JP2003311496A - プレス機械のダイハイト調整装置 - Google Patents

プレス機械のダイハイト調整装置

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JP2003311496A
JP2003311496A JP2002125865A JP2002125865A JP2003311496A JP 2003311496 A JP2003311496 A JP 2003311496A JP 2002125865 A JP2002125865 A JP 2002125865A JP 2002125865 A JP2002125865 A JP 2002125865A JP 2003311496 A JP2003311496 A JP 2003311496A
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Kenichi Teraoka
健一 寺岡
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Komatsu Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0029Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height
    • B30B15/0041Control arrangements therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス加工時の高振動及び高衝撃に耐え、ま
たスライド位置高精度化を実現可能なプレス機械のダイ
ハイト調整装置を提供する。 【解決手段】 スライド(3)のダイハイト調整を行うイ
ンダクションモータ(9)と、インダクションモータ(9)の
速度制御を行うインバータ(17)とを備える。そして、イ
ンダクションモータ(9)に所定時間電圧を印加して、所
定量のダイハイト調整を行う。または、インダクション
モータ(9)を第1定速度で目標スライド位置の所定距離
手前まで駆動した後、第1定速度より低速である第2定
速度で駆動して目標スライド位置まで駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械のダイ
ハイト調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プレス加工製品の高精密化(形
状、寸法の精度が高い)、及び生産性向上のためのプレ
ス加工の高速化が要求されて来て久しい。これに答える
プレスとして、例えばサーボモータで上下方向へボール
スクリュウを直線駆動し、これによりスライドの位置及
び速度を精度良く制御してスライドを精密に上下駆動す
るものが提案されている。
【0003】一方、上記のようにプレス加工製品の高精
密化及びプレス生産の高速化を達成するために、ダイハ
イト(いわゆる、スライド下死点でのボルスタ上面から
スライド下面までの高さ)をモータで調整するようにし
たものが提案されている。例えば、実公昭61−243
92号公報には図8に示すスライド調整装置が記載され
ており、以下図8によって説明する。
【0004】フレーム40にはプランジャ52が上下動
可能に設けてあり、プランジャ52はコンロッド51に
ピン41で連結している。プランジャ52の下部には小
径部42が形成してあり、小径部42とプランジャ52
の上部との間に段部43が形成してある。小径部42に
は下面から上方に向けて螺子孔44が形成してあり、螺
子孔44にスライド調整用ねじ53が螺装してあり、こ
のスライド調整用ねじ53の下部にはギヤ54が形成し
てある。
【0005】プランジャ52の下部はスライド45の孔
状部46にOリングを介して嵌合してあり、スライド調
整用ねじ53のギヤ54はスライド45のギヤボックス
の上面46aに当接しており、ギヤボックスの下面とギ
ヤ54との間には隙間が設けてある。また、プランジャ
52と段部43とスライド45の孔状部46の段部47
との間には油室cが形成してある。スライド45にはス
ライド調整用モータ48が装着してあり、このスライド
調整用モータ48のピニオン49は中間ギヤ50を介し
て前記ギヤ54に噛合している。
【0006】また、前記油室cは切換弁55の出力ポー
トに連通しており、切換弁55のポンプポートはポンプ
57の吐出側に接続してあり、切換弁55の戻りポート
は設定圧で開く逆止弁59を介してタンク58に通じて
いる。また、切換弁55の出力ポートはオーバロード弁
60を介してタンク58に通じている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のダイハイト調整装置には、次のような問題が生じて
いる。 (1)ダイハイト調整駆動源として、通常のインダクシ
ョンモータ(誘導モータ)を使用する場合には、ダイハ
イト調整時に、オペレータの釦操作等によるインチング
操作により所定のコンタクタ(電磁開閉器)を所定時間
オン作動して、インダクションモータを所定電圧で駆動
している。そのため、スライド調整量がばらつき、1/
100mm単位での高精度で調整を行えなかった。また、
更なる高精度化(数ミクロン以内)の要求には到底応え
ることができなかった。 (2)生産性向上のため、プレス機械の高速運転が求め
られるが、高速運転による発熱で、フレーム等が熱膨張
を起こし、徐々にダイハイトを変化させてしまう。この
ダイハイト変化に対し、ダイハイトを調整して対応する
ことになるが、プレス機械を停止させたり、スライドを
上死点停止させたりすることなくダイハイトを調整する
ことができなかった。 (3)プレス機械の高速運転によって、成形時及び成形
後にスライド45に非常に大きな衝撃及び振動(例えば
最大加速度50G、G=9.8m/s)が発生する。
このため、高精度のダイハイト調整を行うために、スラ
イド45に取付けたスライド調整用モータ48として、
サーボモータを用いることは、耐久性に問題がある。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、プレス加工時の高振動及び高衝撃に耐え、ま
たスライド位置高精度化を実現可能なプレス機械のダイ
ハイト調整装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記目的
を達成するため、第1発明は、プレス機械のダイハイト
調整装置において、スライドのダイハイト調整を行うイ
ンダクションモータと、インダクションモータの速度制
御を行うインバータとを備えた構成としている。
【0010】第1発明によれば、インバータを使用して
インダクションモータを速度制御しているので、低速域
を利用した精度の高いダイハイト調整が可能となる。ま
た、高速域を利用することで、通常の速度でスライドを
移動させることができるので、ダイハイト調整の時間が
極端に長くなることがない。また、インダクションモー
タは、サーボモータに比べ衝撃や振動に対する耐久性が
高く、高速で稼動しているプレスのスライドの中に設置
しても、十分耐え得る。
【0011】第2発明は、第1発明において、前記イン
ダクションモータに所定時間電圧を印加して、所定量の
ダイハイト調整を行うことを特徴としている。
【0012】第2発明によれば、第1発明の効果に加え
て、インダクションモータへの所定時間の電圧印加によ
り、所定量のダイハイト調整を行っているので、制御シ
ーケンスが簡単で、演算処理が短時間で完了するという
効果がある。インダクションモータへの電圧印加時間に
対応したダイハイトの単位調整量は、ダイハイト調整機
構の起動遅れ、電圧印加後の該機構の惰性等を考慮して
設定されているが、必要最小限の電圧印加時間とそれに
対応する微量の単位調整量を設定することで、特に一回
の調整量が微量な、プレスフレームの熱変化に対するダ
イハイト調整に十分対応できるようになる。
【0013】第3発明は、第1発明において、スライド
の1サイクルのうち、スライドが成形領域外に位置する
時間内に前記インダクションモータへ所定時間電圧を印
加することで、スライドの1サイクル内に所定量のダイ
ハイト調整を行うことを特徴としている。
【0014】第3発明によれば、第1発明において、ス
ライドの1サイクル内に所定量のダイハイト調整を行っ
ている。したがって、ダイハイト調整のためにプレス機
械を停止させたり、スライドを上死点停止させたりする
ことがなく、プレスの生産性が向上する。また、第3発
明は、第1発明及び第2発明の効果も有している。特
に、必要最小限の電圧印加時間とそれに対応する微量の
単位調整量を設定することで、一回の調整量が微量な、
プレスフレームの熱変化に対するダイハイト調整が、プ
レス機械を停止させたり、スライドを上死点停止させた
りすることなく実施でき、スライド位置を常にフィード
バックさせれば、熱変化に左右されることなく、常にダ
