JP4438423B2 - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Description

透過型液晶や反射型液晶、あるいは微小ミラーで構成されたDMD(Digital Micromirror Device)等の映像表示素子を用いた投射型映像表示装置に関する。
液晶パネル等の映像表示素子に、光源からの光を当て、液晶パネル上の画像を拡大投射する液晶プロジェクタ等の投射型映像表示装置が知られている。近年Light Emitting Diode(以下、「LED」と省略する)の高輝度化に伴い、その色純度が高いこと、寿命が長いこと、点灯性が良いことを生かして、投射型映像表示装置の光源として、LEDの適用が検討されている。
LED光源を投射型映像表示装置へ適用した際の新しい形態として、例えば透過型液晶パネルを1枚用いて、光源となるLEDを3原色に対応して3つ使用する。そして、液晶パネルの動作と3色のLEDの順次点灯を同期させてカラー表示を可能にする構成が特許文献1に開示されている。
特開2003−329978号公報
LED光源は前述の通り、色純度が高い等の特徴をもっているが、反面、投射型映像表示装置用光源としては高圧水銀ランプなどに比べて輝度が十分でない問題もあり、投射型映像表示装置への適用においては、一般に上記特許文献1でも示されているように、LEDを複数配列して輝度の向上を図っている。従って、LED光源の照明光が照射される映像表示素子(例えば液晶パネル)上の温度は従来のランプの場合と同様に高くなる。
ところで、上記特許文献1では、小型化、薄型化、軽量化の目的のために、LEDの前面に密着して配置されたロッドレンズ(光の均一化を行う万華鏡型インテグレータの一種)の出射側と、映像表示素子である液晶パネルとをほぼ密着したような状態で配置したものが提案されている。
この場合、上記したように、液晶パネルの温度が高くなるので、液晶パネルの冷却が不十分になりやすく、液晶パネルの寿命が短くなる問題が懸念される。
さらに、構成を単純化して低価格にしていくことも重要である。上記特許文献1では、LED光源アレイを構成する各LEDにそれぞれ対応するロッドレンズを備えており、LEDからの照明光を液晶パネルに導く照明光学系の構成が複雑であり、より一層の低価格化が困難である。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、簡単な構成で液晶パネルの冷却が可能なライトパイプを備えた投射型映像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、特許請求の範囲に記載のとおり構成したものである。すなわち、ライトパイプの入射側開口部近傍の壁面に第1の孔と第2の孔を備え、あるいは前記ライトパイプの入射側開口部近傍の壁面に第1の孔を、そして前記ライトパイプの出射側開口部近傍の壁面に第2の孔を備える。これにより、前記第1と第2の孔を用いて前記ライトパイプ内部に冷却風を通風し、映像表示素子である液晶パネルを冷却することができる。
特に、前記第1と第2の孔が前記ライトパイプの入射側開口部近傍に備えられている場合は、吸気と排気の風路を形成するために、前記ライトパイプ内部に導風板を備える。これに伴い、冷却の効果をより高めることができる。
そして、光源からの光を前記液晶パネルに照射する照明光学系を保持する構造体である光学ケースの内壁面に光を反射するミラーを形成して、前記ライトパイプとする。これにより、低価格化を図ることができる。
本発明によれば、投射型映像表示装置の低価格化が可能となる。
以下、本発明の最良の形態について、図を用いて詳細に説明する。なお、各図において、同一機能を有する構成要素には同一符号を付して示し、一度述べたものについては、煩雑さを避けるために、繰り返した説明を省略する。
図1は本発明による第1の実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図、図2は図1の斜視図である。図1,図2において、1R,1G,1Bはそれぞれ赤,緑,青色の光を発するLED光源であり、2および3はダイクロイックコートを施した第1及び第2の合成ミラーである。4と5は偏光方向を所定偏光方向に揃える偏光変換手段200を構成する偏光分離ミラーと全反射のミラーで、6は内部が空洞の万華鏡型のインテグレータであるライトパイプ、7は透過型の液晶パネル、8は出射側偏光板、9は投射レンズである。30はLED光源からの照明光を液晶パネルに導く照明光学系を格納する筐体(構造体)である光学ケースで、31は光学ケース30の上面、32は光学ケース30の下面、33と34は光学ケース30の側面、12は冷却ファンである。なお、それぞれの光学部品は光学ケース30によって一体に保持されている。
本実施例では、LED光源1R,1G,1Bは図示しない点灯駆動回路によりそれぞれ所定期間だけ時分割点灯駆動され、例えばLED光源1R点灯→1G点灯→1B点灯のように時分割されて点灯される。第1の合成ミラー2はLED光源1Bからの青色光(以下、B光と記す)を透過さて、LED光源1Gからの緑色光(以下、G光と記す)を反射させて液晶パネル7側に出射する。第2の合成ミラー3は第1の合成ミラー2からのG光,B光を透過させるとともに、LED光源1Rからの赤色光(以下、R光と記す)を反射させて液晶パネル7側に出射する。このように本実施例では、LED光源1R,1G,1Bと、第1の合成ミラー2と、第2の合成ミラー3とで一つの照明光源100を構成している。なお、本実施例の照明光源100を構成するLED光源は、前記特許文献1の図1で示される3原色のLEDを複数同一面上に配列したLED光源と異なり、所定単一色のLEDを複数配列した3つのLED光源1R,1G,1Bからなる。このように構成することにより、発光面積を大きくすることができ、投射映像の輝度を向上させることができる。
上記したLED光源1R,1G,1Bと、第1の合成ミラー2と、第2の合成ミラー3とからなる照明光源100から出射した光線は、偏光分離ミラー4へ入射する。偏光分離ミラー4は、ガラス基板上の入射側には高透過コート(図示せず)、出射側には偏光分離コート(図示せず)を施し、出射側表面に1/2波長板(図示せず)を貼り付けてある部品である。光線がこの偏光分離ミラー4を通過する際に、S偏光波(以下、S波と略す)を反射、P偏光波(以下、P波と略す)を透過する。透過したP波は偏光分離ミラー4の出射側に貼られた1/2波長板(図示せず)によりS波へと変換され、また、偏光分離ミラー4で反射されたS波はミラー5で反射され、いずれの光線もS波に統一されてから、ライトパイプ6に入射する。即ち、偏光分離ミラー4とミラー5はS波に揃える偏光変換手段200を構成する。
ライトパイプ6に入射した光線は入射角度、入射位置に応じて0回から複数回の反射を繰り返し出射側へと導かれる。このライトパイプ6内面における反射によって出射断面においては、光線の輝度分布がほぼ均一になる。ライトパイプ6の出射面には、液晶パネル7がほぼ密着して配設されており、ライトパイプ6からの均一な輝度分布の光を図示しない映像駆動回路で光強度変調して形成された液晶パネル7上の映像(光学像)は出射側偏光板8を抜けた上で、投射レンズ9によって、スクリーン(図示せず)等に拡大投影される。
本構成においては、入射側偏光板(図示せず)は液晶パネル7の入射面に貼合されている。この入射側偏光板(図示せず)と液晶パネル7をともに冷却するために、冷却ファン12を備えている。冷却ファン12からの冷却風は、偏光分離ミラー4近傍の上側に設けられた光学ケース30の上面31の吸気孔36から矢印21のようにライトパイプ6内部に送り込まれ、入射側偏光板(図示せず)と液晶パネル7を冷却する。冷却風は矢印21で示すように流れて、ライトパイプ6の内部で入射側偏光板(図示せず)と液晶パネル7を冷却した後、矢印22のようにライトパイプ6を通り抜け、ミラー5近傍の上側に設けられた光学ケース30の上面31の排気孔35から排気される。
なお、本実施例では、冷却風の吸気孔36,排気孔35を光線の入射が少ない偏光分離ミラー4とミラー5の上部の上面31に設けたが、これに限定されるものではなく、例えば偏光分離ミラー4とミラー5の下部の下面に設けてもよく、また、例えば偏光分離ミラー4の上部の上面31に第1の孔を設け、第2の孔をライトパイプ6と液晶パネル7の間に設けられたわずかな隙間(図示せず)に設け、第1と第2の孔を通じてライトパイプの内部に風路を形成して冷却することも可能である。
次に低価格化を実現するための、本発明の特徴を説明する。ライトパイプは一般的に4枚のミラーを組み合わせて内面がすべてミラーで、内部が空洞の光のトンネルを形成する物である。これに対し、本発明においては、前述の光学ケース30を利用してライトパイプ6を形成している。光学ケース30は各ミラー部品を保持し、LED光源1R,1G,1Bと液晶パネル7、出射側偏光板8、投射レンズ9等を一体に組み立てるための保持構造体である。この光学ケース30の本来はライトパイプ6を保持する内壁部分に、例えば塗装によってミラーを形成し、ライトパイプ6を形成している。ミラーの形成は塗装では無く、コーティングでも可能である。十分な反射率が確保できていれば、一般的な平板ミラーを用いたライトパイプに比べても同等の効率を低価格で実現できる。
以上述べたように、本実施例によれば、照明光源からの光を偏光変換手段で所定偏光方向に揃え、ライトパイプで光の均一化を行い、ライトパイプの出射側に配設された液晶パネルに照射する投射型映像表示装置において、偏光変換手段の偏光変換作用やライトパイプの光の均一化作用に影響を及ぼさない領域のライトパイプ入射側開口部近傍光学ケース壁面に第1の孔と第2の孔を備えることにより、またはライトパイプ入射側開口部近傍の光学ケース壁面に第1の孔を、ライトパイプ出射側開口部近傍の光学ケース壁面に第2の孔を備えることにより、これらの第1の孔と第2の孔からライトパイプ内部に冷却風を通風させ、入射側偏光板や液晶パネルを冷却することができる。
