JP2011053445A - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】より明るい光を射出可能であるとともに、冷却構造の簡素化、装置のコンパクト化、および騒音の抑制に寄与することのできる光源装置を提供すること。
【解決手段】本発明の光源装置2は、光を射出する第1発光管11と、第1発光管の周囲のうちの一部を覆い、第1発光管から射出した光を反射させる第1副反射鏡14と、第1発光管から射出した光と第1副反射鏡で反射した光を第1の方向に反射させ、第1の方向と略垂直な第2の方向に開口が形成された第1主反射鏡12と、を備える複数の光射出ユニット3を有し、複数の光射出ユニットは、第1の方向および第2の方向に垂直な第3の方向に並列され、並列された光射出ユニットの、第1副反射鏡に対する第1発光管の反対側に連続して冷却風を通過可能とする通風路20が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置およびプロジェクター、特にリフレクターを有する光源装置の技術に関する。
プロジェクターの光源として使用されるランプ、例えば超高圧水銀ランプ等の放電ランプには、発光管から射出した光を反射させるリフレクター(反射鏡)が用いられている。また、より明るい画像を得るために、このようなランプを複数備えて構成した光源装置が提案されている。例えば、複数のランプから射出された光をミラーで反射させて、1つのロッドインテグレータに入射させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−20537号公報
プロジェクターに用いられるランプは、供給された電気エネルギーの多くが熱となり高温となることから、冷却風などによってランプを冷却する冷却装置が必要となる。上記従来の技術によれば、複数のランプそれぞれに対して冷却装置を設ける必要があり、光源装置の大型化や、製造コストの増大を招くという問題が生じる。また、それぞれの冷却装置から駆動音が発生すれば、騒音が大きくなってしまうという問題も生じる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、より明るい光を射出可能であるとともに、冷却構造の簡素化、装置のコンパクト化、および騒音の抑制に寄与することのできる光源装置、およびその光源装置を有するプロジェクターを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の光源装置は、光を射出する第1発光管と、第1発光管の周囲のうちの一部を覆い、第1発光管から射出した光を反射させる第1副反射鏡と、第1発光管から射出した光と第1副反射鏡で反射した光を第1の方向に反射させ、第1の方向と略垂直な第2の方向に開口が形成された第1主反射鏡と、を備える複数の光射出ユニットを有し、複数の光射出ユニットは、第1の方向および第2の方向に垂直な第3の方向に並列され、並列された光射出ユニットの、第1副反射鏡に対する第1発光管の反対側に連続して冷却風を通過可能とする通風路が形成される。
複数の光反射ユニットを備えるので、より明るい光を射出する光源装置を得ることができる。また、第1副反射鏡に対する第1発光管の反対側に連続して冷却風を通過可能とする通風路が形成されるので、冷却風を通風路に通過させれば、複数の第1副反射鏡を同時に冷却することができる。第1副反射を冷却することで、対流や輻射によって、複数の第1発光管を同時に冷却することができる。これにより、第1発光管の適切な温度管理が可能となる。
また、通風路に冷却風を送り込めば、複数の第1発光管を同時に冷却することができるので、冷却風を送り込むための送風機の数を減らすことができ、騒音の抑制を図ることができる。また、冷却構造の簡素化を図ることができるので、光源装置のコンパクト化を図ることができる。また、部品点数の削減によるコスト抑制も図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光射出ユニットを収容可能な複数の筐体をさらに有し、複数の光射出ユニットは、光射出ユニットごとに筐体に収容され、筐体を並列させることで通風路が形成され、筐体の内壁面が通風路の一部を構成することが望ましい。
筐体の壁面の一部で通風路の一部を構成するので、部品点数の削減を図ることができる。また、光射出ユニットが筐体に収容されることで、高温になりやすい第1発光管に直接触れずに光源装置を取り扱うことができるので、光源装置の取り扱い性を向上させることができる。また、光射出ユニットを収容する筐体に防爆カバーとしての機能を発揮させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光射出ユニットは、第1発光管に対して照明光軸を挟んで配置された第2発光管と、第1発光管と第2発光管との間に配置されて、第2発光管の周囲のうちの一部を覆い、第2発光管から射出した光を反射させる第2副反射鏡と、第2発光管から射出した光と第2副反射鏡で反射した光とを第1の方向に向けて反射させ、第2の方向と反対の方向に開口が形成された第2主反射鏡と、をさらに備え、第1副反射鏡と第2副反射鏡との間に通風路が形成されることが望ましい。
1つの光射出ユニットが2つの発光管を備え、その光射出ユニットが複数用いられて並列されるので、より一層明るい光を射出する光源装置を得ることができる。また、第1副反射鏡と第2副反射鏡との間に通風路が形成されるので、冷却風を通風路に通過させることで、複数の第1副反射鏡と複数の第2副反射鏡とを同時に冷却することができる。これらの副反射鏡を冷却することで、対流や輻射によって、複数の第1発光管と複数の第2発光管とを同時に冷却することができる。これにより、第1発光管と第2発光管の適切な温度管理が可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、光射出ユニットを収容可能な複数の筐体をさらに有し、複数の光射出ユニットは、光射出ユニットごとに筐体に収容され、筐体を並列させることで通風路が形成されることが望ましい。光射出ユニットが筐体に収容されることで、高温になりやすい第1発光管や第2発光管に直接触れずに光源装置を取り扱うことができるので、光源装置の取り扱い性を向上させることができる。また、光射出ユニットを収容する筐体に防爆カバーとしての機能を発揮させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、筐体には、筐体の内部空間同士を連通させるための連通口が形成されており、連通口は、筐体を並列させた際に一致する位置に形成されていることが望ましい。連通口が、筐体を並列させた際に一致する位置に形成されているので、筐体を並列させる順番を入れ替えても連通口同士を連結させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、連通口の縁部には、筐体の外側に向けて突出する突出部が設けられ、筐体同士を並列させた際に、突出部同士が嵌まり合うことが望ましい。突出部同士が嵌まり合うので、筐体の連結部分からの冷却風の漏れを抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、並列させた筐体の間に配置されて、連通口同士の隙間を塞ぐ、閉塞部をさらに有することが望ましい。連通口同士の隙間を塞ぐ閉塞部を有しているので、筐体の連結部分からの冷却風の漏れを抑えることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、筐体には、筐体の内壁面と主反射鏡との隙間を塞いで、筐体の内部空間を仕切る仕切り部が形成されていることが望ましい。仕切り部を形成することで、主反射の外側に冷却風が回りこむのを防ぐことができる。これにより、冷却風を確実に副反射鏡や発光管に吹き付けることができるので、冷却効率を高めることができる。
また、本発明のプロジェクターは、上記光源装置と、通風路に空気を通過させる送風機と、光源装置から射出した光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有する。上記光源装置を有することで、複数の発光管を用いて画像の高輝度化を図ることができる。また、発光管の適切な温度管理が可能となり、プロジェクターの信頼性を高めることができる。また、必要とされる送風機の数を抑えることで、騒音の抑制を図ることや、プロジェクターのコンパクト化に寄与することができる。
また、本発明のプロジェクターは、光を射出する第1発光管と、第1発光管の周囲のうちの一部を覆い、第1発光管から射出した光を反射させる第1副反射鏡と、第1発光管から射出した光と、第1副反射鏡で反射した光を第1の方向に反射させ、第1の方向と略垂直な第2の方向に開口が形成された第1主反射鏡と、を備える複数の光射出ユニットと、複数の光射出ユニットを第1の方向および第2の方向に垂直な第3の方向に並列して収容する光源収容部が形成され、収容部に並列して収容された光射出ユニットの第1副反射鏡と光源収容部の内壁面との間に連続して冷却風を通過可能とする通風路が形成される本体ケーシングと、通風路に空気を通過させる送風機と、光射出ユニットから射出した光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有する。
通風路に空気を通過させるだけで、複数の第1発光管を同時に冷却することができるので、必要となる送風機の数を減らすことができ、騒音の抑制を図ることができる。また、光源収容部の内壁面が通風路の一部を構成するので、冷却構造の簡素化を図ることができ、プロジェクターのコンパクト化に寄与することができる。また、部品点数の削減によるコスト抑制も図ることができる。
図1は、本発明の実施例1に係る光源装置の概略構成を示す断面図。 図2は、図1に示す光源装置が備える光射出ユニットの外観斜視図。 図3は、図1に示す光源装置が備える筐体の分解斜視図であって、箱部の一部を破断した状態で示す図。 図4は、実施例1の変形例1に係る光源装置の部分拡大断面図。 図5は、実施例1の変形例2に係る光源装置の部分拡大断面図。 図6は、実施例1の変形例3に係る光源装置の部分拡大断面図。 図7は、本発明の実施例2に係る光源装置の概略構成を示す断面図。 図8は、図7に示す光源装置が備える光射出ユニットの外観斜視図。 図9は、本発明の実施例3に係るプロジェクターの概略構成を示す平面図。 図10は、図9に示すプロジェクターの概略構成を示す斜視図。 図11は、図9に示すプロジェクターの展開側面図。 図12は、本発明の実施例4に係るプロジェクターの概略構成を示す展開側面図。 図13は、光射出ユニットが光源収容部に収容された状態を示す正面断面図。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る光源装置の概略構成を示す断面図である。光源装置2は、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光を含む光を射出する。光源装置2は、複数の筐体5を並列させて構成される。筐体5はそれぞれ内部に光射出ユニット3を収容する。本願の実施例の説明において、光源装置2からの光の射出方向に平行な軸をZ軸とする。Z軸と直交し互いに垂直に交わる軸をX軸及びY軸とする。また、Z軸の矢印方向側を前側とし、その逆方向側を後側という。また、Y軸の矢印方向側を上側または上方といい、その逆方向側を下側または下方という。また、X軸の矢印方向側を右側または右方といい、その逆方向側を左側または左方という。なお、前側方向を第1の方向、右側方向を第2の方向、上側方向を第3の方向とする。
図2は、図1に示す光源装置2が備える光射出ユニット3の外観斜視図である。光射出ユニット3は、発光管(第1発光管)11、主反射鏡(第1主反射鏡)12、副反射鏡(第2主反射鏡)14を備える。発光管11は、例えば、超高圧水銀ランプである。発光管11の内部は、例えば石英部材を用いて封止されている。発光部15は、発光管11のうち第1封止部16および第2封止部17に挟まれた球状部分であって、光を射出する。発光部15の内部には、一対の電極が配置される放電空間が形成されている。第1封止部16は、発光管11のうち、発光部15に対して前側に設けられた円筒形状の部分である。第2封止部17は、発光管11のうち、発光部15に対して後側に設けられた円筒形状の部分である。
主反射鏡12は、発光部15から射出された光を前側方向(第1の方向)に反射させ、前側へ進行させる。主反射鏡12は、中心軸AXを中心として楕円を回転させることにより得られる回転楕円面を、中心軸AXを含む平面で切断することにより得られる曲面と略同じ形状をなしている。これにより、主反射鏡12は、右側方向(第2の方向)に開口が形成される。また、主反射鏡12は、反射した光を射出するために前側方向にも開口が形成される。
主反射鏡12は、発光管11の光軸Lと中心軸AXが一致するように配置される。なお、発光管の光軸とは、発光管が備える電極間の略中心を通る軸であり、発光管の強度分布における略対象軸である。このように、主反射鏡12が、所定の平面で切断された形状をなすので、切断されていない反射鏡を用いる場合に比べて、光源装置2の薄型化を図ることができ、プロジェクター1の薄型化にも寄与することができる。
主反射鏡12は、所望の形状に成形された基材の表面に高反射性部材、例えば誘電体多層膜や金属部材を蒸着させることにより構成されている。高反射性部材は、可視領域の波長の光について高い反射率である部材を用いる。
なお、主反射鏡12は、回転楕円面を切断することにより得られる曲面と略同じ形状に限られない。例えば、放物線などの所定の曲線を回転させることにより得られる回転曲面を切断することにより得られる曲面と略同じ形状や、自由曲面形状などとしても良い。また、回転楕円面等の回転面を切断する平面の位置は、中心軸AXを含む位置でもよいし、中心軸AXよりも右側となる位置であってもよい。
副反射鏡14は、発光部15から射出された光を発光部15へ向けて反射させる。副反射鏡14は、発光部15の周囲のうち、発光部15に対して主反射鏡12が設けられた側とは反対側となる部分を覆う。副反射鏡14と発光部15との間には、隙間が設けられている。副反射鏡14の基材には、例えば石英部材が用いられる。副反射鏡14は、所望の形状に成形された基材の表面に高反射性部材、例えば誘電体多層膜や金属部材を蒸着させることにより構成されている。高反射性部材は、可視領域の波長の光について高い反射率である部材を用いる。
副反射鏡14で反射された光は、発光部15を通過して主反射鏡12に入射し、前側に向けて反射される。主反射鏡12と副反射鏡14とを設けることにより、発光部15から射出した光を、発光部15からの光を利用する光学系へと効率良く進行させることが可能となる。
図3は、筐体5の分解斜視図であって、箱部5aの一部を破断した状態で示す図である。筐体5は、内部空間に光射出ユニット3を収容する。筐体5は、箱部5a、蓋部5bを備えて構成される。箱部5aに、光射出ユニット3を収容可能な内部空間が形成されており、蓋部5bによってその内部空間を閉鎖する。筐体5は、光射出ユニット3からの光を進行させるために、前側部分が透光性の透明部材で構成される。光の進行に影響の少ない筐体5の前側以外の部分は、不透光性の不透明部材で構成されてもよいし、透明部材で構成されてもよい。
箱部5aの底面には、筐体5の内部空間と外部とを連通するための連通口7が形成されている。また、蓋部5bにも、筐体5の内部空間と外部とを連通するための連通口7が形成されている。箱部5aの連通口7と蓋部5bの連通口7は、光射出ユニット3を挟んだ上下の壁面に形成されることとなる。箱部5aの連通口7と蓋部5bの連通口7とは、筐体5を並列させた場合に一致する位置、すなわち、光射出ユニット3を挟んで上下に対称となる位置に形成されている。
箱部5aには、その内壁面と主反射鏡12との隙間を塞いで内部空間を仕切る仕切り部9が形成されている。また、箱部5aの連通口7の縁部には、外側に突出する突出部7aが形成されている。突出部7aは、箱部5aの連通口7を囲むように形成されている。また、蓋部5bの連通口7の縁部にも、外側に突出する突出部7bが形成されている。突出部7bは、蓋部5bの連通口7を囲むように形成されている。蓋部5bに形成された突出部7bは、箱部5aに形成された突出部7aの内側に嵌まり込むように、箱部5aに形成された突出部7aよりもひと回り小さく形成されている(図1も参照)。突出部7a,7bは、箱部5a、蓋部5bに一体に形成されてもよいし、別部材を箱部5a、蓋部5bに貼り付けて構成してもよい。
光源装置2は、光射出ユニット3を収容した複数の筐体5を、所定方向に並列させて構成される。本実施例1では、2個の筐体5を並列させた場合を例示して説明するが、3個以上の筐体5を並列させて光源装置2を構成しても構わない。筐体5は、内部に収容された光射出ユニット3の光の射出方向が平行になるように、上下方向に並列される。並列された筐体5同士に形成された突出部7a,7bが嵌まり合う。これにより、並列された筐体5の内部空間に、副反射鏡14の右側に連続して冷却風を通過可能とする通風路20が形成される。連通口7は、並列する筐体5の内部空間同士を連通させる。ここで、筐体5の内壁面の一部は、副反射鏡14と対向して、通風路20の一部を構成する。また、仕切り部9も通風路20の一部を構成する。
以上説明したように、光源装置2は、筐体5を並列させることで、2つの光射出ユニット3を備えることができ、高輝度化を図ることができる。また、並列された光射出ユニット3の副反射鏡14に対する右側に連続して冷却風を通過可能とする通風路20が形成されるので、例えば、送風ファン等の送風手段により、通風路20の一方側から冷却風を送り込むことで、副反射鏡14を冷却することができる。副反射鏡14を冷却することで、対流、輻射により発光管11を間接的に冷却することができる。これにより、発光管11の適切な温度管理が可能となる。
また、通風路20の一方側から冷却風を送り込めば、2つの発光管11を同時に冷却することができるので、必要となる送風手段の数を減らすことができ(本実施例では1つ)、騒音の抑制を図ることができる。また、冷却構造の簡素化を図ることができるので、光源装置2のコンパクト化を図ることができる。また、部品点数の削減によるコスト抑制も図ることができる。
また、通風路20を通過する冷却風の一部は、副反射鏡14と主反射鏡12との間に回りこんで、発光管11に直接吹き付けられる。したがって、副反射鏡14の冷却による間接的な発光管11の冷却に加えて、冷却風を吹き付けることによる発光管11の直接的な冷却もできるので、より効果的に発光管11を冷却することができる。また、筐体5を並列させた状態で、突出部7a,7bが嵌まり合うので、筐体5の連結部分からの冷却風の漏れを抑えて、より効果的に発光管11を冷却することができる。
また、通風路20の一部を構成する仕切り部9で、連通口7と主反射鏡12との隙間を塞ぎ、主反射鏡12の内側と外側とを仕切るので、連通口7から吹き込まれた冷却風が、主反射鏡12の外側に回り込んでしまうのを防ぐことができる。したがって、主反射鏡12の右側に冷却風を確実に案内して、冷却効率の向上を図ることができる。なお、本実施例では、筐体5の内部空間を仕切り部9で仕切って冷却風の回り込みを防いでいるが、これに限られない。例えば、連通口7の縁部から内側に向けて突出するダクト部を形成し、主反射鏡12の縁部の近傍まで冷却風を案内することでも、冷却風の回り込みを抑えることができる。
また、箱部5aの連通口7と蓋部5bの連通口7とが、光射出ユニット3を挟んで上下に対称となる位置に形成されているので、筐体5の配置を上下に並べ替えても、連通口7同士を連通させることができる。したがって、筐体5を並列させれば、その順番に関わらず、通風路20を形成することができる。
また、筐体5の壁面の一部で通風路20の一部を構成するので、部品点数の削減を図ることができる。また、光射出ユニット3が筐体5に収容されることで、高温になりやすい発光管11に直接触れずに光源装置2を取り扱うことができるので、光源装置2の取り扱い性を向上させることができる。また、光射出ユニット3を収容する筐体5に防爆カバーとしての機能を発揮させることができる。
図4は、本実施例1の変形例1に係る光源装置2における筐体5の連結部分を拡大した部分拡大断面図である。図4に示すように、箱部5aに形成された連通口7の周囲には、突出部の代わりに凹み部7cが形成されている。凹み部7cは、筐体5を並列させた際に、蓋部5bに形成された突出部7bが嵌まり込む寸法で形成されている。突出部7bが凹み部7cに嵌まり込むことで、筐体5の連結部分からの冷却風の漏れを抑えて、効果的に発光管11を冷却することができる。
図5は、本実施例1の変形例2に係る光源装置2における筐体5の連結部分を拡大した部分拡大断面図である。図5に示すように、変形例2では光源装置2が、並列させた状態の筐体5の突出部7a,7bを周りから囲んで連通口7同士の隙間を塞ぐ閉塞部10をさらに備える。閉塞部10で突出部7a,7bを囲むことで、筐体5の連結部分からの冷却風の漏れを抑えて、効果的に発光管11を冷却することができる。なお、閉塞部10は、光源装置2を用いる機器側に設けられていてもよい。例えば、プロジェクターの光源装置を収容する部分に形成されていてもよい。
図6は、本実施例1の変形例3に係る光源装置2における筐体5の連結部分を拡大した部分拡大断面図である。本変形例3では、箱部5aに形成された連通口7と、蓋部5bに形成された連通口7との位置がずれている。しかし、連通口7の位置ずれに合わせて風路を偏心させる偏心部19を備えているので、連通口7の位置がずれている場合であっても、筐体5を並列させる順番に関わらず、通風路20を形成することができる。
図7は、本発明の実施例2に係る光源装置102の概略構成を示す断面図である。図8は、図7に示す光源装置102が備える光射出ユニット103の外観斜視図である。上記実施例1と同様の構成部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本実施例2では、光射出ユニット103が、発光管11、主反射鏡12、副反射鏡14をそれぞれ2つずつ備える。ここで、2つの発光管11のうち、一方の発光管を第1発光管11aといい、他方の発光管を第2発光管11bという。また、2つの主反射鏡のうち一方の主反射鏡を第1主反射鏡12aといい、他方の主反射鏡を第2主反射鏡12bという。また、2つの副反射鏡のうち、一方の副反射鏡を第1副反射鏡14aといい、他方の副反射鏡を第2副反射鏡14bという。
第1発光管11aと第2発光管11bは、照明光軸OLを挟んで略対称となるように配置されている。なお、照明光軸OLとは、2つの発光管11a,11bを備える光射出ユニット3全体としての光軸のことである。第1主反射鏡12aは、第1発光管11aの光軸L1と中心軸AXが一致するように配置される。また、第2主反射鏡12bは、第2発光管11bの光軸L2と中心軸AXが一致するように配置される。また、第1主反射鏡12aと第2主反射鏡12bとは、反射面同士が向かい合うように配置される。
第1副反射鏡14aと第2副反射鏡14bは、両者の間に流体の通過可能な隙間を設けて配置される。第1副反射鏡14aは、第1発光管11aの発光部15から射出した光を、その発光部15へ向けて反射させる。第1副反射鏡14aで反射された光は、発光部15を通過して第1主反射鏡12aに入射し、前側に向けて反射される。これにより、発光部15から射出された光を光学エンジン8に向けて効率良く進行させることが可能となる。
第2副反射鏡14bは、第2発光管11bの発光部15から射出された光を、その発光部15へ向けて反射させる。第2副反射鏡14bで反射された光は、発光部15を通過して第2主反射鏡12bに入射し、前側に向けて反射される。これにより、発光部15から射出した光を光学エンジン8に向けて効率良く進行させることが可能となる。連通口7は、第1副反射鏡14aと第2副反射鏡14bとの間に冷却風を送り込める位置に形成されている。
このように、2つの発光管11a,11bを収容した筐体5を上下に並列させることで、図7に示すように、第1副反射鏡14aと第2副反射鏡14bとの間に冷却風を連続して通過させることのできる通風路120が形成される。この構成により、本実施例2では、光源装置102が4つの発光管11を備えることになり、より一層の高輝度化を図ることができる。また、通風路120に冷却風を通過させることで、4つの副反射鏡14a,14bを同時に冷却することができるので、4つの発光管11a,11bを同時に冷却させることができる。これにより、発光管11a,11bの適切な温度管理が可能となる。また、実施例1でも説明したように、冷却風の一部は主反射鏡12a,12bと副反射鏡14a,14bとの間に回りこむので、より効果的に発光管11a,11bを冷却することができる。
また、通風路120の一方側から冷却風を送り込めば、4つの発光管11を同時に冷却することができるので、必要となる送風ファン6の数を減らすことができ(本実施例では1つ)、騒音の抑制を図ることができる。また、冷却構造の簡素化を図ることができるので、光源装置102のコンパクト化を図ることができる。また、部品点数の削減によるコスト抑制も図ることができる。
図9は、本発明の実施例2に係るプロジェクター1の概略構成を示す平面図である。図10は、図9に示すプロジェクター1の概略構成を示す斜視図である。図11は、プロジェクター1の展開側面図である。プロジェクター1は、不図示のスクリーンへ光を投写し、スクリーンで反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクターである。プロジェクター1は、上記実施例1に係る光源装置2を有する(図1、図2、図3も参照)。図9では、上下に並列された筐体5のうち上側に配置された筐体5を示し、下側に配置された筐体5は省略する。また、上側に配置された筐体5から射出される光を屈折・反射させる屈折反射ユニット8aを示し、下側に配置された筐体5から射出された光を屈折・反射させる屈折反射ユニット8bの図示は省略する。また、上側に配置された筐体5から射出される光の光路を一点鎖線で表し、下側に配置された筐体5から射出される光の光路を破線で表す。
プロジェクター1は、光源装置2、送風ファン(送風機)6、光学エンジン8を有して大略構成される。送風ファン6は、光源装置2の連通口に接続されて、通風路20に冷却風を送り込む。送風ファン6から送り込まれた空気は、通風路20を通過する際に両副反射鏡14a,14bを冷却する。副反射鏡14a,14bが冷却されることで、対流、輻射により発光管11を間接的に冷却することができる。これにより、発光管11の適切な温度管理を行うことができる。
通風路20に空気を通過させるだけで、2つの発光管11を同時に冷却することができるので、必要となる送風ファン6の数を減らすことができ(本実施例では1つ)、騒音の抑制を図ることができる。また、冷却構造の簡素化を図ることができるので、光源装置2のコンパクト化を図ることができる。また、部品点数の削減によるコスト抑制も図ることができる。
次に光学エンジン8について説明する。光学エンジン8は、屈折反射ユニット8a,8b、光合成部23、投写レンズ77を備える。屈折反射ユニット8aと屈折反射ユニット8bとは、その機能および構成が略同じであるので、屈折反射ユニット8aについてのみ詳細に説明する。
屈折反射ユニット8aは、凹レンズ78、第1インテグレーターレンズ61、第2インテグレーターレンズ62、偏光変換素子63、重畳レンズ64、第1ダイクロイックミラー65、反射ミラー66、R光用フィールドレンズ67R、G光用フィールドレンズ67G、B光用フィールドレンズ67B、R光用空間光変調装置68R、G光用空間光変調装置68G、B光用空間光変調装置68B、クロスダイクロイックプリズム69、第2ダイクロイックミラー70、リレーレンズ71、反射ミラー72、リレーレンズ73、反射ミラー74、第1ダイクロイック膜75、第2ダイクロイック膜76を備える。
凹レンズ78は、光源装置2から射出した光を平行化させる。第1インテグレーターレンズ61及び第2インテグレーターレンズ62は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレーターレンズ61は、凹レンズ78からの光束を複数に分割する。第1インテグレーターレンズ61の各レンズ素子は、凹レンズ78からの光束を第2インテグレーターレンズ62のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテグレーターレンズ62のレンズ素子は、第1インテグレーターレンズ61のレンズ素子の像を空間光変調装置上に形成する。
2つのインテグレーターレンズ61、62を経た光は、偏光変換素子63にて特定の振動方向の直線偏光に変換される。重畳レンズ64は、第1インテグレーターレンズ61の各レンズ素子の像を空間光変調装置上で重畳させる。第1インテグレーターレンズ61、第2インテグレーターレンズ62及び重畳レンズ64は、光源装置2からの光の強度分布を空間光変調装置上にて均一化させる。重畳レンズ64からの光は、第1ダイクロイックミラー65に入射する。第1ダイクロイックミラー65は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第1ダイクロイックミラー65へ入射したR光は、第1ダイクロイックミラー65、反射ミラー66でそれぞれ光路が折り曲げられ、R光用フィールドレンズ67Rへ入射する。R光用フィールドレンズ67Rは、反射ミラー66からのR光を平行化し、R光用空間光変調装置68Rへ入射させる。
R光用空間光変調装置68Rは、R光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。R光用空間光変調装置68Rに設けられた不図示の液晶パネルは、2つの透明基板の間に、光を画像信号に応じて変調するための液晶層を封入している。R光用空間光変調装置68Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム69へ入射する。
第1ダイクロイックミラー65を透過したG光及びB光は、第2ダイクロイックミラー70へ入射する。第2ダイクロイックミラー70は、G光を反射し、B光を透過させる。第2ダイクロイックミラー70へ入射したG光は、第2ダイクロイックミラー70で光路が折り曲げられ、G光用フィールドレンズ67Gへ入射する。G光用フィールドレンズ67Gは、第2ダイクロイックミラー70からのG光を平行化し、G光用空間光変調装置68Gへ入射させる。G光用空間光変調装置68Gは、G光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置68Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム69のうちR光が入射する面とは異なる面へ入射する。
第2ダイクロイックミラー70を透過したB光は、リレーレンズ71を透過した後、反射ミラー72での反射により光路が折り曲げられる。反射ミラー72からのB光は、さらにリレーレンズ73を透過した後、反射ミラー74での反射により光路が折り曲げられ、B光用フィールドレンズ67Bへ入射する。R光の光路及びG光の光路よりもB光の光路が長いことから、空間光変調装置における照明倍率を他の色光と等しくするために、B光の光路には、リレーレンズ71、73を用いるリレー光学系が採用されている。
B光用フィールドレンズ67Bは、反射ミラー74からのB光を平行化し、B光用空間光変調装置68Bへ入射させる。B光用空間光変調装置68Bは、B光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。B光用空間光変調装置68Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム69のうちR光が入射する面、G光が入射する面とは異なる面へ入射する。
