JP2011118106A - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業時間の短縮化とダウンタイムを低減させ、その結果、実質的に故障を無くした現像剤回収を行うことのできる画像形成装置を提供すること、このような画像形成装置の前記した現像剤の廃棄を実行することの出来るプログラムを提供する。
【解決手段】3本のスクリューと現像ローラとを有し、トナーとキャリアからなる現像剤を排出する開閉可能な排出口を有する現像装置と、前記現像剤の排出口が開口か否かを判断する判断手段とを有し、前記判断手段は、前記排出口の開口か否かを検知して、前記現像装置が画像形成の際に撹拌する方向と反対の方向に撹拌する許可を行うか、前記現像剤を排出する動作を中断させるかを判断することを特徴とする画像形成装置など。
【選択図】図1

Description

本発明は、コピー、ファクス、プリンタなどの電子写真方式の現像剤の廃棄動作に係る画像形成装置およびプログラムに関する。
電子写真方式の画像形成装置では、現像装置に充填されているトナーとキャリアからなる2成分現像剤は、印刷枚数が数十万枚から数百万枚を超えると寿命となり、新品の現像剤と交換するのが一般的である。交換せずに劣化した現像剤を使用し続けると、トナーが充分帯電しないために地汚れ画像が発生したり、画像形成装置内にトナーが飛散するなど、重大な問題を引き起こす。これを防止するため、画像形成装置内の現像剤を全て現像装置から排出させた後、未使用の現像剤をこの現像装置に再充填する作業が行われる。
このような現像剤を現像装置から排出させる作業を行う場合、たとえば特許文献1に示すような発明による逆転を行う手法を挙げることができる。この特許文献1には、2つのスクリューと現像ローラからなる現像装置において、現像剤を現像装置の容器から排出する際、現像剤排出口を開け、搬送用スクリューを逆転させて現像装置の容器の底部に溜まっている現像剤を排出し、次に現像ローラである現像剤担持体を正転させて、この現像剤担持体上に付着している現像剤を剥離部材で容器の底部にかき落とし、次いで搬送用スクリューを逆転させてかき落とされた現像剤を排出することが開示されている。
ところで、このような現像装置と異なり、図1に示すように、3本のスクリュー6、8、11と現像ローラ5とを有する現像装置を採用した本発明の画像形成装置においては、各スクリューは、個々別々の機能を有して構成されているといえる。すなわち図1に示すように、現像ローラ5からの戻り現像剤は、まず回収スクリュー6に運ばれる。この回収スクリュー6は、戻り現像剤を撹拌スクリュー11まで搬送する機能を有している。そして撹拌スクリュー11では、前記した戻り現像剤の現像により消費されたトナー分を補給して均一なトナー濃度となるように、戻り現像剤と新たなトナーとを撹拌して元の現像剤と同じ濃度の現像剤になるように均一に撹拌する機能を有している。そして、供給スクリュー8では、撹拌スクリュー11により均一なトナー濃度となった現像剤を現像ローラへと搬送する機能を有している。このように、現像装置の3本のスクリュー6、8、11には、それぞれ、上記したような機能が分担されている。
このような現像装置では、特許文献1に記載の発明をそのまま適用すると、図1(A)に示すように、各スクリュー6、8、11が正転方向に回転している場合、現像剤は、各々、図1(A)に示す太い矢印の方向に撹拌されながら進行していく。これをいきなり逆転させることになると、現像ローラ5からの戻り現像剤と、供給スクリュー8により搬送されてきた現像剤との両方が、一気に供給スクリュー8に逆流することになる。よって、図1(B)の9eに示す位置で、一時にその大量の現像剤の逆流により、供給スクリュー8自体の破損等を招いてしまう。また破損しない場合でも、現像剤中のトナーに機械的な衝撃を与え、その衝撃によってトナーの凝集体を発生させることにもなる。このトナーの凝集体が新たな現像剤の供給後にも現像装置内に留まると、新たな現像剤と混在する結果、トナーの核が形成されてしまう。これによって増幅的にトナーの核が倍増して像に反映され、その結果、画像の劣化を引き起こす。このように、特許文献1の発明をそのまま本発明のような画像形成装置に適用することは不可能である。
また、3本のスクリューを備えた現像装置4では、正転方向での排出には時間を非常に要したり、中間転写ベルト110も傷付けるなどの不具合を発生する等の問題点もある。これは、トナーが潤滑性も有しており、現像剤の排出によりトナーが感光体ドラム1に供給されなくなると、中間転写ベルト110と感光体ドラム1とが直接接触したままの状態が続き、感光体ドラム1のみでなく、中間転写ベルト110も傷つけてしまうことによる。また排出に時間を要するのは、現像剤が少なくなった後には、正転方向では現像剤は現像ローラ5のある、上方向への搬送が行われるが、現像剤の排出は重力方向と同じ下向きの逆方向であるため、効率が悪化すると推測されるからである。すなわち正転方向での排出によると、図1(B)に示すように、現像装置4の10eの場所での滞留が生じ、これが正転方向では上方向に押し上げるように動作することになる。しかし現像装置内の現像剤が少量になると、現像剤から離れて存在するトナーも生じ、これがなかなか排出されにくくなる。そのため、現像剤が少なくなったときに、逆方向、すなわち重力に逆らわないように排出する方向にできるのであれば、時間的な効率はよくなる、すなわち短縮化できると推測される。
一方、話題を転じるが、特許文献2には、トナー濃度センサが用いられている現像装置および画像形成装置の発明が開示されている。この公報には、トナー濃度センサが、現像剤中のトナー濃度を検知するために用いられていることが記載されている(段落0004など)。
本発明者は、このようなトナー濃度センサなどの画像形成装置に既存のセンサを別の用途として用いる可能性について思考してみた。そして、上記したような3本のスクリューと現像ローラとを有する現像装置における現像剤回収作業についての前記した問題点を、如何に解決し得るかについても、熟考した。さらに本発明者は、このような現像剤回収作業時における作業時間の短縮化、効率化について、さらにこの作業が画像形成装置本体に設置したままの状態で現像剤の交換を自動的に行う点等、ユーザからの要望、作業者の手間などについても様々に思考し、熟慮した結果、本発明の完成に至った。
本発明は、作業時間の短縮化とダウンタイムを低減させ、その結果、実質的に故障を無くした現像剤回収を行うことのできる画像形成装置を提供すること、このような画像形成装置に前記した現像剤の廃棄を実行するためのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものである。具体的には、以下の解決手段を有する。
(1) 磁性キャリアとトナーとからなる2成分現像剤を表面上に担持して回転し潜像担持体と対向する箇所で該潜像担持体の表面の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体と、該現像剤担持体の軸線方向に沿って現像剤を搬送し該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給搬送部材を備えた現像剤供給搬送路と、該潜像担持体と対向する箇所を通過後の該現像剤担持体上から回収された該現像剤を該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該現像剤供給搬送部材と同方向に搬送する現像剤回収搬送部材を備えた現像剤回収搬送路と、現像に用いられずに該現像剤供給搬送路の搬送方向の最下流側まで搬送された余剰現像剤と、該現像剤担持体から回収され該現像剤回収搬送路の搬送方向の最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を備え、該現像剤を該現像剤供給搬送路に供給する現像剤攪拌搬送路とを有し、該現像剤回収搬送路、該現像剤供給搬送路及び該現像剤攪拌搬送路からなる3つの現像剤搬送路はそれぞれ仕切り部材により仕切られ、該現像剤攪拌搬送路と該現像剤回収搬送路とは略同じ高さに設けられ、該現像剤供給搬送路は他の2つの該現像剤搬送路の上方に位置するように設けられ、該現像剤搬送路にトナーの補給がなされる現像装置を有する画像形成装置において、
前記画像形成装置は、前記2成分現像剤を排出する開閉可能な現像剤の排出口を有する前記現像装置と、前記現像剤の排出口が開口か否かを判断する判断手段とを有し、前記判断手段は、前記排出口の開口か否かを検知して、前記現像装置が画像形成の際に撹拌する方向と反対の方向に撹拌する許可を行うか、前記現像剤を排出する動作を中断させるかを判断することを特徴とする。
