を形成するので、用紙をリサイクルする際、綴じ部材を外すなどの処理をせずに済ますことができる。また、接着剤は、切れ目2に浸透されているが、少量なので通常はリサイクルの妨げとならない。仮に接着剤の除去が必要な場合でも、切れ目2の近傍を、例えばプレスなどによって打ち抜くことにより容易に除去できる。
【0015】
次に、上記の用紙綴じ冊子を作製する用紙綴じ方法について説明する。
図2は、本方法の実施の過程を横断面図で表した説明図である。図2(a)は、用紙綴じの開始前の状態を表している。3枚が重ねられた用紙1は、切れ目2を入れるためのメス型となる、上面視長円形状の孔を有するダイ5aが設けられた受け台5の上に、位置合わせされて水平に置かれている。すなわち、ダイ5a上に、図1に示した綴じ代3において切れ目2となる部分が置かれ、綴じ代3の長手方向とダイ5aの長円の延びる方向がほぼ合わされている。用紙1は上方から、円柱状のシャフト6bにガイドされたコイルバネ6cによって下方向に押圧された平板状の押さえ板6によって押さえられている。
【0016】
上面視長円形状のダイ5aは、端部が鋭利に仕上げられている。また押さえ板6にも同一形状のガイド孔6aが設けられ、それぞれの孔は、ぴったり重なって上下に貫通する位置関係にある。
【0017】
用紙1の上方から下降して、用紙1に切れ目2を入れるためのオス型である打ち抜きピン4は、ダイ5a、ガイド孔6aの長円孔形状よりわずかに小さくて摺動が可能な長円断面を備え、用紙1に向けられた先端部が斜めにカットされて傾斜面4bをなし、傾斜面4bの端面全周が鋭利に仕上げられた刃先4aをなしている。打ち抜きピン4は不図示の手段により、ガイド孔6a、ダイ5aに沿って上下に摺動可能とされている。
【0018】
受け台5の下面には、用紙1を接着するための接着剤9を先端から吐出する管状のノズル7が、ダイ5aの右側の直下で吐出口を水平方向に向けて配置されている。ダイ5aの孔内には、上下に移動可能な突き上げピン8が受け台5の上面と同じ高さに上側端部を揃えて配置されている。
【0019】
以上のような手段を用いて、用紙綴じを開始した様子を示すのが、図2(b)である。まず、打ち抜きピン4と、突き上げピン8を下方に移動させる。打ち抜きピン4は斜め下方の刃先4aから用紙1と接触しはじめ、打ち抜きピン4の断面形状に沿ってU字状に切断が開始され、打ち抜きピン4の傾斜面4bに沿って切断された用紙1の一部分が、切り口2bとしてせん断の進む下方に押し出されて行き、押し切られた舌状紙片2aの束が形成される。一方、用紙1にはU字の孔形状の切り口2cが残る。このまま打ち抜きピン4をダイ5aに貫通させれば用紙1には長円孔が空いてしまうので、せん断方向に押し出された切り口2bがダイ5aの下方に露出した状態で、打ち抜きピン4の下降を止める。打ち抜きピン4の刃先4aの角度、長円の大きさ、受け台5とダイ5aの厚みを適当な寸法とすれば、このとき、U字状に用紙重ね方向に貫通した切れ目2を形成することができる。
【0020】
図2(b)に示されるように、このような状態で、ノズル7の吐出口は押し出された舌状紙片2aの切り口2bの先端に向かい合っているので、ノズル7から接着剤9を水平方向に吐出することにより接着剤9を切り口2bに塗布する。
【0021】
このときの切り口2bを図3(a)にさらに詳細に示した。切り口2bが下方に押し出されて、舌状紙片2aの束が下方にたわむと、舌状紙片2aの間にすべりが生じて先端の切り口2bがずれ、舌状紙片2aのそれぞれの上面が階段状に露出する。そこに接着剤9が塗布されるので、接着剤9は切り口2bだけでなく、ずれて露出した舌状紙片2aの間にも塗布される。
【0022】
次に、図2(c)に示すように、打ち抜きピン4を上方に引き上げながら、突き上げピン8を上方に突き上げていく。突き上げピン8は下方に押し出された舌状紙片2aの束を上方に押し上げ、水平に戻し、押し出される前とほぼ同じ状態に復帰させる。
【0023】
切り口2bに塗布された接着剤9は、舌状紙片2aの束の傾きが戻されると図3(b)に示したように、一部は舌状紙片2aの間に浸透する接着剤9aとなってやがて固化し、舌状紙片2aを一体化する。一方切り口2bに残る接着剤9は、せん断されたもう一方の切り口2cとの隙間に押し込まれ、一部は、用紙の重なりの隙間へ毛細管現象によって浸透していき、切れ目2の隙間と、切れ目2近傍の用紙間でやがて固化する。このようにして、切れ目2の近傍では、用紙が一体化される用紙綴じ部が形成されるものである。
【0024】
本発明で採用することができる接着剤9は、紙同士の接着に適したものでなければならないのは当然であるが、切り口2bに塗布してから元の位置に戻すまでに流失したり、固化したりせず、切れ目2間のわずかの隙間に押し込める程度の粘性を有することが必要である。なお選択した接着剤の種類によっては、その接着・固化促進するために、塗布後、例えば加圧したり、紫外線を照射したり、加熱したりなどの後処理を追加してもよい。
【0025】
以上に説明した用紙綴じ方法によれば、接着を用いるため、リサイクルの妨げとなる綴じ部材を使わずに用紙綴じが行える。しかも、用紙を完全には打ち抜かないので切断ごみも発生しない。
【0026】
また、切り口2bをせん断方向に押し出してから、接着剤9を塗布して、押し戻すので、重ねた用紙1間にわずかに接着剤9が浸透する以外、ほとんど用紙1の厚みが増えない。その結果、綴じられた用紙を重ねても高さが不揃いになることがなく、ほぼ用紙1の厚みだけのスペースに保管できる。
【0027】
なお、本方法では、用紙1の厚みが厚い場合、切れ目2を延ばせば、切り口2bを押し出しやすくすることができる。その際、上記のように切れ目2を綴じ代3の長手方向に延ばして設けていれば、切れ目2が延びても綴じ代3の幅を変えずに済み、用紙1の有効活用が図れる。
【0028】
また、切り口2bを用紙の切断方向であるせん断方向に押し出すという本方法の技術思想によれば、第1に、せん断が可能であれば、その押し出しも可能であり、したがって、用紙1の紙質、厚みによる押し出しの制約が少なく、幅広い条件で汎用的な用紙綴じが可能となるという利点がある。第2には、切断、押し出し、接着剤塗布、戻しのそれぞれの工程がせん断方向である上下方向の動作に統一されるから、それぞれの動作に連続した関連が生じるという利点がある。
【0029】
なお上記では、U字状に切れ目2を設けて舌状紙片2aをたわませたが、舌状にするのは、綴じ厚さが厚い場合でも、その長さを延ばすことにより切り口2bの先端をせん断方向に露出させることができて、切り口2bへの接着剤塗布が容易となるからであり、切れ目2の形状はU字に限定されず、V字、W字状でも短冊状でもよい。
【0030】
次に、本発明に係る用紙綴じ装置の実施の形態について説明する。
図4は、本発明に係る用紙綴じ装置の概略構成の一例を示す説明図である。図4(a)は左側面図であり、図4(b)は正面図である。
【0031】
不図示の支持台には、回転動力を与えるためのモータ15が取り付けられ、そのモータ軸15aの先端には、モータ軸15aと平行なクランク軸15bを外周部に備えたディスク15cが設けられている。さらに前記支持台には、鉛直方向に向かって延びる2本のガイドシャフト13が設けられ、図4(a)において右側に開口する逆コの字状のブロック部材からなる打ち抜き駆動部12が、ガイドシャフト13に摺動可能に取り付けられており、上下方向の滑らかな移動が可能とされている。
【0032】
図4(a)において打ち抜き駆動部12の開口部の背面には、クランク軸15bと平行な摺動軸12aが立てられており、クランク軸15bと摺動軸12aはクランク軸15bの回転運動を伝達するためのロッド14によって連結されている。
【0033】
打ち抜き駆動部12の開口部の上面には、下方に向けて打ち抜きピン4(切断手段)が突き出されて固定され、同下面にはそれと同軸上に直立する突き上げピン8(戻し手段)が設けられている。打ち抜きピン4は、水平断面が例えば長円の棒材で、その先端に長円の延びる方向に傾斜する傾斜面4bが形成されて、その周縁部には鋭利な刃先4aを備えている。突き上げピン8は、その水平断面が打ち抜きピン4の長円の内部に収まる大きさの、例えば円柱部材などの棒材である。
【0034】
また、打ち抜き駆動部12と突き上げピン8に挟まれた開口部の領域には、下側に不図示の支持台に固定されて水平に延びる平板からなる受け台5が、その上方には、打ち抜き駆動部12の上面からコイルバネ6cによって可動に吊り下げられた平板状の押さえ板6が位置している。押さえ板6からは、コイルバネ6cの中を貫通するシャフト6bが鉛直上方に延ばされ、打ち抜き駆動部12上面に設けられたガイド孔(不図示)に差し込まれている。したがって、押さえ板6は水平方向の位置をそのガイド孔によって規制されて、上下方向に移動可能とされている。
【0035】
押さえ板6には、打ち抜きピン4の水平方向位置をガイドするメス孔形状のガイド孔6aが設けられており、打ち抜きピン4が上方から貫通可能とされている。また、受け台5には打ち抜きピン4の外形によるせん断を行うためのメス型であるダイ5aが打ち抜きピン4とかみ合う位置に設けられている。
【0036】
受け台5と押さえ板6は、いずれも、用紙1と接触する表面に、接着剤付着を防止し、用紙1とのすべり摩擦を減らすために、例えはフッ素樹脂コーティングなどが施されている。
【0037】
図4(b)に示したように、受け台5の打ち抜き駆動部12の外側の部分には、受け台5上に載せた用紙1を上下方向から挟んで、打ち抜き駆動部12の開口部に送り出す送りローラ17が、紙面奥行き方向に延ばされて用紙1の幅全体を覆うように設けられている。送りローラ17は、駆動モータ(不図示)によって駆動され、例えばギヤトレインなどで上下の回転速度が同調されて回転される。
【0038】
送りローラ17で送り出される用紙1が打ち抜き駆動部12の開口部の外側に現れる位置には、用紙1を上下方向に挟んで加圧しながら送る、送りローラ17と同方向に同回転速度で駆動される加圧ローラ18(押しならし手段)が用紙1の幅全体を覆うように設けられている。加圧ローラ18はローラ表面に、例えば合成ゴム、エラストマーなどの弾性体層を備え、用紙1を摩擦力によって搬送することができ、少なくとも用紙綴じ部の通過する部分では、接着剤の固着を防止するために、例えばフッ素樹脂チューブなどで覆われている。
【0039】
またダイ5aの下には、打ち抜きピン4を下降させたとき、打ち抜きピン4の刃先4a位置に吐出口を向けて、接着剤9を吐出するノズル7(接着剤塗布手段)が配置されている。ノズル7の接続する管路の先には接着剤9を圧送する接着剤供給手段19が設けられている。
【0040】
なお、以上に図4(b)を用いて説明した打ち抜き駆動部12の開口部の内部の詳細は、図2に示したのと同じ構成である。
【0041】
次に、図5を用いて上記に説明した用紙綴じ装置の動作を説明する。
本装置は、モータ15を駆動して、ディスク15cを回転させ、クランク軸15bを円運動させることにより、ロッド14を通じて、打ち抜き駆動部12がガイドシャフト13上を往復運動させるクランクスライド機構を構成することにより、用紙綴じの動作を行うものである。
【0042】
図5(a)は、用紙綴じ動作開始前の装置正面視の状態を示す。ディスク15cの回転方向は矢印で示すように右回りであり、クランク軸15bはクランク機構の上死点の位置にある。
【0043】
このとき、打ち抜きピン4はガイド孔6aの上方にあり、突き上げピン8はダイ5aの孔の中にあって、その端面が受け台5の上面とほぼ同一高さに位置している。押さえ板6は、受け台5との間に、綴じるための用紙1を挿入できる程度のスペースが設けられている。そこで、用紙1の水平方向の位置を合わせて、送りローラ17に向けて挿入すると、送りローラ17が回転して、用紙1を用紙綴じ位置が、ダイ5a上に来る位置に搬送して停止させる。
【0044】
ディスク15cが図示の矢印方向に回転すると、図5(b)に示したように、ロッド14を通じて摺動軸12aを下方に押し出す力が作用し、打ち抜き駆動部12がガイドシャフト13に沿って下方に移動する。このとき打ち抜き駆動部12の上側に固定されている打ち抜きピン4とコイルバネ6c、下側に固定されている突き上げピン8が同時に下降する。そのため、コイルバネ6cは押さえ板6を押圧して受け台5上に配置された用紙1を上から押さえる。また、打ち抜きピン4は下降を続けるためガイド孔6aに貫入し、打ち抜きピン4の刃先4aが用紙1を下方に押し出して用紙1のせん断を始め、その下方に位置するダイ5aと交差することにより、用紙にダイ5aの形状の切れ目2を形成していく。この間、突き上げピン8は下降してダイ5aの下方にあるので、切れ目2が下方に押し出される妨げにはならない。
【0045】
次に、クランク軸15bがクランク機構の下死点に達すると、図5(c)に示したように、打ち抜きピン4がダイ5aと半ばまでかみ合い、せん断された用紙がその切断面の先端から打ち抜きピン4の傾斜に沿って押し出され、その切り口2bの先端はダイ5aの下側に完全に露出する状態になる。このタイミングで、ノズル7から切り口2bに向けて接着剤9が吐出され、切り口2bの上に接着剤9が付着する。(この詳細動作は、図2(b)を用いてすでに説明した動作と同様である。)
【0046】
次に、クランク軸15bが下死点から上死点に向かうと、打ち抜き駆動部12は上昇するので、打ち抜きピン4が上昇し、突き上げピン8がダイ5aに向かって上方に突き上げられていく。そのため、下方に押し出されていた舌状紙片2aの束も上に突き上げられ、先端の接着剤9と共に、せん断前の位置に戻されていき、上死点に達すると再び図5(a)の状態になる。
【0047】
そこで、送りローラ17を駆動して、用紙1を搬送する。別の用紙綴じ部を設ける場合は、その位置がダイ5aの上に来る位置で停止させて、上記の動作を繰り返す。用紙綴じを終了させる場合は、そのまま用紙1を送りつづける。一方、加圧ローラ18は、送りローラ17と同調回転しており、用紙1の先端が侵入すると、用紙1を厚み方向に加圧しながら、送りローラ17と同方向に用紙1を送る。
【0048】
このような構成により、用紙1は、加圧ローラ18を通過すると切れ目2の戻し位置の上下や、接着剤9のはみ出しなどが押しならされ、全体がほぼ均一な厚みになるものである。また接着剤9が用紙1の紙片間により確実に浸透して、接着がさらに堅固になる利点がある。
【0049】
以上の説明おいて、用紙重ね方向に切れ目2を貫通させる切断手段を構成するのは、先端に刃先4aと傾斜面4bを備えて上下動作する打ち抜きピン4であるが、その傾斜面4bは切断された舌状紙片2aを傾斜面4bに沿って斜め下方に押し出す機能を備えているので、同時に、押し出し手段ともなっている。そのため本実施の形態では、切断手段と押し出し手段とが兼ねられている。この場合の押し出しは、切断の始まる先端から切断の進行と同時並行して進むものである。
【0050】
上記の用紙綴じ装置によれば、クランクスライダ機構の往復上下動によって、用紙綴じの工程を連続的な機械動作で実現でき、上記の用紙綴じ方法を高速、大量に実施するための装置を提供できるものである。
【0051】
また、切断手段と押し出し手段を兼ねていて、切断と押し出しを同時に進めるので、押し出しのために必要な部品点数と押し出し工程に要する時間を削減することができ、安価な用紙綴じを行うことのできる用紙綴じ装置を提供できるものである。
【0052】
