JP2011512130A - イノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩を含有する酵母抽出物及びその調製方法 - Google Patents

イノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩を含有する酵母抽出物及びその調製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ヌクレオチド二ナトリウムを多く含有し、酵母抽出物と味出しヌクレオチド二ナトリウムとの両者の長所を兼備したものを提供する。
【解決手段】
本発明は、4〜30%のイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩(I+G)を含有する酵母抽出物の調製方法に関し、中には、a) リボ核酸の含有量が8wt%又はもっと多くの酵母ミルクを提供し、b)前記酵母ミルク中の酵母を殺し、c) 前記酵母ミルクを遠心分離して上清液が得られ、d) 上清液の中に酵素を入れて、酵素分解を行い、e) 酵素分解済みの上清液を熱処理して、活性を喪失させ、f) 活性喪失済みの上清液を濃縮乾燥して、含有量が4〜30%のイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩の酵母抽出物が得られるステップが含まれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、4〜30%のイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩(I+G、その中、Iはイノシン酸二ナトリウム塩、Gはグアニル酸二ナトリウム塩)を含有する酵母抽出物の調製方法、及び当該調製方法によって得られるイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩を含有する酵母抽出物製品に関するものである。
酵母抽出物とは、酵母細胞中のタンパク質をアミノ酸とマルチペプチドに、核酸をヌクレオチドに生分解させて、これらのものとその他有効成分、例えば、B族ビタミンや、グルタチオン、微量元素などと共に酵母細胞から抽出することよって、得られる人体に直接吸収利用でき、可溶性の栄養及び風味物質の濃縮物である。
ここ数年来、人々の生活レベルが高くなるにつれ、人々の飲食の内容にも新しい要望が提出され、各種食品は段々天然、便利、美味及び多機能の方向に発展しており、食品調味料もすでに従来の醸造調味料又は化学調味料からもっと上品な味の天然複合調味料の方向に発展しており、それと同時に、調味料市場もミッド・ハイエンド、美味、便利、天然、栄養の複合調味料の方向に発展している。酵母抽出物には、アミノ酸とマルチペプチドが含まれており、そして、ヌクレオチドや、ビタミン、有機酸及びミネラル物質などの数多くの有効成分を含んでいる。酵母抽出物は舌触りが良く、肉の香りがあり、栄養や調味及び保健など3つの機能を一括とする上品な食品調味料であるので、益々消費者からの脚光を浴びるようになっている。
全世界の酵母抽出物の市場ニーズは約15億米ドルと予測される。ヨーロッパの一部の食品添加剤企業、例えばDSMなどは、すでにこの分野の先端に立っており、これらの企業によって、この市場に三分の二の製品が提供されている。この市場の成長の勢いが依然として強いと言うことは、天然で有効な風味増味剤のニーズを説明している。
酵母抽出物は飲食業に幅広く応用されており、これを使って必要とする風味や、酸度、歯切れ感などを調節することができる。その応用の実例の中には、唐辛子と肉の味にも一定の影響があって、補助剤コストの低下又は風味増強のチャンスを創造する可能性もある。
ここ数年来、バイオ技術の発展につれ、その応用も著しく拡大されている。最新世代の酵母抽出物には豊富なグルタミン酸とヌクレオシドが含まれているので、風味増強の特性を更に増強することができ、既存のアミノ酸とマルチペプチドと共に、ナトリウム塩の含有量を著しく低下させるが、原の風味は変わらない。もっと重要なのは、加工商標上に天然産物と明記することによって、消費者の人工合成又は化学添加剤などに対する心配を無くすことができる。
酵素抽出物は食品加工において特別な調味効果と栄養滋強の役割があるので、応用範囲が極めて広い。欧米や、日本などの発達国ではすでに大量に使われており、味増強剤の市場所要量中の比率は35%にも達している。日本の場合、一部を自分で生産するほか、毎年海外から大量に輸入しており、その消費量は年毎に増える一方である。酵素抽出物は食品補助剤として、すでにインスタントラーメンや、肉製品、調味料などの業界に幅広く応用されている。
味出しヌクレオチド二ナトリウムはヌクレオチド類の食品増味剤であり、5′-イノシン酸二ナトリウム(IMP)と5′-グアニル酸二ナトリウム(GMP)を1:1の比例に混合したもので、直接食品の中に入れることができ、増味の役割を果たす。味出しヌクレオチド二ナトリウムは、目下、比較的に経済的で効果の最も優れた味増強剤であり、インスタントラーメンの調味料や、チキンエッセンス、チキンパウダー及び調味醤油などの主な味出し成分で、グルタミン酸ナトリウム(味の素)と一緒に使用する場合、その使用量は重量と計算して約味の素重量の2%〜5%しかないので、「強力味の素」とも呼ばれている。
すでに公開された超低塩、浅い色、肉香り型の酵母抽出物プロセス(中国調味料2004年第2期を参照。鐘瑞敏、黄国清、劉健南、韶関学院生物工程学院、食品工程学部)において、ビールの酵母を低温にて洗浄して苦味を除去し、ゆっくりと凍結させてから解凍することによって、一定の破壁作用が得られた。それから、5%のエタノールを入れて、超音波を利用して破壁処理を行うことによって、細胞の中から重量と計算して46.3%の窒素含有物質が細胞外に流出された。自溶解前の酵母漿液のブドウ糖含有量は重量と計算して1.49%(新鮮酵母として計算)に達したが、自溶解酵母液の色が褐色になり、更に濃くなるに対して、著しい影響があった。醸造活性ドライイーストとブドウ糖オキシダーゼを利用して糖除去の前処理を行ったが、自溶解酵母液の色に対して、いずれも著しい保護作用があって、淡黄色の自溶解液が得られた。発酵前処理は自溶解酵母液の風味に対して著しい影響があり、当該抽出物は鶏肉香り型で、しかもアミノ酸状態の窒素含有量は重量と計算して5.12%(ドライイーストとして計算)にも達した。上記プロセスによって、塩含有量が極めて低く、色の浅く、しかも肉香り型の酵母抽出物製品が得られた。
また、すでに公開されたダブル酵素法で核酸を生分解することによって、味出しヌクレオチドI+Gを生産する技術(サトウキビ糖業2000年第3期)において、酵母核酸(RNA)を原料として、近代バイオ技術を利用して、工業化生産による深い発酵を行い、2ステップの酵素分解、分離、精製、乾燥、製粉によって得られる製品は5´-イノシン酸二ナトリウム(5´-IMP.Na.7HO、Iと略称)と5´-グアニル酸二ナトリウム(5´-GMP.Na.7HO、Gと略称)が大体半分ずつ含まれる複合型食品増味剤である。
そして、すでに公開された5´-リボヌクレオチドの含有量の高い酵母抽出物及びその調製(中国特許出願番号:200510124942.1)方法には、5´-リボヌクレオチドとアミノ酸含有量の従来のものよりもっと高い酵母抽出物及びその調製方法が提供されている。酸性水溶液で食用酵母を処理して、遠心分離を行い、得られた沈殿物を水で洗浄してから、放線菌によって生じる酵素と接触させることによって、5´-イノシン酸と5´-グアニル酸を少なくとも合計24wt%、ペプチドを少なくとも20wt%、及びペプチドと遊離アミノ酸を少なくとも合計28wt%を含有する5´-リボヌクレオチドの含有量の高い酵母抽出物を調製した。
一般的に、酵母抽出物には大量のタンパク質やアミノ酸が含まれていて、味が濃厚であるが、味出しヌクレオチド二ナトリウムの数量が比較的少なく、味もそれほど強くない。純粋の味出しヌクレオチド二ナトリウムはコストが高く、しかも単独に使うと、口当たりがあまり濃厚ではなく、味もあまり強くないので、アミノ酸類物質と混合して使用するのみ、おいしい味が出る。ところが、混合方式を使用すると、ヌクレオチド二ナトリウムを食品添加剤として添加し、製品ラベルに「添加剤含有」と明記しなければならないので、その製品は純天然性を持たず、添加剤を含有するなどの特徴がある。
そのため、味出しヌクレオチド二ナトリウムの含有量が高く、純天然で、添加剤を含有しない酵母抽出物の提供が必要としている。
本発明の目的は、ヌクレオチド二ナトリウムを多く含有し、酵母抽出物と味出しヌクレオチド二ナトリウムとの両者の長所を兼備したものを提供することで、もっと重要なのは、商標上に純天然のマークを明記することによって、消費者の人工合成又は化学添加剤に対する心配を無くすことができるということである。当該製品は天然で、添加剤がないという特徴がある。
本発明の酵母抽出物の調製方法において、
a) リボ核酸の含有量が8wt%又はもっと多くのパン酵母や、発酵済みビール酵母、及びトルラ酵母などから選ばれる少なくとも1種のグループ酵母によって調製された酵母ミルクを提供し、
b) 40〜95℃の温度にて、酵母ミルク中の酵母を殺し、
c) 酵母殺し済みの酵母ミルクを遠心分離して上清液が得られ、
d) 上清液の中にプロテイナーゼや、ヌクレアーゼ、トランスアミナーゼなどを入れて、pH値4.0〜6.8、35〜80℃の下で、12〜25時間反応させて、酵素分解を行い、
e) 酵素分解済みの上清液を50〜70分間経ってから、75〜90℃にて熱処理して、活性を喪失させ、
f) 活性喪失済みの上清液を35〜40wt%にまで濃縮させることによって、得られる乾物質を噴霧乾燥して、イノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩の含有量が比較的高い酵母抽出物が得られ、最終的に抽出物中のイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩の含有量は4〜30%となる、
などのステップを含み、4〜30%のI+G(イノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩)を含有する酵母抽出物調製方法が提供される。
本発明の方法において、ステップ(d)に添加される酵素の比例は1:1:1であることを特徴とする方法。
本発明の方法において、ステップ(d)に添加される酵素は、重量と計算して上清液中の乾物質の0.1〜0.3%を占めることを特徴とする方法。
本発明の方法において、酵素の添加は45〜68℃の温度にて行われることが最適である。
本発明の方法において、ステップ(e)の中で、pH値は4.5〜6.8の範囲にコントロールする。
本発明の方法において、ステップ(e)の中で、作用時間は16〜20時間にコントロールする。
本発明の方法によって得られるイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩を含有する酵母抽出物。
本発明による酵母抽出物はもっと素晴らしい味があって、酵母抽出物による食品増味能力はもっと強い。味に対する感じは人の主観的な評価であり、統一的な国際基準による定量はまだできないが、図2を参照することができる。図2に示されている通り、含有量の高い酵母抽出物の味の強さは比較的長い時間持続できた。一般酵母抽出物の中にヌクレオチドを直接添加しても増味の目的に達成できるものの、天然性の問題がある。
本発明の1つの具体的な実施方式のフローチャートである。 異なる物質の口当たりの強さと時間との関係を示したグラフである。
次に添付図に合わせて、本発明による酵素抽出物の生産方法のプロセスに対して詳しく説明するが、本分野の技術者なら次の具体的な説明は本発明を理解させるためのもので、本発明の保護範囲を制限するものではないということをわかるはずである。
a) 本発明の方法によって、糖蜜を培地として、専ら培養したリボ核酸(RNA)の含有量は8%WT、又はもっと多くのパン酵素を使用する。また、ビール発酵後の残留酵母又はトルラ酵母を使用できるが、その中、これらの酵母中のリボ核酸は8wt%又はもっと多い。
b)40〜95℃の下で、酵母ミルク中の酵母を殺す。
c)酵母を殺した酵母ミルクを遠心分離して、上清液が得られる。
d)上清液の中に0.1〜0.3wt%の1:1:1のプロテイナーゼや、ヌクレアーゼ、トランスアミナーゼなどを入れて、pH値4.0〜6.8、35〜80℃の下で、12〜25時間反応させて、酵素分解を行う。
e)酵素分解済みの上清液を、75〜90℃にて熱処理して、活性を喪失させ、遠心分離を行う。
f)活性喪失済みの上清液を濃縮させることによって、得られる乾物質を噴霧乾燥して、イノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩の含有量が比較的高い酵母抽出物が得られ、酵母抽出物中のイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩の総含有量は4〜30%となる。
本発明の方法において、前記ステップ(d)中に添加される酵素は45〜68℃の温度のみ、効き目がある。
噴霧乾燥方法は、上清液を約30%含有量の乾物質にまで濃縮してから噴霧乾燥することによって、I+G含有量(4〜30%)が高い酵母抽出物が得られる。次では一部の具体的な実施例に合わせて、本発明について更に説明することにする。
酵素抽出物の生産は、先ず、リボ核酸の含有量が8wt%のパン酵母を提供して酵母ミルクを調製し、50℃の下で、前記酵母ミルク中の酵母を殺し、前記酵母ミルクを遠心分離することによって、上清液が得られ、前記上清液の中に0.2wt%の1:1:1のプロテイナーゼや、ヌクレアーゼ、トランスアミナーゼなどを入れて、pH値5.2、45℃の下で、16時間反応させて、酵素分解を行い、前記酵素分解後の上清液を85℃にて30分間熱処理して、活性を喪失させ、最後に、前記活性を喪失した上清液を濃縮し、遠心噴霧乾燥塔にて噴霧乾燥することによって、含有量の18%のイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩の酵母抽出物が得られる。18%はイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩との両者含有量の和で、その中、イノシン酸二ナトリウム塩が10%で、グアニル酸二ナトリウム塩が8%である。上記含有量はHPLC法でそれぞれ測定される。本発明目的はIとGの混合製品を生産することなので、最終的な製品は両者を混合させたもので、分離されていない。
酵母抽出物は、本発明のI+G含有量の高い酵母抽出物はもっと優れた味がし、酵母抽出物による食品味の強化能力をもっと強くする。
発明者は上記の実施例と類似した操作を行い、操作条件パラメータと原料の使用量を変化させた結果、次に示された条件を利用しても本発明の目的に達成できると言うことを発現し、その最適な条件を利用して得られた酵母抽出物は実施例1と基本的に同様な効果が得られた。
上記と同様なステップによって、表1と表2に示されたプロセスの通り、実施例2−10の操作を行う。
上記結果によって、本発明の生産方法によれば、イノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩の総含有量の4〜30%酵母抽出物が得られる。
比較例は、中国の特許200510124942には、5′‐リボヌクレオチド含有量の高い酵母抽出物及びその調製方法が公開されている。
当該方法では、酸性水溶液で食用酵母を処理して、遠心分離によって得られた沈殿物を水で洗浄してから、放線菌によって生じる酵素と接触させることによって、5′‐イノシン酸と5′‐グアニル酸が合計24wt%又はそれ以上、ペプチド20wt(重量)%又はそれ以上、及びペプチドと遊離アミノ酸が合計28wt(重量)%又はそれ以上を含有する、5′‐リボ核酸含有量の高い酵母抽出物を調製した。
当該比較例のI+Gの含有量は比較的高いが、ペプチドと遊離アミノ酸の含有量は比較的低い。
本発明の実施例から得られるペプチドと遊離アミノ酸の含有量は35%以上を占め、I+Gの含有量ももっと高く、口当たりももっと良い。本発明の実施例は既存技術比較例との結果は表3の通りである。
その中、ペプチドと遊離アミノ酸の含有量比例は2:3〜1:1の範囲である。ペプチドの含有量は高効率の液相クロマトグラフィで測定し、アミノ酸含有量はアミノ酸分析器で測定する。
具体的な実施例を挙げて本発明を説明したが、本分野の技術者なら、本発明の宗旨と範囲を外れない限り、本発明に対して各種修正や、同等な代替はできるはずである。そのため、本発明はすでに本文において説明された具体的な実施例に限るものではない。もっとはっきり言うと、本発明の保護範囲は添付の「特許請求の範囲」によって、限定される。

Claims (8)

  1. 酵母抽出物の調製方法において、
    a) リボ核酸の含有量が8wt%又はもっと多くのパン酵母や、発酵済みビール酵母、及びトルラ酵母などから選ばれる少なくとも1種のグループ酵母によって調製された酵母ミルクを提供し、
    b) 40〜95℃の温度にて、酵母ミルク中の酵母を殺し、
    c) 酵母殺し済みの酵母ミルクを遠心分離して上清液が得られ、
    d) 上清液の中にプロテイナーゼや、ヌクレアーゼ、トランスアミナーゼなどを入れて、pH値4.0〜6.8、35〜80℃の下で、12〜25時間反応させて、酵素分解を行い、
    e) 酵素分解済みの上清液を50〜70分間経ってから、75〜90℃にて熱処理して、活性を喪失させ、
    f) 活性喪失済みの上清液を35〜40wt%にまで濃縮させることによって、得られる乾物質を噴霧乾燥して、含有量が4〜30%のイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩の酵母抽出物が得られる、
    などのステップを含む、イノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩を含有する酵母抽出物の調製方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記ステップ(d)に添加される酵素は45〜68℃の下で役割を果たせることを特徴とする調製方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法において、前記ステップ(d)に添加される酵素の比例は1:1:1であることを特徴とする調製方法。
  4. 請求項1又は2に記載の方法において、前記ステップ(d)に添加される酵素は、重量と計算して上清液中の乾物質の0.1〜0.3%を占めることを特徴とする調製方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、前記ステップ(d)の中で、pH値は4.5〜6.8の範囲にコントロールすることを特徴とする調製方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、前記ステップ(d)の中で、作用時間は16〜20時間にコントロールすることを特徴とする調製方法。
  7. 前記請求項1〜6の任意1項の方法によって得られるイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩を含有する酵母抽出物。
  8. 請求項7に記載の酵素抽出物において、4%〜30%のイノシン酸二ナトリウム塩とグアニル酸二ナトリウム塩が含まれる酵素抽出物。
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