JP2011525171A5 - - Google Patents

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JP2011525171A5
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また、本発明は、式Iの化合物またはその塩もしくはプロドラッグを調製するのに有用であると本明細書で開示した新規な合成中間体および合成方法を提供する。一部の式Iの化合物は、他の一部の式Iの化合物を調製するための合成中間体として有用であり得る。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
式I:
Figure 2011525171

(式中、
Bは、1つ以上の二重結合を含む5、6、7または8員の炭素環式または複素環式の環を表し、該Bは、1つ以上のオキソ、チオキソ、NR 、F、Cl、Br、I、OR 、SR 、アルキル、C≡N、C≡C−R、N またはSO R’で任意選択的に置換されており;
ここで、
Rは、H、アルキルまたはアリールであり;
R’は、OH、NH またはアルキルであり;
は、H、NR 、Cl、F、OR 、SR 、NHCOR 、NHSO 、NHCONHR 、CN、アルキル、アリール、ONR 、またはNR C(O)OR であり;
は、ヌクレオシド糖基であり;
は、非存在、アルキルまたはHであり;
およびR は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、複素環式、アリール、置換アリール、アシル、置換アシル、SO −アルキル、アミノ、置換アミノ、およびNOからなる群より選択されるか;あるいはR とR が、これらが結合している窒素と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、アゼチジノ、モルホリノ、もしくはチオモルホリノ環を形成しており;
およびR は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、アシル、置換アシルおよびSO −アルキルからなる群より選択されるか;あるいはR とR が、これらが結合している窒素と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、アゼチジノ、モルホリノ、もしくはチオモルホリノ環を形成しており;
各R は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、アシルおよび置換アシルからなる群より選択される)
の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグ。
(項目2)
式Iの化合物が、式II:
Figure 2011525171

(式中、
Bは、1個以上のヘテロ原子および1つ以上の二重結合を含む5、6、7または8員の環を表し、該Bは、1つ以上のオキソ、チオキソ、NR 、F、Cl、Br、I、OR 、SR 、アルキル、C≡N、C≡C−R、N またはSO R’で任意選択的に置換されており、
ここで、
Rは、H、アルキルまたはアリールであり;
R’は、OH、NH またはアルキルであり;
は、H、NR 、Cl、F、OR 、SR 、NHCOR 、NHSO 、NHCONHR 、CN、アルキル、アリール、ONR 、またはNR C(O)OR であり;
は、ヌクレオシド糖基であり;
は、非存在、アルキルまたはHであり;
およびR は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、複素環式、アリール、置換アリール、アシル、置換アシル、SO −アルキル、アミノ、置換アミノ、およびNOからなる群より選択されるか;あるいはR とR が、これらが結合している窒素と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、アゼチジノ、モルホリノ、もしくはチオモルホリノ環を形成しており;
およびR は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、アシル、置換アシルおよびSO −アルキルからなる群より選択されるか;あるいはR とR が、これらが結合している窒素と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、アゼチジノ、モルホリノ、もしくはチオモルホリノ環を形成しており;
各R は、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、アシルおよび置換アシルからなる群より選択される)
の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目3)
が、非存在またはHである、項目2に記載の化合物。
(項目4)
下記式(X):
Figure 2011525171

(式中、XはHまたはアルキルである)
の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグではない、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目5)
下記式:
Figure 2011525171

(式中、Xは、Hまたはメチルであり;R ’7 は、Hまたはメチルである)
の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグではない、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目6)
前記化合物は、2個の窒素および1つの二重結合を含む6員の環ではなく、BがNR で置換されている、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目7)
Bが、1個以上のヘテロ原子および1つ以上の二重結合を含む5、7または8員の環であり、Bは、1つ以上のオキソ、チオキソ、NR 、F、Cl、Br、I、OR 、SR 、アルキル、C≡N、C≡C−R、N またはSO R’で任意選択的に置換されている、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目8)
式III:
Figure 2011525171

(式中、
各b、cおよびdは、独立して、単結合および二重結合から選択され、ただし、bが二重結合であるとき、cは単結合であり、cが二重結合であるとき、bおよびdは単結合であり、dが二重結合であるとき、cは単結合であるか;あるいはW が非存在であるとき、dは非存在であり;bNW が非存在であるとき、W およびdは非存在ではなく;
Wは、C=R 、CH 、CR またはOである、ただし、WがC=R 、CH またはOであるとき、bとcは単結合であるか、またはcが単結合であり、かつbNW が非存在であり;WがCR であるとき、bまたはcの一方は二重結合であるか、またはbNW が非存在であり、かつcが二重結合であり;
は、OまたはSであり;
は、H、NR 、OR またはSR であり;
は、C=R 、CR i’ 、N、NR 、CR またはOである、ただし、W がC=R 、CR 、NR またはOであるとき、cおよびdは単結合であるか、またはcが単結合であり、W dが非存在であり;ただし、W がCR またはNであるとき、cまたはdの一方が二重結合であるか、またはW2dが非存在であり、cが二重結合であり;
は、OまたはSであり;
およびR i’ は、H、CH 、NH またはBrであり;
は、CH 、NH 、またはHであり;
は、C=R 、(CR l’ p’ 、CR 、O、NR 、非存在またはNである、ただし、W がC=R 、CR l’ 、O、またはNR であるとき、dは単結合であり;W が、NまたはCR であるとき、dは二重結合であり;そしてW が非存在であるとき、dは非存在であり;
は、OまたはSであり;
およびR l’ は、H、CH 、OCH 、NH またはSCH であり;
p’は、1または2であり;
は、H、NR 、F、Cl、Br、I、OR 、SR 、アルキル、C≡N、C≡C−R、N またはSO R’であり;
は、H、アルキル、またはNR (式中、各R およびR はHもしくはアルキルである)であり;
は、H、CH 、またはNH であり;
は、非存在、Hまたはアルキルである;ただし、W が非存在であるとき、bは二重結合である)
の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目9)
式IV:
Figure 2011525171

(式中、
各b、cおよびdは、独立して、単結合または二重結合から選択される、ただし、bが二重結合であるとき、cは単結合であり、cが二重結合であるとき、bとdは単結合であり、dが二重結合であるとき、cは単結合であるか;あるいはW が非存在であるとき、dは非存在であり;
Wは、C=R 、CR 、CR またはOである、ただし、WがC=R 、CR またはOであるとき、bとcは単結合であり、WがCR であるとき、bまたはcの一方は二重結合であり;
は、OまたはSであり;
は、Hであり;
は、H、NR 、OR またはSR であり;
は、C=R 、CR i’ 、NH、CR またはOである、ただし、W がC=R 、CR またはOであるとき、cとdは単結合であり;W がCR であるとき、cまたはdの一方は二重結合であり;W がNHであるとき、WはOではなく、W はO、NHまたはNでなはい;
は、OまたはSであり;
およびR i’ は、H、CH またはBrであり;
は、CH またはHであり;
は、C=R 、(CR l’ p’ 、CR 、O、NH、非存在またはNである、ただし、W がC=R 、CR l’ 、CR 、O、またはNHであるとき、dは単結合であり;W がNまたはCR であるとき、dは二重結合であるか;あるいはW が非存在であるとき、dは非存在であり;
は、OまたはSであり;
およびR l’ は、H、CH 、OCH またはSCH であり;
p’は、1または2であり;
は、H、NR 、F、Cl、Br、I、OR 、SR 、アルキル、C≡N、C≡C−R、N またはSO R’であり;
は、非存在、Hまたはアルキルである;ただし、W が非存在であるとき、bは二重結合である)
の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目10)
各b、cおよびdは、独立して、単結合または二重結合から選択される、ただし、bが二重結合であるとき、cは単結合であり、cが二重結合であるとき、bとdは単結合であり、dが二重結合であるとき、cは単結合であり;
Wは、C=R 、CR 、CR またはOである、ただし、WがC=R 、CR またはOであるとき、bとcは単結合であり、WがCR であるとき、bまたはcの一方は二重結合であり;
は、OまたはSであり;
は、Hであり;
は、H、NR 、OR またはSR であり;
は、C=R 、CR i’ 、CR またはOである、ただし、W が、C=R 、CR またはOであるとき、cとdは単結合であり、W がCR であるとき、cまたはdの一方が二重結合であり;
は、OまたはSであり;
およびR i’ は、H、CH またはBrであり;
は、CH またはHであり;
は、C=R 、(CR l’ p’ 、CR 、O、NHまたはNである、ただし、W がC=R 、CR l’ 、CR 、OまたはNHであるとき、dは単結合であり、W がNまたはCR であるとき、dは二重結合であり;
は、OまたはSであり;
およびR l’ は、H、CH 、OCH またはSCH であり;
p’は、1または2であり;
は、H、NR 、F、Cl、Br、I、OR 、SR 、アルキル、C≡N、C≡C−R、N またはSO R’であり;
は、非存在またはHである、ただし、W が非存在であるとき、bは二重結合である、
項目9に記載の式IVの化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグ。
(項目11)
式Iの化合物が、式V:
Figure 2011525171

(式中、
各bおよびcは、独立して、単結合または二重結合から選択される、ただし、bが二重結合であるとき、cは単結合であり、cが二重結合であるとき、bは単結合であり;
Wは、C=R 、CR 、CR またはOである、ただし、WがC=R 、CR またはOであるとき、bとcは単結合であり、WがCR であるとき、bまたはcの一方は二重結合であり;
は、OまたはSであり;
は、Hであり;
は、H、NR 、OR またはSR であり;
は、C=R 、CR i’ 、NH、CR またはOである、ただし、W がC=R 、CR またはOであるとき、cは単結合であり;W がCR であるとき、cは二重結合であり;W がNHであるとき、WはOではなく;
は、OまたはSであり;
およびR i’ は各々、独立して、H、CH またはBrであり;
は、CH またはHであり;
は、非存在、Hまたはアルキルである、ただし、W が非存在であるとき、bは二重結合である)
の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
(項目12)
式1〜9:
Figure 2011525171

Figure 2011525171

(式中、
は、O、Sまたは2つの水素であり;
は、O、Sまたは2つの水素であり;
は、OまたはSであり;
は、O、Sまたは2つの水素であり;
は、O、Sまたは2つの水素であり;
は、H、NH 、OCH またはSCH であり;
は、H、OH、NH 、NHCH 、N(CH 、F、Cl、Br、I、アルコキシ、アルキルSCH 、C≡N、C≡C−R、N またはSO R’であり;
は、H、CH 、OCH またはSCH であり;
は、OまたはSであり;
は、O、Sまたは2つの水素であり;
は、HまたはCH であり;
は、H、CH またはBrであり;
tは、1または2である)
の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目13)
式1の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目14)
式2の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目15)
式3の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目16)
式4の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目17)
式5の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目18)
式6の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目19)
式7の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目20)
式8の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目21)
式9の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目12に記載の化合物。
(項目22)
がHまたはNR である、項目1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
(項目23)
Figure 2011525171
Figure 2011525171
Figure 2011525171
Figure 2011525171
Figure 2011525171

またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目24)
Figure 2011525171
Figure 2011525171
Figure 2011525171
Figure 2011525171
Figure 2011525171

またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグから選択される、項目23に記載の化合物。
(項目25)

Figure 2011525171

(式中、
は、H、OR 14 、N 、NH またはFであり;R’ は、H、F、OH、O−アルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはR とR’ が一緒になって=CH 、=CHFであり得る;ここで、R とR’ がともにOHであることはなく;R とR’ の一方がNH であるとき、他方はOHではなく;R とR’ の一方がN であるとき、他方はOHではなく;
は、H、OR 14 、N 、NH またはFであり;R’ は、H、F、OH、Oアルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはR とR’ が一緒になって=CH 、=CHFであり得る;ここで、R とR’ がともにOHであることはなく;R とR’ の一方がNH であるとき、他方はOHではなく;R とR’ の一方がN であるとき、他方はOHではないか;
あるいはR とR が一緒になって、
Figure 2011525171

(式中、R 100 は、C 1〜12 アルキル C 3〜8 シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;R 100 の該C 1〜12 アルキルおよびC 3〜8 シクロアルキルはいずれも非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシおよびC 1〜4 アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;R 100 の該アリールまたはヘテロアリールはいずれも非置換であるか、または独立してR 101 から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
各R 101 は、独立して、ハロ、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 1〜4 アルキルチオ、C 1〜4 アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、アミノ、フェニル、カルボキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C 1〜4 アルキルアミノ、ジ(C 1〜4 アルキル)アミノ、C 1〜4 アルカノイル、C 1〜4 アルカノイルオキシ、またはC 1〜4 アルキルオキシカルボニルである)
を形成していてもよく;
は、H、CH 、C 、またはN であり;
R’ は、CH OR 14 、CH F、CH SH、CHFOH、CF OH、CH −ジホスフェート、CH −トリホスフェート、
Figure 2011525171

であり;
10 およびR 11 は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH −O−(CH CH であり;
12 は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH )CO アルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−CO アルキル)であり;
14 は、Hであり;
nは2〜5であり;
mは10〜20である)
である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目26)

Figure 2011525171
Figure 2011525171

から選択される、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目27)
が、
Figure 2011525171

(式中、
は、H、OR 14 、N 、NH またはFであり;R’ は、H、F、OH、O−アルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはR とR’ が一緒になって=CH 、=CHFであり得る;ここで、R とR’ がともにOHであることはなく;R とR’ の一方がNH であるとき、他方はOHではなく;R とR’ の一方がN であるとき、他方はOHではなく;
は、H、OR 14 、N 、NH またはFであり;R’ は、H、F、OH、Oアルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはR とR’ が一緒になって=CH 、=CHFであり得る;ここで、R とR’ がともにOHであることはなく;R とR’ の一方がNH であるとき、他方はOHではなく;R とR’ の一方がN であるとき、他方はOHではないか;
あるいはR とR が一緒になって
Figure 2011525171