(2)前記(1)に記載の画像形成装置において、前記判断手段は、前記排出口の開口か否かを、トナー濃度センサの出力値と所定の閾値とを比較して判断することを特徴とする。
(3)前記(1)に記載の画像形成装置において、前記判断手段は、前記排出口の開口か否かを、現像部駆動トルクの値を所定値と比較して判断することを特徴とする。
(4)前記(1)〜(3)のいずれかに記載の画像形成装置において、前記画像形成装置は、前記現像剤の回収のための収容容器が設置されているか否かを判断する第二の判断手段をさらに有し、前記収容容器が設置されていることを前記第二の判断手段で判断した後に、前記現像剤の排出口が開口か否かを判断することを特徴とする。
(5)前記(1)〜(4)のいずれかに記載の画像形成装置において、前記画像形成装置は、複数の作像ユニットと、前記作像ユニットの各感光体からの接触か離間の可能な中間転写ベルトとを有するタンデム作像方式であり、前記画像形成装置は、前記接触か離間のいずれであるかを判断する第三の判断手段をさらに有し、前記第三の判断手段で前記中間転写ベルトが前記感光体から離間しているか否かを判断した後に前記現像剤の排出口が開口か否かを判断することを特徴とする。
(6)前記(5)に記載の画像形成装置において、前記第三の判断手段は、前記中間転写ベルトの前記接触か離間かを、位置センサ、前記中間転写ベルトを接触か離間させるカムの回転位置センサ、または、前記中間転写ベルト駆動トルクのいずれかで検知するものであることを特徴とする。
(7)電子写真方式の画像形成装置におけるトナーとキャリアとからなる現像剤を回収するための画像形成装置に動作を実行するためのプログラムであって、前記排出口の開口か否かを検知して前記いずれかのステップにするかを判断するステップの後に、前記現像剤を撹拌する第1の方向である正転方向と反対の逆転方向に撹拌する許可のステップか、前記現像剤の排出する動作を中断させるステップかを選択するステップを設けたことを特徴とする。
画像形成装置内の長時間使用した2成分現像剤を回収することにより、回収時のトナーの凝集体の発生を防止すると共に、現像装置の破損、画像形成装置内のトナーなどによる汚染の防止、さらにユーザ、あるいはサービスマンの前記汚染への曝露を防止し、画像形成装置の画質の悪化を未然に防止したり、画質の維持が可能な画像形成装置を提供すること、このような処理を画像形成装置に実行するためのプログラムを提供することが出来る。
(A)は現像剤のスクリューの動きによる現像剤の流動方向を説明するための現像装置の斜視断面図であり、(B)はその現像装置における現像剤の逆流時の滞留箇所および正転方向での排出の結果、排出しにくい箇所の現像剤の滞留箇所を説明するための図である。 本発明の画像形成装置の1例である複写機の概略構成を示す図である。 現像装置と、感光体ドラムとを示す図である。 画像形成装置の1例である複写機におけるイニシャル時の感光体ドラムと中間転写ベルトとの接離状態を表す図である。 本発明の画像形成装置本体の制御系の構成を示すブロック図である。 現像剤を排出する動作である現像剤排出モードの各部の動作例を説明するためのタイムチャートである。 本発明の画像形成装置の実施動作例1のフローを示すフローチャートである。 本発明の画像形成装置の実施動作例2のフローを示すフローチャートである。 本発明の画像形成装置の実施動作例3のフローを示すフローチャート。 本発明の画像形成装置の実施動作例4のフローを示すフローチャートである。 現像剤排出モードのフローを示すフローチャートである。 本発明の画像形成装置の実施動作例5のフローを示すフローチャートである。 本発明の画像形成装置の実施動作例6における感光体ドラム1と中間転写ベルト110との接離である接触と離間とを検知する手段である接離検知手段の例を示す図である。 本発明の画像形成装置の実施動作例6のフローを示すフローチャートである。 本発明の画像形成装置の実施動作例7のフローを示すフローチャートである。
図2は、画像形成装置全体の概略構成を示す図である。本発明を、この図2に示す4連タンデムの中間転写ベルトを用いたフルカラー画像形成装置を例にして、まず説明する。
感光体ドラム1が図1の左から1Y(イエロー)、1M(マゼンタ)、1C(シアン)、1K(黒)の順に並んだ画像形成ユニットが、中間転写ベルト110の上方に配置されている。この図に示す感光体1Y、1M、1C、1Kは、反時計回りに回転し、中間転写ベルト110は時計回りに回転しているものを例に、説明する。感光体ドラム1Y〜1Kと中間転写ベルト110は、イニシャル状態である初期状態では、1K感光体ドラムとのみ当接しており、残りの1Y、1M、1C感光体と離間していることとする(図5参照)。白黒画像モードの時は、この状態で画像形成を行い、フルカラーモードの場合は中間転写ベルトを1Y、1M、1C感光体ドラムに当接させて画像形成させることとしている。これら3つの感光体ドラム1Y〜1Cでは、中間転写ベルト110との接触による感光体劣化を防止することができる。また、黒感光体1K以外の他の3つの感光体ドラム1Y〜1Cの動作を停止しておくことができるので、これらの感光体ドラム1Y〜1Cだけでなく、画像形成ユニットの帯電装置18、現像装置4、クリーニング装置等の寿命を延ばすことができる。また現像剤充填動作を行う場合には、中間転写ベルト110を感光体ドラム1Kからも離間させて動作することとしている。この場合の接離機構に関しては、実施動作例6の項で説明する。
各感光体1Y、1M、1C、1Kの周囲には、帯電装置18、光書込装置21、現像装置4(4Y、4M、4C、4K)、中間転写ベルト110のクリ−ニング90、除電の各工程を行う装置が配置されている。また中間転写ベルト110には、2次転写ローラ23が紙搬送ベルト24を介して当接しており、画像と同期を取って搬送された記録紙に、この2次転写部22である、2次転写ローラ23、23に懸架された転写ベルト24からなる2次転写部22で、画像を転写させる。トナー像が転写された記録紙は定着部25に搬送され、記録紙に転写されたトナー像は圧力・加熱される定着により、記録紙に定着され、排紙口56から排出されて配紙トレイ57に載置される。一方、中間転写ベルト110は2次転写の下流に設置されているベルトクリーニング部90で2次転写しきれなかったトナーである残留トナーがクリーニングされることにより排除される。これらの一連の画像形成工程を繰り返して、画像が形成される。
この画像形成装置本体100では、現像装置4に充填されている現像剤、すなわちトナーとキャリアからなる2成分現像剤は、記録紙の使用枚数が数十万枚から数百万枚に達すると寿命となる。これを新品の現像剤と交換することによってトナーが充分帯電せずに地汚れ画像が発生したり、装置内にトナーが飛散したりするのを防止できる。
図3は本発明の画像形成装置に用いられる現像装置4と、画像形成装置の作像ユニットの感光体ドラム1との図である。これらはY、M、C、K毎に存在し、構成は変わらない。本発明の画像形成装置では、3本のスクリュー6、8、11と現像剤担持体である現像ローラ5とからなる現像装置を有している。本発明の画像形成装置に使用される現像装置4には、使用済みの現像剤を廃棄する排出口である現像剤排出口13が設けられ、シャッタ88の開閉により、開口または閉口とすることが、制御部501により自動的に行うことができる。このシャッタ88の開閉方向を図2中のシャッタ88の左側に示す矢印で表す。このような本発明の画像形成装置に使用できる現像装置としては、たとえば3本の回収スクリュー6、8、11の回転軸と現像ローラの回転軸を垂直に切るような断面において、これら3本のスクリュー6、8、11と現像ローラ5とが、略菱形になるように配置される現像装置4を挙げることができる。
図1(A)は、現像装置4を斜め方向から見た全体構成図であり、図3に示す感光体ドラム1が正転方向である反時計回り方向(図中G方向)に回転しているのを表している。図1(A)に示すように、各スクリューが正方向に回転(以下、正転という)している場合には、現像剤は、各々、図1に示す太い矢印Iの方向に撹拌されながら進行していく。また図1(B)は(A)に示す現像装置において、正方向に回転する場合である正転の場合と、反転する場合において、現像剤が応力を受けて凝集する本発明の課題を説明するための模式図である。
本発明の画像形成装置に用いられる現像装置4について、図3を参照しながら、以下に詳説する。本発明の画像形成装置に用いられる現像装置4は、図中矢印I方向に表面移動しながら感光体1の表面の潜像にトナーを供給し、現像する現像剤担持体としての現像ローラ5を有している。また、現像ローラ5に現像剤を供給しながら図3の奥方向に現像剤を搬送する現像剤供給搬送部材としての供給スクリュー8を有している。
現像ローラ5の供給スクリュー8との対向部から表面移動方向下流側には、現像ローラ5に供給された現像剤を現像に適した厚さに規制する現像剤規制部材としての現像ドクター12を備えている。
現像ローラ5の感光体1との対向部である現像部から表面移動方向下流側には、現像部を通過した現像済みの現像剤を回収し、回収した回収現像剤を供給スクリュー8と同方向に搬送する現像剤回収搬送部材としての回収スクリュー6を備えている。供給スクリュー8を備えた現像剤供給搬送路である供給搬送路9は現像ローラ5の横方向に、回収スクリュー6を備えた現像剤回収搬送路としての回収搬送路7は現像ローラ5の下方に並設されている。
本発明の画像形成装置に用いられる現像装置4は、供給搬送路9の下方で回収搬送路7に並列して、現像剤攪拌搬送路である攪拌搬送路10を設けている。攪拌搬送路10は、現像剤を攪拌しながら供給スクリュー8とは逆方向である図中手前側に搬送する現像剤攪拌搬送部材としての撹拌スクリュー11を備えている。
供給搬送路9と攪拌搬送路10とは仕切り部材としての第一仕切り壁133によって仕切られている。第一仕切り壁133の供給搬送路9と攪拌搬送路10とを仕切る箇所は図中手前側と奥側との両端は開口部となっており、供給搬送路9と攪拌搬送路10とが連通している。なお、供給搬送路9と回収搬送路7とも第一仕切り壁133によって仕切られているが、第一仕切り壁133の供給搬送路9と攪拌搬送路7とを仕切る箇所には開口部を設けていない。
また、攪拌搬送路10と回収搬送路7との2つの搬送路は仕切り部材としての第二仕切り壁134によって仕切られている。第二仕切り壁134は、図中手前側が開口部となっており、攪拌搬送路10と回収搬送路7とが連通している。
現像剤搬送部材である供給スクリュー8、回収スクリュー6及び撹拌スクリュー11は樹脂のスクリューからなっており、各スクリュー径は全てφ18[mm]でスクリューピッチは25[mm]、回転数は600[rpm]以上に設定している。なおこれらの数値は例示である。
現像ローラ5上にステンレスからなる現像ドクター12によって薄層化された現像剤を感光体1との対向部である現像領域まで搬送し現像を行う。現像ローラ5の表面はV溝あるいはサンドブラスト処理されており、φ25[mm]のAl[アルミ]素管からなり、現像ドクター12及び感光体1とのギャップは0.3[mm]程度となっている。
現像後の現像剤は回収搬送路7にて回収を行い、図3中の断面手前側に搬送され、非画像領域部に設けられた第一仕切り壁133の開口部で、攪拌搬送路10へ現像剤が移送される。なお、攪拌搬送路10における現像剤搬送方向上流側の第一仕切り壁133開口部の付近で攪拌搬送路10の上側に設けられたトナー補給口から攪拌搬送路10にトナーが供給される。
次に、3つの現像剤搬送路内での現像剤の循環について説明する。
図1(A)は現像剤搬送路内の現像剤の流れを説明する現像装置4の斜視断面図である。図中の各矢印は現像剤の移動方向を示している。
また、図1(B)は、現像装置4内の現像剤の流れの模式図であり、(A)と同様、図中の各矢印は現像剤の移動方向を示している。
攪拌搬送路10から現像剤の供給を受けた供給搬送路9では、現像ローラ5に現像剤を供給しながら、供給スクリュー8の搬送方向下流側に現像剤を搬送する。そして、現像ローラ5に供給され現像に用いられず供給搬送路9の搬送方向下流端まで搬送された余剰現像剤は第一仕切り壁133の開口部より攪拌搬送路10に供給される(図1(B)中矢印E)。
現像ローラ5から回収搬送路7に送られ、回収スクリュー6によって回収搬送路7の搬送方向下流端まで搬送された回収現像剤は第二仕切り壁134の開口部より攪拌搬送路10に供給される(図1(B)中矢印F)。
そして、攪拌搬送路10は、供給された余剰現像剤と回収現像剤とを攪拌し、撹拌スクリュー11の搬送方向下流側であり、供給スクリュー8の搬送方向上流側に搬送し、第一仕切り壁133の開口部より供給搬送路9に供給される(図1(B)中矢印D)。
攪拌搬送路10では撹拌スクリュー11によって、回収現像剤、余剰現像剤及び移送部で必要に応じて補給されるトナーを、回収搬送路7及び供給搬送路9の現像剤と逆方向に攪拌搬送する。そして、搬送方向下流側で連通している供給搬送路9の搬送方向上流側に攪拌された現像剤を移送する。なお、攪拌搬送路10の下方には、不図示のトナー濃度センサが設けられ、センサ出力により不図示のトナー補給制御装置を作動し、不図示のトナー収容部からトナー補給を行っている。
図1(B)に示す現像装置4では、供給搬送路9と回収搬送路7とを備え、現像剤の供給と回収とを異なる現像剤搬送路で行うので、現像済みの現像剤が供給搬送路9に混入することがない。よって、供給搬送路9の搬送方向下流側ほど現像ローラ5に供給される現像剤のトナー濃度が低下することを防止することができる。また、回収搬送路7と攪拌搬送路10とを備え、現像剤の回収と攪拌とを異なる現像剤搬送路で行うので、現像済みの現像剤が攪拌の途中に落ちることがない。よって、十分に攪拌がなされた現像剤が供給搬送路9に供給されるため、剤供給搬送路9に供給される現像剤が攪拌不足となることを防止することができる。このように、供給搬送路9内の現像剤のトナー濃度が低下することを防止し、供給搬送路9内の現像剤が攪拌不足となることを防止することができるので現像時の画像濃度を一定にすることができる。
なお、図1(B)に示すように、現像装置4の下部から上部への現像剤の移動は矢印Dのみである。矢印Dで示す現像剤の移動は、撹拌スクリュー11の回転で現像剤を押し込むことにより、現像剤を盛り上がらせて供給搬送路9に現像剤を供給するものである。
このような現像剤の移動は、現像剤に対してストレスを与えることになり、現像剤の寿命低下の一因となる。
このような、現像剤を下方から上方に持ち上げる際に現像剤にストレスがかかり、現像剤中のキャリアの膜削れやトナーのスペント化がその個所で発生し、それに伴い画像品質の安定性が保たれなくなってしまう。
よって、矢印Dで示す現像剤の移動における現像剤のストレスを軽減することができれば、現像剤の長寿命化を図ることが出来る。現像剤の長寿命化を図ることにより、現像剤の劣化を防止して常に画像濃度ムラの無い画像品質の安定した現像装置を提供することができる。
そこで、本発明で用いられる現像装置4では、図3に示すように、供給搬送路9を攪拌搬送路10の斜め上方になるように配置する。斜め上方に配置することにより、供給搬送路9を攪拌搬送路10の垂直上方に設け現像剤を持ち上げるものに比べて、矢印Dで示す現像剤の移動における現像剤のストレスを軽減することができる。
さらに本発明で用いられる現像装置4では、供給搬送路9と攪拌搬送路10とを斜めに配置することで、図3に示すように、攪拌搬送路10の上部壁面が供給搬送路9の下部壁面よりも高い位置となるように配置している。
供給搬送路9を攪拌搬送路10に対して垂直上方に持ち上げることは、重力に逆らって現像剤を撹拌スクリュー11の圧によって持ち上げるので現像剤にストレスがかかる。一方、攪拌搬送路10の上部壁面が供給搬送路9の下部壁面よりも高い位置となるように配置することで、攪拌搬送路10の最高点に存在する現像剤が供給搬送路9の最下点に重力に逆らわず流れ込むことができるので、現像剤にかかるストレスを低減することができる。
なお、攪拌搬送路10の現像剤搬送路下流側の、攪拌搬送路10と供給搬送路9とが連通している部分の撹拌スクリュー11の軸にフィン部材を設けても良い。このフィン部材は撹拌スクリュー11の軸方向に平行な辺と、攪拌スクリューの軸方向と垂直な辺とから構成される板状の部材である。このフィン部材で現像剤を掻き上げることにより、攪拌搬送路10から供給搬送路9へ、より効率的な現像剤の受渡しを行うことができる。
また、現像装置4では、現像ローラ5と供給搬送路9との中心間距離Aが、現像ローラ5と攪拌搬送路10との中心間距離Bよりも短くなるように、供給搬送路9と攪拌搬送路10とを配置している。これにより供給搬送路9から現像ローラ5に現像剤を無理無く供給することができ装置も小型化を図ることもできる。
また、撹拌スクリュー11は、図3中の手前側から見て反時計回り方向(図中矢印C方向)に回転しており、現像剤は撹拌スクリュー11の形状に沿って現像剤を持ち上げて供給搬送路9に移送させている。これにより、現像剤を効率良く持ち上げることが可能となり現像剤にかかるストレスもより低減することができる。
また本発明で用いられる現像装置4では、図3に示すように、回収搬送路7の現像剤搬送方向上流側から回収搬送路7の軸方向中央部まで延びて、回収搬送路7の空間を埋める埋め部材135を設けることもできる。この埋め部材135は、第二仕切り壁134から第一仕切り壁133まで延びており、回収スクリュー6を覆うように設けられている。このように、埋め部材で回収搬送路7の現像剤搬送方向上流側の空間を埋めることで、回収搬送路7の現像剤搬送方向上流側の断面積を、現像剤搬送方向下流側の断面積よりも小さくすることができる。
また本発明で用いられる現像装置4では、回収搬送路7の現像剤搬送方向上流側の空間を埋め部材で埋めて、回収搬送路7の現像剤搬送方向上流側の断面積を現像剤搬送方向下流側の断面積よりも小さくする。これによって、回収搬送路7上流側に比べて、下流側の現像剤量が多くなっている状態において、下流側の回収搬送路7内の空隙の比率が、上流側に比べて小さくなるのを抑制することができる。またこれにより、回収搬送路内の下流側の内圧が上流側に比べて高くなるのを抑制することができ、現像ローラ5の回転によって現像領域下流側の現像ローラ5とケースとの隙間に吹き込む吹き込み気流が回収搬送経路7の上流側へ流れ込むのを抑制することができる。その結果、回収搬送路下流側の吹き込み気流による圧力の低下を抑制することができ、回収搬送路下流側の吹き込み気流による圧力を回収搬送路下流側の内圧よりも高い状態に維持することができる。これにより、現像領域下流側の現像ローラとケースとの隙間から感光体側へ吹き出す吹き出し気流が発生するのを抑制することができ、トナー飛散を抑制することができる。
また、回収搬送経路の各位置における現像剤量を把握して、これに基づいて、回収搬送路7内の空隙の比率が回収搬送路内各位置で同じとなるように、埋め部材を形成することもできる。これにより、回収搬送路7の内圧を均一にすることができ、吹き込み気流が回収搬送経路7の上流側へ流れ込むのを確実に抑制することができる。
また、例えば、第二仕切り壁134や第一仕切り壁133を回収搬送路7上流側から下流側に向かうに連れて、回収搬送路7の断面積が大きくなるようなテーパ壁としてもよい。
さらに、回収搬送路上流側に比べて、回収搬送下流側の現像剤搬送速度が速くなるよう回収スクリューを構成することで、下流側の回収搬送路7内の空隙の比率が、上流側に比べて小さくなるのをより一層抑制することができる。本実施形態においては、回収スクリュー6を600[rpm]以上、より詳しくは、690[rpm]または729[rpm]と高速で回転させている。このように回収スクリュー6を600[rpm]以上の高速で回転させている場合は、回収スクリュー6の現像剤搬送方向下流側のスクリューピッチを、現像剤搬送方向上流側よりも短くすることで、回収搬送路上流側に比べて、回収搬送下流側の現像剤搬送速度を速くすることができる結果が得られている。よって、回収スクリュー6の現像剤搬送方向下流側のスクリューピッチを、現像剤搬送方向上流側よりも短くすることで、回収搬送下流側の現像剤搬送速度を速くすることができ、現像剤搬送方向下流側の現像剤量を、現像剤搬送速度が均一なものに比べて少なくすることができる。これにより、下流側の回収搬送路7内の空隙の比率が、上流側に比べて小さくなるのをより一層抑制することができる。
さらに、回収搬送路7の上流側に比べて回収搬送路7の下流側の回収搬送路の断面積を大きくしたので、回収搬送路7上流側に比べて、下流側の現像剤量が多くなっている状態において、下流側の回収搬送路7内の空隙の比率が、上流側に比べて小さくなるのを抑制することができる。これにより、回収搬送路内の内圧が不均一になるのを抑制することができ、現像領域下流側の現像ローラ5とケースとの隙間に吹き込む吹き込み気流が、回収搬送路7上流側へ流れ込んでしまうのを抑制することができる。その結果、回収搬送路下流側の吹き込み気流による圧力の低下を抑制することができ、回収搬送路下流側の吹き込み気流による圧力を回収搬送路下流側の内圧よりも高い状態に維持することができる。これにより、現像領域下流側の現像ローラとケースとの隙間から感光体側へ吹き出す吹き出し気流が発生するのを抑制することができ、トナー飛散を抑制することができる。
また、回収搬送路上流から少なくとも回収搬送路中央部までの回収搬送路内の空間を埋め部材で埋めることで、回収搬送路7の上流側に比べて回収搬送路7の下流側の断面積を大きくすることができる。
また、回収搬送路7上流側に比べて、回収搬送路下流側の現像剤搬送速度が速くなるよう現像剤回収搬送部材たる回収スクリュウ6を構成することで、現像剤搬送方向下流側の現像剤量を、現像剤搬送速度が均一なものに比べて少なくすることができる。これにより、下流側の回収搬送路7内の空隙の比率が、上流側に比べて小さくなるのをより一層抑制することができる。
また、600[rpm]以上の回転数で回転する回収スクリュー6においては、回収スクリュウ6の現像剤搬送方向下流側のスクリューピッチを、現像剤搬送方向上流側よりも短くすることで、回収搬送路7上流側に比べて、回収搬送路下流側の現像剤搬送速度を速くすることができる。
また、供給搬送路9を攪拌搬送路10の斜め上方に設けることにより、垂直上方に現像剤を持ち上げるものに比べて現像剤にかかるストレスを軽減することができる。
図4は、前記したイニシャル状態の場合の、中間転写ベルトに黒の感光体1Kが接触している状態を表す図である。この図では、4つの感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kのうち黒の感光体ドラム1Kを残す、他の3つの感光体ドラム1Y、1M、1Cから、中間転写ベルト110を離間させた離間モードを示す。たとえば図4の状態から第1接離カム71を半回転させることにより、第1揺動アーム70が揺動支点72を中心として図中下側に揺動し、シアン用、マゼンタ用、イエロー用の3つの1次転写ローラ62Y、62M、62Cがこれらに対応した3つの感光体1Y、1M、1Cから離れていき、中間転写ベルト110がこれら3つの感光体ドラム1Y、1M、1Cから離間する。その結果、図4に示す一部離間モードであるイニシャル状態となり、黒単色画像を形成することができる。
次に、複写装置本体100内の制御に関する制御系の構成例を図5に示す概略ブロック図を参照して説明する。スキャナ300等を含めてカラー電子写真複写機全体の制御を受け持つ制御部501には、各種駆動系負荷/センサ類が接続されたI/O制御部502がバス接続されている。ここに、I/O制御部502に接続された駆動系負荷/センサ類を以下に例示する。
駆動系負荷としては、感光体ドラム1を回転駆動させる第1の駆動源としての感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503、中間転写ベルト110を回転駆動させる第2の駆動源としての中間転写駆動モータ(図示せず)、感光体ドラム1をクリーニングするために駆動させる感光体クリーニング駆動モータ504、現像装置4のスクリューを回転駆動させるための現像駆動モータ505、QLランプ(除電ランプ)506をONするための電源、感光体ドラム1上の光書込みにより形成された潜像を現像剤で現像する現像装置4を駆動する現像駆動接離機構69の第1接離カム71を揺動回転させる第3の駆動源としての接離モータ(図示せず)、帯電装置18に帯電用のバイアスを印加させるための帯電ACバイアス507と帯電DCバイアス508、現像装置4の現像ローラ・感光体間の現像バイアス509などが設けられている。また、センサ類としては、廃棄トナーのための現像装置4の開口部である現像剤排出口13において開口されているか否かを直接的にまたは間接的に感知する開口感知センサ511、各感光体1と中間転写ベルト110との接離状態を検知する接離センサ、廃棄トナーが現像装置4内に残っているかを検知する磁気センサであるSTセンサ510、廃棄トナーの容器の有無を検知するセンサなどが挙げられる。さらに現像装置4の駆動トルク、感光体ドラム1を回転させるための駆動モータの駆動トルクの測定値を入力するポートなどが設けられている。なお、制御部501は、実際には、CPU及びメモリを主体として構成されたコンピュータである。このコンピュータは、メモリに格納されたプログラムに従い各種の処理を実行し、これがシステム制御部501における制御手段の機能となる。そこで、このコンピュータのメモリは、プログラムを格納する記憶媒体となる。この記憶媒体は、例えば、可搬性を有するFDなどの磁気ディスク、NANDメモリなどのメモリ、或いはCD−ROMやCD−R、DVD−ROM、DVD−RAM等の光記憶媒体に格納されて構成されても良く、また、ハードディスク等の固定記憶媒体中に格納されていても良い。つまり、本発明では、カラー電子写真複写機が備えるコンピュータのハードディスクを含むメモリにインストールすべきプログラムは、可搬性を有する記憶媒体に格納したプログラムからインストールして用いても良い。また、例えばいずこかに設置されたサーバ(国内、国外を問わず、また地球外の衛星であってもよい)から、ネットワーク経由でダウンロードにより入手してこれを用いても良い。
このような構成において、制御部501により実行される各部の動作タイミングの制御例を、図6に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。
図6は現像剤排出の動作である現像剤排出モードを実行するための概略を示すタイミングチャートである。ここでは、イエローY、マゼンタM、シアンCの各部の動作制御の1例を示す。このタイミングに関してはイエローY、マゼンタM、シアンCの何れについても同じであるとして説明する。
本発明では、現像装置4への現像剤の回収は、自動でおこなわれる。以下、その手順について説明する。
まず、画像形成装置本体100に現像装置4を設置した状態で、サービスマン又はユーザが、画像形成装置本体100の操作部のボタンである現像剤回収をおこなうための操作ボタン(不図示)を操作する。すると、制御部501によって感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503が制御されて、感光体ドラム1及び帯電装置18の回転駆動が開始される。このタイミングをトリガーポイントt1とする。さらに、これと同時に、感光体クリーニング駆動モータ504の稼動とQLランプ506の点灯が開始され、感光体ドラム1の回転が安定するまでこの状態が維持される。その後、感光体ドラム1の回転が安定したら帯電ACバイアス507と帯電DCバイアス508とが印加されるタイミングを、トリガーポイントt2とする。そして、帯電された感光体ドラム1の表面が現像ローラ5との対向位置に達した時点で、現像駆動モータ505を制御して現像装置4の正転駆動を開始するとともに、現像ローラ5への現像バイアス509の印加を開始する。さらに、これと同時に、シャッタ88を開放して、現像装置4内を循環する現像剤を現像剤排出口13から順次、排出する。
このように本発明では、現像剤の自動回収初期時であって、回収の程度が進んでおらず現像ローラ5上に現像剤が充分に担持された状態のときに、感光体ドラム1を回転駆動させながら現像装置4を駆動することにより、現像ローラ5に担持された現像剤が感光体ドラム1上の一部に集中的に摺接してしまうことがなく、感光体ドラム1上に横帯状の傷がつく不具合を抑止することができる。
その後、現像剤排出口13からの現像剤の排出の程度が進んでいくと、現像装置4内の現像剤量が徐々に減少し、やがて現像ローラ5上に現像剤がほとんど担持されない状態になる。具体的には、第1の搬送スクリューである供給スクリュー8の下流側から徐々に現像剤の高さがゼロに近づいていき、それに対応した位置から現像ローラ5上に現像剤が供給されなくなっていく。そして、最終的に、現像ローラ5の長手方向にわたって現像剤が供給されなくなる。
このように現像ローラ5上に現像剤が担持されなくなった状態を検知し、その時点で感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503の駆動を停止して感光体ドラム1の回転を図6のt4に示すように停止する。また、感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503の駆動を停止して感光体ドラム1を回転停止するタイミングt4は、帯電DCバイアス508の印加をt3で停止、換言すれば現像剤排出モード実行のt1から所定時間であるAsec経過後に、感光体ドラム1が1回転以上して感光体ドラム1が全周にわたって除電されるタイミングとすることができる。感光体ドラム1の回転駆動を停止した後は、現像剤の排出が完全に終了するまで現像駆動モータ505の正転駆動による現像装置4の駆動が続けられる。このような制御を行うことで、現像ローラ5上に現像剤が担持されないことにより感光体ドラム1上にトナーがまったく供給されない状態となって、クリーニングブレードのエッジ部である当接部にトナーが介在しない状態で感光体ドラム1が長時間駆動される不具合も抑止することができる。
以上のように、現像装置4から現像剤を回収する場合に、まず、感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503を駆動させることにより感光体ドラム1の駆動をt1で開始する。その後に現像駆動モータ504の正転駆動による現像装置4の駆動を開始するとともに現像剤の回収を開始して、現像ローラ5上に現像剤が担持されていない状態が検知されたときに感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503をオフして感光体ドラム1の駆動をt4で停止している。これにより、クリーニングブレードがめくれる不具合が抑止され、クリーニングブレードや感光体ドラム1の破損、クリーニング不良、異常音等の2次的な不具合も確実に抑止できる。
また、現像装置4から現像剤を回収する場合に、現像駆動モータ505の正転駆動による現像ローラ5と3つの搬送回収スクリュー6、8、11との正転駆動を開始するとともに、現像剤排出口13を開放して現像剤の回収を開始し、検知手段であるSTセンサ510によって感光体ドラム1上に現像剤が担持されていない状態が検知されてから、所定時間が経過した後に、現像駆動モータ505の駆動方向を逆転させて3つの搬送回収スクリュー6、8、11及び現像ローラ5の逆方向の駆動を開始する。本発明は、後述する実施動作例において、この点について詳述する。
先に説明した感光体ドラム1の駆動制御との時間的な関係は次のようになる。現像装置4から現像剤を回収する場合に、まず、感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503を駆動させて感光体ドラム1の駆動を開始し、その後に現像駆動モータ505を正転駆動して現像ローラ5と3つの搬送回収スクリュー6、8、11との正転駆動を開始するとともに、制御部501では、シャッタ88を開にしたか否かを判断し、開と判断されれば、現像剤排出口13を開放して現像剤の回収を開始する。そして、検知手段であるSTセンサ510によって、感光体ドラム1上に現像剤が担持されていない状態が検知されたときに、感光体ドラム1の駆動を図7のt4に示す位置で停止する。
そして、感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503の駆動の駆動開始t1から所定時間のBsecが経過した後に、現像駆動モータ505の駆動方向を逆転させて3つの搬送回収スクリュー6、8、11及び現像ローラ5の逆方向の駆動を開始する(図6中の「Cmm」参照)。そして、3つの搬送回収スクリュー6、8、11及び現像ローラ5の逆方向の駆動を所定時間行った後に、現像剤排出口13を閉鎖して現像剤回収を終了する。この所定時間は、Cmmを逆方向の駆動の速度であるVinで割ることによって求まる値である。
図6に示すように、現像剤回収を開始してから終了する間際まで、現像駆動モータ505の正転駆動により、現像装置4を正転方向である通常の現像工程時の駆動方向に駆動する。そして、現像剤回収が終了する間際であるt4から所定時間D経過後に現像駆動モータ504を逆転駆動させて、現像装置4を逆方向に駆動する。これによって現像装置4内に現像剤が残留する不具合が抑止される。
また、現像剤が現像機内で押し固められてトナーの凝集体が出来ないように、3本の搬送回収スクリュー6、8、11と、現像ローラ5とがこれらの断面が略菱形になるように配置される現像装置4では、図1(B)に示すように、正転方向の回転だけでは10eの部分に大量にトナーが残存する。またいきなり搬送スクリューを逆転させると7eの部分にトナーの凝集体を発生させてしまう。
また現像装置4を正転方向に駆動して現像剤回収が開始されると、初期的には通常の現像工程時と同様に、第1現像剤搬送部の下方に配設されている第3現像剤搬送部の下流側である搬送方向下流側10eにおいて滞留した現像剤が、その位置の第3中継部で盛り上がり押し出されるように上方の第1現像剤搬送部の上流側に送り出される。そして、第1現像剤搬送部に送入された現像剤は、第1現像剤搬送部や第2現像剤搬送部にある現像剤とともに、通常の循環経路を経て、第2現像剤搬送部の下流側に設けられた現像剤排出口13から装置外に排出される。
現像剤回収が進んでくると、すなわちt4経過後に、やがて現像装置4内の現像剤量の減少にともない、下方の第3現像剤搬送部から上方の第1現像剤搬送部への現像剤の受け渡しがない状態で、第3現像剤搬送部の下流側から現像剤排出口13までの間で現像剤が残留する。一方、この残留した現像剤は、第3中継部の位置で第3現像剤搬送部から第1現像剤搬送部への現像剤の受け渡しがない状態で第3の搬送撹拌スクリュー11による搬送力によって第3現像剤搬送部の下流側に押し込められてしまうために、図1(B)の10eでトナーの凝集体が形成されてしまう可能性がある。
すなわち、現像剤の回収が終了した後に、現像装置4内にトナー凝集体が残留する可能性がある。このようにトナー凝集体が残留した状態で現像剤回収を終了して現像装置4内に新品の現像剤が充填されると、その後におこなわれる画像形成プロセスにおいて出力画像上に、トナー凝集体に基づくトナー核が形成されてしまい、これによって異常画像が出力される。
これに対して、本発明では、現像剤の回収が終了する前に、3つの搬送回収スクリュー6、8、11を逆転駆動しているために、第3現像剤搬送部の下流側に残留したトナー凝集体を含む現像剤が、第3の搬送スクリューである撹拌スクリュー11の逆転駆動によって、図1の7e方向に搬送されて第1中継部を介して第2現像剤搬送部に送入され、その後に第2の搬送スクリューである回収スクリュー6の逆転駆動によって、図1(B)の左方向に搬送されて現像剤排出口13から装置外に排出される。ここで、現像装置4の逆転方向の駆動は、第1現像剤搬送部にある現像剤や、第2現像剤搬送部の上流側から現像剤排出口13までの間にある現像剤が、現像剤排出口13から充分に排出された後のタイミングで開始されるために、3つの搬送回収スクリュー6、8、11の逆転駆動によって第3現像剤搬送部の下流側から現像剤排出口13までの間に残留した現像剤のみが現像剤排出口13から排出されて、現像装置4内の現像剤がすべて排出される。
現像ローラ5上に現像剤が担持されていない状態を検知する検知手段として、STセンサ510を用いたり、感光体ドラム1や現像装置4のトルクセンサを用いることができる。STセンサ510は、通常時に、現像剤の透磁率の変化から現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段として機能している。そして、現像剤回収時には、現像剤の透磁率の変化からその周囲の現像剤量の変化を検知することで、現像ローラ5上に現像剤が担持されていない状態を検知するようにすることができる。具体的には図6に示すように、現像剤回収が開始されて、トナー濃度検知手段であるSTセンサ510の検知結果が所定値に達したときに、現像ローラ5上に現像剤が担持されていない状態になっているものとして、感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503の駆動を停止することにより感光体ドラム1の回転駆動をt4において停止する。また、現像剤回収が開始されて、STセンサ510または開口感知センサ511の検知結果が所定値に達してから所定時間が経過したときに、現像ローラ5上に現像剤が担持されていない状態になっているものとして、感光体ドラム1の回転駆動を停止することもできる。
[実施動作例]
次に現像剤の廃棄動作について、実施動作例により、より具体的に本発明を説明する。
(実施動作例1)
図7に示すフローチャートにより説明する。
現像ユニットから、寿命に達した現像剤を破棄するため、サービスマンは現像剤排出モードを実行するように、現像剤回収をおこなうための操作ボタンである画像形成装置本体100の操作部のボタン(不図示)を操作すると、制御部501によって図6に示す現像剤排出モードが自動的に実行される。次に制御部501では、現像装置4の現像剤排出口13が開口しているか否かが開口検知センサ511により検知される。この検知により、開口していると検知された場合(S1−1/YES)、現像剤排出動作と逆転許可を与え現像剤排出を行う(S1−2)。また現像剤排出動作のStart後、現像剤排出口13が開口していなかった場合(S1−1/NO)、現像剤排出動作を中断して終了する(S1−1/NO→S1−3→End)。この判断により、ヒューマンエラーである現像剤排出口13の開口忘れを防止でき、現像剤の凝集体の発生あるいは現像装置4の破壊を未然に防止できる。この開口検知センサ511は、現像剤排出口の開閉を行う手段であるシャッタ88による開か閉かの状態を検知するためのものである。その開か閉かを電気的手段により検知したり、機械的にその開か閉かを検知したり、光学的に開か閉かを判断できればよく、開口検知センサ511の種類、機構、検知原理などは公知のものが採用可能であり、特に制限されない。他の実施動作例で、直接的なセンシングあるいは間接的なセンシングのいずれでもよいが、開口検知センサ511の例も挙げられる。
このように、本実施動作例では、ステップS1−3において中断されるため、タイミングチャートに従った動作を行うことにより、現像剤が全く排出されずに逆転されるのが未然に防止できる。このため、凝集体ができたり、現像装置4が壊れる惧れはない。なお正転方向の回転の場合には現像剤が排出されない場合でも現像剤が循環しているのでトナーの凝集体が形成したり、現像装置4の破壊は生じない。また、本実施動作例1では開口の可否により、現像装置の駆動方向の逆転許可を与えるか現像剤排出動作の中断のいずれかを行う場合に、この開口の有無を判断する検知手段として、現像剤のトナー濃度を検出するセンサーであるSTセンサー510の検知結果を用いて行うようにすることが望ましい。これにより、好ましくは図6に示すt4が経過した時または現像剤排出モード実行後の所定時間後であるt1からのBsec後に、開口の有無がSTセンサーにより間接的にセンシングされて判断される。このため、十分に現像剤が排出された後に本実施動作例では逆転の許可がされるようにできる。よって、トナーの凝縮が起こることもなく、また仮に凝縮されたトナーが生じたとしても現像装置から完全に排出されるため、新しい現像剤が現像装置に導入されても凝集トナーが混在することがない。
(実施動作例2)
図8に示すフローチャートにより説明する。
まず前記同様に、現像剤排出モードを実行するように実施動作例1と同様に画像形成装置本体100の操作部のボタンを操作すると、図8のフローチャートのStartに示すように、制御部501によって現像剤排出モードが自動的に実行される。このフローチャートに示すStart後、トナー濃度センサを起動する(S2−1)。トナー濃度センサとしては例えば透磁率の変化をトナー濃度に変換するセンサであるSTセンサ510を用いる。このセンサは、磁性体のキャリアに対するトナーの濃度の変化が透磁率の変化となり、トナー量が多いと透磁率が下がり、逆にトナー濃度が低いと透磁率が上昇し、また、現像剤が現像装置4に充填されていない場合、透磁率が非常に低い値となるようなセンサである。この性質を利用して本実施動作例2では現像剤の有無を判断する。本実施動作例2では、現像剤排出モード開始時であるt1から、図6のBsecでの現像モータ正転方向に示すように、一定時間現像剤の排出動作を行う(S2−2)。この工程を終了後に、正転方向の回転から逆転への工程を実行する前に、トナー濃度センサ近傍の現像剤は排出され、トナー濃度センサの出力値Vtを所定の閾値Vrefより低いか否かが判断される(S2−2→S2−3)。S2−3のステップの判断の結果、濃度センサの出力値VtがVrefよりも小さい場合(S2−3/YES)、現像装置4内やスリーブ上に現像剤が無いかあるいは減少していると判断し、現像剤排出動作の逆転の許可をし、実行する(S2−3/YES→S2−4)。また、現像剤が有ると判断した場合、現像剤排出逆転動作をしないで終了する(S2−3/NO→S2−5→End)。この判断により、ヒューマンエラーである現像剤排出口13の開口忘れを防止できる。更に、新たな判断のためのセンサを設けずにトナー濃度センサを現像剤の有り無しの検知に用いたので装置のコストアップを抑制でき、また画像形成装置および現像装置の新規なセンサの設置のための設計の手間、そのための空間の確保などが不要である。本実施動作例のセンサによるセンシングは間接的なセンシングの方法を用いたものの例である。本実施動作例でも正転方向の回転の場合には仮に現像剤が排出されない場合でも現像剤が循環しているので、トナーの凝集体が形成したり、現像装置4の破壊は生じていない。
(実施動作例3)
図9に示すフローチャートにより説明する。
前記同様に、現像剤排出モードを実行するように、画像形成装置本体100の操作部のボタンを操作すると、制御部501によって現像剤排出モードが自動的に実行されることによって、図9のフローチャートに従ってStartする。
まず現像装置4を起動させ(S3−1)、現像装置4のトルクセンサを起動させる(S3−2)。
現像装置4から寿命に達した現像剤を廃棄する、現像剤排出動作を実行させ(S3−3)、現像剤排出動作と逆転許可判断を行うか否かを判断する(S3−4)。この判断をするには、現像モータトルクセンサを用いて判断する。現像モータトルクセンサは、現像モータの駆動電流をモニターしてトルクに換算してトルク値を求める。このセンサは通常、現像モータや現像ユニットの正常/異常判定を行うのに用いられている。現像モータ駆動負荷が小さい場合、駆動電流も小さくなり、駆動負荷が大きくなると、駆動電流は大きくなる。現像装置4内に現像剤が充填されていない場合、現像モータのトルクは小さくなり充填されている時は大きくなる。この原理を利用して本実施動作例では、現像装置4内の現像剤の有無を判定する。このセンサに新たに閾値Trefを設け、このTrefよりトルク値が小さい場合には現像剤が無いと判断し、大きい場合には有ると判断する。現像剤が無いと判断された場合、現像剤排出動作の逆転の許可をし、実行する(S3−4/YES→S3−5)。また、現像剤有りと判断した場合、現像剤排出の逆転動作許可をしないで終了する(S3−4/NO→S3−6)。
この判断により、ヒューマンエラーである現像剤排出口13の開口忘れを防止できる。更に、新たな判断センサを設けずに現像モータトルクセンサを現像剤の有り無しの検知に用いるので、前記した実施動作例と同様に装置のコストアップを抑制し、装置の設計の変更やセンサ配置のためのスペースの確保などの必要がないので装置の小型化が可能となる。なお本実施動作例でも、上記したS3−5またはS3−6の工程後、現像装置4からの現像剤の廃棄作業を停止し、終了する(S3−5またはS3−6→S3−7)。本実施動作例3のセンサによるセンシングも実施動作例2と同様に、センサによる間接的にセンシングを行ったものの例である。よって正転方向の回転の場合には現像剤が排出されない場合でも現像剤が循環しているので、トナーの凝集体が形成したり、現像装置4の破壊は生じない。
(実施動作例4)
前記実施動作例3と同様に、現像剤排出モードを実行するように前記同様、画像形成装置本体100の操作部のボタンを操作すると、制御部501によって現像剤排出モードに、自動的に切り替わる。これによって図10のフローチャートに従ってStartする。
Start後、排出する剤を収容する容器がセットされているかを確認する(S4−1)。セットされている場合は次に現像駆動モータ505の正転駆動により現像装置を起動する(S4−1/YES→S4−2)。次いで現像モータトルクセンサを起動する(S4−3)。そして一定時間排出動作を実行する(S4−4)。次いで、現像剤排出動作と逆転許可判断を行うか否かを判断する(S4−5)。この判断をするには、前記実施動作例3での現像モータトルクセンサを用いて判断する。
その後の工程は、実施動作例3と同様であるので、説明を省略する。なお前記S4−1において、容器が設置されていない場合には、動作を終了する(S4−1/NO→End)。
上記した判断により、ヒューマンエラーである現像剤排出口13の開口忘れを防止できる。更に、新たな判断センサを設けずに現像モータトルクセンサを現像剤有り無しの検知に用いたので装置のコストダウンと小型化ができる。さらに排出する剤を確実に容器に収容でき装置内や周囲を汚すことを防止できる。なお本実施動作例において、S4−1において容器が設置していない場合(S4−1/NO)、いきなり動作を終了せずに、容器設置の確認を行うステップを導入して導入の確認を行い、それを確認してステップS4−2に戻るようにすることもできる。このようなフローも本実施動作例4に含まれる。
(実施動作例5)
前記実施動作例と同様に、現像剤排出モードを実行するように前記同様、画像形成装置本体100の操作部のボタンを操作する。これによって制御部501によって、図11のフローチャートのStartに示すように、現像剤排出モードが自動的に実行される。本実施動作例5では、実施動作例2で、複数の作像ユニットがセットされており中間転写ベルトが感光体から離間可能な構成の中間転写ベルトを用いたタンデム作像方式の場合を例にして説明する。
先ず、中間転写ベルトが離間しているかを判断する(S5−1)。
この判断に係る接離機構に関して、図12を用いて以下に説明する。
図12に示すように、感光体ドラムと中間転写ベルトとが接触しているか離間するかは、中間転写ベルト110と感光体ドラム1とを接離可能な接離機構によって行われている。この接離機構には、図12に示すように、カムの回転により感光体1と中間転写ベルト110との、接触か離間かを自在に行えるようになっている。中間転写ベルト接離機構では、カムを回転させ、カムの回転位置をフォトセンサである接離検知センサで検知することにより、接離動作の確認を行う。フィラー有りと接離検知センサが判断した時に中間転写ベルト110は感光体ドラム1と接触しており、フィラー無しの状態では感光体ドラム1と離間している。
このような中間転写ベルト110と感光体ドラム1の接触か離間かのいずれであるかを判断し、離間している場合には、トナー濃度センサを起動し、一定時間排出動作を実行する(S5−1/YES→S5−2→S5−3)。その後の工程は、実施動作例2のS2−3以降と同じである。本実施動作例5での、この判断により、ヒューマンエラーである現像剤排出口13の開口忘れを防止できる。更に、中間転写ベルト離間忘れという第2のヒューマンエラーも本実施動作例5では防止できる。なお中間転写ベルトが接触している場合には(S5−1/NO)、終了する(S5−1/NO→End)。
(実施動作例6)
前記実施動作例1〜5と同様に、現像剤排出モードを実行するように、前記同様、画像形成装置本体100の操作部のボタンを操作すると、制御部501によって図13のフローチャートのStartとなり、現像剤排出モードが自動的に実行される。
本実施動作例6でも、実施動作例2と同様な装置のタンデム作像方式のものを例にしている。
また本実施動作例では実施動作例5において、中間転写ベルト110と感光体1との離間を位置センサにより行う以外は同様であるので説明を省略する。本実施動作例6においても、ヒューマンエラーである現像剤排出口13の開口忘れを防止できる。更に、中間転写ベルトの離間忘れという第2のヒューマンエラーも防止できる。
(実施動作例7)
前記実施動作例1〜6と同様に、現像剤排出モードを実行するように前記同様に画像形成装置本体100の操作部のボタンを操作すると、制御部501によって現像剤排出モードが図14のフローチャートのStartに従い、自動的に実行される。
本実施動作例7でも、実施動作例2において、複数の作像ユニットがセットされており中間転写ベルト110が感光体1から離間可能な構成の中間転写ベルトを用いたタンデム作像方式のものを例にして説明する。
まず中間転写ベルト110のカム位置センサを起動して離間しているか判断する(S7−1)。中間転写ベルト接離機構は接離ブラケット・接離カムと接離検知センサで構成されている。接離カムは、図示していないモータまたは手動で回転させることができる。図12の(A)の状態でカムの凸部で接離ブラケットを上方に押し上げている状態が、中間転写ベルト110が感光体ドラム1と接触している状態である。このときカムと一体で出来ているフィラーは接離センサの光軸を切るので、この出力を検知して当接していると判断する。たとえばセンサが発光手段と受光手段からなり、その受光の有無により直接にセンシングを行って検知する例を挙げることができる。このS7−1の判断以外は前記した実施動作例5のS5−1以降の動作と同様であるので説明を省略する。本実施動作例7においても、ヒューマンエラーである現像剤排出口13の開口忘れを防止できる。更に、中間転写ベルト110の離間忘れという第2のヒューマンエラーも防止できる。しかも、中間転写ベルト110の接しているか離れているかの接離の判断を、従来から設置している中間転写ベルト接離機構を利用しているので、コストダウンが図れる。なお本発明で用いられている開口感知センサ511として、直接的に検知するセンサあるいは間接的に検知するセンサのいずれも用いることもできる。これらの直接に検知するセンサとしては前記しているが、間接的に検知するセンサとしては、透磁率センサ510、トルクセンサなどを挙げることができる。
(実施動作例8)
前記実施動作例と同様に、現像剤排出モードを実行するように、前記同様、画像形成装置本体100の操作部のボタンを操作すると、制御部501によって現像剤排出モードが図15のフローチャートのStartに従い自動的に実行される。
ここでは前記実施動作例2で、複数の作像ユニットがセットされており中間転写ベルト110が感光体ドラム1から離間可能な構成の中間転写ベルト110を用いたタンデム作像方式の場合を説明する。感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ503を起動し(S8−1)、次いで感光体モータトルクセンサを起動させる(S8−2)。次にこの感光体トルクセンサにより計測されたトルク値が、閾値Trefよりも小さいか否かを判断する(S8−3)。感光体トルクセンサにより計測されたトルク値が、閾値Trefよりも大きい場合には当接していると判断する(S8−3/NO)。中間転写ベルト110が感光体ドラム1と接触している場合は作像させる状態なので、1次転写ローラで感光体ドラム1に中間転写ベルト110が圧接されているのでトルク値が大きくなる。離間していた場合には現像剤充填動作許可をして終了する(S8−3/YES→S8−7)。大きい場合は中間転写ベルト110が感光体ドラム1に当接していると判断して、現像剤排出動作許可をしないで終了する(S8−3/NO→S8−8)。現像剤排出動作の実行はこの判断に基づいて行う。この判断により、ヒューマンエラーである現像剤排出口13の開口忘れを防止できる。更に、中間転写ベルト110の離間忘れという第2のヒューマンエラーも防止できる。しかも、中間転写ベルト110の接離判断を従来から設置している感光体駆動トルクセンサを利用しているのでコストダウンが図れる。このセンサは、通常はモータの負荷が異常に重くなった場合に異常を検知するために使われている、例えば駆動電流検知手段でも良い。
以上のように、本発明では、2成分現像剤の交換の際にトナーの凝集体を形成せずに、また現像剤の排出をする現像装置4の現像剤排出口13の開閉の有無を自動的に確認可能に行うことができるので、現像装置4の逆転によるトナーの凝集体の形成を防止すると共に、画像形成装置へのトナーの飛散も防止できる。
本発明では、また、上記した実施動作例を実行するために、図8以降のフローチャートに示すようなフローを画像形成装置で行うためのプログラムも、含まれている。このようなプログラムは、持ち運び可能な記録媒体に記憶したり、この記憶媒体から、ネットワークを介して、あるいは直接に画像形成装置にダウンロードしてソートしてもよく、前記プログラムをサーバなどからダウンロードしたコンピュータ、サーバあるいは画像形成装置(自機以外でもよい)から、ソートするようにして、目的の画像形成装置の動作を実行することもできる。また本発明中、感光体ドラムを例にして説明しているが、公知の感光体ベルトなど、画像形成装置に用いられる感光体に代えてもよく、本発明に含まれていることは言うまでもない。
1 感光体ドラム(感光体)、4 現像装置、5 現像ローラ、6 回収スクリュー、7 回収搬送路、7e 回収搬送路端部、8 供給スクリュー、9 供給搬送路、10 攪拌搬送路、10e 撹拌搬送路端部、11 攪拌スクリュー、12 現像ドクタ、13 現像剤排出口、14 張架ローラ、15 駆動ローラ、16 二次転写バックアップローラ、17 中間転写ユニット、 18 プロセスカートリッジ、20 画像形成ユニット、21 光書込装置、22 二次転写装置、23 張架ローラ、24 紙搬送ベルト、25 定着装置、26 定着ベルト、27 加圧ローラ、90 ベルトクリーニング装置、100 プリンタ装置本体(画像形成装置本体)、110 中間転写ベルト、 133 第一仕切り壁、134 第二仕切り壁、135 埋め部材、200 給紙装置、300 スキャナ、501 制御部、502 I/O制御部、503 感光体ドラム・帯電ローラ駆動モータ、 504 感光体クリーニング駆動モータ、505 現像駆動モータ、506 QLランプ(除電ランプ)、507 帯電ACバイアス、508 帯電DCバイアス、509 現像バイアス、510 STセンサ(透磁率センサ)、511 開口感知センサ
特開平6−230668号公報 特開平11−272062号公報

Claims (7)

  1. 磁性キャリアとトナーとからなる2成分現像剤を表面上に担持して回転し潜像担持体と対向する箇所で該潜像担持体の表面の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体の軸線方向に沿って現像剤を搬送し該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給搬送部材を備えた現像剤供給搬送路と、
    該潜像担持体と対向する箇所を通過後の該現像剤担持体上から回収された該現像剤を該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該現像剤供給搬送部材と同方向に搬送する現像剤回収搬送部材を備えた現像剤回収搬送路と、
    現像に用いられずに該現像剤供給搬送路の搬送方向の最下流側まで搬送された余剰現像剤と、該現像剤担持体から回収され該現像剤回収搬送路の搬送方向の最下流側まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該現像剤担持体の軸線方向に沿って、且つ、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材とは逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を備え、該現像剤を該現像剤供給搬送路に供給する現像剤攪拌搬送路とを有し、
    該現像剤回収搬送路、該現像剤供給搬送路及び該現像剤攪拌搬送路からなる3つの現像剤搬送路はそれぞれ仕切り部材により仕切られ、該現像剤攪拌搬送路と該現像剤回収搬送路とは略同じ高さに設けられ、該現像剤供給搬送路は他の2つの該現像剤搬送路の上方に位置するように設けられ、該現像剤搬送路にトナーの補給がなされる現像装置を有する画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、前記2成分現像剤を排出する開閉可能な現像剤の排出口を有する前記現像装置と、前記現像剤の排出口が開口か否かを判断する判断手段とを有し、前記判断手段は、前記排出口の開口か否かを検知して、前記現像装置が画像形成の際に撹拌する方向と反対の方向に撹拌する許可を行うか、前記現像剤を排出する動作を中断させるかを判断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判断手段は、前記排出口の開口か否かを、トナー濃度センサの出力値と所定の閾値とを比較して判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判断手段は、前記排出口の開口か否かを、現像部駆動トルクの値を所定値と比較して判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記現像剤の回収のための収容容器が設置されているか否かを判断する第二の判断手段をさらに有し、前記収容容器が設置されていることを前記第二の判断手段で判断した後に、前記現像剤の排出口が開口か否かを判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、複数の作像ユニットと、前記作像ユニットの各感光体からの接触か離間の可能な中間転写ベルトとを有するタンデム作像方式であり、前記画像形成装置は、前記接触か離間のいずれであるかを判断する第三の判断手段をさらに有し、前記第三の判断手段で前記中間転写ベルトが前記感光体から離間しているか否かを判断した後に、前記現像剤の排出口が開口か否かを判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第三の判断手段は、前記中間転写ベルトの前記接触か離間かを、位置センサ、前記中間転写ベルトを接触か離間させるカムの回転位置センサ、または、前記中間転写ベルト駆動トルクのいずれかで検知するものであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 電子写真方式の画像形成装置におけるトナーとキャリアとからなる現像剤を回収するための画像形成装置に動作を実行するためのプログラムであって、
    前記排出口の開口か否かを検知して前記いずれかのステップにするかを判断するステップの後に、前記現像剤を撹拌する第1の方向である正転方向と反対の逆転方向に撹拌する許可のステップか、前記現像剤の排出する動作を中断させるステップかを選択するステップを設けたことを特徴とするプログラム。
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