イハイトを一定に保て、高速生産及び高精度成形を兼ね
備えた生産が可能になる。
【0015】第4発明は、第1発明または第2発明にお
いて、スライド位置を検出する位置センサと、位置セン
サから入力したスライド位置に基づいて、前記インバー
タに指令を出し、前記インダクションモータへの所定時
間電圧印加による所定量のダイハイト調整を行うコント
ローラとを備え、前記コントローラは、ダイハイト調整
時に、目標スライド位置と現在のスライド位置とを比較
し、目標スライド位置よりも下方にあるときには、先ず
目標スライド位置よりも上方に前記インダクションモー
タを連続駆動してスライドを移動させた後に、目標スラ
イド位置よりも上方にあるときにはその位置から、それ
ぞれ下方に向けて目標スライド位置に到達するまで、前
記インダクションモータへの所定時間電圧印加を1回ま
たは複数回行うことを特徴としている。
【0016】第4発明によれば、第1発明及び第2発明
の効果に加え、さらにダイハイト調整時には、常に一方
向から目標スライド位置に接近して停止するので、歯車
のバックラッシュのような機械的なガタの影響を無くし
て位置決め時のスライド位置精度のばらつきを小さくで
き、高精度の成形が可能となる。また、インダクション
モータへの所定時間の電圧印加を一回または複数回行っ
てダイハイト調整するため、熱変化に対するダイハイト
調整のような微量調整が精度良く行え、しかも短時間の
演算処理で完了できる。
【0017】第5発明は、第1発明において、スライド
位置を検出する位置センサと、位置センサから入力した
スライド位置に基づいて、前記インバータに指令を出
し、前記インダクションモータによるダイハイト調整を
行うコントローラとを備え、前記コントローラは、前記
インダクションモータを所定の第1定速度で目標スライ
ド位置の所定距離手前まで駆動した後、第1定速度より
も低速である第2定速度で目標スライド位置まで駆動さ
せてダイハイト調整を行う構成としている。
【0018】第5発明によれば、第1発明の効果に加
え、さらにダイハイト調整時の目標スライド位置より手
前近傍に来たら、スライド移動速度を通常の速度から所
定の低速度に切り替え、目標スライド位置にて停止する
ので、高いスライド位置決め精度が得られるという効果
がある。
【0019】第6発明は、第5発明において、前記コン
トローラは、ダイハイト調整時に、目標スライド位置と
現在のスライド位置とを比較し、目標スライド位置より
も下方にあるときには、先ず目標スライド位置よりも上
方に前記インダクションモータを駆動してスライドを移
動させた後に、目標スライド位置よりも上方にあるとき
にはその位置から、それぞれ下方に向けて前記第1定速
度及び第2定速度による前記インダクションモータの制
御を行って、ダイハイト調整を行うことを特徴としてい
る。
【0020】第6発明によれば、第5発明の効果に加
え、さらにダイハイト調整時には、常に一方向から目標
スライド位置に接近して停止するので、歯車のバックラ
ッシュのような機械的なガタの影響を無くして位置決め
時のスライド位置精度のばらつきを小さくでき、高精度
の成形が可能になる。
【0021】第7発明は、第1発明〜第6発明のいずれ
か一項において、前記インダクションモータは軸方向長
さが短くフラット形状を成している薄型であることを特
徴としている。
【0022】第7発明によれば、第1発明〜第6発明の
効果に加え、さらに、軸方向長さが短くフラット形状を
成している薄型インダクションモータを使用することに
より、プレス加工時にスライドに発生する衝撃や振動に
対する耐久性がさらに向上できるうえ、狭いスライド内
にも容易に設置スペースを確保することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
【0024】図1及び図2は、それぞれ本発明に係るプ
レス機械の側面一部断面図及び背面一部断面図である。
図1及び図2において、プレス機械1はサーボプレスで
あり、サーボモータ21によりスライド3を駆動すると
共に、インダクションモータ9によりダイハイト調整を
行っている。詳細に説明すると、プレス機械1の本体フ
レーム2の略中央部にはスライド3が上下動自在に支承
されており、スライド3に対向する下部には、ベッド4
上に取付けられたボルスタ5が配設されている。スライ
ド3の上部に形成された穴内には、ダイハイト調整用の
ねじ軸7の本体部が抜け止めされた状態で回動自在に挿
入されている。ねじ軸7のねじ部7aは上方に向けてス
ライド3から露出し、ねじ軸7の上方に設けたプランジ
ャ11の下部の雌ねじ部に螺合している。
【0025】ねじ軸7の本体部外周にはウォームギヤ8
のウォームホイール8aが装着されており、このウォー
ムホイール8aに螺合したウォームギヤ8のウォーム8
bはスライド3の背面部に取付けたインダクションモー
タ9の出力軸にギヤ9aを介して連結されている。イン
ダクションモータ9は、軸方向長さを短くしてフラット
形状に、コンパクトに構成されている。
【0026】前記プランジャ11の上部は、第1リンク
12aの一端部とピン11aにより回動自在に連結され
ており、この第1リンク12aの他端部と、本体フレー
ム2に一端部が回動自在に連結されている第2リンク1
2bの他端部との間には、三軸リンク13の一側に設け
た2つの連結孔がピン14a,14bにより回動自在に
連結されている。三軸リンク13の他側の連結孔は、詳
細を後述するスライド駆動部20の偏芯軸28に回動自
在に連結されている。
【0027】本体フレーム2の側面部にはスライド駆動
用のサーボモータ21が軸心をプレス左右方向に向けて
取付けられており、該サーボモータ21の出力軸に取付
けた第1プーリ22aと、サーボモータ21の上方に軸
心をプレス左右方向に向けて回動自在に設けている中間
シャフト24に取付けた第2プーリ22bとの間にはベ
ルト23(通常はタイミングベルトで構成される)が巻
装されている。また、中間シャフト24の上方の本体フ
レーム2には駆動軸27が回動自在に支承されており、
駆動軸27の一端側に取付けたギヤ26は中間シャフト
24に取付けたギヤ25と噛合している。そして、駆動
軸27の略中央部には偏芯軸28が形成されており、こ
の偏芯軸28の外周部に前記三軸リンク13の他側が回
動自在に連結されている。
【0028】また、スライド3内にはねじ軸7の下端面
部との間に密閉された油室6が形成されており、この油
室6はスライド3内に形成されている油路6aを経由し
て切換弁16に接続されている。切換弁16は、油室6
内への潤滑油の給排を切り換えるものである。プレス加
工時には、油室6内に給油して、加圧時の押圧力を油室
6内の油を介してスライド3に伝達するようにしてい
る。スライド3に過負荷が加わり、油室6内の油圧が所
定の値を越えると油がリリーフ弁からタンクへ戻され、
スライド3が所定量クッションし、スライド3および金
型が破損しないようになっている。
【0029】また、スライド3の背面部には、上下2箇
所から本体フレーム2の側面部に向けて突出した1対の
ブラケット31,31が取付けてあり、上下1対のブラ
ケット31,31間に位置検出ロッド32が取付けられ
ている。位置検出用のスケール部が設けられている位置
検出ロッド32には、リニアスケール等の位置センサ3
3の本体部が上下動自在に嵌挿している。位置センサ3
3は、本体フレーム2の側面部に設けられている補助フ
レーム34に固定されている。この補助フレーム34は
上下方向に縦長に形成されており、下部がボルト35に
より本体フレーム2の側面部に取付けられ、上部が図示
しない上下方向長孔内に挿入されたボルト36により上
下方向摺動自在に支持され、側部が前後1対の支持部材
37,37により当接、支持されている。
【0030】ところで、ダイハイトは、通常、プレス機
械内部に装着されたサーボモータ21や油圧ポンプ(図
示せず)等の熱源のプレス稼動中の発熱により、本体フ
レーム2の各部が熱膨張することによって変動するもの
である。このダイハイトは、スライド下死点でのボルス
タ5の上面からスライド3の下面までの高さで定義され
ており、本実施形態では、上記のようにボルスタ5側す
なわち補助フレーム34に固定された位置センサ33
と、スライド3側に取付けられた位置検出ロッド32と
の相対移動により検出するようにしている。補助フレー
ム34は、上下いずれか一側(本例では下側)のみを本
体フレーム2に固定し、他側を上下動自在にして支持す
る構造としているため、本体フレーム2の温度変化によ
る伸縮の影響を受けないようになっている。これによ
り、位置センサ33は、本体フレーム2の温度変化によ
る伸縮の影響を受けずに、スライド位置及びダイハイト
を正確に検出可能としている。
【0031】図3に示す制御構成ブロック図により、制
御構成を説明する。インダクションモータ9を制御する
インバータ17を設けており、インバータ17はコント
ローラ10から入力したダイハイト調整速度指令Cvに
基づき、三相のモータ駆動電圧信号の周波数、電圧値、
位相回転方向を制御してインダクションモータ9の回転
速度を制御している。
【0032】また、サーボモータ21を制御するサーボ
アンプ18を備えており、サーボアンプ18はコントロ
ーラ10から入力したスライド速度指令Csに基づき、
サーボモータ21が有する図示しない速度センサからの
速度フィードバック信号との偏差値を演算し、この偏差
値を小さくするようにサーボモータ21の速度制御を行
っている。
【0033】これらにより制御されたスライド3の位置
は位置センサ33により検出されて、コントローラ10
に入力されている。
【0034】コントローラ10はコンピュータ装置など
の高速演算装置を主体として構成されており、ワーク種
別に応じて予め設定されたスライドモーションに基づき
スライド3の位置及び速度を制御すると共に、予め設定
された所定のダイハイト目標値になるようにダイハイト
調整のための制御を行う。
【0035】以下、詳細に説明する。コントローラ10
には、サーボモータ21の回転角度とスライド3の位置
との関係式が予め記憶されている。この関係式は、第1
プーリ22aと第2プーリ22bとの間の減速比、ギヤ
25とギヤ26の間の減速比、偏芯軸28の偏芯距離、
三軸リンク13の各軸(つまり、偏芯軸28及びピン1
4a,14b)間の距離、及び第1リンク12a、第2
リンク12bの長さ等の機械的寸法から決まる。また、
コントローラ10には予め目標とするスライドモーショ
ン(スライド3の位置及び速度と時間との関係)が設定
されている。実加工時には、コントローラ10はこの設
定されたスライドモーション上のスライド目標位置と、
位置センサ33からの検出信号との偏差値に基づき、上
記の関係式を参照してスライド速度指令Cs即ちサーボ
モータ21の速度指令を所定サーボ演算周期時間毎に演
算し、この速度指令をサーボアンプ18に出力する。こ
れにより、サーボモータ21の回転速度及び回転角度が
制御され、スライド3の所定のリンクモーションが得ら
れる。
【0036】また、コントローラ10には、各設定され
たスライドモーションに応じた目標ダイハイト値が予め
設定されている。コントローラ10は所定のタイミング
時(例えば、スライド下死点時)に位置センサ33から
の検出信号を入力して、この位置データに基づき現在の
ダイハイト値を演算する。そして、前記目標ダイハイト
値と現在のダイハイト値とを比較して両者の偏差値を求
め、この偏差値を小さくするようにダイハイト調整速度
指令Cvを演算してインダクションモータ9に出力す
る。
【0037】第1実施形態では、上記のダイハイト調整
速度指令Cvを、図4に示すような電圧指令としてい
る。この電圧指令を所定の大きさVPで所定の印加時間
T1だけ出力すると、図4に示すように、印加時間T1
の間にインダクションモータ9の電流が徐々に増加して
所定の起動トルク以上の電流になったら、スライド3が
電圧指令の印加方向に応じた方向に、電圧指令の大きさ
に応じた速度で移動開始する。次に、印加時間T1経過
後に電圧指令をオフしても、インダクションモータ9は
所定の距離惰走し、その惰走時間T2の間に、上記モー
タ電流が次第に減少する。この結果、惰走距離も含め
て、スライド3は所定距離移動し、ダイハイトが調整さ
れる。
【0038】このことから、前記電圧指令の大きさVP
及び印加時間T1は、目的の最小移動距離及び惰走時間
を満たすような大きさに予め設定されるようにしてい
る。本例では、最小移動距離が5ミクロン以内で、かつ
印加時間T1と惰走時間T2との合計時間すなわちダイ
ハイト調整に要する時間が、1サイクル時間からスライ
ド3に負荷がかかっている時間を引いた時間以内になる
ように設定している。例えば、プレスストローク数20
0SPMのときの1サイクル時間は300msになり、
そこからスライド3に負荷がかかっている時間を引くと
約200msになり、この時間以内でダイハイト調整を
終えなければならない。
【0039】次に、上記構成でのダイハイト制御手順
を、図5に示す制御フローチャートにより説明する。ま
ず、ステップS1で、下死点時のスライド位置P1を位
置センサ33から入力する。次に、ステップS2で、入
力したスライド位置P1(これは現在のダイハイトに対
応する)と、目標ダイハイト値に対応する目標スライド
位置P0との偏差値εを演算し、ステップS3でこの偏
差値εの絶対値が所定の許容範囲α0以上かをチェック
する。そして、偏差値εの絶対値が許容範囲α0以上で
ないときには、ステップS1に戻って以上の処理を繰り
返し、以上のときには、ステップS4で偏差値εを小さ
くする方向に所定の電圧指令を出力してダイハイト調整
をした後に、ステップS1に戻って以上の処理を繰り返
す。
【0040】なお、熱変形に起因するダイハイト変化
は、通常徐々にダイハイトが長くなる方向だが、短くな
るケースも考えられる。この場合、モータの駆動方向が
変わり、ダイハイト調整機構内にある歯車のバックラッ
シュのような機械的なガタの影響が生じ、期待するほど
のダイハイト調整量が得られない状況も考えられる。し
かし、1サイクル毎にダイハイト調整を行っているの
で、数サイクル経れば所定のダイハイトに調整できる。
常にダイハイトを監視していれば、製品に影響を及ぼす
程度のダイハイト変化が生じる前に、自動的にダイハイ
ト調整を行うため、製品に悪影響を及ぼさない。
【0041】本実施形態によると、所定時間の電圧印加
により、所定量のダイハイト調整を行っているため、制
御シーケンスが簡単で、所定の短い演算処理時間以内に
ダイハイト調整の制御を完了できるので、スライドを上
死点停止させずにプレス機械の連続運転中に自動的にダ
イハイト調整ができる。従って、プレス機械による生産
性を向上できると共に、ダイハイト量を常時高精度に維
持して高精密な製品の加工ができる。
【0042】また、ダイハイト調整用のモータとして軸
方向長さの短いフラット形状の薄型インダクションモー
タ9を用いた場合には、スライド3にかかる大きな衝撃
や振動に対して耐久性がさらに向上する。また、狭いス
ライド3内に容易にその設置スペースを確保できる。
【0043】次に、図6及び図7により第2実施形態を
説明する。第2実施形態は、制御構成は第1実施形態と
同じであるが、ダイハイト調整時のスライド速度の制御
方法が第1実施形態と異なる。図6は、本実施形態のス
ライド速度の制御シーケンスを表すタイムチャートであ
る。ダイハイト調整開始時は所定の第1速度V1の速度
指令をインバータ17に出力し、目標ダイハイト値に対
応する目標スライド位置P0よりも所定の減速距離L1
だけ手前の位置に来たら(図示の時間T3)、所定の減
速カーブで前記第1速度V1よりも低速度の第2速度V
2まで減速させる速度指令を出力する(図示の時間T4
まで)。この後、上記第2速度V2の指令を維持し、前
記目標スライド位置P0よりも所定の停止距離L2だけ
手前の位置に来たら(図示の時間T5)、速度指令出力
をオフしてダイハイト調整を停止する。このように、ダ
イハイト調整速度を2段階に制御し、停止位置精度を上
げている。
【0044】図7は、第2実施形態のダイハイト調整時
の制御手順を表すフローチャートである。尚、図5のフ
ローチャートの処理内容と同じ処理のステップには、同
一のステップ番号を付す。まず、ステップS1で、下死
点時のスライド位置P1を位置センサ33から入力す
る。次にステップS11で直前のスライド下死点時のス
ライド位置P1と目標となるダイハイト値に対応した下
死点時のスライド位置P0との偏差値εを演算する。次
にステップS12で、この演算した偏差値εの絶対値が
所定の許容範囲α0以上かをチェックし、許容範囲α0
以上でないときには、ステップS1に戻って以上の処理
を繰り返し、以上のときには、ステップS13でスライ
ド3を上死点で停止させる。さらにステップS14で、
前記スライド位置P1が前記目標のスライド位置P0よ
りも下かをチェックする。そして、スライド位置P0よ
りも下のときには、ステップS15で目標のスライド位
置P0よりも許容範囲α0だけ上方の位置に上昇させる
ように速度指令を演算し、出力する。その後ステップS
16で、このスライド上昇に伴うスライド位置P1を再
度検出し、さらにステップS17で新たに偏差値εを演
算し、ステップS14に戻る。前記ステップS14で、
スライド位置P1がスライド位置P0よりも上のときに
は、そのままステップS18に移行する。
【0045】ステップS18では、偏差値εの大きさに
基づいて速度指令を演算し、インバータ17に出力す
る。これにより、スライド3はインダクションモータ9
により下方へ駆動される。そして、次にステップS19
で、スライド3の下降中にその時の移動量に基づいて前
記下死点での偏差値εに換算し、求めた偏差値εと減速
距離L1とを比較して、比較結果に基づき所定の減速処
理を行う。この後、ステップS20で、スライド3の下
降中にその時の移動量に基づいて前記下死点での偏差値
