JP2011022374A - 照明装置およびプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】より明るい光を射出可能であるとともに、冷却構造の簡素化、装置のコンパクト化、および騒音の抑制に寄与することのできる照明装置を提供すること。
【解決手段】本発明の照明装置2は、照明光軸Lを挟んで配置されて光を射出する第1発光管11aおよび第2発光管11bと、第1発光管と第2発光管との間に配置されて、第1発光管の周囲のうちの一部を覆い、第1発光管から射出した光を反射させる第1副反射部14aと、第1発光管から射出した光と、第1副反射部で反射した光とを反射させる第1主反射部12aと、第1発光管と第2発光管との間に配置されて、第2発光管の周囲のうちの一部を覆い、第2発光管から射出した光を反射させる第2副反射部14bと、第2発光管から射出した光と、第2副反射部で反射した光とを反射させる第2主反射部12bと、を有し、第1副反射部と第2副反射部との間に隙間が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置およびプロジェクター、特にリフレクターを有する照明装置の技術に関する。
プロジェクターの光源として使用されるランプ、例えば超高圧水銀ランプ等の放電ランプには、発光管から射出した光を反射させるリフレクター(反射鏡)が用いられている。また、より明るい画像を得るために、このようなランプを複数備えて構成した照明装置が提案されている。例えば、複数のランプから射出された光をミラーで反射させて、1つのロッドインテグレータに入射させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−20537号公報
プロジェクターに用いられるランプは、供給された電気エネルギーの多くが熱となり高温となることから、冷却風などによってランプを冷却する冷却装置が必要となる。上記従来の技術によれば、複数のランプそれぞれに対して冷却装置を設ける必要があり、照明装置の大型化や、製造コストの増大を招くという問題が生じる。また、それぞれの冷却装置から駆動音が発生すれば、騒音が大きくなってしまうという問題も生じる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、より明るい光を射出可能であるとともに、冷却構造の簡素化、装置のコンパクト化、および騒音の抑制に寄与することのできる照明装置、およびその照明装置を有するプロジェクターを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の照明装置は、照明光軸を挟んで配置されて光を射出する第1発光管および第2発光管と、第1発光管と第2発光管との間に配置されて、第1発光管の周囲のうちの一部を覆い、第1発光管から射出した光を反射させる第1副反射部と、第1発光管から射出した光と、第1副反射部で反射した光とを反射させる第1主反射部と、第1発光管と第2発光管との間に配置されて、第2発光管の周囲のうちの一部を覆い、第2発光管から射出した光を反射させる第2副反射部と、第2発光管から射出した光と、第2副反射部で反射した光とを反射させる第2主反射部と、を有し、第1副反射部と第2副反射部との間に流体の通過可能な隙間が設けられている。
第1発光管と第2発光管の2つの発光管を備えることで、照明装置の高輝度化を図ることができる。また、2つの発光管が照明光軸を挟んで配置され、その間に流体の通過可能な隙間が設けられているので、流体として例えば空気を隙間に通過させることで、2つの副反射部を同時に冷却することができる。副反射部を冷却することで、対流や輻射によって、2つの発光管を同時に冷却することができる。また、副反射部の間に隙間を設けるという簡単な構成とすることができるので、冷却構造の簡素化および装置のコンパクト化を図ることができる。また、副反射部の間の隙間に流体を通過させればよいので、流体を通過させるのに必要となる装置、例えば送風ファンの数を減らすことができ、騒音の抑制を図ることもできる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1発光管と第2発光管とは、照明光軸に対して略対称となるように配置されていることが望ましい。第1発光管と第2発光管とが照明光軸に対して略対称に配置されているので、強度分布の対称性に優れた照明光を得ることができる。
