JP2019087561A - 冷却構造体、及び光源ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、ライン状に配置される光源を均等に冷却する。【解決手段】冷却器21(冷却構造体に相当)を構成する冷却器22、23を備え、これら冷却器22、23には、ライン状に配置されるLED32の並び方向であるX方向に沿って内部を冷媒が流れ、冷却器22の冷媒上流側の領域22Hと冷却器23の冷媒下流側の領域23Lとが熱的に連結され、冷却器22の冷媒下流側の領域22Lと冷却器23の冷媒上流側の領域23Hとが熱的に連結されている。【選択図】図1

Description

本発明は、光源を冷却する冷却構造体、及び光源ユニットに関する。
光源ユニットには、冷媒を用いて複数の発光素子を冷却する構成が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1では、光源基板毎に板状の冷却ユニットを設け、各冷却ユニット内に冷却水を流している。また、特許文献2では、複数の発光素子を配置したヒートシンク内に冷却媒体を流している。
特開2014−72004号公報 特開2011−103261号公報
しかし、従来の構成は、冷媒の上流側と下流側とで冷却能力が異なるため、複数の発光素子の温度にばらつきが生じ易い。このばらつきは、LEDの場合、発光素子自体の発光効率の低下を生じさせ、光量のばらつきの原因となる。
また、複数の発光素子がライン状に配置される光源の場合、均一に冷却するには、この光源をある長さで分割してそれぞれを同じ冷却能力の冷却ユニットで冷却する構成が考えられる。しかし、この構成は、冷却流路が複雑な構成となり、構造の複雑化を招いてしまう。
そこで、本発明は、簡易な構成で、ライン状に配置される光源を均等に冷却することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の冷却構造体は、光源が間隔を空けて配置される方向、又は光源がライン状に延びる方向に沿って内部を冷媒が流れる第1の冷却器と、内部を冷媒が流れる第2の冷却器とを備え、前記第1の冷却器の冷媒上流側の領域と前記第2の冷却器の冷媒下流側の領域とが熱的に連結され、前記第1の冷却器の冷媒下流側の領域と前記第2の冷却器の冷媒上流側の領域とが熱的に連結されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記冷却構造体において、前記第1の冷却器の冷媒上流側と冷媒下流側との間の領域は、前記第2の冷却器の冷媒上流側と冷媒下流側との間の領域に、熱的に連結されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記冷却構造体において、前記第2の冷却器は、前記第1の冷却器の光源が間隔を空けて配置される方向、又は光源がライン状に延びる方向に沿っており、前記第1の冷却器と前記第2の冷却器とは重ねられていることを特徴とする。
また、本発明は、上記冷却構造体において、前記第1の冷却器と前記第2の冷却器を連結し、内部を冷媒が流れる連結管を有し、前記連結管を折り返して前記第1の冷却器と前記第2の冷却器とを重ねていることを特徴とする。
また、本発明の光源ユニットは、上記したいずれかの冷却構造体と、前記冷却構造体の第1の冷却器にライン状に間隔を空けて取り付けられる複数の光源と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で、ライン状に配置される光源を均等に冷却することができる。
(A)は本発明の実施形態に係る光源ユニットの全体を示す外観図、(B)は光源ユニットの内部構造を示す図である。 図1(B)の拡大図である。 図1(A)のIII−III断面図である。 (A)は光源ユニットを側方から見たときの温度分布を示す図、(B)は光源ユニットを受熱面から見たときの受熱面の温度分布を示す図である。 (A)は比較例に係る光源ユニットを側方から見たときの温度分布を示す図、(B)は光源ユニットを受熱面から見たときの受熱面の温度分布を示す図である。 変形例に係る上下の冷却器を示す図である。 変形例に係る複数の冷却器の構成例を示す図である。 (A)、(B)、及び(C)は光照射に関わる構成の変形例の説明に供する図である。 (A)、及び(B)は伝熱部材を設けた構成の説明に供する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1(A)は本発明の実施形態に係る光源ユニットの全体を示す外観図、図1(B)は光源ユニットの内部構造を示す図である。
この光源ユニット10は、下方に向けてライン状の紫外線を照射する光源ユニットであり、内部が中空のケース11と、ケース11内に配置されて冷却器21(冷却構造体に相当)を構成する上下の冷却器22、23と、冷却器21の受熱面21Aに配置される光照射部31とを備えている。なお、図中、符号UPは上方向を示し、X方向はライン状の紫外線が延びる方向(ケース11の長手方向と一致)を示しており、X方向は例えば水平方向である。但し、上記方向は仕様に応じて適宜に変更されるものである。
図2は図1(B)の拡大図であり、図3は図1(A)のIII−III断面図である。
ケース11は、矩形断面でX方向に沿って直線状に延在する箱形状に形成され、ケース11内の下部に、冷却器21及び光照射部31を収容し、ケース11内の上部に、光照射部31を除く電気部品41(端子台や配線等)を収容する。ケース11の底面には、カバーガラス51(図2、図3)を有するカバープレート52(図1)が装着される。カバーガラス51は、例えば、石英ガラスで構成され、このカバーガラス51を介して光照射部31からの光が下方に向けて照射される。
光照射部31は、光源となるLED32(発光素子に相当)をX方向に間隔を空けて多数配置した構成であり、複数のLED32と、これらLED32が配置される基板33とを備えている。本構成では、LED32が殆ど隙間なくX方向に一列で配置され、所望の光量を確保する。また、基板33の下方には、LED32の光を反射する断面視で逆V字形状の反射板34が設けられ、この反射板34によりLED32の光の照射方向をコントロール可能である。
なお、LED32を一列に配置する構成に限定されず、二列等の多列でもよいし、LED32の間隔も適宜に変更してもよい。要は、求める仕様に応じてLED32の配置は適宜に変更すればよい。また、LED32に代えて、LED以外の発光素子を用いてもよいし、ライン状の光を照射可能な棒状光源等の他の光源を用いてもよい。また、本構成では、光源全体の長さW(図1(B)、図2)が1300mmの場合を示しているが、この長さWについても適宜に変更されるものである。
冷却器21を構成する上下の冷却器22、23は、アルミニウム合金、又は銅合金等の熱伝導性の高い材料で形成された管部材であり、内部を冷媒が流れる冷媒管で構成されている。これら冷却器22、23は、矩形断面でX方向に沿って直線状に延出する角管形状であり、光源全体の長さWと同一、又は長さWよりも長い管に形成されている。
また、上下の冷却器22、23は同じ長さであり、各冷却器22、23内の冷媒流路は同じ内径(流路径に相当)の17.5mmであり、これら冷媒流路の離間距離(流路間距離に相当)は7.5mmである。本構成では上下の冷却器22、23に同一部品を使用しているが、同一部品でなくてもよい。
上下の冷却器22、23の長手方向一端側(+X側に相当)は、それぞれ管継手22R、23Rを介して連結管25で連結され、この連結管25を介して冷却器22、23内に連通する。また、下側の冷却器22(第1の冷却器に相当)の長手方向他端側(−X側に相当)には、管継手22Fを介して、外部から配管接続可能な配管接続部26が設けられる。この配管接続部26には、冷媒を供給する不図示の冷媒供給管が接続され、この冷媒供給管からの冷媒が各冷却器22、23に供給される。
また、上側の冷却器23(第2の冷却器に相当)の長手方向他端側(−X側)には、管継手23Fを介して、外部から配管接続可能な配管接続部27が設けられる。この配管接続部27には、冷媒を排出する不図示の冷媒排出管が接続され、各冷却器22、23を通過した冷媒が冷媒排出管を通って外部に排出される。
以上の構成により、下側の冷却器22、連結管25、及び上側の冷却器23の順でつながる1本の冷媒配管28が構成され、外部から供給される冷媒によって、下側の冷却器22、及び上側の冷却器23が順に冷却される。
本構成では、図1(B)、及び図2に示すように、一本の冷媒配管28が連結管25の箇所で折り返されて、上下の冷却器22、23が上下に重ねられている。このため、下側の冷却器22の下面は、上下の冷却器22、23が重なる面に対向する。この冷却器22の下面に、基板33が配置される受熱面21A(光源が配置される光源配置面に相当)が設けられている。
なお、冷媒は、水等の液冷媒、又は気体の冷媒を広く適用可能である。また、配管接続部26、27をチラーユニットに配管接続し、チラーユニットによって冷却された冷媒を、上下の冷却器22,23に循環させる構成であってもよい。
上述したように、上下の冷却器22、23が重なるので、図3に示すように、上側の冷却器23の下面23Bと下側の冷却器22の上面22Uとが広い面積で接触し、互いの間で効率良く熱移動させることができる。
また、上下一対の冷却器22、23は、両端を揃えて上下に重ねて配置されている。このため、図1(A)に示すように、下側の冷却器22の冷媒上流側の領域22Hと、上側の冷却器23の冷媒下流側の領域23Lとが広い面積で熱的に連結されると共に、下側の冷却器22の冷媒下流側の領域22Lと、上側の冷却器23の冷媒上流側の領域23Hとが広い面積で熱的に連結される。
また、下側の冷却器22の冷媒上流側と冷媒下流側との間の中間領域22Mと、上側の冷却器23の冷媒上流側と冷媒下流側との間の中間領域23Mとについても、互いに広い面積で熱的に連結される。ここで、熱的に連結されるとは、熱移動自在に直接接触している状態に限定されず、熱移動自在な状態を広く含む。
このように、上下の冷却器22、23が、LED32が間隔を空けて配置される方向に延び、且つ、これら上下の冷却器22、23が重なって熱的に連結されているので、下側の冷却器22に設けられて上記方向に延びる受熱面21Aを、効率良く冷却することができる。
しかも、上下の冷却器22、23の冷媒上流側の領域22Hと冷媒下流側の領域23Lとが熱的に連結され、冷媒下流側の領域22Lと冷媒上流側の領域23Hとが熱的に連結され、更に、中間領域22M、23Mとが熱的に連結されているので、受熱面21Aの冷却量を均等に揃え易くなる。これにより、発熱源(冷却対象物に相当)である多数のLED32を、効率良く均等に冷却することができる。
次いで、光源ユニット10と、比較例に係る光源ユニット100のLED32発熱時のシミュレーション結果を説明する。
図4(A)は光源ユニット10を側方から見たときの温度分布を示す図、図4(B)は光源ユニット10を受熱面21Aから見たときの受熱面21Aの温度分布を示す図である。
また、図5(A)は比較例に係る光源ユニット100を側方から見たときの温度分布を示す図、図5(B)は光源ユニット100を受熱面21Aから見たときの受熱面21Aの温度分布を示す図である。
比較例に係る光源ユニット100は、上下の冷却器22、23を離間させている点を除いて光源ユニット10と略同じである。また、図4(A)〜図5(D)において、温度が最も高い箇所を第1温度H1と表記し、温度が低くなるに従って、第2温度H2、第3温度H3、第4温度H4、第5温度H5、及び第6温度H6の順で示している。
なお、光源全体の長さWは1300mm、流路径は17.5mmであり、流路間距離は7.5mmである。
図4(A)に示すように、光源ユニット10においては、下側の冷却器22内の下部、つまり、LED32を配置した基板33が接する受熱面21A近傍が第4温度H4であり、下部を除く冷却器22内、及び冷却器23内の殆どが第4温度H4よりもやや低い第5温度H5であった。なお、冷媒の入口に対応する箇所は最も低い第6温度H6であった。
つまり、LED32の並び方向(光源が延びる方向とも言う)であるX方向において、温度勾配はほぼ一定に保たれ、かつ、冷却器22、23内はほぼ低い温度範囲(殆ど第5温度H4)に保たれた。
また、図4(B)に示すように、受熱面21Aは、LED32に対応する領域が高温になるものの、その周辺は、冷却器22、23内の両端に対応する箇所を除いて、第3温度H3又は第4温度H4であった。つまり、受熱面21Aにおいても、X方向において、温度勾配はほぼ一定に保たれ、発熱源であるLED32以外の領域は低い温度(殆ど第5温度H4)に保たれた。
これに対し、図5(A)、及び図5(B)に示すように、比較例に係る光源ユニット100では、X方向に温度勾配が生じると共に、図4(A)及び図4(B)と比べて全体的に温度が高くなった。特に、受熱面21Aにおいては、殆どの領域が高い温度範囲(第1温度H1、第2温度H2)となった。このため、光源ユニット100では、光源ユニット10と比べて冷却性能が全体的に低く、かつ、LED32を含む基板33の温度のばらつきが生じることが明らかである。
このように、本実施形態の光源ユニット10は、上下の冷却器22、23を離間させた光源ユニット100と比べて、LED32を含む基板33を、LED32の並び方向に沿って均等に冷却できており、且つ、冷却能力が全体的に向上していることが明らかである。
これにより、ライン状の光源を構成する複数のLED32の温度のばらつき、及び温度上昇が抑えられ、この温度上昇に起因する電圧変動が招く光量のばらつき、及び光量の変動を抑えることができる。また、上下の冷却器22、23を重ねた構成であるので、LED32がライン状に配列される基板33をある長さで分割化、或いはグループ化して同じ冷却能力の冷却ユニットで冷却する構成と比べて、構成が簡易で済む。したがって、簡易な構成で、ライン状の光源を構成する各LED32を均等に冷却することができる。
換言すると、本構成は、冷却器22、23を連結する連結管25を折り返して上下で重ねた構成にすることで、ライン状に配置される各LED32を均等に冷却することができる。このため、構成の複雑化を抑えると共に、部品点数を低減し、コスト低減、及び小型化を図り易くなる。また、冷媒の流量を調整することによって、冷却のばらつきを抑えた状態で冷却能力を増減させることができ、所望の冷却能力に容易に調整可能である。
以上説明したように、本構成では、上下の冷却器22、23が熱的に連結されており、より具体的には、上下の冷却器22、23の冷媒上流側の領域22Hと冷媒下流側の領域23Lとが熱的に連結され、且つ、冷媒下流側の領域22Lと冷媒上流側の領域23Hとが熱的に連結されている。これにより、簡易な構成で、ライン状に配置される各LED32を均等、かつ十分に冷却することができる。
このため、光源全体の長さWが大きい場合に有利な冷却器21(冷却構造体)を提供することができ、例えば、長さWが1000mm以上の光源の冷却に好適である。
しかも、上下の冷却器22、23の中間領域22M、23Mについても熱的に連結されるので、各LED32をより均等に冷却できる。なお、冷却能力を十分に確保でき、かつ、冷却のばらつきを十分に低減できる範囲で、中間領域22M、23Mを熱的に連結しない構成(例えば、中間領域22M、23Mが離間し、密着していない構成)にする等の変更を行ってもよい。
さらに、本実施形態では、上下の冷却器22、23を重ねることによって、各冷却器22、23それぞれの冷媒上流側の領域22H、23Hを他方の冷却器22、23の冷媒下流側の領域23L、22Lに面接触させている。このため、冷却器22、23を熱的に連結するために冷却器22、23同士を接触させるための伝熱部材を別途設ける必要がない。これによっても、光源ユニット10及び冷却器21を簡易な構成にできる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、図6に一例を示すように、上下の冷却器22、23のそれぞれに、外部から独立して冷媒を供給する冷媒供給管29を接続してもよい。なお、図6中、符号30は、冷媒を排出する冷媒排出管である。
この場合、図6に冷媒の流れを矢印で示すように、上下の冷却器22、23で、冷媒の流れる方向が逆方向になるように冷媒を供給することで、上述した実施形態と同様の流れとなる。これにより、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
また、複数の冷却器22、23を上下に重ねる構成に限定されず、ライン状に配置される各LED32を均等に冷却できる範囲で、左右(水平方向)に重ねる構成でもよい。また、重ねる冷却器22、23の本数は3本以上でもよい。
図7は4本の冷却器22X、22Y、23X、23Yを重ねた場合の構成例を示している。図7では、下側の冷却器22X、22Yが左右に重ねられ、これら冷却器22X、22Yの上に上側の冷却器23X、23Yが重ねられ、これら冷却器23X、23Yは左右にも重ねられている。また、図7では、下側の冷却器22X、22Yの下面に光照射部31を配置する構成例を示しているが、右側の冷却器22Y、23Yの側面、左側の冷却器22X、23Xの側面、又は、上側の冷却器23X、23Yの上面に光照射部31を配置しても、光照射部31を均等かつ効率良く冷却可能である。
上述した実施形態において、反射板34等の光照射に関する構成は適宜に変更してもよい。例えば、図8(A)は、反射板34に代えて、LED32を覆うカバー又はレンズとなる覆い部材34Aを配置した構成例を示し、図8(B)は、側面視で楕円形状の反射板34Bを配置した構成例を示し、図8(C)は、反射板34を配置しない構成例を示している。
また、複数の冷却器22、23を重ねて直接接触させる構成に限定されない。例えば、2本の冷却器22、23を離間して配置し、各冷却器22、23それぞれの冷媒上流側の領域と冷媒下流側の領域との間で熱伝導するように、これら冷却器22、23を接触させるための熱伝導性を有する伝熱部材71を設けてもよい。
図9(A)、及び図9(B)は伝熱部材71の一例を示している。なお、図9(A)、及び図9(B)中、伝熱部材71は斜線を付した部材である。
図9(A)に示す伝熱部材71は、各冷却器22、23の全体に渡って配置されることにより、上述の実施形態と同様の熱伝導を実現する部材である。また、図9(B)に示す伝熱部材71は、各冷却器22、23の冷媒上流側の領域と冷媒下流側の領域との間を独立して接触させるための部材71A、71B、及び、中間領域22M、23Mの間を独立して接触させるための部材71Cとで構成され、これら部材71A〜71Cにより、上述の実施形態と同様の熱伝導を実現する。なお、伝熱部材71は、例えば、アルミニウム合金、又は銅合金等の高い熱伝導性を有する部材で形成することが好ましい。
また、冷却能力を十分確保でき、且つ、均等に冷却できる場合等は、伝熱部材71のうち、中間領域22M、23Mを連結する部材71Cを省略してもよい。
また、ライン状に配置された光源を冷却する冷却器21(冷却構造体)、及び光源ユニット10に本発明を適用する場合を説明したが、他の光源を冷却する他の冷却器(冷却構造体に相当)、及び他の光源ユニットに本発明を適用してもよい。
10、100 光源ユニット
11 ケース
21 冷却器(冷却構造体)
21A 受熱面(光源配置面)
22 下側の冷却器(第1の冷却器)
22R、22F、23R、23F 管継手
22H、23H 冷媒上流側の領域
22L、23L 冷媒下流側の領域
22M、23M 中間領域
23 上側の冷却器(第2の冷却器)
25 連結管
26、27 配管接続部
28 冷媒配管
31 光照射部
32 LED(発光素子)
33 基板
34 反射板
51 カバーガラス
71 伝熱部材

Claims (5)

  1. 光源が間隔を空けて配置される方向、又は光源がライン状に延びる方向に沿って内部を冷媒が流れる第1の冷却器と、
    内部を冷媒が流れる第2の冷却器とを備え、
    前記第1の冷却器の冷媒上流側の領域と前記第2の冷却器の冷媒下流側の領域とが熱的に連結され、前記第1の冷却器の冷媒下流側の領域と前記第2の冷却器の冷媒上流側の領域とが熱的に連結されていることを特徴とする冷却構造体。
  2. 前記第1の冷却器の冷媒上流側と冷媒下流側との間の領域は、前記第2の冷却器の冷媒上流側と冷媒下流側との間の領域に、熱的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却構造体。
  3. 前記第2の冷却器は、前記第1の冷却器の光源が間隔を空けて配置される方向、又は光源がライン状に延びる方向に沿っており、
    前記第1の冷却器と前記第2の冷却器とは重ねられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却構造体。
  4. 前記第1の冷却器と前記第2の冷却器を連結し、内部を冷媒が流れる連結管を有し、
    前記連結管を折り返して前記第1の冷却器と前記第2の冷却器とを重ねていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷却構造体。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の冷却構造体と、前記冷却構造体の第1の冷却器にライン状に間隔を空けて取り付けられる複数の光源と、を備えたことを特徴とする光源ユニット。
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