JP2011134047A - 会計処理システム及び会計処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コンピュータ3上で動作する表計算ソフトウエアプログラム2は、複数のセル行列を有した仮の帳簿として表形式で画面表示する複数のデータシートを備え、これらデータシートには、少なくとも商品有高帳211と仕訳帳212と総勘定元帳213と精算書214があり、前記商品有高帳と前記仕訳帳とがリンクし、前記仕訳帳と前記総勘定元帳とがリンクし、及び、前記総勘定元帳と前記精算書とがリンクしており、使用者が、前記データ入力後に入力完了キーを押すと、前記プログラム2が分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けてデータベース5に蓄積保存し、その結果を更新された帳簿として表形式でディスプレイ7に画面表示する。
【選択図】 図1
Description
前記プログラムは、複数のセル行列を有した仮の帳簿として表形式で画面表示する複数のデータシートを備え、これらデータシートには、少なくとも商品有高帳と仕訳帳と総勘定元帳と精算書があり、少なくとも、前記商品有高帳と前記仕訳帳とがリンクし、前記仕訳帳と前記総勘定元帳とがリンクし、及び、前記総勘定元帳と前記精算書とがリンクしており、
前記データ入力後に使用者が前記入力手段の入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存し、その結果を更新された帳簿として表形式で画面表示することを特徴とする。
また、本発明の会計処理方法は、表計算ソフトウエアプログラム(以下、プログラム)をコンピュータ上で動作させ、データ入力を受け付ける入力手段によって、商品を仕入れたか売上処理したときの取引年月日と当該商品を識別分類する固有の商品名と当該商品を仕入れ処理したときの仕入原価の合計値及び仕入数量と当該商品を売上処理したときの売上原価の合計値及び売上数量を、使用者を介してデータ入力し、コンピュータ内の演算機能によって前記入力されたデータに演算処理を行い、前記データ処理後のデータをデータベースに蓄積保存し、データ処理前後のデータをディスプレイに画面表示させる会計処理方法であって、
前記プログラムは、複数のセル行列を有した仮の帳簿として表形式で画面表示する複数のデータシートを備え、これらデータシートには、少なくとも商品有高帳と仕訳帳と総勘定元帳と精算書があり、前記商品有高帳と前記仕訳帳とがリンクし、前記仕訳帳と前記総勘定元帳とがリンクし、及び、前記総勘定元帳と前記精算書とがリンクしており、
前記データ入力後に使用者が前記入力手段の入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存させ、その結果を更新された帳簿として表形式でディスプレイに画面表示させることを特徴とする。
前記仕訳帳は前記商品の取引に対応しており、前記仕訳帳には、前記商品名若しくは前記商品の取引に関連した取引科目と、前記取引年月日と、前記仕入数量と、前記仕入原価の合計値と、前記売上数量と、前記売上原価の合計値を同一行で表示しデータ入力可能なセル行列nが配されており、
前記総勘定元帳は前記取引科目と対応する勘定科目に一対一で対応した集計表を複数備え、それぞれの集計表には、前記取引年月日並びにこれと対応する借方A1と貸方B1を同一行で表示するセル行列pが配されるとともに、前記借方A1を合計した借方A2と前記貸方B1を合計した貸方B2が表示可能であり、
前記精算書は前記勘定科目が複数行に表示され、前記勘定科目のひとつと、これと対応する前記貸方A2と前記借方B2とを同一行で表示するセル行列qが配されるとともに、前記貸方A2を合計した貸方A3と前記借方B2を合計した借方B3が表示可能であり、
使用者が前記データ入力後に前記入力手段の入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法に基づきこれら帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存し、その結果を更新された帳簿として表形式で画面表示するとともに、前記精算書にて貸方A3から借方B3を減算した集計年月日の純利益を表示することを特徴とする。
また、本発明では、前記仕訳帳のセル行列nでは、さらに、前記仕入原価の合計値から定数を乗算した仮払消費税と前記売上原価の合計値から合計値から定数を乗算した仮受消費税が表示可能であり、かつ、算出した仮払消費税と算出した仮受消費税を、前記総勘定元帳に予め設定された前記勘定科目としての消費税勘定に転記することが好ましい。
そして、本発明の会計処理方法は、前記商品有高帳は前記商品名と一対一で対応した在庫表が複数備わり、それぞれの在庫表には、前記取引年月日と、前記仕入数量と、前記仕入原価の合計値を前記仕入数量で除算した仕入単価と、前記仕入数量から前記売上数量を減算した在庫数量を同一行で表示しデータ入力可能なセル行列mが配されており、
前記仕訳帳は前記商品の取引に対応しており、前記仕訳帳には、前記商品名若しくは前記商品の取引に関連した取引科目と、前記取引年月日と、前記仕入数量と、前記仕入原価の合計値と、前記売上数量と、前記売上原価の合計値を、同一行で表示しデータ入力可能なセル行列nが配され、前記仕入原価の合計値から定数を乗算した仮払消費税と前記売上原価の合計値から合計値から定数を乗算した仮受消費税が表示可能であり、
前記総勘定元帳には、前記取引科目に対応する勘定科目と一対一で対応した集計表を複数備え、それぞれの集計表には、前記取引年月日並びにこれと対応する借方A1と貸方B1を同一行で表示するセル行列pが配されるとともに、前記借方A1を合計した借方A2と前記貸方B1を合計した貸方B2が表示可能であり、
前記精算書は前記勘定科目が複数行に表示され、前記勘定科目のひとつと、これと対応する前記貸方A2と前記借方B2とを同一行で表示するセル行列qが配されるとともに、前記貸方A2を合計した貸方A3と前記借方B2を合計した借方B3が表示可能であり、
前記データ入力後に使用者が前記入力手段の入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存させ、その結果を更新された帳簿として表形式でディスプレイに画面表示させるとともに、前記精算書にて貸方A3から借方B3を減算した集計年月日の純利益を表示させることを特徴とする。
使用者が前記商品を売上げたときに、前記仕訳帳のセル行列nの所定行のセルに、前記取引年月日と、売上げた前記商品名と売上原価の合計値及び売上数量と、前記商品の売上に対応する取引科目を、使用者を介してデータ入力し、使用者が入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存させる第2のステップと、
予め設定した集計年月日になると、前記コンピュータが前記更新された帳簿を印刷手段に印刷させる第3のステップ、を備えることを特徴とする。
また、本発明の会計処理システムは、前記仕訳帳、総勘定元帳、及び精算書を印刷する印刷機を備え、前記タイマーに予め設定した集計年月日になると、前記更新された帳簿を印刷することを特徴とする。予め設定した集計年月日としては、期末日、月末日、週末日等が挙げられ、毎日決まった時間になると周期的に帳簿を印刷することも可能である。
本発明によれば、予め設定した集計年月日になると、前記更新された帳簿を印刷機が印刷出力するので、使用者は、印刷されたこれらの帳簿を正式な会計帳簿として活用でき、前記更新された帳簿が決まった日に印刷されることで帳簿の印刷忘れが防止できる。
本発明によって、コンピュータ上で動作する表計算ソフトウエアプログラムが、分記法によって会計処理を行う会計処理システム及び会計処理方法が実現する。
図1は、本発明の実施の形態の会計処理システム1を機能的に説明するブロック図である。本実施形態の会計処理システム1は、コンピュータ3と、当該コンピュータ3上で動作する表計算プログラム2からなる。コンピュータ3には、ディスプレイ装置7と印刷機8とキーボードやマウス等の入力手段6が接続される。図1に示すコンピュータ3は、いわゆる個人向けのパーソナルコンピュータ3で足りる。
本実施例では、商品の商品名に符号X(X1)、取引年月日に符号Y1、摘要に符号Z1、取引科目に符号Wという符号を付与した複数のセルからなるセル行列(符号m、n、p、q)によって、表形式のデータシートを作成する(図3から図5を参照)。本実施例の説明においては、例えばセル行列m内のセルの位置をmi,jとして示す。符号iは行番号を示す自然数(正の整数)であり、符号jは列番号を示す自然数(正の整数)である。そして、セル行列m内の最下段セルの位置をmz,jとして示す。なお、電子帳簿は説明の都合上、簡略化した形式として図示しているが、実際の電子帳簿は、簿記用の紙帳簿と同様の形式とすることができる。また、データ入力や表示に必要なセル以外を非表示とすることは、使用に応じ任意に設定できる。
本実施例では、商品名X1の商品(以下、商品X1と略す)の仕入及び売上を例として、本発明の実施手順を、図2に示すフローチャートに従って、以下に説明する。
次に、図4に示す仕訳帳212に取引に対応したデータを入力し、仕訳ボタン9を押す行為によって、前記プログラム2が分記法に基づきこれら帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベース5に蓄積保存することとなる(図2のステップS2)。そして、コンピュータ3のメニュー画面から、総勘定元帳213を指定することで、更新された総勘定元帳213が画面表示されることとなる(図2のステップS3)。このステップS2及びステップS3は、取引科目Wによる取引の回数に応じて、繰り返される。本実施例では、ステップS21、ステップS31、ステップS22、ステップS32の順番で以下に説明する。
図3(b)では、セル行m2,jに、取引年月日Y1が平成21年1月2日(符号Y12)に、商品X1を、摘要Z1がG社(取引先の会社名、符号Z12)、仕入数量E1が8個、仕入原価の合計値D1が12,000円と転記され、仕入単価F1が1,500円と表示される。仕入単価Fは、仕入原価の合計値D1を仕入単価F1で除算した値であり、所定の数式(D1/F1)がセルに備わっている。そして、商品X1の合計が在庫表内の計算式によって集計され、セル行列m内の最下段のセルmz,jに表示される。図3(b)では、商品X1の仕入数量E1の合計が10個、仕入原価の合計値D1が16,000円であり、払出がないことから、商品X1の在庫数量E3が10個、在庫原価の合計値D3が16,000円となっている。
そして、コンピュータ3のメニュー画面から、総勘定元帳213を指定することで、更新された総勘定元帳213が画面表示されることとなる(図2のステップS31)。
図3(c)では、セル行m3,jに、取引年月日Y1が平成21年1月3日(符号Y13)に、商品X1を、摘要Z1がF社(取引先の会社名、符号Z13)、払出数量E2が6個と転記され、払出単価F2が1,600円と表示され、払出原価の合計値D2が9,600円と表示される。払出単価F2は、セル行列m内の最下段のセルmz,jに表示された仕入単価F1の平均値を引用した値であり、払出原価の合計値D2は、払出数量E2と払出単価F2とを掛け合わせた値であり、所定の数式(E2XF1)がセルに備わっている。そして、セル行列m内の最下段のセルmz,jに表示された仕入単価F1の平均値は、仕入原価の合計値D1の平均値を仕入単価F1の平均値で除算した値であり、所定の数式(D1/F1)がセルに内蔵されている。上記払出単価F2の算出は、移動平均法による。
そして、商品X1の合計が在庫表内の計算式によって集計され、セル行列m内の最下段のセルmz,jに表示される。図3(c)では、商品X1の仕入数量E1の合計が10個、仕入原価の合計値D1が16,000円であり、商品X1の払出数量E2の合計が6個、払出原価の合計値D3が9,600円であるから、商品X1の在庫数量E3が4個、在庫原価の合計値D3が6,400円となる。そしてまた、ステップS22(図2)によって、総勘定元帳213が更新される。なお、本システムでは、仮に、仕訳帳212にて、商品X1を、取引科目Wが売上(符号W3)で、売上数量E2が在庫数量E3よりも大きい値となる場合には、ディスプレイ7の画面上に、入力エラーが表示される仕組みとなっている。
2 表計算ソフトウエアプログラム(プログラム)、
21 データシート、
22 制御プログラム、
3 コンピュータ、
4 CPU、
5 データベース、
6 入力手段、
7 ディスプレイ、
8 印刷機、
Claims (7)
- 商品を仕入れたか売上処理したときの取引年月日と当該商品を識別分類するための固有の商品名と当該商品を仕入れ処理したときの仕入原価の合計値及び仕入数量と当該商品を売上処理したときの売上原価の合計値及び売上数量を、使用者を介してデータ入力し、当該データ入力を受け付ける入力手段と入力されたデータに演算処理を行うCPUと演算処理後のデータを蓄積保存するデータベースとデータ処理前後のデータを画面表示するディスプレイとタイマーを備えたコンピュータと、当該コンピュータ上で動作する表計算ソフトウエアプログラム(以下、プログラム)からなり、
前記プログラムは、複数のセル行列を有した仮の帳簿として表形式で画面表示する複数のデータシートを備え、これらデータシートには、少なくとも商品有高帳と仕訳帳と総勘定元帳と精算書があり、少なくとも、前記商品有高帳と前記仕訳帳とがリンクし、前記仕訳帳と前記総勘定元帳とがリンクし、及び、前記総勘定元帳と前記精算書とがリンクしており、
前記データ入力後に使用者が前記入力手段の入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存し、その結果を更新された帳簿として表形式で画面表示することを特徴とする会計処理システム。 - 前記商品有高帳は前記商品名と一対一で対応した在庫表を複数備え、それぞれの在庫表には、前記取引年月日と、前記仕入数量と、前記仕入原価の合計値を前記仕入数量で除算した仕入単価と、前記仕入数量から前記売上数量を減算した在庫数量を同一行で表示しデータ入力可能なセル行列mが配されており、
前記仕訳帳は前記商品の取引に対応しており、前記仕訳帳には、前記商品名若しくは前記商品の取引に関連した取引科目と、前記取引年月日と、前記仕入数量と、前記仕入原価の合計値と、前記売上数量と、前記売上原価の合計値を同一行で表示しデータ入力可能なセル行列nが配されており、
前記総勘定元帳は前記取引科目と対応する勘定科目に一対一で対応した集計表を複数備え、それぞれの集計表には、前記取引年月日並びにこれと対応する借方A1と貸方B1を同一行で表示するセル行列pが配されるとともに、前記借方A1を合計した借方A2と前記貸方B1を合計した貸方B2が表示可能であり、
前記精算書は前記勘定科目が複数行に表示され、前記勘定科目のひとつと、これと対応する前記貸方A2と前記借方B2とを同一行で表示するセル行列qが配されるとともに、前記貸方A2を合計した貸方A3と前記借方B2を合計した借方B3が表示可能であり、
使用者が前記データ入力後に前記入力手段の入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法に基づきこれら帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存し、その結果を更新された帳簿として表形式で画面表示するとともに、前記精算書にて貸方A3から借方B3を減算した集計年月日の純利益を表示することを特徴とする請求項1記載の会計処理システム。 - 前記仕訳帳のセル行列nは、前記仕入原価の合計値から定数を乗算した仮払消費税と前記売上原価の合計値から合計値から定数を乗算した仮受消費税が表示可能であり、かつ、算出した仮払消費税と算出した仮受消費税を、前記総勘定元帳に予め設定された前記勘定科目としての消費税勘定に転記することを特徴とする請求項2記載の会計処理システム。
- 前記仕訳帳、総勘定元帳、及び精算書を印刷する印刷機を備え、前記タイマーに予め設定した集計年月日になると、前記コンピュータが印刷機に指令し前記更新された帳簿を印刷させることを特徴とする請求項2記載の会計処理システム。
- 表計算ソフトウエアプログラム(以下、プログラム)をコンピュータ上で動作させ、データ入力を受け付ける入力手段によって、商品を仕入れたか売上処理したときの取引年月日と当該商品を識別分類する固有の商品名と当該商品を仕入れ処理したときの仕入原価の合計値及び仕入数量と当該商品を売上処理したときの売上原価の合計値及び売上数量を、使用者を介してデータ入力し、コンピュータ内の演算機能によって前記入力されたデータに演算処理を行い、前記データ処理後のデータをデータベースに蓄積保存し、データ処理前後のデータをディスプレイに画面表示させる会計処理方法であって、
前記プログラムは、複数のセル行列を有した仮の帳簿として表形式で画面表示する複数のデータシートを備え、これらデータシートには、少なくとも商品有高帳と仕訳帳と総勘定元帳と精算書があり、前記商品有高帳と前記仕訳帳とがリンクし、前記仕訳帳と前記総勘定元帳とがリンクし、及び、前記総勘定元帳と前記精算書とがリンクしており、
前記データ入力後に使用者が前記入力手段の入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存させ、その結果を更新された帳簿として表形式でディスプレイに画面表示させることを特徴とする会計処理方法。 - 前記商品有高帳は前記商品名と一対一で対応した在庫表が複数備わり、それぞれの在庫表には、前記取引年月日と、前記仕入数量と、前記仕入原価の合計値を前記仕入数量で除算した仕入単価と、前記仕入数量から前記売上数量を減算した在庫数量を同一行で表示しデータ入力可能なセル行列mが配されており、
前記仕訳帳は前記商品の取引に対応しており、前記仕訳帳には、前記商品名若しくは前記商品の取引に関連した取引科目と、前記取引年月日と、前記仕入数量と、前記仕入原価の合計値と、前記売上数量と、前記売上原価の合計値を、同一行で表示しデータ入力可能なセル行列nが配され、前記仕入原価の合計値から定数を乗算した仮払消費税と前記売上原価の合計値から合計値から定数を乗算した仮受消費税が表示可能であり、
前記総勘定元帳には、前記取引科目に対応する勘定科目と一対一で対応した集計表を複数備え、それぞれの集計表には、前記取引年月日並びにこれと対応する借方A1と貸方B1を同一行で表示するセル行列pが配されるとともに、前記借方A1を合計した借方A2と前記貸方B1を合計した貸方B2が表示可能であり、
前記精算書は前記勘定科目が複数行に表示され、前記勘定科目のひとつと、これと対応する前記貸方A2と前記借方B2とを同一行で表示するセル行列qが配されるとともに、前記貸方A2を合計した貸方A3と前記借方B2を合計した借方B3が表示可能であり、
前記データ入力後に使用者が前記入力手段の入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存させ、その結果を更新された帳簿として表形式でディスプレイに画面表示させるとともに、前記精算書にて貸方A3から借方B3を減算した集計年月日の純利益を表示させることを特徴とする請求項5記載の会計処理方法。 - 使用者が前記商品を仕入れたときに、前記仕訳帳のセル行列nの所定行のセルに、前記取引年月日と、仕入れた前記商品名と仕入原価の合計値及び仕入数量と、前記商品の仕入に対応する取引科目を、使用者を介してデータ入力し、入力完了キーを押して、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存させる第1のステップと、
使用者が前記商品を売上げたときに、前記仕訳帳のセル行列nの所定行のセルに、前記取引年月日と、売上げた前記商品名と売上原価の合計値及び売上数量と、前記商品の売上に対応する取引科目を、使用者を介してデータ入力し、使用者が入力完了キーを押すと、前記プログラムが分記法によって前記仮の帳簿内のデータをそれぞれ互いに関連付けて前記データベースに蓄積保存させる第2のステップと、
予め設定した集計年月日になると、前記コンピュータが前記更新された帳簿を印刷手段に印刷させる第3のステップ、を備えることを特徴とする請求項6記載の会計処理方法。
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