JP2011083782A - プレス機械のダイクッション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃力がエネルギー回生機構に直接作用せず、耐久性及び耐衝撃性が高く、エネルギー効率を高め、かつエネルギーの回生ができるプレス機械のダイクッション装置を提供する。
【解決手段】ブランクホルダ5の下方に位置しブランクホルダと同期して上下動可能なクッションパッド7と、サーボモータ22とボールねじ24の組合せにより制動部材26を所定の直線に沿って駆動可能でありかつ制動部材26の直線運動からエネルギーを回生可能なリニア駆動装置20と、クッションパッド7の速度を封入された液圧を介して増速して制動部材26に伝達し、かつ制動部材26の速度を封入された液圧を介して減速してクッションパッド7に伝達する液圧式変速装置30とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、エネルギー効率が高く、かつエネルギーの回生ができるプレス機械のダイクッション装置に関する。
ダイクッション装置は、プレス機械において上金型とブランクホルダの間にワークを挟みワークのしわ押さえ力(クッション力)を発生する装置である。
従来から、プレス機械のダイクッション装置として、種々の方式のものが提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特許文献1は油圧増力リニアモータ式であり、特許文献2、3は、ボールねじ式である。
特許文献1のダイクッション装置は、図1に示すように、本体容器51と、本体容器51の内壁に沿って移動可能な可動体52と、本体容器51の内部に連通するように接続されたシリンダ53と、シリンダ53に設けられた固定子57と、シリンダ53の内壁に沿って摺動するピストンヘッド54と、ピストンヘッド54に取り付けられたピストンロッド55と、ピストンロッド55に接続された移動子58と、を備え、作動液Lが本体容器51及びシリンダ53に共通して収容されると共に可動体52及びピストンヘッド54により密閉されており、シリンダ53の断面積が可動体の面積より小さく、且つ固定子57及び移動子58でリニアモータを構成し、リニアモータを駆動し、ピストンヘッド54がピストンロッド55を介してシリンダ53内をスライドし、シリンダ53に収容された作動液Lが本体容器51に流出入して、可動体52を移動させるものである。
特許文献2のダイクッション装置は、ボールねじをタイミングベルト等の減速機構を介してサーボモータで駆動するものである。
特開2008−280907号公報、「リニアモータ式加圧ポンプ及びそれを備えたダイクッション装置」 特開2006−000908号公報、「ダイクッション装置」 特開2006−055872号公報、「ダイクッション装置」
上述した油圧増力リニアモータ式のダイクッション装置(特許文献1)は、リニアモータの効率は回転モータと比較して低く、それ故にエネルギー回生効率の限界が低くなってしまう。換言すればリニアモータは損失が大きく、そのため冷却水等でコイルを強制冷却する場合が多く、装置全体のエネルギー効率が低下し、配管が複雑化してしまう問題点があった。
また、ボールねじ式のダイクッション装置(特許文献2)は、衝撃力がボールねじに直接作用するため駆動機構の強度および耐久性の確保が困難である問題点があった。
そのため、別途、例えば特許文献3に開示された衝撃緩和機構が必要となる問題点があった。
さらに、エアクッションを併用した場合に、従来の油圧増力リニアモータ式のダイクッション装置の場合、クッションパッドの上昇速度が制御できず、かつ任意の位置で位置保持することができない問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。
すなわち、本発明の第1の目的は、衝撃力がエネルギー回生機構に直接作用せず、耐久性及び耐衝撃性が高く、エネルギー効率を高め、かつエネルギーの回生ができるプレス機械のダイクッション装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、エアクッションを併用した場合でも、クッションパッドの上昇速度を制御でき、かつ任意の位置で位置保持することができるプレス機械のダイクッション装置を提供することにある。
本発明によれば、プレス機械の上金型とブランクホルダの間にワークを挟み、該ブランクホルダにクッションパッドを介して上向きのクッション力を付加しながらこれを上下動させるプレス機械のダイクッション装置であって、
サーボモータとボールねじの組合せにより制動部材を所定の直線に沿って駆動可能でありかつ該制動部材の直線運動からエネルギーを回生可能なリニア駆動装置と、
前記クッションパッドの速度を封入された液圧を介して増速して前記制動部材に伝達し、かつ前記制動部材の速度を前記液圧を介して減速してクッションパッドに伝達する液圧式変速装置と、を備えたことを特徴とするプレス機械のダイクッション装置が提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記液圧式変速装置は、前記クッションパッドの下方に位置しブランクホルダと共に上下動可能な大径ピストンと、
前記制動部材に連結されこれと共に直線運動しかつ前記大径ピストンより直径が小さい小径ピストンと、
前記大径ピストン及び小径ピストンをそれぞれ独立して軸方向に移動可能に案内し、その間に非圧縮性の第1作動液が封入されたパスカルシリンダと、を有する。
また、前記パスカルシリンダは、大径ピストンのロッド側を液密にシールする上室と、小径ピストンのロッド側を液密にシールする下室と、大径ピストンと小径ピストンの間を液密にシールする中室と、を有し、
前記上室と下室は、非圧縮性の第2作動液が封入され、かつ上下流通配管で連通されている。
さらに、前記上下流通配管に設けられ前記上室と下室を連通する連通位置と、上室から下室への第2作動液の逆流を阻止する逆止位置とに切り替え可能な上室閉鎖弁と、
該上室閉鎖弁を前記連通位置又は逆止位置に切り替える閉鎖弁制御器とを備える。
上記本発明の構成によれば、液圧式変速装置を備え、衝撃力が作用するクッションパッドの上下動を封入された液圧を介してパスカルの原理によりリニア駆動装置の制動部材に増速して伝達するので、エネルギー回生機構(リニア駆動装置)に作用する衝撃力を緩和し、耐久性及び耐衝撃性を高めることができ、かつ増速した制動部材により高い効率でエネルギーの回生ができる。
また、この液圧式変速装置は、リニア駆動装置の制動部材の直線運動を封入された液圧を介してクッションパッドの上下動に減速するので、回生したエネルギーを再利用することができ、全体のエネルギー効率を高めることができる。
特にエネルギーを回生可能なリニア駆動装置が、サーボモータとボールねじの組合せであるので、この組合せにより効率が高い装置を実現できる。
さらに、非圧縮性の第2作動液が封入されかつ上下流通配管で連通された上室及び下室と、上室閉鎖弁、及び閉鎖弁制御器を備えることにより、エアクッションを併用した場合でも、クッションパッドの上昇速度を制御でき、かつ任意の位置で位置保持することができる。
特許文献1のダイクッション装置の構成図である。 本発明による第1実施形態のダイクッション装置を備えたプレス装置の全体構成図である。 本発明による第2実施形態のダイクッション装置を備えたプレス装置の全体構成図である。 本発明による第3実施形態のダイクッション装置を備えたプレス装置の全体構成図である。 本発明による第4実施形態のダイクッション装置を備えたプレス装置の全体構成図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図2は、本発明による第1実施形態のダイクッション装置を備えたプレス装置の全体構成図である。
この図において、プレス装置は、ボルスタ1の上面に固定された下金型2に対し、上下動するスライド3の下面に固定された上金型4を下降させ、下金型2と上金型4との間で図示しないワーク(被加工材:ブランクとも呼ぶ)を加圧して所定の形状にプレス成形するようになっている。
この場合、下金型2は、ボルスタ1に支持され、ボルスタ1はムービングボルスタ8を介してベッド9によって支持され、ベッド9がプレス成形荷重を受ける。
また、上金型4および下金型2によりワークをプレス成形する際に、ワークを保持するブランクホルダ5がクッションピン6を介してクッションパッド7により支持される。
ブランクホルダ5は、ワークのプレス成形時に上金型2との間でワークを保持するものであり、ワーク下面の周縁部を支持してワークのしわ押さえを行う。
クッションピン6は、ボルスタ1を貫通して上下に延びる昇降移動可能な棒状の部品である。
クッションパッド7は、上面でクッションピン6を支持している。クッションパッド7は、ブランクホルダ5の下方に位置し、ブランクホルダ5と同期して上下動する。
上述した構成によりブランクホルダ5、クッションピン6、及びクッションパッド7は、全体として一体となって上下動する。
本発明のダイクッション装置10は、プレス装置の上金型4とブランクホルダ5の間にワーク(被加工材)を挟み、ブランクホルダ5にクッションピン6とクッションパッド7を介して上向きのクッション力Fを付加しながらこれらを上下動させる装置である。
図2において、本発明のダイクッション装置10は、リニア駆動装置20と液圧式変速装置30とを備える。この図において、リニア駆動装置20と液圧式変速装置30は、左右に2組を示しているが、クッションパッド7が水平に保持される限りで、1組でも3組以上でもよい。
リニア駆動装置20は、サーボモータ22とボールねじ24の組合せにより制動部材26を所定の直線に沿って駆動可能であり、かつ制動部材26の直線運動からエネルギーを回生可能に構成されている。
