JP2011163425A - クラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】深穴部からオイルが排出され易く、深穴部周辺の摩擦ディスクとクラッチディスクの潤滑性、冷却性が向上するクラッチ装置。
【解決手段】摩擦ディスク12を相互回転不能且つクラッチ軸芯Y方向に摺動自在に支持するクラッチアウタ7と、クラッチディスク11を相互回転不能且つクラッチ軸芯方向に摺動自在に支持するクラッチセンタ10と、クラッチセンタと係合するクラッチスプリング24を収容する深穴部21が形成されたプレッシャプレート20とを備えるクラッチ装置1において、深穴部は、クラッチスプリングを受ける坐面22aをなす底部22と、少なくとも一部がクラッチ軸芯と平行な円筒軸芯Zを有する円筒形状をなして内面側25aをクラッチ軸芯側に向けた壁部25とで構成され、クラッチスプリングを壁部の内面側に収容するとともに、壁部の内面側と外面側25bとを連通する連通部27を備えたことを特徴とするクラッチ装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関を備えたパワーユニットのクラッチ装置に関する。
一般に、内燃機関を備えたパワーユニットの湿式多板クラッチ装置において、クラッチアウタの回転でオイルを掻き上げて、クラッチ装置の潤滑、冷却を行うものでは、内燃機関の静止時にはパワーユニットケース内下方に溜まったオイルに、クラッチアウタ下部が浸る状態にある。
しかし、一旦内燃機関が起動し回転数が上がれば、オイルはオイルポンプによって各潤滑、冷却箇所に送られて、オイルレベルが下降し、また、クラッチアウタの回転による遠心力で外周側に飛散するので、クラッチ装置へのオイルの供給が十分でなくなるため、パワーユニットケース内に霧状、飛沫状となったオイルをクラッチカバー内面に捕捉し、クラッチ内部に導くことが行われる。
自動二輪車等に搭載される、内燃機関を備えたパワーユニットの湿式多板クラッチ装置として、プレッシャプレートに潤滑、冷却のためのオイル取込用の穴を形成するものが、例えば下記特許文献1に示されている。
特許文献1に示されるクラッチ装置においては、プレッシャプレートに複数形成されるコイルスプリング(クラッチスプリング)装着用の深穴部の間に、オイル取込用の穴を形成し、その穴にオイル取込用のリブを連設することにより、クラッチアウタで掻き上げたオイルをクラッチ内部に導くものとしている。
特開平10−274256号公報(図2、図3)
しかしながら、上記特許文献1に示されるように、オイルをプレッシャプレートの内部に取り込むと、遠心力でプレッシャプレートの深穴部にオイルが入り込んで溜まり、排出され難いという問題があった。
本発明は、上記のごとき問題を解消することを目的とするものであり、深穴部からオイルが排出され易く、深穴部周辺の摩擦ディスクとクラッチディスクの潤滑性、冷却性が向上するクラッチ装置を提供することを課題とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、摩擦ディスクを相互回転不能且つクラッチ軸芯方向に摺動自在に支持するクラッチアウタと、クラッチディスクを相互回転不能且つクラッチ軸芯方向に摺動自在に支持するクラッチセンタと、同クラッチセンタと係合するクラッチスプリングを収容する深穴部が形成されたプレッシャプレートとを備えるクラッチ装置において、前記深穴部は、前記クラッチスプリングを受ける坐面をなす底部と、少なくとも一部が前記クラッチ軸芯と平行な円筒軸芯を有する円筒形状をなして内面側を前記クラッチ軸芯側に向けた壁部とで構成され、前記クラッチスプリングを前記壁部の内面側に収容するとともに、前記壁部の内面側と外面側とを連通する連通部を備えたことを特徴とするクラッチ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクラッチ装置において、前記連通部は、前記底部から、前記深穴部の円筒軸芯の方向に延出して形成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のクラッチ装置において、前記連通部が、前記プレッシャプレートをその中心軸方向に見て、同プレッシャプレートの中心軸と前記深穴部の円筒軸芯とを結ぶ線より、同プレッシャプレートの回転方向前側に位置したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のクラッチ装置において、前記連通部が、前記プレッシャプレートをその中心軸方向に見て、前記深穴部の円筒軸芯を通る前記プレッシャプレートの中心軸周りの円より外側に位置したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のクラッチ装置において、前記深穴部は、複数設けられ、それらの円筒軸芯は、前記プレッシャプレートをその中心軸方向に見て、同中心軸周りの同一円上に配置されたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のクラッチ装置において、前記プレッシャプレートの外側を覆うクラッチカバーの内面に、その組付けられた状態で、クラッチ軸芯から外周上方に向かって延出するリブが設けられ、前記プレッシャプレートの中心に設けられた開口部内に、前記リブの下方端が突出されたことを特徴とする。
請求項1の発明のクラッチ装置によれば、内面側をクラッチ軸芯側に向けた壁部の内面側と外面側を連通部によって連通することで、深穴部に入ったオイルが、壁部の内面側に溜まることなく、外面側に排出され易くなり、深穴部周辺の摩擦ディスクおよびクラッチディスクの潤滑性および冷却性が向上し、ディスク滑り寿命が向上する。
請求項2の発明のクラッチ装置によれば、請求項1の発明の効果に加え、連通部を、プレッシャプレートを製造する際に、鋳抜きによって形成できるので、別途の連通部加工作業が不要となり、クラッチ装置の製造コストを低減できる。
請求項3の発明のクラッチ装置によれば、請求項1または請求項2の発明の効果に加え、プレッシャプレートの回転による遠心力で連通部から外面側に排出されたオイルを、効果的に、摩擦ディスクとクラッチディスクに指向させることができる。
請求項4の発明のクラッチ装置によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明の効果に加え、プレッシャプレートの回転による遠心力で連通部から外面側に排出されたオイルを、より効果的に、摩擦ディスクとクラッチディスクに指向させることができる。
請求項5の発明のクラッチ装置によれば、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明の効果に加え、摩擦ディスクとクラッチディスクに、より均一にオイルが供給される。
請求項6の発明のクラッチ装置によれば、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明の効果に加え、クラッチカバーの内側で飛散しているオイルを、クラッチカバー内面で捕捉しリブによって導いて集め、リブの下方端から、プレッシャプレートの中心の開口部内に供給することができ、確実にオイルをプレッシャプレート上に導くことができる。
本発明の一実施形態に係るクラッチ装置の、隣接する変速機等の一部を加えて示す断面図である。 本実施形態のクラッチ装置の要部拡大断面図である。なお、図2中のプレッシャプレートは、図4中D−D矢視によって示されるが、C部分のみは図4中E−E矢視によって示される。 図1中A−A矢視により、クラッチカバーのみを示す、クラッチカバー内面図である。 図1中B−B矢視により、プレッシャプレートのみを示す、プレッシャプレート内面図である。 図4中D−D矢視による、プレッシャプレートの縦断面図である。なお、図5中、C部分のみは図4中E−E矢視によって示される。
図1から図5に基づき、本発明の一実施形態に係るクラッチ装置につき説明する。
なお、本実施形態のクラッチ装置1は、自動二輪車やバギー等に搭載される、内燃機関を備えたパワーユニット100に設けられた湿式多板クラッチ装置であるが、本発明は搭載する車両、パワーユニットの用途を限定するものではなく、据え置き用のパワーユニットにおいて適用することを除外するものでもない。また、パワーユニットを構成する内燃機関の種類、気筒数等を限定するものでもない。
なお、図において、「LH」、「RH」、「UP」と記載した矢印は、車載時のパワーユニット100の配置において、車両進行方向に見て、それぞれ左方向、右方向、上方向を示す。また、各機器、部材上に記入した小矢印は、潤滑、冷却用のオイルの流れ方向を、模式的に示すものである。
図1は、車載時、クランク軸2の軸芯Xおよびメイン軸4の軸芯Yが平行に、略水平に配向されるパワーユニットにおけるクラッチ装置1を、隣接する変速機3等の一部を加えて示す断面図である。
本実施形態においてメイン軸4は、車幅方向(図示左右方向)に指向して配置されるが、本発明はメイン軸が車両進行方向に配置されたものにでも適用できる。
また、図1に示す本実施形態において、クラッチ装置1は、全容を図示しないパワーユニット100の左右パワーユニットケース101L、101Rに軸支されたクランク軸2から、左右パワーユニットケース101L、101R内に備えられた変速機3のメイン軸4へ向かう回転動力伝達経路上に配置され、変速機3のメイン軸4は、クランク軸2上に配設されたプライマリドライブギア5から、クラッチ装置1を介して、クランク軸2の回転動力を伝達されるように構成されている。
また、クラッチ装置1は、右パワーユニットケース101Rに取り付けられた右クランクケースカバー102Rの開口部103において、右クランクケース101Rより右方(図示右方)に突出したメイン軸4に取付けられ、開口部103は、クラッチ装置1の外側を覆うクラッチカバー110で塞がれている。
クラッチ装置1は、運転者の変速操作に応じて、変速機3のギア切換え中にはクランク軸2の回転動力を変速機3のメイン軸4に伝達せず、ギア切換えが終了するとともに回転動力をメイン軸4に伝達する。
変速機3は、クランク軸2と平行に配置され左右パワーユニットケース101L、101Rに軸支されたメイン軸4とカウンタ軸6とを備え、両軸4、6は、それぞれのギア群4a、6aを、ギア切換えに即して作動、連結される。カウンタ軸6はパワーユニットの出力軸となっている。
以下、図2を参照して、本実施形態のクラッチ装置1を説明する。
クラッチ装置1は、変速機3のメイン軸4に回転自在に支承される有底円筒状のクラッチアウタ7を備えており、クラッチアウタ7の底部外側(図示右側)に、プライマリドライブギア5と噛合するプライマリドリブンギア8が取り付けられる。そして、比較的小径のプライマリドライブギア5と、プライマリドライブギア5よりも大きい径のプライマリドリブンギア8とから、1次減速装置が構成される。
したがって、クラッチ装置1の軸芯(クラッチ軸芯)は、メイン軸4の軸芯Yと同じである。
クラッチアウタ7の内側には、メイン軸4にスプライン嵌合してナット9で固着される
有底円筒状のクラッチセンタ10が配設されている。クラッチセンタ10の周壁部10aの外周側に、相互回転不能且つクラッチ軸芯Y方向摺動可能に、複数枚のクラッチディスク11が支持されている。
また、クラッチアウタ7の周壁部7aの内周側には、相互回転不能且つクラッチ軸芯Y方向摺動可能に、複数枚の摩擦ディスク12が支持され、クラッチディスク11とクラッチ軸芯Y方向に交互に重ねられている。
これらのクラッチディスク11と摩擦ディスク12とのうち最も外側(図示右側)に位置する摩擦ディスク12には、プレッシャプレート20が当接して設けられ、クラッチセンタ10の受圧部10bと協働して、クラッチディスク11と摩擦ディスク12とを挟持している。
クラッチセンタ10の環状平板部10cにはプレッシャプレート20側に向けて複数個の突出部13(図1、2中には1個のみ示される)が形成され、突出部13の先端中心にはねじ孔13aが設けてある。
一方、プレッシャプレート20には、クラッチセンタ10の環状平板部10c側に向けて凹む複数個の深穴部21(図1、2中には1個のみ示される)が設けられ、深穴部21の底部22には貫通孔23が設けてある。
突出部13は、プレッシャプレート20の深穴部21の貫通孔23に挿通されて、深穴部21内へ突出している。突出部13のねじ孔13aに螺着されたボルト14で固定されたワッシャ15と、プレッシャプレート20の深穴部21の底部22に形成される坐面22aとの間に、クラッチスプリング(コイルばね)24が縮設される。
また、クラッチセンタ10の周壁部10aには、その内周側と外周側とを連通する連通孔16が複数、穿設されている。
プレッシャプレート20は、クラッチスプリング24によって内方(図示左方)に押圧されるので、クラッチディスク11と摩擦ディスク12とをクラッチセンタ10の受圧部10aの方へ押し、クラッチ装置1を接続するよう常に付勢される。
プレッシャプレート20の押圧力で、クラッチディスク11と摩擦ディスク12とは互いに摩擦係合し、クラッチアウタ9の回転力がクラッチセンタ10に伝達され、クラッチセンタ10の回転に応じてメイン軸4が一体回転する。
メイン軸4には軸芯Yと同芯に中空孔40が設けられ、クラッチ作動軸41が挿通されている。中空孔40のクラッチ装置1側(図示右側)の端部にはメイン軸4端に開口するシリンダ状の拡孔部42が設けられ、拡孔部42には、押圧部材43が軸方向摺動自在に挿入されている。
押圧部材43には、拡孔部42に挿入された側に、挿入された状態で軸芯Yと同芯となる嵌合穴44が設けられ、クラッチ作動軸41のクラッチ装置1側(図示右側)の端部が挿入嵌装される。クラッチ作動軸41の図示しない他端(図示左端)は、図示しないクラッチ操作機構に連結されている。
押圧部材43の、嵌合穴44と反対側の外端部43aには、嵌合穴44と同芯にオイル受け穴45が穿設されて開口している。オイル受け穴45の底部は、嵌合穴44とは連通せず、垂直に設けられたオイル出し孔45aで押圧部材43の側面に開口する。
また、押圧部材43のオイル受け穴45を設けた外側面には、側面周囲を軸芯Y周りに囲むようにフランジ部46が凸設されている。
一方、プレッシャプレート20は、クラッチ装置1が組付けられた状態において、その中心軸Y′が、クラッチ軸芯Yと実質的に同じく位置し、その中心部に中心軸Y′方向に貫通する開口部28を有する。
その状態で、押圧部材43の外端部43aは、プレッシャプレート20の開口部28内に位置するとともに、押圧部材43のフランジ部46が、プレッシャプレート20の開口部28の周囲内面28aにベアリング47を介して当接している。
クラッチ作動軸41が、図示していないクラッチ操作機構によって、軸方向外方(矢印Pの方向)へ押されると、クラッチ作動軸41は、押圧部材43とベアリング47を介してプレッシャプレート20をクラッチ外方(軸芯Y方向の図示右方)へ押す。
プレッシャプレート20は、クラッチスプリング24の付勢力に抗してクラッチ外方へ移動すると、クラッチディスク11と摩擦ディスク12に対する加圧プレート20の押圧力が減少し、クラッチディスク11と摩擦ディスク12の間の摩擦係合が解除される。この時、クラッチアウタ7の回転力はクラッチセンタ10に伝達されなくなり、クラッチ装置1が遮断状態となる。
次に、クラッチ操作機構によるクラッチ外方への押圧力が解除されると、クラッチスプリング24によって、プレッシャプレート20は押圧部材43とクラッチ作動軸41を押し戻して、クラッチ内方(軸芯Y方向の図示左方)へ移動するので、クラッチディスク11と摩擦ディスク12に対するプレッシャプレート20の押圧力が回復し、クラッチ装置1は接続状態に戻る。
クラッチカバー110は、右クランクケースカバー102Rの開口部103において、クラッチ装置1の外側を覆っているが、図3にも示されるように、組付けられた状態で、その内面111に、クラッチ軸芯Yと重なる中心部Oから外周上方に向かって延出するリブ112が設けられている。
リブ112の下方端は、クラッチカバー110の中心部Oにおいて、プレッシャプレート20側に向けて突出する突出部113を形成しており、突出部113は上方が開いた樋状をなしている。
突出部113は、プレッシャプレート20の中心部に設けられた開口部28内に突出して位置する。したがって、突出部113は、開口部28内に位置する押圧部材43の外端部43aに設けられたオイル受け穴45の端部開口内にまで挿入されている。
以下、プレッシャプレート20につき、図4、図5を参照して説明する。
プレッシャプレート20には、上述のようにクラッチセンタ10と係合するクラッチスプリング24を収容する深穴部21が形成される。
深穴部21は、クラッチスプリング24を受ける坐面22aをなす底部22と、一部がクラッチ軸芯Yと平行な円筒軸芯Zを有する円筒形状をなしてその内面側25aをクラッチ軸芯Y側に向けた壁部25とで構成されるが、壁部25は、クラッチ軸芯Y側の一部分が開口する切欠き部26を有している。
また、深穴部21は、クラッチスプリング24を、壁部25の内面側25aに収容するとともに、壁部25の内面側25aと外面側25bとを連通する連通部27を備えている。
連通部27は、底部22から、深穴部21の円筒軸芯Zと平行な中心線Wをもってその方向に壁部25に延出して形成される。したがって、連通部27は、プレッシャプレート20を製造する際に、深穴部21等と一体に鋳抜きによって形成される。
プレッシャプレート20の中心軸Y′は、組付けられた状態で、公差分や組立て上のクリアランス等を除けば、メイン軸4の軸芯、すなわちクラッチ軸芯Yと略同芯である。
プレッシャプレート20の中心部には、その中心軸Y′に沿って貫通する開口部28が設けられ、そのクラッチ内方側の周囲内面28aは、上述のように、ベアリング47を介して押圧部材43と当接する。
プレッシャプレート20には、図4に示すように、4箇所、深穴部21が設けられ、それらの円筒軸芯Zは、プレッシャプレート20をその中心軸Y′方向に見て、中心軸Y′周りの同一円S上に配置されている。
また、連通部27はその中心軸Wが、プレッシャプレート20をその中心軸Y′方向に見て、プレッシャプレート20の中心、すなわち中心軸Y′と、深穴部21の円筒軸芯Zとを結ぶ線Tより、プレッシャプレート20の回転方向R前側(本実施形態では、線Tから円筒軸芯Z周りに、R方向に図示角度α回転前進させた位置:α=45°)に位置している。
そして、連通部27はその中心軸Wが、プレッシャプレート20をその中心軸Y′方向に見て、深穴部21の円筒軸芯Zを通るプレッシャプレート20の中心軸Y′周りの円Sより外側に位置している。
すなわち、連通部27の中心軸Wが円筒軸芯Z周りに位置する仮想的な円Uが、円Sと交わる点までの上記円Sの外側の範囲(本実施形態では、円Sの外側において、中心軸Wを、線Tから円筒軸芯Z周りにR方向に図示角度αmaxまで回転させる範囲)内としている。
以上のような本実施形態のクラッチ装置1によれば、パワーユニット100の内燃機関の起動時には、クラッチアウタ7がオイルを掻き上げるが、内燃機関の回転数が上がれば、クラッチ装置1へのオイル供給は主に、霧状、飛沫状となったオイルをクラッチカバー110の内面110で捕捉し、特に、クラッチディスク11、摩擦ディスク12に導くことで行われる。
図2を参照して説明すると、霧状、飛沫状となったオイルは、クラッチカバー110内面で捕捉され、クラッチ軸芯Yから外周上方に向かって延出するリブ112によって導かれて、その下方端に設けられた突出部113へ集められ、突出部113が突出して位置するプレッシャプレート20の中心部の開口部28内に流入する。
開口部28内に供給されたオイルの一部は、回転しているプレッシャプレート20による遠心力で、開口部28からプレッシャプレート20の表面をラジアル方向に伝って流れ、その一部が深穴部21内に流れ込み、他の一部はさらにプレッシャプレート20の外周端に向け流れて、クラッチディスク11、摩擦ディスク12に至る。
開口部28に供給されたオイルの他の一部は、開口部28内に挿入されている押圧部材43のオイル受け穴45内に供給され、クラッチセンタ10、プレッシャプレート20とともに回転している押圧部材43による遠心力で、オイル出し穴45aから、プレッシャプレート20とクラッチセンタ10との間の空間にラジアル方向に流出する。
深穴部21の壁部25は、クラッチ軸芯Y側の一部分が開口する切欠き部26を有しているので、オイル出し穴45aからラジアル方向に流出したオイルの一部は、切欠き部26から深穴部21内に流れ込み、他の一部は深穴部21をかわしてクラッチセンタ10の周壁部10aの内周側に至る。
周壁部10aには、その内周側と外周側とを連通する連通孔16が複数、穿設されているので、オイルは、回転している周壁部10aによる遠心力で、連通孔16を通って、クラッチディスク11、摩擦ディスク12に至る。あるいは、周壁部10aの縁部から、クラッチディスク11、摩擦ディスク12に至る。
一方、上記いずれの経路をとっても、深穴部21に流入したオイルに関しては、深穴部21の壁部25の一部が、クラッチ軸芯Yと平行な円筒軸芯Zを有する円筒形状をなしてその内面側25aをクラッチ軸芯Y側に向けているので、もし従来装置であれば、オイルは壁部25の内面側25aに遠心力によって保持されて溜まり、排出され難いという問題があった。その場合、深穴部21の周辺のクラッチディスク11、摩擦ディスク12へのオイル供給が低下する恐れもあった。
しかし、図2(および図4、図5)に示されるように、本実施形態の深穴部21においては、壁部25の内面側25aと外面側25bとを連通する連通部27を備えているので、深穴部21に入ったオイルは、壁部25の内面側25aに溜まることなく、プレッシャプレート20の回転による遠心力で連通部27から外面側25bに容易に排出される。
排出されたオイルは、クラッチセンタ10の周壁部10aの連通孔16を通って、あるいは、周壁部10aの縁部から、クラッチディスク11、摩擦ディスク12に至り、潤滑、冷却に供される。
その結果、深穴部21周辺の摩擦ディスク12とクラッチディスク11の潤滑性および冷却性が向上し、ディスク滑り寿命が向上した。また、オイルの循環性が向上し、オイルの有効利用がなされた。
また、連通部27は、深穴部21の底部22から、深穴部21の円筒軸芯Zの方向に延出して形成されたので、連通部27を、プレッシャプレート20を製造する際に、鋳抜きによって同時に形成できるため、別途の連通部27加工作業が不要となり、クラッチ装置1の製造コストを低減できた。
また、プレッシャプレート20をその中心軸Y′方向に見て、連通部27が、プレッシャプレート20の中心軸Y′と深穴部21の円筒軸芯Zとを結ぶ線Tより、プレッシャプレート20の回転方向R前側に位置されたので、プレッシャプレート20の回転による遠心力で連通部27から外面側25bに排出されたオイルを、回転しているプレッシャプレート20の連通部27から、上記の線Tの方向外周側に位置する摩擦ディスク12とクラッチディスク11に、効果的に指向させることができた。
また、プレッシャプレート20をその中心軸Y′方向に見て、連通部27が、深穴部21の円筒軸芯Zを通るプレッシャプレート20の中心軸Y′周りの円Sより外側に位置されたので、連通部27がクラッチ軸芯Yから外周方向に向く範囲に位置するものとなるため、プレッシャプレート20の回転による遠心力で連通部27から外面側25bに排出されたオイルを、より効果的に、摩擦ディスク12とクラッチディスク11に指向させることができた。
また、深穴部21が、複数設けられ、それらの円筒軸芯Zは、プレッシャプレート20をその中心軸Y′方向に見て、中心軸Y′周りの同一円S上に配置されたので、摩擦ディスク12とクラッチディスク11に、より均一にオイルが供給された。
またさらに、プレッシャプレート20の外側を覆うクラッチカバー110の内面に、その組付けられた状態で、クラッチ軸芯Yから外周上方に向かって延出するリブ112が設けられ、プレッシャプレート20の中心部Oに設けられた開口部28内に、リブ112の下方端の突出部113が突出されたので、クラッチカバー110の内側で飛散しているオイルを、クラッチカバー110の内面111で捕捉しリブ112によって導いて集め、リブ112の下方端の突出部113から、プレッシャプレート20の開口部28内に供給することができ、確実にオイルをプレッシャプレート20上に導くことができた。
以上、本発明を上記実施形態に基づき説明したが、本発明は、上記実施形態で示された態様に限定されることはなく、その要旨の範囲で多様な形態の実施を含むものである。
例えば、本実施形態では、本発明の請求項5で加わる構成のように、深穴部21が、複数設けられ、それらの円筒軸芯Zが同一円S上に配置されたものが示されるが、上記実施形態の構成の連通部27、壁部25等を備える深穴部21は、クラッチ装置において単数の場合であっても、また、複数が同一円S上になく配置されたものであっても、請求項1から請求項4の発明は有効に実施されて作用効果を奏し、さらに、請求項6の構成を加えた発明も有効に実施されて作用効果を奏することは勿論である。尤も、請求項5の構成を加えたものは、より効果的に本発明を実施でき、その作用効果を奏する。
1…クラッチ装置、2…クランク軸、3…変速機、4…メイン軸、4a…ギア群、5…プライマリドライブギア、6…カウンタ軸、6a…ギア群、7…クラッチアウタ、7a…周壁部、8…プライマリドリブンギア、9…ナット、10…クラッチセンタ、10a…周壁部
、10b…受圧部、10c…環状平板部、11…クラッチディスク、12…摩擦ディスク、13…突出部、13a…ねじ孔、14…ボルト、15…ワッシャ、16…連通孔、20…プレッシャプレート
、21…深穴部、22…底部、22a…坐面、23…貫通孔、24…クラッチスプリング、25…壁部、25a…内面側、25b…外面側、26…切欠き部、27…連通部、28…開口部、28a…周囲内面、40…中空孔、41…クラッチ作動軸、42…拡孔部、43…押圧部材、43a…外端部、44…嵌合穴、45…オイル受け穴、45a…オイル出し孔、46…フランジ部、47…ベアリング、100…パワーユニット、101L…左パワーユニットケース、101R…右パワーユニットケース、102R…右パワーユニットケースカバー、103…開口部、110…クラッチカバー、111…内面、112…リブ、113…突出部、O…(クラッチカバーの)中心部、S…(中心軸Y′周りの円筒軸芯Zを通る)円、T…(中心軸Y′と円筒軸芯Zとを結ぶ)線、U…(中心軸Wが円筒軸芯Z周りに位置する仮想的な)円、W…(連通部の)中心軸、X…クランク軸芯、Y…クラッチ軸芯、(メイン軸の)軸芯、Y′…(プレッシャプレートの)中心軸、Z…(深穴部の)円筒軸芯

Claims (6)

  1. 摩擦ディスクを相互回転不能且つクラッチ軸芯方向に摺動自在に支持するクラッチアウタと、クラッチディスクを相互回転不能且つクラッチ軸芯方向に摺動自在に支持するクラッチセンタと、同クラッチセンタと係合するクラッチスプリングを収容する深穴部が形成されたプレッシャプレートとを備えるクラッチ装置において、
    前記深穴部は、前記クラッチスプリングを受ける坐面をなす底部と、
    少なくとも一部が前記クラッチ軸芯と平行な円筒軸芯を有する円筒形状をなして内面側を前記クラッチ軸芯側に向けた壁部とで構成され、
    前記クラッチスプリングを前記壁部の内面側に収容するとともに、前記壁部の内面側と外面側とを連通する連通部を備えたことを特徴とするクラッチ装置。
  2. 前記連通部は、前記底部から、前記深穴部の円筒軸芯の方向に延出して形成されたことを特徴とする請求項1記載のクラッチ装置。
  3. 前記連通部が、前記プレッシャプレートをその中心軸方向に見て、同プレッシャプレートの中心軸と前記深穴部の円筒軸芯とを結ぶ線より、同プレッシャプレートの回転方向前側に位置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のクラッチ装置。
  4. 前記連通部が、前記プレッシャプレートをその中心軸方向に見て、前記深穴部の円筒軸芯を通る前記プレッシャプレートの中心軸周りの円より外側に位置したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のクラッチ装置。
  5. 前記深穴部は、複数設けられ、それらの円筒軸芯は、前記プレッシャプレートをその中心軸方向に見て、同中心軸周りの同一円上に配置されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載のクラッチ装置。
  6. 前記プレッシャプレートの外側を覆うクラッチカバーの内面に、その組付けられた状態で、クラッチ軸芯から外周上方に向かって延出するリブが設けられ、前記プレッシャプレートの中心に設けられた開口部内に、前記リブの下方端が突出されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載のクラッチ装置。
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