JP2011252154A - 非浸出接着剤系及び液浸対物系におけるその使用 - Google Patents

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Abstract

【課題】非浸出接着剤系及び液浸対物系におけるその使用を提供する。
【解決手段】非浸出接着剤系及び光ディスク用の原型の浸漬書き込み用の液浸対物系におけるその使用を開示する。その接着剤系は、アクリラート及びメタクリラート単量体、アリル系の単量体、ノルボルネン単量体、化学的に異なる重合性基を含有する、それらのハイブリッド単量体、並びに、前記の非チオール単量体の少なくとも一つとの組み合わせで使用されるとの条件で、多官能性のチオール単量体の群の間より選択された、少なくとも一つの単量体、並びに、重合開始剤を含む。チオールではない、前記の単量体の少なくとも一つには、架橋された重合体のネットワークを得るために、少なくとも二つの官能性の重合性基が提供される。その重合開始剤は、好ましくは、熱的に及びUV放射の両方で活性化することができる開始剤である。その接着剤系は、反応性希釈剤をさらに含有してもよい。さらに、液浸対物系を取り付ける際における本接着剤系の使用を開示する。
【選択図】なし

Description

本発明は、接着剤系に、及び、より詳しくは、それを硬化させてしまったとき、前記の接着剤系と接触しているか又は接触する、液体中へどんな有害な成分又は不純物をも浸出させない、非浸出接着剤系に、関する。その用語“非浸出”は、ここでは、その接着剤が使用される用途に不利益である化合物の浸出の欠如を指す。
このような用途の例は、高密度の光ディスクの遠紫外の原型作製における使用、シリコンウェハの遠紫外のリソグラフィーにおける使用、生物学の分野での液浸リソグラフィーにおける及び浸漬顕微鏡法における使用である。さらに重要な用途は、カテーテル並びにバイオセンサーの構築におけるのみならず流体及び組織と接触することがありそうな用途用の他の生物医学的なデバイスの、特に、組み立てられた微小流体の構造を含有するものの、組み立てにある。また、獣医の及び食品&飲料の産業において、多くの用途が、見出される。このような最大限に重要な用途には、硬化した接着剤と接触する液体が、極度に純粋な、このように、どんな汚染も無いままであることがある。
液浸顕微鏡法においては、例えば、その顕微鏡の対物系の開口数(NA)及びその結果として分解能は、安定したレンズと安定した物体との間に浸液を適用することによって、増加させられる。その液体の接着力は、その物体が浸漬された状態にしておく。しかしながら、その物体が移動するとき、浸漬の崩壊が、そのレンズからその液体を引くことによってか又はその対物系の下における気体を引くことによってかのいずれかで、起こることもある。従って、原型作製機のような動的な系において液体の浸漬を適用する際に鍵となる点は、その静止したレンズとその移動する基板との間に安定な液体の膜を維持することである。
例えば、原型のディスク上のフォトレジスト層における情報の書き込み用の高いNAの液浸対物系を使用する高い密度の光ディスク(ブルー・レイ・ディスク)の遠紫外の原型作製のような重大な用途において、そのフォトレジストの適切な現像は、しばしば、その浸液における低い濃度の不純物によって、妨げられる。(非常に少ないかもしれない)この汚染は、その対物系及び浸漬付属品を構築する際に使用された接着剤からの不純物の浸出による。
通常、二成分のエポキシ−アミン又はエポキシ−無水物(anhydride)の接着剤系が、使用される。そのとき、その接着剤からのアルカリ性の不純物が、又はその接着剤を投与してしまったとき、不適切に混合した及び/又は硬化した未反応のアミン類が、水相中に、及び、次に、そのレジスト中に浸出することが、しばしば、起こる。(エポキシ−無水物の系でさえも、浸出可能な第三級アミンの促進剤を含有することがある。)そして、露出された領域と露出されてない領域との間の目指したコントラストは、局所的に、変化させられることになるか、又は、取り除かれることになることさえあり、原型のディスクにおける点欠陥として又は染みとして出現することになる。その後、このような欠陥は、また、スタンパー及びこのような原型のディスクから作られた複製されたディスクへ移されることになる。
部分的に又は全体として現像されていないレジストの同じ問題が、例えば、ノボラック−ジアゾキノンタイプのレジストに属する、数個のポジティブトーンのレジストと共に認められてきた。