この例では、リニア駆動装置20は、サーボモータ22、ボールねじ24、及び制動部材26からなり、制動部材26の上下動によりこれと螺合するボールねじ24が回転し、サーボモータ22を回転駆動して、エネルギーを回生する。回生されたエネルギーは、電力として蓄電し或いは外部に供給される。
また、逆にサーボモータ22の回転駆動により、ボールねじ24を回転駆動し、これと螺合する制動部材26を上下動させるようになっている。
液圧式変速装置30は、クッションパッド7の上下動を封入された液圧を介してリニア駆動装置20の制動部材26の直線運動に増速し、かつ制動部材26の直線運動を前記液圧を介してクッションパッド7の上下動に減速するようになっている。
液圧式変速装置30は、大径ピストン32、小径ピストン34、及びパスカルシリンダ36を有する。
大径ピストン32は、クッションパッド7の下方に位置し、ブランクホルダ5と共に上下動可能に構成されている。すなわち、この例では、ピストンロッド33が大径ピストン32の上面に連結され、かつ軸方向上方に延び、その上端がクッションパッド7とクッションピン6を介してブランクホルダ5に常に上向きのクッション力Fを付加し、これらが常に一体となって上下動するようになっている。
大径ピストン32は、円筒形の外周面を有し、その外周面に図示しない液密シール(例えばパッキンまたはピストンシール)を有し、パスカルシリンダ36のシリンダ内において、液密を保持しながら軸方向(すなわち上下方向)に自由に移動できるようになっている。
小径ピストン34は、リニア駆動装置20の制動部材26に連結され、これと共に直線運動する。
小径ピストン34は、大径ピストン32より直径が小さく(例えば1/2)、大径ピストン32と同様に円筒形の外周面を有し、その外周面に図示しない液密シール(例えばパッキンまたはピストンシール)を有し、パスカルシリンダ36のシリンダ内において、液密を保持しながら軸方向(この例では上下方向)に自由に移動できるようになっている。
この例において、小径ピストン34及びそのシリンダの軸線は鉛直であり、かつ大径ピストン32及びそのシリンダと同軸にその下方に位置する。
パスカルシリンダ36は、大径ピストン32及び小径ピストン34をそれぞれ独立して軸方向に移動可能に案内し、その間に非圧縮性の第1作動液L1が封入されている。
第1作動液L1は例えば油圧装置用の作動油であるのがよい。
非圧縮性の第1作動液L1が封入されている大径ピストン32と小径ピストン34の間を、以下「中室35」と呼ぶ。
中室35は、小径ピストン34と同一またはこれより断面積の大きい連通流路であり、中室35を流れる第1作動液L1に生じるエネルギー損失を小さくしている。なお、エネルギー損失が許容できる限りで、中室35の断面積を小径ピストン34より小さくしてもよい。
中室35は、大径ピストン用シリンダと小径ピストンシリンダが交差する段付部を有する。この段付部には円弧面またはテーパ面を設け、断面の拡大縮小によるエネルギー損失を小さくするのがよい。
上述した液圧式変速装置30の構成により、第1作動液L1に発生する液圧は大径ピストン32と小径ピストン34の両方に作用するので、パスカルの原理によって、大径ピストン32に対して小径ピストン34の移動速度を増速(例えば4倍)し、小径ピストン34の必要推力を大幅に低減(例えば1/4倍)できる。すなわち、液圧式変速装置30は、大径ピストン32の運動を小径ピストン34に増速して伝達する増速装置として機能する。
また、逆に、液圧式変速装置30は、制動部材26の直線運動を第1作動液L1に発生する液圧を介してクッションパッド7の上下動に減速して伝達する減速装置としても機能する。この場合、パスカルの原理によって、小径ピストン34に対して大径ピストン32の移動速度を減速(例えば1/4倍)し、大径ピストン32の推力を大幅に増力(例えば4倍)できる。
この例において、パスカルシリンダ36は、中室35の他に、上室37aと下室37bを有する。また上室37aと下室37bは、非圧縮性の第2作動液L2が封入され、かつ上下流通配管38で連通されている。
第2作動液L2は、好ましくは第1作動液L1と同一の作動油であるが、相違してもよい。
上室37aは、大径ピストン32のロッド側を液密にシールする。下室37bは、小径ピストン34のロッド側を液密にシールする。またこの例において、上室37a、下室37b、及び中室35は一体に成形されている。
上下流通配管38は、上室37aと下室37bを連通する第2作動液L2に生じるエネルギー損失をできるだけ小さくするように、損失の少ない配管であるのがよい。
図2において、本発明のダイクッション装置10は、さらに、上室閉鎖弁39と閉鎖弁制御器40を備える。
上室閉鎖弁39は、上下流通配管38の途中に設けられた例えばパイロット逆止弁である。上室閉鎖弁39は、上室37aと下室37bを小さいエネルギー損失で連通する「連通位置」と、上室37aから下室37bへの第2作動液L2の逆流を阻止する「逆止位置」とに、例えばパイロット逆止弁のパイロット圧により切り替え可能に構成されている。
閉鎖弁制御器40は、例えばパイロット逆止弁のパイロット圧をON/OFFして、上室閉鎖弁39を連通位置又は逆止位置に切り替えるようになっている。
この例において、本発明のダイクッション装置10は、さらに、エアクッション42およびアジャスト装置44を備える。
エアクッション42は、この例では、上下に互いに連通するエアクッション室42a,42bを有し、各エアクッション室42a,42bは図示しない外部の空圧タンクに連通しており、空気圧によりクッションパッド7に対して常時上向きのクッション力を付加するようになっている。
このエアクッション42を備えることにより、リニア駆動装置20及び液圧式変速装置30の必要出力を低減することができる。
なお、エアクッション42を備える場合には、上述した大径ピストン32のピストンロッド33の上端をクッションパッド7に機械的に連結し、大径ピストン32からクッションパッド7に上向き及び下向きの力を付加できるようになっている。
アジャスト装置44は、この例では、クッションパッド7と共に上下動するアジャストロッド44aと、アジャストロッド44aの下端に上下位置を調整可能に取付けられたストッパ44bを有し、クッションパッド7の上限位置を微調整できるようになっている。
なお、この場合、アジャストロッド44aの上端は、クッションパッド7に機械的に連結しており、クッションパッド7が上限位置以上に上昇できないようになっている。
上述した第1実施形態のダイクッション装置10によれば、液圧式変速装置30を備え、衝撃力が作用するクッションパッド7の上下動を封入された液圧を介してパスカルの原理によりリニア駆動装置20の受動部材26に増速して伝達するので、エネルギー回生機構(リニア駆動装置)に作用する衝撃力を緩和し、耐久性及び耐衝撃性を高めることができ、かつ増速した受動部材26により高い効率でエネルギーの回生ができる。
また、この液圧式変速装置30は、リニア駆動装置20の受動部材26の直線運動を封入された液圧を介してクッションパッド7の上下動に減速するので、回生したエネルギーを再利用することができ、全体のエネルギー効率を高めることができる。
さらに、エネルギーを回生可能なリニア駆動装置20が、サーボモータ22とボールねじ24の組合せであるので、この組合せにより効率が高い装置を実現できる。
また、第1実施形態のダイクッション装置10によれば、クッション能力をエアクッション42とパスカルシリンダ36の双方により発生させることにより、サーボモータ22の最大出力をサイズダウンし、ダイクッション装置10全体のコストダウンを図ることができる。
また、プレスが下死点を通過した後、エアクッション42に蓄えられたエア圧力によりクッションパッド7が上昇する際、小径ピストン34に下向きの推力をサーボモータ22およびボールねじ24により発生させることにより、下室37bから上下流通配管21を通じて上室37aの圧力が上昇するので、大径ピストン32に下向きの推力を発生させ、クッションパッド7の上昇速度を一定に保ち、或いはクッションパッド7を上昇端近傍で減速させることができる。
すなわち、クッションパッド6には常時エアクッション42による上方向への推力が発生しているため、通常運転時および停電時にクッションパッドの上昇抑止・位置保持をする場合は、パイロット逆止弁40により上室閉鎖弁39を逆止位置に切り替え、上室37a内の第2作動液L2を封じ込めることができる。
図3は、本発明による第2実施形態のダイクッション装置を備えたプレス装置の全体構成図である。
この例において、パスカルシリンダ36は、第1実施形態における上室37aと下室37bを備えず、大径ピストン32のロッド側と小径ピストン34のロッド側は開放されている。また、第1実施形態における上下流通配管38、上室閉鎖弁39及び閉鎖弁制御器40も省略されている。
さらに、この例において、第1実施形態におけるエアクッション42およびアジャスト装置44も省略されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
上述した第2実施形態のダイクッション装置10によっても、第1実施形態と同様の液圧式変速装置30を備えるので、エネルギー回生機構(リニア駆動装置)に作用する衝撃力を緩和し、耐久性及び耐衝撃性を高めることができ、かつ増速した受動部材により高い効率でエネルギーの回生ができる。
また、同様に、回生したエネルギーを再利用することができ、全体のエネルギー効率を高めることができ、効率が高い装置を実現できる。
図4は、本発明による第3実施形態のダイクッション装置を備えたプレス装置の全体構成図である。
この例において、パスカルシリンダ36は、小径ピストン34を水平方向に直線運動させるようになっている。小径ピストン34の移動方向は、水平以外、例えば傾斜させてもよい。
その他の構成は、第2実施形態と同様である。なお、この例において、第1実施形態と同様に、上室37a、下室37b、上下流通配管38、上室閉鎖弁39、閉鎖弁制御器40、エアクッション42およびアジャスト装置44を備えてもよい。
この構成により、設置スペースを有効に活用することができる。また、第1実施形態と同様の液圧式変速装置30を備えるので、エネルギー回生機構(リニア駆動装置)に作用する衝撃力を緩和し、耐久性及び耐衝撃性を高めることができ、かつ増速した受動部材により高い効率でエネルギーの回生ができる。また、同様に、回生したエネルギーを再利用することができ、全体のエネルギー効率を高めることができ、効率が高い装置を実現できる。
図5は、本発明による第4実施形態のダイクッション装置を備えたプレス装置の全体構成図である。
この例において、第1実施形態におけるリニア駆動装置20のボールねじ24と制動部材26を、ピニオン27とラック28に置き換えている。ピニオン27とラック28は、複数のリニア駆動装置20のうち、一部のボールねじ24と制動部材26をピニオン27とラック28に置き換えてもよく、全部を置き換えてもよい。
その他の構成は、第2実施形態と同様である。なお、この例において、第1実施形態と同様に、上室37a、下室37b、上下流通配管38、上室閉鎖弁39、閉鎖弁制御器40、エアクッション42およびアジャスト装置44を備えてもよい。
この構成により、リニアモータと比して高効率な装置とできる。また、第1実施形態と同様の液圧式変速装置30を備えるので、エネルギー回生機構(リニア駆動装置)に作用する衝撃力を緩和し、耐久性及び耐衝撃性を高めることができ、かつ増速した受動部材により高い効率でエネルギーの回生ができる。また、同様に、回生したエネルギーを再利用することができ、全体のエネルギー効率を高めることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 ボルスタ、2 下金型、3 スライド、4 上金型、
5 ブランクホルダ、6 クッションピン、7 クッションパッド、
8 ムービングボルスタ、9 ベッド、
10 ダイクッション装置、
20 リニア駆動装置、22 サーボモータ、
24 ボールねじ、26 制動部材、
27 ピニオン、28 ラック、
30 液圧式変速装置、
32 大径ピストン、33 ピストンロッド、
34 小径ピストン、35 中室、
36 パスカルシリンダ、37a 上室、37b 下室、
38 上下流通配管、39 上室閉鎖弁(パイロット逆止弁)、
40 閉鎖弁制御器、42 エアクッション、
42a,42b エアクッション室、
44 アジャスト装置、44a アジャストロッド、
44b ストッパ

Claims (4)

  1. プレス機械の上金型とブランクホルダの間にワークを挟み、該ブランクホルダにクッションパッドを介して上向きのクッション力を付加しながらこれを上下動させるプレス機械のダイクッション装置であって、
    サーボモータとボールねじの組合せにより制動部材を所定の直線に沿って駆動可能でありかつ該制動部材の直線運動からエネルギーを回生可能なリニア駆動装置と、
    前記クッションパッドの速度を封入された液圧を介して増速して前記制動部材に伝達し、かつ前記制動部材の速度を前記液圧を介して減速してクッションパッドに伝達する液圧式変速装置と、を備えたことを特徴とするプレス機械のダイクッション装置。
  2. 前記液圧式変速装置は、前記クッションパッドの下方に位置しブランクホルダと共に上下動可能な大径ピストンと、
    前記制動部材に連結されこれと共に直線運動しかつ前記大径ピストンより直径が小さい小径ピストンと、
    前記大径ピストン及び小径ピストンをそれぞれ独立して軸方向に移動可能に案内し、その間に非圧縮性の第1作動液が封入されたパスカルシリンダと、を有することを特徴とする請求項1に記載のダイクッション装置。
  3. 前記パスカルシリンダは、大径ピストンのロッド側を液密にシールする上室と、小径ピストンのロッド側を液密にシールする下室と、大径ピストンと小径ピストンの間を液密にシールする中室と、を有し、
    前記上室と下室は、非圧縮性の第2作動液が封入され、かつ上下流通配管で連通されている、ことを特徴とする請求項2に記載のダイクッション装置。
  4. 前記上下流通配管に設けられ前記上室と下室を連通する連通位置と、上室から下室への第2作動液の逆流を阻止する逆止位置とに切り替え可能な上室閉鎖弁と、
    該上室閉鎖弁を前記連通位置又は逆止位置に切り替える閉鎖弁制御器とを備える、ことを特徴とする請求項3に記載のダイクッション装置。
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