JP2011185147A - 車両用インテークマニホールド - Google Patents

車両用インテークマニホールド Download PDF

Info

Publication number
JP2011185147A
JP2011185147A JP2010050827A JP2010050827A JP2011185147A JP 2011185147 A JP2011185147 A JP 2011185147A JP 2010050827 A JP2010050827 A JP 2010050827A JP 2010050827 A JP2010050827 A JP 2010050827A JP 2011185147 A JP2011185147 A JP 2011185147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
surge tank
branch
vehicle
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010050827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5440271B2 (ja
Inventor
Akihiro Harada
彰洋 原田
Yasuhisa Kameda
康寿 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010050827A priority Critical patent/JP5440271B2/ja
Publication of JP2011185147A publication Critical patent/JP2011185147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5440271B2 publication Critical patent/JP5440271B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】サージタンクと吸気ブランチとの接続部の下縁がサージタンクの下部より上側であっても、サージタンクに溜まる水やオイルをエンジンに吸わせることができる車両用インテークマニホールドを提供する。
【解決手段】インテークマニホールド1には、サージタンク4の吸気下流側をバイパスして「サージタンク4の下部」と「曲り部34における気流剥離部A(吸気ブランチ5側)」とを連通する連通管6を設けている。吸気の流れによる気流剥離等によって連通管6の両端に差圧が生じ、連通管6の内部にはサージタンク4側から吸気ブランチ5側に向かう「流体の吸い上げ力」が生じる。これにより、サージタンク4の下部の水やオイルを連通管6を介して吸気ブランチ5内に吸い上げることができ、エンジン3に吸わせることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、サージタンクの下部に溜まる水やオイルをエンジン(燃料の燃焼により動力を発生させる内燃機関)の気筒内へ吸わせることのできる車両用インテークマニホールドに関する。
なお、以下の説明における上下方向は、車両搭載時における上下(天地)方向を示すものである。
エンジンの気筒内へ吸気を導く吸気通路の途中にサージタンクを設けた車両用インテークマニホールドが知られている。
しかるに、吸気通路には、EGRガスやブローバイガスが導かれるため、EGRガスやブローバイガスに含まれる水やオイルがサージタンクの下部に溜まる可能性がある。
そして、サージタンクと、このサージタンクに接続される吸気ブランチ(サージタンクからエンジンの気筒内へ吸気を導く通路)との接続部の下縁(より詳しく説明すると、接続部分における通路内の下縁)が、サージタンクの下部(底部)より上側に設けられる場合では、サージタンクの下部に溜まった水やオイルをエンジンに吸わせることができない。
一方、吸気通路の途中にインタークーラを配置したものが知られている。
インタークーラは、吸気の冷却を行なうものであるため、吸気の冷却によって凝縮水が発生し、発生した凝縮水がインタークーラの下部に溜まる可能性がある。
インタークーラの下部に溜まった凝縮水をエンジンに吸わせる技術として、特許文献1が知られている。
特許文献1は、スロットルバルブの吸気上流側にインタークーラが配置されることを前提とした技術であり、インタークーラの下部とスロットルバルブの吸気下流側(スロットルバルブによって負圧が発生する部分)とを連通管で接続したものである。
この特許文献1の作動は、エンジンの運転時にスロットルバルブの下流側に生じる吸気負圧によって、インタークーラの下部に溜まる凝縮水を連通管を介して吸い上げてエンジンに吸わせるものである。
しかしながら、連通管の出口がサージタンクの吸気上流側に設けられるものでは、連通管が吸い上げた凝縮水がサージタンク内で溜まってしまい、エンジンに吸わせることができなくなってしまう。
また、特許文献1の連通管は、スロットルバルブをバイパスさせて吸気を導くものであるため、特にアイドリング時において、吸気量制御の精度が低下する不具合がある。
さらに、サージタンクの内部にインタークーラを配置する技術が提案されている。
しかし、サージタンクは、スロットルバルブの吸気下流側に設けられるため、特許文献1の技術を用いることができない。このため、サージタンクの内部にインタークーラを配置すると、特許文献1の技術によって、サージタンクに溜まる凝縮水をエンジンに吸わせることができない。
このように、従来の技術では、サージタンクと吸気ブランチとの接続部の下縁が、サージタンクの下部(底部)より上側に設けられる場合、EGRガス、ブローバイガス、インタークーラの要因によってサージタンクの下部に溜まる水やオイルをエンジンに吸わせることができない。
特開2005−226476号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、サージタンクと吸気ブランチとの接続部の下縁がサージタンクの下部より上側に設けられる場合であっても、サージタンクの下部に溜まる水やオイルをエンジンに吸わせることができる車両用インテークマニホールドの提供にある。
〔請求項1の手段〕
請求項1の手段を採用する車両用インテークマニホールドは、次の作用効果を奏する。 エンジン運転中の吸気行程時には、吸気ブランチ内の吸気がエンジンの気筒内に吸引され、吸気ブランチを介してサージタンク内の吸気がエンジンの気筒内に吸い込まれる。
この時、通路断面積が比較的小さい吸気ブランチ内に吸気の吸い込みが作用するため、サージタンク内に比較して吸気ブランチ内に負圧が生じる(第1負圧発生作用:狭い吸気ブランチ内がエンジンに吸われることによる負圧発生作用)。
また、エンジン運転中の吸気行程時に吸気は、「通路断面積の大きいサージタンク」から「サージタンクに比較して通路断面積の小さい吸気ブランチ」を通って流れる。この流路断面積の違いから、「サージタンク内を流れる吸気の流速」より「吸気ブランチ内を流れる吸気の流速」が速くなる。この吸気の流速差によって、サージタンク内に比較して吸気ブランチ内に負圧が生じる(第2負圧発生作用:流速差による負圧発生作用)。
上記「第1、第2負圧発生作用」により、「連通管の下部開口(サージタンクの下部の開口部)」と「連通管の上部開口(「吸気ブランチ内」あるいは「サージタンクの吸気下流と吸気ブランチとの接続部」の開口部)」との間に圧力差が生じ、連通管の内部にはサージタンク側(下側)から吸気ブランチ側(上側)に向かう「流体の吸い上げ力」が生じる。
これにより、サージタンクの下部に水やオイルが存在すると、その水やオイルが連通管を介して吸気ブランチ内に吸い上げられる。このため、サージタンクの下部の水やオイルをエンジンに吸い込ませることができる。
また、連通管の両端(下部開口および上部開口)は、共にスロットルバルブの吸気下流側において開口するものであって、連通管がスロットルバルブをバイパスしない。このため、連通管が吸気量制御に影響を与える不具合が生じない。
〔請求項2の手段〕
請求項2の手段を採用する車両用インテークマニホールドは、次の作用効果を奏する。 サージタンクの吸気下流と吸気ブランチとの接続部に「曲り部」が設けられると、エンジン運転中の吸気行程時には、「曲り部の内側(曲率の小さい側)」を通過した吸気が「吸気ブランチ側の壁面(内側面)」から離れる方向へ流れる。その結果、「曲り部の内側」の「吸気ブランチ側の壁面」に、圧力が低下する気流剥離部が生じる。即ち、サージタンク内に比較して気流剥離部には、負圧が生じる(第3負圧発生作用:気流剥離による負圧発生作用)。
この請求項2の手段では、連通管の上部開口を気流剥離部に設けることで、請求項1の手段で説明した「第1、第2負圧発生作用」に加えて「第3負圧発生作用」を得ることができる。これにより、連通管に作用する「流体の吸い上げ力」を大きくすることができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3の手段を採用する車両用インテークマニホールドは、次の作用効果を奏する。 吸気ブランチの通路断面が矩形形状を呈する場合、気流剥離部による負圧は、吸気ブランチの角部において大きく発生する。
この請求項3の手段では、連通管の上部開口を、気流剥離部で、且つ矩形形状の角部に設けることで、上部開口に生じる負圧を大きくすることができる。これにより、請求項2の手段で説明した「第3負圧発生作用」を大きくすることができ、結果的に連通管に作用する「流体の吸い上げ力」を大きくすることができる。
〔請求項4の手段〕
請求項4の手段の車両用インテークマニホールドは、連通管の下部に、サージタンクの最下点よりも下方へ向けて曲折する下方屈曲部を設けている。そして、この下方屈曲部における天方向の最下点は、サージタンクの最下点より下方に設けられている。
このように設けられることにより、「下方屈曲部に溜まった水やオイル」の液面が、下方屈曲部における天方向の最下点に達すると、連通管に作用している「流体の吸い上げ力」が「下方屈曲部に溜まった水やオイル」に作用する。
その結果、「下方屈曲部に溜まった水やオイル」が連通管を介して吸気ブランチ内に吸い上げられる。
これにより、連通管によって吸い上げる「水やオイルの量」を、下方屈曲部によってコントロールすることができる。
具体的には、請求項4の手段を採用しない場合には、連通管を介して「大量の水やオイル」が一気に吸い上げられると、エンジンの圧縮行程時に液体圧縮によるウォーターハンマー現象や、白煙が発生する可能性があるが、請求項4の手段を採用することで、連通管を介して吸い上げる「水やオイルの量」を下方屈曲部によってコントロールできるため、ウォーターハンマー現象や白煙の発生を防ぐことができる。
〔請求項5の手段〕
請求項5の手段の車両用インテークマニホールドは、連通管の上部開口を吸気ブランチの内壁面に開口させるとともに、吸気ブランチの内壁に、上部開口から吸気下流方向に伸びる案内溝を設けるものである。
これにより、上部開口から「水やオイル」が排出される際、上部開口から水滴が膨らみ出るように膨出する「水やオイル」が案内溝によって吸気下流方向に案内されるため、「水やオイル」をエンジン側に効率的に案内することができる。
〔請求項6の手段〕
請求項6の手段の車両用インテークマニホールドは、サージタンクの内部にインタークーラを配置したものである。
このようにサージタンク内にインタークーラを配置することで、インタークーラによってサージタンク内に凝縮水が生じても、サージタンク内で生じた凝縮水が連通管を介して吸気ブランチ内に吸い上げられる。これにより、サージタンク内で生じた凝縮水をエンジンに吸い込ませることができる。
エンジンの吸排気システムの概略説明図である(実施例1)。 (a)インテークマニホールドの斜視図、(b)インテークマニホールドの断面図である(実施例1)。 (a)気流剥離部の説明図、(b)吸気ブランチの通路断面の形状を示す説明図である(実施例1)。 インタークーラを内蔵するインテークマニホールドの断面図である(実施例2)。 (a)インタークーラを内蔵するインテークマニホールドの概略断面図、(b)サージタンクの下部に接続される部位における連通管の概略断面図である(実施例3)。 サージタンクの下部に接続される部位における連通管の概略断面図である(実施例4)。 連通管の上部開口が設けられる吸気ブランチの内壁面の説明図である(実施例5)。
図面を参照して[発明を実施するための形態]を説明する。
インテークマニホールド1は、スロットルバルブ2で吸気量が調整された吸気をエンジン3の各気筒に分配供給する吸気分配器であり、スロットルバルブ2の吸気下流側に設けられて通路断面積が拡大してなるサージタンク4と、このサージタンク4に接続されてエンジン3の各気筒内に吸気を導く複数の吸気ブランチ5とを具備する。そして、サージタンク4と各吸気ブランチ5との接続部の下縁が、サージタンク4の下部(底部)より上側に設けられる。
このインテークマニホールド1は、サージタンク4の下部(底部)で開口する下部開口6aと、吸気ブランチ5内(あるいは、サージタンク4の吸気下流と吸気ブランチ5との接続部)において開口する上部開口6bとを連通して、サージタンク4の下部の吸気を、サージタンク4の吸気下流側をバイパスさせて吸気ブランチ5の内部へ直接導く連通管6を備える。
そして、エンジン3の運転時には、吸気の流れ作用によって「サージタンク4内の下部開口6a」と「吸気ブランチ5内の上部開口6b」との間に圧力差が生じ、その圧力差によって連通管6に生じる「流体の吸い上げ力」によってサージタンク4の下部の水やオイルを吸気ブランチ5内に吸い上げ、結果的にサージタンク4の下部の水やオイルをエンジン3に吸い込ませることができる。
本発明が適用されたインテークマニホールド1を、図1〜図3を参照して説明する。なお、本実施例において、上記[発明を実施するための形態]と同一符号は、同一機能物を示すものである。
〔エンジン3の吸排気システムの概略説明〕
先ず、図1を参照してエンジン3の吸排気システムを説明する。
この実施例に示すエンジン3は、車両駆動用エンジンであり、吸気を気筒内に導く吸気通路7と、気筒内で発生した排気ガスを大気中に排出する排気通路8とを備える。
吸気通路7は、吸気管11、インテークマニホールド1および吸気ポート12によって構成される。
吸気管11は、外気の取入口からインテークマニホールド1まで吸気通路7を形成する通路部材であり、その吸気管11には、エンジン3に吸い込まれる吸気中に含まれる塵や埃を除去するエアクリーナ13、ターボチャージャのコンプレッサ14(吸気羽根車)、このコンプレッサ14によって圧縮されて高圧になり温度上昇した吸気を強制冷却するインタークーラ15、気筒内に吸引される吸気流量の調整を行なうスロットルバルブ2などが設けられている。
インテークマニホールド1は、吸気管11から供給される吸気をエンジン3の各気筒に分配する吸気分配管であり、その内部には、通路断面積が拡大して設けられて吸気脈動や吸気干渉を低減させるサージタンク4と、このサージタンク4の吸気をエンジン3の各気筒毎に分配する複数の吸気ブランチ5とを具備する。
吸気ポート12は、エンジン3のシリンダヘッド内において気筒毎に形成されるものであり、各吸気ブランチ5毎に接続されて、インテークマニホールド1により分配された吸気を各気筒内に導く。
排気通路8は、排気ポート、エキゾーストマニホールドおよび排気管によって構成される。
排気ポートは、吸気ポート12と同様、エンジン3のシリンダヘッド内において気筒毎に形成されるものであり、気筒内で発生した排気ガスをエキゾーストマニホールドへ導く。
エキゾーストマニホールドは、各排気ポートから排出される排気ガスの集合管であり、エキゾーストマニホールドの排気出口と排気管との接続部には、ターボチャージャの排気タービン16(排気羽根車)が配置されている。
排気管は、排気タービン16を通過した排気ガスを大気に向けて放出する通路部材であり、その排気管には、排気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタの略)17、このDPF17の排気上流および排気下流の排気温度を検出する排気温度センサ18、DPF17の排気上流および排気下流の圧力差を検出する差圧センサ等が設けられている。
なお、図1では、ディーゼルエンジン用として排気管の途中にDPF17を配置する例を示したが、ガソリンエンジンに適用される場合は、DPF17に代えて三次元触媒を用いるものである。
エンジン3のシリンダヘッドには、各気筒毎に、吸気ポート12の出口端を開閉する吸気バルブと、排気ポートの入口端を開閉する排気バルブとが設けられている。
エンジン3の各気筒は、吸入、圧縮、爆発、排気の各行程を順次繰り返すものである。そして、吸気の開始時(ピストンの下降に伴う気筒内容積の増加時)に吸気バルブが開かれ、吸気の終了時(ピストンの下降終了に伴う気筒内容積の増加終了時)に吸気バルブが閉じられる。このエンジン3の吸気作動により、吸気通路7には外気取入口からエンジン3の気筒内に向かう吸気の流れが生じる。
同様に、排気の開始時(ピストンの上昇に伴う気筒内容積の減少時)に排気バルブが開かれ、排気の終了時(ピストンの上昇終了に伴う気筒内容積の減少終了時)に排気バルブが閉じられる。このエンジン3の排気作動により、排気通路8にはエンジン3の気筒内から大気放出部(排気出口)に向かう排気ガスの流れが生じる。
ここで、図1に示すエンジン3の吸排気システムには、ブローバイガス還元装置が設けられている。
ブローバイガス還元装置は、エンジン3で発生したブローバイガス(エンジン3の燃焼室からクランクケース内に侵入した未燃焼ガスと排気ガスの混合ガス)を吸気通路7の吸気下流側へ戻すブローバイガス配管19を備えている。具体的に、この実施例のブローバイガス配管19は、ブローバイガスの吸い込み側がエンジン3のカムカバーに接続され、吸気通路7側がインテークマニホールド1(具体的には、サージタンク4の吸気上流側)に接続されるものである。
また、ブローバイガス配管19の一端、またはブローバイガス配管19の途中には、カムカバー側から吸気通路7側へブローバイガスを流す一方向弁の機能を果たすとともに、絞りの機能を果たすPCV(パージ・コントロール・バルブの略)20が設けられている。
さらに、図1に示すエンジン3の吸排気システムには、高圧EGR装置21と、低圧EGR装置22とが設けられている。
高圧EGR装置21は、高排気圧範囲(DPF17の排気上流側で、高い排気圧が発生する範囲)の排気通路8の内部と、高吸気負圧発生範囲(スロットルバルブ2の吸気下流側で、高い吸気負圧が発生する範囲)の吸気通路7の内部とを接続して、多量のEGRガスをエンジン3へ戻すことを得意とする排気ガス再循環装置であり、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路7の吸気下流側へ戻す高圧EGR流路23を備えている。具体的に、この実施例の高圧EGR流路23は、排気通路8側がエキゾーストマニホールドに接続され、吸気通路7側がインテークマニホールド1に接続されるものである。
高圧EGR流路23の途中には、高圧EGR流路23の開度を調整することでEGRガスの流量調整を行なう高圧EGR調整弁24と、吸気側に戻されるEGRガスの冷却を行なう高圧EGRクーラ25と、吸気側に戻されるEGRガスを高圧EGRクーラ25から迂回させる高圧クーラバイパス26と、高圧EGRクーラ25と高圧クーラバイパス26の切り替えを行なう高圧EGRクーラ切替弁27とが設けられている。
なお、図1に示す高圧EGR装置21は具体的な一例であり、例えば高圧EGRクーラ25を用いないなど、適宜変更可能なものである。
低圧EGR装置22は、低排気圧範囲(DPF17の排気下流側で、低い排気圧が発生する範囲)の排気通路8の内部と、低吸気負圧発生範囲(スロットルバルブ2の吸気上流側で、低い吸気負圧が発生する範囲)の吸気通路7の内部とを接続して、少量のEGRガスをエンジン3に戻すことを得意とする排気ガス再循環装置であり、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路7の吸気上流側に戻す低圧EGR流路28を備えている。具体的に、この実施例の低圧EGR流路28は、排気通路8側がDPF17より排気下流側の排気管に接続されるものであり、吸気通路7側がターボチャージャのコンプレッサ14より吸気上流側の吸気管11に接続されるものである。
また、低圧EGR装置22には、低圧EGR流路28の開度を調整することでEGRガスの流量調整を行なう低圧EGR調整弁29と、吸気側に戻されるEGRガスの冷却を行なう低圧EGRクーラ30とが設けられている。
この実施例に示す低圧EGR装置22には、「低圧EGR装置22を用いて多量のEGRガスを吸気通路7へ戻す運転領域」において、低圧EGR流路28のEGRガスの取入口の排気圧を高める排気絞り弁31が設けられている。
なお、排気絞り弁31に代えて、「吸気通路7と低圧EGR流路28の接続部」の吸気通路7の上流側に負圧発生用の絞り弁を用いるものであっても良い。
また、低圧EGR装置22を搭載せず、高圧EGR装置21(従来より一般にEGR装置と呼ばれているもの)だけを搭載するものであっても良い。
高圧EGR装置21および低圧EGR装置22に搭載される各電気機能部品は、ECU(エンジン・コントロール・ユニットの略)によって制御される。
このECUは、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置(ROMやRAM等のメモリ)、入力回路、出力回路等の機能を含んで構成される周知構造のマイクロコンピュータを搭載するエンジン制御用の電子制御装置である。
そして、このECUは、記憶装置に格納された制御プログラムと、種々のセンサ信号(乗員の操作信号、各種検出センサ信号等)とに基づいて、エンジン3の運転制御(燃料噴射制御など)、および高圧EGR装置21と低圧EGR装置22の運転制御を行なうものである。
〔サージタンク4内に水やオイルが溜まる理由1〕
エンジン3の吸排気システムには、上述したように、吸気管11の途中にインタークーラ15が設けられている。
このため、インタークーラ15により吸気が冷却されることで発生した凝縮水の一部が、吸気流によって吸気下流側へ飛散し、吸気管11内を伝ってサージタンク4内に侵入して、サージタンク4内に溜まる可能性がある。
〔サージタンク4内に水やオイルが溜まる理由2〕
また、エンジン3の吸排気システムには、上述したように、ブローバイガス還元装置が設けられ、サージタンク4の吸気上流側にブローバイガスが戻される。
このため、ブローバイガスに含まれる水やオイルが、サージタンク4内に溜まる。
〔サージタンク4内に水やオイルが溜まる理由3〕
さらに、エンジン3の吸排気システムは、上述したように、高圧EGR装置21と低圧EGR装置22が設けられており、吸気通路7内にEGRガスが戻される。
特に、多量のEGRガスを吸気通路7へ戻すことを得意とする高圧EGR装置21は、サージタンク4と吸気ブランチ5との接続部の近傍にEGRガスを戻す。
高圧EGR装置21がEGRガスをインテークマニホールド1内へ戻す部位を、図2(b)を参照して具体的に説明する。
インテークマニホールド1には、各吸気ブランチ5毎にEGRガスを分配供給するEGRガス分配手段が設けられている。
このEGRガス分配手段は、高圧EGR流路23のEGRガスの下流端部に接続されて各吸気ブランチ5にEGRガスを導くガス分配通路32を備えるとともに、このガス分配通路32の内部と各吸気ブランチ5の内部とをそれぞれ独立して連通させる複数のガス分岐通路33を備える。
ガス分配通路32およびガス分岐通路33は、図2(b)に示すように、インテークマニホールド1の上部に設けられるものであり、ガス分岐通路33におけるEGRガスの排出口は、サージタンク4と吸気ブランチ5との接続部の上部に開口するように設けられている。
このように設けられることで、ガス分岐通路33から吸気側へ戻されたEGRガスは、吸気の流れに乗って吸気ブランチ5内に導かれる。
しかるに、吸気脈動等により吸気の流れ方向とは逆方向に吸気が戻される「吹き戻し」が生じると、ガス分岐通路33から吸気側へ戻されたEGRガスがサージタンク4内に侵入する。
このため、EGRガスに含まれる水やオイルが、サージタンク4の下部に溜まる可能性がある。
〔実施例1の背景技術〕
上記「理由1〜3」で示したように、インタークーラ15による凝縮水、ブローバイガスやEGRガスによる水やオイルが、サージタンク4の下部に溜まる可能性がある。
そして、図2(b)に示すように、サージタンク4と吸気ブランチ5との接続部の下縁が、サージタンク4の下部より上側に設けられる場合では、サージタンク4の下部に溜まった水やオイルをエンジン3に吸わせることができない。
〔実施例1の特徴技術1〕
そこで、この実施例1のインテークマニホールド1には、サージタンク4の下部に溜まる水やオイルを吸気ブランチ5内へ吸い上げて、エンジン3に吸わせるための連通管6が設けられている。
この連通管6は、サージタンク4の吸気下流側をバイパスさせて、サージタンク4の下部(底部)から吸気ブランチ5内へ吸気を導くバイパス管であり、サージタンク4の下部(底部)で開口する下部開口6aと、吸気ブランチ5内(あるいは、サージタンク4の吸気下流と吸気ブランチ5との接続部)において開口する上部開口6bとを連通する。なお、連通管6の内径寸法は、下部開口6aと上部開口6bとの圧力差によって、サージタンク4の下部に溜まった水やオイルを効率的に吸い上げることのできる径に設定されるものである。
この実施例に示す連通管6は、図2に示すように、サージタンク4を成す樹脂材料によって一体に成形されている。また、この実施例における連通管6は、図2(a)に示すように、各吸気ブランチ5毎に対応して設けられる。なお、連通管6は、1つのサージタンク4に対して1つ以上設けられるものであれば良い。
〔実施例1の特徴技術2〕
図2(b)に示すように、サージタンク4の吸気下流と吸気ブランチ5との接続部には、吸気の流れ方向が変わる曲り部34が設けられている。
このように、サージタンク4の吸気下流と吸気ブランチ5との接続部に曲り部34が設けられる場合、図3(a)に示すように、エンジン運転中の吸気行程時には、「曲り部34の内側」を通過した吸気が「吸気ブランチ5側の壁面(内側)」から離れる方向に向かって流れる。
その結果、「曲り部34の内側」の「吸気ブランチ5側の壁面」に、圧力が低下する気流剥離部{図3(a)中、ハッチングで示す部分}Aが生じ、気流剥離部Aには負圧が生じる。
そこで、この実施例では、連通管6の上部開口6bを、図3(a)に示すように、気流剥離部Aに設けている。
〔実施例1の特徴技術3〕
エンジン3の吸気行程を模して、吸気ブランチ5の吸気下流側から空気を吸引すると、図3(b)に示すように吸気ブランチ5の通路断面が矩形形状を呈する場合では、気流剥離部Aによる負圧が吸気ブランチ5の角部Bにおいて大きく発生する。
そこで、この実施例では、連通管6の上部開口6bを、気流剥離部Aで、且つ矩形形状の角部B(具体的には、角部Bに近い曲り部34の下面)に設けている。
(実施例1の効果)
この実施例1のインテークマニホールド1は、上述したように、サージタンク4の吸気下流側をバイパスして、サージタンク4の下部と吸気ブランチ5の内部とを連通する連通管6を設けている。
これにより、エンジン運転中の吸気行程時には、通路断面積が比較的小さい吸気ブランチ5内に吸気の吸い込みが作用するため、サージタンク4内に比較して吸気ブランチ5内に負圧が生じる(第1負圧発生作用)。
また、エンジン運転中の吸気行程時には、吸気が「通路断面積の大きいサージタンク4」から「通路断面積の小さい吸気ブランチ5」を通ってエンジン3の気筒内に吸い込まれる。この通路断面積の違いから、「サージタンク4内を流れる吸気」より「吸気ブランチ5内を流れる吸気」が速く流れる。そして、この吸気の流速差によって、サージタンク4内に比較して吸気ブランチ5内に負圧が生じる(第2負圧発生作用)。
さらに、この実施例では、サージタンク4の吸気下流と吸気ブランチ5との接続部に曲り部34が設けられており、吸気の流れによって、「曲り部34の内側」の「吸気ブランチ5側の壁面」に気流剥離部Aが生じる(第3負圧発生作用)。
そしてさらに、この実施例では、吸気ブランチ5の通路断面が矩形形状に設けられており、気流剥離部Aによる負圧は吸気ブランチ5の角部Bにおいて大きくなる(第3負圧発生作用の増強作用)。
そして、この実施例では、上記「第1〜第3負圧発生作用」および「第3負圧発生作用の増強作用」の全てが得られる位置に、連通管6の上部開口6bを設けている。
即ち、この実施例では、図3(a)、(b)に示すように、
(i)「サージタンク4の吸気下流と吸気ブランチ5との接続部」の吸気ブランチ5側であり、
(ii)また、「曲り部34の内側」の「吸気ブランチ5側の壁面」の気流剥離部Aであり、
(iii)さらに、吸気ブランチ5の角部Bに、
連通管6の上部開口6bを設けている。
このため、上記「第1〜第3負圧発生作用」および「第3負圧発生作用の増強作用」により、「連通管6の下部開口6a(サージタンク4の下部側の開口部)」と「連通管6の上部開口6b(吸気ブランチ5側の開口部)」との間に大きな圧力差が生じ、結果的に連通管6の内部にはサージタンク4側から吸気ブランチ5に向かう「流体の吸い上げ力」が生じる。
これにより、サージタンク4の下部に水やオイルが存在すると、その水やオイルが連通管6を介して吸気ブランチ5内に吸い上げられる。このため、サージタンク4の下部の水やオイルをエンジン3に吸い込ませることができる。
また、連通管6の両端(下部開口6aおよび上部開口6b)は、共にスロットルバルブ2の吸気下流側において開口するものであって、連通管6はスロットルバルブ2をバイパスさせない。このため、連通管6が吸気量制御に影響を与えることがない。
図4を参照して実施例2を説明する。なお、以下に示す各実施例において、上記実施例1と同一符号は同一機能物を示すものである。
上記の実施例1では、吸気管11の途中(スロットルバルブ2の上流)にインタークーラ15を配置する例を示した(図1参照)。
これに対し、この実施例2は、インテークマニホールド1内に形成されるサージタンク4の内部に水冷式のインタークーラ15を挿入配置するものである。
このように、サージタンク4の内部にインタークーラ15を配置すると、インタークーラ15で吸気が冷やされて発生する凝縮水がサージタンク4に溜り易くなる。
しかるに、この実施例2のインテークマニホールド1には、実施例1で示した連通管6を設けているため、サージタンク4内で発生した凝縮水を連通管6で吸気ブランチ5内に吸い上げることができる。即ち、サージタンク4内で発生した凝縮水をエンジン3に吸わせることができ、サージタンク4内で凝縮水が溜まってゆく不具合を回避することができる。
図5を参照して実施例3を説明する。
図5(a)に示すように、サージタンク4の最下点αよりも、連通管6の屈曲部における天方向の最下点βが上方に存在する場合、サージタンク4の底の広い範囲に凝縮水が溜まった状態になってから、凝縮水の液面が、屈曲部における天方向の最下点βに達する。 すると、凝縮水によって連通管6が塞がれ、連通管6に作用している「流体の吸い上げ力」が「サージタンク4の底の広い範囲に溜まった凝縮水」に作用し、「サージタンク4の底の広い範囲に溜まった凝縮水」を一気に吸い上げ、ウォーターハンマー現象や、白煙が発生する可能性がある。
そこで、この実施例3では、図5(b)に示すように、連通管6の下部に、サージタンク4の最下点αよりも下方へ向けて曲折する下方屈曲部35を設け、この下方屈曲部35における天方向の最下点βをサージタンク4の最下点αより下方に設けている。
このように設けることにより、「下方屈曲部35に溜まった凝縮水」の液面が、下方屈曲部35における天方向の最下点βに達することで、「下方屈曲部35に溜まった凝縮水」を吸い上げることができる。
このように、連通管6を介して吸い上げられる「水やオイルの量」を、下方屈曲部35によってコントロールすることができる。
このため、連通管6を介して「大量の凝縮水」が一気に吸い上げられる不具合を回避することができ、ウォーターハンマー現象や白煙の発生を防ぐことができる。
図6を参照して実施例4を説明する。
この実施例4は、下方屈曲部35の形状を、実施例3の形状とは異なる形状に設けたものである。
このように、下方屈曲部35の形状は限定されるものではなく、適宜変更可能なものである。
図7を参照して実施例5を説明する。
連通管6の上部開口6bは、吸気ブランチ5の内壁面において開口して設けられている。
そして、この実施例5は、吸気ブランチ5の内壁に、上部開口6bから吸気下流方向に伸びる案内溝36を設けたものである。
なお、図7では、案内溝36が吸気下流方向に向かって徐々に幅が狭くなり、且つ徐々に浅くなる扇形状の溝を設ける例を示すが、溝形状は限定されるものではなく、適宜変更可能なものである。
このように、上部開口6bから吸気下流方向に向かう案内溝36を吸気ブランチ5の内壁に設けたことにより、上部開口6bから凝縮水が排出される状態において、上部開口6bから水滴が膨らみ出るように膨出する凝縮水が案内溝36によって吸気下流方向に案内される。これにより、連通管6によって吸い上げられた凝縮水がエンジン3側に流れ易くなり、吸い上げた凝縮水をエンジン3側に効率的に導くことができる。
上記の実施例では、連通管6をインテークマニホールド1と一体の部品で設ける例を示したが、連通管6を別部材で設け、サージタンク4の底部に設けた接続口(下部開口6aが設けられる接続口)と、吸気ブランチ5に設けた接続口(上部開口6bが設けられる接続口)とを、別部材で設けた連通管6で接続するものであっても良い。
本発明は、ディーゼルエンジンのインテークマニホールド1に適用されるものであっても良いし、ガソリンエンジンのインテークマニホールド1に適用されるものであっても良い。もちろん、他の燃料(アルコール燃料等)を用いたインテークマニホールド1に本発明を適用するものであっても良い。
上記実施例で開示したブローバイガスの排出口やEGRガスの排出口が設けられる部位は、具体的な一例であって、限定されるものではない。
1 インテークマニホールド
2 スロットルバルブ
3 エンジン
4 サージタンク
5 吸気ブランチ
6 連通管
6a 下部開口
6b 上部開口
15 インタークーラ
34 曲り部
35 下方屈曲部
36 案内溝
A 気流剥離部
B 角部
α サージタンクの最下点
β 下方屈曲部における天方向の最下点

Claims (6)

  1. エンジン(3)に吸い込まれる吸気量の調整を行なうスロットルバルブ(2)の吸気下流側に設けられて通路断面積が拡大してなるサージタンク(4)と、
    このサージタンク(4)に接続されて前記エンジン(3)の気筒内に吸気を導く吸気ブランチ(5)とを具備し、
    車両搭載時における前記サージタンク(4)と前記吸気ブランチ(5)との接続部の下縁が、車両搭載時における前記サージタンク(4)の下部より上側に設けられる車両用インテークマニホールド(1)において、
    この車両用インテークマニホールド(1)は、
    車両搭載時における前記サージタンク(4)の下部で開口する下部開口(6a)と、
    前記吸気ブランチ(5)内、あるいは前記サージタンク(4)の吸気下流と前記吸気ブランチ(5)との接続部において開口する上部開口(6b)とを連通し、
    車両搭載時における前記サージタンク(4)の下部の吸気を、前記サージタンク(4)の吸気下流側をバイパスさせて前記吸気ブランチ(5)の内部へ直接導く連通管(6)を備えることを特徴とする車両用インテークマニホールド。
  2. 請求項1に記載の車両用インテークマニホールド(1)において、
    前記サージタンク(4)の吸気下流と前記吸気ブランチ(5)との接続部は、吸気の流れ方向が変わる曲り部(34)を備え、
    前記上部開口(6b)は、吸気が前記曲り部(34)を流れることで生じる気流剥離部(A)において開口することを特徴とする車両用インテークマニホールド。
  3. 請求項2に記載の車両用インテークマニホールド(1)において、
    前記サージタンク(4)の吸気下流に接続する部位の前記吸気ブランチ(5)は、吸気の通路断面が矩形形状を呈するものであり、
    前記上部開口(6b)は、前記気流剥離部(A)で、且つ矩形形状の角部(B)において開口することを特徴とする車両用インテークマニホールド。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用インテークマニホールド(1)において、
    車両搭載時における前記連通管(6)の下部には、前記サージタンク(4)の最下点((α)よりも下方へ向けて曲折する下方屈曲部(35)が設けられ、
    この下方屈曲部(35)における天方向の最下点(β)は、前記サージタンク(4)の最下点(α)より下方に設けられることを特徴とする車両用インテークマニホールド。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用インテークマニホールド(1)において、
    前記上部開口(6b)は、前記吸気ブランチ(5)の内壁面に開口し、
    前記吸気ブランチ(5)の内壁には、前記上部開口(6b)から吸気下流方向に伸びる案内溝(36)が設けられることを特徴とする車両用インテークマニホールド。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車両用インテークマニホールド(1)において、
    前記サージタンク(4)の内部には、当該サージタンク(4)内を通過する吸気を冷却するインタークーラ(15)が配置されることを特徴とする車両用インテークマニホールド。
JP2010050827A 2010-03-08 2010-03-08 車両用インテークマニホールド Expired - Fee Related JP5440271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010050827A JP5440271B2 (ja) 2010-03-08 2010-03-08 車両用インテークマニホールド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010050827A JP5440271B2 (ja) 2010-03-08 2010-03-08 車両用インテークマニホールド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011185147A true JP2011185147A (ja) 2011-09-22
JP5440271B2 JP5440271B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=44791736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010050827A Expired - Fee Related JP5440271B2 (ja) 2010-03-08 2010-03-08 車両用インテークマニホールド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5440271B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139746A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気管構造
JP2014169632A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関のインタークーラ凝縮水排出装置
JP2015025394A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP2015055181A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP2015124687A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP2015124688A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP2015124689A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP2016114044A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 三菱自動車工業株式会社 インタークーラ
JP2016114043A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 三菱自動車工業株式会社 インタークーラ
JP2016118114A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 三菱自動車工業株式会社 インタークーラ
JP2016121542A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 三菱自動車工業株式会社 インテークマニホールド
WO2017022823A1 (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 エンジン
JP2020008025A (ja) * 2019-10-18 2020-01-16 ヤンマー株式会社 エンジン装置
JP2021099032A (ja) * 2019-12-19 2021-07-01 株式会社クボタ ディーゼルエンジンの吸気装置
EP3896275A1 (en) * 2020-04-17 2021-10-20 Mazda Motor Corporation Intake passage structure of in-vehicle engine
CN115217692A (zh) * 2021-11-25 2022-10-21 广州汽车集团股份有限公司 进气歧管积水导出结构、方法及控制系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55130018U (ja) * 1979-03-09 1980-09-13
JP2004052681A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Kawasaki Heavy Ind Ltd エンジンの吸気構造
JP2005226476A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Toyota Motor Corp 吸気通路内蓄積オイルの排出構造
FR2922962A1 (fr) * 2007-10-24 2009-05-01 Valeo Systemes Thermiques Dispositif de recuperation et d'evacuation de produits de condensation d'un flux d'air d'admission
JP2009127536A (ja) * 2007-11-23 2009-06-11 Aisan Ind Co Ltd 樹脂製吸気装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55130018U (ja) * 1979-03-09 1980-09-13
JP2004052681A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Kawasaki Heavy Ind Ltd エンジンの吸気構造
JP2005226476A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Toyota Motor Corp 吸気通路内蓄積オイルの排出構造
FR2922962A1 (fr) * 2007-10-24 2009-05-01 Valeo Systemes Thermiques Dispositif de recuperation et d'evacuation de produits de condensation d'un flux d'air d'admission
JP2009127536A (ja) * 2007-11-23 2009-06-11 Aisan Ind Co Ltd 樹脂製吸気装置

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139746A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気管構造
JP2014169632A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関のインタークーラ凝縮水排出装置
JP2015025394A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP2015055181A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
US9528427B2 (en) 2013-12-26 2016-12-27 Mazda Motor Corporation Intake system for engine
JP2015124687A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP2015124688A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
JP2015124689A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 マツダ株式会社 エンジンの吸気装置
DE102014018765A1 (de) 2013-12-26 2015-07-16 Mazda Motor Corp. Einlasssystem für Motor und Verfahren zum Steuern der Strömungsgeschwindigkeit von Ansaugluft
DE102014018765B4 (de) 2013-12-26 2019-09-19 Mazda Motor Corp. Einlasssystem für Motor und Verfahren zum Steuern der Strömungsgeschwindigkeit von Ansaugluft
JP2016114044A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 三菱自動車工業株式会社 インタークーラ
JP2016114043A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 三菱自動車工業株式会社 インタークーラ
JP2016118114A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 三菱自動車工業株式会社 インタークーラ
JP2016121542A (ja) * 2014-12-24 2016-07-07 三菱自動車工業株式会社 インテークマニホールド
WO2017022823A1 (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 エンジン
US10480463B2 (en) 2015-08-06 2019-11-19 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Engine
JP2020008025A (ja) * 2019-10-18 2020-01-16 ヤンマー株式会社 エンジン装置
JP2021099032A (ja) * 2019-12-19 2021-07-01 株式会社クボタ ディーゼルエンジンの吸気装置
EP3896275A1 (en) * 2020-04-17 2021-10-20 Mazda Motor Corporation Intake passage structure of in-vehicle engine
CN115217692A (zh) * 2021-11-25 2022-10-21 广州汽车集团股份有限公司 进气歧管积水导出结构、方法及控制系统
CN115217692B (zh) * 2021-11-25 2023-11-03 广州汽车集团股份有限公司 进气歧管积水导出结构、方法及控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5440271B2 (ja) 2014-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5440271B2 (ja) 車両用インテークマニホールド
US8459224B2 (en) Air intake apparatus for vehicle
US10337398B2 (en) Blowby gas treatment device for internal combustion engine with supercharger
JP5478399B2 (ja) エンジンのブローバイガス還流装置
JP5505267B2 (ja) 吸気冷却装置
EP3517767B1 (en) Engine intake and exhaust system and engine equipped therewith
JP6332177B2 (ja) 内燃機関のブローバイガス還流装置
US9103269B2 (en) Charge air cooler duct system and method
JP6213424B2 (ja) 内燃機関
JP5964285B2 (ja) 内燃機関
JP2012140868A (ja) エンジンの制御装置
JP2014015876A (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP2017002827A (ja) エンジンの清浄装置
JP2008082291A (ja) エンジンの吸気装置
US9074563B2 (en) Engine system having a condensate bypass duct
JP4742970B2 (ja) 内燃機関の排気還流装置
JP5999324B2 (ja) 内燃機関の吸気系構造
CN216588829U (zh) 进气装置
JP5886691B2 (ja) 吸気マニホールド
CN106437942B (zh) 持续新鲜空气曲轴箱通风
JP4798497B2 (ja) 内燃機関におけるセンサ洗浄装置
JP7413734B2 (ja) ガス流量算出方法
JP5577836B2 (ja) 内燃機関のブローバイガス処理装置
WO2015152404A1 (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射装置
JP4962306B2 (ja) 内燃機関の吸気装置および吸気方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131202

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5440271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees