JP2011138053A - プロジェクタ及びプロジェクタに設置されたランプの冷却方法 - Google Patents

プロジェクタ及びプロジェクタに設置されたランプの冷却方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ランプの冷却系の設置に必要な領域を削減することができ、全体のサイズを低減したりデザインの自由度を高めたりすることが可能なプロジェクタ及びプロジェクタに設置されたランプの冷却方法を提供する。
【解決手段】互いに隣接して配置された光源である複数のランプが内蔵されたランプボックス110A,110Bと、ランプ近傍の空気を排出する、複数のランプに隣接して設置された一つの排気ファン102を備える。また、点灯したランプから排出された空気と、非点灯のランプから排出された空気とが接触して、両方の空気の温度を変化させる、ランプの空気の排出側に設置された伝熱部材104を更に備えてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタ及びプロジェクタに設置されたランプの冷却方法に関する。
映像を投写する表示装置であるプロジェクタは、高輝度のランプを光源として、例えば液晶パネルを透過した光をスクリーン等に照射する。プロジェクタには、二つのランプを備える2灯式といわれるものがある。そして、2灯式のプロジェクタには、二つのランプを同時に点灯して輝度を高めるものと、通常は片方のランプのみを点灯して使用し、他方のランプは予備として備えておく切替え式のものがある。
プロジェクタに内蔵されたランプは、点灯時に発熱するため、ランプやプロジェクタ内部が高温になる。そこで、プロジェクタには、給気ファンや排気ファン等の冷却系が設置されて、ランプやプロジェクタ内部が冷却される。
特許文献1は、2灯式のプロジェクタに関する技術が開示されており、二つのランプに一つずつ冷却ファンが設けられた構成が開示されている。
特開2007−108625号公報
ところで、従来の2灯式のプロジェクタは、図5及び図6に示すように、ランプが照明光学系20を間に挟んで対照的な位置関係で配置されている。図5は、従来のプロジェクタ10を示す平面図である。図6は、従来のプロジェクタ10を示す斜視図である。図5及び図6共に、プロジェクタ10の外装ケースを取り外した状態で、ベース40に設置された内部の主要な部品と排気ファン2A,2Bを概略的に示したものである。
従来のプロジェクタ10は、ランプボックス10A,10Bと、照明光学系20と、投射光学系30と、排気ファン2A,2B等を備える。2灯切替え式の場合、プロジェクタ10は、ランプボックス10A又はランプボックス10Bに内蔵されたランプから光が照射される。ランプボックス10A及びランプボックス10Bに内蔵されたランプは、光の照射方向が互いに向かい合うように配置される。ランプから照射された光は、照射光学系20で一度3原色(RGB)に分光され、分光された光が液晶パネルを透過した後、合成される。照射光学系20で合成された光は、投射光学系30を介して映像として図5の投射光学系30からの矢印方向にスクリーン等に投射される。
従来の2灯切替え式のプロジェクタ10は、照明光学系20における二つのランプボックス10A,10Bの中間位置で光路を切り替えるためのミラーを配置していた。このようなランプボックス10A,10Bの配置、照明光学系20の配置は、光学的設計が容易であった。しかし、二つのランプボックス10A,10Bが離れて配置されているため、プロジェクタ10全体のサイズが大きくなるという問題があった。
また、ランプボックス10A,10Bが離れているため、ランプボックス10A,10Bそれぞれにランプを冷却するための冷却系を構築する必要があった。特に、排気のための排気ファン2A,2Bは、ランプボックス10A,10Bのスリット12から排出される空気が効率よく排出されるように、ランプボックス10A,10Bの位置に合わせて構築する必要がある。その結果、少なくとも二つの排気ファン2A,2Bがランプボックス10A,10Bに近い外装ケース42に設置されることになり、複数の排気ファン2A,2Bの設置のために、プロジェクタ10に広い領域が占有されることになった。
また、プロジェクタ10外部に排出される空気の温度は、ユーザーや外部環境に対する影響を考慮して、低温であるほうがよい。しかし、従来のプロジェクタ10では、点灯して発熱したランプから排出される空気は、ランプボックス10A,10Bから排気ファン2A,2Bまでの距離が短いため、温度の低減が困難であり、比較的高温でプロジェクタ10の外部に排出されていた。更に、ランプの点灯又は非点灯による排気ファン2A,2Bの動作制御をしない場合、非点灯のランプから排出される空気は、温度変化がないにもかかわらず、排気ファン2A,2Bを無駄に動作させることになっていた。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ランプの冷却系の設置に必要な領域を削減することができ、全体のサイズを低減したりデザインの自由度を高めたりすることが可能な、新規かつ改良されたプロジェクタ及びプロジェクタに設置されたランプの冷却方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、互いに隣接して配置された光源である複数のランプと、ランプ近傍の空気を排出する、複数のランプに隣接して設置された一つの排気ファンを備える、プロジェクタが提供される。
点灯したランプから排出された空気と、非点灯のランプから排出された空気とが接触して、両方の空気の温度を変化させる、ランプの空気の排出側に設置された伝熱部材を更に備えてもよい。
上記ランプを内蔵する箱状のランプボックスを更に備え、ランプボックスは、ランプの空気の排出側に開口部が形成され、開口部の側壁は伝熱部材にランプから排出された空気が流れやすいように伝熱部材側に傾斜して形成されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、互いに隣接して配置された光源である複数のランプのうち一つのランプのみが点灯し、複数のランプに隣接して配置された一つの排気ファンが、点灯したランプ近傍の空気と、非点灯のランプ近傍の空気を混合して排出する、プロジェクタに設置されたランプの冷却方法が提供される。
上記ランプの空気の排出側に設置された伝熱部材が、点灯したランプから排出された空気と、非点灯のランプから排出された空気と接触して、両方の空気の温度を変化させてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、互いに隣接して配置された光源である複数のランプが点灯し、複数のランプに隣接して配置された一つの排気ファンが、点灯した複数のランプの近傍の空気を混合して排出する、プロジェクタに設置されたランプの冷却方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、ランプの冷却系の設置に必要な領域を削減することができ、全体のサイズを低減したりデザインの自由度を高めたりすることができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタ100を示す斜視図である。 同実施形態に係るプロジェクタ100を示す平面図である。 同実施形態に係るランプボックス110A,110Bを示す側面図(a)及び横断面図(b)である。 同実施形態に係る給気ファン106A,106Bと、ランプボックス110Aを示す縦断面図である。 従来のプロジェクタ10を示す平面図である。 従来のプロジェクタ10を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.一実施形態の構成
2.一実施形態の動作
<1.一実施形態の構成>
まず、本発明の一実施形態に係るプロジェクタ100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクタ100を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係るプロジェクタ100を示す平面図である。図1及び図2共に、プロジェクタ100の外装ケースを取り外した状態で、ベース140に設置された内部の主要な部品と排気ファン102を概略的に示したものである。
本実施形態に係るプロジェクタ100は、ランプボックス110A,110Bと、照明光学系120と、投射光学系130と、排気ファン102等を備える。プロジェクタ100は、映像を投写する表示装置であって、高輝度のランプを光源として、例えば液晶パネルを透過した光をスクリーン等に投射する。
プロジェクタ100は、2灯切替え式であり、通常は片方のランプのみを点灯して使用し、他方のランプは予備として備えておく。従って、プロジェクタ100を使用するときは、点灯する片側のランプのみが発熱し高温となり、点灯しない残りのランプは発熱しない。
ランプボックス110A,110Bは、箱形状を有し、プロジェクタ100の光源であるランプを内蔵する。ランプは、例えばキセノンランプ、超高圧水銀ランプなどである。ランプから照射された光は、照明光学系120に出力される。プロジェクタ100が2灯切替え式であるため、プロジェクタ100の使用時は、ユーザーの選択、プロジェクタ100内部の設定などに応じて、ランプボックス110A,110Bのいずれかのランプが点灯される。
ランプボックス110A,110Bは、従来のプロジェクタ10と異なり、プロジェクタ100の内部において、それぞれに内蔵された二つのランプが同一方向に光を照射するように平行に配置されている。また、ランプボックス110A,110Bは、従来のプロジェクタ10と異なり、互いに隣接して配置されている。
照明光学系120は、プロジェクタ100が2灯切替え式であるため、ランプボックス110Aのランプからの光の光路と、ランプボックス110Bのランプからの光の光路を切り替えるミラーを有する。ランプボックス110A,110Bの配置が従来のプロジェクタ10と異なるため、ランプからの光の光路を切り替えるミラーの配置は、従来のプロジェクタ10と異なる。
照明光学系120は、ランプから出力された光を一旦3原色(RGB)に分光する。そして、照明光学系120は、分光された光を液晶パネルに透過させて、各色の映像光を生成した後、一つの映像光に合成する。照明光学系120は、合成された映像光を投射光学系130に出力する。照明光学系120は、UVカットフィルタ、フライアイレンズ、ミラー、レンズ、液晶パネル、クロスプリズム等を有する。ランプからの光の光路を切り替えるミラーの配置を除いて、照明光学系120は通常の技術を適用できる。
投射光学系130は、例えば投射レンズ等から構成され、照明光学系120から出力された映像光をスクリーン等に投射する。
[プロジェクタ100の冷却系]
次に、図1〜図4を参照して、プロジェクタ100の冷却系について説明する。図3は、本実施形態に係るランプボックス110A,110Bを示す側面図(a)及び横断面図(b)である。図4は、本実施形態に係る給気ファン106A,106Bと、ランプボックス110Aを示す縦断面図である。
プロジェクタ100の冷却系は、例えば給気ファン106A,106Bと、排気ファン102と、伝熱部材104等からなる。
給気ファン106A,106Bは例えば遠心ファンである。給気ファン106A,106Bは、ランプボックス110A,110Bそれぞれに内蔵されたランプに空気を供給し、点灯時に発熱するランプを冷却する。給気ファン106A,106Bは、例えば図4に示すように、ランプボックス110A(又は110B)と接続される。
二つの給気ファン106A,106Bは、図4に示すように、上下に設けられる。これにより、ランプの上側と下側からランプを冷却できる。なお、図示しないが、給気ファン106A,106Bと、ランプボックス110A,110Bの間にはダクトが設けられて、ダクトを介して給気ファン106A,106Bからランプボックス110A,110Bに冷却風を供給してもよい。
排気ファン102は例えば軸流ファンである。排気ファン102は、ランプボックス110A,110Bそれぞれに内蔵されたランプに供給された空気を吸い込み、吸い込んだ空気をプロジェクタ100の外部に排出する。排気ファン102は、図4に示すように、例えばプロジェクタ100の外装ケース142に取り付けられる。
排気ファン102は、上述したランプボックス110A,110Bに隣接して一つのみ配置される。排気ファン102は、ランプボックス110Aとの距離と、ランプボックス110Bとの距離が等しい位置に配置される。これにより、両方のランプボックス110A,110Bから均等に空気を排出できる。
排気ファン102は、ランプボックス110Aから排出された空気と、ランプボックス110Bから排出された空気を混合して排出する。なお、排気ファン102とランプボックス110A,110Bの間に間隔を設けて、排気ファン102を設置することで、ランプボックス110A,110B以外のプロジェクタ100内部の空気も外部に排出できる。これにより、排気ファン102は、プロジェクタ100全体を冷却できる。
伝熱部材104は、熱伝導性の高い、例えば金属製の板状部材である。伝熱部材104は、二つのランプボックス110A,110Bの排気側の中間に配置される。伝熱部材104には、図3(A)及び図3(B)に示すように、ランプボックス110Aから排出された空気と、ランプボックス110Bから排出された空気とが接触する。
伝熱部材104は、放熱性を有するため、点灯して発熱したランプから排出された空気の温度を低下させる。プロジェクタ100が2灯切替え式であるため、一方では、点灯して発熱したランプから高温の空気が伝熱部材104に接触し、他方では、非点灯のランプから常温の空気が伝熱部材104に接触する。そのため、伝熱部材104は、比較的低温の空気で冷却され続けるため、発熱したランプ側からの空気を効率よく冷却できる。
ランプボックス110A,110Bには、図1、図3(A)及び図3(B)に示すように、排気側にスリット112が形成される。スリット112は、ランプボックス110A,110Bの壁に形成された複数の開口部である。スリット112の側壁は、図3(A)及び図3(B)に示すように、伝熱部材104側に傾斜して形成される。これにより、ランプから排出された空気が伝熱部材104に流れやすくなる。
<2.一実施形態の動作>
次に、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態に係るプロジェクタ100に設置されたランプの冷却方法について説明する。
プロジェクタ100は、2灯切替え式であるため、プロジェクタ100の使用時は、ランプボックス110A内のランプ、ランプボックス110B内のランプのいずれかが点灯する。ランプは、点灯によって発熱を開始する。プロジェクタ100の点灯に合わせて、プロジェクタ100の給気ファン106A,106B及び排気ファン102が動作を開始する。
給気ファン106A,106B及び排気ファン102の動作によって、ランプボックス110A,110Bに空気が供給され、ランプボックス110A,110Bに供給された空気が外部に排出される。その結果、二つのランプのうち点灯したランプが空気の流れによって冷却される。これにより、点灯したランプ近傍を通過する空気は、温度が上昇し、高温になってランプボックス110A,110Bから排出される。一方、非点灯のランプ近傍を通過する空気は、温度を変化させずに、ランプボックス110A,110Bから排出される。
ランプボックス110Aから排出された空気と、ランプボックス110Bから排出された空気は、全てではないが、伝熱部材104に接触する。伝熱部材104は、放熱性を有するため、点灯して発熱したランプから排出された空気の温度を低下させる。非点灯のランプから常温の空気が伝熱部材104に接触するため、伝熱部材104は、比較的低温の空気で冷却され続けるため、発熱したランプ側からの空気を効率よく冷却できる。
その後、排気ファン102が、ランプボックス110Aから排出された空気と、ランプボックス110Bから排出された空気を混合して、プロジェクタ100の外部に混合された空気を排出する。高温の空気と低温の空気が混合されるため、外部に排出される空気は、室温(常温)に近い温度になる。なお、プロジェクタ100の使用に応じて、点灯するランプと非点灯のランプを切り替えた場合でも、同じ結果が得られる。
従来、2灯式のプロジェクタ10は、図5及び図6に示すように、ランプが照明光学系20を間に挟んで対照的な位置関係で配置されていた。そのため、ランプボックス10A,10Bが離れているため、ランプボックス10A,10Bそれぞれにランプを冷却するための二つの排気ファン2A,2Bを配置して、プロジェクタ10の冷却系を構築する必要があった。その結果、排気ファン2A,2Bがプロジェクタ10の外装に占める割合が大きかった。
一方、本実施形態によれば、二つのランプボックス110A,110Bを隣接して配置して、排気ファン102を一つのみ設置することとした。その結果、プロジェクタ100の排気構造を一つにまとめることができ、排気ファン102がプロジェクタ100の外装に占める割合を縮小できる。また、排気ファンの数量が低減するため、製造コストを削減することもできる。更に、プロジェクタ100全体のサイズを低減したり、デザインの自由度を高めたりすることが可能となる。
また、2灯切替え式のプロジェクタは、使用時において、一方のランプが点灯して発熱し、他方のランプは非点灯であり発熱しない。従来の2灯切替え式のプロジェクタ10では、排気ファン2A,2Bが二つのランプに対して一つずつ設置されていたため、一方の排気ファン2A(又は2B)では高温の空気が排出され、他方の排気ファン2B(又は2A)では常温の空気が排出されていた。そのため、ユーザーや外部環境に対して望ましくない高温の空気が排出される場合があった。
本実施形態の2灯切替え式のプロジェクタ100は、使用時において、一方のランプが点灯して発熱し、他方のランプは非点灯であり発熱しない点では、従来の2灯切替え式のプロジェクタ10と同様である。一方、本実施形態では、点灯して発熱したランプ近傍を通過した空気と、非点灯のランプ近傍を通過した空気が混合して、一つの排気ファン102からまとめて排気されるため、冷却風の排気温度を室温近くまで低減することができる。
また、従来、非点灯のランプ近傍を通過した空気は、そのまま排出されて排気ファン2B(又は2A)が無駄に動作している場合があった。一方、本実施形態では、一つの排気ファン102が二つのランプから空気を吸い込むため、排気ファン102の無駄な動作がない。更に、本実施形態は、点灯して発熱したランプ近傍を通過した空気を冷却するために、非点灯のランプ近傍を通過した比較的低温(常温)の空気を利用できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、ランプボックス及びランプがプロジェクタに二つ設置される場合について説明したが、本発明はこの例に限定されず、ランプボックス及びランプがプロジェクタに三つ以上設置される場合についても同様である。例えば、三つのランプが互いに隣接するとき、中間のランプに隣接して排気ファンを設置すればよい。
また、上記実施形態では、2灯切替え式のプロジェクタについて説明したが、本発明は、2灯を同時に点灯して、輝度を高めるプロジェクタにも適用できる。このとき、点灯したランプからは高温の空気のみが排出されるが、プロジェクタ100の排気構造を一つにまとめることができ、排気ファン102がプロジェクタ100の外装に占める割合を縮小できる。また、伝熱部材104がランプから排出された空気を冷却できるため、プロジェクタの外部に排出される空気の温度を低減できる。
2A,2B,102 排気ファン
10,100 プロジェクタ
10A,10B,110A,110B ランプボックス
12,112 スリット
20,120 照明光学系
30,130 投射光学系
40,140 ベース
42,142 外装ケース
104 伝熱部材
106A,106B 給気ファン

Claims (6)

  1. 互いに隣接して配置された光源である複数のランプと、
    前記ランプ近傍の空気を排出する、前記複数のランプに隣接して設置された一つの排気ファンを備える、プロジェクタ。
  2. 点灯した前記ランプから排出された空気と、非点灯の前記ランプから排出された空気とが接触して、前記両方の空気の温度を変化させる、前記ランプの空気の排出側に設置された伝熱部材を更に備える、請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記ランプを内蔵する箱状のランプボックスを更に備え、
    前記ランプボックスは、前記ランプの空気の排出側に開口部が形成され、前記開口部の側壁は前記伝熱部材に前記ランプから排出された空気が流れやすいように前記伝熱部材側に傾斜して形成された、請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 互いに隣接して配置された光源である複数のランプのうち一つの前記ランプのみが点灯し、
    前記複数のランプに隣接して配置された一つの排気ファンが、点灯した前記ランプ近傍の空気と、非点灯の前記ランプ近傍の空気を混合して排出する、プロジェクタに設置されたランプの冷却方法。
  5. 前記ランプの空気の排出側に設置された伝熱部材が、点灯した前記ランプから排出された空気と、非点灯の前記ランプから排出された空気と接触して、前記両方の空気の温度を変化させる、請求項4に記載のプロジェクタに設置されたランプの冷却方法。
  6. 互いに隣接して配置された光源である複数のランプが点灯し、
    前記複数のランプに隣接して配置された一つの排気ファンが、点灯した前記複数のランプの近傍の空気を混合して排出する、プロジェクタに設置されたランプの冷却方法。
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