JP5418154B2 - ダイクッション装置の制御装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、プレス機械用ダイクッション装置の制御装置及び方法に関する。
ダイクッション装置は、プレス機械において上金型とブランクホルダの間にワークを挟みワークのしわ押さえ力(クッション力)を発生する装置である。
従来から、プレス機械のダイクッション装置として、種々の方式のものが提案されている(例えば、特許文献1〜3)。なお、特許文献4、5は、本願と関連する発明である。
特許文献1は、電動式であり、駆動機構に電動機で駆動するボールねじ等の送りねじと歯車を用いるものである。
特許文献2は、リニアモータ式であり、リニアモータによりブランクホルダを直接駆動するものである。
特許文献3は、油圧式であり、油圧シリンダを用いてブランクホルダを直接駆動するものである。
特許第3241803号公報、「プレスのNCサーボダイクッション装置」 特開2007−301612号公報、「ダイクッション装置」 特開平07−24600号公報、「プレスの油圧ダイクッション装置」 特願2008−296519号、「プレス機械のダイクッション装置」、未公開 特開2009−29617号公報、「制振位置決め制御方法および装置」
上述した電動式のダイクッション装置(特許文献1)は、駆動機構にボールねじ等の送りねじや歯車を利用しているため、耐衝撃性に欠け、駆動機構の強度および耐久性の確保が困難である問題点があった。
また、リニアモータ式のダイクッション装置(特許文献2)は、ブランクホルダを直接駆動するリニアモータに要求される推力が大きく、この大推力を有するリニアモータの製作が実質的に不可能、或いは非常に困難であった。
さらに、油圧式のダイクッション装置(特許文献3)は、ブランクホルダを駆動する油圧シリンダのクッション速度およびクッション能力を油圧サーボ弁で制御するため、油圧サーボ弁によるエネルギー損失が大きく、かつエネルギーの回生ができないためエネルギー効率が低い問題点があった。
そこで、本願発明の出願人は、構成機器が少なくシンプルな構造により容易に実現でき、耐久性及び耐衝撃性が高く、エネルギー効率が高く、かつエネルギーの回生ができるプレス機械のダイクッション装置を創案し、出願した(特許文献4、現時点で未公開)。
図1は、特許文献4のダイクッション装置の模式図である。
この図において、ダイクッション装置10は、出力ピストン12、制御ピストン14、パスカルシリンダ16、及びリニア駆動装置18を備えている。
出力ピストン12は、ワークを保持するブランクホルダ(図示せず)の下方に位置しブランクホルダと同期して上下動可能に構成されている。すなわち、この例では、出力ピストン12のピストンロッドが軸方向上方に延び、その上端がクッションパッド7を介してブランクホルダに常に上向きのクッション力Fを付加し、これらが常に一体となって上下動するようになっている。
この構成により、従来熱として損失していたエネルギーをモータジェネレータ18cで電力回生できるため省エネルギーに貢献することができる。
しかし、特許文献4のダイクッション装置の場合、出力ピストン12と制御ピストン14の間の主連通流路16cに発生する液圧を介して力を伝達するため、主連通流路16cの液圧(作動油)の体積変化に比例する力がシリンダに伝達される「ばね−質点系」の挙動となるため、液体の振動抑制が困難である問題点があった。
そのため、特にモータジェネレータ18cの応答遅れが大きい場合に、フィードバックゲインを大きくとれないため、プレス接触前に予圧を与える場合や、成形中にクッション力を変化させる場合など、短時間でクッション力を変化させる必要がある場合に、非定常な動作への応答が不十分となる問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、出力ピストンに作用する衝撃力を封入された液体に発生する液圧を介して制御ピストンに伝達してエネルギーを回生でき、かつ短時間でクッション力を変化させる必要がある場合でも、液圧の体積変化に起因する液体の残留振動を抑制することができるダイクッション装置の制御装置及び方法を提供することにある。
本発明によれば、周期的に上下動する上下動部材と、該上下動部材の下死点近傍で上下動部材に上向きのクッション力を与える出力ピストンと、該出力ピストンに作用する下向きの力を封入された液体を介して制御ピストンに伝達するパスカルシリンダと、前記制御ピストンを駆動しかつこれに駆動されてエネルギー回生可能なリニア駆動装置とを備えたダイクッション装置の制御装置であって、
前記クッション力を前記液体の固有周期の整数倍で直線状に変化させ、クッション力変化時の液体の残留振動を抑制するジャーク一定制御器を有する、ことを特徴とするダイクッション装置の制御装置が提供される。
