JP2012010714A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. ボツリヌス神経毒素（ＢｏＮＴ）に結合する単離された抗体であって、該抗体は、以下：
   ａ）配列番号８９のアミノ酸配列を含むＶ _Ｌ ＣＤＲ１；
   ｂ）配列番号９１のアミノ酸配列を含むＶ _Ｌ ＣＤＲ２；
   ｃ）配列番号１１９のアミノ酸配列を含むＶ _Ｌ ＣＤＲ３；ならびに、
   ｄ）以下：
   ｉ）配列番号３３のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ１；
   ｉｉ）配列番号３５のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ２；および
   ｉｉｉ）配列番号６３のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ３
   を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ、または、
   以下：
   ｉ）配列番号２５のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ１；
   ｉｉ）配列番号２７のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ２；および
   ｉｉｉ）配列番号５７のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ３
   を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ
   を含む、単離された抗体。
2. 前記抗体が、以下：
   ｉ）配列番号３３のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ１；
   ｉｉ）配列番号３５のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ２；および
   ｉｉｉ）配列番号６３のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ３
   を含む、請求項１に記載の単離された抗体。
3. 前記抗体が、以下：
   ａ）配列番号９のアミノ酸配列を含む重鎖；および
   ｂ）配列番号２２のアミノ酸配列を含む軽鎖
   を含む、請求項２に記載の単離された抗体。
4. 前記抗体が、以下：
   ａ）配列番号２３のアミノ酸配列を含む重鎖；および
   ｂ）配列番号２２のアミノ酸配列を含む軽鎖
   を含む、請求項２に記載の単離された抗体。
5. 前記抗体が、以下：
   ｉ）配列番号２５のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ１；
   ｉｉ）配列番号２７のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ２；および
   ｉｉｉ）配列番号５７のアミノ酸配列を含むＶ _Ｈ ＣＤＲ３
   を含む、請求項１に記載の単離された抗体。
6. 前記抗体が、以下：
   ａ）配列番号７のアミノ酸配列を含む重鎖；および
   ｂ）配列番号２２のアミノ酸配列を含む軽鎖
   を含む、請求項５に記載の単離された抗体。
7. 前記抗体が、以下：
   ａ）配列番号８のアミノ酸配列を含む重鎖；および
   ｂ）配列番号２２のアミノ酸配列を含む軽鎖
   を含む、請求項５に記載の単離された抗体。
8. 前記抗体が、単鎖Ｆｖ（ｓｃＦｖ）抗体、ＩｇＧ抗体、Ｆａｂ抗体、（Ｆａｂ’） _２ 抗体または（ｓｃＦｖ’） _２ 抗体である、請求項１〜７のいずれか１項に記載の単離された抗体。
9. ボツリヌス神経毒素（ＢｏＮＴ）を中和するための組成物であって、該組成物は、１つのＢｏＮＴ血清型につき少なくとも２種の異なる抗体を含み、該２種の異なる抗体のうちの第１の抗体は、請求項１〜８のいずれか１項に記載の抗体である、組成物。
10. 前記２種の異なる抗体が、血清型ＢｏＮＴ／Ａ１およびＢｏＮＴ／Ａ２のうちの少なくとも１つに同時に結合する、請求項９に記載の組成物。
11. 前記２種の異なる抗体のうちの第２の抗体は、以下：
    ａ）ｉ）配列番号１１のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号１０もしくは配列番号３５４のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    ｂ）ｉ）配列番号９もしくは配列番号２３のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号２２のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    ｃ）ｉ）配列番号１２のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号３５８、配列番号１３、配列番号１４もしくは配列番号１５のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；ならびに
    ｄ）ｉ）配列番号１６のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号３６２のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    からなる群より選択される、請求項９に記載の組成物。
12. 前記２種の異なる抗体のうちの第２の抗体は、以下：
    ａ）ｉ）配列番号１１のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号１０もしくは配列番号３５４のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    ｂ）ｉ）配列番号９もしくは配列番号２３のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号２２のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；ならびに
    ｃ）ｉ）配列番号１６のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号３６２のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    からなる群より選択される、請求項９に記載の組成物。
13. 前記抗体が、薬学的に受容可能な賦形剤中に存在する、請求項９に記載の組成物。
14. 前記組成物が単位投薬処方物である、請求項９に記載の組成物。
15. 哺乳動物におけるボツリヌス神経毒素（ＢｏＮＴ）を中和するための組合せ物であって、該組合せ物は、１つのＢｏＮＴ血清型につき２種の異なる抗体を含み、該２種の異なる抗体のうちの第１の抗体は、請求項１〜８のいずれか１項に記載の抗体である、組合せ物。
16. 前記２種の異なる抗体のうちの第２の抗体が、以下：
    ａ）ｉ）配列番号１１のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号１０もしくは配列番号３５４のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    ｂ）ｉ）配列番号９もしくは配列番号２３のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号２２のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    ｃ）ｉ）配列番号１２のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号３５８、配列番号１３、配列番号１４もしくは配列番号１５のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；または
    ｄ）ｉ）配列番号１６のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号３６２のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    からなる群より選択される、請求項１５に記載の組合せ物。
17. 前記２種の異なる抗体のうちの第２の抗体が、以下：
    ａ）ｉ）配列番号１１のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号１０もしくは配列番号３５４のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    ｂ）ｉ）配列番号９もしくは配列番号２３のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号２２のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；または
    ｃ）ｉ）配列番号１６のアミノ酸配列を含む重鎖と、
    ｉｉ）配列番号３６２のアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む抗体；
    からなる群より選択される、請求項１５に記載の組合せ物。
18. ボツリヌス神経毒素を中和するためのキットであって、該キットは、以下：
    請求項９〜１４のいずれか１項に記載の組成物；および
    ボツリヌス神経毒素に結合させるための該組成物の使用を教示する指示資料
    を備える、キット。
19. 前記組成物が使い捨て可能な注射器中に収容される、請求項１８に記載のキット。
20. 請求項１〜８のいずれか１項に記載の抗体をコードする核酸。