JP4587752B2 - ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法 - Google Patents

ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4587752B2
JP4587752B2 JP2004268003A JP2004268003A JP4587752B2 JP 4587752 B2 JP4587752 B2 JP 4587752B2 JP 2004268003 A JP2004268003 A JP 2004268003A JP 2004268003 A JP2004268003 A JP 2004268003A JP 4587752 B2 JP4587752 B2 JP 4587752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
servo
motor
rotation
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004268003A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006082102A (ja
Inventor
裕一 鈴木
幸男 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Komatsu Industries Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Komatsu Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd, Komatsu Industries Corp filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2004268003A priority Critical patent/JP4587752B2/ja
Priority to DE112005002229.3T priority patent/DE112005002229B4/de
Priority to CNB2005800307273A priority patent/CN100551682C/zh
Priority to US11/575,210 priority patent/US7434505B2/en
Priority to PCT/JP2005/016086 priority patent/WO2006030649A1/ja
Publication of JP2006082102A publication Critical patent/JP2006082102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4587752B2 publication Critical patent/JP4587752B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/14Control arrangements for mechanically-driven presses
    • B30B15/148Electrical control arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/10Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by toggle mechanism
    • B30B1/14Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by toggle mechanism operated by cams, eccentrics, or cranks

Description

本発明は、動力伝達機構として偏心回転機構やリンク機構等を含み、サーボモータの回転角とスライド位置との関係が非線形であるハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法に関するものである。
従来、サーボモータにて偏心回転機構を駆動し、この偏心回転機構の回転動力をトグルリンク機構を介してスライドに伝達してそのスライドを上下駆動するように構成されるサーボプレスが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このサーボプレスによれば、サーボモータの連続回転によってスライドを高速で上下駆動することができるため、高生産加工を好適に行うことができる。
また、サーボモータの回転動力をボールスクリュー機構により略水平方向の直動に変換し、この直動をトグルリンク機構により上下方向移動に変換してスライドを上下駆動するように構成されるサーボプレスも知られている(例えば、特許文献2参照。)。このサーボプレスにおいては、スライド位置と、ボールスクリュー位置あるいはナット位置との関係式に基づくスライド位置に対する実質的な位置ゲインの変換式を予め記憶しておき、スライドの実制御時に、位置ゲインを前記実質的な位置ゲインの変換式に基づきスライド位置に応じて補正し、スライド位置偏差と補正した位置ゲインとによりモータ速度指令を演算してサーボモータを制御するようにされている。このサーボプレスによれば、スライドを精度良く位置決めすることができるため、高精度加工を好適に行うことができる。
特開2004−17098号公報 特開2003−305599号公報
しかしながら、前記特許文献1に係るサーボプレスでは、トグルリンク機構の姿勢によってスライドの速度比〔サーボモータの回転数を一定としたときの、ある時点におけるスライド速度Vと、その回転数におけるスライドの最高速度Vmaxとの比(Vmax/V)〕が変化する。そのため、スライド位置に基づいてフィードバック制御すると、スライドを高精度で位置決めすることができないという問題点がある。
一方、前記特許文献2に係るサーボプレスでは、スライド位置偏差と補正後の位置ゲインとによりモータ速度指令を演算してサーボモータを制御するようにされているのでスライドを高精度で位置決めすることは可能である。しかし、スライドを上下駆動する際にはサーボモータの回転を反転させる動作が伴うので、サーボモータの加減速動作および停止動作が必要になる。そのため、スライド駆動の高速化を図ることが困難であり、高生産加工を思うように図ることができないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、高生産加工と高精度加工とを1台のプレスで使い分けることのできるハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、第1発明によるハイブリッド制御サーボプレスの制御装置は、
モータ速度指令を受けたサーボアンプにより回転が制御されるサーボモータにて偏心回転機構を駆動し、この偏心回転機構の回転動力をコンロッドまたはリンク機構を介してスライドに伝達してそのスライドを上下駆動するように構成されるハイブリッド制御サーボプレスの制御装置において、
