JP2011129232A - ガラス基板の製造方法 - Google Patents

ガラス基板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011129232A
JP2011129232A JP2009289677A JP2009289677A JP2011129232A JP 2011129232 A JP2011129232 A JP 2011129232A JP 2009289677 A JP2009289677 A JP 2009289677A JP 2009289677 A JP2009289677 A JP 2009289677A JP 2011129232 A JP2011129232 A JP 2011129232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass substrate
main surface
cleaning
lapping
fixed abrasive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009289677A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeaki Ono
丈彰 小野
Masabumi Ito
正文 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2009289677A priority Critical patent/JP2011129232A/ja
Priority to US12/971,705 priority patent/US20110151752A1/en
Publication of JP2011129232A publication Critical patent/JP2011129232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/04Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces
    • B24B37/042Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces operating processes therefor

Abstract

【課題】固定砥粒の性能を十分に引き出して効率的にガラス基板の製造を可能とするガラス基板の製造方法を提供する。
【解決手段】ガラス基板の主表面を研削するラッピング工程と、ラッピング工程後、ガラス基板の主表面を研磨する主表面研磨工程と、を備えたガラス基板の製造方法であって、ラッピング工程は、遊離砥粒又は固定砥粒を用いてガラス基板の主表面を研削する1次ラッピング工程と、1次ラッピング工程における遊離砥粒又は固定砥粒の粒径よりも小さい粒径の固定砥粒を用いてガラス基板の主表面を研削する2次ラッピング工程と、1次ラッピング工程後、2次ラッピング工程前に、ガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄及び酸洗浄の少なくとも1つにより洗浄する洗浄工程と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガラス基板の製造方法に関し、例えばハードディスクドライブ(以下、「HDD」という)等の磁気ディスク装置に用いられる磁気ディスク用ガラス基板の製造方法に関する。
近年、高記録密度化に適した磁気ディスク用基板の一つとして、ガラス基板が用いられている。ガラス基板は、金属の基板に比べて剛性が高いので、磁気ディスク装置の高速回転化に適している。また、ガラス基板は、平滑で平坦な表面が得られるので、磁気ヘッドの浮上量を低下させてS/N比の向上と高記録密度化に適している。
この磁気ディスク用ガラス基板の製造方法は、概してガラス基板の形状を形成する形状加工工程と、ガラス基板の主表面を研削する粗ラッピング工程と粗ラッピング工程よりも小さい砥粒を用いてガラス基板の主表面を研削する精ラッピング工程からなるラッピング工程と、ラッピングしたガラス基板の主表面を所望の表面粗さに研磨する研磨工程と、から構成される。
特許文献1の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法によれば、内転ギヤと外転ギヤを回転させると共に研削液に遊離砥粒を含有させたスラリーをワークの主表面に供給することにより、キャリア内に収納したガラス基板の主表面を研削する(粗ラッピング工程)。続いて、ガラス基板の中央部分に孔を空けると共に外周端面及び内周端面に所定の面取り加工を施して形状加工し(端面形状加工工程)、ガラス基板の外周端面及び内周端面を研磨して鏡面化する(端面研磨工程)。続いて、端面研磨後のガラス基板の主表面を固定砥粒を用いて研削する(固定砥粒研削工程)。その後、固定砥粒研削工程で残留したキズ等や歪みを除去する目的でガラス基板の主表面を研磨している(主表面研磨工程)。
この特許文献1の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法で行なわれる固定砥粒研削工程は、従来行なわれていた精ラッピング工程に代わるもので、精ラッピング工程で使用される遊離砥粒よりも十分に小さい粒径の固定砥粒を用いることができ、後工程での表面研磨量を軽減することができるという利点があった。特許文献1の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法では、この固定砥粒研削工程の前に、端面研磨工程を終えたガラス基板の主表面を水洗浄することを開示している。
特開2009−99250号公報
しかしながら、粗ラッピング工程を経たガラス基板の主表面には、粗ラッピング工程で使用したスラリー中に分散された砥粒がガラス基板の主表面に刺さるように付着している。そのため、ガラス基板の主表面を水洗浄しただけではこの付着砥粒を排除することはできない。固定砥粒はダイヤモンド砥粒を用いた砥石成型体で構成されているため、主表面が異物の影響を受け易く、この付着砥粒が付着したままガラス基板の主表面を研削すると、大きなキズが発生してしまい固定砥粒の性能を十分に引き出すことができなかった。