なお、上記では、用紙1の移動反層を、送りローラ17、加圧ローラ18によって行う例で説明したが、もちろん、それらの機構を割愛し、手作業によって移動搬送してもよい。
【0053】
また、上記では、加圧ローラ18を押しならし手段として設けたが、例えば、切れ目の上に当て板を当て、プレス機構によって上下に挟み込んで押しならすものであってもよい。
【0054】
また、熱可塑性の接着剤を用いる場合には、押しならし手段において、用紙に当たる部分を加熱できるようにしておくことがより効果的である。
【0055】
なお、上記の説明では、打ち抜きピン4の傾斜面4bは、打ち抜きピン4を斜めに傾斜させた傾斜面4bを平面として説明したが、刃先4aをより鋭利に仕上げて切断を容易に行うために、傾斜面4bを打ち抜きピン4の軸側に陥没させて設け、打ち抜きピン4の端部外周に、鋭角状に突出する刃先4aが残された形状としてもよいことは言うまでもない。その場合、傾斜面4bは必ずしも平面である必要はなく、舌状紙片2aが押し出せるならば、例えば緩やかに湾曲した曲面であってもよい。
【0056】
なお、上記では、打ち抜き駆動部12の上下動をモータ15によって行うようにしたが、ディスク15cを手動で回転させるようにしてもよい。その場合、接着剤供給手段19は、例えば、クランク軸15bが下死点に到達する動作に連動させたピストンによって一定量の接着剤が吐出されるように構成することができる。
【0057】
このように構成して、送りローラ17の代わりに手動で用紙1を搬送し、加圧ローラ18を割愛すれば、動力不要の用紙綴じ装置とすることができるので、ステープラーに代わる簡易的な用紙綴じ装置として幅広く利用することが可能となる利点がある。
【0058】
また、上記では、打ち抜きピン4と突き上げピン8は、クランクスライダ機構によって上下する打ち抜き駆動部12に固定して設けていたが、例えばエア・油圧シリンダなどによる直動機構をそれぞれ独立してそなえて上下駆動し、それぞれのタイミングを上記の説明のように合わせるよう制御してもよい。また、押さえ板6も、打ち抜き駆動部12から独立させ、自由なタイミングで押さえ動作とその解除を行うようにしてもよい。
【0059】
次に、本発明に係る用紙綴じ装置の変形例を、添付図面を参照して説明する。いずれも、切断手段が接着剤塗布手段を兼ねることを特徴とする用紙綴じ装置である。
【0060】
図6に示した第1の変形例の装置では、上記に図4などを用いて説明した装置において、打ち抜きピン4の先端形状とは異なる打ち抜きピン10を用いる。打ち抜きピン10は、断面が長円で、先端刃先10aの形状は、側面視では打ち抜きピン4と同様、長円断面の延びる方向に傾斜したものだが、端部にその形状で刃先10aのエッジを残したまま、軸側へは凹状に陥没した形状である。その断面は、図6に示したように、刃先10aの下端部から比較的狭い範囲に比較的急な第1の傾斜面10bが設けられ、その左側には続けて比較的緩い第2の傾斜面10cが設けられた断面となっている。また、ノズル7から吐出される接着剤9は、比較的粘性の大きいものを選択して、1回分の接着剤9を吐出すると、ノズル7の先端に膨出してとどまるようにしておく。
【0061】
このように構成することにより、打ち抜きピン10を下降させて、刃先10aの下端から切断された舌状紙片2aは、第1の傾斜面10bの斜面をすり抜けると、比較的緩い第2の傾斜面10cに沿って押し出され、第1の傾斜面10bの近傍には空きスペースが発生する。さらに降下させると打ち抜きピン10は接着剤9の膨出部分を第1の傾斜面10bに連なった刃先10aでかきとり、第1の傾斜面10b側の空きスペースに接着剤9を保持することになる。その状態から打ち抜きピン10と突き上げピン8を上昇させ、舌状紙片2aの束を押し上げる。このとき、打ち抜きピン10の第1の傾斜面10bに保持された接着剤9は切り口2bに対向して接触するので、切り口2bへの接着剤塗布が行われる。すなわち、本変形例では、打ち抜きピン10(切断手段)が接着剤塗布手段を兼ねるものである。
【0062】
上記の第1の変形例では、ノズルの吐出のみでは、塗布されにくい粘性の大きな接着剤が利用可能となるという利点がある。
【0063】
次に第2の変形例について説明する。
本変形例では、図7に示したように、上記に図4などを用いて説明した装置において、接着剤9を吐出するノズル7を廃し、ダイ5aの下方に、打ち抜きピン4の先端を上方から差し入れることができる容器に接着剤9を充填した接着剤溜まり16を設ける。
【0064】
このように構成することにより、打ち抜きピン4を、用紙1に切れ目を設けたあと、前記接着剤溜まり16に先端が浸される位置まで下降させ、打ち抜きピン4の先端に接着剤9を付着させることができ、その傾斜面4bに付着した接着剤9が表面張力によって所定量保持されたまま、打ち抜きピン4の上昇と共に切り口2bをこすり上げるために、接着剤9を切り口2bに塗布していくものである。
【0065】
上記の第2の変形例では、圧送制御など複雑な機構を必要とする接着剤塗布手段を必要としないので簡単な構成の装置を得ることができる利点がある。
【0066】
なお、上記で、打ち抜きピン4を用いるとしたが、第1の変形例で説明した打ち抜きピン10のような形状、あるいは、接着剤9を先端に保持しやすい凹凸を設けた形状としてもよい。
【0067】
次に図8を参照して、第3の変形例について説明する。
本変形例では、上記に図4などを用いて説明した装置において、切断手段となる打ち抜きピン4を、図8に示す打ち抜きピン11に代える。打ち抜きピン11は、打ち抜きピン4と同様、長円断面を有しており、その先端が斜めに傾斜された刃先11aと傾斜面11bからなる棒状部材であり、その内部には、刃先11aの下端に近接する傾斜面11b上に出口孔11dが設けられた管路11cを備えている。管路11cは接着剤供給手段19(図4)に接続しており、適当なタイミングで、接着剤9を圧送すれば、出口孔11dを通じて傾斜面11b上に接着剤9を膨出させることができ、表面張力によって傾斜面11bには接着剤9が保持されるようになっている。
【0068】
このような構成によれば、まず、打ち抜きピン11を下降させて、舌状紙片2aを傾斜面11bに沿って押し出し、出口孔11dを切り口2bの下方にまで降下させる。そして、打ち抜きピン11を上昇させて、舌状紙片2aを押し戻す際、出口孔11dが切り口2bの上を通過することを利用して、出口孔11dから送出されて傾斜面11bに保持された接着剤9を切り口2bに塗布していくことができる。したがって、切断手段と接着剤塗布手段を兼ねた構成とすることができる。
【0069】
上記の第3の変形例では、図4に示した装置のノズル7に相当する管路11cが打ち抜きピン11に内蔵されているので、装置をコンパクトに構成することができる。
【0070】
また、いずれの変形例も共通して、打ち抜きピン4、10、11などの上昇に際して、傾斜面4b,10b、11bなどに保持した接着剤9を切り口2bに擦りつけるように塗布していくので、接着剤塗布がより確実に行われる利点がある。
【0071】
【発明の効果】
以上に述べたように、請求項1または2に記載の発明では、綴じ部材を使わない用紙綴じ方法を実現できる装置を提供できるから、綴じ部材が不要となり、リサイクルに適する用紙綴じ装置を提供できるので、用紙のリサイクルに適するという効果を奏する。また、リサイクルに妨げとなる接着剤を使ったとしても、使用量は少なくて済み、必要ならその部分を打ち抜いて容易に除去することができるという効果を奏する。
【0073】
請求項3に記載の発明では、切れ目を戻したあとに、用紙重ね方向に押しならす手段を設けたので、用紙綴じ部においても用紙の他の部分の厚さとほぼ同じ厚さにできるから、重ねても高さが不揃いになってかさばることがないので、綴じられた用紙の保管スペースを節約できる用紙綴じ装置を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る用紙綴じ装置で製造した用紙綴じ冊子の一例を示す説明図である。
【図2】 本発明に係る用紙綴じ装置による用紙綴じ方法の実施の形態を示す断面図である。
【図3】 本発明に係る接着剤塗布の様子を示す説明図である。
【図4】 本発明に係る用紙綴じ装置の実施の形態の概略構成を示す正面図および側面図である。
【図5】 本発明に係る用紙綴じ装置の動作を説明する説明図である。
【図6】 本発明に係る用紙綴じ装置の第1の変形例を示す断面図である。
【図7】 本発明に係る用紙綴じ装置の第2の変形例を示す断面図である。
【図8】 本発明に係る用紙綴じ装置の第3の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 用紙
2 切れ目
2a 舌状紙片
2b、2c 切り口
3 綴じ代
4、10、11 打ち抜きピン(切断手段)
4a、10a、11a 刃先
4b、10b、11b 傾斜面
5a ダイ
7 ノズル(接着剤塗布手段)
8 突き上げピン(戻し手段)
9、9a 接着剤
11c 管路
12 打ち抜き駆動部
16 接着剤溜まり

Claims (3)

  1. 重ねられた用紙を綴じる用紙綴じ装置であって、
    前記用紙の束に、大略舌状をなす舌状紙片を切り出すように、用紙重ね方向に切れ目を貫通させるため、前記用紙の束を押し切る方向に対して傾斜する傾斜面を有する刃先を備える切断手段と、
    前記重ねられた用紙を水平に配置する受け台と、
    該受け台に前記切断手段の刃先を貫通させる孔として設けられ、前記重ねられた用紙を前記刃先との間でせん断して前記切れ目を形成するダイと、
    前記切断手段の前記刃先を前記ダイに向けて移動させ、前記傾斜面によって舌状紙片束の切り口を前記用紙の束から押し出す押し出し手段と、
    該押し出し手段によって前記ダイから押し出される前記切り口に対して水平方向に対向する位置に配置され、前記切り口が押し出された際に、該切り口に向けて接着剤を吐出して塗布する接着剤塗布手段と、
    前記接着剤が塗布された前記切り口を前記用紙の束に戻す戻し手段とを備えた
    ことを特徴とする用紙綴じ装置。
  2. 重ねられた用紙を綴じる用紙綴じ装置であって、
    前記用紙の束に、大略舌状をなす舌状紙片を切り出すように、用紙重ね方向に切れ目を貫通させるため、前記用紙の束を押し切る方向に対して傾斜する傾斜面を有する刃先を有する切断手段と、
    前記重ねられた用紙を水平に配置する受け台と、
    該受け台に前記切断手段の刃先を貫通させる孔として設けられ、前記重ねられた用紙を前記刃先との間でせん断して前記切れ目を形成するダイと、
    前記切断手段の前記刃先を前記ダイに向けて移動させ、前記傾斜面によって舌状紙片束の切り口を前記用紙の束から押し出す押し出し手段と、
    前記舌状紙片束の切り口が前記ダイから押し出される際に、押し出し方向における前記ダイの外側、かつ前記ダイから押し出される前記切り口と前記ダイを貫通する前記刃先の前記傾斜面との間となる位置に、接着剤を供給し、該接着剤を前記傾斜面で保持して、前記切り口に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、
    前記切り口を前記用紙の束に戻す戻し手段と
    を備えたことを特徴とする用紙綴じ装置。
  3. 前記戻し手段によって前記切れ目が戻されて形成される用紙綴じ部を、加圧して、用紙重ね方向に押しならす押しならし手段を備える請求項1または2に記載の用紙綴じ装置。
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