εに換算した値εと停止距離L2とを比較し、偏差値ε
が停止距離L2以下となったときには、速度指令を停止
してスライド3を位置決めする。なお、ダイハイト調整
が終了した後、プレス機械の運転を自動的に再開させて
いる。
【0046】第2実施形態によると、停止時のダイハイ
ト調整速度をインバータ17で所定の低速度に制御して
いるので、位置決め精度のばらつきを小さくでき、高い
位置決め精度が得られる。従って、常時自動的にダイハ
イトを監視し、ダイハイト調整が必要となった場合のみ
自動的にスライドを上死点停止し、高精度なダイハイト
調整を行うので、高精密な製品を安定してプレス加工す
ることができる。さらに、ダイハイト調整時には、上死
点でスライド3を停止させた状態で、常に一方向からの
(上記例では下降方向で)位置決め制御を行うので、機
械的なガタの影響を無くして安定した高い位置決め精度
が確実に得られる。また、ダイハイト調整用モータとし
て軸方向の長さの短いフラット形状の薄型インダクショ
ンモータ9を用いた場合には、第1実施形態と同じく、
スライド3にかかる大きな衝撃や振動に対してさらに耐
久性が向上する。また、狭いスライド内に容易に設置ス
ペースを確保することができる。
【0047】なお、以上の実施形態では、ダイハイト調
整時に、上死点でスライド3を停止させた状態で、常に
一方向からの(上記例では下降方向で)位置決め制御を
行う際、第1定速度で目標スライド位置の所定距離手前
まで駆動した後、第1定速度よりも低速である第2定速
度で目標スライド位置まで駆動させてダイハイト調整を
行っているが、第1実施形態のように、必要最小限の電
圧印加時間とそれに対応する微量の単位調整量を設定
し、インダクションモータへの所定時間の電圧印加を1
回または複数回行ってダイハイト調整してもよい。特
に、熱変化に対するダイハイト調整のような微量調整が
精度良く行え、しかも短時間の演算処理で完了できる。
【0048】また、以上の実施形態では、プレス駆動系
の機構を、プーリ及びベルトと、リンク機構と、偏芯軸
との組み合わせにより構成した例で説明したが、本発明
はこれに限定されず他の機構にも適用可能であり、例え
ば、ボールねじのみの機構、ボールねじとリンク機構と
の組み合わせ、クランク機構とリンク機構との組み合わ
せ等を用いることもできる。また、サーボモータ21の
動力でスライド駆動するサーボプレスの例で説明した
が、機械式プレスにも適用可能であり、この場合にダイ
ハイト調整の制御において上記と同様の効果が得られる
のは言うまでもない。
【0049】さらに、ウォームギヤ8及びねじ軸7を介
してダイハイト調整を行う機構としたが、他の動力伝達
機構を用いても構わない。さらに、薄型インダクション
モータ9を軸方向を水平に向けて取付けた構成とした
が、上下方向に向けて取り付けてもよい。
【0050】本発明による効果は、次の通りである。必
要最小限の電圧印加時間とそれに対応する微量の単位調
整量を設定することで、一回の調整量が微量な、プレス
フレームの熱変化に対するダイハイト調整が、プレス機
械を停止させたり、スライドを上死点停止させたりする
ことなく実施でき、スライド位置を常にフィードバック
させれば、熱変化に左右されることなく、常にダイハイ
トを一定に保った状態で、高速生産及び高精度成形を兼
ね備えた生産が可能になる。また、ダイハイト変化量が
所定量に達したときのみ、短時間のスライドの上死点停
止を行い、2段階速度制御と一方向調整を行うことで、
精度の高いダイハイト調整が可能となる。さらに、軸方
向フラット形状の薄型インダクションモータをダイハイ
ト調整用に用いた場合には、プレス加工時に発生する大
きな加速度の衝撃や振動に対して耐久性が向上すると共
に、狭いスライド内にも容易に設置スペースを確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプレス機械の側面一部断面図であ
る。
【図2】本発明に係るプレス機械の背面一部断面図であ
る。
【図3】本発明に係る制御構成ブロック図である。
【図4】第1実施形態での指令とスライド移動の説明図
である。
【図5】第1実施形態の制御フローチャートである。
【図6】第2実施形態のスライド速度の制御タイムチャ
ートである。
【図7】第2実施形態の制御フローチャートである。
【図8】従来技術に係るスライド調整装置である。
【符号の説明】
1…プレス機械、2…本体フレーム、3…スライド、4
…ベッド、5…ボルスタ、6…油室、6a…油路、7…
ねじ軸、7a…ねじ部、8…ウォームギヤ、8a…ウォ
ームホイール、8b…ウォーム、9…インダクションモ
ータ、10…コントローラ、11…プランジャ、11a
…ピン、12a…第1リンク、12b…第2リンク、1
3…三軸リンク、14a,14b…ピン、16…切換
弁、17…インバータ、18…サーボアンプ、20…ス
ライド駆動部、21…サーボモータ、22a…第1プー
リ、22b…第2プーリ、23…ベルト、24…中間シ
ャフト、25,26…ギヤ、27…駆動軸、28…偏芯
軸、31…ブラケット、32…位置検出ロッド、33…
位置センサ、34…補助フレーム、35,36…ボル
ト、37…支持部材。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械のダイハイト調整装置におい
    て、スライド(3)のダイハイト調整を行うインダクショ
    ンモータ(9)と、インダクションモータ(9)の速度制御を
    行うインバータ(17)とを備えたことを特徴とするダイハ
    イト調整装置。
  2. 【請求項2】 前記インダクションモータ(9)に所定時
    間電圧を印加して、所定量のダイハイト調整を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のダイハイト調整装置。
  3. 【請求項3】 スライドの1サイクルのうち、スライド
    が成形領域外に位置する時間内に前記インダクションモ
    ータ(9)へ所定時間電圧を印加することで、スライドの
    1サイクル内に所定量のダイハイト調整を行うことを特
    徴とする請求項1記載のダイハイト調整装置。
  4. 【請求項4】 スライド位置を検出する位置センサ(33)
    と、位置センサ(33)から入力したスライド位置に基づい
    て、前記インバータ(17)に指令を出し、前記インダクシ
    ョンモータ(9) への所定時間電圧印加による所定量のダ
    イハイト調整を行うコントローラ(10)とを備え、前記コ
    ントローラ(10)は、ダイハイト調整時に、目標スライド
    位置と現在のスライド位置とを比較し、目標スライド位
    置よりも下方にあるときには、先ず目標スライド位置よ
    りも上方に前記インダクションモータ(9) を連続駆動し
    てスライド(3) を移動させた後に、目標スライド位置よ
    りも上方にあるときにはその位置から、それぞれ下方に
    向けて目標スライド位置に到達するまで、前記インダク
    ションモータ(9) への所定時間電圧印加を1回または複
    数回行うことを特徴とする請求項1又は2記載のダイハ
    イト調整装置。
  5. 【請求項5】 スライド位置を検出する位置センサ(33)
    と、位置センサ(33)から入力したスライド位置に基づい
    て、前記インバータ(17)に指令を出し、前記インダクシ
    ョンモータ(9) によるダイハイト調整を行うコントロー
    ラ(10)とを備え、前記コントローラ(10)は、前記インダ
    クションモータ(9) を所定の第1定速度で目標スライド
    位置の所定距離手前まで駆動した後、第1定速度よりも
    低速である第2定速度で目標スライド位置まで駆動させ
    てダイハイト調整を行うことを特徴とする請求項1記載
    のダイハイト調整装置。
  6. 【請求項6】 前記コントローラ(10)は、ダイハイト調
    整時に、目標スライド位置と現在のスライド位置とを比
    較し、目標スライド位置よりも下方にあるときには、先
    ず目標スライド位置よりも上方に前記インダクションモ
    ータ(9) を駆動してスライド(3) を移動させた後に、目
    標スライド位置よりも上方にあるときにはその位置か
    ら、それぞれ下方に向けて前記第1定速度及び第2定速
    度による前記インダクションモータ(9)の制御を行っ
    て、ダイハイト調整を行うことを特徴とする請求項5記
    載のダイハイト調整装置。
  7. 【請求項7】 前記インダクションモータ(9) は軸方向
    長さが短くフラット形状を成している薄型であることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のダイハ
    イト調整装置。
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