JP2016109287A - 車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造 - Google Patents
車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造 Download PDFInfo
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Abstract
Description
12・・・クランクケース
25・・・変速機
26・・・クラッチ機構
29・・・入力軸
31・・・変速機用オイル通路
40・・・クラッチカバー
40a・・・クラッチ機構保護部
40b・・・延出部
47・・・クラッチアウタ
48・・・クラッチインナ
49・・・駆動摩擦板
50・・・被動摩擦板
55・・・レリーズロッド
55a・・・中央細径部
56・・・リフターピース
56a・・・端壁部
56b・・・円筒部
56c・・・係合部
56d・・・首部
57・・・クラッチレリーズ機構
61・・・支持筒部
62・・・オイル流通路
63・・・嵌合孔
64・・・支持筒部の上端開口縁部
64a・・・クラッチカバー側縁部
64b・・・クラッチ機構側縁部
65・・・窪み部
65a,65b・・・窪み部の側面
66・・・突出壁部
67・・・回転方向
68・・・挿入孔
69・・・突部
71・・・係止凹部
72・・・軸孔
73・・・連通孔
74・・・ベアリングである第2のニードルベアリング
77・・・クラッチ機構用オイル通路
78・・・オイル流入孔
79・・・オイル噴出孔
80・・・仕切キャップ
82・・・シール部材である第3のシール部材
E・・・内燃機関
P・・・パワーユニット
Claims (12)
- クランクシャフト(11)を回転自在に支持するクランクケース(12)を有する内燃機関(E)と、前記クランクシャフト(11)と平行に延びる入力軸(29)を有して前記クランクケース(12)内に収容される変速機(25)と、前記クランクシャフト(11)および前記入力軸(29)間の動力伝達を断・接するようにして前記クランクケース(12)の外方で前記入力軸(29)と同軸に配置されるクラッチ機構(26)と、前記クラッチ機構(26)を覆って前記クランクケース(12)に結合されるクラッチカバー(40)と、該クラッチカバー(40)に回動自在に支持されるレリーズロッド(55)ならびに該レリーズロッド(55)の回動に応じて前記入力軸(29)の軸方向に移動して前記クラッチ機構(26)の断・接を切替えるリフターピース(56)で構成されるクラッチレリーズ機構(57)とを備える車両用パワーユニットにおいて、前記クラッチカバー(40)の内壁に、上下方向に延びる前記レリーズロッド(55)の下部を回動自在に挿入する有底の支持筒部(61)が、前記レリーズロッド(55)との間にオイル流通路(62)を形成するとともにそのオイル流通路(62)の上端を開放するようにして一体に設けられ、前記オイル流通路(62)から前記クラッチ機構(26)側へのオイルの流通を可能とした形状に形成される前記リフターピース(56)の前記レリーズロッド(55)側の端部を軸方向移動可能に嵌合させる嵌合孔(63)が、前記支持筒部(61)内に通じるようにして前記支持筒部(61)の下部に設けられることを特徴とする車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記レリーズロッド(55)が、その軸方向両端部に比べて細径となる中央細径部(55a)を有するように形成され、その中央細径部(55a)の長手方向中間部が前記支持筒部(61)の上端開口縁部(64)に対応する位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記支持筒部(61)の上端開口縁部(64)が、前記クラッチカバー(40)の内壁に連なるクラッチカバー側縁部(64a)と、該クラッチカバー側縁部(64a)よりも下方に配置されて前記クラッチ機構(26)側に配置されるクラッチ機構側縁部(64b)とから成ることを特徴とする請求項2に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記クラッチカバー(40)の内壁に、前記支持筒部(61)よりも上方で前記レリーズロッド(55)の外周の一部を収容する窪み部(65)が形成され、その窪み部(65)の両側側面(65a,65b)のうち車両前進時の前記入力軸(29)の回転方向(67)に対向する側に臨む一方の側面(65a)に連なる突出壁部(66)が、前記クラッチカバー(40)の内壁から突出するようにして該クラッチカバー(40)に一体に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記クラッチカバー(40)が、前記クラッチ機構(26)を軸方向外側から覆うようにして椀状に形成されるクラッチ機構保護部(40a)と、少なくとも上方に延びるようにして前記クラッチ機構保護部(40a)から外側方に延出する延出部(40b)とを一体に有し、前記レリーズロッド(55)を挿入するようにして前記窪み部(65)に連なる挿入孔(68)を形成する突部(69)が前記延出部(40b)の上部に一体に形成されることを特徴とする請求項4に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記レリーズロッド(55)に、前記リフターピース(56)を係合させる係止凹部(71)と、前記レリーズロッド(55)の軸方向に延びるとともに下端部を前記係止凹部(71)に開口する軸孔(72)と、前記レリーズロッド(55)の外周および前記軸孔(72)間にわたるようにして前記レリーズロッド(55)の径方向に延びる連通孔(73)とが設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記連通孔(73)が、前記オイル流通路(62)に前記連通孔(73)の外端を通じさせるようにして前記支持筒部(61)の上端開口縁部(64)よりも下方で前記レリーズロッド(55)に設けられることを特徴とする請求項6に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記支持筒部(61)の上端開口縁部(64)および前記嵌合孔(63)間に配置されるベアリング(74)が、前記レリーズロッド(55)および前記支持筒部(61)間に介装され、前記連通孔(73)が前記ベアリング(74)よりも上方に配置されることを特徴とする請求項7に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記リフターピース(56)が、前記レリーズロッド(55)側の一端部に端壁部(56a)を有するとともに内部にクラッチ機構用オイル通路(77)を有して円筒状に形成される円筒部(56b)と、前記レリーズロッド(55)に回転可能に係合する円盤状の係合部(56c)と、前記円筒部(56b)よりも小径にして前記係合部(56c)および前記端壁部(56a)の中央部間を結ぶ中実の棒状である首部(56d)とを一体に有するように形成され、前記端壁部(56a)に、前記クラッチ機構用オイル通路(77)側に向かうにつれて相互に近接するように傾斜した複数のオイル流入孔(78)が設けられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記クラッチ機構(26)が、前記クランクシャフト(11)側から動力が伝達されるクラッチアウタ(47)に係合する複数の駆動摩擦板(49)と、前記入力軸(29)に連動、連結されるクラッチインナ(48)に係合して複数の前記駆動摩擦板(49)間に重合配置される複数の被動摩擦板(50)とを備え、軸方向で前記駆動摩擦板(49)および前記被動摩擦板(50)に対応する部分で前記リフターピース(56)の前記円筒部(56b)に、該円筒部(56b)の径方向に延びるオイル噴出孔(79)が設けられることを特徴とする請求項9に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記入力軸(29)が、前記変速機(25)にオイルを供給する変速機用オイル通路(31)を同軸に有するようにして円筒状に形成され、前記リフターピース(56)の前記円筒部(56b)がその一端部に前記端壁部(56a)を有して有底円筒状に形成され、前記円筒部(56b)の前記端壁部(56a)とは反対側の他端部が前記入力軸(29)に嵌合され、前記端壁部(56a)との間に前記クラッチ機構用オイル通路(77)を形成するとともに該クラッチ機構用オイル通路(77)を前記変速機用オイル通路(31)とは隔絶する仕切キャップ(80)が、前記円筒部(56b)の前記他端部に装着されることを特徴とする請求項10に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
- 前記リフターピース(56)の前記レリーズロッド(55)側の端部と、前記支持筒部(61)の下部との間には、前記リフターピース(56)を囲繞する環状のシール部材(82)が介装されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の車両用パワーユニットにおけるクラッチ機構用潤滑構造。
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---|---|---|---|---|
JP2018053853A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両用内燃機関 |
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2015
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JP7331574B2 (ja) | 2019-09-19 | 2023-08-23 | スズキ株式会社 | クラッチ装置 |
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