JP2006164624A - 光源装置及び画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の発光素子を均一に冷却し、輝度のばらつきのない光源装置及びこの光源装置を備えた画像表示装置を提供すること。
【解決手段】 光源装置20は、照明光を出射する複数の発光素子21と、複数の発光素子21を保持する保持手段22と、該保持手段22に隣接して配置されるとともに、冷媒を流す複数の冷媒流路が形成されたダクト23とを備え、保持手段22は、ダクト23の複数の冷媒流路の流路壁面を共通とする少なくとも1つの熱伝導体で構成されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の発光素子を冷却可能な光源装置及びこの光源装置を備えた画像表示装置に関する。
近年、LEDなどの発光素子を用いた光源が用いられており、さらに、画像表示装置の光源としての利用が進められている。この画像表示装置用の光源としては高輝度が要求されるが、LEDなどの発光素子は、通常の定常動作による発光では、要求される輝度が得られない。このため、定常発光で電流値を超える電流を瞬間的に流し、瞬間的に輝度の高い発光を取り出す方法がとられている。しかしながら、この手法では、瞬間発光となるので、図20及び図21に示すように、連続発光とするために発光素子を多数並べ、それらを順次発光させる手法が用いられている。これにより、瞬間発光を順次光学系に取り出す技術が確立されている。
上記発光素子120は、図21に示すように、赤色101a,101b,101c,101d、青色102a,102b,102c,102d、緑色103a,103b,103c,103dが用いられ、円筒形の保持手段119の内面に配されている。この発光素子120は、赤色,青色,緑色それぞれ4個ずつであるが、光量や各色の発光素子120の性能により個数は決められる。各発光素子120には、電源制御回路104から電圧が与えられ、電源制御回路108からそれぞれの色の発光効率に応じた瞬間電流値が与えられる。各発光素子120から射出した出射瞬間光は、モーター114により駆動される回転光学系115,116,117により取り出される。
これらの発光素子120は、照明光の出射時に電力を使い、発光に使われなかった電力は熱に変わる。このように発光素子120は高温になると発光効率が低くなったり、寿命が短くなったりするので、冷却する必要が生じる。また、多数の発光素子120が、図20及び図21に示すように、保持手段119に配置された場合、冷却の手法によっては、各発光素子120間で温度のばらつきが生じ、時間的に輝度が安定しない光源となってしまったり、あるいは照明むらを生じさせたりする。
上記のような円筒形の熱源の冷却構造としては、図22に示すように、冷媒の下流側に補助的な流れを導く構造の冷却装置130が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の冷却装置は、冷却する円筒形状の下流130b側に補助的な冷媒の流れを導き、下流130b側も上流130a側と同様に冷却するものである。
特開平5−135869号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の冷却装置では、主冷却流を用いて作る補助冷却流を用いているため、冷媒流量のコントロールが困難である。特に、円周上の角度位置による冷却熱量を精度良くコントロールすることが難しい。したがって、円筒形状の全角度位置の温度差を極力小さくして冷却することは非常に困難であると考えられる。また、特許文献1に記載の冷却装置では、複数の発光素子を対象とする冷却構造の例は開示されていない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、複数の発光素子を均一に冷却し、輝度のばらつきのない光源装置及びこの光源装置を備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の光源装置は、照明光を出射する複数の発光素子と、前記複数の発光素子を保持する保持手段と、該保持手段に隣接して配置されるとともに、冷媒を流す複数の冷媒流路が形成されたダクトとを備え、前記保持手段は、前記ダクトの複数の冷媒流路の流路壁面を共通とする少なくとも1つの熱伝導体で構成されることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、保持手段がダクトの複数の冷媒流路の流路壁面を共通とする少なくとも1つの熱伝導体で構成されているので、発熱する複数の発光素子を冷却することができる。すなわち、ダクトは、保持手段に隣接して配置されているため、各冷媒流路に冷媒を流すことにより、保持手段に保持された発光素子を均一に冷却し、発光素子の温度の上昇を抑え、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記ダクトに、前記冷媒が供給される供給口及び前記冷媒が排出される排出口とが設けられていることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、冷媒が供給される供給口及び冷媒が排出される排出口を備えることにより、冷媒流路内に冷媒が滞留することなく、冷媒流路を流れる。これにより、保持手段と冷媒との間の熱交換が効率良く行われ、発光素子を確実に冷却することが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記複数の冷媒流路のそれぞれの前記流路壁面を構成する前記保持手段で保持される前記発光素子が単位時間に発する発熱量の総和が略等しいことを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、複数の冷媒流路のそれぞれの流路壁面を構成する保持手段で保持されている発光素子の発熱量の総和が略等しいため、各冷媒流路に冷媒を流すことにより、保持手段に保持された発光素子を均一に冷却し易くすることが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記供給口と前記排出口とが前記保持手段を介して熱的に接続されていることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、供給口と排出口とが保持手段を介して熱的に接続されているため、供給口から流入した冷媒が排出口に伝わり易くなるため、保持手段に保持された発光素子より発生した熱を吸収し易くなる。
また、本発明の光源装置は、前記保持手段が、円筒形状であり、前記発光素子が、前記保持手段の内周面に、前記保持手段の中心軸に向かって照明光を出射するように配されていることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、発光素子が、円筒形状である保持手段の内周面に、保持手段の中心軸に向かって照明光を出射するように配されているため、発光素子から出射した照明光が中心軸に集光するので、発光素子の発熱量を抑えるとともに、多くの光量を得ることが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記供給口及び前記排出口が、前記保持手段と対向する前記ダクトの壁面に形成されていることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、供給口及び排出口が、保持手段と対向するダクトの壁面に形成されているため、供給口から入り、冷媒流路を流れた冷媒が保持手段を介して効率良く排出口から排出されることが可能となる。
また、本発明の光源装置は供給口と前記保持部材の中心軸及び前記排出口と前記保持手段の中心軸とのなす角が等しいことを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、供給口と保持部材の中心軸及び排出口と保持手段の中心軸とのなす角が等しいため、さらに、効率良く均一に発光素子を冷却し易くすることが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記供給口及び前記排出口を複数備え、前記複数の供給口及び前記複数の排出口の少なくともいずれか一方が、前記保持手段の中心軸に対して点対称に配置されていることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、複数の供給口及び複数の排出口の少なくともいずれか一方が、保持手段を中心軸に対して点対称に配されているため、複数の発光素子から発生する熱を吸収した冷媒が、効率良く複数の排出口から排出されることになる。したがって、冷媒流路に冷媒を流すことにより、発光素子を均一に冷却し、発光素子の温度の上昇を抑え、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記複数の冷媒流路が、前記保持手段の外周面に沿って前記保持手段の中心軸方向に層構造に形成され、前記供給口及び前記排出口は、前記保持手段の中心軸方向に隣接する前記各冷媒流路を流れる前記冷媒のそれぞれの方向が前記保持手段の中心軸回りに交互の向きとなるように配されていることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、複数の冷媒流路が保持手段の中心軸方向に層構造に形成され、さらに、それぞれの流路の供給口から冷媒を流すため、複数の発光素子から発生する熱を吸収した冷媒が、排出口から排出されることになる。このとき、各冷媒流路間で、交互(反対)の向きに冷媒を流すため、冷媒の温度上昇の大小は相殺される。したがって、発光素子を均一に冷却し、発光素子の温度の上昇を抑え、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記複数の冷媒流路が、前記保持手段の外周面に沿って前記保持手段の中心軸と交差する平面上に形成され、前記供給口及び前記排出口は、前記各冷媒流路を流れる前記冷媒のそれぞれの方向が前記保持手段の中心軸回りに同一方向となるように配されていることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、複数の冷媒流路が保持手段の中心軸と交差する平面上に形成され、さらに、それぞれの流路の供給口から中心軸回りに同一方向となるように冷媒を流すため、複数の発光素子から発生する熱を吸収した冷媒が、効率良く排出口から排出されることになる。このとき、各冷媒流路間で、冷媒の温度上昇の大小は相殺されるため、発光素子を均一に冷却し、発光素子の温度の上昇を抑え、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記保持手段には、前記ダクト内に延びるヒートシンクが形成されていることを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、ダクト内に延びるヒートシンクが形成されているため、発光素子から発生する熱をヒートシンクにより吸収するので、さらに、発光素子の放熱効果を高めることが可能となる。
本発明の画像表示装置は、上記に記載の光源装置を備え、入力された画像情報に応じた画像を観察者に対して表示する画像表示装置であって、前記複数の発光素子を定電流または定電圧で駆動制御する発光制御手段と、前記発光制御手段により駆動制御された前記複数の発光素子から出射した照明光を前記画像情報に応じて変調する画像変調手段と、該画像変調手段において、変調された変調光を観察者が観察可能なように表示する表示光学手段と、前記冷媒流路内に冷媒を供給するポンプとを備えることを特徴とする。
この発明に係る画像表示装置では、まず、ポンプを作動させ、冷媒流路内に冷媒を送り込む。その後、光源装置から出射された照明光により空間変調手段の照明を行う。そして、投影光学手段に、空間変調手段において変調された照明光を照射され、投影光学手段により、入力された画像情報に応じて変調された画像が投影される。この際、光源装置より射出される照明光は、上述したように、複数の発光素子から発生する熱を均一に吸収しているため、輝度のばらつきのない照明光であるので、照明ムラのない鮮明な画像を投影することが可能になる。
本発明においては以下の効果を奏する。
本発明に係る光源装置によれば、保持手段が熱伝導体からなるので、発熱する複数の発光素子の熱交換をすることができる。すなわち、ダクトは、保持手段の少なくとも一部を壁面として有しているため、冷媒流路に冷媒を流すことにより、発光素子の温度の上昇を抑え、熱伝導体により発光素子を均一に冷却することができる。したがって、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。
本発明に係る画像表示装置によれば、上述した、輝度のばらつきのない照明光を利用できるので、鮮明な画像を投影することが可能になる。
次に、本発明の第1実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
本実施形態に係る画像表示装置1は、図1に示すように、入力される画像情報に応じた画像を観察者が観察可能なように投影するものであって、図1に示すように、光源装置20及び導光ユニット30を有する照明装置2と、照明装置2から射出された照明光を入力される画像情報に応じて変調する画像変調手段3と、この画像変調手段3において変調された画像をスクリーン4上に投影する表示光学手段5とを備えている。このスクリーン4は、観察者が画像表示装置1からの拡大投射画像を観察するためのものである。
光源装置20は、図2に示すように、照明光を出射する複数のLED(発光素子)21と、複数のLED21を保持する保持手段22と、この保持手段22に隣接して配置されるとともに、冷媒を流す複数の冷媒流路が形成されたダクト23とを備えている。
上記保持手段22は、円筒形状であり、内周面に複数のRGB三原色の発光体としてLED21が、保持手段22の中心軸A方向に向かって照明光を射出するように、上下2段に配されている。これら複数のLED21には、図1に示すように、定電流または定電圧によりLED21の駆動を制御する発光制御手段6が接続されている。この発光制御手段6は、後述する平行ロッド34の回転量をモニタする回転センサ7からの信号に基づいて、LED21の発光タイミングを制御するようになっている。
また、保持手段22は、ダクト23の複数の冷媒流路の流路壁面を共通とする少なくとも1つの熱伝導体で構成されており、例えば、銅やアルミの熱伝導率が高い材料で造られている。さらに、保持手段22の外周面には、図3に示すように、ダクト23内に延びるヒートシンク24が、保持手段22の外周面を囲むように環状に配されている。このヒートシンク24は、保持手段22の半径方向に延びたシート状であるとともに、中心軸A方向に一定の間隔を開けて取り付けられたフィン24aを複数備えている。このフィン24aは、例えば、銅やアルミの熱伝導率が高い材料で造られている。
上記ダクト23は、保持手段22の外周面を壁面として配されており、このダクト23は、内部にヒートシンク24を収納可能であるとともに、フィン24aの外径より若干大きな外径で形成された環状部25を備えている。ダクト23に形成された複数の冷媒流路は、保持手段22の中心軸Aと交差する平面上に形成されている。さらに、ダクト23の一端23aには、冷媒が供給される供給口26と、他端23bには供給口26から供給された冷媒が排出される排出口27とが設けられている。すなわち、供給口26から流入した冷媒は、図4に示すように、ダクト23の第1の流路(冷媒流路)28と第2の流路(冷媒流路)29とに分かれ排出口27に流れるようになっている。ここで、第1,第2の流路28,29のそれぞれに保持されているLED21の発熱量の総和は略等しくなっている。
上記供給口26と排出口27とは、保持手段22を介して熱的に接続されている。また、供給口26及び排出口27は、図4に示すように、保持手段22と対向するダクト23の壁面に形成されており、中心軸Aに対する角度位置が、供給口26は0°、排出口27は180°の位置にそれぞれ配されている。また、供給口26と保持手段22の中心軸A及び排出口27と保持手段22の中心軸Aとは、略平行となっている。
また、供給口26には、第1,第2の流路28,29内に冷媒を供給するポンプ8が設けられている。
上記導光ユニット30は、図1に示すように、回転モータ31と、回転モータ31に接続された回転軸32と、回転モータ31により保持手段22の中心軸A回りに回転可能な導光ロッド33を備えている。この導光ロッド33は、入射面34aがLED21に対向して配されるとともに、LED21から照射された照明光を中心軸Aに向かって導く平行ロッド34と、平行ロッド34より射出した照明光を90°折り曲げ、中心軸Aに沿って照明する反射プリズム35と、反射プリズム35より射出した照明光を反射面36aで反射させながら画像変調手段3側に導くテーパーロッド36とを備えている。
次に、このように構成された画像表示装置1及び照明装置2により、スクリーン4上に画像を投影する場合について、以下に説明する。
まず、LED21を作動させると、LED21が発熱し、LED21より発生した熱は、保持手段22あるいは保持手段22を介して各フィン24aに伝わる。そして、ポンプ8により供給口26から冷媒が送り込まれる。供給口26から入った冷媒は、第1の流路28と第2の流路29とに分かれてダクト23内を流れ、保持手段22の外周面及び各フィン24aに接触して排出口27に向かうため、複数のLED21から発生する発熱量を約1/2ずつ吸収することになる。熱を吸収した冷媒は、再度合流して、排出口27から排出される。このとき、保持手段22の内周面に配されたLED21の温度上昇は、横軸にLED21の角度位置を示し、縦軸に各位置での発光素子の温度上昇値を示すと、図5に示すようになる。
また、LED21の作動と同時に、回転モータ31を駆動させ、導光ロッド33を回転させる。このとき、回転センサ7によって平行ロッド34の回転量をモニタして、モニタされた信号を基に発光制御手段6によって発光タイミングを制御する。ここで、発光制御手段6により平行ロッド34の入射面34aと対向するLED21のみをパルス発光させる。このように、導光ロッド33の回転にあわせて順次LED21を連続発光することで、すべてのLED21を連続点灯させなくてもテーパロッド36の射出面から実効的に高輝度の光を連続して取り出す。
そして、各LED21から射出した照明光は、平行ロッド34,反射プリズム35で導光され、テーパーロッド36の反射面36aで全反射を繰り返して、画像変調手段3に照射される。
その後、画像変調手段3は、入力された画像に応じて変調され、照明光を表示光学手段5に適時入射させる。これにより、最適な画像が表示光学手段5に入射する。そして、表示光学手段5によりこの画像がスクリーン4上に投影される。
本実施形態に係る画像表示装置1及び光源装置20によれば、保持手段22が熱伝導体からなるので、発熱する複数のLED21を冷却することができる。すなわち、ダクト23は、保持手段22に隣接して配置されているため、冷媒流路に冷媒を流すことにより、LED21を均一に冷却し、LED21の温度の上昇を抑え、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。また、図5に示すように、供給口26側(角度位置0°)のLED21の温度上昇値と排出口27側(角度位置90°)のLED21の温度上昇値との差を、10℃以下に収めることができ、LED21を均一に冷却可能である。さらに、輝度のばらつきのない照明光を利用できるので、鮮明な画像を投影することが可能になる。
次に、本発明に係る第2実施形態について、図6から図9を参照して説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態に係る画像表示装置1及び光源装置20と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。
本実施形態に係る光源装置40において、第2実施形態では、ダクト41の形状において第1実施形態と異なる。
上記ダクト41は、図6及び図7に示すように、壁面の互いに直交する4方向(十字型)に突出部を有し、この突出部に、冷媒を流す冷媒流路に連通する供給口42a,42bと排出口43a,43bとが形成されている。ここで、供給口42aと42b及び排出口43aと43bとは、保持手段22を中心軸Aに対して点対称に配されている。すなわち、中心軸Aに対する角度位置が、図8に示すように、供給口42a,42bは0°,180°、排出口43a,43bは90°,270(90)°の位置にそれぞれ配されている。このように、供給口42a,42bと保持手段22の中心軸A及び排出口口43a,43bと保持手段22の中心軸Aとのなす角は等しくなっている。
上記供給口42a,42bは、保持手段22の中心軸Aに直交する直線上に配されており、上記排出口43a,43bは、保持手段22の中心軸A及び供給口42a,42bに直交する直線上に配されている。すなわち、供給口42aから流入した冷媒は、環状部41aの第3の流路(冷媒流路)44a及び第4の流路(冷媒流路)44bとに分かれ排出口43a及び43bに流れ、供給口42bから流入した冷媒は、環状部41aの第5の流路(冷媒流路)44c及び第6の流路(冷媒流路)44dとに分かれ排出口43a及び43bに流れるようになっている。
次に、このように構成された画像表示装置1及び光源装置40により、スクリーン4上に画像を投影する場合について、以下に説明する。
まず、LED21を作動させると、第1実施形態と同様にして、ポンプ8により供給口から冷媒が送り込まれる。供給口42aから入った冷媒は、第3の流路44aと第4の流路44bとに分かれてダクト41内を流れ、また、供給口42bから入った冷媒は、第5の流路44cと第6の流路44dとに分かれてダクト41内を流れ、保持手段22の外周面及び各フィン24aに接触して排出口に向かうため、複数のLED21から発熱する発熱量を約1/4ずつ吸収することになる。熱を吸収し、第3の流路44a,第5の流路44cを経由した冷媒は、合流して排出口43bより、排出され、第4の流路44b,第6の流路44dを経由した冷媒は、合流して排出口43aより、排出される。このとき、保持手段22の内周面に配されたLED21の温度上昇は、横軸にLED21の角度位置を示し、縦軸に各位置での発光素子の温度上昇値を示すと、図9に示すようになる。
その後、第1実施形態と同様にして、LED21から照射した照明光は、導光ユニット30を通過し、画像がスクリーン4上に投影される。
本実施形態に係る画像表示装置1及び光源装置40によれば、供給口42aと42b及び排出口43aと43bとは、保持手段22を中心軸Aに対して点対称に配されているため、複数のLED21から発生する熱を吸収した冷媒が、効率良く排出口43a及び43bから排出されることになる。したがって、供給口42a及び42bから冷媒を流すことにより、LED21を均一に冷却し、LED21の温度の上昇を抑え、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。また、図9に示すように、中心軸Aに対する角度位置が、0°から90°において、LED21の温度上昇値の差を、8℃以下に収めることができ、第1実施形態と比較し、LED21をさらに均一に冷却可能である。さらに、輝度のばらつきのない照明光を利用できるので、鮮明な画像を投影することが可能になる。
次に、本発明に係る第3実施形態について、図10から図16を参照して説明する。
本実施形態に係る光源装置50において、第3実施形態では、ダクト51の形状において第1実施形態と異なる。
上記ダクト51に形成された複数の冷媒流路は、図10及び図11に示すように、保持手段22の外周面に沿って保持手段22の中心軸A方向に層構造に形成されている。すなわち、ダクト51は、仕切り板52により保持手段22の中心軸A方向に上下に2分割されており、上部ダクト51a及び下部ダクト51bを備えている。
このダクト51の一端には下部供給口53a及び上部排出口54a、他端には下部排出口54b,上部供給口53bが設けられている。このように、一端側の上部排出口54a及び下部供給口53aは、中心軸Aに対する角度位置が0°の位置に、他端側の下部排出口54b及び下部供給口53bは180°の位置にそれぞれ配されている。すなわち、下部供給口53aから流入した冷媒は、図13に示すように、環状部51cの第7の流路(冷媒流路)55a及び第8の流路(冷媒流路)55bとに分かれ下部排出口54bに流れ、上部供給口53bから流入した冷媒は、図12に示すように、環状部の第9の流路(冷媒流路)55c及び第10の流路(冷媒流路)55dとに分かれ上部排出口54aに流れるようになっている。したがって、下部供給口53a,上部供給口53b及び上部排出口54a,下部排出口54bは、第7,第8及び第9,第10の流路55a,55b及び55c,55dを流れる冷媒のそれぞれの方向が保持手段22の中心軸A回りに交互の向きにとなるように配されている。
次に、このように構成された画像表示装置1及び光源装置50により、スクリーン4上に画像を投影する場合について、以下に説明する。
まず、LED21を作動させると、第1実施形態と同様にして、ポンプ8により上部供給口53b及び下部供給口53aから冷媒が送り込まれる。下部供給口53aから入った冷媒は、第7の流路55aと第8の流路55bとに分かれてダクト内を流れ、また、上部供給口53bから入った冷媒は、第9の流路55cと第10の流路55dとに分かれてダクト内を流れ、保持手段22の外周面及び各フィン24aに接触して下部排出口54b及び上部排出口54aのそれぞれに向かうため、複数のLED21から発熱する発熱量を約1/4ずつ吸収することになる。このように、熱を吸収し、第7の流路55a,第8の流路55bを経由した冷媒は、合流して下部排出口54bより排出され、第9の流路55c,第10の流路55dを経由した冷媒は、合流して上部排出口54aより排出される。このとき、保持手段22の内周面に配されたLED21の温度上昇は、横軸にLED21の角度位置を示し、縦軸に各位置での発光素子の温度上昇値を示すと、図14,図15,図16に示すようになる。
その後、第1実施形態と同様にして、LED21から照射した照明光は、導光ユニット30を通過し、画像がスクリーン4上に投影される。
本実施形態に係る画像表示装置1及び光源装置50によれば、仕切り板52により保持手段22の中心軸A方向上下に分けられた流路に、それぞれ反対向きに冷媒を流すため、複数のLED21から発生する熱を吸収した冷媒が、効率良く上部排出口54aと及び下部排出口54bから排出されることになる。したがって、冷媒流路に冷媒を流すことにより、LED21を均一に冷却し、LED21の温度の上昇を抑え、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。
また、上部ダクト51aのLED21の温度は、図14に示すように、中心軸Aに対する角度位置が、0°から180°において、新鮮な冷媒が流れる上部供給口53b付近(角度位置180°付近)のLED21の温度上昇値は小さいが、熱の除去と共に冷媒の温度が上昇し、暖められた冷媒が通る付近上部排出口54a(角度位置0°付近)ではLED21の温度上昇値が大きくなる。しかしながら、LED21の温度上昇値の差を、9℃以下に収めることができる。
また、下部ダクト51bのLED21の温度は、図15に示すように、中心軸Aに対する角度位置が、0°から180°において、新鮮な冷媒が流れる下部供給口53a付近(角度位置0°付近)のLED21の温度上昇値は小さいが、熱の除去と共に冷媒の温度が上昇し、暖められた冷媒が通る下部排出口54b付近(角度位置180°付近)ではLED21の温度上昇値が大きくなる。しかしながら、LED21の温度上昇値の差を、9℃以下に収めることができる。
このように、複数の冷媒流路は、熱伝導体からなる保持手段22の外周面に沿って配されているため、上部ダクト51aと下部ダクト51bとの間で、温度上昇の大小は相殺され、結果として、図16に示すように、第1実施形態に比べ0°〜180°の角度位置でLED21の温度上昇値の差が小さくなる。したがって、第1実施形態と比較し、LED21をさらに均一に冷却可能である。さらに、輝度のばらつきのない照明光を利用できるので、鮮明な画像を投影することが可能になる。
次に、本発明に係る第4実施形態について、図17から図19を参照して説明する。
本実施形態に係る光源装置60において、第4実施形態では、ダクト61の形状において第1実施形態と異なる。
上記ダクト61に形成された複数の冷媒流路は、図17及び図18に示すように、保持手段22の外周面に沿って保持手段22の中心軸Aと交差する平面上に形成されている。すなわち、ダクト61は、仕切り板62により保持手段22の中心軸Aに直交する方向に2分割されており、第11の流路(冷媒流路)64及び第12の流路(冷媒流路)65を備えている。
このダクトの一端には第1の供給口62a及び第2の排出口63a、他端には第1の排出口63b,第2の供給口62bが設けられている。このように、一端側の第1の供給口62a,第2の排出口63aは、中心軸Aに対する角度位置が360°,0°の位置に、他端側の第1の排出口63b及び第2の供給口62bは180°の位置にそれぞれ配されている。すなわち、第1の供給口62aから流入した冷媒は、図18に示すように、環状部61aの第11の流路64を通り第1の排出口63bに流れ、第2の供給口62bから流入した冷媒は、環状部61aの第12の流路65を通り第2の排出口63aにそれぞれ流れるようになっている。したがって、第1の供給口62a,第2の供給口62b及び第1の排出口63b,第2の排出口63aは、第1,第2の流路64,65を流れる冷媒のそれぞれの方向が保持手段22の中心軸A回りに同一方向となるように配されている。
次に、このように構成された画像表示装置1及び光源装置60により、スクリーン4上に画像を投影する場合について、以下に説明する。
まず、LED21を作動させると、第1実施形態と同様にして、ポンプ8により第1の供給口62a及び第2の供給口62bから冷媒が送り込まれる。第1の供給口62aから入った冷媒は、第11の冷媒流路64を流れ、また、第2の供給口62bから入った冷媒は、第12の冷媒流路65を流れ、保持手段22の外周面及び各フィン24aに接触して第1の排出口63b及び第2の排出口63aのそれぞれに向かうため、複数のLED21から発熱する発熱量を約1/2ずつ吸収することになる。このように、熱を吸収し、第11の流路64を通過した冷媒は第1の排出口63bより排出され、第2の流路65を通過した冷媒は、第2の排出口63aより排出される。このとき、保持手段22の内周面に配されたLED21の温度上昇は、横軸にLED21の角度位置を示し、縦軸に各位置での発光素子の温度上昇値を示すと、図19に示すようになる。
その後、第1実施形態と同様にして、LED21から照射した照明光は、導光ユニット30を通過し、画像がスクリーン4上に投影される。
本実施形態に係る画像表示装置1及び光源装置60によれば、仕切り板62により保持手段22の中心軸Aに直交する方向に分けられた第1,第2の流路64,65に、それぞれ反対向きに冷媒を流すため、複数のLED21から発生する熱を吸収した冷媒が、効率良く第1の排出口63bと及び第2の排出口63aから排出されることになる。したがって、第1,第2の流路64,65に冷媒を流すことにより、LED21を均一に冷却し、LED21の温度の上昇を抑え、輝度のばらつきのない照明光を得ることが可能となる。
また、ダクトのLED21の温度は、図19に示すように、中心軸Aに対する角度位置が、0°から360°において、新鮮な冷媒が流れる第1,第2の供給口62a,62b付近(角度位置0°及びその直前付近,角度位置180°及びその直前付近)のLED21の温度上昇値は小さいが、熱の除去と共に冷媒の温度が上昇し、暖められた冷媒が通る第1,第2の排出口63b,63b付近(角度位置180°及びその直前付近,角度位置360°及びその直前付近)ではLED21の温度上昇値が大きくなる。しかしながら、LED21の温度上昇値の差を、8℃以下に収めることができる。
このように、複数の冷媒流路は、熱伝導体からなる保持手段22の外周面に沿って配されているため、隣接する第11の流路64と第12の流路65との間で、温度上昇の大小は中心軸A回りに相殺され、結果として、図19に示すように、第1実施形態に比べ0°〜360°の角度位置でLED21の温度上昇値の差が小さくなる。したがって、第1実施形態と比較し、LED21をさらに均一に冷却可能である。さらに、輝度のばらつきのない照明光を利用できるので、鮮明な画像を投影することが可能になる。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、フィン24aの直径,フィン24aの厚さ,フィン24aの材質,フィン24aの間隔,冷媒を流す流量または冷媒をダクト内に送る送風機の特性,ダクトの形状は、実験や数値シミュレーションにより温度条件や体積の制約に対して最適な値に決定される。
また、ヒートシンク24(フィン24a)の形状は環状としたが、これに限るものではなく、同一の機能、作用を有するものであれば良い。さらに、第1,第2,第3,第4実施形態を組み合わせたダクトの形状であっても良く、この場合も上記と同様の効果が得られる。
また、供給口42aと42b及び排出口43aと43bとは、保持手段22の中心軸Aに対して点対称に配置されているとしたが、供給口42a,42b及び排出口43a,43bのうち少なくともいずれか一方が、保持手段22の中心軸Aに対して点対称に配置されていれば良い。なお、冷媒としては空気が望ましいが、これに限らず水や不活性溶液でも良い。
本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の要部を示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る表示装置のダクトの上部を取り外し上体を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る光源装置の冷媒流路を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る光源装置の発光素子の温度上昇値を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る表示装置のダクトの上部を取り外し上体を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る光源装置の冷媒流路を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る光源装置の発光素子の温度上昇値を示すグラフである。 本発明の第3実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。 図10のX−X線における断面斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る光源装置の上部ダクトの冷媒流路を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る光源装置の下部ダクトの冷媒流路を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る光源装置の上部ダクトの発光素子の温度上昇値を示すグラフである。 本発明の第3実施形態に係る光源装置の下部ダクトの発光素子の温度上昇値を示すグラフである。 本発明の第3実施形態に係る光源装置のダクトの発光素子の温度上昇値を示すグラフである。 本発明の第4実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る光源装置の冷媒流路を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る光源装置の発光素子の温度上昇値を示すグラフである。 従来の画像表示装置を示す概略図である。 図20の画像表示装置の光源装置を示す上面図である。 従来の冷却装置を示す説明図である。
符号の説明
A 中心軸
1 画像表示装置
3 画像変調手段
5 表示光学手段
6 発光制御手段
20,40,50,60 光源装置
21 LED(発光素子)
22 保持手段
23,41,51,61 ダクト
24 ヒートシンク
26,42a,42b,53a,53b,62a,62b 供給口
27,43a,43b,54a,54b,63a,63b 排出口
28 第1の流路(冷媒流路)
29 第2の流路(冷媒流路)
44a 第3の流路(冷媒流路)
44b 第4の流路(冷媒流路)
44c 第5の流路(冷媒流路)
44d 第6の流路(冷媒流路)
55a 第7の流路(冷媒流路)
55b 第8の流路(冷媒流路)
55c 第9の流路(冷媒流路)
55d 第10の流路(冷媒流路)
64 第11の流路(冷媒流路)
65 第12の流路(冷媒流路)

Claims (12)

  1. 照明光を出射する複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子を保持する保持手段と、
    該保持手段に隣接して配置されるとともに、冷媒を流す複数の冷媒流路が形成されたダクトとを備え、
    前記保持手段は、前記ダクトの複数の冷媒流路の流路壁面を共通とする少なくとも1つの熱伝導体で構成されることを特徴とする光源装置。
  2. 前記ダクトに、前記冷媒が供給される供給口及び前記冷媒が排出される排出口とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記複数の冷媒流路のそれぞれの前記流路壁面を構成する前記保持手段で保持される前記発光素子が単位時間に発する発熱量の総和が略等しいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記供給口と前記排出口とが前記保持手段を介して熱的に接続されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記保持手段が、円筒形状であり、
    前記発光素子が、前記保持手段の内周面に、前記保持手段の中心軸に向かって照明光を出射するように配されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 前記供給口及び前記排出口が、前記保持手段と対向する前記ダクトの壁面に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記供給口と前記保持部材の中心軸及び前記排出口と前記保持手段の中心軸とのなす角が等しいことを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 前記供給口及び前記排出口を複数備え、
    前記複数の供給口及び前記複数の排出口の少なくともいずれか一方が、前記保持手段の中心軸に対して点対称に配置されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の光源装置。
  9. 前記複数の冷媒流路が、前記保持手段の外周面に沿って前記保持手段の中心軸方向に層構造に形成され、
    前記供給口及び前記排出口は、前記保持手段の中心軸方向に隣接する前記各冷媒流路を流れる前記冷媒のそれぞれの方向が前記保持手段の中心軸回りに交互の向きとなるように配されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の光源装置。
  10. 前記複数の冷媒流路が、前記保持手段の外周面に沿って前記保持手段の中心軸と交差する平面上に形成され、
    前記供給口及び前記排出口は、前記各冷媒流路を流れる前記冷媒のそれぞれの方向が前記保持手段の中心軸回りに同一方向となるように配されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の光源装置。
  11. 前記保持手段には、前記ダクト内に延びるヒートシンクが形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の光源装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の光源装置を備え、入力された画像情報に応じた画像を観察者に対して表示する画像表示装置であって、
    前記複数の発光素子を定電流または定電圧で駆動制御する発光制御手段と、
    前記発光制御手段により駆動制御された前記複数の発光素子から出射した照明光を前記画像情報に応じて変調する画像変調手段と、
    該画像変調手段において、変調された変調光を観察者が観察可能なように表示する表示光学手段と、
    前記冷媒流路内に冷媒を供給するポンプとを備えることを特徴とする画像表示装置。
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