今、本発明は、有害な不純物又は成分を浸出しない、且つ、露出されたレジスト層の適切な現像及びその後のスタンパーの製造を可能にする、接着剤系を提供する。
より具体的には、本発明は、アクリラート単量体及びメタクリラート単量体、アリル系の単量体、ノルボルネン単量体、前記の単量体の混合物、並びに、一つの単量体に化学的に異なる重合性基を含有するハイブリッド単量体、並びに、前記の非チオール単量体の少なくとも一つとの組み合わせで使用されるとの条件で、多官能性のチオール単量体の群の間より選択された、少なくとも一つの単量体、並びに、重合開始剤を含む、非浸出硬化性接着剤系に関する。好ましくは、チオールではない、前記の単量体の少なくとも一つには、少なくとも二つの官能基が提供され、それらの基は、架橋した重合体のネットワークを得るための、重合過程に関与することになる。ここで使用したような、その用語“多官能性”は、単量体当りに結合させられる単量体の数が、1よりも大きいことを意味する。
事実上、フリーラジカル開始反応によって重合可能などんな単量体も、本接着剤系において使用することができるとはいえ、ガラス及び金属に対する良好な接着性を備えた架橋した生産物を提供する、それらの化合物は、好適である。ここで使用されるようなその用語“ガラス”が、また、石英ガラスをも指すことが、認められる。
本接着剤系において、より好ましく使用されるジアクリラート単量体は、2,2−ビス[4−(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]プロパンである。
あるいは、多価チオール類(multithiols)及び多価アリル系の(multiallylic)単量体で構成されたチオール−エン(thiol-ene)の系並びに(ラジカル)重合開始剤を、別個にか、又は、上に示唆した(メタクリラート類)アクリラート類との組み合わせでかのいずれかで、使用することができる。チオール類の非限定的な例は、トリメチロールプロパン=トリチオール、ペンタエリスリトール=テトラチオール、及び、それらのエトキシ化された(ethoxylated)同族体である。アリル系の単量体の非限定的な例は、イソホロン=ジイソシアナートのジアリルエステル(diallylic ester)、トリアリル=シアヌラート及びイソシアヌラート、並びに、トリメチロールプロパンのジ及びトリアリルエーテル類である。
上に示唆したように、その接着剤系は、また、重合開始剤を含有する。好ましくは、熱的に及び放射、好ましくはUV放射の両方で活性化させることができる単一の開始剤が、使用される。
アゾビスイソブチロニトリルは、多くのアゾエステル類を、同様に使用してもよいとはいえ、良好な例である。
アゾエステルの開始剤は、それらが、それらの光化学的な分解を除けば、相対的に低い温度でむしろ高い分解速度を有し、それは、低い温度及び適度に高い温度でもまた、それらの使用を可能にするという利点を有する。
より高い温度でのみ分解すると共に本発明においてもまた使用することができる光開始剤の例は、Irgacure 184及びDarocure1173(両方ともCiba−Geigy AGの商標)のようなα−ヒドロキシケトン類、Igracure 907及びIrgacure 369(両方ともCiba−Geigy AGの商標)のようなα−アミノケトン類、並びに、Irgacure 651(=DMPA:α,α−ジメトキシ−α−フェニル−アセトフェノン)(Ciba−Geigy AGの商標)のようなベンジルジメチルケタールである。
本接着剤系は、適切な実施形態において、反応性希釈剤をさらに含む。この点において、本接着剤系において使用されるジアクリラート(ジメタクリラート)の単量体が、結合させられる損傷しやすい基体における適切な適用には高過ぎである、例えば、60℃の動作温度において、ある粘度を有してもよいことが、認められる。これらの場合においては、反応性希釈剤を使用することが、好適である。
前記の反応性希釈剤は、モノアクリラート、しかし好ましくはジアクリラート若しくは多価アクリラートか、及び/又は、メタクリラートかのいずれかの希釈剤であり、例えば、その例は、1,6−ヘキサンジオール=ジアクリラート及びトリプロピレングリコール=ジアクリラートである。さらなる例は、十分に低い粘度の、エトキシ化されたトリメチロールプロパン=トリアクリラート類(トリメタクリラート類)及びペンタエリスリトール=テトラアクリラート類(テトラメタクリラート類)を含む。
基体、特に金属又はガラスの基体に対する本接着剤系の接着性を援助するために、適切な界面活性剤でこのような基体を予備処理することは、好適である。このような表面の予備処理は、その基体からのその接着剤の剥離の予防又はその基体からのその接着剤の解放の他の手段を援助することになる。
従って、本発明は、また、(a)上に定義したような接着剤系及び(b)界面活性剤を含む、単量体を主材料とした、非浸出硬化性接着剤組成物にも関する。
前記の界面活性剤は、好ましくは、アクリル系の又はメタクリル系のシランカップリング剤である。これらの試剤を、アクリラート(メタクリラート)の系及びチオール−エンの系の両方と、使用することができる。
あるいは、チオール又はアリル系のカップリング剤もまた、チオール−エンの系と使用してもよい。この点において、金属の基体を結合させるための接着剤組成物と一緒のシランカップリング剤の使用が、欧州特許出願公開第1005037号明細書からのそのようなものとして知られていることが、認められる。にもかかわらず、このようなカップリング剤の具体的な例は、この参照文献には、欠けている。さらに、欧州特許出願公開第1005037号明細書は、好ましくは主要な成分としてのエポキシ樹脂及びカチオン重合タイプの光開始剤からなる、カチオンUV硬化性組成物に関する。このような系は、そのレジストの挙動に影響を及ぼすことになりそうであるイオン性化合物を浸出させるそれらの可能性によって特徴付けられる。
上に示唆したように、本発明は、これに反して、アクリラート単量体及び/又はメタクリラート単量体、アリル系の単量体、ノルボルネン単量体、化学的に異なる重合性基を含有する前記の単量体のハイブリッド単量体、前記の単量体の混合物、並びに、前記の他の非チオール単量体の少なくとも一つとの組み合わせで使用されるとの条件で、多官能性のチオール単量体、並びに、重合開始剤を主材料とした接着剤系に関し、その系は、それを硬化させてしまったとき、前記の接着剤系と接触する液体中へどんな有害な成分をも浸出させない。
本発明のメタクリル系のシランカップリング剤は、好ましくは、γ−メタクリロイルオキシプロピル=トリメトキシシランである。
本発明は、さらに、接合される部品の表面へ、上で定義したような、非浸出硬化性接着剤系の被覆物を適用することによって、前記の部品のこのように被覆された表面を接合すると共にその組み合わせを硬化させて、金属対金属及び金属対ガラスの接着を保証するための工程に関し、ここで、接合される表面は、その接着剤系の適用の前に、界面活性剤で予備処理される。
このような予備処理は、上で示唆しておいたように、剥離及び/又は水の漏出をさらに予防することになる。
その界面活性剤は、好ましくは、アクリル系の又はメタクリル系のシランカップリング剤、より好ましくは、γ−メタクリロイルオキシプロピル=トリメトキシシランである。
本発明に従って接着剤が提供される表面の予備処理は、好ましくは、必要であれば、適切な溶媒に溶解させた、そのカップリング剤の蒸気への前記の表面の露出か、若しくは、適切な溶媒における前記のカップリング剤の溶液での前記の表面の処理か、又は、任意の他の適切な工程からなる。
本発明は、さらに、基体、特に原型の光ディスクの調製に使用される、金属膜の、別の金属膜に対する、又は、液浸対物系のガラスの基体に対する、接着のための本接着剤系の使用に関する。
前に説明しておいたように、浸液中への、その浸漬対物系及び浸漬付属品を構築する際に使用された、その接着剤からのごくわずかの成分の浸出は、しばしば、前記の浸漬顕微鏡において原型のディスクにおけるレジスト層の適切な現像が妨げられるという結果を有する。このように得られた欠陥は、点欠陥として又は染みとして出現する。それらは、その原型のディスクのレジスト層において現れるだけでなく、それらスタンパー及びこのような原型のディスクから作られた複製されたディスクにもまた移されることになる。
本接着剤の使用は、驚くべきことに、徹底的に、この浸出の問題を予防する。
本発明は、さらに、後述する付記(16)において定義されるような液浸対物系に関する。
光ディスクの原型作製において使用される液浸の概念の断面を示す。 光ディスクの原型作製において使用される液浸の概念の底面図を示す。 図1Aの浸漬レンズの台及び水供給付属品の実施形態の詳細を示す。 液浸顕微鏡において従来の接着剤を使用することによって、複製されたディスクに得られた、点欠陥を示す。 液浸対物系において従来の接着剤を使用することによって、複製されたディスクに得られた、染みを示す。 液浸対物系において従来の接着剤を使用することによって生産された原型のスタンパーにおける点欠陥を示すAFMの写真である。 染み又は点欠陥無しに、本発明に従って接着剤を使用することによって得られた、複製されたディスクを示す(倍率10倍)。 20倍の倍率だが、図5Aに示したのと同じディスクを示す。
本発明の上に示唆した及び他の態様は、いずれの点においても本発明の範囲を限定するとうに解釈されるものではない、図面及び引き続く例から明らかであると共に図面及び引き続く例の参照で解明されると思われる。
ブルー・レイ・ディスク用の原型のディスクの浸漬書き込みに使用される設定において、これは、図1A、B及びCに図解されるような液浸の概念を使用して、実現されてきた。
液浸は、対物系6の最終レンズ素子5とフォトレジスト4を備えた回転する原型作製ディスク2との間に水の膜を局所的に維持することによって、達成される(図1Aを参照のこと)。水は、それが、書き込み使用される257nmの波長を備えた放射について透明であると共にレジストを処理することを両立すると、浸液についてのこの用途においては、自然な選択である。使用された対物系は、(示さない)ほとんど半球状の最終レンズ素子を添加することによってNA=1.23の水浸漬レンズへ変換される商業的に入手可能なレンズ(開口数(NA)=0.9,λ=257nm)であった。その水は、気体の包含を回避するために十分に高いと共に溶解した気体の解放を予防するために十分に低い、ある圧力で、浸漬レンズ5のちょうど上流で、穴9を通じて連続的に供給される。図1Bにおける底面図は、焦点の位置のまわりにおける安定な水の痕跡に帰着する、レンズ及び被覆されたディスクの相対速度が、そのレンズの下の水をどのように引くかを示す。その水の痕跡は、典型的には、5m/秒までの書き込み速度で7μmの高さ及び200μmの幅である。レンズ5上にこの狭い水の痕跡によって発揮された力は、その力の作動が、その水の膜の存在によって阻害されないように、最小限のものである。
その浸漬レンズの架台及び水の供給品の構築は、たった250μmである、遠視野の対物系の元来の作動距離内で実現される必要がある。これは、水供給流路8を含有する、たった200μmの厚さの、その浸漬レンズ用の非常に薄っぺらな台に帰着してきた。そのレンズの台は、水供給流路8が作り出されるように形作られると共に互いに接着される、図1Cに示した、四つの金属箔7の積み重ねからなる。
その水は、対物系6とディスク2との間の界面に到達するために、箔7の積み重ねのより下側の箔における穴9を通過する。これは、浸漬に使用された水が、その接着剤と密接に接触することを意味する。箔7の積み重ねにおける接着剤は、それが、UV光に対して利用しやすいものではないので、熱的に硬化される必要がある。
その最終浸漬レンズ素子は、その箔の付属品に堅固に付けられる必要がある。これは、また、接着することによっても達成される。ここで、UV硬化性接着剤は、高い温度が応力の増強、それの緩和、及びその結果として、浸漬レンズ素子5の不正確な位置決めを減少させるために、回避されるので、好適である。
エポキシ−アミン/無水物を主材料とした接着剤のような、従来の接着剤が使用されるとき、そのレジストが、水性の現像剤の溶液でのすすぎ若しくは噴霧又は現像剤の水溶液中へ浸すことの後に、部分的に又は全体として現像されないままであることは、しばしば起こる。それら欠陥は、点欠陥(図2)として又は染み(図3)として出現する。それら欠陥は、そのレジスト層に出現するだけでなく、また、スタンパー及びこのような原型から作られた複製されたディスクにも移される。原型のスタンパーにおける点欠陥の詳細を、図4に示す。そのレジストは、局所的に現像されてない。
図4におけるトラックのピッチが、320nmであった一方で、図2及び3におけるトラックの幅は、0.7mmであった。
図5A及び図5Bは、図1A、1B及び1Cに記載された浸漬顕微鏡を使用することによって生産された、且つ、本発明に従った接着剤を使用することによって取り付けられた、複製されたディスクを示す。図5A及び5Bにおけるトラックの幅は、0.4mmであった。
[例1]
1,6−ヘキサンジオール=アクリラート中の2,2−ビス[4−(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]プロパン(=ビス−GAA)の80%(重量/重量)の溶液を0.1(重量)%のアゾビスイソブチロニトリルと混合することによって、接着剤を調製した。
この接着剤を、箔の積み重ねの積層並びに図1A及び1Bに示すような対物系レンズの接着において使用した。それら箔の間の接着剤を、12時間の間に90℃まで箔の積み重ねを加熱することによって、硬化させた。その対物系レンズを、UV光(波長の範囲:320−390nm,強度:40mWcm−2,露出時間:1分)に対する同じ接着剤の露出によって、箔の積み重ねに対して固定した。
その接着剤系が、露出されたレジスト層の適切な現像及び図1A、1B及び1Cに示すような浸漬顕微鏡対物系によるその後のスタンパーの製造によって示されるような不純物を浸出させなかったように見えた。
その接着剤系の優れた品質は、図5A及び5Bに示すような、複製されたディスク上の染み及び針穴の欠如によって、さらに図解される。
[例2]
接着剤を、例1に従って、しかし、ビス−GAAを、トリプロピレングリコール=ジアクリラート中の75%(重量/重量)の溶液として使用することによって、調製した。
例1に示唆したのと同じ結果が得られた。
[例3]
剥離及び/又は水の漏出をさらに(もしも可能であれば、全く)予防するために、互いに結合させられる表面を、液体のシランカップリング剤での予備処理にかけた。より具体的には、金属の箔及び浸漬レンズを、γ−メタクリロイルオキシプロピル=トリメトキシシランを備えた開放した容器を含有した、乾燥器中に置いた。
その乾燥器を、排気し、且つ、それら金属の箔及びレンズを、一晩中、前記のカップリング剤の蒸気に露出させた。その後で、それらの部品を、その接着剤を使用すること及び例1に示唆した手順によって、結合させた。
染みも点欠陥もどちらも、図1Bに描いた原型作製デバイスを使用して作られた原型のディスクの現像で、観察されなかった。
[比較例1]
従来のエポキシ−アミン接着剤、すなわち、Araldite 2011(Vanticoの商標)を使用することによって構築された、図1Cで概略を述べたような液浸顕微鏡系を使用して作られたスタンパーから複製されたディスクは、図2及び3に示すような多くの点欠陥及び染みを示した。それら欠陥は、すでに、それらディスクを複製するために使用されたスタンパーに存在した(図4)。
本発明が、それの具体的な実施形態に関して記載される一方で、それらの様々な変更及び変形を、ここに添付した特許請求の範囲の参照によってより明らかに理解される、本発明の範囲及び主旨を逸脱することなく、なしてもよいことは、認識される。さらに、特許請求の範囲におけるいずれの符号も、本発明の範囲を限定するように解釈されるものではない。
[付記]
付記(1):
アクリラート単量体及びメタクリラート単量体、アリル系の単量体、ノルボルネン単量体、前記単量体の混合物、一つの単量体に化学的に異なる重合性基を含有するハイブリッド単量体、並びに、前記非チオール単量体の少なくとも一つとの組み合わせで使用されるとの条件で、多官能性のチオール単量体の群の間より選択された、少なくとも一つの単量体、並びに、重合開始剤を含む、非浸出硬化性接着剤系。
付記(2):
チオールではない、前記単量体の少なくとも一つには、少なくとも二つの官能性の重合性基が提供される、付記(1)に記載の非浸出硬化性接着剤系。
付記(3):
前記アリル系の単量体は、イソホロン=ジイソシアナートのジアリルエステル、トリアリル=シアヌラート及びトリアリル=イソシアヌラート、並びに、トリメチロールプロパンのジアリルエーテル及びトリアリルエーテルの群より選択される、付記(1)に記載の非浸出硬化性接着剤系。
付記(4):
前記多官能性のチオールは、トリメチロールプロパン=トリチオール、ペンタエリスリトール=テトラチオール、及び、これらの化合物のエトキシ化された同族体の群より選択される、付記(1)に記載の非浸出硬化性接着剤系。
付記(5):
前記アクリラート単量体は、2,2−ビス[4−(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]プロパンである、付記(1)に記載の非浸出硬化性接着剤系。
付記(6):
前記開始剤は、光開始剤、特にUV開始剤、熱的な開始剤、又は両方の組み合わせである、付記(1)に記載の非浸出硬化性接着剤系。
付記(7):
当該系は、反応性希釈剤をさらに含む、付記(1)に記載の非浸出硬化性接着剤系。
付記(8):
前記反応性希釈剤は、アクリラート希釈剤又はメタクリラート希釈剤、好ましくは、ジアクリラート希釈剤若しくはジメタクリラート希釈剤又は多価アクリラート希釈剤若しくは多価メタクリラート希釈剤である、付記(1)に記載の非浸出硬化性接着剤系。
付記(9):
付記(1)に記載の接着剤系及び界面活性剤を含む、非浸出硬化性接着剤組成物。
付記(10):
前記界面活性剤は、アクリル系のシランカップリング剤又はメタクリル系のシランカップリング剤である、付記(9)に記載の接着剤組成物。
付記(11):
前記メタクリル系のシランカップリング剤は、γ−メタクリロイルオキシプロピル=トリメトキシシランである、付記(10)に記載の接着剤組成物。
付記(12):
接合される部品の表面へ、付記(1)に記載の単量体を主材料とした、硬化性接着剤系の被覆物を適用すること、前記部品のこのように被覆された表面を接合すること、及び、その組み合わせを硬化させることによる金属対金属及び金属対ガラスの接着用の工程であって、
前記接合される表面は、前記接着剤系の適用の前に、界面活性剤で予備処理される、工程。
付記(13):
前記界面活性剤は、アクリル系のシランカップリング剤又はメタクリル系のシランカップリング剤である、付記(12)に記載の工程。
付記(14):
前記メタクリル系のシランカップリング剤は、γ−メタクリロイルオキシプロピル=トリメトキシシランである、付記(13)に記載の工程。
付記(15):
金属膜の、別の金属膜への又は、基体、特に原型の光ディスクの製作に使用される、液浸対物系のガラスの基体への接着用の付記(1)に記載の単量体を主材料とした、非浸出硬化性接着剤系の使用。
付記(16):
基体、特に原型の光ディスクの調製に使用される、液浸対物系であって、
金属膜の積み重ね、
前記金属膜の積み重ねにおける、貫通孔に提供される、浸漬対物系レンズ、及び
前記浸漬レンズに面するフォトレジスト層が提供される、基体
を含み、
前記フォトレジスト層及び前記浸漬レンズは、水の膜によって分離され、
それの水供給流路は、前記水供給流路が、前記対物系レンズと前記基体との間の界面に放水するように、前記金属膜の積み重ねの間に及び前記金属膜の積み重ねを通じて提供され、
前記金属膜及び前記浸漬レンズは、付記(1)に記載の接着剤系によって、相互に結合させられる、液浸対物系。
付記(17):
カテーテル、バイオセンサー、並びに、流体及び組織と接触することがありそうな他の生物医学的なデバイスの製造及び/又は組み立て用の、金属膜、(石英)ガラスの基体、及び重合体の膜からなる群の間より選択された、少なくとも二つの本体の相互の接着用の付記(1)に記載の単量体を主材料とした、非浸出硬化性接着剤系の使用。

Claims (19)

  1. 浸出するものではない硬化可能な接着剤の組成物であって、
    (a)多官能性のチオールの単量体及び重合開始剤との組み合わせにおける、2,2−ビス[4−(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]プロパン、並びに、イソホロン=ジイソシアナートのジアリル系のエステル、トリアリル=シアヌラート及びイソシアヌラート、並びにトリメチロールプロパンのジ及びトリアリルエーテルの群より選択されたアリル系の単量体、の群より選択された、少なくとも一つの単量体を含む接着剤の混合物、並びに、
    (b)表面を活性化させる薬剤
    を含む、組成物において、
    用語“浸出するものではない”は、前記接着剤の組成物が、それが、硬化させられてしまったとき、上記の組成物との接触をする液体へといずれの有害な構成成分も浸出するものではないことを意味する、組成物。
  2. 請求項1に従った組成物において、
    チオールではない、前記浸出するものではない硬化可能な接着剤の組成物の上記の単量体の少なくとも一つのものは、少なくとも二つの官能性の重合可能な基が提供されたものである、組成物。
  3. 請求項1に従った組成物において、
    上記の多官能性のチオールは、トリメチロールプロパン=トリチオール、ペンタエリスリトール=テトラチオール、及び、これらの化合物のエトキシ化された同族体の群より選択されたものである、組成物。
  4. 請求項1に従った組成物において、
    前記浸出するものではない接着剤の組成物の上記のアクリラートの単量体は、2,2−ビス[4−(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]プロパンである、組成物。
  5. 請求項1に従った組成物において、
    前記浸出するものではない接着剤の組成物の上記の開始剤は、光開始剤、熱的な開始剤、又は両方の組み合わせである、組成物。
  6. 請求項5に従った組成物において、
    前記光開始剤は、UV開始剤、熱的な開始剤、又は両方の組み合わせである、組成物。
  7. 請求項1に従った組成物において、
    上記の浸出するものではない接着剤の組成物は、さらに、反応性の希釈剤を含む、組成物。
  8. 請求項7に従った組成物において、
    前記浸出するものではない接着剤の組成物の上記の反応性の希釈剤は、アクリラート又はメタクリラートの希釈剤である、組成物。
  9. 請求項7に従った組成物において、
    前記浸出するものではない接着剤の組成物の上記の反応性の希釈剤は、ジ又は多価のアクリラート又はメタクリラートの希釈剤である、組成物。
  10. 請求項1に従った組成物において、
    上記の表面を活性化させる薬剤は、アクリル系の又はメタクリル系のシランカップリング剤である、組成物。
  11. 請求項10に従った組成物において、
    上記のメタクリル系のシランカップリング剤は、γ−メタクリロイルオキシプロピル=トリメトキシシランである、組成物。
  12. 接合される部分の表面へ、請求項1に定義されたような単量体及び重合開始剤に基づいた硬化可能な接着剤の混合物のコーティングを適用すること、上記の部分のこのようにコートされた表面を接合すること、並びに、その組み合わせを硬化させることによる、金属対金属又は金属対ガラスの接着のための方法において、
    接合される表面は、前記接着剤の混合物の適用の前に表面を活性化させる薬剤で予備処理される、方法。
  13. 請求項12に従った方法において、
    上記の表面を活性化させる薬剤は、アクリル系の又はメタクリル系のシランカップリング剤である、方法。
  14. 請求項13に従った方法において、
    上記のメタクリル系のシランカップリング剤は、γ−メタクリロイルオキシプロピル=トリメトキシシランである、方法。
  15. 基体の調製に使用される、金属フィルムの別の表面又は液浸対物系のガラスの基体への金属フィルムの表面の接着のための請求項1に定義された単量体及び重合開始剤に基づいた浸出するものではない硬化可能な接着剤の混合物の使用において、
    接合される表面は、前記接着剤の混合物の適用の前に表面を活性化させる薬剤で予備処理される、使用。
  16. 請求項15に従った使用において、
    前記基体は、光学的なマスターディスクである、使用。
  17. 基体の調製に使用される液浸対物系であって、
    金属フィルムのスタック、
    上記の金属フィルムのスタックにおけるスルーホールに提供されたものである浸漬対物系のレンズ、及び、
    前記浸漬レンズを面するフォトレジストの層が提供されたものである基体、
    上記のフォトレジストの層及び前記浸漬レンズが水のフィルムによって分離されたものであること、
    それの水供給チャネルが、上記の水供給チャネルが上記の対物系のレンズ及び上記の基体の間における界面へ排出するように、上記の金属フィルムのスタックの間に及びそれを通じて提供されたものであること、
    上記の金属フィルム及び浸漬レンズの表面が、請求項1に定義されたような接着剤の混合物での接着が後に続けられた、表面を活性化させる薬剤でこれらを予備処理することによって相互に結合させられたものであること
    を含む、液浸対物系。
  18. 請求項16の液浸対物系において、
    前記対物系は、光学的なマスターディスクである、液浸対物系。
  19. カテーテル、バイオセンサー、並びに、流体及び組織との接触をすることができる他の生物医学的なデバイスの製造をする及び/又は組み立てをするための、金属フィルム、ガラス又は石英ガラスの基体、及び重合体のフィルムからなる群より選択された、少なくとも二つの本体の相互の接着のための請求項1に定義された単量体及び重合開始剤に基づいた、浸出するものではない硬化可能な接着剤の混合物の使用。
    Figure 2011252154
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