JP5397239B2 - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5397239B2
JP5397239B2 JP2010011172A JP2010011172A JP5397239B2 JP 5397239 B2 JP5397239 B2 JP 5397239B2 JP 2010011172 A JP2010011172 A JP 2010011172A JP 2010011172 A JP2010011172 A JP 2010011172A JP 5397239 B2 JP5397239 B2 JP 5397239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
light
optical system
mirror
projector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010011172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011150134A (ja
JP2011150134A5 (ja
Inventor
桂吾 井上
和宏 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2010011172A priority Critical patent/JP5397239B2/ja
Priority to US12/930,741 priority patent/US8491132B2/en
Priority to CN2011100073850A priority patent/CN102135719A/zh
Publication of JP2011150134A publication Critical patent/JP2011150134A/ja
Publication of JP2011150134A5 publication Critical patent/JP2011150134A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5397239B2 publication Critical patent/JP5397239B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/28Reflectors in projection beam
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • H04N9/3105Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/3144Cooling systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3164Modulator illumination systems using multiple light sources

Description

本発明は、プロジェクタに関する。
映像を投写する表示装置であるプロジェクタは、高輝度のランプを光源として、例えば液晶パネルを透過した光をスクリーン等に照射する。プロジェクタには、二つのランプを備える2灯式といわれるものがある。そして、2灯式のプロジェクタには、二つのランプを同時に点灯して輝度を高めるものと、通常は片方のランプのみを点灯して使用し、他方のランプは予備として備えておく切替え式のものがある。
プロジェクタに内蔵されたランプは、点灯時に発熱するため、ランプやプロジェクタ内部が高温になる。そこで、プロジェクタには、給気ファンや排気ファン等の冷却系が設置されて、ランプやプロジェクタ内部が冷却される。
特許文献1には、省電力化を図るために、消費電力の大きな光源と消費電力の小さな光源を有し、光軸切換えミラーによって光軸を切換えられるプロジェクションディスプレイが開示されている。
特開2003−29341号公報
ところで、従来の2灯切替え式のプロジェクタは、図4に示すように、二つのランプ12が照明光学系20や可動ミラー14を間に挟んで対称的な位置関係で配置されている。図4は、従来のプロジェクタ10を示す平面図である。図4は、プロジェクタ10の外装ケースを取り外した状態で、光学系に関する内部の主要な部品と排気ファン50を概略的に示したものである。
図4に示した従来のプロジェクタ10は、ランプ12と、可動ミラー14と、照明光学系20と、投射光学系30と、排気ファン50等を備える。2灯切替え式のプロジェクタ10は、二つのランプ12のうち一方のランプ12のみから光が照射される。二つのランプ12は、光の照射方向が互いに向かい合うように配置される。
可動ミラー14は、一方のランプ12からの光の入射角が約45°になるように配置され、一方のランプ12が点灯した際には、そのランプ12からの光を照明光学系20に反射させる。他方のランプ12が点灯した際には、可動ミラー14を適正な方向に約90°回転させることによって、その他方のランプ12からの光を同一の照明光学系20に反射させる。可動ミラー14で反射した光は、照明光学系20に入射する。
照明光学系20は、入射した光を一度3原色(RGB)に分光し、分光した光を液晶パネル70R,70G,70Bに透過させた後、合成する。照明光学系20は、フライアイレンズ61と、PS変換素子62と、コンデンサレンズ63と、ダイクロイックミラー64,66と、ミラー65,67,68と、クロスプリズム69と、液晶パネル70R,70G,70Bなどからなる。照明光学系20で合成された光は、投射光学系30を介して映像として投射光学系30からスクリーン等に投射される。
図4に示すランプ12の反射鏡は、パラボラ形状であるが、プロジェクタ10の光源として、図5に示す楕円形状の反射鏡を有するランプ22を使用してもよい。図5は、従来のプロジェクタ10を示す平面図である。パラボラ形状の反射鏡を有するランプ12は、平行光を照射するが、楕円形状の反射鏡を有するランプは、光の照射方向にある他の焦点に向かって照射光を集約させる性質がある。そのため、楕円形状の反射鏡を有するランプ22を使用する場合、レンズ24,25等の1つ以上のレンズを使用して光源からの光を平行光にして、照明光学系20に光を入射させる。ランプ22とレンズ25の間の距離、即ち図5ではランプ22とレンズ24間の距離M1と、レンズ24と可動ミラー26間の距離M2と、可動ミラー26とレンズ25間の距離M3の合計距離(=M1+M2+M3)は、ランプ22の反射鏡及びレンズ24,25の性能で決まる。従って、楕円形状の反射鏡を有するランプ22を使用する場合、ランプ22の反射鏡及びレンズ24,25の性能によって、ランプ22の位置が決定される。
なお、パラボラ形状の反射鏡を有するランプ12の場合も、楕円形状の反射鏡を有するランプ22の場合も、可動ミラー14,26、照明光学系20及び投射光学系30の構成は同一になる。
このように、従来のプロジェクタ10では、二つのランプ12,22を互いに対向して配置し、二つのランプ12,22の中間位置で光路を切り替えるための可動ミラー14,26を配置していた。このようなランプ12,22の配置、可動ミラー14,26及び照明光学系20の配置は、光学的設計が容易であった。しかし、図4及び図5に示すように、一方のランプ12,22の端部Pと、投射光学系30の光の出射点Rの間の距離L4が長くなる。一般に、プロジェクタ10の外装の形状を決定する際、外装の中心に投射光学系30の光軸(出射点Rを通る軸)を持ってこようとするケースが多い。しかし、そのためには、投射光学系30の光軸を中心に左右対称に距離L4を設ける必要がある。従って、外装の横幅が少なくともL4×2となり、プロジェクタ10全体のサイズが大きくなるという問題があった。
また、二つのランプ12,22が離れているため、ランプ12,22それぞれにランプ12,22を冷却するための冷却系を構築する必要があった。特に、排気のための排気ファン50は、ランプ12,22を通過した空気が効率よく外部に排出されるように、ランプ12,22の位置に合わせて構築する必要がある。その結果、二つの排気ファン50がランプ12,22に近い外装ケースに設置されることになり、二つの排気ファン50の設置のために、プロジェクタ10に広い領域が占有されることになった。
なお、ランプ12が、点灯時に発熱すると、ランプ12の上に位置する領域のほうが下に位置する領域に比べて温度が高くなる。プロジェクタ10を傾けたことによって、ランプ12の照射面(ガラス面)が反射面(リフレクター)に比べて上に位置すると、熱によってランプ12が破損するおそれがある。また、反対にランプ12の反射面(リフレクター)が照射面(ガラス面)に比べて上に位置するときも、熱によってランプ12が破損するおそれがある。
プロジェクタ10の設置方法として、図6(A)に示すように、水平な設置面に対して平行に設置して、水平方向に映像光を照射する場合と、図6(B)、図6(C)に示すように、水平な設置面に対して斜めに設置して、斜め上方に映像光を照射する場合がある。図6(A)、図6(B)は、本実施形態に係るプロジェクタ10を示す側面図である。図6(C)は、本実施形態に係るプロジェクタ10を示す側面図である。
従って、プロジェクタ10を傾けても、ランプ12の照射方向の傾きが変わらないようにしたほうがよい。そのため、ランプ12の照射方向は、投射光学系30の光軸に対してほぼ垂直方向になるように、ランプ12が配置されている。その結果、図6(B)、図6(C)に示すように、プロジェクタ10を斜めに配置したときも、ランプ12の照射方向の傾きは変わらない。そのため、ランプ12の照射面又は反射面が上方に位置することはなく、ランプ12の破損を回避するようにしている。
このように、プロジェクタ10内部において、ランプ12を設置する場合、設置位置が限定されるだけでなく、ランプ12の照射方向も考慮してランプ12を配置する必要がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、簡素な構造を実現しつつ、装置全体のサイズの小型化を図ることが可能な、新規かつ改良されたプロジェクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、光源である第一のランプと、第一のランプと同一方向に照射し照射方向が平行になるように配置された光源である第二のランプと、第一のランプ又は第二のランプからの光が入射し映像光を生成して映像光を出射する照明光学系と、第一のランプ及び第二のランプの照射方向に対してほぼ垂直方向の光軸を有し、照明光学系から映像光が入射して外部に映像光を出射する投射光学系と、第一のランプ及び第二のランプに対して投射光学系の光軸を挟んで反対側に配置され、第一のランプ及び第二のランプからの光を反射して照明光学系に入射させる第一のミラーと、第一のランプの点灯時、第一のランプと第一のミラーを結ぶ直線上の光路から外れて第一のランプからの光を直接第一のミラーに入射させ、第二のランプの点灯時、第一のランプと第一のミラーを結ぶ直線上の光路に設置されて第二のランプからの光を反射して第一のミラーに入射させる可動ミラーと、第二のランプからの光を反射して可動ミラーに入射させる第二のミラーとを備える、プロジェクタが提供される。
上記可動ミラーは、設置時の水平面に対して鉛直方向の軸を中心に回転してもよい。
上記第一のランプと第二のランプは、互いに隣接して配置されてもよい。
上記第一のミラーからの光が入射する照明光学系の光の入射点は、第一のランプ及び第二のランプに対して投射光学系の光軸を挟んで反対側に位置してもよい。
上記照明光学系は、第一のランプ又は第二のランプからの光が入射し、光を色別に分光し、分光した光を表示パネルに透過させて色別に映像光を生成し、映像光を合成して、合成した映像光を出射してもよい。
以上説明したように本発明によれば、簡素な構造を実現しつつ、装置全体のサイズの小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタ100を示す斜視図である。 同実施形態に係るプロジェクタ100を示す平面図である。 図3(A)、図3(B)は、本実施形態に係るプロジェクタ100を示す側面図である。図3(C)は、本実施形態に係るプロジェクタ100を示す側面図である。 従来のプロジェクタ10を示す平面図である。 従来のプロジェクタ10を示す平面図である。 図6(A)、図6(B)は、本実施形態に係るプロジェクタ10を示す側面図である。図6(C)は、本実施形態に係るプロジェクタ10を示す側面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.プロジェクタ100の概略構成
2.ランプ112A,112Bからの光の光路切替え手段
3.ランプ112A,112Bの照射方向について
4.プロジェクタ100の横幅について
<1.プロジェクタ100の概略構成>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係るプロジェクタ100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクタ100を示す斜視図である。図1は、プロジェクタ100の外装ケースを取り外した状態で、ベース140に設置された内部の主要な部品を概略的に示したものである。図2は、本実施形態に係るプロジェクタ100を示す平面図である。
本実施形態に係るプロジェクタ100は、ランプ112A,112Bと、可動ミラー114と、照明光学系120と、投射光学系130と、排気ファン150等を備える。プロジェクタ100は、映像を投写する表示装置であって、高輝度のランプ112A,112Bを光源として、例えば液晶パネル170R,170G,170Bを透過した光をスクリーン等に投射する。プロジェクタ100は、2灯切替え式であり、通常は片方のランプ112A(又は112B)のみを点灯して使用し、他方のランプ112B(又は112A)は予備として備えておく。
ランプ112A,112Bは、ランプボックス110に内蔵される。ランプ112A,112Bは、例えばキセノンランプ、超高圧水銀ランプなどである。ランプ112A,112Bは、例えばパラボラ形状の反射鏡を有し、平行光を照射する。なお、本発明では、楕円形状の反射鏡を有するランプを使用してもよい。この場合、ランプと照明光学系120の間には、ランプから照射された光を平行光にするレンズを設ける必要がある。
ランプ112A,112Bから照射された光は、照明光学系120に出力される。プロジェクタ100が2灯切替え式であるため、プロジェクタ100の使用時は、ユーザーの選択、プロジェクタ100内部の設定などに応じて、ランプ112A,112Bのいずれか一方が点灯される。
ランプ112A,112Bは、従来のプロジェクタ10と異なり、プロジェクタ100の内部において、同一方向に光を照射し照射方向が平行になるように配置されている。また、ランプ112A,112Bは、従来のプロジェクタ10と異なり、互いに隣接して配置されている。ランプ112A,112Bは、第一のランプ、第二のランプの一例である。
プロジェクタ100が2灯切替え式であるため、ランプ112Aからの光の光路と、ランプ112Bからの光の光路を切り替える可動ミラー114が設けられる。ランプ112A,112Bの配置が従来のプロジェクタ10と異なるため、ランプ112A,112Bからの光の光路を切り替える可動ミラー114の配置は、従来のプロジェクタ10と異なる。可動ミラー114等の光路切替え手段の詳しい説明は、後述する。
照明光学系120は、ランプ112A,112Bから出力された光を一旦3原色(RGB)に分光する。そして、照明光学系120は、分光した光を液晶パネル170R,170G,170Bに透過させて、各色の映像光を生成した後、一つの映像光に合成する。照明光学系120は、合成して生成された映像光を投射光学系130に出力する。
照明光学系120は、フライアイレンズ161と、PS変換素子162と、コンデンサレンズ163と、ダイクロイックミラー164,166と、ミラー165,167,168と、クロスプリズム169と、液晶パネル170R,170G,170Bなどからなる。
フライアイレンズ161は、周辺の輝度に比べて中心の輝度が高い入射してきた光を均一な光に変換する。PS変換素子162は、光の偏光成分を揃えて、液晶パネル170R,170G,170Bに偏光成分が揃った光を入射させる。コンデンサレンズ163は、ランプ112A,112Bからの光を集光させる。ダイクロイックミラー164は、入射した光から青色光を透過させ、赤色光、緑色光を反射させる。ダイクロイックミラー166は、入射した光から赤色光を透過させ、緑色光を反射させる。ミラー165,167,168は、入射した光を例えば90°方向に角度を変えて反射させる。液晶パネル170R,170G,170Bは、それぞれ入射した各色(RGB)の映像光を生成する。クロスプリズム169は、入射した各色の映像光を合成して、合成された映像光を生成し、投射光学系130に映像光を出射する。
投射光学系130は、例えば投射レンズ等から構成され、照明光学系120から出力された映像光をスクリーン等に投射する。投射光学系130は、ランプ112A,112Bの照射方向に対してほぼ垂直方向の光軸を有する。
プロジェクタ100の冷却系として、例えば給気ファン(図示せず。)と、排気ファン150等が設けられる。
給気ファンは例えば遠心ファンである。給気ファンは、ランプ112A,112Bと接続されて、ランプ112A,112Bそれぞれに空気を供給し、点灯時に発熱するランプ112A,112Bを冷却する。
排気ファン150は例えば軸流ファンである。排気ファン150は、ランプ112A,112Bを通過した空気を吸い込み、吸い込んだ空気をプロジェクタ100の外部に排出する。排気ファン150は、例えばプロジェクタ100の外装ケースに取り付けられる。
排気ファン150は、ランプ112A,112Bに隣接して一つのみ配置される。従来のプロジェクタ10では、二つのランプ12が離れた位置に配置されていたため、二つの排気ファン50を設置していた。一方、本実施形態では、ランプ112A,112Bが隣接しているため、排気ファン150を共通化でき、排気ファン150を一つ設置するだけで、ランプ112A,112Bを冷却できる。図2に示す例では、排気ファン150は、一方のランプ112Aに隣接して配置されているが、本発明はこの例に限定されない。例えば、排気ファンは、隣接して配置された二つのランプの中間に配置されてもよい。
<2.ランプ112A,112Bからの光の光路切替え手段>
次に、ランプ112A,112Bからの光の光路切替え手段について説明する。
光路切替え手段は、ランプ112Aが点灯したときは、ランプ112Aからの光が照明光学系120に到達し、ランプ112Bからの光が点灯したときは、ランプ112Bからの光が照明光学系120に到達するように、光路を切り替える。
光路切替え手段は、例えば可動ミラー114と、ミラー116,118等からなる。
ミラー118とランプ112Aを結ぶ光路は、投射光学系130の光軸に対して垂直であり、照明光学系120の光の入射点Qの近傍を通過する。また、ミラー116とランプ112Bを結ぶ光路は、ミラー118とランプ112Aを結ぶ光路と平行であり、照明光学系120の光の入射点Qよりも投射光学系130の光の出射点R側に位置する。ランプ112Bの点灯時に、ミラー116と可動ミラー114を結ぶ光路は、投射光学系130の光軸に対して平行であり、投射光学系130の光軸の延長線上に近い位置に配置される。
ミラー118は、第一のミラーの一例であり、ランプ112A,112Bからの光を反射して照明光学系120に入射させる。ミラー118は、ランプ112A,112Bからの光の入射角が約45°になるように配置される。
ミラー118は、図2に示すように、ミラー118からの光が入射する照明光学系120の光の入射点Qの近くに設置される。入射点Qは、投射光学系130の光軸からの幅方向の距離がL2の位置にある。そして、入射点Qは、ランプ112A,112Bに対して投射光学系130の光軸を挟んで反対側に位置する。従って、ミラー118も、ランプ112A,112Bに対して、投射光学系130の光軸を挟んで反対側に設置される。
可動ミラー114は、ランプ112Aとミラー118を結ぶ直線上の光路から外れたり、ランプ112Aとミラー118を結ぶ直線上の光路に設置されたりするように可動する。
ランプ112Aの点灯時、可動ミラー114は、ランプ112Aとミラー118を結ぶ直線上の光路から外れてランプ112Aからの光を直接ミラー118に入射させる。一方、ランプ112Bの点灯時、可動ミラー114は、約45°回転して、ランプ112Aとミラー118を結ぶ直線上の光路に設置されて、ランプ112Bからの光を反射してミラー118に入射させる。ランプ112Bの点灯時、可動ミラー114は、ランプ112Bからの光の入射角が約45°になるように配置される。
可動ミラー114は、設置時の水平面に対して鉛直方向の軸を中心に回転する。これにより、プロジェクタ100を卓上に設置する場合だけでなく、上面と下面を逆さにして例えば天井から吊り下げて設置する場合にも、可動ミラー114を適切に回転させることができる。即ち、本実施形態と異なり、可動ミラーを水平面に対して平行方向の軸を中心に回転するようにすると、上面と下面を逆さにして設置する場合に、動作しなくなる恐れがあるが、本実施形態では、このような不具合を回避できる。
ミラー116は、第二のミラーの一例であり、ランプ112Bからの光を反射して可動ミラー114に入射させる。ミラー116は、ランプ112Bからの光の入射角が約45°になるように配置される。ミラー116は、照明光学系120の光の入射点Qよりも投射光学系130の光の出射点R側に設置される。また、ミラー116は、投射光学系130の光軸の延長線上に近い位置に設置される。これにより、ミラー116に入射する光を照射するランプ112Bも、照明光学系120の光の入射点Qよりも投射光学系130側に設置でき、プロジェクタ100を小型化させることができる。
本実施形態の光路切替え手段は、下記の通り動作する。
まず、ランプ112Aが点灯する場合、可動ミラー114は、ランプ112Aとミラー118を結ぶ直線上の光路から外れた位置に移動する。ランプ112Aが点灯すると、ランプ112Aから照射された光は、直接ミラー118に入射し、ミラー118は、ランプ112Aからの光を反射して照明光学系120に入射させる。これにより、ランプ112Aからの光が照明光学系120に入射する。
一方、ランプ112Bが点灯する場合、可動ミラー114は、ランプ112Aとミラー118を結ぶ直線上の光路に移動する。ランプ112Bが点灯すると、ランプ112Bから照射された光は、ミラー116に入射し、ミラー116は、ランプ112Bからの光を反射して可動ミラー114に入射させる。そして、可動ミラー114は、ミラー116からの光を反射してミラー118に入射させる。最後に、ミラー118は、可動ミラー114からの光を反射して照明光学系120に入射させる。これにより、ランプ112Bからの光が照明光学系120に入射する。
<3.ランプ112A,112Bの照射方向について>
投射光学系130は、ランプ112A,112Bの照射方向に対してほぼ垂直方向の光軸を有する。プロジェクタ100の設置方法として、図3(A)に示すように、水平な設置面に対して平行に設置して、水平方向に映像光を照射する場合と、図3(B)、図3(C)に示すように、水平な設置面に対して斜めに設置して、斜め上方に映像光を照射する場合がある。図3(A)、図3(B)は、本実施形態に係るプロジェクタ100を示す側面図である。図3(C)は、本実施形態に係るプロジェクタ100を示す側面図である。
ランプ112A,112B(以下、総称してランプ112ともいう。)は、点灯時に発熱する。ランプ112が発熱すると、ランプ112の上に位置する領域のほうが下に位置する領域に比べて温度が高くなる。プロジェクタ100を傾けたことによって、ランプ112の照射面(ガラス面)が反射面(リフレクター)に比べて上に位置すると、熱によってランプ112が破損するおそれがある。また、反対にランプ112の反射面(リフレクター)が照射面(ガラス面)に比べて上に位置するときも、熱によってランプ112が破損するおそれがある。
従って、プロジェクタ100を傾けても、ランプ112の照射方向の傾きが変わらないようにしたほうがよい。そのため、ランプ112の照射方向は、投射光学系130の光軸に対してほぼ垂直方向になるように、ランプ112を配置するとよい。その結果、図3(B)、図3(C)に示すように、プロジェクタ100を斜めに配置したときも、ランプ112の照射方向の傾きは変わらない。そのため、ランプ112の照射面又は反射面が上方に位置することはなく、ランプ112の破損を回避できる。
本実施形態では、プロジェクタ100の小型化を図りつつ、図3に示すように、二つのランプ112の照射方向を考慮してランプ112を配置している。なお、ランプ112A,112Bの照射方向は、投射光学系130の光軸に対して厳密に90°にする必要はなく、ランプの温度分布を適正にすることができる範囲で傾けることができる。
<4.プロジェクタ100の横幅について>
ランプ112A,112Bは、照明光学系120の光の入射点Qやミラー118に対して、投射光学系130の光軸を挟んで反対側に設置される。これにより、投射光学系130の光軸から最も離れた光学系の部品の位置は、ランプ112A,112Bの端部、図2に示すPになる。端部Pは、投射光学系130の光軸からの幅方向の距離がL1の位置にある。
L1は、ランプ112A,112Bが可動ミラー114に当たらない位置まで短縮できる。即ち、図2に示す可動ミラー114とランプ112A,112Bの間の距離L3が0(ゼロ)に近くなる位置まで、ランプ112A,112Bを移動でき、L1を短縮できる。
従来のプロジェクタ10は、二つのランプ12,22が可動ミラー14,26を間に挟んで対向する位置にある。そして、図4及び図5に示すように、投射光学系130の光軸から最も離れた光学系の部品の位置は、照明光学系120の光の入射点Qよりも外側に配置されたランプ12の端部Pであった。端部Pは、投射光学系130の光軸からの幅方向の距離がL4の位置にある。
照明光学系20の光の入射点Qと投射光学系30の光の出射点Rの間隔L2は、照明光学系20及び投射光学系30の構造に依存する。照明光学系20が上述したような構成を有する場合、間隔L2は一定以下に短縮することはできない。従って、投射光学系130の光軸から端部Pまでの幅方向の距離L4を短縮することは困難だった。
一方、本実施形態は、従来と同一距離の照明光学系120の光の入射点Qと投射光学系130の光の出射点Rの間隔L2を有する。しかし、ランプ112A,112Bは、照明光学系120の光の入射点Qやミラー118に対して、投射光学系130の光軸を挟んで反対側に設置される。従って、投射光学系130の光軸から最も離れた光学系の部品の位置(端部P)までの距離L1を、従来のプロジェクタの投射光学系30の光軸から端部Pまでの幅方向の距離L4より短縮でき、装置全体のサイズの小型化を図ることができる。
以上より、本実施形態によれば、プロジェクタ100の外装の形状を決定する際、外装の中心に投射光学系130の光軸(出射点Rを通る軸)を持ってこようとするケースでは特に、外装の横幅を従来に比べて狭くすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、ランプ112A,112Bがプロジェクタ100に二つ設置される場合について説明したが、本発明はこの例に限定されず、ランプがプロジェクタに三つ以上設置される場合についても、可動ミラーを増やすことによって同様に適用できる。
10,100 プロジェクタ
12,22,112,112A,112B ランプ
14,26,114 可動ミラー
20,120 照明光学系
24,25 レンズ
30,130 投射光学系
50,150 排気ファン
61,161 フライアイレンズ
62,162 PS変換素子
63,163 コンデンサレンズ
64,66,164,166 ダイクロイックミラー
65,67,68,116,118,165,167,168 ミラー
69,169 クロスプリズム
70R,70G,70B,170R,170G,170B 液晶パネル
110 ランプボックス
140 ベース

Claims (5)

  1. 光源である第一のランプと、
    前記第一のランプと同一方向に照射し照射方向が平行になるように配置された光源である第二のランプと、
    前記第一のランプ又は前記第二のランプからの光が入射し映像光を生成して前記映像光を出射する照明光学系と、
    前記第一のランプ及び前記第二のランプの照射方向に対してほぼ垂直方向の光軸を有し、前記照明光学系から前記映像光が入射して外部に前記映像光を出射する投射光学系と、
    前記第一のランプ及び前記第二のランプに対して前記投射光学系の光軸を挟んで反対側に配置され、前記第一のランプ及び前記第二のランプからの光を反射して前記照明光学系に入射させる第一のミラーと、
    前記第一のランプの点灯時、前記第一のランプと前記第一のミラーを結ぶ直線上の光路から外れて前記第一のランプからの光を直接前記第一のミラーに入射させ、前記第二のランプの点灯時、前記第一のランプと前記第一のミラーを結ぶ直線上の光路に設置されて前記第二のランプからの光を反射して前記第一のミラーに入射させる可動ミラーと、
    前記第二のランプからの光を反射して前記可動ミラーに入射させる第二のミラーと
    を備える、プロジェクタ。
  2. 前記可動ミラーは、設置時の水平面に対して鉛直方向の軸を中心に回転する、請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記第一のランプと前記第二のランプは、互いに隣接して配置される、請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記第一のミラーからの光が入射する前記照明光学系の光の入射点は、前記第一のランプ及び前記第二のランプに対して前記投射光学系の光軸を挟んで反対側に位置する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  5. 前記照明光学系は、前記第一のランプ又は前記第二のランプからの光が入射し、光を色別に分光し、分光した光を表示パネルに透過させて色別に映像光を生成し、前記映像光を合成して、合成した前記映像光を出射する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロジェクタ。

JP2010011172A 2010-01-21 2010-01-21 プロジェクタ Expired - Fee Related JP5397239B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010011172A JP5397239B2 (ja) 2010-01-21 2010-01-21 プロジェクタ
US12/930,741 US8491132B2 (en) 2010-01-21 2011-01-14 Projector
CN2011100073850A CN102135719A (zh) 2010-01-21 2011-01-14 投影仪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010011172A JP5397239B2 (ja) 2010-01-21 2010-01-21 プロジェクタ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011150134A JP2011150134A (ja) 2011-08-04
JP2011150134A5 JP2011150134A5 (ja) 2013-01-24
JP5397239B2 true JP5397239B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=44277385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010011172A Expired - Fee Related JP5397239B2 (ja) 2010-01-21 2010-01-21 プロジェクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8491132B2 (ja)
JP (1) JP5397239B2 (ja)
CN (1) CN102135719A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104111528A (zh) * 2014-06-23 2014-10-22 武汉市安曼特微显示科技有限公司 单灯投影机照明装置自由切换控制系统
WO2016167110A1 (ja) * 2015-04-14 2016-10-20 ソニー株式会社 照明装置および投影型表示装置
CN108107660B (zh) * 2017-12-13 2021-06-15 苏州佳世达光电有限公司 投影机及其光源装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04102837A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Hitachi Ltd 放電灯点灯装置
JP2000194067A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投射型表示装置、制御方法、表示パネル、映像表示装置、ビュ―ファインダ、投射型表示装置の制御方法およびビデオカメラ
JP4769369B2 (ja) * 2000-05-29 2011-09-07 キヤノン株式会社 プロジェクション装置
JP2003029341A (ja) 2001-07-18 2003-01-29 Canon Inc 画像表示装置および画像処理装置
US6646806B1 (en) * 2002-05-17 2003-11-11 Infocus Corporation Polarized light source system with dual optical paths
JP2005189635A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Hitachi Ltd 投射型映像表示装置及びそれに用いる光学ユニット
JP2005221762A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Nikon Corp 投射型表示装置
EP1743215B1 (en) * 2004-04-28 2016-11-30 Meggitt Training Systems, Inc. Apparatus and method for providing both day and night vision simulations
JP5361145B2 (ja) * 2006-06-08 2013-12-04 キヤノン株式会社 照明光学系、画像投射用光学系及び画像投射装置
CN101546041A (zh) * 2008-03-28 2009-09-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 投影系统

Also Published As

Publication number Publication date
US8491132B2 (en) 2013-07-23
CN102135719A (zh) 2011-07-27
JP2011150134A (ja) 2011-08-04
US20110176115A1 (en) 2011-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7220005B2 (en) Projection type video display apparatus
US7922335B2 (en) Projector
JP5207681B2 (ja) 画像投射装置及び画像表示システム
JP5241162B2 (ja) 画像投射装置
JP2005234551A (ja) 投影システムおよび複数光源の投影システムを用いる方法
JP2011027816A (ja) プロジェクター
WO2016167110A1 (ja) 照明装置および投影型表示装置
JP5489405B2 (ja) 投射型表示装置
JP2011180384A (ja) プロジェクター
JP5397239B2 (ja) プロジェクタ
JP5311519B2 (ja) 照明装置とそれを用いた投射型表示装置
JP2009198640A (ja) プロジェクタ
JP6701531B2 (ja) 光源装置及び投影装置
JP2011175131A (ja) 画像投射装置
JP2016133725A (ja) プロジェクター
JP2005250394A (ja) 照明装置
JP6432765B2 (ja) 光源装置及びプロジェクタ
JP2009042329A (ja) 画像投射装置
JP2006084990A (ja) 投射装置
JP2007079317A (ja) 照明装置及び投写型映像表示装置
JP4966506B2 (ja) 照明装置及び投写型映像表示装置
JP2007212981A (ja) プロジェクタ
JP2006178350A (ja) 照明装置及び投写型映像表示装置
CN115616845A (zh) 用于投影机光学引擎及强光手电的合光光源
JP5035878B2 (ja) 照明光学系およびその投写型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131107

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees