JP3131097B2 - 紙製綴じ具によるカレンダーの製造装置 - Google Patents

紙製綴じ具によるカレンダーの製造装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丁合された複数枚のカ
レンダー頁の上端縁を、厚紙製の綴じ具により綴じるこ
とにで構成される月別カレンダーの製造装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、月別カレンダーを構成する複
数枚のカレンダー頁用冊紙の上端縁を綴じる手段として
は、冊紙の上端縁に金属製の綴じ金具を嵌合し、この綴
じ金具をプレスにより加圧して巻き締めることで、複数
枚のカレンダー頁用冊紙を一体に固着する構造が広く知
られていた。しかしながら、この種のカレンダーは金属
製の綴じ金具が焼却不能のため、年末の廃棄処分時期に
全国の焼却場に焼却不能な金属製綴じ金具が多量に送り
込まれることとなり、最近ではこれが新たな公害と見な
されるようになり、資源の節約の面からも綴じ金具の使
用を避けて、厚紙のような可燃性の素材からなる綴じ具
を使用する傾向が高まりつつある。
【0003】
【発明が解決すべき課題】このような事情から、厚紙製
の綴じ具を使用したカレンダーは既に従来においても知
られているが、厚紙製の綴じ具を使用するカレンダーの
場合は、金属製の綴じ金具による場合に比較して工程が
複雑となり、生産能率が劣るという問題がある。
【0004】その理由は、金属製の綴じ金具による場合
は、丁合機により複数枚のカレンダー頁が冊紙に纏めら
れたのち、この冊紙をプレス装置に送って、該冊紙の上
端縁に金属製綴じ金具を直接嵌合してプレスにより巻き
締めれば工程として完了するが、厚紙製の綴じ具を使用
するカレンダーの場合は、冊紙の上端縁に厚紙製綴じ具
を取り付ける前に、該冊紙上端縁に多数の接着剤の充填
孔を穿設する工程と、これらの接着剤充填孔内に接着剤
を充填する工程とを経る必要があり、この接着剤充填孔
の穿設工程と、接着剤の充填工程とを経たあとでないと
冊紙上端縁に厚紙製綴じ具を接着して圧着することがで
きないからである。
【0005】このような厚紙製綴じ具によるカレンダー
を製造するための具体的手段として、従来では、生産能
率を高めるという目的から、丁合された冊紙を移送コン
ベアにより停止することなく連続的に移送しながら、接
着剤充填孔の穿設機構と、接着剤の充填機構と、綴じ具
の圧着機構とにより、充填孔の穿設と、接着剤の充填
と、綴じ具の圧着とを連動して行うようにした綴じ装置
が試作されている。
【0006】しかしながら、この綴じ装置では、冊紙の
上端縁に対する充填孔の穿設等の各種の工程を移送コン
ベアを停止することなく連続的に移送しながら連動して
行うので、製造能率が向上するように見えるが、移送コ
ンベアの連続的な移動のもとで、充填孔の穿設、接着剤
の充填、綴じ具の圧着等の夫々の工程を行うことは、コ
ンベアによる冊紙の移動と穿設機構等の各種機構の動き
とが完全に無駄なく同調していなければならず、各種機
構の動きに僅かなずれが生じた場合には完全な形状のカ
レンダーが製造できないという問題点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来における紙製綴じ具によるカレンダー製造装置の問
題点を解消し、冊紙の上端縁に対する充填孔の穿設、接
着剤の充填、綴じ具の圧着等の夫々の工程が夫々の位置
で的確に行えるようにしたカレンダー製造装置の提供を
目的としたものである。
【0008】請求項1に記載の発明はその具体的手段と
して、丁合された複数枚のカレンダー頁からなる冊紙上
端縁を厚紙製綴じ具により綴じるカレンダーの製造装置
であり、冊紙上端縁を移動方向と平行な向きで所定の綴
じ機構の位置で停止と移動とを繰り返しながら移送する
コンベアと、該コンベア側辺における前記冊紙上端縁移
送ライン上の始端から終端にかけて配置される複数の綴
じ機構群とからなり、前記綴じ機構群が、始端から移送
される前記冊紙を所定時間停止した状態で冊紙上端縁
に多数の接着剤充填孔を同時に開設するための穿孔装置
と、前記の穿孔された冊紙を次の位置へ移送して所定時
間停止した状態で、冊紙上端縁の下面に前記厚紙製綴じ
具の裏側フラップを供給する綴じ具供給装置および前記