本発明の実施例によれば、固有周期演算器を有し、前記液体の温度から出力ピストンと制御ピストンの間に介在する液体の固有周期を演算する。
また、液体の残留振動を抑制しながら目標クッション力に達するように、フィードバック制御を行うフィードバック制御器を有する。
また本発明によれば、周期的に上下動する上下動部材と、該上下動部材の下死点近傍で上下動部材に上向きのクッション力を与える出力ピストンと、該出力ピストンに作用する下向きの力を封入された液体を介して制御ピストンに伝達するパスカルシリンダと、前記制御ピストンを駆動しかつこれに駆動されてエネルギー回生可能なリニア駆動装置とを備えたダイクッション装置の制御方法であって、
前記クッション力を前記液体の固有周期の整数倍で直線状に変化させ、クッション力変化時の液体の残留振動を抑制する、ことを特徴とするダイクッション装置の制御方法が提供される。
本発明の実施例によれば、前記液体の温度から出力ピストンと制御ピストンの間に介在する液体の固有周期を演算する。
また、液体の振動を抑制しながら目標クッション力に達するように、フィードバック制御を行う。
上記本発明の装置及び方法によれば、ジャーク一定制御器を有し、クッション力を出力ピストンと制御ピストンの間に介在する液体の固有周期の整数倍で直線状に変化させるので、クッション力変化時の液体の振動を抑制し、目標クッション力に変化後の残留振動を大幅に低減できる。
特に、固有周期演算器により、前記液体の固有周期を演算し、フィードバック制御器により、液体の振動を抑制しながら目標クッション力に達するように、フィードバック制御を行うことにより、ジャーク一定制御の精度を高め、目標クッション力に変化後の液体の残留振動を更に小さくできる。
特許文献4のダイクッション装置の模式図である。 本発明による制御装置を備えたダイクッション装置の構成図である。 本発明による制御装置の構成図である。 従来例による成形中のクッション力の変化を示す図である。 本発明による制御方法の説明図である。 本発明による制御方法の別の説明図である。 本発明による成形中のクッション力の変化を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図2は、本発明による制御装置を備えたダイクッション装置の構成図である。
この図において、ダイクッション装置10は、周期的に上下動する上下動部材4と、上下動部材4の下死点近傍で上下動部材に上向きのクッション力を与える出力ピストン12と、出力ピストン12に作用する下向きの力を封入された液体を介して制御ピストン14に伝達するパスカルシリンダ16と、制御ピストン14を駆動しかつこれに駆動されてエネルギー回生可能なリニア駆動装置18とを備える。
出力ピストン12は、ワークを保持するブランクホルダ(図示せず)の下方に位置しブランクホルダと同期して上下動可能に構成されている。すなわち、この例では、出力ピストン12のピストンロッドが軸方向上方に延び、その上端がクッションパッド7を介してブランクホルダに常に上向きのクッション力Fを付加し、これらが常に一体となって上下動するようになっている。
以下、機械プレスにおいて、上下動してクッションパッド7に衝突し、下向きの衝撃力を周期的に与える機械プレスの構成部材4(スライド、上金型など)を総称して、「上下動部材」と呼ぶ。
出力ピストン12は、円筒形の外周面を有し、その外周面に図示しない液密シール(例えばオイルシール)を有し、パスカルシリンダ16の出力シリンダ16a内において、液密を保持しながら軸方向(すなわち上下方向)に自由に移動できるようになっている。
制御ピストン14は、出力ピストン12より直径が小さく(例えば1/2)、同様に円筒形の外周面を有し、その外周面に図示しない液密シール(例えばオイルシール)を有し、パスカルシリンダ16の制御シリンダ16b内において、液密を保持しながら軸方向(この例では上下方向)に自由に移動できるようになっている。
パスカルシリンダ16は、上述した出力シリンダ16a及び制御シリンダ16bと、出力シリンダ16a及び制御シリンダ16bのピストン側を連通する主連通流路16cと、出力シリンダ16a及び制御シリンダ16bのロッド側を連通する副連通流路16dとを有する。
主連通流路16c及び副連通流路16dは、エネルギー損失を小さくするため、断面積が大きく設定されている。また主連通流路16c及び副連通流路16dには非圧縮性の作動液Lが封入されている。
この構成により、主連通流路16cに発生する液圧は出力ピストン12と制御ピストン14の両方に作用するので、パスカルの原理によって、出力ピストンに対して制御ピストンの移動速度を増速(例えば4倍)し、制御ピストンの必要推力を大幅に低減(例えば1/4倍)できる。すなわち、パスカルシリンダ16は、出力ピストン12の運動を制御ピストン14に増速して伝達する増速装置として機能する。
リニア駆動装置18は、制御ピストン14に連結されこれを軸方向に駆動可能かつエネルギーを回生可能に構成されている。
この例において、リニア駆動装置18は、ボールナット18a、ボールネジ18b、及びモータジェネレータ18cからなる。
ボールナット18aは、制御ピストン14から下方に延びるピストンロッドの下端部14aに連結されて、制御ピストン14と共に上下動する。また、ボールネジ18bは、ボールナット18aの上下動により回転してモータジェネレータ18cを回転駆動して、制御ピストン14の運動からエネルギーを回生し、或いはモータジェネレータ18cにより回転駆動されてボールナット18aを上下動するようになっている。
上述した構成により、従来熱として損失していたエネルギーをモータジェネレータ18cで電力回生できるため省エネルギーに貢献することができる。
図3は、本発明による制御装置の構成図である。
この図において、本発明による制御装置20は、固有周期演算器22、ジャーク一定制御器26(JC)、フィードバック制御器28(FB)及び加算器29を有する。
固有周期演算器22は、出力ピストン12と制御ピストン14の間に介在する液体の温度から液体の固有周期Tを演算する。
ジャーク一定制御器26(JC)は、機械プレスのプレス角度、目標クッション力、及び固有周期Tから、クッション力を液体の固有周期Tの整数倍で直線状に変化させ、クッション力変化時の液体の残留振動を抑制するトルクパターンを出力する。
ここで「ジャーク」とは、加速度の時間微分、すなわちこの例ではクッション力の時間微分を意味する。また、一定の傾きで加速度(すなわちクッション力)を変化させることを「ジャーク一定」と呼ぶ。
さらに、「ジャーク一定制御」とは、ジャーク一定時間が固有周期Tの整数倍のときに、その振れがクッション力によって生じる振れ(静的なたわみ)のみになる制御をいう。
かかるジャーク一定制御は、1自由度のばね−質点系でモデル化できる振動要素を制御対象として、特許文献5に開示されている。本願はこの制御を液体振動に適用したものである。
フィードバック制御器28(FB)は、機械プレスのプレス角度、モータ回転位置、から振動抑制力偏差を出力する。
加算器29は、ジャーク一定制御器26(JC)の出力(トルクパターン)とフィードバック制御器28(FB)の出力(振動抑制力偏差)を加算してモータトルク指令を出力する。
フィードバック制御器28は、接触後、液体の残留振動を抑制しながら目標クッション力に達するようになっている。
図4は、従来例による成形中のクッション力の変化を示す図である。この図は、図2の構成において、所定の目標クッション力で成形後に上下動部材4が上昇するのに対し、クッションパッド7の位置を(上昇しないよう)維持するために短時間でクッション力を0に低下させた場合のシミュレーション結果の模式図である。
この図4に示すように、成形後に上下動部材4の出力ピストン12への押し付けが無くなり、制御ピストン14の動作で短時間でクッション力を低下させると、間に介在する液体が固有周期Tで大きく振動し、クッション力も固有周期Tで変動する。
固有周期Tは、出力ピストン12と制御ピストン14の間に介在する液体の振動周期である。
従って、図4の例において、液体の残留振動により出力ピストン12も制御ピストン14と同様に振動し、例えばその上に載っているワーク(プレス製品)も上下に振動することになる。この液体の残留振動は、ワーク取出し装置等に悪影響を及ぼす。
図5は、本発明による制御方法の説明図である。この図において、(A)はクッション力の減少時、(B)はクッション力の増加時である。
本発明の方法では、上述したジャーク一定制御器26により、機械プレスのプレス角度、目標クッション力、及び固有周期Tから、図5(A)(B)に示すように、クッション力を液体の固有周期Tの整数倍で直線状に変化させ、クッション力変化時の液体の残留振動を抑制するトルクパターンを出力する。
また、上述した固有周期演算器22により、出力ピストン12と制御ピストン14の間に介在する液体の固有周期Tを常時演算する。
図6は、本発明による制御方法の別の説明図である。この図において、(A)はクッション力の減少時、(B)はクッション力の増加時である。
この図に示すようにランプを組み合わせることで演算と実際の固有周期のずれに対するロバスト性を向上させてもよい。
図7は、本発明による成形中のクッション力の変化を示す図である。この図は、図2の構成において、図4と同じ目標クッション力に本発明の方法で制御した場合のシミュレーション結果の模式図である。
なお、この例では、プレス接触前に予圧を変化させる場合と、成形後にクッション力を変化させる場合の両方に本発明を適用している。この例ではプレス接触前にクッション力を減少させているが、プレス接触前にクッション力を増加させることも可能である。また、成形中にクッション力を増加もしくは減少させる場合にも適用可能である。
本発明による成形中のクッション力の変化を示す図である。この図は、図2の構成において、図4と同じ目標クッション力に本発明の方法で制御した場合のシミュレーション結果の模式図である。
なお、この例では、プレス接触前に予圧を変化させる場合と、成形中にクッション力を変化させる場合の両方に本発明を適用している。
上述した本発明の装置及び方法によれば、ジャーク一定制御器26を有し、クッション力を出力ピストン12と制御ピストン14の間に介在する液体の固有周期Tの整数倍で直線状に変化させるので、特許文献5に開示されているように、液体の残留振動が抑制され、液体の静的なたわみのみとなる。
従って、クッション力変化時の液体の残留振動を抑制し、目標クッション力に変化後の残留振動を大幅に低減できる。
特に、固有周期演算器22により、液体の固有周期Tを演算し、フィードバック制御器28により、液体の残留振動を抑制しながら目標クッション力に達するように、フィードバック制御(FB制御)を行うことにより、ジャーク一定制御(JC制御)の精度を高め、目標クッション力に変化後の液体の残留振動を更に小さくできる。
従って、図7の例において、上下動部材4が上昇して出力ピストン12から離れても、出力ピストン12は振動せず、例えばその上に載っているワーク(プレス製品)も振動しないことになる。従って、液体の残留振動がワーク取出し装置等に悪影響を及ぼすことを回避することができる。
なお、上述した本発明の制御装置及び方法は、プレス機械用ダイクッション装置に限定されず、油圧とモータを組み合わせたその他の機構にも適用可能である。
また、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
4 上下動部材(スライド、上金型など)、7 クッションパッド、
10 ダイクッション装置、
12 出力ピストン、14 制御ピストン、
16 パスカルシリンダ、
16a 出力シリンダ、16b 制御シリンダ、
16c 主連通流路、16d 副連通流路、
18 リニア駆動装置、18a ボールナット、
18b ボールネジ、18c モータジェネレータ、
20 制御装置、22 固有周期演算器、
26 ジャーク一定制御器(JC)、
28 フィードバック制御器(FB)、29 加算器

Claims (6)

  1. 周期的に上下動する上下動部材と、該上下動部材の下死点近傍で上下動部材に上向きのクッション力を与える出力ピストンと、該出力ピストンに作用する下向きの力を封入された液体を介して制御ピストンに伝達するパスカルシリンダと、前記制御ピストンを駆動しかつこれに駆動されるエネルギー回生可能なリニア駆動装置とを備えたダイクッション装置の制御装置であって、
    前記クッション力を前記液体の固有周期の整数倍で直線状に変化させ、クッション力変化時の液体の残留振動を抑制するジャーク一定制御器を有する、ことを特徴とするダイクッション装置の制御装置。
  2. 固有周期演算器を有し、前記液体の温度から出力ピストンと制御ピストンの間に介在する液体の固有周期を演算する、ことを特徴とする請求項1に記載のダイクッション装置の制御装置。
  3. 液体の残留振動を抑制しながら目標クッション力に達するように、フィードバック制御を行うフィードバック制御器を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のダイクッション装置の制御装置。
  4. 周期的に上下動する上下動部材と、該上下動部材の下死点近傍で上下動部材に上向きのクッション力を与える出力ピストンと、該出力ピストンに作用する下向きの力を封入された液体を介して制御ピストンに伝達するパスカルシリンダと、前記制御ピストンを駆動しかつこれに駆動されるエネルギー回生可能なリニア駆動装置とを備えたダイクッション装置の制御方法であって、
    前記クッション力を前記液体の固有周期の整数倍で直線状に変化させ、クッション力変化時の液体の残留振動を抑制する、ことを特徴とするダイクッション装置の制御方法。
  5. 前記液体の温度から出力ピストンと制御ピストンの間に介在する液体の固有周期を演算する、ことを特徴とする請求項4に記載のダイクッション装置の制御方法。
  6. 液体の残留振動を抑制しながら目標クッション力に達するように、フィードバック制御を行う、ことを特徴とする請求項4に記載のダイクッション装置の制御方法
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