(式中、R 100 は、C 1〜12 アルキル C 3〜8 シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;R 100 の該C 1〜12 アルキルおよびC 3〜8 シクロアルキルはいずれも非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシおよびC 1〜4 アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;R 100 の該アリールまたはヘテロアリールはいずれも非置換であるか、または独立してR 101 から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
各R 101 は、独立して、ハロ、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 1〜4 アルキルチオ、C 1〜4 アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、アミノ、フェニル、カルボキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C 1〜4 アルキルアミノ、ジ(C 1〜4 アルキル)アミノ、C 1〜4 アルカノイル、C 1〜4 アルカノイルオキシ、またはC 1〜4 アルキルオキシカルボニルである)
を形成していてもよく;
は、H、CH 、C 、またはN であり;
R’ は、CH OR 14 、CH F、CH SH、CHFOH、CF OH、CH −ジホスフェート、CH −トリホスフェート、
Figure 2011525171

であり;
10 およびR 11 は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH −O−(CH CH であり;
12 は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH )CO アルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−CO アルキル)であり;
14 は、Hであり;
nは2〜5であり;
mは10〜20である)
である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目28)

Figure 2011525171

から選択される、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目29)

Figure 2011525171

(式中、
”が、アルキルまたは置換アルキルであり;
10 およびR 11 は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH −O−(CH CH であり;
12 は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH )CO アルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−CO アルキル)であり;
13 は、H、CH 、C 、CH F、CH OH、CH CH F、CH CH OH、CH 、CH CH 、CH NH 、またはCH CH NH であり;
14 は、Hであり;
nは2〜5であり;
mは10〜20である)
である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目30)

Figure 2011525171

である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目31)

Figure 2011525171

(式中、
は、H、OR 14 、N 、NH またはFであり;R’ は、H、F、OH、O−アルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはR とR’ が一緒になって=CH 、=CHFであり得る;ここで、R とR’ がともにOHであることはなく;R とR’ の一方がNH であるとき、他方はOHではなく;R とR’ の一方がN であるとき、他方はOHではなく;
は、H、OR 14 、N 、NH またはFであり;R’ は、H、F、OH、Oアルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはR とR’ が一緒になって=CH 、=CHFであり得る;ここで、R とR’ がともにOHであることはなく;R とR’ の一方がNH であるとき、他方はOHではなく;R とR’ の一方がN であるとき、他方はOHではないか;
あるいはR とR が一緒になって
Figure 2011525171

(式中、R 100 は、C 1〜12 アルキル C 3〜8 シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;R 100 の該C 1〜12 アルキルおよびC 3〜8 シクロアルキルはいずれも非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシおよびC 1〜4 アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;R 100 の該アリールまたはヘテロアリールはいずれも非置換であるか、または独立してR 101 から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
各R 101 は、独立して、ハロ、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 1〜4 アルキルチオ、C 1〜4 アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、アミノ、フェニル、カルボキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C 1〜4 アルキルアミノ、ジ(C 1〜4 アルキル)アミノ、C 1〜4 アルカノイル、C 1〜4 アルカノイルオキシ、またはC 1〜4 アルキルオキシカルボニルである)
を形成していてもよく;
は、H、CH 、C 、またはN であり;
R’ は、CH OR 14 、CH F、CH SH、CHFOH、CF OH、CH −ジホスフェート、CH −トリホスフェート、
Figure 2011525171

であり;
10 およびR 11 は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH −O−(CH CH であり;
12 は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH )CO アルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−CO アルキル)であり;
14 は、Hであり;
nは2〜5であり;
mは10〜20である)
である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目32)

Figure 2011525171

から選択される、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目33)

Figure 2011525171

(式中、
は、H、OR 14 、N 、NH またはFであり;R’ は、H、F、OH、O−アルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはR とR’ が一緒になって=CH 、=CHFであり得る;ここで、R とR’ がともにOHであることはなく;R とR’ の一方がNH であるとき、他方はOHではなく;R とR’ の一方がN であるとき、他方はOHではなく;
は、H、OR 14 、N 、NH またはFであり;R’ は、H、F、OH、Oアルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはR とR’ が一緒になって=CH 、=CHFであり得る;ここで、R とR’ がともにOHであることはなく;R とR’ の一方がNH であるとき、他方はOHではなく;R とR’ の一方がN であるとき、他方はOHではないか;
あるいはR とR が一緒になって
Figure 2011525171

(式中、R 100 は、C 1〜12 アルキル C 3〜8 シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;R 100 の該C 1〜12 アルキルおよびC 3〜8 シクロアルキルはいずれも非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシおよびC 1〜4 アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;R 100 の該アリールまたはヘテロアリールはいずれも非置換であるか、または独立してR 101 から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
各R 101 は、独立して、ハロ、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 1〜4 アルキルチオ、C 1〜4 アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、アミノ、フェニル、カルボキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C 1〜4 アルキルアミノ、ジ(C 1〜4 アルキル)アミノ、C 1〜4 アルカノイル、C 1〜4 アルカノイルオキシ、またはC 1〜4 アルキルオキシカルボニルである)
を形成していてもよく;
は、H、CH 、C 、またはN であり;
R’ は、CH OR 14 、CH F、CH SH、CHFOH、CF OH、CH −ジホスフェート、CH −トリホスフェート、
Figure 2011525171

であり;
10 およびR 11 は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH −O−(CH CH であり;
12 は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH )CO アルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−CO アルキル)であり;
14 は、Hであり;
nは2〜5であり;
mは10〜20である)
である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目34)

Figure 2011525171

である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目35)

Figure 2011525171

(式中、
は、H、CH 、C 、またはN であり;
R’ は、CH OR 14 、CH F、CH SH、CHFOH、CF OH、CH −ジホスフェート、CH −トリホスフェート、
Figure 2011525171

であり;
10 およびR 11 は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH −O−(CH CH であり;
12 は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH )CO アルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−CO アルキル)であり;
13 は、H、CH 、C 、CH F、CH OH、CH CH F、CH CH OH、CH 、CH CH 、CH NH 、またはCH CH NH であり;
14 は、Hであり;
nは2〜5であり;
mは10〜20である)
である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目36)

Figure 2011525171

である、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目37)
が、リボース、2−メチルリボース、2−デオキシリボース;2−デオキシ−2−フルオロリボース;アラビノース;2−デオキシ−2−フルオロアラビノース;2,3−ジデオキシリボース;2,3−ジデオキシ−2−フルオロアラビノース;2,3−ジデオキシ−3−フルオロリボース;2,3−ジデオキシ−2,3−ジデヒドロリボース;2,3−ジデオキシ−3−アジドリボース;2,3−ジデオキシ−3−チアリボース;もしくは2,3−ジデオキシ−3−オキサリボース、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目38)
が、チオリボース、2−デオキシチオリボース;2−デオキシ−2−フルオロチオリボース;チオアラビノース;2−デオキシ−2−フルオロチオアラビノース;2,3−ジデオキシチオリボース;2,3−ジデオキシ−2−フルオロチオアラビノース;2,3−ジデオキシ−3−フルオロチオリボース;2,3−ジデオキシ−2,3−ジデヒドロチオリボース;もしくは2,3−ジデオキシ−3−アジドチオリボース、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目39)
が、4−ヒドロキシメチル−シクロペンタ−2−エン;2,3−ジヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンタ−4−エン;3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンタン;2−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンテン;2−フルオロ−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンタン;2,3−ジヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−5−メチレンシクロペンタン;4−ヒドロキシメチルシクロペンタン、2,3−ジヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンタン;もしくは2,3−ジヒドロキシメチルシクロブタン、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目40)
が、4−ヒドロキシメチル−ピロリジン;2,3−ジヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルピロリジン;2/3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルピロリジン;2−フルオロ−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルピロリジン;もしくは3−フルオロ−2−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−ピロリジン、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
(項目41)
Figure 2011525171

またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目42)
Figure 2011525171

またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目43)
Figure 2011525171

またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目44)
Figure 2011525171

またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目45)
Figure 2011525171

またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、項目1に記載の化合物。
(項目46)
プロドラッグである、項目1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
(項目47)
1つ以上の一リン酸塩基、二リン酸塩基または三リン酸塩基を含む、項目1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
(項目48)
1つ以上の一リン酸塩基を含む、項目1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
(項目49)
一リン酸塩基、二リン酸塩基または三リン酸塩基の1つ以上の側鎖ヒドロキシル基が、アルコキシ、置換アルコキシ、アリールオキシ、または置換アリールオキシ基に変換されている、項目47に記載の化合物。
(項目50)
一リン酸塩基、二リン酸塩基または三リン酸塩基の1つ以上の側鎖ヒドロキシル基が、R −O−基に変換されており;各R は、独立して、炭素原子が1〜20個の飽和または不飽和の分枝または非分枝鎖であり、該炭素原子の1個以上は任意選択で−O−または−S−と置き換えられており、該炭素原子の1個以上はオキソ(=O)またはチオキソ(=S)で任意選択的に置換されている、項目47に記載の化合物。
(項目51)
一リン酸塩基、二リン酸塩基または三リン酸塩基の1つ以上の側鎖ヒドロキシル基が、基R −N−に変換されており、各R はアミノ酸の残基である、項目47に記載の化合物。
(項目52)
前記アミノ酸が天然アミノ酸である、項目51に記載の化合物。
(項目53)
式:
Figure 2011525171

(式中、
15 は、H、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環式、置換複素環式、またはアミノ酸であり;
16 は、H、任意選択的に置換された単環式アリール、または任意選択的に置換された単環式ヘテロアリールであり;R 17 は、H、ハロゲン、CN、−CO−R 20 、−CON(R 21 、−CO 20 、−SO 20 、−SO N(R 21 、−OR 21 、−SR 21 、−R 21 、−N(R 21 、−O−COR 20 、−O−CO 20 、−SCOR 20 、−S−CO 20 、−NHCOR 21 、−NHCO 21 、−(CH −OR 22 、または−(CH −SR 22 であるか;あるいはR 16 とR 17 が3〜5個のさらなる原子によって連結されて、任意選択で1個のヘテロ原子を含有する環式基を形成しており、該環式基は、リンに結合しているOに対してβおよびγ位でアリール基に縮合しているか;あるいはR 17 とR 18 が下記のように連結されており;
18 およびR 19 は各々、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、任意選択的に置換された単環式アリールまたは任意選択的に置換された単環式ヘテロアリールであるか;あるいはR 18 とR 19 が2〜5個のさらなる原子によって連結されて、任意選択で0〜2個のヘテロ原子を含有する環式基を形成しているか;あるいはR 17 とR 18 が3〜5個のさらなる原子によって連結されて、任意選択で1個のヘテロ原子を含有する環式基を形成し、R 19 が、H、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、任意選択的に置換された単環式アリールまたは任意選択的に置換された単環式ヘテロアリールであり;
20 は、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、またはアリールアルキルであり;
21 は、H、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、またはアリールアルキルであり;
22 は、Hまたは低級アシルであり;
pは2〜3の整数である)
の1つ以上の基を含むプロドラッグである、項目1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
(項目54)
項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物および薬学的に許容され得る担体を含む医薬組成物。
(項目55)
さらに1種以上のさらなる抗ウイルス剤を含む、項目54に記載の組成物。
(項目56)
前記1種以上の抗ウイルス剤がリバビリン、レボビリン、ビラミジン、サイモシンα−1、セリンプロテアーゼインヒビター、イノシン一リン酸デヒドロゲナーゼインヒビター、インターフェロン−α、およびペグ化インターフェロン−α(ペグインターフェロン−α)から選択される、項目55に記載の組成物。
(項目57)
さらに、1種以上のさらなるHCVポリメラーゼインヒビターを含む、項目54〜56のいずれか1項に記載の組成物。
(項目58)
さらに、1種以上のプロテアーゼインヒビターを含む、項目54〜57のいずれか1項に記載の組成物。
(項目59)
さらにリバビリンを含む、項目54〜58のいずれか1項に記載の組成物。
(項目60)
さらに、インターフェロン−αまたはペグ化インターフェロン−α(ペグインターフェロン−α)を含む、項目54〜59のいずれか1項に記載の組成物。
(項目61)
さらに1種以上の抗癌剤を含む、項目54に記載の組成物。
(項目62)
前記1種以上の抗癌剤が、アルキル化剤、代謝拮抗剤、天然産生物、およびホルモン剤から選択される、項目61に記載の組成物。
(項目63)
動物におけるウイルス感染の処置方法であって、該動物に有効量の項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物、または項目54〜62のいずれか1項に記載の組成物を投与することを含む方法。
(項目64)
前記ウイルス感染が、B型肝炎、C型肝炎、ヒト免疫不全ウイルス、ポリオ、コクサッキーAおよびBウイルス、ライノウイルス、エコーウイルス、痘瘡ウイルス、エボラウイルス、および西ナイルウイルスからなる群より選択される、項目63に記載の方法。
(項目65)
前記ウイルス感染がHCVである、項目63に記載の方法。
(項目66)
さらに、前記動物に1種以上のさらなるHCVポリメラーゼインヒビターを投与することを含む、項目63〜65のいずれか1項に記載の方法。
(項目67)
さらに、前記動物に1種以上のプロテアーゼインヒビターを投与することを含む、項目63〜66のいずれか1項に記載の方法。
(項目68)
さらに、リバビリンを前記動物に投与することを含む、項目63〜67のいずれか1項に記載の方法。
(項目69)
さらに、インターフェロン−αまたはペグ化インターフェロン−α(ペグインターフェロン−α)を前記動物に投与することを含む、項目63〜68のいずれか1項に記載の方法。
(項目70)
動物における癌の処置方法であって、該動物に有効量の項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物、または項目54および61〜62のいずれか1項に記載の組成物を投与することを含む方法。
(項目71)
1種以上のさらなる抗癌化合物が投与される、項目70に記載の方法。
(項目72)
前記動物がヒトである、項目63〜71のいずれか1項に記載の方法。
(項目73)
ウイルスRNAまたはDNAポリメラーゼを阻害するための方法であって、該ポリメラーゼを、インビトロまたはインビボで阻害有効量の項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物と接触させることを含む、方法。
(項目74)
前記ウイルスポリメラーゼがRdRpである、項目73に記載の方法。
(項目75)
医学療法における使用のための項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物。
(項目76)
動物においてウイルス感染を処置するのに有用な医薬を調製するための項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物の使用。
(項目77)
動物において癌を処置するのに有用な医薬を調製するための項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物の使用。
(項目78)
ウイルス感染の予防的または治療的処置のための項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物。
(項目79)
癌の予防的または治療的処置のための項目1〜53のいずれか1項に記載の化合物。

Claims (79)

  1. 式I:
    Figure 2011525171
    (式中、
    Bは、1つ以上の二重結合を含む5、6、7または8員の炭素環式または複素環式の環を表し、該Bは、1つ以上のオキソ、チオキソ、NR、F、Cl、Br、I、OR、SR、アルキル、C≡N、C≡C−R、NまたはSOR’で任意選択的に置換されており;
    ここで、
    Rは、H、アルキルまたはアリールであり;
    R’は、OH、NHまたはアルキルであり;
    は、H、NR、Cl、F、OR、SR、NHCOR、NHSO、NHCONHR、CN、アルキル、アリール、ONR、またはNRC(O)ORであり;
    は、ヌクレオシド糖基であり;
    は、非存在、アルキルまたはHであり;
    およびRは、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、複素環式、アリール、置換アリール、アシル、置換アシル、SO−アルキル、アミノ、置換アミノ、およびNOからなる群より選択されるか;あるいはRとRが、これらが結合している窒素と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、アゼチジノ、モルホリノ、もしくはチオモルホリノ環を形成しており;
    およびRは、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、アシル、置換アシルおよびSO−アルキルからなる群より選択されるか;あるいはRとRが、これらが結合している窒素と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、アゼチジノ、モルホリノ、もしくはチオモルホリノ環を形成しており;
    各Rは、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、アシルおよび置換アシルからなる群より選択される)
    の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグ。
  2. 式Iの化合物が、式II:
    Figure 2011525171
    (式中、
    Bは、1個以上のヘテロ原子および1つ以上の二重結合を含む5、6、7または8員の環を表し、該Bは、1つ以上のオキソ、チオキソ、NR、F、Cl、Br、I、OR、SR、アルキル、C≡N、C≡C−R、NまたはSOR’で任意選択的に置換されており、
    ここで、
    Rは、H、アルキルまたはアリールであり;
    R’は、OH、NHまたはアルキルであり;
    は、H、NR、Cl、F、OR、SR、NHCOR、NHSO、NHCONHR、CN、アルキル、アリール、ONR、またはNRC(O)ORであり;
    は、ヌクレオシド糖基であり;
    は、非存在、アルキルまたはHであり;
    およびRは、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、複素環式、アリール、置換アリール、アシル、置換アシル、SO−アルキル、アミノ、置換アミノ、およびNOからなる群より選択されるか;あるいはRとRが、これらが結合している窒素と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、アゼチジノ、モルホリノ、もしくはチオモルホリノ環を形成しており;
    およびRは、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、アシル、置換アシルおよびSO−アルキルからなる群より選択されるか;あるいはRとRが、これらが結合している窒素と一緒になってピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、アゼチジノ、モルホリノ、もしくはチオモルホリノ環を形成しており;
    各Rは、独立して、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキル、アシルおよび置換アシルからなる群より選択される)
    の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  3. が、非存在またはHである、請求項2に記載の化合物。
  4. 下記式(X):
    Figure 2011525171
    (式中、XはHまたはアルキルである)
    の化合物でもその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグでない、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. 下記式:
    Figure 2011525171
    (式中、Xは、Hまたはメチルであり;R’7は、Hまたはメチルである)
    の化合物でもその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグでない、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  6. 前記化合物は、2個の窒素および1つの二重結合を含む6員の環ではなく、BがNRで置換されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  7. Bが、1個以上のヘテロ原子および1つ以上の二重結合を含む5、7または8員の環であり、Bは、1つ以上のオキソ、チオキソ、NR、F、Cl、Br、I、OR、SR、アルキル、C≡N、C≡C−R、NまたはSOR’で任意選択的に置換されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  8. 式III:
    Figure 2011525171
    (式中、
    各b、cおよびdは、独立して、単結合および二重結合から選択され、ただし、bが二重結合であるとき、cは単結合であり、cが二重結合であるとき、bおよびdは単結合であり、dが二重結合であるとき、cは単結合であるか;あるいはWが非存在であるとき、dは非存在であり;bNWが非存在であるとき、Wおよびdは非存在ではなく;
    Wは、C=R、CH、CRまたはOである、ただし、WがC=R、CHまたはOであるとき、bとcは単結合であるか、またはcが単結合であり、かつbNWが非存在であり;WがCRであるとき、bまたはcの一方は二重結合であるか、またはbNWが非存在であり、かつcが二重結合であり;
    は、OまたはSであり;
    は、H、NR、ORまたはSRであり;
    は、C=R、CRi’、N、NR、CRまたはOである、ただし、WがC=R、CR、NRまたはOであるとき、cおよびdは単結合であるか、またはcが単結合であり、Wdが非存在であり;ただし、WがCRまたはNであるとき、cまたはdの一方が二重結合であるか、またはW2dが非存在であり、cが二重結合であり;
    は、OまたはSであり;
    およびRi’は、H、CH、NHまたはBrであり;
    は、CH、NH、またはHであり;
    は、C=R、(CRl’p’、CR、O、NR、非存在またはNである、ただし、WがC=R、CRl’、O、またはNRであるとき、dは単結合であり;Wが、NまたはCRであるとき、dは二重結合であり;そしてWが非存在であるとき、dは非存在であり;
    は、OまたはSであり;
    およびRl’は、H、CH、OCH、NHまたはSCHであり;
    p’は、1または2であり;
    は、H、NR、F、Cl、Br、I、OR、SR、アルキル、C≡N、C≡C−R、NまたはSOR’であり;
    は、H、アルキル、またはNR(式中、各RおよびRはHもしくはアルキルである)であり;
    は、H、CH、またはNHであり;
    は、非存在、Hまたはアルキルである;ただし、Wが非存在であるとき、bは二重結合である)
    の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  9. 式IV:
    Figure 2011525171
    (式中、
    各b、cおよびdは、独立して、単結合または二重結合から選択される、ただし、bが二重結合であるとき、cは単結合であり、cが二重結合であるとき、bとdは単結合であり、dが二重結合であるとき、cは単結合であるか;あるいはWが非存在であるとき、dは非存在であり;
    Wは、C=R、CR、CRまたはOである、ただし、WがC=R、CRまたはOであるとき、bとcは単結合であり、WがCRであるとき、bまたはcの一方は二重結合であり;
    は、OまたはSであり;
    は、Hであり;
    は、H、NR、ORまたはSRであり;
    は、C=R、CRi’、NH、CRまたはOである、ただし、WがC=R、CRまたはOであるとき、cとdは単結合であり;WがCRであるとき、cまたはdの一方は二重結合であり;WがNHであるとき、WはOではなく、WはO、NHまたはNでなはい;
    は、OまたはSであり;
    およびRi’は、H、CHまたはBrであり;
    は、CHまたはHであり;
    は、C=R、(CRl’p’、CR、O、NH、非存在またはNである、ただし、WがC=R、CRl’、CR、O、またはNHであるとき、dは単結合であり;WがNまたはCRであるとき、dは二重結合であるか;あるいはWが非存在であるとき、dは非存在であり;
    は、OまたはSであり;
    およびRl’は、H、CH、OCHまたはSCHであり;
    p’は、1または2であり;
    は、H、NR、F、Cl、Br、I、OR、SR、アルキル、C≡N、C≡C−R、NまたはSOR’であり;
    は、非存在、Hまたはアルキルである;ただし、Wが非存在であるとき、bは二重結合である)
    の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  10. 各b、cおよびdは、独立して、単結合または二重結合から選択される、ただし、bが二重結合であるとき、cは単結合であり、cが二重結合であるとき、bとdは単結合であり、dが二重結合であるとき、cは単結合であり;
    Wは、C=R、CR、CRまたはOである、ただし、WがC=R、CRまたはOであるとき、bとcは単結合であり、WがCRであるとき、bまたはcの一方は二重結合であり;
    は、OまたはSであり;
    は、Hであり;
    は、H、NR、ORまたはSRであり;
    は、C=R、CRi’、CRまたはOである、ただし、Wが、C=R、CRまたはOであるとき、cとdは単結合であり、WがCRであるとき、cまたはdの一方が二重結合であり;
    は、OまたはSであり;
    およびRi’は、H、CHまたはBrであり;
    は、CHまたはHであり;
    は、C=R、(CRl’p’、CR、O、NHまたはNである、ただし、WがC=R、CRl’、CR、OまたはNHであるとき、dは単結合であり、WがNまたはCRであるとき、dは二重結合であり;
    は、OまたはSであり;
    およびRl’は、H、CH、OCHまたはSCHであり;
    p’は、1または2であり;
    は、H、NR、F、Cl、Br、I、OR、SR、アルキル、C≡N、C≡C−R、NまたはSOR’であり;
    は、非存在またはHである、ただし、Wが非存在であるとき、bは二重結合である、
    請求項9に記載の式IVの化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグ。
  11. 式Iの化合物が、式V:
    Figure 2011525171
    (式中、
    各bおよびcは、独立して、単結合または二重結合から選択される、ただし、bが二重結合であるとき、cは単結合であり、cが二重結合であるとき、bは単結合であり;
    Wは、C=R、CR、CRまたはOである、ただし、WがC=R、CRまたはOであるとき、bとcは単結合であり、WがCRであるとき、bまたはcの一方は二重結合であり;
    は、OまたはSであり;
    は、Hであり;
    は、H、NR、ORまたはSRであり;
    は、C=R、CRi’、NH、CRまたはOである、ただし、WがC=R、CRまたはOであるとき、cは単結合であり;WがCRであるとき、cは二重結合であり;WがNHであるとき、WはOではなく;
    は、OまたはSであり;
    およびRi’は各々、独立して、H、CHまたはBrであり;
    は、CHまたはHであり;
    は、非存在、Hまたはアルキルである、ただし、Wが非存在であるとき、bは二重結合である)
    の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
  12. 式1〜9:
    Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    (式中、
    は、O、Sまたは2つの水素であり;
    は、O、Sまたは2つの水素であり;
    は、OまたはSであり;
    は、O、Sまたは2つの水素であり;
    は、O、Sまたは2つの水素であり;
    は、H、NH、OCHまたはSCHであり;
    は、H、OH、NH、NHCH、N(CH、F、Cl、Br、I、アルコキシ、アルキルSCH、C≡N、C≡C−R、NまたはSOR’であり;
    は、H、CH、OCHまたはSCHであり;
    は、OまたはSであり;
    は、O、Sまたは2つの水素であり;
    は、HまたはCHであり;
    は、H、CHまたはBrであり;
    tは、1または2である)
    の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  13. 式1の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  14. 式2の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  15. 式3の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  16. 式4の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  17. 式5の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  18. 式6の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  19. 式7の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  20. 式8の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  21. 式9の化合物またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項12に記載の化合物。
  22. がHまたはNRである、請求項1〜21のいずれか1項に記載の化合物。
  23. Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグから選択される、請求項1に記載の化合物。
  24. Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグから選択される、請求項23に記載の化合物。

  25. Figure 2011525171
    (式中、
    は、H、OR14、N、NHまたはFであり;R’は、H、F、OH、O−アルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはRとR’が一緒になって=CH、=CHFであり得る;ここで、RとR’がともにOHであることはなく;RとR’の一方がNHであるとき、他方はOHではなく;RとR’の一方がNであるとき、他方はOHではなく;
    は、H、OR14、N、NHまたはFであり;R’は、H、F、OH、Oアルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはRとR’が一緒になって=CH、=CHFであり得る;ここで、RとR’がともにOHであることはなく;RとR’の一方がNHであるとき、他方はOHではなく;RとR’の一方がNであるとき、他方はOHではないか;
    あるいはRとRが一緒になって、
    Figure 2011525171
    (式中、R100は、C1〜12アルキル C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;R100の該C1〜12アルキルおよびC3〜8シクロアルキルはいずれも非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1〜4アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;R100の該アリールまたはヘテロアリールはいずれも非置換であるか、または独立してR101から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
    各R101は、独立して、ハロ、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4アルキルチオ、C1〜4アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、アミノ、フェニル、カルボキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C1〜4アルキルアミノ、ジ(C1〜4アルキル)アミノ、C1〜4アルカノイル、C1〜4アルカノイルオキシ、またはC1〜4アルキルオキシカルボニルである)
    を形成していてもよく;
    は、H、CH、C、またはNであり;
    R’は、CHOR14、CHF、CHSH、CHFOH、CFOH、CH−ジホスフェート、CH−トリホスフェート、
    Figure 2011525171
    であり;
    10およびR11は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH−O−(CHCHであり;
    12は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH)COアルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−COアルキル)であり;
    14は、Hであり;
    nは2〜5であり;
    mは10〜20である)
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  26. Figure 2011525171
    Figure 2011525171
    から選択される、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
  27. が、
    Figure 2011525171
    (式中、
    は、H、OR14、N、NHまたはFであり;R’は、H、F、OH、O−アルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはRとR’が一緒になって=CH、=CHFであり得る;ここで、RとR’がともにOHであることはなく;RとR’の一方がNHであるとき、他方はOHではなく;RとR’の一方がNであるとき、他方はOHではなく;
    は、H、OR14、N、NHまたはFであり;R’は、H、F、OH、Oアルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはRとR’が一緒になって=CH、=CHFであり得る;ここで、RとR’がともにOHであることはなく;RとR’の一方がNHであるとき、他方はOHではなく;RとR’の一方がNであるとき、他方はOHではないか;
    あるいはRとRが一緒になって
    Figure 2011525171
    (式中、R100は、C1〜12アルキル C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;R100の該C1〜12アルキルおよびC3〜8シクロアルキルはいずれも非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1〜4アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;R100の該アリールまたはヘテロアリールはいずれも非置換であるか、または独立してR101から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
    各R101は、独立して、ハロ、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4アルキルチオ、C1〜4アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、アミノ、フェニル、カルボキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C1〜4アルキルアミノ、ジ(C1〜4アルキル)アミノ、C1〜4アルカノイル、C1〜4アルカノイルオキシ、またはC1〜4アルキルオキシカルボニルである)
    を形成していてもよく;
    は、H、CH、C、またはNであり;
    R’は、CHOR14、CHF、CHSH、CHFOH、CFOH、CH−ジホスフェート、CH−トリホスフェート、
    Figure 2011525171
    であり;
    10およびR11は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH−O−(CHCHであり;
    12は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH)COアルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−COアルキル)であり;
    14は、Hであり;
    nは2〜5であり;
    mは10〜20である)
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  28. Figure 2011525171
    から選択される、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  29. Figure 2011525171
    (式中、
    ”が、アルキルまたは置換アルキルであり;
    10およびR11は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH−O−(CHCHであり;
    12は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH)COアルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−COアルキル)であり;
    13は、H、CH、C、CHF、CHOH、CHCHF、CHCHOH、CH、CHCH、CHNH、またはCHCHNHであり;
    14は、Hであり;
    nは2〜5であり;
    mは10〜20である)
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  30. Figure 2011525171
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  31. Figure 2011525171
    (式中、
    は、H、OR14、N、NHまたはFであり;R’は、H、F、OH、O−アルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはRとR’が一緒になって=CH、=CHFであり得る;ここで、RとR’がともにOHであることはなく;RとR’の一方がNHであるとき、他方はOHではなく;RとR’の一方がNであるとき、他方はOHではなく;
    は、H、OR14、N、NHまたはFであり;R’は、H、F、OH、Oアルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはRとR’が一緒になって=CH、=CHFであり得る;ここで、RとR’がともにOHであることはなく;RとR’の一方がNHであるとき、他方はOHではなく;RとR’の一方がNであるとき、他方はOHではないか;
    あるいはRとRが一緒になって
    Figure 2011525171
    (式中、R100は、C1〜12アルキル C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;R100の該C1〜12アルキルおよびC3〜8シクロアルキルはいずれも非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1〜4アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;R100の該アリールまたはヘテロアリールはいずれも非置換であるか、または独立してR101から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
    各R101は、独立して、ハロ、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4アルキルチオ、C1〜4アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、アミノ、フェニル、カルボキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C1〜4アルキルアミノ、ジ(C1〜4アルキル)アミノ、C1〜4アルカノイル、C1〜4アルカノイルオキシ、またはC1〜4アルキルオキシカルボニルである)
    を形成していてもよく;
    は、H、CH、C、またはNであり;
    R’は、CHOR14、CHF、CHSH、CHFOH、CFOH、CH−ジホスフェート、CH−トリホスフェート、
    Figure 2011525171
    であり;
    10およびR11は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH−O−(CHCHであり;
    12は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH)COアルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−COアルキル)であり;
    14は、Hであり;
    nは2〜5であり;
    mは10〜20である)
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  32. Figure 2011525171
    から選択される、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  33. Figure 2011525171
    (式中、
    は、H、OR14、N、NHまたはFであり;R’は、H、F、OH、O−アルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはRとR’が一緒になって=CH、=CHFであり得る;ここで、RとR’がともにOHであることはなく;RとR’の一方がNHであるとき、他方はOHではなく;RとR’の一方がNであるとき、他方はOHではなく;
    は、H、OR14、N、NHまたはFであり;R’は、H、F、OH、Oアルキル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、または置換アルキニルであるか;あるいはRとR’が一緒になって=CH、=CHFであり得る;ここで、RとR’がともにOHであることはなく;RとR’の一方がNHであるとき、他方はOHではなく;RとR’の一方がNであるとき、他方はOHではないか;
    あるいはRとRが一緒になって
    Figure 2011525171
    (式中、R100は、C1〜12アルキル C3〜8シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;R100の該C1〜12アルキルおよびC3〜8シクロアルキルはいずれも非置換であるか、またはハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1〜4アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;R100の該アリールまたはヘテロアリールはいずれも非置換であるか、または独立してR101から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
    各R101は、独立して、ハロ、C1〜4アルキル、C1〜4アルコキシ、C1〜4アルキルチオ、C1〜4アルキルスルホニル、シアノ、ニトロ、アミノ、フェニル、カルボキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C1〜4アルキルアミノ、ジ(C1〜4アルキル)アミノ、C1〜4アルカノイル、C1〜4アルカノイルオキシ、またはC1〜4アルキルオキシカルボニルである)
    を形成していてもよく;
    は、H、CH、C、またはNであり;
    R’は、CHOR14、CHF、CHSH、CHFOH、CFOH、CH−ジホスフェート、CH−トリホスフェート、
    Figure 2011525171
    であり;
    10およびR11は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH−O−(CHCHであり;
    12は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH)COアルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−COアルキル)であり;
    14は、Hであり;
    nは2〜5であり;
    mは10〜20である)
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  34. Figure 2011525171
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  35. Figure 2011525171
    (式中、
    は、H、CH、C、またはNであり;
    R’は、CHOR14、CHF、CHSH、CHFOH、CFOH、CH−ジホスフェート、CH−トリホスフェート、
    Figure 2011525171
    であり;
    10およびR11は各々、独立して、H、アルキル、アリール、置換アリール、アシルオキシアルキル、または(CH−O−(CHCHであり;
    12は、N結合アミノ酸残基(例えば、−NH−CH(CH)COアルキルまたは−NH−CH(イソプロピル)−COアルキル)であり;
    13は、H、CH、C、CHF、CHOH、CHCHF、CHCHOH、CH、CHCH、CHNH、またはCHCHNHであり;
    14は、Hであり;
    nは2〜5であり;
    mは10〜20である)
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。

  36. Figure 2011525171
    である、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
  37. が、リボース、2−メチルリボース、2−デオキシリボース;2−デオキシ−2−フルオロリボース;アラビノース;2−デオキシ−2−フルオロアラビノース;2,3−ジデオキシリボース;2,3−ジデオキシ−2−フルオロアラビノース;2,3−ジデオキシ−3−フルオロリボース;2,3−ジデオキシ−2,3−ジデヒドロリボース;2,3−ジデオキシ−3−アジドリボース;2,3−ジデオキシ−3−チアリボース;もしくは2,3−ジデオキシ−3−オキサリボース、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
  38. が、チオリボース、2−デオキシチオリボース;2−デオキシ−2−フルオロチオリボース;チオアラビノース;2−デオキシ−2−フルオロチオアラビノース;2,3−ジデオキシチオリボース;2,3−ジデオキシ−2−フルオロチオアラビノース;2,3−ジデオキシ−3−フルオロチオリボース;2,3−ジデオキシ−2,3−ジデヒドロチオリボース;もしくは2,3−ジデオキシ−3−アジドチオリボース、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
  39. が、4−ヒドロキシメチル−シクロペンタ−2−エン;2,3−ジヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンタ−4−エン;3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンタン;2−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンテン;2−フルオロ−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンタン;2,3−ジヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−5−メチレンシクロペンタン;4−ヒドロキシメチルシクロペンタン、2,3−ジヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルシクロペンタン;もしくは2,3−ジヒドロキシメチルシクロブタン、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
  40. が、4−ヒドロキシメチル−ピロリジン;2,3−ジヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルピロリジン;2/3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルピロリジン;2−フルオロ−3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチルピロリジン;もしくは3−フルオロ−2−ヒドロキシ−4−ヒドロキシメチル−ピロリジン、またはそれらの薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
  41. Figure 2011525171
    またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  42. Figure 2011525171
    またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  43. Figure 2011525171
    またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  44. Figure 2011525171
    またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  45. Figure 2011525171
    またはその薬学的に許容され得る塩もしくはプロドラッグである、請求項1に記載の化合物。
  46. プロドラッグである、請求項1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
  47. 1つ以上の一リン酸塩基、二リン酸塩基または三リン酸塩基を含む、請求項1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
  48. 1つ以上の一リン酸塩基を含む、請求項1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
  49. 一リン酸塩基、二リン酸塩基または三リン酸塩基の1つ以上の側鎖ヒドロキシル基が、アルコキシ、置換アルコキシ、アリールオキシ、または置換アリールオキシ基に変換されている、請求項47に記載の化合物。
  50. 一リン酸塩基、二リン酸塩基または三リン酸塩基の1つ以上の側鎖ヒドロキシル基が、R−O−基に変換されており;各Rは、独立して、炭素原子が1〜20個の飽和または不飽和の分枝または非分枝鎖であり、該炭素原子の1個以上は任意選択で−O−または−S−と置き換えられており、該炭素原子の1個以上はオキソ(=O)またはチオキソ(=S)で任意選択的に置換されている、請求項47に記載の化合物。
  51. 一リン酸塩基、二リン酸塩基または三リン酸塩基の1つ以上の側鎖ヒドロキシル基が、基R−N−に変換されており、各Rはアミノ酸の残基である、請求項47に記載の化合物。
  52. 前記アミノ酸が天然アミノ酸である、請求項51に記載の化合物。
  53. 式:
    Figure 2011525171
    (式中、
    15は、H、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環式、置換複素環式、またはアミノ酸であり;
    16は、H、任意選択的に置換された単環式アリール、または任意選択的に置換された単環式ヘテロアリールであり;R17は、H、ハロゲン、CN、−CO−R20、−CON(R21、−CO20、−SO20、−SON(R21、−OR21、−SR21、−R21、−N(R21、−O−COR20、−O−CO20、−SCOR20、−S−CO20、−NHCOR21、−NHCO21、−(CH−OR22、または−(CH−SR22であるか;あるいはR16とR17が3〜5個のさらなる原子によって連結されて、任意選択で1個のヘテロ原子を含有する環式基を形成しており、該環式基は、リンに結合しているOに対してβおよびγ位でアリール基に縮合しているか;あるいはR17とR18が下記のように連結されており;
    18およびR19は各々、独立して、H、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、任意選択的に置換された単環式アリールまたは任意選択的に置換された単環式ヘテロアリールであるか;あるいはR18とR19が2〜5個のさらなる原子によって連結されて、任意選択で0〜2個のヘテロ原子を含有する環式基を形成しているか;あるいはR17とR18が3〜5個のさらなる原子によって連結されて、任意選択で1個のヘテロ原子を含有する環式基を形成し、R19が、H、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、アラルキル、任意選択的に置換された単環式アリールまたは任意選択的に置換された単環式ヘテロアリールであり;
    20は、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、またはアリールアルキルであり;
    21は、H、アルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、またはアリールアルキルであり;
    22は、Hまたは低級アシルであり;
    pは2〜3の整数である)
    の1つ以上の基を含むプロドラッグである、請求項1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
  54. 請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物および薬学的に許容され得る担体を含む医薬組成物。
  55. さらに1種以上のさらなる抗ウイルス剤を含む、請求項54に記載の組成物。
  56. 前記1種以上の抗ウイルス剤がリバビリン、レボビリン、ビラミジン、サイモシンα−1、セリンプロテアーゼインヒビター、イノシン一リン酸デヒドロゲナーゼインヒビター、インターフェロン−α、およびペグ化インターフェロン−α(ペグインターフェロン−α)から選択される、請求項55に記載の組成物。
  57. さらに、1種以上のさらなるHCVポリメラーゼインヒビターを含む、請求項54〜56のいずれか1項に記載の組成物。
  58. さらに、1種以上のプロテアーゼインヒビターを含む、請求項54〜57のいずれか1項に記載の組成物。
  59. さらにリバビリンを含む、請求項54〜58のいずれか1項に記載の組成物。
  60. さらに、インターフェロン−αまたはペグ化インターフェロン−α(ペグインターフェロン−α)を含む、請求項54〜59のいずれか1項に記載の組成物。
  61. さらに1種以上の抗癌剤を含む、請求項54に記載の組成物。
  62. 前記1種以上の抗癌剤が、アルキル化剤、代謝拮抗剤、天然産生物、およびホルモン剤から選択される、請求項61に記載の組成物。
  63. 動物におけるウイルス感染の処置のための組成物であって、有効量の請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物、または請求項54〜62のいずれか1項に記載の組成物を含組成物
  64. 前記ウイルス感染が、B型肝炎、C型肝炎、ヒト免疫不全ウイルス、ポリオウイルス、コクサッキーAおよびBウイルス、ライノウイルス、エコーウイルス、痘瘡ウイルス、エボラウイルス、および西ナイルウイルスからなる群より選択される、請求項63に記載の組成物
  65. 前記ウイルス感染がHCVである、請求項63に記載の組成物
  66. 種以上のさらなるHCVポリメラーゼインヒビターと組み合わせて前記動物に投与されることを特徴とする、請求項63〜65のいずれか1項に記載の組成物
  67. 種以上のプロテアーゼインヒビターと組み合わせて前記動物に投与されることを特徴とする、請求項63〜66のいずれか1項に記載の組成物
  68. リバビリンと組み合わせて前記動物に投与されることを特徴とする、請求項63〜67のいずれか1項に記載の組成物
  69. ンターフェロン−αまたはペグ化インターフェロン−α(ペグインターフェロン−α)と組み合わせて前記動物に投与されることを特徴とする、請求項63〜68のいずれか1項に記載の組成物
  70. 動物における癌の処置のための組成物であって、有効量の請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物、または請求項54および61〜62のいずれか1項に記載の組成物を含組成物
  71. 1種以上のさらなる抗癌化合物と組み合わせて投与されることを特徴とする、請求項70に記載の組成物
  72. 前記動物がヒトである、請求項63〜71のいずれか1項に記載の組成物
  73. ウイルスRNAまたはDNAポリメラーゼを阻害するための組成物であって、阻害有効量の請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物を含む、組成物
  74. 前記ウイルスポリメラーゼがRdRpである、請求項73に記載の組成物
  75. 医学療法における使用のための組成物であって、請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物を含む、組成物
  76. 動物においてウイルス感染を処置するのに有用な医薬を調製するための請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  77. 動物において癌を処置するのに有用な医薬を調製するための請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  78. ウイルス感染の予防的または治療的処置のための組成物であって、請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物を含む、組成物
  79. 癌の予防的または治療的処置のための組成物であって、請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物を含む、組成物
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