裏側フラップが供給された後に前記接着剤充填孔内へ接
着剤充填孔と対応する数の注入ノズルから接着剤を注入
するための接着剤供給装置と、さらに、前記接着剤充填
孔内に接着剤が注入された前記冊紙を、次の終端位置へ
移送して所定時間停止した状態で、前記接着剤充填孔の
上面に開放されている前記綴じ具表側フラップを綴じ
て、冊紙上端縁の上面に圧着するための上下一対の回転
ベルトを備えた加圧装置とからなることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、綴じ機構群の中間部に
配置される綴じ具供給装置が、厚紙製綴じ具の長さ方向
に沿った中心部に折り筋を設ける押し型部と、折り筋の
設けられた前記綴じ具をナイフにより断面V字状に折り
曲げる折り曲げ部と、断面V字状に折り曲げられた前記
綴じ具の裏側フラップを載置して、移送されてくる冊紙
上端縁の下面へ前記綴じ具の裏側フラップを押し当てる
リフトバーとからなることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、綴じ機構群の終端に配
置される加圧装置が、冊紙上端縁の手前側を固定する定
着バーと、厚紙製綴じ具の表側フラップを背面方向より
下方へ押し下げるためのナイフと、冊紙上端縁の上側と
下側とに配置されて厚紙製綴じ具の表側フラップを冊紙
上端縁の上面に圧着する上下一対の締付け圧力を可変し
得る回転ベルトとからなっていることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の装置では、カレンダー頁冊紙の上端
縁を移動方向と平行な向きで所定の位置で停止と移動と
を繰り返しながら移送するコンベアの側辺に、冊紙上端
縁に対する穿孔装置と、厚紙製綴じ具の供給装置を備え
た接着剤供給装置と、前記厚紙製綴じ具の表側フラップ
を冊紙上端縁の上面に圧着するための加圧装置とが設け
られているため、移送コンベアを前記夫々の綴じ機構の
前面でほぼ同じ時間だけ停止させて、停止している間に
夫々の綴じ機構による目的に応じた綴じ作業を行うこと
により、各種綴じ機構の動きに時間的ずれが生ずること
なく夫々の停止位置での綴じ作業を確実に行いながら完
全な形状のカレンダーを連続的に製造することができ
る。
【0012】請求項2の装置では、ストック部から一枚
づつ取り出された厚紙製綴じ具が押し型部により長さ方
向に沿った中心部に折り筋が設けられたのち、折り曲げ
部によってこの折り筋部分がナイフにより断面V字状に
折り曲げられるので、綴じ具が表側フラップと裏側フラ
ップとにより折り目正しく断面V字状に折り曲げられ、
次にこの綴じ具の裏側フラップがリフトバーの上に載置
されて、移送されてくる冊紙上端縁の下面へ裏側フラッ
プを正しく押し当てることができ、この裏側フラップに
より裏当てされた冊紙上端縁の充填孔内に接着剤供給装
置から接着が瞬間的に無駄なく供給される。
【0013】請求項3の装置では、充填孔内に接着剤の
注入された冊紙上端縁が加圧装置の位置へ送られてくる
と、冊紙上端縁の手前側を固定する定着バーが降下して
冊紙をしっかりと固定した状態で、冊紙上端縁の上面に
開放されている綴じ具表側フラップの背面方向よりナイ
フが突出し、表側フラップを接着剤充填孔の上面に倒す
ようにして押し下げる。その時冊紙上端縁の上側の回転
ベルトが回転せずに停止したまま下降して、同じく回転
せずに停止している下側の回転ベルトとの間で押し倒さ
れた綴じ具表側フラップを接着剤充填孔の上面に圧着す
る。
【0014】綴じ具の表裏両側フラップで包まれた冊紙
上端縁が上側回転ベルトと下側回転ベルトの間に挟まれ
て圧着されるときに、表側フラップを押し倒すナイフも
同時に挟まれるが、次の瞬間上側回転ベルトの下側回転
ベルト方向への圧着力が若干低減され、それと同時に上
下両側の回転ベルトが同方向へ回転して、外側を厚紙製
綴じ具により包まれた冊紙上端縁を移送コンベアによら
ずに機外方向へ送り出し搬送する。
【0015】
【実施例】本発明のカレンダー製造装置を図面に示す実
施例により説明すると、図1はこの装置の全体平面図、
図2は正面図であって、この装置は丁合された複数枚の
カレンダー頁からなる冊紙1を、所定位置で停止と移動
とを繰り返しながら移送することのできるコンベア2
と、該コンベア2の側辺の始端側(右側)から終端側に
かけて配置された前記冊紙1の上端縁3に厚紙製の綴じ
具4を取り付けて綴じるための複数の綴じ機構群5とか
らなっている。
【0016】前記複数の綴じ機構群5は、移送コンベア
2の始端側に配置される前記冊紙1の上端縁3に多数の
接着剤充填孔6を開設するための穿孔装置7と、中間部
に配置される冊紙上端縁3の下面に厚紙製綴じ具4を供
給するための綴じ具供給装置8および前記接着剤充填孔
6内に接着剤を注入するための接着剤供給装置9と、終
端に配置される前記厚紙製綴じ具4を冊紙上端縁3の上
面に圧着するための加圧装置10とからなっており、中
間部の綴じ具供給装置8および接着剤供給装置9はコン
ベア2の側辺における同一位置に設けられている。
【0017】また、前記移送コンベア2は、始端部に前
記冊紙1を載置するセットスペース11と、該コンベア
2の側辺に前記穿孔装置7と、綴じ具供給装置8および
接着剤供給装置9と、加圧装置10とを配置できる長さ
とをもった、平行する複数本の回転ベルト12からなっ
ていて、夫々のベルト12の所定間隔を置いた同一箇所
に夫々冊紙1の長手方向の片側側辺を銜えるための爪1
3が複数組設けられている。
【0018】セットスペース11のコンベア2上に冊紙
1を載せて、その長手方向の片側側辺を前記爪13に係
合させると、該コンベア2の前記各綴じ機構群5と反対
側側辺に設けられた規制板14によって、冊紙1の上端
縁3がコンベア2の前記各綴じ機構群5側の側辺外に突
出した状態で正しくコンベア2上に載置され、ベルト1
2が冊紙1を、まず穿孔装置7の位置まで送ってその位
置で所定の時間だけ停止する。
【0019】前記移送コンベア2は、セットスペース1
1の上に冊紙1を載せる時には停止ししいて、冊紙1が
載せられるとこの冊紙1を穿孔装置7の位置まで送って
所定の時間だけ停止し、その位置で所定の作業が行われ
ると再び移動を開始して、冊紙1を次の綴じ具供給装置
8および接着剤供給装置9の位置まで送り、その位置で
停止して所定の作業が行われると、再び移動を開始して
冊紙1を最後の加圧装置10の位置まで送って所定時間
停止するというような、所定位置での停止と移動とを繰
り返えすように制御される構成となっている。なお、夫
々の位置での停止時間は全て均等になるように制御され
ている。
【0020】移送コンベア2に設けられる前記爪13
は、図2に示すように、セットスペース11の位置では
ベルト面より上方へ浮き上がっていて、冊紙1の長手方
向の片側側辺を爪13の下面へ差し込み易くしてあり、
その状態でベルト12が例えば20cm程度移動した時
に、爪13が自動的に沈下して冊紙側辺をベルト面に銜
えて固定するように制御されている。
【0021】穿孔装置7は、図3aに示すように、ミシ
ン刃15とパンチ型16とを備えており、冊紙1がベル
ト12により該穿孔装置7の位置へ送られて停止する
と、前記ミシン刃15とパンチ型16とが降下して、図
3bのように冊紙上端縁3にミシン目17と多数の接着
剤充填孔6とを同時に穿設する。
【0022】前記穿孔装置7の隣には、綴じ具供給装置
8および接着剤供給装置9が同じ位置に配置されてい
る。そのうち綴じ具供給装置8は、図4乃至7に示すよ
うに、多数枚の厚紙製綴じ具4の用紙を貯蔵しておくた
めのストック部18と、このストック部18から取り出
された一枚の綴じ具4の長さ方向に沿った中心部に折り
筋21を設けるための押し型20と、折り筋21の設け
られた前記綴じ具4を断面V字状に折り曲げるための折
り曲げ部22と、断面V字状に折り曲げられた前記綴じ
具4の裏側フラップ4aを冊紙上端縁3の下面へ押し当
てる押し具28とからなっている。
【0023】前記綴じ具供給装置8では、図4のストッ
ク部18から綴じ具4の用紙がサッカー19により一枚
づつ取り出されたのちに、図5に示す上下一対の溝付押
し型20により挾着されて長さ方向に沿った中心部に折
り筋21が設けられ、次にこの綴じ具4が図6aの折り
曲げ部22のスリット付台23に載せられて、図6bの
ように、その上方の垂直ナイフ24が下降することによ
り断面V字状に折り曲げられる。
【0024】また、折り曲げられた綴じ具4は下方のU
字状回転ホルダー25に受け止められ、この回転ホルダ
ー25が回転することで図7aのレール27上に倒れる
ように載せられたのち、押し具28により裏側フラップ
4aが前方のリフトバー29に載置されるように移送さ
れる。裏側フラップ4aが載せられるリフトバー29
は、図7bのように、冊紙上端縁3が送られてくる前に
は下方の位置に下がっていて、図7cのように、冊紙上
端縁3が送られてくると上昇して裏側フラップ4aを冊
紙上端縁3の下面に押し当てる。
【0025】一方、前記接着剤供給装置9は、図2に示
すように、下面に前記接着剤充填孔6と対応する数の注
入ノズル31を持ったホットメルト型接着剤のタンク3
0からなっており、前記のようにこの接着剤供給装置9
の位置に冊紙上端縁3が送られてきて、図7cに示すよ
うに、冊紙上端縁3の下面に綴じ具4の裏側フラップ4
aが押し当てられると、タンク30が降下してノズル3
1から接着剤32を接着剤充填孔6内に充填する。この
ようにして接着剤充填孔6内に接着剤32が充填される
と、図7dのように、リフトバー29が下降して次の綴
じ具4の供給に備えると共に、移送コンベア2が移動を
開始して冊紙1を次の加圧装置10の位置に移送する。
【0026】加圧装置10は、図9aに示すように、冊
紙上端縁3の手前側を固定する定着バー33と、綴じ具
4の表側フラップ4bを背面方向より下方へ押し下げる
ためのナイフ34と、冊紙上端縁3の上側と下側とに配
置されて綴じ具4の表側フラップ4bを冊紙上端縁3の
上面に圧着するための上下一対の締付け圧力を可変し得
る回転ベルト35及び36とからなっている。
【0027】綴じ具裏側フラップ4aの接着された冊紙
上端縁3が加圧装置10の位置へ送られてくると、図9
bのように、まず定着バー33が下降して冊紙1をコン
ベア2上に固定したのち、背面方向より水平なナイフ3
4が前方へ移動して、立ち上がっている前記表側フラッ
プ4bを下方へ押し下げる。その状態でナイフ34の上
方にある回転ベルト35が下降して表側フラップ4bを
冊紙上端縁3の表面に圧着し、開口している接着剤充填
孔6内の接着剤32によって表側フラップ4bを冊紙上
端縁3に接着する。
【0028】上側回転ベルト35により表側フラップ4
bが冊紙上端縁3に接着された時、前記ナイフ34も両
回転ベルト35,36の間に挟まれているが、上側回転
ベルト35と下側回転ベルト36による所定圧着力が綴
じ具4と冊紙上端縁3に伝わった極短い時間の経過後、
上側回転ベルト35による圧着力を若干緩ませることに
より前記ナイフ34を後方へ引き戻し、同時に上下両回
転ベルト35,36を同方向へ回転させることで、綴じ
具4により綴じられた冊紙上側縁3の両面に回転摩擦力
を与えて冊紙1をコンベア2の移送方向に沿って機外
(図1の左側)に搬送する。
【0029】冊紙1を前記加圧装置10の位置へ移送し
てきたコンベア2は、前記加圧処理を行っている間停止
しているが、加圧作業の終了に伴って冊紙1が上下両回
転ベルト35,36により機外へ搬送されると同時に移
送面の下側へ回って始端方向へ回送される。
【0030】なお、上記の説明では、移送コンベア2上
における一冊の冊紙1の移送工程について述べたが、コ
ンベア2が夫々の綴じ装置の位置で停止して夫々の綴じ
作業を行っている時間は均等なので、前記冊紙1がセッ
トスペース11の位置から穿孔装置7の位置へ送られた
後では、前記セットスペース11の位置に次の冊紙1が
載せられるようにして順次移送され、綴じ作業が連続的
に行われる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係るカレンダー製造装置は、上
記のように移送コンベア2の側辺に、冊紙上端縁の穿孔
装置7と、綴じ具供給装置8および接着剤供給装置9
と、綴じ具の加圧装置10とを配置して、冊紙の上端縁
3を移動方向と平行な向きに載置した前記コンベアを夫
々の所定綴じ装置の位置で停止と移動とを繰り返しなが
ら移送するようにしたので、、冊紙上端縁を前記夫々の
綴じ装置の前面でほぼ同じ時間だけ停止させて、停止し
ている間に夫々の綴じ装置による目的に応じた綴じ作業
を確実に行うことができ、従来の装置のように、コンベ
アを停止することなく移動しながら各種の綴じ作業を行
うために、各種綴じ装置の動きに時間的ずれが生じない
ような調整機能を必要とするなどの面倒な維持管理が不
要で扱い易く、しかも製品ロスが少なく無駄のないカレ
ンダーを連続的に能率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカレンダー製造装置の平面図であ
る。
【図2】本発明に係るカレンダー製造装置の正面図であ
る。
【図3】穿孔装置の構成と動きを示す図1のIII−I
II線における断面図。
【図4】綴じ具供給装置における綴じ具用紙ストック部
の構成を示す斜視図。
【図5】綴じ具供給装置における綴じ具用紙押し型部の
構成を示すが部分斜視図。
【図6】綴じ具供給装置における綴じ具用紙折り曲げ部
の構成と動きを示す断面図。
【図7】綴じ具供給装置及び接着剤供給装置の構成と動
きを示す断面図。
【図8】加圧装置の構成を示す斜視図。
【図9】加圧装置の構成と動きを示す断面図。
【符号の説明】
1 冊紙 2 移送コンベア 3 冊紙上端縁 4 綴じ具 5 綴じ機構群 6 接着剤充填孔 7 穿孔装置 8 綴じ具供給装置 9 接着剤供給装置 10 加圧装置 11 セットスペース 12 回転ベルト 13 爪 14 規制板 15 ミシン刃 16 パンチ型 17 ミン目 18 ストック部 19 サッカー 20 押し型部 21 折り筋 22 折り曲げ部 23 スリット付台 24 ナイフ 25 回転ホルダー 27 レール 28 押し具 29 リフトバー 30 接着剤タンク 31 ノズル 32 接着剤 33 定着バー 34 ナイフ 35 上側回転ベルト 36 下側回転ベルト
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 5/04 B42B 5/00 B42C 9/00 - 9/02 B42C 11/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丁合された複数枚のカレンダー頁からな
    る冊紙上端縁を厚紙製綴じ具により綴じるカレンダーの
    製造装置であり、冊紙上端縁を移動方向と平行な向きで
    所定の綴じ機構の位置で停止と移動とを繰り返しながら
    移送するコンベアと、該コンベア側辺における前記冊紙
    上端縁移送ライン上の始端から終端にかけて配置される
    複数の綴じ機構群とからなり、前記綴じ機構群が、始端
    から移送される前記冊紙を所定時間停止した状態で
    上端縁に多数の接着剤充填孔を同時に開設するための
    穿孔装置と、前記の穿孔された冊紙を次の位置へ移送し
    て所定時間停止した状態で、冊紙上端縁の下面に前記厚
    紙製綴じ具の裏側フラップを供給する綴じ具供給装置お
    よび前記裏側フラップが供給された後に前記接着剤充填
    孔内へ接着剤充填孔と対応する数の注入ノズルから接着
    剤を注入するための接着剤供給装置と、さらに、前記接
    着剤充填孔内に接着剤が注入された前記冊紙を、次の終
    端位置へ移送して所定時間停止した状態で、前記接着剤
    充填孔の上面に開放されている前記綴じ具表側フラップ
    を綴じて、冊紙上端縁の上面に圧着するための上下一対
    の回転ベルトを備えた加圧装置とからなることを特徴と
    する紙製綴じ具によるカレンダーの製造装置。
  2. 【請求項2】 綴じ機構群の中間部に配置される綴じ具
    供給装置が、厚紙製綴じ具の長さ方向に沿った中心部に
    折り筋を設ける押し型部と、折り筋の設けられた前記厚
    紙製綴じ具をナイフにより断面V字状に折り曲げる折り
    曲げ部と、断面V字状に折り曲げられた前記綴じ具の裏
    側フラップを載置して、移送されてくる冊紙上端縁の下
    面へ前記綴じ具の裏側フラップを押し付けるリフトバー
    とからなる請求項1の紙製綴じ具によるカレンダーの製
    造装置。
  3. 【請求項3】 綴じ具機構群の終端に配置される加圧装
    置が、冊紙上端縁の手前側を固定する定着バーと、厚紙
    製綴じ具の表側フラップを背面方向より下方へ押し下げ
    るためのナイフと、冊紙上端縁の上側と下側とに配置さ
    れて前記綴じ具の表側フラップを冊紙上端縁の上面に圧
    着する上下一対の締付け圧力を可変し得る回転ベルトと
    からなっている請求項1の紙製綴じ具によるカレンダー
    の製造装置。
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