JP2011103725A - 力率改善型スイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乗算器22は、Iy生成器16の電流信号と、全波整流器の出力電圧の分圧値に対応するVx生成器18からの電圧信号を乗算している。この乗算結果は、電流誤差増幅器24の非反転入力端子へ電流基準信号Vmulとして出力される。電流ピーク波形生成回路50はインダクタ電流のピーク値の包絡線波形を生成する。Iz生成器20sはこの包絡線波形が過電流保護回路30に設定された第3の閾値より小さな第1の閾値を超えたとき、乗算器22へ出力する電流信号の大きさを調整して電流基準信号Vmulを低下させることによりインダクタ電流を抑制する。
【選択図】図1
Description
図14の従来の力率改善型スイッチング電源装置は平均電流制御方式や平均電流モード制御などと呼ばれている制御方式を採用していて、力率改善制御回路10Aは、直流出力電圧Voutを安定化しながら交流の商用電源2側に流れる電流を交流入力電圧と同位相の正弦波状に制御するものである。力率改善制御回路10Aのフィードバック電圧入力端子FBは、直流出力電圧Voutに対する電圧指令値を設定する基準電圧源12とともに電圧誤差増幅器14の入力端子に接続されている。この電圧誤差増幅器14では、直流出力電圧Voutの検出値(この場合は分圧値)と基準電圧源12の電圧指令値との差を増幅した電圧誤差信号を生成する。そして、電圧誤差増幅器14の電圧誤差信号は、Iy生成器16に入力されて電圧誤差を示す電流信号Iyに変換される。
この図15に示すように、OCP閾値Isでインダクタ電流ILのピーク値を制限すると、スイッチング周期T1〜T4において、オン期間Tonでの電流上昇の傾斜角、およびオフ期間Toffでの電流降下の傾斜角が変化していないにもかかわらず、オン期間Tonとオフ期間Toffとの割合(オンデューティ)が変化する。このような現象をサブハーモニック発振といい、このサブハーモニック発振が起こると、負荷電流が安定しなくなることがあった。また、サブハーモニック発振が起こっていると出力電圧に含まれるリップル電圧が増加し、あるいは電流変化が20kHz以下の可聴領域に入ってくることがあって、それらは音鳴きとして問題視されている。
また、力率改善型スイッチング電源装置の別の保護機能としては、上述した過電圧保護(OVP)機能を持つ過電圧保護回路を用いることによって、出力電圧が何らかの原因で負荷8の耐圧を超えないように保護することが考えられる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態である連続モードで動作する力率改善型スイッチング電源装置は、力率改善制御回路10Aを力率改善制御回路10Asに置き換えた以外は、平均電流制御方式や平均電流モード制御などと呼ばれている制御方式を採用している図14に示す力率改善型スイッチング電源装置と同じ構成である。
図2は、反転増幅回路25およびソフトOCP機能の実現に用いられる電流ピーク波形生成回路50の具体的構成を示す回路図である。ここでは、インダクタ電流信号生成用入力端子ISからの電圧信号が負電位であるため、反転増幅回路25では、これを正電位のインダクタ電流信号に変換している。また、ソフトOCP機能とは、インダクタ電流ILがある閾値を超えるとインダクタ電流ILをいきなりオフにするのではなく、以下に詳述するようなインダクタ電流ILを徐々に抑制していく機能をいう。
Iz生成器20sは、定電流源42,44と、4つのMOSトランジスタQ4〜Q7とから構成されている。ここでは、MOSトランジスタQ4とQ5によって前段のカレントミラー回路を構成し、MOSトランジスタQ6とQ7によって後段のカレントミラー回路を構成している。
同図(A)は、インダクタ電流信号(実線)およびそのピーク値の包絡線波形(上部の破線)を示している。同図(B)は、インダクタ電流信号のピーク値の包絡線波形のみを示している。同図(C)は、電流ピーク波形生成回路50からIz生成器20sに入力する電流ピーク波形信号Iaと電流閾値(I42)の関係を示している。同図(D)は、Iz生成器20sの後段のカレントミラー回路から出力される電流信号Ibを示している。また、同図(E)は、ゲイン調整信号として乗算器22に出力される電流信号Izを示している。
ここでは、設定されたソフトOCPレベルを決める第1の閾値に対して、本発明の電流ピーク波形生成回路50(図2)およびIz生成器20s(図3)により、インダクタ電流ILがどのように調整されるかを示している。ここで第1の閾値を決めるのは、図3に示す定電流源42の電流値I42である。すなわち、図4(C)において電流ピーク波形信号Iaが電流値I42を超えるタイミングが、図5においてインダクタ電流がソフトOCPレベルを超えるタイミングとなる。図5は、実線により本実施の形態におけるインダクタ電流ILを示すとともに、点線によって従来のインダクタ電流ILを併せて示している。本実施の形態の場合は、第1の閾値を超えると乗算器22のゲインを下げて(下げる程度は、インダクタ電流ILと第1の閾値の差に対し単調増加となる。)インダクタ電流ILの上昇が抑えられることによって、電圧波形が全体として低減される。そのため、インダクタ電流ILのサブハーモニック発振による音鳴きをなくすことができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態である連続モードで動作する力率改善型スイッチング電源装置の力率改善制御回路10Bsを示す回路図である。この力率改善制御回路10Bsが第1の実施の形態のものと異なる点は、過電流保護回路30に代えて過電圧保護回路40を設けて、出力直流電圧が設定値以上に上昇した場合にスイッチング素子6のオン・オフ動作を停止したことである。また、Iz生成器20sに代えて、ソフト過電圧保護回路60を用いて乗算器22の出力を低下させることによりインダクタ電流ILを抑制して、音鳴きを防止している。
図7は、ソフトOVP機能をもったソフト過電圧保護回路の具体的構成を示す回路図である。
同図(A)には、ソフトOVP回路60からのソフトOVP用電圧信号V60がタイミングt11でソフトOVP動作の閾値(第2の閾値)を超えて上昇し、タイミングt12でOVP機能の動作を開始する閾値である過電圧レベル(第4の閾値)に到達した後に、ソフトOVP用電圧信号V60がOVP機能の動作を解除するOVP解除の閾値(第6の閾値)に達してOVP機能が解除されるタイミングt13(なお、第6の閾値が第2の閾値より高いため、タイミングt13以降でもソフトOVP動作は続いている。)までの変動の様子を示している。そして、同図(B)と(C)にそれぞれ対応する乗算器ゲインとインダクタ電流ILの波形を示す。ここで、第2の閾値を決めるのは、定電流源64の電流値I64である。すなわち、図8においてインダクタ電流がソフトOVP動作の閾値を超えるタイミングは、図7において過電圧防止電流Icが電流値I64を超えるタイミングである。
(第3の実施の形態)
第1、および第2の実施の形態においては、電流ピーク波形生成回路50とIz生成器20s、あるいはソフトOVP回路60によって、乗算器22に入力される電流信号Izを増大させることにより乗算器22のゲインを低下させて、電流基準信号Vmulを調整するものであった。
第1の入力信号生成回路(以下、Iy生成器16sという。)は、補正信号入力部16a、V/I変換部16b、および信号出力部16cから構成されている。補正信号入力部16aは、2つのオペアンプ70,72とダイオードD3,D4、および3つの直列接続された抵抗R14,R15,R16の抵抗回路を有している。オペアンプ70は、その非反転入力端子が図7に示すソフトOVP回路60と接続され、ここにソフトOVP用電圧信号V60が入力される。このオペアンプ70の出力端子はダイオードD3を介して反転入力端子と接続されている。また、オペアンプ72は、その非反転入力端子が図2に示す電流ピーク波形生成回路50と接続され、ここにソフトOCP用電圧信号V50が入力される。このオペアンプ72の出力端子はダイオードD4を介して反転入力端子と接続されている。さらに、オペアンプ70の反転入力端子とダイオードD3の接続点は、抵抗回路の抵抗R14とR15の接続点に接続され、オペアンプ72の反転入力端子とダイオードD4の接続点は、抵抗回路の抵抗R15とR16の接続点に接続されている。なお、抵抗R16の一端は接地され、抵抗R14の一端はV/I変換部16bと接続されている。
ここで、Iy生成器16sの各部電位について、V/I変換部16bにおける抵抗R19のR18との接続点側の電位をV19、抵抗R18のR17との接続点側の電位をV18、補正信号入力部16aにおける抵抗R15のR14との接続点側の電位をV15、同じく抵抗R16のR15との接続点側の電位をV16とする。
同図(A)はV/I変換部16bの電位V18を示し、同図(B)は電流ピーク波形生成回路50のOCP用電圧信号V50を示し、同図(C)にはIy生成器16sからの電流信号Iyを示している。
I14=Vref2/(R14+R15+R16)
の大きさで流れ、オペアンプ74の出力端子側の電圧V18として、以下の電圧値が生じている。なお、抵抗R14〜R20のそれぞれの抵抗値もR14〜R20で示す。
このとき、電圧値V15は基準電圧電源76の電位Vrefを抵抗R14と2つの抵抗R15,R16の直列抵抗とによって分圧した大きさとなり、電圧値V16は電位Vref2を抵抗R14,R15の直列抵抗と抵抗R13で分圧した大きさとなる。上述のように、ソフトOCP用電圧信号V50,ソフトOVP用電圧信号V60が電位V15,V16より小さいと、ボルテージフォロワのダイオードD3,D4の働きでこれらのボルテージフォロワがないのと同等の状態になり、これはソフトOVP機能およびソフトOCP機能が働いていない状態ということになる。
(第4の実施の形態)
図11は、本発明の第4の実施の形態における第2の入力信号生成回路の構成を示す回路図であり、図12は、図11のVx生成器によって生成される電圧信号Vxを示す図である。
図13は、Vx生成器,Iy生成器およびIz生成器を含むアナログ乗算器の一例を示す回路図である。
Ic=Io×exp(Vbe/Vt)…(11)
Ioは逆方向コレクタ飽和電流、Vtは熱電圧(=kT/q)であって、いずれも定数であり、Vbeはベースエミッタ間電圧値である。
△V1=V21−V20…(12)
である。さらに、式(11)をVbeについて書きなおすと、
Vbe=Vt×ln(Ic/Io)…(13)
となるから、式(12)は次のようにあらわすことができる。
=Vt×ln(I21/I20)…(14)
同様に、演算部22cのバイポーラトランジスタQ26,Q27では、コレクタ電流をそれぞれI26,I27、ベースエミッタ間電圧値をそれぞれV26,V27とすると、ここでもエミッタ間の電位差△V2について式(15)が成り立つ。
バイポーラトランジスタQ20,Q21とQ26,Q27では、エミッタ間の電位差△V1と△V2が等しいことから、コレクタ電流I20,I21とI26,I27の間に以下の関係が成立する。
a/b=c/dであれば、(a−b)/(a+b)=(c−d)/(c+d)となることから、式(16)は以下の式(17)のように書き換えることができる。
…(17)
演算部22cでは、バイポーラトランジスタQ26,Q27のコレクタ電流の差分(=I26−I27)が信号出力部22dへの電流出力Ioutとなる。そこで、I21+I20をI1、I26+I27をI2、I21−I20を△iとすると、式(17)を
Iout=I2×△i/I1…(18)
に書き換えることができる。すなわち、演算部22cは、I2×△iの乗算器として機能し、I1の除算器としても機能することがわかる。
4 全波整流器
6 スイッチング素子
8 負荷
10,10A,10B,10As,10Bs,10Cs,10Ds 力率改善制御回路
12 基準電圧源
14 電圧誤差増幅器
16,16s Iy生成器(第1の入力信号生成回路)
16a 補正信号入力部
16b V/I変換部
16c 信号出力部
18,18s Vx生成器(第2の入力信号生成回路)
18a 補正信号入力部
18b V/I変換部
18c 信号出力部
20,20s Iz生成器
22,22s 乗算器
22a V/I変換部
22b 信号入力部
22c 演算部
22d 信号出力部
24 電流誤差増幅器
25 反転増幅回路
26 発振回路(OSC)
28 PWMコンパレータ
30 過電流保護回路
32 アンド回路
34 ドライバ回路
40 過電圧保護回路
42,44 定電流源
50 電流ピーク波形生成回路
50a ピーク電流保持部
50b 信号出力部
52 基準電圧電源
54 オペアンプ
56 オペアンプ
60 ソフト過電圧保護回路(ソフトOVP回路)
60a 電圧検出部
60b 信号出力部
62 オペアンプ
64 定電流源
66 定電流源
70,72 オペアンプ
74 オペアンプ
76 基準電圧電源
78 オペアンプ
80,84 定電流源
86 基準電圧電源
88 定電流源
C1〜C2 コンデンサ
D1〜D4 ダイオード
FB フィードバック電圧入力端子
Ia 電流ピーク波形信号
IS インダクタ電流信号生成用入力端子
Q1〜Q33 トランジスタ
R1〜R25,Rout 抵抗
V50 ソフトOCP用電圧信号
V60 ソフトOVP用電圧信号
VDET 乗算器入力端子
Claims (15)
- ダイオードブリッジにて全波整流された交流入力電圧に基づいて、インダクタとスイッチング素子と出力コンデンサとを有する昇圧型コンバータの直流出力電圧を負荷に供給する力率改善型スイッチング電源装置において、
出力電圧の検出値と基準電圧の差を増幅した電圧誤差信号と、前記全波整流された交流入力電圧の検出値との乗算を行う乗算器と、
該乗算器の出力および前記インダクタに流れるインダクタ電流を検出したインダクタ電流信号に基づき前記スイッチング素子をオン・オフ制御する制御回路と、
前記インダクタ電流信号のピーク値に追随する波形もしくは該追随する波形に相似な波形の電流ピーク波形信号を生成する電流ピーク波形生成回路、並びに、前記出力電圧に比例するソフト過電圧検出電圧を生成するソフト過電圧検出電圧生成回路、の中の少なくとも1つの回路と、
を備え、
前記電流ピーク波形信号が第1の閾値を超えたときは前記電流ピーク波形信号に応じて前記乗算器の出力を低下させる、もしくは前記ソフト過電圧検出電圧が第2の閾値を超えたときは前記ソフト過電圧検出電圧に応じて前記乗算器の出力を低下させることを特徴とする力率改善型スイッチング電源装置。 - 前記電流ピーク波形信号と前記第1の閾値との差が大きくなると、前記電流ピーク波形信号が前記第1の閾値を超えたときの前記乗算器の出力の低下量が単調増加することを特徴とする請求項1記載の力率改善型スイッチング電源装置。
- 前記ソフト過電圧検出電圧と前記第2の閾値との差が大きくなると、前記ソフト過電圧検出電圧が前記第2の閾値を超えたときの前記乗算器の出力の低下量が単調増加することを特徴とする請求項1記載の力率改善型スイッチング電源装置。
- 前記制御回路は、
前記インダクタ電流信号と前記乗算器の出力の差を増幅した電流誤差信号を出力する電流誤差増幅器と、
前記電流誤差信号によって前記スイッチング素子のオン・オフ期間をパルス幅変調制御するPWM比較器と、
を備えていることを特徴とする請求項1記載の力率改善型スイッチング電源装置。 - 前記第1の閾値より高い第3の閾値が設定され、前記インダクタ電流信号が前記第3の閾値を超えたことを検出して過電流検出信号を出力する過電流保護回路を備え、
前記過電流検出信号により前記スイッチング素子をオフにすることを特徴とする請求項1記載の力率改善型スイッチング電源装置。 - 前記過電流保護回路にはさらに前記第1の閾値より高く前記第3の閾値より低い第5の閾値が設定され、前記インダクタ電流信号が前記第3の閾値を超えて前記過電流検出信号が出力されると、前記過電流検出信号が前記第5の閾値に達するまでは前記過電流検出信号を出力したままとすることを特徴とする請求項5記載の力率改善型スイッチング電源装置。
- 前記第2の閾値より高い第4の閾値が設定され、前記ソフト過電圧検出電圧が前記第4の閾値を超えたことを検出して過電圧検出信号を出力する過電圧保護回路を備え、
前記過電圧検出信号により前記スイッチング素子をオフにすることを特徴とする請求項1記載の力率改善型スイッチング電源装置。 - 前記第2の閾値より高く前記第4の閾値より低い第6の閾値が設定され、前記ソフト過電圧検出電圧が前記第4の閾値を超えたことを検出して過電圧検出信号を出力すると、前記過電圧検出信号が第6の閾値に達するまでは前記過電圧検出信号を出力したままとすることを特徴とする請求項7記載の力率改善型スイッチング電源装置。
- 前記電圧誤差信号を第1の入力信号に変換して出力する第1の入力信号生成回路と、
前記交流入力電圧の検出値を第2の入力信号に変換して出力する第2の入力信号生成回路と、
を備え、
前記乗算器は前記第1の入力信号および前記第2の入力信号を用いて前記乗算を行うことを特徴とする請求項1記載の力率改善型スイッチング電源装置。 - 前記第1の入力信号生成回路に前記電流ピーク波形信号を供給することによって、前記第1の入力信号を低減して前記乗算器の出力を低減するようにしたことを特徴とする請求項9記載の力率改善型スイッチング電源装置。
- 前記第2の入力信号生成回路に前記電流ピーク波形信号に応じた電圧信号を供給することによって、前記第2の入力信号を低減して前記乗算器の出力を低減するようにしたことを特徴とする請求項9記載の力率改善型スイッチング電源装置。
- 前記乗算器は前記乗算器のゲインを決めるバイアス電流を有し、
前記電流ピーク波形信号が前記第1の閾値を超えたとき、前記電流ピーク波形信号の増大に応じて前記乗算器のゲインがより低下するよう前記バイアス電流を変更することを特徴とする請求項9記載の力率改善型スイッチング電源装置。 - 前記第1の入力信号生成回路に前記ソフト過電圧検出電圧に応じた電圧信号を供給することによって、前記第1の入力信号を低減して前記乗算器の出力を低減するようにしたことを特徴とする請求項9記載の力率改善型スイッチング電源装置。
- 前記第2の入力信号生成回路に前記ソフト過電圧検出電圧に応じた電圧信号を供給することによって、前記第2の入力信号を低減して前記乗算器の出力を低減するようにしたことを特徴とする請求項9記載の力率改善型スイッチング電源装置。
- 前記乗算器は前記乗算器のゲインを決めるバイアス電流を有し、
前記ソフト過電圧検出電圧が前記第2の閾値を超えたとき、前記ソフト過電圧検出電圧の増大に応じて前記乗算器のゲインがより低下するよう前記バイアス電流を変更することを特徴とする請求項14記載の力率改善型スイッチング電源装置。
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