JP2016121542A - インテークマニホールド - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気センサの検出精度の向上を図る。【解決手段】冷却部44の吸気通路部を通ることによって冷却された吸気は、EGR導入管38からEGRガス供給開口3802を介して供給されるEGRガスと混合され複数の下流吸気路56から各吸気ポートへ導入される。ここで、EGR導入管38が空間部の内部に設けられ空間部で吸気が流れる方向と交差する方向に延在しているため、空間部を流れる吸気がEGR導入管38にぶつかり、吸気の流れにおけるEGR導入管38の下流側の箇所においてカルマン渦が生じる。このカルマン渦により、吸気とEGRガスとの混合が促進され、EGRガスと吸気とが十分に混合されるので、吸気の流れる方向でEGR導入管38の下流側に設けらた吸気センサ40の検出精度を高める上で有利となる。【選択図】図3

Description

本発明は、インテークマニホールドに関する。
エンジンに吸気を導入するインテークマニホールドとして、EGRガスが導入されるものが提供されている(特許文献1参照)。
このインテークマニホールドでは、サージタンク内にEGR配管の先端部が挿入され、先端部の開口からサージタンク内にEGRガスが供給され、サージタンク内でEGRガスと吸気とが混合され、EGRガスが混合された吸気がエンジンの各吸気ポートに供給される。
特開2009−203920号公報
このようなインテークマニホールドに吸気の性状を検出する吸気センサを設ける場合、吸気センサの検出精度を確保するためには、EGRガスが充分に混合された状態の吸気を吸気センサで検出することが重要である。
しかしながら、上記従来技術では、サージタンク内部の何れの箇所に吸気センサを設けられば、EGRガスが充分に混合された吸気を検出できるかが不明であり、吸気センサの検出精度の向上を図る上で改善の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、吸気センサの検出精度の向上を図る上で有利なインテークマニホールドを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、単一の空間部と、前記単一の空間部に連通しシリンダヘッドの各吸気ポートに接続される複数の下流吸気路とを有し、EGR導入管が設けられたインテークマニホールドであって、前記EGR導入管は、前記空間部の内部に設けられ前記空間部で吸気が流れる方向と交差する方向に延在しその延在方向に間隔をおいた複数箇所にEGRガス供給開口が形成され、前記空間部の内部に、前記吸気の流れる方向で前記EGR導入管の下流側に吸気の性状を検出する吸気センサが設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記インテークマニホールドは、吸気入口部と、前記吸気入口部に続き吸気を冷媒で冷却しインタークーラを構成する冷却部と、前記冷却部に続く吸気出口部とを有し、前記単一の空間部と前記複数の下流吸気路は前記吸気出口部に設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記EGR導入管は、前記単一の空間部を形成する壁面から離れていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記単一の空間部を構成する壁面で互いに対向する壁面のうちの一方の壁面が、前記空間部で吸気が流れる方向に沿って前記空間部の断面積を小さくする傾斜面で形成され、前記EGR導入管は前記傾斜面に設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記単一の空間部を構成する壁面のうち前記EGR導入管が配置された側の前記壁面に前記吸気センサが設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、空間部を流れる吸気がEGR導入管にぶつかり、吸気の流れにおけるEGR導入管の下流側の箇所においてカルマン渦が生じる。このカルマン渦により、吸気とEGRガスとの混合が促進され、EGRガスと吸気とが十分に混合されるので、吸気センサの検出精度を高める上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、冷却部で発生する凝縮水がEGR導入管から供給される高温のEGRガスによって加熱され蒸発されるため、吸気出口部に滞留する凝縮水の量を抑制することができ、吸気通路の断面積が凝縮水によって低下してエンジンの出力低下を招くことを防止する上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、カルマン渦がより多く発生することにより、吸気とEGRガスとの混合が促進され、EGRガスと吸気とが十分に混合されるので、吸気センサの検出精度を高める上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、吸気とEGRガスとの混合をより促進でき、EGRガスと吸気との混合をより充分に行えるため、吸気センサの検出精度を高める上でより一層有利となる。