また、光学ケースの内壁面にミラーを形成してライトパイプとすることにより、コストダウンを図ることができる。
ここで、本実施例においては冷却ファン12を特に限定するものではないが、液晶パネル7を冷却するために、シロッコファンなどの遠心ファンが有効である。すなわち、遠心ファンで構成される冷却ファン12からの冷却風をダクトを介して吸気口36に送風する。該冷却風は所定以上の風速を有することができ、液晶パネル7まで到達して冷却することができる。
次に、本発明による第2の実施例について述べる。図3は第2の実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。第2の実施例では、吸気孔と排気孔の両方の孔をライトパイプの入射側に設けると冷却風がライトパイプ6内でぶつかり合い、冷却の効率を低下するの防ぐために、図3に示したように、ライトパイプ6内部に導風板13を備える。
図3において、導風板13はライトパイプ6内部に矢印25および矢印26で示される冷却風の風路を形成し、効率よく入射側偏光板(図示せず)および液晶パネル7を冷却することができる。導風板13は風路を分離するために、その長さが少なくともライトパイプの長さの1/2以上あるのが望ましい。また導風板13は偏光分離ミラー4のライトパイプ側端部に略一致する位置で、光軸方向に沿って配置する。このように配置すれば、導風板13が偏光変換手段200からの光を遮るのを極力小さくすることができる。なお、図3において、図1,図2と同じ機能を有する要素には同一符号を付して示し、煩雑さを避けるために、その繰り返した説明を省略する。
導風板13としては、高透過コートを施した透過率の高いガラス板でも有効であるが、高透過コートを施さないガラス板を用いても、反射率に関係なく結局照明光源からライトパイプ6に入射した光線はライトパイプ6の出射側へと導かれるので、問題はなく、逆にコスト低減に有効である。このとき光の吸収が多い青板ガラスよりも、光の吸収が少ない白板ガラスに準ずるものを用いたほうがよい。
また、導風板13として、透過性のガラスではなく、反射率の高いミラーを用いることも効果的である。ミラーを用いるとライトパイプ6を細くしたのと同様の効果があり、その結果ライトパイプ6の全長を短くしても、出射断面における輝度の良好な均一性を実現することができる。次にその原理を説明する。
光を反射する導風板を追加することによって、ライトパイプ6の光路は長さ一定のまま細くなることになる。ライトパイプ6には一定の角度で光線が入射して、複数回の反射によって出射断面における輝度の均一性を実現するものであるが、一定の全長のもとでライトパイプが細くなると、光線の反射回数が増加する。その結果、全長を短くしても、光線の十分な反射回数をあたえることができ、出射断面の輝度均一性を損なわない。すなわち、全長を短縮して小型化、及び低コスト化を実現できる。
この全長短縮の効果を期待した場合、導風板13の長さは、ライトパイプ6の内部に収まる範囲でできるだけ長くするべきであるが、出射開口面まで導風板が伸びていると、投射画面に導風板の影が写ることがあるので、これを避けるため、また本来の目的である、液晶パネル7表面の冷却風を効率よく通過させるために、図3で示した通り、導風板13はライトパイプ6の出射側近傍までは伸ばさないようにしている。しかし、前記したように、導風板13は冷却風の風路を分離するためのものであるので、この場合でも、その長さが少なくともライトパイプの長さの1/2以上あるのが望ましい。
本発明の投射型映像表示装置における反射型(ミラー型)導風板は、本実施例のようなLED光源を用いた投射型映像表示装置に限らず、一般的な高圧水銀ランプ等を用いたタイプにも有効であり、この適用によってライトパイプの全長短縮を実現できる。勿論、一般的な高圧水銀ランプ等を用いた投射型映像表示装置でも、中空のライトパイプ内部を風路として冷却に用いる場合には、導風板で冷却効果を高めることができるのはいうまでもない。
また、導風板13を用いる本実施例においては、冷却ファンからの冷却風を吸気口に送風する、所謂風路の上流側に冷却ファンを配置する場合に限るものではない。すなわち、冷却ファンにより排気口から冷却風を排出する、所謂風路の下流側に冷却ファンを配置する場合においても、本発明は適用可能である。
次に、第3の実施例について述べる。図4は第3の実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。第3の実施例では、前記のように光学ケースの内壁面に例えば塗布またはコーティングによってミラーを設けてライトパイプ6を形成する際、同時にライトパイプ6以外の部分の光学ケース内壁面にもミラーを設けて、反射面積の拡張を行っている。
図4において、反射面積の拡張を行うためのミラーを設ける光学ケースの内壁面(ライトパイプ6の部分を除く)は、光学ケース30の上面31および下面32の内壁部分と、LED光源1G,1Rが保持されている側面33に対向する偏光分離ミラー4保持部側の側面34の内壁部分であり、14は側面34の内壁部分に設けられた拡張反射面、15は上面31および下面32の内壁部分に設けられた拡張反射面である。
このようにライトパイプ6以外の部分での反射面積の拡張により、本来は拡散して光学ケース30の内面の側壁にあたって吸収されていた光線を有効に反射してライトパイプ6に導くことができるので、投射映像の高輝度化を最低限のコスト上昇で実現することができる。図4中には1例として、LED光源1Bから出射した光線18が拡張反射面14によって有効に反射されてライトパイプ6に向かう様子を模式的に示している。
本実施例では、映像表示素子として液晶パネルを用いているが、拡張反射面の配設は光源からライトパイプへ入射する光量を増やして輝度向上を図るものであり、この意味では、映像表示素子は液晶パネルに限定されるものではない。
次に、本発明による第4の実施例について述べる。図5は第4の実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。本実施例は、図4に示す第3の実施例に、図5に示すように、LED光源1Gの前面にB光を反射しG光を透過するダイクロミラー16と、LED光源1Rの前面にG光,B光を反射しR光を透過するダイクロミラー17を備えたものである。本実施例では、本来は拡散して有効にならないLED光源1B,1Gからの光線を有効に利用することによって高輝度化を実現することができる。以下、これを、図5を用いて詳細に説明する。
図5で、図5(a)は図4に同一であり、図5(b)は第4の実施例を示す図である。図5(a)において、たとえば、LED光源1Bから出射したB光の内、LED光源1Gの出射面に入射する光線19は、光が吸収または乱反射されて、ライトパイプ側に有効に導かれず、無駄になってしまう。そこで本実施例においては、図5(b)に示すようにLED光源1Gの前面にダイクロミラー16を備えている。ダイクロミラー16はB光を反射してG光を透過する特性のミラーであり、図5(b)に示したとおり、LED光源1Gからの光線20を透過しながら、LED光源1Bからの本来は無駄になってしまう光線21を反射してライトパイプ側に導き、有効にしている。同様にLED光源1Rの前面に備えたダイクロミラー17はR光を透過して、B光とG光の光線を反射する特性をもっており、LED光源1Rからの光線は透過しながら、LED1B、1Gからの、本来は無駄になってしまう光線を有効に反射する。
本実施例では、映像表示素子として液晶パネルを用いているが、LED光源の前にダイクロイックミラーを配設する事は、光源からライトパイプへ入射する光量を増やして輝度向上を図るものであり、この意味では、映像表示素子は液晶パネルに限定されるものではない。
図6に第5の一実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図を示す。第5の実施例は上記した実施例(1乃至4)から偏光分離ミラー4とミラー5とからなる偏光変換手段と導風板を削除したもので、図6ではその一例として図5(b)から偏光分離ミラー4,ミラー5および導風板13を削除したものを示している。
図6において、光学ケース40にLED光源1R,1G,1Bおよび第1の合成ミラー2,第2の合成ミラー3とからなる照明光源と、ライトパイプ6’とが保持固定されており、ライトパイプ6’の出射面に液晶パネル7が配設されている。本実施例では偏光変換を液晶パネル7の入射面に貼り合わせられている図示しない入射側偏光板で行うので、低価格の投射型映像表示装置に適用できる。なお、図6では光学ケース40の例えば上面または下面に設けられた冷却風の通風孔となる吸気孔と排気孔を省略して示している。
本発明の構成をRGBに対応して3個の液晶パネルを用いた3板式の投射型映像表示装置にも容易に適用できる。その実施例を図7に示す。図7において、3板式としたため、前述の発明のように3色のLED光源の光線を合成する手段は持たず、3色に対応した液晶パネル7R,7G,7Bを通過した後に合成プリズム10を用いて合成して、1つの投射レンズ9で投射映像を形成する。なお、本実施例では、各光学ケース30R,30G,30Bにおける各照明光学系の一例として図3に示す構成で示しているが、これに限定されるものではないことはいうまでもない。また、図7では、図示を容易とするため、冷却風の通風孔となる吸気孔と排気孔を省略している。
以上述べた本発明の説明においては、LED光源を構成するLEDの数について言及していないが、液晶パネルサイズ、ライトパイプの太さ等に応じてRGB各1個ずつの場合においても、それぞれ複数ずつ用いる場合に於いても本発明に適用可能である。
第1の実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。 図1の斜視図である。 第2の実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。 第3の実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。 第4の実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。 第5の一実施例を示す投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。 第6の実施例を示す3板式投射型映像表示装置の光学系の概略上面構成図である。
符号の説明
1R,1G,1B…LED光源、2…第1の合成ミラー、3…第2の合成ミラー、4…偏光分離ミラー、5…ミラー、6…ライトパイプ、7…液晶パネル、7R…R液晶パネル、7G…G液晶パネル、7B…B液晶パネル、8…出射側偏光板、9…投射レンズ、10…合成プリズム、12…冷却ファン、13…導風板、14…拡張反射面、15…拡張反射面、16…ダイクロイックミラー、17…ダイクロイックミラー、18…光線、19…光線、20…光線、21…光線、30…光学ケース、31…上面、32…下面、33,34…側面、35…排気孔、36…吸気孔、40…光学ケース、100…照明光源、200…偏光変換手段。

Claims (8)

  1. 光源からの光束をライトパイプへ導き、該ライトパイプからの出射光を該ライトパイプに略密着して配置される映像表示素子に照射し、該映像表示素子からの映像光を投射レンズにより拡大投影する投射型映像表示装置であって、
    前記ライトパイプはミラーを組み合わせて形成した中空の構造であり、該中空構造部内に前記映像表示素子を冷却する冷却風の風路を構成し、
    前記ライトパイプの中空構造部内に前記冷却風を前記映像表示素子に導く導風板を配置した
    ことを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 前記光源はRGB3色のLED光源であって、該LED光源からの光束を色合成手段により色合成した後、前記ライトパイプへ導くように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の投射型映像表示装置。
  3. 前記LED光源は、RGBの各色毎に各々所定期間だけ時分割点灯するように構成した
    ことを特徴とする請求項2に記載の投射型映像表示装置。
  4. 前記導風板は、前記ライトパイプの長さの1/2以上の長さを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の投射型映像表示装置。
  5. 前記導風板は、光透過性材料の平板により構成した
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の投射型映像表示装置。
  6. 前記導風板は、光反射性材料の平板により構成した
    ことを特徴とする請求項乃至請求項5の何れか一項に記載の投射型映像表示装置。
  7. 光源からの光束をライトパイプへ導き、該ライトパイプからの出射光を該ライトパイプに略密着して配置される映像表示素子に照射し、該映像表示素子からの映像光を投射レンズにより拡大投影する投射型映像表示装置であって、
    遠心ファンから構成される冷却ファンを有し、
    前記ライトパイプはミラーを組み合わせて形成した中空の構造であって、入射側開口部近傍に第1及び第2の孔を有し、
    前記冷却ファンからの冷却風をダクトを介して前記第1の穴に送風すると共に前記第2の孔から排気し、前記ライトパネルの中空構造部内に映像表示素子を冷却する冷却風の風路を構成し、
    前記ライトパイプの中空構造部内に前記冷却風を前記映像表示素子に導く導風板を配置した
    ことを特徴とする投射型映像表示装置。
  8. 光源からの光束を、該光束の輝度分布を均一化する均一化手段へ導き、該均一化手段を介して映像表示素子に照射し、該映像表示素子からの映像光を投射レンズにより拡大投影する投射型映像表示装置であって、
    前記均一化手段はミラーを組み合わせて形成した中空の構造であり、該中空構造部内に前記映像表示素子を冷却する冷却風の風路を構成し、
    前記均一化手段の中空構造部内に前記冷却風を前記映像表示素子に導く導風板を配置した
    ことを特徴とする投射型映像表示装置。
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