クロスダイクロイックプリズム69は、互いに略直交する2つのダイクロイック膜75、76を有する。第1ダイクロイック膜75は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜76は、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム69は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光及びB光を合成し、光合成部23に入射させる。なお、図10、図11に示すように下側に配置された屈折反射ユニット8bから射出された光は、反射ミラー25で反射されて光合成部23に入射させる。
光合成部23は、屈折反射ユニット8aからの光を透過させて投写レンズ77に向けて進行させる。また、光合成部23は、屈折反射ユニット8bからの光を反射させて投写レンズ77に向けて進行させる。光合成部23は、例えば所定の偏光状態の光だけを反射するように構成される。この場合、屈折反射ユニット8aから射出される光を所定の偏光状態とは異なる偏光状態の光とし、屈折反射ユニット8bから射出される光を所定の偏光状態の光とすればよい。投写レンズ77は、光合成部23からの光をスクリーンの方向へ投写する。投写レンズ77が、2つの発光管11から射出された光を合成してスクリーンの方向へ投写するので、画像の高輝度化を図ることができる。
プロジェクター1は、上記の光源装置2を用いることで、発光管11の十分な冷却を可能とし、発光管11の劣化を低減できる。これにより、高い信頼性のプロジェクター1を得られるという効果を奏する。また、通風路20の一方側から冷却風を送り込めば、2つの発光管11を同時に冷却することができるので、発光管を冷却するための送風ファン6の数を減らすことができ(本実施例では1つ)、騒音の抑制を図ることができる。また、冷却構造の簡素化を図ることができるので、プロジェクター1のコンパクト化に寄与することができる。また、部品点数の削減によるコスト抑制も図ることができる。
なお、本実施例3では、実施例1で説明した光源装置2を用いてプロジェクター1を構成したが、もちろん実施例2で説明した光源装置102を用いてプロジェクター1を構成してもよい。この場合、4つの発光管11から射出された光によって画像を表示させるので、より一層の画像の高輝度化を図ることができる。
また、プロジェクター1は、空間光変調装置として透過型液晶表示装置を用いる場合に限られない。空間光変調装置としては、反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon;LCOS)、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。プロジェクター1は、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られない。プロジェクター1は、一の空間光変調装置により2つ又は3つ以上の色光を変調する構成としても良い。プロジェクター1は、空間光変調装置を用いる場合に限られない。プロジェクター1は、画像情報を持たせたスライドを用いるスライドプロジェクターであっても良い。プロジェクター1は、スクリーンの一方の面に光を供給し、スクリーンの他方の面から射出される光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクターであっても良い。
図12は、本発明の実施例3に係るプロジェクター101の概略構成を示す展開側面図である。上記実施例3と同様の構成部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本実施例3では、光射出ユニット3が、筐体に収容されずに、プロジェクター101の本体ケーシング105に形成された光源収容部105a内に直接収容される。
図13は、光射出ユニット3が光源収容部105aに収容された状態を示す正面断面図である。光源収容部105aには、光の射出方向が平行になるようにしつつ、上下方向に並列されて2つの光射出ユニット3が収容される。光射出ユニット3は、光源収容部105aの内壁面と副反射鏡14との間に隙間を設けて配置される。これにより、副反射鏡14と光源収容部105aの内壁面との間に、冷却風の通過可能な通風路20が形成される。
したがって、通風路20に空気を通過させるだけで、2つの発光管11を同時に冷却することができるので、必要となる送風ファン6の数を減らすことができ(本実施例では1つ)、騒音の抑制を図ることができる。また、光射出ユニット3を収容する筐体を用いずに通風路を形成しているので、冷却構造の簡素化を図ることができ、プロジェクター101のコンパクト化に寄与することができる。また、部品点数の削減によるコスト抑制も図ることができる。
以上のように、本発明に係る光源装置は、プロジェクターに用いる場合に適している。
1,101 プロジェクター、2,102 光源装置、3,103 光射出ユニット、5 筐体、5a 箱部、5b 蓋部、6 送風ファン(送風機)、7 連通口、7a,7b 突出部、7c 凹み部、8 光学エンジン、8a,8b 屈折反射ユニット、9 仕切り部、10 閉塞部、11 発光管、11a 第1発光管、11b 第2発光管、12 主反射鏡、12a 第1主反射鏡、12b 第2主反射鏡、14 副反射鏡、14a 第1副反射鏡、14b 第2副反射鏡、15 発光部、16 封止部、17 封止部、20 通風路、23 光合成部、25 反射ミラー、61 第1インテグレーターレンズ、62 第2インテグレーターレンズ、63 偏光変換素子、64 重畳レンズ、65 第1ダイクロイックミラー、66 反射ミラー、67R R光用フィールドレンズ、67G G光用フィールドレンズ、67B B光用フィールドレンズ、68R R光用空間光変調装置、68G G光用空間光変調装置、68B B光用空間光変調装置、69 クロスダイクロイックプリズム、70 第2ダイクロイックミラー、71 リレーレンズ、72 反射ミラー、73 リレーレンズ、74 反射ミラー、75 第1ダイクロイック膜、76 第2ダイクロイック膜、77 投写レンズ、78 凹レンズ、105 本体ケーシング、105a 光源収容部、120 通風路、L,L1,L2 発光管の光軸、OL 照明光軸

Claims (10)

  1. 光を射出する第1発光管と、
    前記第1発光管の周囲のうちの一部を覆い、前記第1発光管から射出した光を反射させる第1副反射鏡と、
    前記第1発光管から射出した光と前記第1副反射鏡で反射した光を第1の方向に反射させ、前記第1の方向と略垂直な第2の方向に開口が形成された第1主反射鏡と、を備える光射出ユニットを複数有し、
    前記複数の光射出ユニットは、前記第1の方向および前記第2の方向に垂直な第3の方向に並列され、
    前記並列された光射出ユニットの、前記第1副反射鏡に対する前記第1発光管の反対側に連続して冷却風を通過可能とする通風路が形成されることを特徴とする光源装置。
  2. 前記光射出ユニットを収容可能な複数の筐体をさらに有し、
    前記複数の光射出ユニットは、前記光射出ユニットごとに前記筐体に収容され、
    前記筐体を並列させることで前記通風路が形成され、
    前記筐体の内壁面が前記通風路の一部を構成することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記光射出ユニットは、前記第1発光管に対して照明光軸を挟んで配置された第2発光管と、
    前記第1発光管と前記第2発光管との間に配置されて、前記第2発光管の周囲のうちの一部を覆い、前記第2発光管から射出した光を反射させる第2副反射鏡と、
    前記第2発光管から射出した光と前記第2副反射鏡で反射した光とを前記第1の方向に向けて反射させ、前記第2の方向と反対の方向に開口が形成された第2主反射鏡と、をさらに備え、
    前記第1副反射鏡と前記第2副反射鏡との間に前記通風路が形成されることを特徴とする光源装置。
  4. 前記光射出ユニットを収容可能な複数の筐体をさらに有し、
    前記複数の光射出ユニットは、前記光射出ユニットごとに前記筐体に収容され、
    前記筐体を並列させることで前記通風路が形成されることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記筐体には、前記筐体の内部空間同士を連通させるための連通口が形成され、
    前記連通口は、前記筐体を並列させた際に一致する位置に形成されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 前記連通口の縁部には、前記筐体の外側に向けて突出する突出部が設けられ、
    前記筐体同士を並列させた際に、前記突出部同士が嵌まり合うことを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記並列させた筐体の間に配置されて、前記連通口同士の隙間を塞ぐ閉塞部をさらに有することを特徴とする請求項5または6に記載の光源装置。
  8. 前記筐体には、前記筐体の内壁面と前記主反射鏡との隙間を塞いで、前記筐体の内部空間を仕切る仕切り部が形成されていることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の光源装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記通風路に空気を通過させる送風機と、
    前記光源装置から射出した光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクター。
  10. 光を射出する発光管と、
    前記発光管の周囲のうちの一部を覆い、前記発光管から射出した光を反射させる副反射鏡と、
    前記発光管から射出した光と、前記副反射鏡で反射した光を第1の方向に反射させ、前記第1の方向と略垂直な第2の方向に開口が形成された主反射鏡と、を備える複数の光射出ユニットと、
    前記複数の光射出ユニットを前記第1の方向および前記第2の方向に垂直な第3の方向に並列して収容する光源収容部が形成され、前記収容部に並列して収容された前記光射出ユニットの前記副反射鏡と前記光源収容部の内壁面との間に連続して冷却風を通過可能とする通風路が形成される本体ケーシングと、
    前記通風路に空気を通過させる送風機と、
    前記光射出ユニットから射出した光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138053A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Sony Corp プロジェクタ及びプロジェクタに設置されたランプの冷却方法

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