請求項5記載の発明によれば、カルマン渦によって充分に混合されたEGRガスと吸気とは、EGR導入管が配置された壁面に沿って確実に吸気センサまで導かれるため、吸気センサの検出精度を高める上でより一層有利となる。
第1の実施の形態のインテークマニホールドが適用されたエンジンの構成を示す説明図である。 第1の実施の形態のインテークマニホールドの斜視図である。 図2のAA線断面図である。 インテークマニホールドにおけるEGR導入管および吸気センサの配置を説明する斜視図である。 第2の実施の形態のインテークマニホールドの断面図であり、図2のAA線断面図に対応している。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明のインテークマニホールドが適用されたエンジンの構成について説明する。
本実施の形態では、エンジンがディーゼルエンジンである場合について説明する。なお、本発明はガソリンエンジンにも無論適用可能である。
図1に示すように、エンジン10は、エンジン本体12と、吸気通路14と、排気通路16と、過給機18と、低圧EGR装置20と、高圧EGR装置22と、本発明に係るインテークマニホールド24とを含んで構成されている。
エンジン本体12は、シリンダヘッド1202と、シリンダブロック1204とを含んで構成されている。
シリンダヘッド1202に燃焼室が形成され、シリンダブロック1204にピストンを収容する複数の気筒(シリンダ室)が形成されている。
吸気通路14は、吸気管1402と、インテークマニホールド24と、エンジン本体12の吸気ポートとを含んで構成されている。
吸気管1402には、吸気の上流側から下流側に向かって、エアクリーナ1410、低圧スロットル1412、コンプレッサ1802、高圧スロットル1414がこれらの順に設けられている。
排気通路16は、エンジン本体12の排気ポートと、エキゾーストマニホールド1604と、排気管1602とを含んで構成されている。
排気管1602には、排気の上流側から下流側に向かって、タービン1804、排気ガス浄化装置26がこれらの順に設けられている。
過給機18は、コンプレッサ1802とタービン1804とで構成され、排気管1602を通る排気ガスのエネルギーによりタービン1804が回転されることでコンプレッサ1802を回転させ吸気管1402の吸気を圧縮して高圧の吸気としてエンジン本体12に供給するものである。
低圧EGR装置20は、排気ガス浄化装置26から排出される排気ガスを低圧EGRガスとしてコンプレッサ1802の上流側の吸気管1402の箇所に還流するものである。
低圧EGR装置20は、低圧EGRガスを還流する低圧EGR通路2002を備え、低圧EGR通路2002には、低圧EGRガスに含まれる異物(排気系製造時の溶接スパッタやスラグ、触媒片、DPF片など)を除去するEGRフィルタ2004と、低圧EGRガスを冷却する空冷式の低圧EGRクーラ2006と、低圧EGRガスの還流量を制御する低圧EGRバルブ2008とを含んで構成されている。
高圧EGR装置22は、タービン1804の上流側の排気管1604の箇所から取り出した排気ガスをEGRガス(高圧EGRガス)としてコンプレッサ1802の下流側に位置するインテークマニホールド24に還流するものである。
高圧EGR装置22は、排気管1602とインテークマニホールド24とを接続してEGRガスを還流する高圧EGR通路2202と、高圧EGRバルブ2204とを含んで構成されている。
次に、インテークマニホールド24について詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態のインテークマニホールドが適用されたエンジンの構成を示す説明図であり、図2は第1の実施の形態のインテークマニホールドの斜視図であり、図3は図2のAA線断面図である。また、図4はインテークマニホールドにおけるEGR導入管および吸気センサの配置を説明する斜視図である。
インテークマニホールド24は、吸気路36と、EGR導入管38と、吸気センサ40とを含んで構成されている。
吸気路36は、エンジン10に吸気を導入するものである。
本実施の形態では、インテークマニホールド24は、吸気入口部42と、吸気入口部42に続く冷却部44と、冷却部44に続く吸気出口部46とを備えている。
したがって、吸気路36は、吸気入口部42と、冷却部44の不図示の吸気通路部と、吸気出口部46とによって構成されている。
インテークマニホールド24は、ボデー34を有し、図中、符号Wはボデー34の幅方向、符号Hはボデー34の高さ方向、符号Lはボデー34の長さ方向を示す。
冷却部44は、吸気を冷媒で冷却するものであり、インタークーラを構成している。本実施の形態では、冷却部44は、インテークマニホールド24に一体的に設けられている。
冷却部44は、互いに並設された複数の吸気通路部と不図示の複数の冷媒路とを含んで構成されている。
吸気通路部は、冷媒により吸気が冷却される部分であり、ボデー34の内部でボデー34の長さ方向Lに延在し吸気入口部42と吸気出口部46とを接続している。
図1に示すように、冷媒路には、ラジエータ28と電動ウォータポンプ30とが冷却水通路32を介して接続され、電動ポンプにより冷却水がラジエータ28と前記冷媒路との間で循環される。これにより、複数の吸気通路部を流れる吸気を冷却することで加熱された冷却水がラジエータ28で冷却される。
また、本実施の形態では、冷却部44は、冷媒として冷却水を用いるが、冷媒として冷却水以外の従来公知の様々な冷媒ガス、冷却液を用いてもよいことは無論である。
図2に示すように、吸気入口部42および吸気出口部46は、ボデー34の延在方向の両端に設けられ、シリンダヘッド1202の端面に複数の気筒の吸気ポートの開口が直線状に並べられた方向の幅と、この幅よりも小さい寸法の高さとを有して横長状を呈している。
本実施の形態では、ボデー34はアルミ鋳物により成形されている。
ボデー34がアルミ鋳物により成形されることにより以下の効果が奏される。
1)耐食性に優れるため、冷却部44で生成された酸性の凝縮水による腐食を回避でき耐久性の向上を図る上で有利となる。
2)熱伝導率が高いため、冷却効率の向上を図る上で有利となる。
3)成形時、砂中子により表面がざらざらになるため、熱伝達率の向上を図れ、したがって冷却効率の向上を図る上で有利となる。
4)ボデー34を板金を用いて構成した場合に比較して溶接やカシメ接合が不要となるため、接合部分の破損による冷却水の漏れ出しを防止でき信頼性の向上を図る上で有利となる。
5)ボデー34を板金を用いて構成した場合に比較して接合部分のスペースを省くことで小型化を図る上で有利となる。
ボデー34の長さ方向Lの他端に冷媒入口部48が設けられ、ボデー34の長さ方向Lの一端に冷媒出口部50が設けられている。
冷媒入口部48は、冷却水が供給される部分であり、冷媒入口部48には電動ウォータポンプ30の吐出口が接続され、冷媒入口部48に供給された冷却水は冷媒路に導入される。
冷媒出口部50は、冷媒路から冷却水を排出する部分であり、ボデー34の長さ方向Lの一方の端部において、吸気入口部42の吸気下流側に隣接して設けられ、冷媒出口部50はラジエータ28に接続されている。
冷媒路は、吸気通路部に沿ってボデー34の長さ方向Lに延在し冷媒入口部48と冷媒出口部50とを接続している。
なお、冷却部44を構成する吸気通路部および冷媒路の構造は、限定されるものではなく、従来公知の様々な吸気通路部および冷媒路の構造が採用可能である。
吸気入口部42と吸気出口部46はボデー34に一体に成形されている。
図2に示すように、吸気入口部42の下部には、吸気管1402の上流端が接続されている。
図3、図4に示すように、吸気出口部46は、ボデー34の高さH方向の両端に位置する上壁5402および下壁5404と、ボデー34の幅W方向の両端に位置する一対の側壁5406(図4参照)とを有し、それら壁部5402、5404、5406の端部に、シリンダヘッド1202の端面に取着されるフランジ5408が形成されている。
図3に示すように、吸気出口部46は、冷却部44に続く上流出口部46Aと、上流出口部46Aに続く下流出口部46Bとを有している。
上流出口部46Aは、複数の吸気通路部の下流端が位置するボデー34の壁面52と、上壁5402、下壁5404、一対の側壁5406の内側で形成されている。上流出口部46Aは、ボデー34の幅W方向の全域に延在しつつ、また、高さH方向の寸法を下流側出口部46Bに近づくにつれて減少させつつ長さL方向に延在している。
したがって、上流側出口部46は単一の空間部で形成されている。
下流出口部46Bは、図4に示すように、ボデー34の幅W方向に仕切られた複数の下流吸気路56で構成されている。
複数の下流吸気路56の上流端は、上流出口部46Aの下流端に連通し、すなわち、単一の空間部に連通し、複数の下流吸気路56の下流端は、シリンダヘッド1202の端面に開口する各吸気ポートに接続される。
図3に示すように、上流出口部46Aの上壁5402は、下流出口部46Bに近づくにつれて次第に下壁5404に近づく傾斜面5402Aで形成されている。
したがって、単一の空間部を構成する壁面で互いに対向する壁面のうちの一方の壁面が、空間部で吸気が流れる方向に沿って空間部の断面積を小さくする傾斜面5402Aで形成されている。
下流出口部46Bの上壁5402は、傾斜面5402Aの下端に接続され下端と同じ高さで形成されている。
図3、図4に示すように、EGR導入管38は、空間部の内部に設けられ空間部で吸気が流れる方向と交差する方向に延在し、本実施の形態では、EGR導入管38は、傾斜面5402Aに設けられている。
EGR導入管38は、その一端がEGRガス導入口62に接続され、他端が閉塞されている。
EGRガス導入口58は、ボデー34の延在方向の他端でボデー34の幅W方向の一端である右側面に形成され、EGRガス導入口58には高圧EGR通路2202(図1参照)が接続されている。
EGR導入管38は、その延在方向に間隔をおいた複数箇所にEGRガス供給開口3802が形成されており、本実施の形態では、各EGRガス供給開口3802は、空間部を流れる吸気の流れの下流側に向かって開口している。
吸気センサ40は、吸気の性状を検出するものである。吸気センサ40として、吸気に含まれる酸素濃度を検出する酸素濃度センサ、あるいは、吸気の温度を検出する温度センサなど従来公知の様々なセンサが使用可能である。
吸気センサ40は、空間部の内部に、吸気の流れる方向でEGR導入管38の下流側に設けられている。
本実施の形態では、吸気センサ40は、単一の空間部を構成する壁面のうちEGR導入管38が配置された傾斜面5402A側である上壁5402の上面に設けられている。
また、複数の気筒を有するエンジンでは、各気筒への吸気は所定の順序で行なわれる。したがって、複数の下流吸気路56にはシリンダヘッドの各吸気ポートへの吸気がなされる順に負圧が作用する。
ここで、例えば、図4の開口を左から順にP1、P2、P3、P4とし、開口P2、P3、P4が第1気筒、第2気筒、第3気筒、第4気筒に対応するものとすると、吸気は、開口P1、P3、P4、P2の順に行なわれる。したがって、開口P1、P3、P4、P2に対応した下流吸気路56に順に負圧が生じる。
そのため、開口P2とP3の間に吸気センサ40を配置すると、順に発生する負圧の影響を受けにくくなり、吸気の性状を正確に検出する上で有利となる。そこで、本実施の形態では、中間の2つの下流吸気路56の間に対応する上壁5402の箇所に吸気センサ40が配置されている。
次に作用効果について説明する。
エンジン10の運転中、吸気は、インテークマニホールド24の吸気入口部42から冷却部44に導入される。
この際、高圧EGRバルブ2204が開となり、EGRガス導入口58から導入されたEGRガスがEGR導入管38からEGRガス供給開口3802を介して空間部の内部で吸気に供給される。
冷却部44の吸気通路部を通ることによって冷却された吸気は、EGR導入管38からEGRガス供給開口3802を介して供給されるEGRガスと混合され複数の下流吸気路56から各吸気ポートへ導入される。
ここで、EGR導入管38が空間部の内部に設けられ空間部で吸気が流れる方向と交差する方向に延在しているため、空間部を流れる吸気がEGR導入管38にぶつかり、吸気の流れにおけるEGR導入管38の下流側の箇所においてカルマン渦が生じる。
このカルマン渦により、吸気とEGRガスとの混合が促進され、EGRガスと吸気とが十分に混合されるので、吸気の流れる方向でEGR導入管38の下流側に設けらた吸気センサ40の検出精度を高める上で有利となる。
また、本実施の形態では、インテークマニホールド24は、吸気入口部42と、吸気入口部42に続き吸気を冷媒で冷却しインタークーラを構成する冷却部44と、冷却部44に続く吸気出口部46とを有し、単一の空間部と複数の下流側吸気路56が吸気出口部46に設けられている。
したがって、冷却部44で吸気が冷却される際に発生する凝縮水が冷却部44から吸気出口部46に排出された場合に、この凝縮水がEGR導入管38から供給される高温のEGRガスによって加熱され蒸発される。そのため、吸気出口部40に滞留する凝縮水の量を抑制することができ、吸気通路の断面積が凝縮水によって低下してエンジン10の出力低下を招くことを防止する上で有利となる。
また、本実施の形態では、インテークマニホールド24が吸気を冷媒により冷却する冷却部44を備えるため、走行風で吸気を冷却する冷却部(インタークーラ)をインテークマニホールド24とは別に設ける場合に比較して、冷却部44に接続される吸気通路部分の短縮化を図る上で有利となる。
そのため、アクセルを踏み込んだときのエンジンの応答性の向上を図れ、また、上記吸気通路部分が占有するスペースのコンパクト化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、単一の空間部を構成する壁面で互いに対向する壁面のうちの一方の壁面が、空間部で吸気が流れる方向に沿って空間部の断面積を小さくする傾斜面5402Aで形成され、EGR導入管38は傾斜面5402Aに設けられている。
したがって、傾斜面5402Aに沿って流れる吸気がEGR導入管38にぶつかりやすくなるため、EGR導入管38の下流側の箇所においてカルマン渦を効率よく発生させることができる。
そのため、吸気とEGRガスとの混合をより促進でき、EGRガスと吸気との混合をより充分に行えるため、吸気センサ40の検出精度を高める上でより一層有利となる。
また、本実施の形態では、単一の空間部を構成する壁面のうちEGR導入管38が配置された側の壁面に吸気センサ40が設けられている。
したがって、カルマン渦によって充分に混合されたEGRガスと吸気とは、EGR導入管38が配置された側の壁面に沿って確実に吸気センサ40まで導かれるため、吸気センサ40の検出精度を高める上でより一層有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
図5は第2の実施の形態のインテークマニホールドの断面図であり、図2のAA線断面図に対応している。
なお、以下の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の部分、部材については同一の符号を付してその説明を省略する。
第1の実施の形態では、EGR導入管38が単一の空間部を構成する壁面である傾斜面5402Aに設けられていたのに対して、第2の実施の形態では、EGR導入管38は、前記単一の空間部を形成する壁面から離れた箇所に設けられている点が第1の実施の形態と異なっている。
したがって、第2の実施の形態では、空間部を流れる吸気がEGR導入管38にぶつかることで、吸気は、EGR導入管38とこのEGR導入管38の上方に位置する壁面との間を通る上側の流れと、EGR導入管38の下方を通る下側の流れとの2つの流れを生じる。
したがって、吸気の流れにおけるEGR導入管38の下流側の箇所において、EGR導入管38の上側の流れによるカルマン渦とEGR導入管38の下側の流れによるカルマン渦とが発生することになる。
そのため、カルマン渦がより多く発生することにより、吸気とEGRガスとの混合が促進され、EGRガスと吸気とが十分に混合されるので、吸気の流れる方向でEGR導入管38の下流側に設けらた吸気センサ40の検出精度を高める上で有利となる。
なお、実施の形態では、インテークマニホールド24が冷却部44と一体的に構成されている場合について説明したが、冷却部44は、インテークマニホールド24と別体に構成され、インテークマニホールド24の上流側に配置されていてもよい。
24 インテークマニホールド
38 EGR導入管
40 吸気センサ
42 吸気入口部
44 冷却部
46 吸気出口部
46A 上流側出口部
46B 下流側出口部
5402 上壁
5402A 傾斜面
56 下流吸気路

Claims (5)

  1. 単一の空間部と、前記単一の空間部に連通しシリンダヘッドの各吸気ポートに接続される複数の下流吸気路とを有し、EGR導入管が設けられたインテークマニホールドであって、
    前記EGR導入管は、前記空間部の内部に設けられ前記空間部で吸気が流れる方向と交差する方向に延在しその延在方向に間隔をおいた複数箇所にEGRガス供給開口が形成され、
    前記空間部の内部に、前記吸気の流れる方向で前記EGR導入管の下流側に吸気の性状を検出する吸気センサが設けられている、
    ことを特徴とするインテークマニホールド。
  2. 前記インテークマニホールドは、吸気入口部と、前記吸気入口部に続き吸気を冷媒で冷却しインタークーラを構成する冷却部と、前記冷却部に続く吸気出口部とを有し、
    前記単一の空間部と前記複数の下流吸気路は前記吸気出口部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のインテークマニホールド。
  3. 前記EGR導入管は、前記単一の空間部を形成する壁面から離れている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のインテークマニホールド。
  4. 前記単一の空間部を構成する壁面で互いに対向する壁面のうちの一方の壁面が、前記空間部で吸気が流れる方向に沿って前記空間部の断面積を小さくする傾斜面で形成され、
    前記EGR導入管は前記傾斜面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のインテークマニホールド。
  5. 前記単一の空間部を構成する壁面のうち前記EGR導入管が配置された側の前記壁面に前記吸気センサが設けられている、
    ことを特徴とする請求項4記載のインテークマニホールド。
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