そこで、本発明は、固定砥粒の性能を十分に引き出して効率的なガラス基板の製造を可能とするガラス基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、ガラス基板の主表面を研削するラッピング工程と、該ラッピング工程後、前記ガラス基板の主表面を研磨する主表面研磨工程と、を備えたガラス基板の製造方法であって、前記ラッピング工程は、遊離砥粒又は固定砥粒を用いて前記ガラス基板の主表面を研削する1次ラッピング工程と、該1次ラッピング工程における前記遊離砥粒又は前記固定砥粒の粒径よりも小さい粒径の固定砥粒を用いて前記ガラス基板の主表面を研削する2次ラッピング工程と、前記1次ラッピング工程後、前記2次ラッピング工程前に、前記ガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄及び酸洗浄の少なくとも1つにより洗浄する洗浄工程と、を備えることを特徴とする。
また、該ガラス基板の製造方法において、前記ラッピング工程後、前記主表面研磨工程前に、前記ガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄及び酸洗浄の少なくとも1つにより洗浄する洗浄工程を備えることが好ましい。
また、該ガラス基板の製造方法において、前記酸洗浄は、フッ素系溶液を用いて前記ガラス基板の主表面を洗浄することが好ましい。
また、該ガラス基板の製造方法において、前記洗浄工程は、前記ガラス基板の主表面を酸洗浄した後、アルカリを含む洗浄剤で洗浄することが好ましい。
また、該ガラス基板の製造方法において、前記ガラス基板は、磁気ディスク用ガラス基板であることが好ましい。
本発明によれば、1次ラッピング工程後、固定砥粒を用いて研削する2次ラッピング工程前に、ガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄及び酸洗浄の少なくとも1つにより洗浄するので、1次ラッピング工程でガラス基板の主表面に付着した通常の水洗浄では排除できない砥粒等の異物を排除することができる。これにより、その後に行なわれる固定砥粒を用いて研削する2次ラッピング工程において、砥粒等の異物によるガラス基板のキズ付きを防止し、固定砥粒の性能を十分に引き出すことでき、効率的にガラス基板を製造することができる。
磁気ディスク用ガラス基板の斜視図である。 本発明のガラス基板の製造方法を示すフローチャートである。 1次ラッピング後のガラス基板の主表面の実体顕微鏡写真である。 1次ラッピング後、水洗浄した後のガラス基板の主表面の実体顕微鏡写真である。 1次ラッピング後、スクラブ洗浄した後のガラス基板の主表面の実体顕微鏡写真である。 1次ラッピング後、酸洗浄した後のガラス基板の主表面の実体顕微鏡写真である。
本発明に係るガラス基板の製造方法の一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明のガラス基板の製造方法で製造されるガラス基板は、磁気ディスク用、フォトマスク用、液晶テレビ用、平面レンズ用等いずれのガラス基板の製造にも用いる事が出来る。ここでは、HDD等に搭載される磁気ディスクのガラス基板として使用される磁気ディスク用ガラス基板を例に説明するが、これに限定されるものではない。
磁気ディスク用ガラス基板は、外径15mm乃至30mm、内径5mm乃至12mm、板厚0.35mm乃至0.5mmであり、例えば、「0.8インチ型磁気ディスク」(内径6mm、外径21.6mm、板厚0.381mm)、「1.0インチ型磁気ディスク」(内径7mm、外径27.4mm、板厚0.381mm)などの所定の直径を有する磁気ディスクとして作製される。また、「2.5インチ型磁気ディスク」、「3.5インチ型磁気ディスク」など磁気ディスクとして作製される。なお、「内径」とは、ガラス基板の中心部の円孔の内径である。
図1は、磁気ディスク用ガラス基板の構成を示す斜視図である。磁気ディスク用ガラス基板1は、図1に示すように、中心部に円孔2を有している。この磁気ディスク用ガラス基板1は、ガラス材料からなることにより、鏡面研磨によって優れた平滑性を実現することができ、硬度が高く、また、剛性が高いので、耐衝撃性に優れている。ガラスは脆性材料であるが、化学強化や風冷強化などの強化処理、あるいは、結晶化の手段により、破壊強度を向上させることができる。
磁気ディスク用ガラス基板1としては、リチウムシリケートガラス、アルミノシリケートガラス、アルミノリチウムシリケートガラス、アルミノボロシリケートガラス、ソーダタイムガラス、ホウ珪酸ガラス等が挙げられるが、アルミノシリケートガラスが好ましい。また、アモルファスガラス、結晶化ガラスを用いることもできる。ガラス上に形成する軟磁性層をアモルファスとする場合にあっては、アモルファスガラスとすると好ましい。例えば、アルミノシリケートガラスのガラス成分としては、モル%表示で、SiOを57〜74%、ZnOを0〜2.8%、Alを3〜15%、LiOを7〜16%、NaOを4〜14%、を含有する。また、他のアルミノシリケートガラスのガラス成分としては、質量%表示で、SiOを50〜65%、Alを5〜15%、NaOを2〜7%、KOを4〜9%、MgOを0.5〜5%、CaOを2〜8%、ZrOを1〜6%、を含有する。なお、高いヤング率(100GPa以上)を得るためのガラス成分としては、モル%表示で、SiOを45〜65%、Alを0〜15%、LiOを4〜20%、NaOを1〜8%、CaOを0〜21%、MgOを0〜22%、Yを0〜16%、TiOを1〜15%、及び、ZrOを0〜10%を含有する。
続いて、本実施形態の磁気ディスク用ガラス基板の製造方法について説明する。本実施形態の磁気ディスク用ガラス基板1の製造方法は、図2にも示すように、
(1)形状加工工程(S1)と、
(2)面取り工程(S2)と、
(3)1次ラッピング工程(S3)と、
(4)第1洗浄工程(S4)と、
(5)2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)と、
(6)第2洗浄工程(S6)と、
(7)端面研磨工程(S7)
(8)主表面研磨工程(S8)と、を有している。
なお、本明細書では、主表面を研磨する主表面研磨工程前に行なわれる主表面の研削又は研削工程を砥粒の種類によらずラッピング又はラッピング工程と呼び、該ラッピング工程は、少なくとも1次ラッピング工程(S3)と、第1洗浄工程(S4)と、2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)と、を含む。
形状加工工程(S1)は、円形の磁気ディスク用ガラス基板1を準備する工程であって、矩形の板ガラスの中央に貫通孔(内孔)を形成し、円形のガラスに切り出す。
面取り工程(S2)は、切り出した円形のガラスのエッジ(主表面と貫通孔を形成する内周端面との交線及び主表面と外周端面との交点)に面取り処理を施す工程である。ここで、主表面とは、磁気ディスク用ガラス基板1の表面及び裏面を含めた環状部分をいう。
1次ラッピング工程(S3)は、両面加工装置で遊離砥粒又は固定砥粒を用いて磁気ディスク用ガラス基板1の上下面を研削する工程である。遊離砥粒を用いる場合、平均粒径が典型的には8μm〜40μmであるアルミナ砥粒、ジルコニア砥粒、炭化珪素砥粒、ダイヤモンド砥粒のいずれかを含有する水を主たる分散媒とするスラリーを供給しながら金属定盤を用いて研削する。また、固定砥粒を用いる場合は、平均粒径が典型的には8μm〜38μmであるダイヤモンド砥粒がシートに取り付けられた固定砥粒パッドを両面加工装置の上下定盤に取り付けてクーラントを供給しながら磁気ディスク用ガラス基板1の主表面を研削する。本実施形態では、面取り工程(S2)の後にラッピングを施すため、チッピングの影響を低減することができる。
なお、1次ラッピング工程における砥粒の粒径D1は2次ラッピング工程における砥粒の粒径D2よりも大きいものとされ、例えば、D1が20〜40μmまたは21〜40μmの場合はD2は4〜15μm、D1が9〜19μmまたは9〜20μmの場合はD2は1〜6μm程度とすることが好ましい。
第1洗浄工程(S4)は、1次ラッピング工程(S3)後、2次ラッピング工程(固定砥粒研削)(S5)前に磁気ディスク用ガラス基板1の主表面を精密に洗浄する洗浄工程である。かかる洗浄工程は、1次ラッピング工程(S3)でスラリー中に分散され又は固定砥粒パッドから脱落したガラス基板の主表面に刺さるように付着した砥粒やガラス屑等の異物を2次ラッピング工程(固定砥粒研削)(S5)前に除去するものである。具体的には、超音波洗浄、スクラブ洗浄、又は酸洗浄が行なわれる。超音波洗浄及びスクラブ洗浄は水によるものでもよく、酸洗浄と併せて酸を用いて超音波洗浄やスクラブ洗浄をしてもよい。これにより、1次ラッピング工程でガラス基板の主表面に刺さるように付着した通常の水洗浄では排除できなかった砥粒などの異物を排除することができる。なお、酸洗浄によれば、水による洗浄に比べて、磁気ディスク用ガラス基板1の主表面を溶解することでより異物の排除に効果がある。
超音波洗浄は、超音波振動によって洗浄液に発生するキャビテーション作用、加速度作用、流体(洗浄液)の流れである直進流等を利用して、磁気ディスク用ガラス基板1の主表面に付着した砥粒などの異物を排除するものであり、公知の装置を用いて行なわれる。
スクラブ洗浄は、スクラブロールと呼ばれる高分子多孔質ロールを回転させながら磁気ディスク用ガラス基板1の主表面に接触させて、磁気ディスク用ガラス基板1の主表面に付着した異物を除去することによって洗浄するもので、公知の装置を用いて行なうことができる。また、これに限らず、人の手によりスポンジなどを磁気ディスク用ガラス基板1の主表面にこすりつけることで洗浄してもよい。
酸洗浄は、硫酸、リン酸、硝酸、フッ酸、塩酸などの酸や、これらの酸の混酸、あるいはこれらの酸にこれらの酸の塩(フッ化アンモニウム、硝酸カリウムなど)を加えた洗浄剤に磁気ディスク用ガラス基板1を浸漬することによって洗浄するものである。このうち、フッ素系溶液で処理することが好ましく、さらにpH2以上7以下のフッ素系溶液がさらに好ましい。この溶液を用いることで耐酸性の低い部分の選択溶解を抑制することができる。
また、pHが2以上7以下のフッ素系溶液で処理した後に、アルカリを含む洗浄剤で処理することが好ましい。これにより、磁気ディスク用ガラス基板1の主表面の高い清浄度を得ることができる。
すなわち、多成分で形成されるガラスでは、酸に弱い成分としてはアルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、アルミニウム酸化物等が相当し、酸に強い成分にはシリカ酸化物、チタニア酸化物、ジルコニア酸化物等が相当するが、pHが2以上7以下のフッ素系溶液を含む洗浄剤で処理すれば、酸に弱い成分の選択溶解を抑制することができる。なお、アルカリを含む洗浄剤で処理する前及び/又は処理した後に水洗浄を行なってもよい。
フッ素系溶液は、フッ化水素酸溶液にpH調整剤を添加してpHを2以上7以下に調整したものが好ましい。フッ化水素酸溶液に添加して緩衝効果を出すという観点からは、このpH調整剤は、フッ化物で具体的には、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化アンモニウム、ホウフッ化アンモニウム、または珪フッ化アンモニウムのうちから少なくとも1種選ばれるのが好ましい。
フッ素系溶液としては、フッ化水素アンモニウム溶液および/または、珪フッ化水素酸溶液を用いるのが、ガラスのエッチングの点から好ましい。
フッ素系溶液中にpH調整剤をある濃度以上加えると、溶液はpH7の実質上中性になるので、選択溶解を抑制させるためのフッ素系溶液として好ましいpHは、2以上7以下である。フッ素系溶液のpHを2以上に限定するのは、pHが2未満であると実質上pH調整剤が機能せず、耐酸性の低い成分の選択溶解が容易に起こるためである。
アルカリ性の洗剤は、通常はアルカリ成分、界面活性剤、およびキレート剤を主成分とする水溶液が用いられ、例えば市販されているアルカリ洗剤の中から選ぶことができる。
アルカリ成分としては、例えばテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(以下TMAHと表記する)、苛性ソーダ、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニア等があるが、いずれを用いる場合においても、より高いpHで使用するほど静電気的反発力が大きくなるので、良好な清浄度を得るためにはより高いpHにして使用するのが好ましい。
アルカリ成分の中でもTMAHはアンモニウムイオンの水素部分をかさ高いメチル基で置換した構造をとっており、アルカリ成分がガラス基板にアタックする際の立体障害因子が大きく、基板に与えるダメージがより小さい。
このことからTMAHを用いるとより高いpHで使用することができ、TMAH以外のアルカリ成分を使用する場合に比べてさらに良好な清浄度を得ることができる。したがって、アルカリ成分としてTMAHを用いることがさらに好ましい。
界面活性剤は特に限定されないが、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体のような非イオン界面活性剤、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライドのような第4級アンモニウム塩;硬化牛脂アミンのような高級アミンハロゲン酸塩;塩化ドデシルピリジニウムのようなハロゲン化アルキルピリジウム等の陽イオン界面活性剤、アルキル硫酸エステルナトリウム、脂肪酸ナトリウム、アルキルアリールスルホン酸塩等の陰イオン界面活性剤、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウムのようなアミノ酸塩等の両性界面活性剤が用いられる。
キレート剤としては特に限定しないが、例えばジメチルグリオキシム、ジチゾン、オキシン、アセチルアセトン、グリシン、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸等が用いられる。
アルカリ性の洗剤の界面活性剤濃度やキレート剤濃度は特に限定しないが、例えば界面活性剤0wt%〜1wt%、キレート剤0wt%〜1wt%で用いられる。
2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)は、両面加工装置で固定砥粒を用いて磁気ディスク用ガラス基板1の上下面を研削する。固定砥粒は、前述したように1次ラッピング工程における遊離砥粒又は固定砥粒の平均粒径よりも小さい粒径のダイヤモンド砥粒(典型的には1μm〜20μm)を用いる。このダイヤモンド砥粒がシートに取り付けられた固定砥粒パッドを両面加工装置の上下定盤に取り付けてクーラントを供給しながら磁気ディスク用ガラス基板1の主表面を研削する。これにより、従来の精ラッピングに比べて小さい粒子を用いることができ効率よく所望の表面粗さの磁気ディスク用ガラス基板1を得ることができる。また、2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)は、磁気ディスク用ガラス基板1の主表面が異物の影響を受けやすいが、2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)前に、上述した精密な洗浄を行なっているため、磁気ディスク用ガラス基板1の主表面にキズが付くのを抑制することができる。
第2洗浄工程(S6)は、ラッピング工程後、即ち2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)後、主表面研磨工程(S8)前に磁気ディスク用ガラス基板1の主表面を精密に洗浄する洗浄工程である。かかる第2洗浄工程(S6)は、2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)で発生するガラス屑や固定砥粒パッドから脱落したダイヤモンド砥粒を除去するものである。具体的には、第1洗浄工程(S4)と同様に、水による超音波洗浄、スクラブ洗浄、又は酸洗浄が行なわれる。以下、第2洗浄工程(S6)については、第1洗浄工程(S4)と同様の処理がなされるため詳細は省略する。
端面研磨工程(S7)は、面取りした磁気ディスク用ガラス基板1の内周端面および外周端面を鏡面に研磨する工程である。
主表面研磨工程(S8)は、セリアスラリーを供給しながら磁気ディスク用ガラス基板1の主表面を研磨処理する工程である。かかる主表面研磨工程(S8)は、2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)で磁気ディスク用ガラス基板1の主表面に形成されていた微細な凹凸形状を低減させ鏡面化された主表面を得るものである。より具体的には、主表面研磨工程(S8)を例えば2段階に分けて、第1主表面研磨工程においては、典型的には平均粒径0.1μm〜5.0μmのセリア砥粒を水に分散させたセリアスラリーを供給し、上下定盤に硬質発泡ウレタンパッドやスエード状ウレタンパッドを貼り付けた両面加工装置を用いて磁気ディスク用ガラス基板1を研磨し鏡面加工を行う。続いて、水、洗剤、強酸もしくは強アルカリを用いた超音波洗浄後、第2主表面研磨工程においては、典型的には平均粒径0.005μm〜0.2μmのコロイダルシリカ砥粒を水に分散させたシリカスラリーを供給し、上下定盤にスエード状ウレタンパッドを貼り付けた両面加工装置を用いて磁気ディスク用ガラス基板1を研磨し粗さを整える。なお、必ずしも2段階に分ける必要はなく、また、より磁気ディスク用ガラス基板1の主表面を鏡面化するために3段階に分けて研磨処理してもよい。
本実施形態のガラス基板の製造方法は、1次ラッピング工程(S3)後、固定砥粒を用いて研削する2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)(S5)前に上述した精密な洗浄を行なう第1洗浄工程(S4)を含んでいれば良く、その他の順序は適宜変更できる。例えば、面取り工程(S2)と1次ラッピング工程(S3)の順番を入れ替えて、1次ラッピングを経た後に円形の磁気ディスク用ガラス基板1のエッジに面取り処理を施してもよい。これにより、磁気ディスク用ガラス基板1の表面と裏面に高低差ができるのを抑制することができる。
また、例示した工程以外に他の工程を含んでいてもよい。例えば、主表面研磨工程(S8)後、ガラス基板に化学強化を施す化学強化工程を含んでいてもよい。化学強化工程は、ガラス基板の表面(例えば、ガラス基板表面から約5μmまで)に存在するイオン(例えば、アルミノシリケートガラス使用の場合、Li及びNa)よりもイオン半径の大きなイオン(Na及びK)にイオン交換することにより、ガラス表面に圧縮応力を与えることでガラス基板の剛性を上げることができる。