(a)前記スライドの位置を検出するスライド位置検出器、
(b)前記スライド位置検出器により検出されるスライド位置と前記スライドの目標位置との位置偏差を演算するスライド位置偏差演算部、
(c)前記スライドの速度比に応じて、その速度比が大きくなるとそれに比例して大きくなるように設定された位置ゲインを演算する位置ゲイン演算部および
(d)前記スライド位置偏差演算部により算出されるスライド位置偏差と前記位置ゲイン演算部により算出される位置ゲインとに基づいてモータ速度指令を算出しその算出されたモータ速度指令を前記サーボアンプに向けて出力するモータ速度指令部
を備えることを特徴とするものである。
次に、第2発明によるハイブリッド制御サーボプレスの制御方法は、
サーボモータにて偏心回転機構を駆動し、この偏心回転機構の回転動力をコンロッドまたはリンク機構を介してスライドに伝達してそのスライドを上下駆動するハイブリッド制御サーボプレスの制御方法であって、
前記スライドの位置偏差と前記スライドの速度比に応じてその速度比が大きくなるとそれに比例して大きくなるように設定された位置ゲインとに基づいて算出されるモータ速度指令により前記サーボモータの回転を制御することを特徴とするものである。
前記各発明によれば、モータ速度指令を受けたサーボアンプにより回転が制御されるサーボモータにて偏心回転機構を駆動し、この偏心回転機構の回転動力をコンロッドまたはリンク機構を介してスライドに伝達してそのスライドを上下駆動するように構成されるので、サーボモータの連続回転によってスライドを高速で上下駆動することができ、高生産加工を好適に行うことができる。また、スライドの位置偏差とスライドの速度比に応じてその速度比が大きくなるとそれに比例して大きくなるように設定された位置ゲインとに基づいて算出されるモータ速度指令によってサーボモータの回転が制御されるので、スライドを精度良く位置決めすることができ、高精度加工を好適に行うことができる。したがって、高生産加工と高精度加工とを1台のプレスで使い分けることができるという効果を奏する。なお、スライドの速度比とは、サーボモータの回転数を一定としたときの、ある時点におけるスライド速度Vと、その回転数におけるスライドの最高速度Vmaxとの比(Vmax/V)である。
次に、本発明によるハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
〔第1の実施形態〕
図1には本発明の第1の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの側面一部断面図が、図2には同ハイブリッド制御サーボプレスの背面一部断面図がそれぞれ示されている。なお、ここで、「ハイブリッド制御」とは、偏心回転機構とリンク機構(もしくはコンロッド)とを組み合わせてスライドを駆動するためのサーボモータの制御のことである。
本実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレス1において、本体フレーム2の略中央部には、スライド3が上下動自在に支承されている。また、本体フレーム2の下部にはベッド4が設けられ、このベッド4上には前記スライド3に対向するようにボルスタ5が取着されている。ここで、前記スライド3の上部に形成された穴内には、ダイハイト調整用のねじ軸7の本体部が抜け止めされた状態で回動自在に挿入されている。また、このねじ軸7のねじ部7aは、上方に向けてスライド3から露出され、当該ねじ軸7の上方に設けられたプランジャ11の下部に形成された雌ねじ部に螺合されている。
前記ねじ軸7の本体部外周には、ウォームホイール8aが装着されており、このウォームホイール8aに螺合するウォーム8bは、スライド3の背面部に取り付けられたインダクションモータ9の出力軸にギヤ9aを介して連結されている。ここで、前記インダクションモータ9は、軸方向長さが短いフラットな形状とされてコンパクトに構成されている。
前記プランジャ11の上部は、第1リンク12aの一端部とピン11aにより回動自在に連結されている。第1リンク12aの他端部と、三軸リンク13の一側部における下部とは、ピン14aにより回動自在に連結されている。三軸リンク13の一側部における上部と、本体フレーム2の上部に他端部が回動自在に連結された第2リンク12bの一端部とは、ピン14bにより回動自在に連結されている。三軸リンク13の他側部は、後述する偏心軸28に回動自在に連結されている。こうして、主に、第1リンク12a、第2リンク12bおよび三軸リンク13により、トグルリンク機構(本発明における「リンク機構」に相当する。)15が構成されている。
本体フレーム2の側面部には、スライド駆動用のサーボモータ(ACサーボモータ)21が軸心をプレス左右方向に向けて取り付けられている。このサーボモータ21の出力軸に取着された第1プーリ22aと、サーボモータ21の上方において軸心をプレス左右方向に向けて回転自在に設けられている中間シャフト24に取着された第2プーリ22bとの間には、ベルト(通常はタイミングベルトが用いられる。)23が巻装されている。また、中間シャフト24の上方の本体フレーム2には、駆動軸27が回転自在に支承されており、この駆動軸27の一端部に固定されるギヤ26は、中間シャフト24に固定されるギヤ25と噛合されている。また、駆動軸27の軸線方向略中央部には偏心軸28が形成されており、この偏心軸28と前記三軸リンク13の他側部とが回動自在に連結されている。こうして、サーボモータ21の出力軸から偏心軸28に至る動力伝達機構により偏心回転機構20が構成され、サーボモータ21によって偏心回転機構20が駆動されることにより、この偏心回転機構20の回転動力がトグルリンク機構15を介してスライド3に伝達されて、スライド3が上下駆動される。
前記スライド3内には、前記ねじ軸7の下端面部との間で密閉された油室6が形成されており、この油室6は、スライド3内に形成されている油路6aを経由して切換弁16に接続されている。この切換弁16は、油室6内への操作油の給排を切り換えるものであり、プレス加工時においては、その切換弁16を通して油室6内に給油された操作油がその油室6内に閉じ込められ、加圧時の押圧力が油室6内の油を介してスライド3に伝達するようにされている。そして、スライド3に過負荷が加わり、油室6内の油圧が所定の値を超えると、油室6内の油が図示しないリリーフ弁からタンクへ戻され、これにより、スライド3等に作用する押圧力が緩和されて、スライド3および金型(図示省略)が破損しないようになっている。
前記スライド3の背後には、スライド3の位置を検出するスライド位置検出器30が配設されている。このスライド位置検出器30は、非接触式のリニアセンサ等よりなるスライド位置センサ33と、このスライド位置センサ33の本体部に上下動自在に嵌挿され、位置検出用のスケール部が設けられてなる位置検出ロッド32とより構成されている。前記スライド位置センサ33は、本体フレーム2の側面部に設けられた補助フレーム34に固定されている。この補助フレーム34は、上下方向に縦長に形成されており、下部がボルト35により本体フレーム2の側面部に固定的に取り付けられ、上部が上下方向長孔(図示省略)内に挿入されたボルト36により上下方向に摺動自在に支持され、側部が前後一対の支持部材37,37により当接・支持されている。一方、前記位置検出ロッド32は、スライド3の背面部における上下2箇所から本体フレーム2の側面部に向けて突出された上下一対のブラケット31,31の間に取り付けられている。
前記補助フレーム34においては、上下いずれか一側(本実施形態では下側)のみが本体フレーム2に固定され、他側が上下動自在に支持される構造とされているため、本体フレーム2の温度変化による伸縮の影響を受けないようになっている。これにより、前記スライド位置センサ33は、本体フレーム2の温度変化による伸縮の影響を受けずに、スライド位置およびダイハイトを正確に検出可能となっている。
図3には、第1の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの制御装置の概略構成を表わすブロック図が示されている。
この図3に示される制御装置40は、モーション設定手段41からのモーション設定信号およびスライド位置センサ33により検出されたスライド位置信号がそれぞれ入力されるコントローラ42と、このコントローラ42から出力されるモータ速度指令信号に基づきサーボモータ21の回転を制御するサーボアンプ43とを備えている。
前記モーション設定手段41は、スライドモーションを設定するための各種データを入力するものであり、モーションデータを入力するためのスイッチおよび/またはテンキーと、これらの入力データや設定完了し登録された設定データ等を表示する表示器とを有している。本実施形態において、当該モーション設定手段41は、透明タッチスイッチパネルを液晶表示器やプラズマ表示器等のグラフィック表示器の前面に装着した、いわゆるタッチパネル付きのプログラマブル表示器と、テンキーとにより構成されている。なお、このモーション設定手段41は、予め設定されたモーションデータを記憶したICカード等の外部記憶媒体からのデータ入力装置、または無線や通信回線を介してデータを送受信する通信装置を備えるものとしてもよい。
このモーション設定手段41では、成形条件に合った加工パターン、言い換えればスライド制御パターンを、「回転」および「反転」のいずれかから選択して設定することができるようにされている。以下、各スライド制御パターン別に説明することとする。
図4には、第1の実施形態における「回転」パターンのモーション設定画面を例示する図(a)および「回転」パターンの動作説明図(b)がそれぞれ示されている。また、図5には、第1の実施形態における「反転」パターンのモーション設定画面を例示する図(a)および「反転」パターンの動作説明図(b)がそれぞれ示されている。なお、ここで、図4(b)および図5(b)のそれぞれにおいて左側に示される円は、ギヤ26の回転運動を表わしたものであり、上死点に対応するギヤ26の回転角度が0度、また下死点に対応するギヤ26の回転角度が180度となっている。また、図4(b)および図5(b)のそれぞれにおいて右側に示されるタイムチャートは、ギヤ26の回転運動に伴うスライド位置の変化を表わすものであり、横軸が時間を、縦軸がスライド位置(高さ)をそれぞれ表わしている。
(「回転」パターンの説明)
図4(a)において、モーションデータは個々の金型に応じて設定されるため、個々の金型に対応した型番号44が付与されるようになっている。また、方式設定部45では、「回転」および「反転」のスライド制御パターンの内、いずれか一つが選択可能となっており、本実施形態においては「回転」および「反転」のパターン名が表示されたそれぞれの透明タッチスイッチをオペレータがタッチすると、当該スイッチに対応したパターン名が反転表示され(図4(a)では、「回転」が反転表示されている。)、そのパターンが選択される。「回転」パターンが選択されると、基準速度46の設定部が画面表示される。この基準速度46は、当該モーションでのサーボモータ21の許容最大速度を表わしており、本実施形態では予め決められたサーボモータ最大速度に対する%割合(但し、max100%)で設定するようにされている。これにより、サーボモータ最大速度以上の速度に設定されることが防止される。
図4(b)に示されるように、「回転」パターンでは、サーボモータ21を正転方向に所定の一定速度(前記基準速度46の設定値:通常はサーボモータ最大速度に設定される。)で連続的に回転させる。これにより、スライドのモーションカーブは、偏心軸28の偏心長さ、トグルリンク機構15の各リンク長さ、および偏心軸28の回転中心位置とトグルリンク機構15との関係等の機械的な寸法によって決まるリンクモーションとなり、上死点から下死点までの下降行程では滑らかに、この後の上昇行程では高速でスライドが移動する。このとき、スライドストローク長さは先に述べた機械的な寸法から決まる最大ストローク長さSmaxである。
(「反転」パターンの説明)
図5(b)に示されるように、「反転」パターンでは、上死点と下死点との間に設定された上限位置Pに対応するギヤ26の回転角度θから、下死点手前に予め設定された所定の下限位置Pに対応するギヤ26の回転角度θまで、サーボモータ21の正転方向速度を制御した後、下限位置Pで正確にスライド3を位置決め停止させ、次にサーボモータ21の回転を反転させて、スライド3を上限位置Pまで上昇させて停止させる。これを繰り返すことにより、短いストローク長さSでスライド3は上下動を繰り返し、その下限位置Pが精度良く位置決めされる。
図5(a)に示されるように、「反転」パターンの設定画面では、様々な金型に柔軟に対応させて任意のモーションが設定できるように、段数47、待機位置48、基準速度46、待機時間49、そして各段毎の目標位置50、移動速度51および停止時間52がそれぞれ設定可能となっている。前記段数47には、下降行程での速度制御区間の段数47aと、上昇行程での速度制御区間の段数47bとがあり、それぞれ、段数が1段に設定された場合には所定の定速度制御によるリンクモーションに設定されるようになっている。図5(a)に示される例では、下降行程では段数が2段に、上昇行程では段数が1段にそれぞれ設定されているため、下降行程では2段の速度制御区間を有する設定とされ、上昇行程では所定の定速度制御によるモータ反転でのリンクモーションとなるように設定される。前記待機位置48は、上昇行程の最後のスライド位置、すなわち上限位置であり、図5(b)に示される例では、待機位置が上限位置Pとなる。前記待機時間49は待機位置48にスライド3が停止(次サイクル開始まで待機)する場合の待機中の時間であり、図5(b)に示される例では待機時間=0である。また、各段毎の目標位置50は、各段の最後スライド位置(これは、後段の開始位置に相当する。)である。図5(b)に示される例では、下降1段目が目標位置P、下降2段目が目標位置P(下限位置)、および上昇行程(図示の3段目)が目標位置P(上限位置)である。そして、各段毎の移動速度51および停止時間52は、それぞれ、各区間のスライド移動速度、および最終目標位置Pnにおける移動停止時間であり、図5(b)に示される例で言うと、2段目の移動速度51はPからPまでのモーション傾き(=(P−P)/Ta)に相当し、その停止時間52は零である。また、上昇行程は、本実施形態では下限位置Pから上限位置Pまで最大速度(100%)で上昇するように設定されている。なお、各段の移動速度51は、前記設定した当該モーションの基準速度46でのスライド最大速度に対する%割合で設定するようにされている。また、前記の設定が完了したら、設定データに基づいてサイクルタイムが自動的に演算され、その演算結果がサイクルタイム表示部53に表示される。
前記コントローラ42は、マイクロコンピュータや高速数値演算プロセッサ等を主体に構成されたコンピュータ装置を備えており、図3に示されるように、記憶部55、モーション設定部56、スライド位置指令演算部57、スライド位置偏差演算部58、位置ゲイン演算部59およびモータ速度指令部60の各種機能部を有している。
前記記憶部55は、前記モーション設定手段41により設定されたモーションデータをその型番号44(図4(a)、図5(a)参照)に対応させて記憶するとともに、スライド制御のためのサーボモータ21の回転角度(ギヤ26の回転角度)とスライド位置との関係データを記憶している。このサーボモータ21の回転角度(ギヤ26の回転角度)とスライド位置との関係データは、前記トグルリンク機構15の各リンク12a,12b,13の長さ、偏心軸28の偏心長さ、および偏心軸28の回転中心位置とトグルリンク機構15との関係などの機械的寸法によって決まる関数式で求まるものであり、この関数式自体を記憶してもよいし、または関数式をテーブルデータとして記憶してもよい。
前記モーション設定部56は、前記モーション設定手段41により設定されたスライド制御パターンと、このスライド制御パターンに対応するモーションデータとに基づき、制御実行時間tとスライド位置Pとの関係を表わすモーションを決定する機能を有している。
前記スライド位置指令演算部57は、モーション設定部56において設定されたスライドモーションに沿ってスライド3が移動するように、所定のサーボ周期時間毎のスライド位置指令(rp)を演算する機能を有している。
スライド位置偏差演算部58は、スライド位置指令演算部57からのスライド位置指令(rp)と、スライド位置センサ33からのスライド位置検出信号(Sp)とのスライド位置偏差(εp)を演算する機能を有している。
ところで、トグルリンク機構15の姿勢の変化に対して、つまりギヤ26の回転角度θの変化に対して、スライド3の速度比は、図6において記号SLで示されるスライド速度比曲線で表わされるように変化するため、スライド3がストローク下限位置P(図5(b)参照)に近づくにつれてスライド位置偏差が相対的に減少してしまうことになる。そこで、本実施形態では、かかるスライド位置偏差の相対的な減少を補償するために、図6において記号GLで示される位置ゲイン曲線が設定され、ギヤ26の回転角度θを基準として、モータ速度指令の演算に関わる位置ゲインG(θ)を変化させるようにされている。なお、ここで、スライド3の速度比とは、サーボモータ21の回転数を一定としたとき、つまりギヤ26を一定回転数で駆動したときの、ある時点におけるスライド速度Vと、その回転数におけるスライド3の最高速度Vmaxとの比(Vmax/V)のことである。また、図6中記号Gsは、位置ゲインの基本設定値である。
前記位置ゲイン曲線GLは、図6に示されるように、ギヤ26の回転角度θに対する位置ゲインG(θ)の切換点(当該曲線上のa点〜g点)をスライド速度比曲線SLに近接させるように所要個数定めて、各切換点の間を直線補間したものである。この位置ゲイン曲線GLは、前記記憶部55にテーブル形式で記憶されている。なお、ここで、位置ゲインの設定によっては、サーボモータ21の回転数に段付き部を生じ、トルク電流値がプラス側からマイナス側へ急激に反転する場合があり、このとき、サーボモータ21の後流の動力伝達経路において大きな異音が発生する恐れがある。かかる異音の発生は、位置ゲインの切り換えが滑らかでなかったり、位置ゲインがスライド速度比曲線SLに沿って設定されていなかったりすることに起因すると解される。そこで、本実施形態では、位置ゲイン曲線GLの折れ曲がり部(b〜fの各切換点の周辺部)をなるべく鈍角にするとともに、位置ゲイン曲線GLをスライド速度比曲線SLの常に下側に沿うようにされている。こうして、モータ回転数とトルク電流の変動を減少させて動力伝達経路における異音の低減を図るようにされている。
前記位置ゲイン演算部59は、図6に示される位置ゲインG(θ)に係るテーブルデータを記憶部55から読み取るとともに、サーボモータ21の回転角度・回転速度を検出するロータリーエンコーダ61からの信号に基づきサーボモータ21の回転角度と線形関係にあるギヤ26の回転角度θを求め、求められたギヤ26の回転角度θに基づき位置ゲイン曲線GLを参照することにより、スライド3の速度比に応じた位置ゲインG(θ)を算出する機能を有している。
前記モータ速度指令部60は、位置ゲイン演算部59からの位置ゲインG(θ)を入力し、この位置ゲインG(θ)と、スライド位置偏差演算部58からのスライド位置偏差εpとに基づいてモータ速度指令rmを演算する機能を有している。
前記サーボアンプ43は、モータ速度指令部60からのモータ速度指令rmと、ロータリーエンコーダ61からのモータ回転速度のフィードバック値Sθとの偏差εsを演算し、算出されたモータ速度偏差εsに基づいてモータ電流Cmを制御してサーボモータ21の回転を制御する機能を有している。
図7には、第1の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの制御装置の作動を説明するフローチャートが示されている。この図7のフローチャートを用いて制御装置40の作動を以下に説明することとする。
S1〜S3:まず、モーション設定手段41は、作業者が選択したスライド制御パターン(「回転」パターン/「反転」パターン)、および選択されたスライド制御パターンに応じて設定される加工条件を満たすスライドモーションデータを、それぞれこれから実行すべき内容として設定する(S1)。次いで、モーション設定部56は、前記ステップS1で選択・設定されたスライド制御パターンに、同ステップS1で設定されたスライドモーションデータを当てはめて、当該スライド制御パターンに適合するスライドモーションを設定する(S2)。次いで、起動信号がコントローラ42に入力されたか否かを判断し(S3)、起動信号が入力されるまでステップS3を繰り返して待つ。なお、ここで、起動信号は、図示されないプレス操作盤に設けられた起動釦スイッチによるものでも、または図示されない上位のプレスライン管理コントローラからの起動信号等であってもよい。
S4:前記ステップS3において、起動信号がコントローラ42に入力されたと判断した場合には、前記ステップS2で設定されたスライドモーションに沿ってスライド3が移動するようにスライド3の位置および速度を制御する。
すなわち、前記ステップS2で設定されたスライドモーションが図4(b)に示されるスライドモーションである場合、つまり前記ステップS1で設定されたスライド制御パターンが「回転」パターンである場合、スライド位置指令演算部57は、図4(b)に示されるスライドモーションに沿ってスライド3が移動するように、所定のサーボ周期時間毎のスライド位置指令を演算し算出されたスライド位置指令をモータ速度指令部60に向けて出力する。このモータ速度指令部60は、スライド位置指令演算部57からのスライド位置指令と、スライド位置センサ33からのスライド位置検出信号とのスライド位置偏差に所定の位置ゲインをかけてモータ速度指令を演算し算出されたモータ速度指令をサーボアンプ43に向けて出力する。このサーボアンプ43は、モータ速度指令部60からのモータ速度指令と、ロータリーエンコーダ61により検出されるモータ回転速度とのモータ速度偏差に基づいてモータ速度電流を制御してサーボモータ21の回転を制御する。このような回転制御を受けるサーボモータ21によって偏心回転機構20が駆動され、この偏心回転機構20の回転動力がトグルリンク機構15を介してスライド3に伝達されてそのスライド3が図4(b)に示されるスライドモーションに沿って移動される。
一方、前記ステップS2で設定されたスライドモーションが図5(b)に示されるスライドモーションである場合、つまり前記ステップS1で設定されたスライド制御パターンが「反転」パターンである場合、スライド位置指令演算部57は、図5(b)に示されるスライドモーションに沿ってスライド3が移動するように、所定のサーボ周期時間毎のスライド位置指令rpを演算し算出されたスライド位置指令rpをモータ速度指令部60に向けて出力する。このモータ速度指令部60は、スライド位置指令演算部57からのスライド位置指令rpとスライド位置センサ33からのスライド位置検出信号Spとのスライド位置偏差εpと、位置ゲイン演算部59により算出される位置ゲインG(θ)とに基づいてモータ速度指令rmを演算し算出されたモータ速度指令rmをサーボアンプ43に向けて出力する。このサーボアンプ43は、モータ速度指令部60からのモータ速度指令rmと、ロータリーエンコーダ61により検出されるモータ回転速度Sθとのモータ速度偏差εsに基づいてモータ速度電流Cmを制御してサーボモータ21の回転を制御する。このような回転制御を受けるサーボモータ21によって偏心回転機構20が駆動され、この偏心回転機構20の回転動力がトグルリンク機構15を介してスライド3に伝達されてそのスライド3が図5(b)に示されるスライドモーションに沿って移動される。
S5〜S6:プレス操作盤またはプレスライン管理コントローラ等から停止信号が入力されたか否かを判断し(S5)、停止信号が入力されるまでステップS4からの処理を繰り返し、停止信号が入力されたときには、待機位置に設定された上限位置または上死点でスライド3を停止させ、プレス運転を停止する(S6)。
本実施形態によれば、スライド制御パターンとして「回転」パターンを選択・設定することにより、サーボモータ21の連続回転によってスライド3を高速で上下駆動することができ、高生産加工を好適に行うことができる。また、スライド制御パターンとして「反転」パターンを選択・設定することにより、スライド3の位置偏差εpとスライド3の速度比に応じた位置ゲインG(θ)とに基づいて算出されるモータ速度指令rmよってサーボモータ21の回転が制御されるので、スライド3がストローク下限位置Pで精度良く位置決めされ、コイニング加工や精密成形加工などのような下限位置での位置決め精度が要求される高精度加工を好適に行うことができる。したがって、高生産加工と高精度加工とを1台のプレスで使い分けることができるという効果を奏する。
〔第2の実施形態〕
図8には、本発明の第2の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの概略システム構成図が示されている。また、図9には、第2の実施形態における「回転」パターンの動作説明図(a)および「反転」パターンの動作説明図(b)がそれぞれ示されている。なお、図9(a)および同図(b)のそれぞれにおいて左側に示される円は、後述するギヤ72の回転運動を表わしたものであり、上死点に対応するギヤ72の回転角度が0度、また下死点に対応するギヤ72の回転角度が180度となっている。また、図9(a)および同図(b)のそれぞれにおいて右側に示されるタイムチャートは、ギヤ72の回転運動に伴うスライド位置の変化を表わすものであり、横軸が時間を、縦軸がスライド位置(高さ)をそれぞれ表わしている。また、本実施形態において、前記第1の実施形態と同一または同様のものについては同一符号を付してその詳細な説明を省略することとし、前記第1の実施形態と異なる点を中心に以下に説明することとする。
図8に示されるハイブリッド制御サーボプレス1Aにおいて、サーボモータ21の回転動力は、当該サーボモータ21の出力軸に取着されたギヤ71およびそのギヤ71に噛合するギヤ72を介してクランク軸73に伝達される。こうして、サーボモータ21の出力軸からクランク軸73に至る動力伝達機構により偏心回転機構20Aが構成されている。また、クランク軸73には、コンロッド74を介してスライド3が上下動自在に連結されており、クランク軸73に伝達されたサーボモータ21の回転動力により、スライド3が上下駆動されるようになっている。
本実施形態において、コントローラ42における記憶部55は、サーボモータ21の回転角度(ギヤ72の回転角度)とスライド位置との関係データを記憶している。この関係データは、クランク軸機構の偏心量(クランク軸73の回転半径)、コンロッド74の長さ、およびクランク軸73の回転角度(ギヤ72の回転角度)の三角関数により求まるものであり、この関数式自体を記憶してもよいし、または関数式をテーブルデータとして記憶してもよい。
また、モーション設定部56は、モーション設定手段41により設定されるスライド制御パターンが「回転」パターンである場合には図9(a)に示されるスライドモーションを設定し、一方、モーション設定手段41により設定されるスライド制御パターンが「反転」パターンである場合には図9(b)に示されるスライドモーションを設定するようになっている。
そして、モーション設定手段41によりスライド制御パターンとして「回転」パターンが選択・設定され、モーション設定部56において図9(a)に示されるスライドモーションが設定された状態で、コントローラ42に起動信号が入力されると、スライド位置指令演算部57は、図9(a)に示されるスライドモーションに沿ってスライド3が移動するように、所定のサーボ周期時間毎のスライド位置指令を演算し算出されたスライド位置指令をモータ速度指令部60に向けて出力する。このモータ速度指令部60は、スライド位置指令演算部57からのスライド位置指令と、スライド位置センサ33からのスライド位置検出信号とのスライド位置偏差に所定の位置ゲインをかけてモータ速度指令を演算し算出されたモータ速度指令をサーボアンプ43に向けて出力する。このサーボアンプ43は、モータ速度指令部60からのモータ速度指令と、ロータリーエンコーダ61により検出されるモータ回転速度とのモータ速度偏差に基づいてモータ速度電流を制御してサーボモータ21の回転を制御する。このような回転制御を受けるサーボモータ21によって偏心回転機構20Aが駆動され、この偏心回転機構20Aの回転動力がコンロッド74を介してスライド3に伝達されてそのスライド3が図9(a)に示されるスライドモーションに沿って移動される。
一方、モーション設定手段41によりスライド制御パターンとして「反転」パターンが選択・設定され、モーション設定部56において図9(b)に示されるスライドモーションが設定された状態で、コントローラ42に起動信号が入力されると、スライド位置指令演算部57は、図9(b)に示されるスライドモーションに沿ってスライド3が移動するように、所定のサーボ周期時間毎のスライド位置指令rpを演算し算出されたスライド位置指令rpをモータ速度指令部60に向けて出力する。このモータ速度指令部60は、スライド位置指令演算部57からのスライド位置指令rpとスライド位置センサ33からのスライド位置検出信号Spとのスライド位置偏差εpと、位置ゲイン演算部59により算出される位置ゲインG(θ)とに基づいてモータ速度指令rmを演算し算出されたモータ速度指令rmをサーボアンプ43に向けて出力する。このサーボアンプ43は、モータ速度指令部60からのモータ速度指令rmと、ロータリーエンコーダ61により検出されるモータ回転速度Sθとのモータ速度偏差εsに基づいてモータ速度電流Cmを制御してサーボモータ21の回転を制御する。このような回転制御を受けるサーボモータ21によって偏心回転機構20Aが駆動され、この偏心回転機構20Aの回転動力がコンロッド74を介してスライド3に伝達されてそのスライド3が図9(b)に示されるスライドモーションに沿って移動される。
本実施形態によっても、スライド制御パターンとして「回転」パターンを選択・設定することにより、サーボモータ21の連続回転によってスライド3を高速で上下駆動することができ、高生産加工を好適に行うことができる。また、スライド制御パターンとして「反転」パターンを選択・設定することにより、スライド3の位置偏差εpとスライド3の速度比に応じた位置ゲインG(θ)とに基づいて算出されるモータ速度指令rmよってサーボモータ21の回転が制御されるので、スライド3がストローク下限位置Pで精度良く位置決めされ、コイニング加工や精密成形加工などのような下限位置での位置決め精度が要求される高精度加工を好適に行うことができる。したがって、高生産加工と高精度加工とを1台のプレスで使い分けることができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの側面一部断面図 第1の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの背面一部断面図 第1の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの制御装置の概略構成を表わすブロック図 第1の実施形態における「回転」パターンのモーション設定画面を例示する図(a)および「回転」パターンの動作説明図(b) 第1の実施形態における「反転」パターンのモーション設定画面を例示する図(a)および「反転」パターンの動作説明図(b) ギヤ回転角度に対するスライド速度比および位置ゲインの関係を表わす図 第1の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの制御装置の作動を説明するフローチャート 本発明の第2の実施形態に係るハイブリッド制御サーボプレスの概略システム構成図 第2の実施形態における「回転」パターンの動作説明図(a)および「反転」パターンの動作説明図(b)
符号の説明
1,1A ハイブリッド制御サーボプレス
3 スライド
15 トグルリンク機構
20,20A 偏心回転機構
21 サーボモータ
30 スライド位置検出器
40 制御装置
43 サーボアンプ
58 スライド位置偏差演算部、
59 位置ゲイン演算部
60 モータ速度指令部
74 コンロッド

Claims (2)

  1. モータ速度指令を受けたサーボアンプにより回転が制御されるサーボモータにて偏心回転機構を駆動し、この偏心回転機構の回転動力をコンロッドまたはリンク機構を介してスライドに伝達してそのスライドを上下駆動するように構成されるハイブリッド制御サーボプレスの制御装置において、
    (a)前記スライドの位置を検出するスライド位置検出器、
    (b)前記スライド位置検出器により検出されるスライド位置と前記スライドの目標位置との位置偏差を演算するスライド位置偏差演算部、
    (c)前記スライドの速度比に応じて、その速度比が大きくなるとそれに比例して大きくなるように設定された位置ゲインを演算する位置ゲイン演算部および
    (d)前記スライド位置偏差演算部により算出されるスライド位置偏差と前記位置ゲイン演算部により算出される位置ゲインとに基づいてモータ速度指令を算出しその算出されたモータ速度指令を前記サーボアンプに向けて出力するモータ速度指令部
    を備えることを特徴とするハイブリッド制御サーボプレスの制御装置。
  2. サーボモータにて偏心回転機構を駆動し、この偏心回転機構の回転動力をコンロッドまたはリンク機構を介してスライドに伝達してそのスライドを上下駆動するハイブリッド制御サーボプレスの制御方法であって、
    前記スライドの位置偏差と前記スライドの速度比に応じてその速度比が大きくなるとそれに比例して大きくなるように設定された位置ゲインとに基づいて算出されるモータ速度指令により前記サーボモータの回転を制御することを特徴とするハイブリッド制御サーボプレスの制御方法。
JP2004268003A 2004-09-15 2004-09-15 ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法 Expired - Fee Related JP4587752B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004268003A JP4587752B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法
DE112005002229.3T DE112005002229B4 (de) 2004-09-15 2005-09-02 Servopressensteuersystem und Servopressensteuerverfahren
CNB2005800307273A CN100551682C (zh) 2004-09-15 2005-09-02 伺服压力机的控制装置及其控制方法
US11/575,210 US7434505B2 (en) 2004-09-15 2005-09-02 Servo press control system and servo press control method
PCT/JP2005/016086 WO2006030649A1 (ja) 2004-09-15 2005-09-02 サーボプレスの制御装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004268003A JP4587752B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006082102A JP2006082102A (ja) 2006-03-30
JP4587752B2 true JP4587752B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=36059904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004268003A Expired - Fee Related JP4587752B2 (ja) 2004-09-15 2004-09-15 ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7434505B2 (ja)
JP (1) JP4587752B2 (ja)
CN (1) CN100551682C (ja)
DE (1) DE112005002229B4 (ja)
WO (1) WO2006030649A1 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5060742B2 (ja) * 2005-06-28 2012-10-31 株式会社アマダ プレス機械、クランクプレス機械、及び振動加工方法
EP1815972B1 (en) * 2006-02-06 2013-12-18 ABB Research Ltd. Press line system and method
JP5083217B2 (ja) * 2006-10-16 2012-11-28 宇部興産機械株式会社 ステムスライド装置
US10828858B2 (en) * 2007-03-23 2020-11-10 Gpcp Ip Holdings Llc Servo-driven forming press
JP5138399B2 (ja) * 2008-01-25 2013-02-06 アイダエンジニアリング株式会社 サーボプレス機械
JP5052406B2 (ja) 2008-05-12 2012-10-17 アイダエンジニアリング株式会社 下死点位置補正制御手段を備えたプレス機械
JP2011062725A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Aida Engineering Ltd プレス機械及び制御方法
JP5721388B2 (ja) * 2009-12-04 2015-05-20 株式会社日立製作所 サーボプレスの制御装置及び制御方法、並びにこの制御装置を搭載したサーボプレス
DE102009057409B4 (de) * 2009-12-08 2013-02-28 Schuler Pressen Gmbh & Co. Kg Stößelantrieb mit Belastungsprofilanpasssung
EP2363215B1 (de) * 2010-03-05 2012-10-31 HINTERKOPF GmbH Umformeinrichtung
DE102010060103B4 (de) * 2010-10-21 2013-04-11 Schuler Pressen Gmbh & Co. Kg Ziehpresse mit dynamisch optimierter Blechhaltung
JP5470223B2 (ja) * 2010-11-09 2014-04-16 アイダエンジニアリング株式会社 サーボプレスの制御装置及び制御方法
JP5647059B2 (ja) * 2011-04-27 2014-12-24 アイダエンジニアリング株式会社 タンデムプレスライン
JP5806875B2 (ja) * 2011-07-29 2015-11-10 コマツ産機株式会社 プレス機械およびそのスライド位置調整方法
CN102320157A (zh) * 2011-08-12 2012-01-18 扬州智科光机电技术开发中心有限公司 一种伺服压力机控制方法
CN102357636B (zh) * 2011-08-23 2013-09-18 山东理工大学 压制件的打击力误差控制方法
CN102380569A (zh) * 2011-09-20 2012-03-21 天津市天锻压力机有限公司 设定恒速度、恒应变和变应变工艺压制曲线控制方法
JP5947574B2 (ja) * 2012-03-12 2016-07-06 株式会社アマダホールディングス 回転モーション設定方法及びプレス
DE102012102527B4 (de) * 2012-03-23 2014-10-09 Schuler Pressen Gmbh Pressenantrieb mit mehreren Arbeitsbereichen
JP5411978B2 (ja) * 2012-06-04 2014-02-12 ファナック株式会社 ボールネジの伸縮量を補正する機能を備えたサーボ制御装置
JP5667147B2 (ja) * 2012-10-30 2015-02-12 ファナック株式会社 ボールねじの伸縮量に基づいて補正処理を実行するサーボ制御装置
WO2014164994A1 (en) * 2013-03-12 2014-10-09 Vamco International, Inc. Press machine
CN103434181B (zh) * 2013-08-13 2015-04-08 山东理工大学 螺旋肘杆型伺服压力机电机速度的控制方法及实现用装置
CN103660361B (zh) * 2013-12-11 2015-07-22 南京航空航天大学 一种伺服压力机控制系统
TWI571043B (zh) * 2014-01-27 2017-02-11 山葉發動機股份有限公司 馬達控制裝置及該裝置之修正資料製作方法
JP6823910B2 (ja) 2015-02-24 2021-02-03 蛇の目ミシン工業株式会社 サーボプレス、制御方法およびプログラム
JP6537308B2 (ja) * 2015-03-13 2019-07-03 蛇の目ミシン工業株式会社 サーボプレス、制御方法およびプログラム
JP6608153B2 (ja) * 2015-03-30 2019-11-20 蛇の目ミシン工業株式会社 サーボプレス、制御方法およびプログラム
JP6587416B2 (ja) * 2015-04-30 2019-10-09 コマツ産機株式会社 プレスシステムおよびプレスシステムの制御方法
CN105172191B (zh) * 2015-06-12 2018-03-23 盱眙正方机械有限公司 生物质燃料压块成型机成型装置
CN105034432B (zh) * 2015-06-12 2018-03-23 盱眙正方机械有限公司 生物质燃料压块成型机
US10448947B2 (en) 2017-03-22 2019-10-22 Ethicon, Inc. Swaging systems for attaching surgical needles to sutures having on-press testing of suture attachment strength
US10960456B2 (en) * 2017-03-22 2021-03-30 Ethicon, Inc. Programmable motor driven swaging presses for attaching surgical needles to sutures
DE102017116784B4 (de) 2017-07-25 2019-10-10 Schuler Pressen Gmbh Presse und Verfahren zum Betreiben einer Presse
CN108971265B (zh) * 2018-09-13 2019-10-22 金丰(中国)机械工业有限公司 一种多工位压力机的偏载检测方法
CN111896999B (zh) * 2019-05-06 2023-11-28 中国石油天然气集团有限公司 震动器及振动信号控制方法
CN110561823B (zh) * 2019-08-29 2021-08-20 山东省科学院激光研究所 一种伺服压力机滑块位置偏差在线自动修正方法
CN110561821B (zh) * 2019-08-29 2022-02-01 山东省科学院激光研究所 一种伺服压力机下死点偏差反馈补偿方法
CN110561822B (zh) * 2019-08-29 2021-05-25 山东省科学院激光研究所 一种伺服压力机下死点偏差电机命令自动补偿方法
WO2022159471A1 (en) 2021-01-19 2022-07-28 Milwaukee Electric Tool Corporation Rotary power tool

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003154498A (ja) * 2001-11-19 2003-05-27 Aida Eng Ltd 機械プレスの制御装置
JP2003305599A (ja) * 2002-04-10 2003-10-28 Komatsu Ltd ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置及びその制御方法
JP2004017098A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Komatsu Ltd サーボプレス、およびそれを用いた加工方法とその制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003311496A (ja) * 2002-04-26 2003-11-05 Komatsu Ltd プレス機械のダイハイト調整装置
JP4296072B2 (ja) * 2003-10-21 2009-07-15 蛇の目ミシン工業株式会社 電動プレス
JP4351215B2 (ja) * 2003-12-12 2009-10-28 株式会社放電精密加工研究所 プレス装置
JP4408844B2 (ja) * 2005-07-05 2010-02-03 ファナック株式会社 サーボダイクッションの制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003154498A (ja) * 2001-11-19 2003-05-27 Aida Eng Ltd 機械プレスの制御装置
JP2003305599A (ja) * 2002-04-10 2003-10-28 Komatsu Ltd ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置及びその制御方法
JP2004017098A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Komatsu Ltd サーボプレス、およびそれを用いた加工方法とその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080034985A1 (en) 2008-02-14
DE112005002229B4 (de) 2015-02-05
CN100551682C (zh) 2009-10-21
CN101018664A (zh) 2007-08-15
DE112005002229T5 (de) 2007-11-08
US7434505B2 (en) 2008-10-14
WO2006030649A1 (ja) 2006-03-23
JP2006082102A (ja) 2006-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4587752B2 (ja) ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置およびその制御方法
JP5476106B2 (ja) 電動サーボプレスの制御方法及び制御装置
JP4787642B2 (ja) プレス機械のダイクッション制御装置
US10081150B2 (en) Press machine and method for adjusting slide position thereof
US20090025444A1 (en) Die cushion control device
JP2006122944A (ja) ダイクッション制御装置
WO2016103798A1 (ja) プレス機械
JP3929362B2 (ja) サーボプレス、およびそれを用いた加工方法とその制御方法
JP3685615B2 (ja) 直動型プレスの振動成形方法
JP2004058152A (ja) サーボプレスのスライド位置の設定方法と表示方法、及び外部周辺装置との同期方法、及びその制御装置
JP2003311496A (ja) プレス機械のダイハイト調整装置
JP3933532B2 (ja) サーボプレスのモータ過負荷保護方法
JP4136949B2 (ja) 電動サーボプレスの暴走監視装置
US9156222B2 (en) Press machine and method for detecting top dead center thereof
JP3818958B2 (ja) サーボプレスのモータ過負荷保護方法
JPH0469040B2 (ja)
JP4046598B2 (ja) 電動サーボプレスの加圧方法
JPH1133799A (ja) 電動プレスの制御方法及び制御装置
JP3929344B2 (ja) ハイブリッド制御サーボプレスの制御装置及びその制御方法
JP2010075987A (ja) プレス機械
JP3692261B2 (ja) サーボプレスの荷重による下死点補正装置
JP2001071196A (ja) 加圧装置
JP4843477B2 (ja) プレスのブレーキ制御方法および機械式プレス
JP3807495B2 (ja) 電動サーボプレスのモーション設定方法
JP3929354B2 (ja) サーボプレスのスライド制御装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4587752

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees