JP2011165509A - Led照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
放熱ブロックを均等に強制冷却させることにより、放熱ブロックの一端側から他端側へ傾斜する温度勾配が形成されることなく均一な温度分布に維持されるように冷却し、熱の影響によるLEDの輝度ムラをなくす。
【解決手段】
LED(3…)がライン状に配列されるLED装着基板(4)を搭載した放熱ブロック(10)に、LED列に沿って少なくとも第一及び第二冷媒流路(F1、F2)が並行に形成され、第一冷媒流路(F1)を介して放熱ブロック(10)の一端側(10A)から他端側(10B)へ冷媒を流す第一冷媒供給系(S1)と、第二冷媒流路(F2)を介して放熱ブロック(10)の他端側(10B)から一端側(10A)へ第一冷媒流路(F1)の流れとは反対方向に冷媒を流す第二冷媒供給系(S2)を設けた。
【選択図】図1
放熱ブロックを均等に強制冷却させることにより、放熱ブロックの一端側から他端側へ傾斜する温度勾配が形成されることなく均一な温度分布に維持されるように冷却し、熱の影響によるLEDの輝度ムラをなくす。
【解決手段】
LED(3…)がライン状に配列されるLED装着基板(4)を搭載した放熱ブロック(10)に、LED列に沿って少なくとも第一及び第二冷媒流路(F1、F2)が並行に形成され、第一冷媒流路(F1)を介して放熱ブロック(10)の一端側(10A)から他端側(10B)へ冷媒を流す第一冷媒供給系(S1)と、第二冷媒流路(F2)を介して放熱ブロック(10)の他端側(10B)から一端側(10A)へ第一冷媒流路(F1)の流れとは反対方向に冷媒を流す第二冷媒供給系(S2)を設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光ダイオードLED(以下「LED」と略す。)がライン状に配列されてなるLED照明装置に関する。
近年、LEDの高輝度化が進んでいるが、それでも個々のLEDの明るさには限界があるため、検査用照明光源や一般用照明光源として使用する場合は、多数のLEDを任意のパターンに配したLED照明装置が用いられている。
特に、検査用照明光源として用いる場合、検査対象物の幅に応じた線状の光が必要となることから、LEDを1列又は複数列に配したLED照明装置が用いられている。
特に、検査用照明光源として用いる場合、検査対象物の幅に応じた線状の光が必要となることから、LEDを1列又は複数列に配したLED照明装置が用いられている。
すなわち、大光量を得るためには、高輝度タイプのLEDを多数使用しなければならないが、LEDを点灯したときの発熱量も大きくなる。
この場合に、LEDは光量の温度依存性があるため、点灯時間中、光量を一定に維持しようとすれば、発熱を抑えて温度も一定に維持しなければならない。
このため、従来は、LEDを装着した基板底面側に放熱ブロックを当接させて自然空冷させているが、それでも足りない場合は、ファンなどにより強制空冷するものが提案されている(特許文献1参照)。
この場合に、LEDは光量の温度依存性があるため、点灯時間中、光量を一定に維持しようとすれば、発熱を抑えて温度も一定に維持しなければならない。
このため、従来は、LEDを装着した基板底面側に放熱ブロックを当接させて自然空冷させているが、それでも足りない場合は、ファンなどにより強制空冷するものが提案されている(特許文献1参照)。
図8はこのような従来の強制空冷型のLED照明装置31を示し、1列のライン状LEDアレイ32を形成するように複数のLED33…が配列されると共に、各LED33が装着されたLED装着基板34を介して伝わるLEDの熱をその底面側に当接された放熱ブロック35で放熱するようになっている。
放熱ブロック35には、ライン状LEDアレイ32のLED列に沿って三本の冷媒流路36が形成され、当該冷媒流路36の一端側には、例えば、軸方向に吸い込んだ空気を遠心方向に吐き出す送風機37が取り付けられ、その吐出口が冷媒流路36の一端側の流入口36inに連通するように取り付けられている。
放熱ブロック35には、ライン状LEDアレイ32のLED列に沿って三本の冷媒流路36が形成され、当該冷媒流路36の一端側には、例えば、軸方向に吸い込んだ空気を遠心方向に吐き出す送風機37が取り付けられ、その吐出口が冷媒流路36の一端側の流入口36inに連通するように取り付けられている。
これにより、送風機37を回転させると、その上方から軸方向に吸い込まれた空気は、遠心方向に吐き出され、流入口36inから各冷媒流路36に流入され、流出口36outから排出される。
したがって、LED33から放熱ブロック35に伝わった熱は、冷媒流路36を流れる空気に奪われ外部へ排熱されることとなる。
したがって、LED33から放熱ブロック35に伝わった熱は、冷媒流路36を流れる空気に奪われ外部へ排熱されることとなる。
しかしながら、発明者の実験によれば、このように強制冷却した場合、個々のLED33の温度は点灯時間中一定に維持されるが、LED列に沿って温度を測定すると、冷媒流路36の流出口側36out側の温度が高く、流入口36in側の温度が低い温度勾配が形成されることが判明した(図4(a)、線L2参照)。
例えば、長さ30cmの放熱ブロックを用いた実験では、流入口36in側の温度が56℃であるのに対し、流出口側36out側の温度が約80℃にも達した。
この場合、各LED33…のの輝度分布は、流入口36in側に配されたものの方が明るく、流出口36out側に配されたものの方が暗くなるため、輝度ムラを生じ、本例では、流入口36in側のLED33の輝度を100%としたときに、流出口36out側のLED33の輝度が93%まで、一割近くダウンしていることがわかる(図4(b)、線L2参照)。
なお、供給風量を2倍にして実験してみたが、図4(a)の線L3に示すように、全体的な温度は低下するものの、流出口36outから流入口36inに向かって低下する温度勾配は解消されなかった。
例えば、長さ30cmの放熱ブロックを用いた実験では、流入口36in側の温度が56℃であるのに対し、流出口側36out側の温度が約80℃にも達した。
この場合、各LED33…のの輝度分布は、流入口36in側に配されたものの方が明るく、流出口36out側に配されたものの方が暗くなるため、輝度ムラを生じ、本例では、流入口36in側のLED33の輝度を100%としたときに、流出口36out側のLED33の輝度が93%まで、一割近くダウンしていることがわかる(図4(b)、線L2参照)。
なお、供給風量を2倍にして実験してみたが、図4(a)の線L3に示すように、全体的な温度は低下するものの、流出口36outから流入口36inに向かって低下する温度勾配は解消されなかった。
そこで、本発明は、放熱ブロックを均等に強制冷却させることにより、放熱ブロックの一端側から他端側へ傾斜する温度勾配が形成されることなく均一な温度分布に維持されるように冷却し、熱の影響によるLEDの輝度ムラをなくすことを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本発明は、直線又は曲線のラインに沿って1列又は複数列のライン状LEDアレイを形成するようにLEDが配列されると共に、各LEDを装着したLED装着基板が放熱ブロックに搭載され、前記基板を介して伝わるLEDの熱を放熱ブロックに逃がして放熱するLED照明装置において、前記放熱ブロックに、ライン状LEDアレイのLED列に沿って少なくとも第一及び第二冷媒流路が並行に形成され、前記第一冷媒流路を介して放熱ブロックの一端側から他端側へ冷媒を流す第一冷媒供給系と、前記第二冷媒流路を介して放熱ブロックの他端側から一端側へ前記第一冷媒流路の流れとは反対方向に冷媒を流す第二冷媒供給系が形成されたことを特徴としている。
本発明によれば、第一冷媒供給系により、第一冷媒流路を介して放熱ブロックの一端側から他端側へ空気などの冷媒が流されると共に、第二冷媒流路を介して放熱ブロックの他端側から一端側へ冷媒が流されるので、放熱ブロックの長手方向両端側が同じ条件で冷却され、その長手方向に沿って略均一な温度分布が形成され、冷媒を一方向にのみ流したときのような一端側から他端側へ傾斜した温度勾配が形成されることがない。
したがって、LEDを点灯することにより生じた熱は放熱ブロックへ均一に逃がされ、どのLEDも一定の条件で放熱されるので、LEDは点灯中及びその装着位置にかかわらず一定の温度に維持され、LEDの発熱に起因する輝度ムラを生ずることがない。
なお、冷媒としては、空気、水その他の流体を使用し得る。
したがって、LEDを点灯することにより生じた熱は放熱ブロックへ均一に逃がされ、どのLEDも一定の条件で放熱されるので、LEDは点灯中及びその装着位置にかかわらず一定の温度に維持され、LEDの発熱に起因する輝度ムラを生ずることがない。
なお、冷媒としては、空気、水その他の流体を使用し得る。
本例は、放熱ブロックの一端側から他端側へ傾斜する温度勾配が形成されることなく均一な温度分布に維持されるように冷却し、熱の影響によるLEDの輝度ムラをなくすという目的を達成するために、LEDがライン状に配列されるLED装着基板を搭載した放熱ブロックに、LED列に沿って少なくとも第一及び第二冷媒流路が並行に形成され、前記第一冷媒流路を介して放熱ブロックの一端側から他端側へ冷媒を流す第一冷媒供給系と、前記第二冷媒流路を介して放熱ブロックの他端側から一端側へ前記第一冷媒流路の流れとは反対方向に冷媒を流す第二冷媒供給系を備えた。
図1〜図3に示すLED照明装置1は、直線又は曲線のラインに沿って1列又は複数列のライン状LEDアレイ2を形成するようにLED3…が配列されると共に、各LED3が装着されたLED装着基板4が放熱ブロック10に搭載されている。
LED装着基板4は、直接又は放熱シート(図示せず)を介して放熱ブロック10に当接され、前記基板4を介して伝わるLED3の熱を放熱ブロック10に逃がして放熱させるようになっている。
なお、本例のライン状LEDアレイ2は、複数のLED3…を一列の直線状に配しており、LED装着基板4を直方体の放熱ブロック10の上面に固定しているが、LED3…は直線状に限らず曲線状に配列してもよく、また、一列に配する場合に限らず複数列に配してもよい。
LED装着基板4は、直接又は放熱シート(図示せず)を介して放熱ブロック10に当接され、前記基板4を介して伝わるLED3の熱を放熱ブロック10に逃がして放熱させるようになっている。
なお、本例のライン状LEDアレイ2は、複数のLED3…を一列の直線状に配しており、LED装着基板4を直方体の放熱ブロック10の上面に固定しているが、LED3…は直線状に限らず曲線状に配列してもよく、また、一列に配する場合に限らず複数列に配してもよい。
放熱ブロック10には、ライン状LEDアレイ2のLED列に沿って少なくとも第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2が並行に形成されている。
本例の放熱ブロック10は、ライン状に配されたLED列に沿って底面側に複数の凹溝11…を延設して成る放熱ブロック本体12と、その凹溝11…を塞いで前記第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2を形成する放熱カバー13から成る。
そして、当該放熱カバー13には、放熱ブロック10の一端側10Aで第一冷媒流路F1に連通する流入口14in及び第二冷媒流路F2に連通する流出口15outが形成されると共に、放熱ブロック10の他端側10Bで第一冷媒流路F1に連通する流出口14out及び第二冷媒流路F2に連通する流入口15inが形成されている。
本例では、六本の凹溝11…が並行に形成され、各流入口14in、15in、流出口14out、15outが夫々三本の凹溝11に連通されているので、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2は夫々三本の凹溝11…から形成される。
本例の放熱ブロック10は、ライン状に配されたLED列に沿って底面側に複数の凹溝11…を延設して成る放熱ブロック本体12と、その凹溝11…を塞いで前記第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2を形成する放熱カバー13から成る。
そして、当該放熱カバー13には、放熱ブロック10の一端側10Aで第一冷媒流路F1に連通する流入口14in及び第二冷媒流路F2に連通する流出口15outが形成されると共に、放熱ブロック10の他端側10Bで第一冷媒流路F1に連通する流出口14out及び第二冷媒流路F2に連通する流入口15inが形成されている。
本例では、六本の凹溝11…が並行に形成され、各流入口14in、15in、流出口14out、15outが夫々三本の凹溝11に連通されているので、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2は夫々三本の凹溝11…から形成される。
また、LED照明装置1は、第一冷媒流路F1を介して放熱ブロック10の一端側10Aから他端側10Bへ冷媒を流す第一冷媒供給系S1と、第二冷媒流路F2を介して放熱ブロック10の他端側10Bから一端側10Aへ前記第一冷媒流路F1の流れとは反対方向に冷媒を流す第二冷媒供給系S2を備えている。
各冷媒供給系S1、S2は、ポンプ16により供給される空気(冷媒)を分岐して各冷媒流路F1、F2に供給する冷媒供給管17及び18を備えている。
そして、冷媒供給系S1の冷媒供給管17は、放熱ブロック10の一端側10Aに形成された第一冷媒流路F1の流入口14inに接続され、冷媒供給系S2の冷媒供給管18は、放熱ブロック10の他端側10Bに形成された第二冷媒流路F2の流入口15inに接続されている。
各冷媒供給系S1、S2は、ポンプ16により供給される空気(冷媒)を分岐して各冷媒流路F1、F2に供給する冷媒供給管17及び18を備えている。
そして、冷媒供給系S1の冷媒供給管17は、放熱ブロック10の一端側10Aに形成された第一冷媒流路F1の流入口14inに接続され、冷媒供給系S2の冷媒供給管18は、放熱ブロック10の他端側10Bに形成された第二冷媒流路F2の流入口15inに接続されている。
以上が本発明の一構成例であって、次にその作用について説明する。
ポンプ16を起動すると、各冷媒供給系S1及びS2により、冷媒となる空気が冷媒供給管17及び18を介して、放熱ブロック10に供給される。
第一冷媒供給系S1により、冷媒となる空気は第一冷媒流路F1の流入口14inに供給され、第一冷媒流路F1内を放熱ブロック10の一端側10Aから他端側10Bに向かって流れ、流出口14outから排出される(図3(a)参照)。
また、第二冷媒供給系S2により、冷媒となる空気は第二冷媒流路F2の流入口15inに供給され、第二冷媒流路F2内を放熱ブロック10の他端側10Bから一端側10Aに向かって、第一冷媒流路F1内の流れとは反対方向に流れる(図3(b)参照)。
ポンプ16を起動すると、各冷媒供給系S1及びS2により、冷媒となる空気が冷媒供給管17及び18を介して、放熱ブロック10に供給される。
第一冷媒供給系S1により、冷媒となる空気は第一冷媒流路F1の流入口14inに供給され、第一冷媒流路F1内を放熱ブロック10の一端側10Aから他端側10Bに向かって流れ、流出口14outから排出される(図3(a)参照)。
また、第二冷媒供給系S2により、冷媒となる空気は第二冷媒流路F2の流入口15inに供給され、第二冷媒流路F2内を放熱ブロック10の他端側10Bから一端側10Aに向かって、第一冷媒流路F1内の流れとは反対方向に流れる(図3(b)参照)。
第一冷媒流路F1を流れる空気は、流路F1を流れる間に放熱ブロック10の熱を奪うので、流入口14inが形成された放熱ブロック10の一端側10Aでの伝熱量が多く、流出口14outが形成された他端側10Bでの伝熱量が少なくなっていく。
また、第二冷媒流路F2を流れる空気は、流路F2を流れる間に放熱ブロック10の熱を奪うので、流入口15inが形成された放熱ブロック10の他端側10Bでの伝熱量が多く、流出口15outが形成された一端側10Aでの伝熱量が少なくなっていく。
このように、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2に反対方向に冷媒を流すことにより、放熱ブロック10はLEDアレイ2のLED列に沿ってその長手方向にわたり略均一に放熱され、温度勾配のないフラットな温度分布が得られる。
また、第二冷媒流路F2を流れる空気は、流路F2を流れる間に放熱ブロック10の熱を奪うので、流入口15inが形成された放熱ブロック10の他端側10Bでの伝熱量が多く、流出口15outが形成された一端側10Aでの伝熱量が少なくなっていく。
このように、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2に反対方向に冷媒を流すことにより、放熱ブロック10はLEDアレイ2のLED列に沿ってその長手方向にわたり略均一に放熱され、温度勾配のないフラットな温度分布が得られる。
図4はその実験結果を示すグラフであって、図4(a)は放熱ブロックの温度分布、図4(b)は相対輝度分布を示す。
グラフ線L1が本発明に係るLED照明装置1の放熱ブロックの温度分布を示す。
グラフ線L2及びL3は、比較のため、本発明装置の冷媒供給系を組み替えて、各冷媒流路F1及びF2に同じ方向に空気を流した場合の温度分布である。
グラフ線L1及びL2は、各流路F1及びF2を流れる空気の風量を等しくし、方向だけを変えて実験した結果である。
また、グラフ線L3は、各流路F1及びF2を流れる空気の方向はグラフ線L2の実験と等しく、風量を二倍にしたときの実験結果である。
図4(a)より、冷媒となる空気を一方向に流した場合は風量を増大させてもLED列の長手方向に沿って温度勾配が形成されてしまうのに対し、空気を反対方向に流した場合は同じ風量で均一な温度分布に維持されることがわかる。
図4(a)及び(b)より、総風量の等しいグラフ線L1及びL2を比較すると、空気を一方向に流した場合の温度差が約22度であり、相対輝度差は7%もあるのに対し、空気を反対方向に流した場合の温度差は8度以内とその温度差が約1/3であり、両端の相対輝度差は0%、中央部と両端の相対輝度差も僅か2%であった。
したがって、本発明のように各LED3…の発熱による輝度ムラが抑えられることが確認された。
グラフ線L1が本発明に係るLED照明装置1の放熱ブロックの温度分布を示す。
グラフ線L2及びL3は、比較のため、本発明装置の冷媒供給系を組み替えて、各冷媒流路F1及びF2に同じ方向に空気を流した場合の温度分布である。
グラフ線L1及びL2は、各流路F1及びF2を流れる空気の風量を等しくし、方向だけを変えて実験した結果である。
また、グラフ線L3は、各流路F1及びF2を流れる空気の方向はグラフ線L2の実験と等しく、風量を二倍にしたときの実験結果である。
図4(a)より、冷媒となる空気を一方向に流した場合は風量を増大させてもLED列の長手方向に沿って温度勾配が形成されてしまうのに対し、空気を反対方向に流した場合は同じ風量で均一な温度分布に維持されることがわかる。
図4(a)及び(b)より、総風量の等しいグラフ線L1及びL2を比較すると、空気を一方向に流した場合の温度差が約22度であり、相対輝度差は7%もあるのに対し、空気を反対方向に流した場合の温度差は8度以内とその温度差が約1/3であり、両端の相対輝度差は0%、中央部と両端の相対輝度差も僅か2%であった。
したがって、本発明のように各LED3…の発熱による輝度ムラが抑えられることが確認された。
図5〜図7は他の実施形態を示す。なお、図1〜図3と共通する部分は同一符号を付して詳細説明を省略する。
本例のLED照明装置21は、図1〜図3に示される第一冷媒供給系S1及び第二冷媒供給系S2の他に、放熱ブロック22に第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2と並行に形成された第三冷媒流路F3を介して、放熱ブロック22の中央部から両端へ向かって冷媒を流す第三冷媒供給系S3が設けられて成る。
なお、直線又は曲線のラインに沿って1列又は複数列のライン状LEDアレイ2を形成するようにLED3…が配列されると共に、各LED3が装着されたLED装着基板4が放熱ブロック22に搭載されている点は、前記実施例1と同様である。
なお、直線又は曲線のラインに沿って1列又は複数列のライン状LEDアレイ2を形成するようにLED3…が配列されると共に、各LED3が装着されたLED装着基板4が放熱ブロック22に搭載されている点は、前記実施例1と同様である。
放熱ブロック22は、ライン状に配されたLED列に沿って延設され、底面側が開口された複数の凹溝11…を形成した放熱ブロック本体12と、その凹溝11…を塞いで前記第一冷媒流路F1、第二冷媒流路F2、第三冷媒流路F3を形成する放熱カバー23から成る。
そして、当該放熱カバー23には、放熱ブロック22の一端側22Aで第一冷媒流路F1に連通する流入口24in、第二冷媒流路F2に連通する流出口25outが形成されると共に、放熱ブロック22の他端側22Bで第一冷媒流路F1に連通する流出口24out及び第二冷媒流路F2に連通する流入口25inが形成されている。
第三冷媒流路F3は、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2の間に形成され、前記カバー23には、第三冷媒流路F3の中間位置に連通する冷媒流入口26inと、その両端に夫々連通する二つの冷媒流出口26out、26outが形成されてなる。
本例では、放熱ブロック本体12に六本の凹溝11…が並行に形成され、各流入口24in、25in、26in、流出口24out、25out、26outが、夫々二本の凹溝11に連通されているので、第一冷媒流路F1、第二冷媒流路F2、第三冷媒流路F3は夫々三本の凹溝11…から形成される。
そして、当該放熱カバー23には、放熱ブロック22の一端側22Aで第一冷媒流路F1に連通する流入口24in、第二冷媒流路F2に連通する流出口25outが形成されると共に、放熱ブロック22の他端側22Bで第一冷媒流路F1に連通する流出口24out及び第二冷媒流路F2に連通する流入口25inが形成されている。
第三冷媒流路F3は、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2の間に形成され、前記カバー23には、第三冷媒流路F3の中間位置に連通する冷媒流入口26inと、その両端に夫々連通する二つの冷媒流出口26out、26outが形成されてなる。
本例では、放熱ブロック本体12に六本の凹溝11…が並行に形成され、各流入口24in、25in、26in、流出口24out、25out、26outが、夫々二本の凹溝11に連通されているので、第一冷媒流路F1、第二冷媒流路F2、第三冷媒流路F3は夫々三本の凹溝11…から形成される。
各冷媒供給系S1〜S3は、冷媒となる空気をポンプ16により各冷媒流路F1〜F3に供給する冷媒供給管17、18、27を備えている。
そして、冷媒供給系S1の冷媒供給管17は、放熱ブロック22の一端側22Aに形成された第一冷媒流路F1の流入口24inに接続され、冷媒供給系S2の冷媒供給管18は、放熱ブロック22の他端側22Bに形成された第二冷媒流路F2の流入口25inに接続され、冷媒供給系S3の冷媒供給管27は、放熱ブロック22の中央部に形成された第三冷媒流路F3の流入口26inに接続されている。
そして、冷媒供給系S1の冷媒供給管17は、放熱ブロック22の一端側22Aに形成された第一冷媒流路F1の流入口24inに接続され、冷媒供給系S2の冷媒供給管18は、放熱ブロック22の他端側22Bに形成された第二冷媒流路F2の流入口25inに接続され、冷媒供給系S3の冷媒供給管27は、放熱ブロック22の中央部に形成された第三冷媒流路F3の流入口26inに接続されている。
本例によれば、各冷媒供給系S1〜S3により、冷媒となる空気が冷媒供給管17、18及び27を介して、放熱ブロック22に供給される。
第一冷媒供給系S1により、冷媒となる空気は第一冷媒流路F1の流入口24inに供給され、第一冷媒流路F1内を放熱ブロック22の一端側22Aから他端側22Bに向かって流れ、流出口24outから排出される(図7(a)参照)。
また、第二冷媒供給系S2により、冷媒となる空気は第二冷媒流路F2の流入口25inに供給され、第二冷媒流路F2内を放熱ブロック22の他端側22Bから一端側22Aに向かって、第一冷媒流路F1内の流れとは反対方向に流れる(図7(b)参照)。
さらに、第三冷媒供給系S3により、冷媒となる空気は第三冷媒流路F3の流入口26inに供給され、第三冷媒流路F3内を放熱ブロック22の中央部から両端側22Aおよび22Bに向かって流れる(図7(c)参照)。
第一冷媒供給系S1により、冷媒となる空気は第一冷媒流路F1の流入口24inに供給され、第一冷媒流路F1内を放熱ブロック22の一端側22Aから他端側22Bに向かって流れ、流出口24outから排出される(図7(a)参照)。
また、第二冷媒供給系S2により、冷媒となる空気は第二冷媒流路F2の流入口25inに供給され、第二冷媒流路F2内を放熱ブロック22の他端側22Bから一端側22Aに向かって、第一冷媒流路F1内の流れとは反対方向に流れる(図7(b)参照)。
さらに、第三冷媒供給系S3により、冷媒となる空気は第三冷媒流路F3の流入口26inに供給され、第三冷媒流路F3内を放熱ブロック22の中央部から両端側22Aおよび22Bに向かって流れる(図7(c)参照)。
第一冷媒流路F1を流れる空気は、流路F1を流れる間に放熱ブロック10の熱を奪うので、流入口14inが形成された放熱ブロック10の一端側10Aでの伝熱量が多く、流出口14outが形成された他端側10Bでの伝熱量が少なくなっていく。
また、第二冷媒流路F2を流れる空気は、流路F2を流れる間に放熱ブロック10の熱を奪うので、流入口15inが形成された放熱ブロック10の他端側10Bでの伝熱量が多く、流出口15outが形成された一端側10Aでの伝熱量が少なくなっていく。
このように、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2に反対方向に冷媒を流すことにより、放熱ブロック10はLEDアレイ2のLED列に沿ってその長手方向にわたり略均一に放熱され、温度勾配のないフラットな温度分布が得られる。
そして、第三冷媒供給系S3により、第三冷媒流路F3に沿って放熱ブロック22の中央部から両端に向かって冷媒となる空気を流せば、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2のみに冷媒を供給して放熱させた場合よりフラットな温度分布となるので、温度分布の均一性要求がより厳しい場合に効果的であり、各LED3…の輝度ムラをより少なくすることができる。
また、第二冷媒流路F2を流れる空気は、流路F2を流れる間に放熱ブロック10の熱を奪うので、流入口15inが形成された放熱ブロック10の他端側10Bでの伝熱量が多く、流出口15outが形成された一端側10Aでの伝熱量が少なくなっていく。
このように、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2に反対方向に冷媒を流すことにより、放熱ブロック10はLEDアレイ2のLED列に沿ってその長手方向にわたり略均一に放熱され、温度勾配のないフラットな温度分布が得られる。
そして、第三冷媒供給系S3により、第三冷媒流路F3に沿って放熱ブロック22の中央部から両端に向かって冷媒となる空気を流せば、第一冷媒流路F1及び第二冷媒流路F2のみに冷媒を供給して放熱させた場合よりフラットな温度分布となるので、温度分布の均一性要求がより厳しい場合に効果的であり、各LED3…の輝度ムラをより少なくすることができる。
なお、冷媒としては、空気のみならず、水その他の流体も使用し得ることはもちろんである。
また、各冷媒供給系S1、S2に一台のポンプ16から冷媒を供給する場合について説明したが、各供給系S1、S2ごとにポンプ、その他の冷媒供給手段を設けてもよいことはもちろんである。
さらに、放熱ブロック10、22として、凹溝11を形成したブロック本体12と、これに形成された凹溝11を覆って流路F1〜F3を形成する放熱カバー13、23とから構成した場合について説明したが、図1及び図5に示すように長手方向に沿って複数の流路が形成された放熱ブロックを用いたり、多数の流路により断面が格子状に形成された放熱ブロックを用いて、複数の流路ごとに2〜3の流路群に分け、それぞれの流路群を第一、第二、あるいは第三の冷媒流路F1〜F3とする場合であってもよい。
また、各冷媒供給系S1、S2に一台のポンプ16から冷媒を供給する場合について説明したが、各供給系S1、S2ごとにポンプ、その他の冷媒供給手段を設けてもよいことはもちろんである。
さらに、放熱ブロック10、22として、凹溝11を形成したブロック本体12と、これに形成された凹溝11を覆って流路F1〜F3を形成する放熱カバー13、23とから構成した場合について説明したが、図1及び図5に示すように長手方向に沿って複数の流路が形成された放熱ブロックを用いたり、多数の流路により断面が格子状に形成された放熱ブロックを用いて、複数の流路ごとに2〜3の流路群に分け、それぞれの流路群を第一、第二、あるいは第三の冷媒流路F1〜F3とする場合であってもよい。
以上述べたように、本発明は、高輝度LEDをライン状に配したLED照明装置に適用し得る。
1 LED照明装置
2 ライン状LEDアレイ
3 LED
4 LED装着基板
10 放熱ブロック
10A 放熱ブロックの一端側
10B 放熱ブロックの他端側
11 凹溝
12 放熱ブロック本体
13 放熱カバー
F1 第一冷媒流路
F2 第二冷媒流路
S1 第一冷媒供給系
S2 第二冷媒供給系
2 ライン状LEDアレイ
3 LED
4 LED装着基板
10 放熱ブロック
10A 放熱ブロックの一端側
10B 放熱ブロックの他端側
11 凹溝
12 放熱ブロック本体
13 放熱カバー
F1 第一冷媒流路
F2 第二冷媒流路
S1 第一冷媒供給系
S2 第二冷媒供給系
Claims (6)
- 直線又は曲線のラインに沿って1列又は複数列のライン状LEDアレイを形成するようにLEDが配列されると共に、各LEDを装着したLED装着基板が放熱ブロックに搭載され、前記基板を介して伝わるLEDの熱を放熱ブロックに逃がして放熱するLED照明装置において、
前記放熱ブロックに、ライン状LEDアレイのLED列に沿って少なくとも第一及び第二冷媒流路が並行に形成され、前記第一冷媒流路を介して放熱ブロックの一端側から他端側へ冷媒を流す第一冷媒供給系と、前記第二冷媒流路を介して放熱ブロックの他端側から一端側へ前記第一冷媒流路の流れとは反対方向に冷媒を流す第二冷媒供給系が形成されたことを特徴とするLED照明装置。 - 前記LED装着基板が直接又は放熱シートを介して放熱ブロックに当接されてなる請求項1記載のLED照明装置。
- 前記冷媒が空気、水その他の流体であり、各冷媒供給系に対し一台のポンプ又はファンから圧送される流体が分岐されて供給される請求項1記載のLED照明装置。
- 前記放熱ブロックが、ライン状に配されたLED列に沿って底面側に複数の凹溝を延設して成る放熱ブロック本体と、その凹溝を塞いで前記第一及び第二冷媒流路を形成する放熱カバーを備え、当該カバーには、第一及び第二冷媒流路の両端に連通する冷媒流入口及び冷媒流出口が形成されてなる請求項1記載のLED照明装置。
- 前記放熱ブロックに、前記第一及び第二冷媒流路と並行に第三冷媒流路が形成されると共に、第三冷媒流路を介して放熱ブロックの中央部から両端へ冷媒を流す第三冷媒供給系が形成された請求項1記載のLED照明装置。
- 前記放熱ブロックが、ライン状に配されたLED列に沿って底面側に複数の凹溝を延設して成る放熱ブロック本体と、その凹溝を塞いで前記第一乃至第三冷媒流路を形成する放熱カバーを備え、当該カバーには、第一及び第二冷媒流路の両端に連通する冷媒流入口及び冷媒流出口が形成されると共に、第三冷媒流路の中間位置に連通する冷媒流入口と、その両端に夫々連通する冷媒流出口が形成されてなる請求項5記載のLED照明装置。
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