なお、本実施形態では、両面加工装置を用いて磁気ディスク用ガラス基板1の両面を同時に処理したが、これに限定されず片面ずつ順次処理してもよい。
以下、本発明の実施例について説明する。
ガラス基板として2.5インチの磁気ディスク用ガラス基板を用いて、平均粒径が5μm〜20μmのアルミナ砥粒を含有する水を主たる分散媒とするスラリーを供給しながら両面加工装置で15分間、1次ラッピングし、1次ラッピング工程後、2次ラッピング工程前に、洗浄方法を変えてガラス基板の主表面を実体顕微鏡写真で観察した。
図3は、1次ラッピング後のガラス基板の主表面の実体顕微鏡写真である。白く帯状に見える部分が1次ラッピングによりガラス基板の主表面に付着した砥粒やガラス屑等の異物である。
図4は、1次ラッピング後のガラス基板の主表面を3分間、水洗浄した後のガラス基板の主表面の実体顕微鏡写真である。白く帯状に見える異物は、図2の1次ラッピング後に比べて少なくなっているが、以前として異物が残っているのが分かる。このことからも、1次ラッピングで付着した砥粒やガラス屑等の異物はガラス基板の主表面に突き刺さるように存在していることが推測される。
図5は、1次ラッピング後のガラス基板の主表面を3分間、水を洗浄液として手でスポンジをこすりつけてスクラブ洗浄した後のガラス基板の主表面の実体顕微鏡写真である。図2で白く帯状に見えていた異物が、ほとんど存在していないのが分かる。これにより、1次ラッピングで付着した砥粒やガラス屑等の異物に対して、スクラブ洗浄が効果的であることが確認できた。なお、スクラブ洗浄に限らず超音波洗浄でも同様の効果を確認できた。
図6は、1次ラッピング後のガラス基板の主表面を1分間、pH2.8のフッ化水素アンモニウム溶液に浸して酸洗浄した後のガラス基板の主表面の実体顕微鏡写真である。図2で白く帯状に見えていた異物が、ほとんど存在していないのが分かる。これにより、1次ラッピングで付着した砥粒やガラス屑等の異物に対して、酸洗浄も効果的であることが確認できた。
なお、本実施例は、1次ラッピング工程後、2次ラッピング工程前に、洗浄方法を変えてガラス基板の主表面を観察したが、2次ラッピング工程後、主表面研磨工程前にガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄、又は酸洗浄で洗浄しても同様の結果が得られる。
以上、説明したように、本実施形態のガラス基板の製造方法によれば、1次ラッピング工程後、2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)前に、ガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄及び酸洗浄の少なくとも1つにより洗浄するので、1次ラッピング工程でガラス基板の主表面に付着した砥粒等の異物を排除することができる。これにより、その後に行なわれる固定砥粒を用いて研削する2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)において、通常の水洗浄では排除できない砥粒等の異物によりガラス基板のキズ付きを防止し、固定砥粒の性能を十分に引き出すことができる。
また、2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)は、従来の精ラッピングに比べて小さい粒子を用いることができるため、効率よく所望の表面粗さのガラス基板を得ることができる。なお、1次ラッピング工程を固定砥粒を用いて研削することでより研削処理を短時間で行うことができる。
また、ラッピング工程後、即ち2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)後、主表面研磨工程前に、ガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄及び酸洗浄の少なくとも1つにより洗浄するので、2次ラッピング工程(固定砥粒研削工程)で発生するガラス屑や固定砥粒パッドから脱落したダイヤモンド砥粒を除去することができ、これにより、主表面研磨工程で異物によるガラス基板のキズ付きを防止することができ、短時間で高品質なガラス基板を得ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
1 磁気ディスク用ガラス基板(ガラス基板)
2 円孔

Claims (5)

  1. ガラス基板の主表面を研削するラッピング工程と、該ラッピング工程後、前記ガラス基板の主表面を研磨する主表面研磨工程と、を備えたガラス基板の製造方法であって、
    前記ラッピング工程は、
    遊離砥粒又は固定砥粒を用いて前記ガラス基板の主表面を研削する1次ラッピング工程と、
    該1次ラッピング工程における前記遊離砥粒又は前記固定砥粒の粒径よりも小さい粒径の固定砥粒を用いて前記ガラス基板の主表面を研削する2次ラッピング工程と、
    前記1次ラッピング工程後、前記2次ラッピング工程前に、前記ガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄及び酸洗浄の少なくとも1つにより洗浄する洗浄工程と、を備えることを特徴とするガラス基板の製造方法。
  2. 前記ラッピング工程後、前記主表面研磨工程前に、前記ガラス基板の主表面を超音波洗浄、スクラブ洗浄及び酸洗浄の少なくとも1つにより洗浄する洗浄工程を備えることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板の製造方法。
  3. 前記酸洗浄は、フッ素系溶液を用いて前記ガラス基板の主表面を洗浄することを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス基板の製造方法。
  4. 前記洗浄工程は、前記ガラス基板の主表面を酸洗浄した後、アルカリを含む洗浄剤で洗浄することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラス基板の製造方法。
  5. 前記ガラス基板は、磁気ディスク用ガラス基板であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス基板の製造方法。
JP2009289677A 2009-12-21 2009-12-21 ガラス基板の製造方法 Pending JP2011129232A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009289677A JP2011129232A (ja) 2009-12-21 2009-12-21 ガラス基板の製造方法
US12/971,705 US20110151752A1 (en) 2009-12-21 2010-12-17 Process for producing glass substrate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009289677A JP2011129232A (ja) 2009-12-21 2009-12-21 ガラス基板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011129232A true JP2011129232A (ja) 2011-06-30

Family

ID=44151744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009289677A Pending JP2011129232A (ja) 2009-12-21 2009-12-21 ガラス基板の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110151752A1 (ja)
JP (1) JP2011129232A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013012280A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Konica Minolta Advanced Layers Inc Hdd用ガラス基板の製造方法
JP2013012279A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Konica Minolta Advanced Layers Inc Hdd用ガラス基板の製造方法
JP2013031909A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Seiko Instruments Inc ガラス基板の研磨方法、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器、電子機器並びに電波時計
JP2015155139A (ja) * 2014-01-20 2015-08-27 信越化学工業株式会社 合成石英ガラス基板の製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012064295A (ja) * 2009-11-10 2012-03-29 Showa Denko Kk 磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法
US8821735B2 (en) * 2010-04-01 2014-09-02 Hoya Corporation Manufacturing method of a glass substrate for a magnetic disk
JP5624829B2 (ja) * 2010-08-17 2014-11-12 昭和電工株式会社 磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP5622481B2 (ja) * 2010-08-17 2014-11-12 昭和電工株式会社 磁気記録媒体用基板の製造方法
JP2012089221A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Showa Denko Kk 磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法
US10000031B2 (en) * 2013-09-27 2018-06-19 Corning Incorporated Method for contour shaping honeycomb structures
US9447368B1 (en) 2014-02-18 2016-09-20 WD Media, LLC Detergent composition with low foam and high nickel solubility
CN112025419A (zh) * 2020-08-26 2020-12-04 彩虹集团(邵阳)特种玻璃有限公司 一种微晶玻璃抛光工艺

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03165317A (ja) * 1989-11-24 1991-07-17 Kobe Steel Ltd アモルファスカーボンディスク基板の研削加工方法
JPH08329454A (ja) * 1995-03-30 1996-12-13 A G Technol Kk 磁気ディスク用ガラス基板の製法
JP2000262991A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Nippon Sheet Glass Co Ltd 多成分系ガラス基板の洗浄方法
JP2003266283A (ja) * 2002-03-15 2003-09-24 Nippon Sheet Glass Co Ltd 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2009099250A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Hoya Corp 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスクの製造方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USH244H (en) * 1986-03-16 1987-04-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Metallographic preparation of e-glass-epoxy composite material
SG49584A1 (en) * 1994-12-28 1998-06-15 Hoya Corp Plate glass flattening method method of manufacturing an information recording glass substrate using flattened glass method of manufacturing a magnetic
US5871654A (en) * 1995-03-30 1999-02-16 Ag Technology Co., Ltd. Method for producing a glass substrate for a magnetic disk
JP3219705B2 (ja) * 1996-11-14 2001-10-15 株式会社オハラ 磁気情報記憶媒体用ガラスセラミックス基板
KR19990081117A (ko) * 1998-04-25 1999-11-15 윤종용 씨엠피 패드 컨디셔닝 디스크 및 컨디셔너, 그 디스크의 제조방법, 재생방법 및 세정방법
US6099389A (en) * 1998-10-05 2000-08-08 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Fabrication of an optical component
US6227949B1 (en) * 1999-06-03 2001-05-08 Promos Technologies, Inc. Two-slurry CMP polishing with different particle size abrasives
US6376009B1 (en) * 1999-11-01 2002-04-23 Hans Bergvall Display unit and method of preparing same
US6957511B1 (en) * 1999-11-12 2005-10-25 Seagate Technology Llc Single-step electromechanical mechanical polishing on Ni-P plated discs
US6852012B2 (en) * 2000-03-17 2005-02-08 Wafer Solutions, Inc. Cluster tool systems and methods for in fab wafer processing
DE10058305A1 (de) * 2000-11-24 2002-06-06 Wacker Siltronic Halbleitermat Verfahren zur Oberflächenpolitur von Siliciumscheiben
WO2002076675A1 (fr) * 2001-03-27 2002-10-03 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Substrat pour support d'enregistrement d'informations et procede de production dudit substrat, support d'enregistrement d'informations et feuille de verre ebauche
JP2003145412A (ja) * 2001-08-27 2003-05-20 Nippon Sheet Glass Co Ltd 情報記録媒体用ガラス基板の研磨方法及び情報記録媒体用ガラス基板
US6986185B2 (en) * 2001-10-30 2006-01-17 Applied Materials Inc. Methods and apparatus for determining scrubber brush pressure
JP2003277102A (ja) * 2002-01-18 2003-10-02 Nippon Sheet Glass Co Ltd 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体用ガラス基板
US6726535B2 (en) * 2002-04-25 2004-04-27 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method for preventing localized Cu corrosion during CMP
US7118446B2 (en) * 2003-04-04 2006-10-10 Strasbaugh, A California Corporation Grinding apparatus and method
US7025661B2 (en) * 2004-09-16 2006-04-11 United Microelectronics Corp. Chemical mechanical polishing process
JP4041110B2 (ja) * 2004-09-29 2008-01-30 Hoya株式会社 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスクの製造方法
US20060254611A1 (en) * 2005-04-12 2006-11-16 Harald Koster Acid-free cleaning process for substrates, in particular masks and mask blanks
JP2007208184A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Elpida Memory Inc ウエハ研磨装置
US20070256703A1 (en) * 2006-05-03 2007-11-08 Asahi Glass Company, Limited Method for removing contaminant from surface of glass substrate
JP5060755B2 (ja) * 2006-09-29 2012-10-31 Sumco Techxiv株式会社 半導体ウェハの粗研磨方法、及び半導体ウェハの研磨装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03165317A (ja) * 1989-11-24 1991-07-17 Kobe Steel Ltd アモルファスカーボンディスク基板の研削加工方法
JPH08329454A (ja) * 1995-03-30 1996-12-13 A G Technol Kk 磁気ディスク用ガラス基板の製法
JP2000262991A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Nippon Sheet Glass Co Ltd 多成分系ガラス基板の洗浄方法
JP2003266283A (ja) * 2002-03-15 2003-09-24 Nippon Sheet Glass Co Ltd 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2009099250A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Hoya Corp 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスクの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013012280A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Konica Minolta Advanced Layers Inc Hdd用ガラス基板の製造方法
JP2013012279A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Konica Minolta Advanced Layers Inc Hdd用ガラス基板の製造方法
JP2013031909A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Seiko Instruments Inc ガラス基板の研磨方法、パッケージの製造方法、圧電振動子、発振器、電子機器並びに電波時計
JP2015155139A (ja) * 2014-01-20 2015-08-27 信越化学工業株式会社 合成石英ガラス基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20110151752A1 (en) 2011-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011129232A (ja) ガラス基板の製造方法
JP4336524B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基材の製造方法
JP5029792B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板製造方法
JP4993046B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2011018398A (ja) 情報記録媒体用ガラス基板及びその製造方法、磁気記録媒体
JP4115722B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2009099250A (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法及び磁気ディスクの製造方法
JP5210584B2 (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
JP2009035461A (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
JP2006324006A (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体用ガラス基板
JP4713064B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及びその製造方法で製造された情報記録媒体用ガラス基板
JP2007118172A (ja) 研磨装置、研磨方法、磁気ディスク用ガラス基板および磁気ディスクの製造方法
JP2007098485A (ja) 磁気記録媒体用のガラス基板および磁気ディスクの製造方法
JP2010079948A (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法
JP2012027976A (ja) 磁気記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2007102843A (ja) 磁気記録媒体用ガラス基板および磁気ディスク
JP6419578B2 (ja) ハードディスク用ガラス基板の製造方法
JP4723341B2 (ja) 磁気記録媒体用ガラス基板および磁気ディスクの製造方法
JP2009277347A (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2010227766A (ja) 洗浄用ブラシ
JP5083477B2 (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法
JP2012011511A (ja) ガラス基板の研磨装置及びガラス基板の研磨方法及びガラス基板の製造方法
WO2014208266A1 (ja) Hdd用ガラス基板の製造方法
JP2003187424A (ja) 情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体用ガラス基板
JP2010238303A (ja) 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130801

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130903