また、本発明のプロジェクターは、上記照明装置と、第1副反射部と第2副反射部との隙間に流体を通過させる流体駆動部と、照明装置から射出した光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有する。上記照明装置を用いることで、冷却構造の簡素化、プロジェクターのコンパクト化、騒音の抑制を図ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1発光管および第2発光管はそれぞれ、光を射出する発光部と、照明光軸に平行に発光部から一方に延びる第1封止部と、発光部から他方に延びる第2封止部とを備え、流体駆動部は、照明光軸に垂直な方向に流体を通過させることが望ましい。照明光軸に垂直に流体を通過させるので、照明光軸と平行に延びる第1封止部と第2封止部に邪魔されずに、発光部にも空気を吹き付けやすくなる。したがって、発光管をより一層効果的に冷却することができる。
本発明の実施例1に係る照明装置を備えるプロジェクターの概略構成を示す図。 図1に示す照明装置の外観斜視図。 図1に示す照明装置の平面断面図。 送風ファンが下方に配置された状態の照明装置の正面断面図。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る照明装置を備えるプロジェクターの概略構成を示す図である。プロジェクター1は、不図示のスクリーンへ光を投写し、スクリーンで反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクターである。プロジェクター1は、照明装置2、送風ファン(流体駆動部)6、光学エンジン8を有して大略構成される。なお、本願の実施例の説明において、照明装置2から光学エンジン8に向かう軸をZ軸とする。Z軸と直交し互いに垂直に交わる軸をX軸及びY軸とする。また、Z軸の矢印方向側を前側とし、その逆方向側を後側という。また、Y軸の矢印方向側を上側または上方といい、その逆方向側を下側または下方という。
図2は、照明装置2の概略構成を示す外観斜視図である。図3は、照明装置2の平面断面図である。照明装置2は、第1光源部9、第2光源部10を有して構成される。照明装置2は、赤色(R)光、緑色(G)光、青色(B)光を含む光を射出する。
第1光源部9および第2光源部10は、それぞれが発光管11、主反射鏡12、副反射鏡14を備える。発光管11は、例えば、超高圧水銀ランプである。発光管11の内部は、例えば石英部材を用いて封止されている。発光部15は、発光管11のうち第1封止部16及び第2封止部17に挟まれた球状部分であって、光を射出する。発光部15の内部には、一対の電極が配置される放電空間が形成されている。第1封止部16は、発光管11のうち、発光部15に対して前側に設けられた円筒形状の部分である。第2封止部17は、発光管11のうち、発光部15に対して後側に設けられた円筒形状の部分である。第1封止部16および第2封止部17は、照明光軸Lと平行に延びている。なお、第1光源部9が備える発光管11を第1発光管11aといい、第2光源部10が備える発光管11を第2発光管11bという。
第1光源部と第2光源部は、照明装置2の照明光軸Lを挟んで対称となるように左右に並べて配置される。第1発光管11aと第2発光管11bも、照明光軸Lを挟んで対称となるように配置されている。なお、照明光軸Lとは、照明装置2全体としての光軸のことである。これにより、強度分布の対称性に優れた照明光を得ることができる。なお、光源部9,10、発光管11a,11bを非対称に配置してもよい。
主反射鏡12は、発光部15から射出した光を反射させ、前側へ進行させる。主反射鏡12は、中心軸AXを中心として楕円を回転させることにより得られる回転楕円面を、中心軸AXを含む平面で切断することにより得られる曲面と略同じ形状をなしている。なお、第1光源部9が備える主反射鏡12を第1主反射鏡(第1主反射部)12aといい、第2光源部10が備える主反射鏡12を第2主反射鏡(第2主反射部)12bという。
第1主反射鏡12aは、第1発光管11aの光軸L1と中心軸AXが一致するように配置される。また、第2主反射鏡12bは、第2発光管11bの光軸L2と中心軸AXが一致するように配置される。なお、発光管の光軸とは、発光管が備える電極間の略中心を通る軸であり、発光管の強度分布における略対象軸である。このように、向かい合わせて配置される第1主反射鏡12aと第2主反射鏡12bとが、所定の平面で切断された形状をなすので、切断されていない反射鏡を用いる場合に比べて、照明装置2のコンパクト化を図ることができ、プロジェクター1のコンパクト化にも寄与することができる。
主反射鏡12は、所望の形状に成形された基材の表面に高反射性部材、例えば誘電体多層膜や金属部材を蒸着させることにより構成されている。高反射性部材は、可視領域の波長の光について高い反射率である部材を用いる。
なお、主反射鏡12は、回転楕円面を切断することにより得られる曲面と略同じ形状に限られない。例えば、放物線などの所定の曲線を回転させることにより得られる回転曲面を切断することにより得られる曲面と略同じ形状や、自由曲面形状などとしても良い。また、回転楕円面等の回転面を切断する平面の位置は、中心軸AXを含む位置でもよいし、中心軸AXよりも下側となる位置であってもよい。
副反射鏡14は、発光部15から射出した光を発光部15へ向けて反射させる。副反射鏡14は、第1発光管11aと第2発光管11bとの間に配置される。副反射鏡14は、発光部15の周囲のうち、発光部15に対して主反射鏡12が設けられた側とは反対側の部分を覆う。副反射鏡14と発光部15との間には、隙間が設けられている。副反射鏡14の基材には、例えば石英部材が用いられる。副反射鏡14は、所望の形状に成形された基材の表面に高反射性部材、例えば誘電体多層膜や金属部材を蒸着させることにより構成されている。高反射性部材は、可視領域の波長の光について高い反射率である部材を用いる。主反射鏡12と副反射鏡14とを設けることにより、発光部15からの光を利用する光学系へ、発光部15から射出した光を効率良く進行させることが可能となる。
なお、第1発光管11aの一部を覆う副反射鏡14を第1副反射鏡(第1副反射部)14aといい、第2発光管11bの一部を覆う副反射鏡14を第2副反射鏡(第2副反射部)14bという。第1副反射鏡14aと第2副反射鏡14bは、両者の間に流体の通過可能な隙間を設けて配置される。
第1副反射鏡14aは、第1発光管11aの発光部15から射出した光を、その発光部15へ向けて反射させる。第1副反射鏡14aで反射された光は、発光部15を通過して第1主反射鏡12aに入射し、前側に向けて反射される。これにより、発光部15から射出した光を光学エンジン8に向けて効率良く進行させることが可能となる。
第2副反射鏡14bは、第2発光管11bの発光部15から射出した光を、その発光部15へ向けて反射させる。第2副反射鏡14bで反射された光は、発光部15を通過して第2主反射鏡12bに入射し、前側に向けて反射される。これにより、発光部15から射出した光を光学エンジン8に向けて効率良く進行させることが可能となる。
各副反射鏡14a,14bは、所望の形状に形成された基材の表面に高反射性部材、例えば誘電体多層膜や金属部材を蒸着させることにより構成されている。高反射性部材は、可視領域の波長の光について高い反射率である部材を用いる。ここで、照明装置2は、第1発光管11aと第2発光管11bの2つの発光管を備えることで、高輝度化を図ることができる。
送風ファン6は、照明装置2の後側に配置されて、第1副反射鏡14aと第2副反射鏡14bとの間に設けられた隙間に、流体としての空気を送り込む。送風ファン6から送り込まれた空気は、隙間を通過する際に両副反射鏡14a,14bを冷却する。副反射鏡14a,14bが冷却されることで、対流、輻射により発光管11を間接的に冷却することができる。これにより、発光管11の適切な温度管理を行うことができる。
第1副反射鏡14aと第2副反射鏡14bとの間に設けられた隙間に空気を通過させるだけで、2つの発光管11a,11bを同時に冷却することができるので、必要となる送風ファンの数を減らすことができ(本実施例では1つ)、騒音の抑制を図ることができる。また、冷却構造の簡素化を図ることができるので、照明装置2のコンパクト化を図ることができる。また、部品点数の削減によるコスト抑制も図ることができる。
次に光学エンジン8について説明する。凹レンズ78は、照明装置2から射出した光を平行化させる。第1インテグレーターレンズ61及び第2インテグレーターレンズ62は、アレイ状に配列された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレーターレンズ61は、凹レンズ78からの光束を複数に分割する。第1インテグレーターレンズ61の各レンズ素子は、凹レンズ78からの光束を第2インテグレーターレンズ62のレンズ素子近傍にて集光させる。第2インテグレーターレンズ62のレンズ素子は、第1インテグレーターレンズ61のレンズ素子の像を空間光変調装置上に形成する。
2つのインテグレーターレンズ61、62を経た光は、偏光変換素子63にて特定の振動方向の直線偏光に変換される。重畳レンズ64は、第1インテグレーターレンズ61の各レンズ素子の像を空間光変調装置上で重畳させる。第1インテグレーターレンズ61、第2インテグレーターレンズ62及び重畳レンズ64は、照明装置2からの光の強度分布を空間光変調装置上にて均一化させる。重畳レンズ64からの光は、第1ダイクロイックミラー65に入射する。第1ダイクロイックミラー65は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第1ダイクロイックミラー65へ入射したR光は、第1ダイクロイックミラー65、反射ミラー66でそれぞれ光路が折り曲げられ、R光用フィールドレンズ67Rへ入射する。R光用フィールドレンズ67Rは、反射ミラー66からのR光を平行化し、R光用空間光変調装置68Rへ入射させる。
R光用空間光変調装置68Rは、R光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。R光用空間光変調装置68Rに設けられた不図示の液晶パネルは、2つの透明基板の間に、光を画像信号に応じて変調するための液晶層を封入している。R光用空間光変調装置68Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム69へ入射する。
第1ダイクロイックミラー65を透過したG光及びB光は、第2ダイクロイックミラー70へ入射する。第2ダイクロイックミラー70は、G光を反射し、B光を透過させる。第2ダイクロイックミラー70へ入射したG光は、第2ダイクロイックミラー70で光路が折り曲げられ、G光用フィールドレンズ67Gへ入射する。G光用フィールドレンズ67Gは、第2ダイクロイックミラー70からのG光を平行化し、G光用空間光変調装置68Gへ入射させる。G光用空間光変調装置68Gは、G光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置68Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム69のうちR光が入射する面とは異なる面へ入射する。
第2ダイクロイックミラー70を透過したB光は、リレーレンズ71を透過した後、反射ミラー72での反射により光路が折り曲げられる。反射ミラー72からのB光は、さらにリレーレンズ73を透過した後、反射ミラー74での反射により光路が折り曲げられ、B光用フィールドレンズ67Bへ入射する。R光の光路及びG光の光路よりもB光の光路が長いことから、空間光変調装置における照明倍率を他の色光と等しくするために、B光の光路には、リレーレンズ71、73を用いるリレー光学系が採用されている。
B光用フィールドレンズ67Bは、反射ミラー74からのB光を平行化し、B光用空間光変調装置68Bへ入射させる。B光用空間光変調装置68Bは、B光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。B光用空間光変調装置68Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム69のうちR光が入射する面、G光が入射する面とは異なる面へ入射する。
クロスダイクロイックプリズム69は、互いに略直交する2つのダイクロイック膜75、76を有する。第1ダイクロイック膜75は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜76は、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム69は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ77の方向へ射出する。投写レンズ77は、クロスダイクロイックプリズム69で合成された光をスクリーンの方向へ投写する。
プロジェクター1は、上記の照明装置2を用いることで、発光管11の十分な冷却を可能とし、発光管11の劣化を低減できる。これにより、高い信頼性のプロジェクター1を得られるという効果を奏する。
プロジェクター1は、空間光変調装置として透過型液晶表示装置を用いる場合に限られない。空間光変調装置としては、反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon;LCOS)、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。プロジェクター1は、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られない。プロジェクター1は、一の空間光変調装置により2つ又は3つ以上の色光を変調する構成としても良い。プロジェクター1は、空間光変調装置を用いる場合に限られない。プロジェクター1は、画像情報を持たせたスライドを用いるスライドプロジェクターであっても良い。プロジェクター1は、スクリーンの一方の面に光を供給し、スクリーンの他方の面から射出される光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクターであっても良い。
また、本実施例1では、送風ファン6を照明装置2の後側に配置したが、これに限られない。例えば、送風ファン6を照明装置の上方または下方に配置して、両副反射鏡14a,14bの間に空気を送り込むようにして、照明光軸Lに垂直な方向に空気を通過させてもよい。図4に、照明装置2の下方に送風ファン6を配置した状態の正面断面図を示す。この場合、発光管11の第1封止部16や第2封止部17に邪魔されずに、隙間の手前で両主反射鏡12a,12bの内側に空気が取り込まれやすくなり、主反射鏡12a,12bの内側を通過する空気が多く発生する。主反射鏡12a,12bの内側を通過する空気により、発光管11を直接的に冷却することができる。また、上述したように、送風ファン6から送り込まれた空気により、副反射鏡14a,14bを冷却することで発光管11a,11bを間接的に冷却することもできる。したがって、送風ファン6から送り込まれた空気により直接的な冷却と間接的な冷却を行って、発光管11a,11bをより一層効果的に冷却することができる。
また、本実施例1では、光源部9と光源部10とを左右に並べて配置したが、これに限られず、上下に並べて配置してももちろん構わない。
以上のように、本発明に係る照明装置は、プロジェクターに用いる場合に適している。
L 照明光軸、L1,L2 発光管の光軸、1 プロジェクター、2 照明装置、6 送風ファン(流体駆動部)、8 光学エンジン、9 第1光源部、10 第2光源部、11 発光管、11a 第1発光管、11b 第2発光管、12 主反射鏡、12a 第1主反射鏡(第1主反射部)、12b 第2主反射鏡(第2主反射部)、14 副反射鏡、14a 第1副反射鏡(第1副反射部)、14b 第2副反射鏡(第2副反射部)、15 発光部、16 第1封止部、17 第2封止部、61 第1インテグレーターレンズ、62 第2インテグレーターレンズ、63 偏光変換素子、64 重畳レンズ、65 第1ダイクロイックミラー、66 反射ミラー、67R R光用フィールドレンズ、67G G光用フィールドレンズ、67B B光用フィールドレンズ、68R R光用空間光変調装置、68G G光用空間光変調装置、68B B光用空間光変調装置、69 クロスダイクロイックプリズム、70 第2ダイクロイックミラー、71 リレーレンズ、72 反射ミラー、73 リレーレンズ、74 反射ミラー、75 第1ダイクロイック膜、76 第2ダイクロイック膜、77 投写レンズ、78 凹レンズ

Claims (4)

  1. 照明光軸を挟んで配置されて光を射出する第1発光管および第2発光管と、
    前記第1発光管と前記第2発光管との間に配置されて、前記第1発光管の周囲のうちの一部を覆い、前記第1発光管から射出した光を反射させる第1副反射部と、
    前記第1発光管から射出した光と、前記第1副反射部で反射した光とを反射させる第1主反射部と、
    前記第1発光管と前記第2発光管との間に配置されて、前記第2発光管の周囲のうちの一部を覆い、前記第2発光管から射出した光を反射させる第2副反射部と、
    前記第2発光管から射出した光と、前記第2副反射部で反射した光とを反射させる第2主反射部と、を有し、
    前記第1副反射部と前記第2副反射部との間に流体の通過可能な隙間が設けられていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1発光管と前記第2発光管とは、前記照明光軸に対して略対称となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の照明装置と、
    前記第1副反射部と前記第2副反射部との隙間に流体を通過させる流体駆動部と、
    前記照明装置から射出した光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクター。
  4. 前記第1発光管および前記第2発光管はそれぞれ、光を射出する発光部と、前記照明光軸に平行に前記発光部から一方に延びる第1封止部と、前記発光部から他方に延びる第2封止部とを備え、
    前記流体駆動部は、前記照明光軸に垂直な方向に流体を通過させることを特徴とする請求項3に記載のプロジェクター。
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