JP2011052715A - ロボット関節部用軸受ユニット及び該軸受ユニットを備えたロボット関節部 - Google Patents

ロボット関節部用軸受ユニット及び該軸受ユニットを備えたロボット関節部 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤を用いずに転がり軸受をアーム部材に固定することができメンテナンス性能に優れたロボット関節部用軸受ユニット及び該軸受ユニットを備えたロボット関節部を提供する。
【解決手段】軸部材41に対しスイングアーム20を揺動及び回動自在に支持する転がり軸受43を並列に2個配設したロボット関節部用軸受ユニット40において、転がり軸受43の外周側にはトレランスリング44が設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロボット関節部用軸受ユニット及び該軸受ユニットを備えたロボット関節部に関する。
産業機械の加工ライン、組立てライン等では、省力化、自動化のために種々のロボットアームを使用している。一方、近年では、人に身近な存在であるパートナーロボットや家事ロボットなども盛んに開発がなされている。これらロボットのロボット関節部、例えばロボットの指関節には転がり軸受が使用される(例えば、特許文献1など)。
一般的に転がり軸受を使用する際、その取り付け方法としては転がり軸受を接着材で固定することが考えられる。
特開2006−329420号公報
しかしながら、ロボット関節部に接着剤を使用して転がり軸受を固定した場合、その雰囲気温度や使用条件によってはアウトガスが発生することが知られており好ましくない。また、接着剤で完全に固定した軸受に不具合が生じてしまった場合、軸受又は軸受ユニットをアーム部材から取り外すことが難しく、アーム全体を交換することになるためメンテナンス性能が悪くコストがかかるという問題があった。
そこで、本発明は、接着剤を用いずに転がり軸受をアーム部材に固定することができメンテナンス性能に優れたロボット関節部用軸受ユニット及び該軸受ユニットを備えたロボット関節部を提供することを目的としている。
上記目的は、以下の構成により達成される。
(1)軸部材に対しスイングアームを揺動及び回動自在に支持する転がり軸受を並列に2個配設したロボット関節部用軸受ユニットにおいて、
前記転がり軸受の外周側にはトレランスリングが設けられることを特徴とするロボット関節部用軸受ユニット。
(2)前記転がり軸受には、それぞれ外輪の軸方向両側の溝部にシールド板が取り付けられ、前記シールド板と内輪との間にラビリンスが形成されることを特徴とする(1)に記載のロボット関節部用軸受ユニット。
(3)前記ラビリンスの隙間は0.5mm以下で、且つ、前記シールド板にフッ素コーティングしたことを特徴とする(2)に記載のロボット関節部用軸受ユニット。
(4)前記ラビリンスの隙間は0.15mm以下であることを特徴とする(1)又は(2)に記載のロボット関節部用軸受ユニット。
(5)前記シールド板と前記溝部の少なくとも一方にフッ素コーティングしたことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のロボット関節部用軸受ユニット。
(6)前記軸部材が取り付けられた基部アームに対し、スイングアームが(1)〜(5)のいずれかに記載のロボット関節用軸受ユニットに回動自在に支持され、前記スイングアームがワイヤで駆動されるロボット関節部であって、
前記スイングアームには前記ワイヤを取り付ける切り欠きが設けられ、
前記切り欠きは前記スイングアームの回転中心に対し90°以上270°以下の領域に形成されることを特徴とするロボット関節部。
(7)前記軸部材が取り付けられた基部アームに対し、スイングアームが(1)〜(5)のいずれかに記載のロボット関節用軸受ユニットに回動自在に支持され、前記スイングアームがワイヤで駆動されるロボット関節部であって、
前記ロボット関節用軸受ユニットは前記転がり軸受を内嵌するスリーブを備え、前記トレランスリングが前記スリーブと前記スイングアームとの間に設けられ、
前記スイングアームには、前記転がり軸受の内輪の材料及び外輪の材料よりも線膨張係数の大きな材料が適用されており、前記軸部材には、前記スリーブの材料よりも線膨張係数の大きな材料が適用されていることを特徴とするロボット関節部。
本発明のロボット関節部用軸受ユニット及び該軸受ユニットを備えたロボット関節部によれば、接着剤を使用した場合と比較してアウトガスの発生がなく環境、人体への影響を低減することができ、且つ、特殊な接着剤を用いていないためコストを抑えることが可能である。また、スイングアームから軸受ユニットを単体で取り外すことができるため、不具合が発生したときであってもメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明に係るロボット関節部用軸受ユニットを搭載したロボットフィンガーの概略を示す斜視図である。 ロボット関節部の断面図である。 転がり軸受の断面図である。 トレランスリングの外観斜視図である。
以下、本発明の本発明に係る軸受ユニットを搭載したロボットフィンガーの一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係るロボット関節部用軸受ユニットを搭載したロボットフィンガーの概略を示す斜視図、図2(a)は軸受ユニットを概観を示すロボット関節部の断面図であり(b)は軸受ユニットを含めて切り欠いたロボット関節部の断面図、図3は転がり軸受の断面図、図4はトレランスリングの外観斜視図である。
ロボットフィンガー1は、図1に示すように、中空円筒形状の第1アーム2と、小径部3a及び大径部3bからなる中空円筒形状の第2アーム3と、一端側を中空円筒形状とし他端部を球面形状とした中空円筒形状の第3アーム4と、第1アーム2の一端部及び第2アーム3の一端部を連結している第1関節部5と、第2アーム3の他端部及び第3アーム4の一端部を連結している第2関節部6と、を備え、第1アーム2に対し第2アーム3が回動し、第2アーム3に対し第3アーム4が回動するように構成されている。なお、以下の説明において、回動するアーム部材をスイングアーム20、スイングアーム20を支持するアーム部材を基部アーム30、基部アーム30とスイングアーム20を連結する関節部をロボット関節部10として説明する。即ち、ロボットフィンガー1においては、第1関節部5に焦点を当てると第1アーム2が基部アーム30に相当し第2アーム3がスイングアーム20に相当し、第2関節部6に焦点を当てると第2アーム3が基部アーム30に相当し第3アーム4がスイングアーム20に相当する。
ロボット関節部10は、図2に示すように、スイングアーム20の一端側の連結部21に形成したユニット装着孔22に軸受ユニット40が装着されている。ユニット装着孔22は、スイングアーム20の長手方向に対して直交する方向に円形に開口して形成されている。軸受ユニット40には、軸部材41とスリーブ42との間に回動中心線Pに沿って2つの転がり軸受43(以下、軸受と呼ぶ。)が並列に配設されており、さらにスリーブ42の外周にトレランスリング44が設けられて一体化されている、
軸部材41は、その全延出方向に亘って一定の外径を成す円筒状、すなわち、その外周面に、例えば、フランジ部や環状凸部などが設けられていない、いわゆるストレート軸として構成されている。ただし、軸部材41の外周面には、その両端部に周方向に沿って、それぞれ所定の面取り部が形成されている。また、軸部材41は、その内部が延出方向に沿って中空の円筒状を成し、両端部に雌ねじが形成された中空のストレート軸として構成されている。なお、軸部材41は、中空のストレート軸として構成しているが、例えば、軸部材41の外周面の一端側へ環状且つ一連にフランジ部を設けた構成としてもよい。
また、スリーブ42は、その内部が延出方向に沿って中空を成す円筒状に構成されており、その内周面に周方向に沿って環状凸部42aが設けられているとともに、その外周面の両端部に周方向に沿って環状凸部42bが設けられている。なお、これらの環状凸部42aや環状凸部42bは、周方向に沿って連続させて若しくは断続させて形成してもよいが、必ずしも必要ではなく、これらの一方若しくは双方を省略してもよい。この場合、スリーブ42は、その全延出方向に亘って一定の内径若しくは外径を成す円筒状に構成すればよい。
このような構成を成す軸部材41及びスリーブ42において、その材料は、特に限定されず、任意の素材を適用することができるが、本実施形態においては、軸部材41の材料として、スリーブ42の材料よりも線膨張係数の大きな素材が適用されている。例えば、軸部材41の材料として、JIS規格によるSUS303鋼(オーステナイト系ステンレス鋼)を適用し、スリーブ42の材料として、JIS規格によるSUS403F鋼にマンガン(Mn)、鉛(Pb)及びテルル(Te)を添加した鋼(DHS−1:フェライト系ステンレス鋼)がそれぞれ適用されている。
軸受43は、図3に示すように、相対回転可能に対向して配置された外輪43aと内輪43bと、外輪43aと内輪43bとの間に転動自在に組み込まれた複数の玉43cと、複数の玉43cを周方向に所定の間隔で回転自在に保持する保持器43dと、を備える深溝玉軸受である。
また、外輪43aの軸方向両端部には取付溝43eが設けられており、該取付溝43eに、内輪43bとの間にラビリンス43gを形成する環状のシールド板43fが取り付けられている。これら2個の軸受43には所定量の潤滑剤が充填されている。潤滑剤は、鉱油系グリースや合成油系(例えば、リチウム系、ウレア系等)のグリースや油であり、高温環境用途などではフッ素系グリースまたはフッ素系の油、あるいはフッ素樹脂、MoSなどの固体潤滑剤である。但し、固体潤滑剤は玉43cや外輪43a、内輪43bの軌道溝に直接塗布される。この軸受43においては、シールド板43fとラビリンス43gにより、例えば、軸受43の外部からの異物(例えば、塵埃)の侵入や、軸受43の内部からの潤滑剤(例えば、グリース、潤滑油)の漏洩などを防止している。
ここで取付溝43eとシールド板43fの外側面はフッ素コーティングが施されていることが好ましく、さらにラビリンス43gの隙間は0.5mm未満が好ましく、0.05mm以下がさらに好ましい。フッ素コーティング及びラビリンス43gは耐水浸入性及び潤滑剤漏れに効果がある。
保持器43dには、一例として、冠型の保持器が適用されており、2つの保持器43dは、その開口を互いに向かい合わせて各軸受43に組み込まれ、外輪43aと内輪43bとの間を回転している。なお、2つの保持器43dは、その開口を互いに同一方向へ向けて軸受43に組み込んでもよいし、他方側(開口とは反対側の閉塞側)を互いに向かい合わせて軸受43に組み込んでもよい。また、保持器43dとして冠型のタイプを適用しているが、この他、例えば、波型保持器、かご形保持器及び合せ保持器など、各種のタイプを適用することができる。
このような構成をなす軸受43において、その材料は、特に限定されず、任意の素材を適用することができるが、本実施形態においては、スイングアーム20の材料として、軸受43の外輪43a及び内輪43bの材料よりも、線膨張係数の大きな素材が適用されている。
各軸受43には、所定の予圧がそれぞれ付与されており、かかる予圧は、以下のような方法により付与することができる。例えば、2つの軸受43の外輪43a間に環状凸部42aを介在させて、スリーブ42の内周面に各外輪43aを圧入固定する。そして、一方側の軸受43(図2(b)の左側の軸受)の内輪43bに軸方向(同図の左右方向)に対して一方向き(同図の右向き)の予圧を付与し、その状態で当該軸受43の内輪43bを軸部材41に圧入固定する。同様に、他方側の軸受43(図2(b)の右側の軸受)の内輪43bに軸方向(同図の左右方向)に対して他方向き(同図の左向き)の予圧を付与し、その状態で当該軸受43の内輪43bを軸部材41に圧入固定する。これにより、2つの軸受43に所定の予圧を付与することができ、例えば、スイングアーム20が微小揺動時にガタ付くことなく、高速かつスムーズにハードディスク上をトレースすることを可能にしている。
軸受ユニット40には、スリーブ42の外周にトレランスリング44が設けられ、当該トレランスリング44により軸受ユニット40はスイングアーム20のユニット装着孔22に固定されている。かかるトレランスリング44は、2つの部材間に介在し、これらの部材を相互に位置決め固定するための部材であって、図4に示すように、例えば、弾性を有する材料(ばね用材料)で環状を成して構成され、その外周面には、周方向に沿って等間隔で複数の凸状部44aが設けられており(後述する内径タイプに対して、外径タイプという)、当該凸状部44aがトレランスリング44の径方向に付勢された弾性力を有するばねとして作用する。
この場合、かかるトレランスリング44は、一例として、軸受ユニット40をスイングアーム20に固定した状態において、その外径(凸状部44aの最大高部分を連続した仮想円の径)がユニット装着孔22の直径と略同一を成すように構成されている。このため、軸受ユニット40をスイングアーム20に固定する前の状態(図4の状態)において、トレランスリング44は、その外径(凸状部44aの最大高部分を連続した仮想円の径)がユニット装着孔22の直径よりも極僅かに大きな径を成すように構成されている。また、かかるトレランスリング44は、一例として、その幅が、スリーブ42の外周面の両端部に設けられた環状凸部42b間の距離と略同一となるように構成されている。
なお、図4に示す構成において、トレランスリング44は、環状を成して構成したが、例えば、環状の一部を切り欠いたC字状を成すように構成してもよい。また、トレランスリング44は、分割構成としてもよく、例えば、円を2分割した半円状を成す2つのトレランスリング44を組み合わせることで、略環状を成すように構成してもよい。ここで、トレランスリング44の凸状部44aの形状、大きさ及び数などは、例えば、トレランスリング44の大きさや形状、及びスリーブ42とユニット装着孔22間の距離などに応じて任意に設定されるため、ここでは特に限定しない。
かかるトレランスリング44をスリーブ42と連結部21のユニット装着孔22との間に介在させることで、当該トレランスリング44の弾性力と摩擦力によって、軸受ユニット40とスイングアーム20とを簡易かつ確実に固定することができる。トレランスリング44を用いた軸受ユニット40とスイングアーム20との具体的な固定方法の一例としては、まず、連結部21のユニット装着孔22をトレランスリング44の凸状部44aに当接させた状態で、トレランスリング44が外装された軸受ユニット40に対してスイングアーム20を挿入する。その際、トレランスリング44の凸状部44aが径方向の内側へ弾性変形し、当該トレランスリング44の外径が僅かに小さくなる。
そして、連結部21の軸方向の両端面がスリーブ42の軸方向の両端面と略面一となる状態にスイングアーム20を位置決めすると、トレランスリング44の凸状部44aが径方向の外側へ弾性変形する(元の状態に戻るように変形する)。この弾性変形時に生じる当該凸状部44aが径方向の外側へ付勢する弾性力、及び当該凸状部44aとユニット装着孔22との間に生じる摩擦力によって、軸受ユニット40とスイングアーム20とを固定することができる。
なお、トレランスリング44をスイングアーム20の連結部21側に装着(内装)し、当該スイングアーム20にスリーブ42を挿入することで、スリーブ42とスイングアーム20とを固定してもよい。この場合、トレランスリング44は、一例として、上記と同様の凸状部44aを内周面に設けた構成(内径タイプ)とすればよい。
続いて、基部アーム30の一端に形成した一対の連結板35間に軸受ユニット40を取り付けたスイングアーム20の連結部21を介在させて、連結板35の外側から軸受ユニット40の軸部材41に連結ネジ14を締め付ける。スイングアーム20の連結部21の外周面には、回動中心線Pに対し90°以上270°以下の領域に切り欠き23が形成され、一端が駆動力伝達装置15に連結され他端が不図示の反力部材に連結されたワイヤ16が切り欠き23に巻きかけられる。
反力部材は、例えばバネ等の弾性部材であって、ワイヤ16の引張力によりスイングアーム20が回動する方向に対して軸受ユニット40を逆方向(図1の符号Y1、Y2で示す方向)に回動させようとする力を発生させる。
上記構成のロボットフィンガー1は、駆動力伝達装置15の駆動によりワイヤ16aに引張力を付与すると、軸受ユニット40の2個の玉軸受43に支持されたスリーブ42がスムーズに軸部材41回りに回動するので、第2アーム3が、図1に示すY1方向に対して逆方向に所定角度まで高精度に回動する。また、駆動力伝達装置15の駆動によりワイヤ16bに引張力を付与すると、軸受ユニット40の2個の玉軸受43に支持されたスリーブ42がスムーズに軸部材41回りに回動するので、第3アーム4が、図1に示すY2方向に対して逆方向に所定角度まで高精度に回動する。また、駆動力伝達装置15の駆動を解除してワイヤ16aを所定量だけ戻すと、第2アーム3は反力部材の力によりY1方向に所定角度まで回動する。さらに、駆動力伝達装置15の駆動を解除してワイヤ16bを所定量だけ戻すと、第3アーム4は反力部材の力によりY2方向に所定角度まで回動する。
以上説明したように本実施形態によれば、トレランスリング44を用いることで、特殊な接着剤を用いていないためコストを抑えることが可能で、且つ、接着剤を使用した場合と比較してアウトガスの発生がなく環境、人体への影響を低減することができる。また、連結ネジ14を外すことで基部アーム30からスイングアーム20と軸受ユニット40を取り外すことができ、さらに軸受ユニット40をトレランスリング44とユニット装着孔22との摩擦力に抗して軸方向に押圧することで軸受ユニット40をスイングアーム20から取り外すことができる。従って、不具合が発生したときであってもメンテナンスを容易に行うことができる。
ここで、ロボットフィンガー1は高温状況で使用される場合があるが、本実施形態においては、上述したように、スイングアーム20の材料として、軸受43の外輪43aの材料及び内輪43bの材料よりも線膨張係数の大きな素材が適用されているため、スイングアーム20及び軸受43がそれぞれ熱膨張した場合、スイングアーム20が軸受43よりも大きく膨張する。この結果、スイングアーム20は、軸受43に対して離間する方向へ、両者の膨張量の差に相当する距離だけ相対的に微小移動する。別の捉え方をすれば、スイングアーム20のユニット装着孔22と、軸受43が固定されたスリーブ42の外周面との間の距離は、上記膨張量の差に相当する距離だけ微小に広がることになる。
また、本実施形態においては、上述したように、軸部材41の材料として、スリーブ42の材料よりも線膨張係数の大きな素材が適用されているため、軸部材41及びスリーブ42がそれぞれ熱膨張した場合、軸部材41は、スリーブ42よりも大きく膨張する。この結果、軸部材41の外周面とスリーブ42の内周面との間の距離は、軸部材41とスリーブ42の膨張量の差に相当する距離だけ狭められる。
このため、ロボットフィンガー1の温度上昇に伴い、スイングアーム20と軸受43とが熱膨張し、トレランスリング44の固定力(例えば、トレランスリング44がスリーブ42を軸受43に対して押し付ける弾性力)が小さくなる場合であっても、軸部材41及びスリーブ42がそれぞれ熱膨張し、軸部材41の外周面とスリーブ42の内周面との間の距離が、軸部材41とスリーブ42の膨張量の差に相当する距離だけ狭められることで、これらの間に介在する軸受43に対し、その内部のラジアル隙間を減少させることができる。
この結果、トレランスリング44からスリーブ42を介して軸受43に対して加えられる予圧荷重が低下することを抑制し、軸受43の剛性が高められることで、軸受ユニット40自体の剛性を高めることができる。これにより、ロボットフィンガー1の温度上昇時においても、軸受ユニット40の剛性を高めた状態のままで維持させることができる。
また、本実施形態によれば、軸受43のシールド板43fと内輪43bとの間にラビリンス43gが形成されているので、軸受43の回転トルクを小さくすることができる。また、シールド板43fを接触式にして内輪43bと接触させると回転トルクが上昇するだけでなく、シールトルクが加算される分回転トルクが変動し、ロボット関節部に正確な位置情報を把握できず正確な制御ができなくなるが、本実施形態ではラビリンス43gを形成することでスイングアーム20の位置を正確に制御することができる。
<実施例>
次に本発明の軸受ユニットを用いた潤滑油漏れ及び耐水浸入性試験について説明する。
軸受ユニットとして、内径5mm、外径8mm、幅2.5mmの深溝玉軸受(軸受名番:SMR85(ステンレス製))を2つ並列に配設し、各軸受の外輪両端にステンレス製のシールド板を取り付けて構成した。このように構成した軸受ユニットをシールド板のフッ素コーティングの有無、取付溝のフッ素コーティングの有無、ラビリンスの大小を変更して表1の実施例1〜実施例8の測定を行なった。測定は、雰囲気温度25℃の条件下で、周波数100kHzの超音波で揺動させた3000mlのDI水中に該軸受ユニット4個を3分間漬けて、3分後の軸受内の水分量及び軸受からの潤滑剤漏れを測定した。表1中、ラビリンス極小とは、ラビリンス隙間Tが0<T≦0.05mmを示し、ラビリンス小とは、ラビリンス隙間Tが0.05<T<0.5mmを示し、ラビリンス大とは、ラビリンス隙間Tが0.5mm≦T<1.0mmを示している。
Figure 2011052715
測定結果を表1中にあわせて示した。
潤滑剤漏れにおける◎は潤滑剤が漏れない状態、○は潤滑剤が軸受から滲み出るがユニット寿命に影響を及ぼさない状態、×は潤滑剤が漏れてユニット寿命に影響を及ぼす状態を示している。また、水浸入性における◎は空気中の水分も浸入しない状態、○は空気中の水分が浸入するがユニット寿命に影響を及ぼさない状態、×は水分が浸入する状態を示している。
実施例1、3、5、7と実施例2、4、6、8を比較するとラビリンス隙間TをT<0.5mmとすることにより、水浸入性に効果があることが分かる。また、実施例1と5、実施例2と6、実施例3と7、実施例4と8をそれぞれ比べると、シールド板にフッ素コーティングをすることにより潤滑油漏れと水浸入性の両方に効果があることが分かる。さらに、実施例1と3、実施例2と4、実施例5と7、実施例6と8をそれぞれ比べると、取付溝にフッ素コーティングをすることにより潤滑油漏れに効果があることが分かる。
続いて、シールド板のフッ素コーティングの有無とラビリンス隙間の関係について水浸入性の測定を行なった。なお、取付溝のフッ素コーティングは行なっていない。測定は、上述の潤滑油漏れ及び耐水浸入性試験と同一の条件で、シールド板のフッ素コーティングを施した軸受ユニットとフッ素コーティングを施さない軸受ユニットについて、ラビリンス隙間Tを1mm、0.5mm、0.15mm、0.1mm、0.05mmの5段階にして測定を行なった。測定結果を表2に示す。
Figure 2011052715
この結果からシールド板をフッ素コーティングすることが水浸入性に大きく影響することが分かる。また一方で、ラビリンス隙間Tを0.05mm以下とすることで、シールド板のフッ素コーティングの有無に関わらず、軸受内を空気中の水分も浸入しない状態に保持することができることが確認できた。
なお、上記各実施形態の軸受ユニット及びロボット関節部は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
例えば、本実施形態の軸受ユニットにおいては、軸受43を内嵌するスリーブ42を設け、スリーブ42の外周にトレランスリング44を設けたが、必ずしもスリーブ42を設ける必要はなく、軸受43の外周にトレランスリング44を設けてもよい。これにより剛性を高くすることができる。
また、軸受43として深溝玉軸受を例示したが、これに限らずアンギュラ玉軸受など使用状況に応じて任意の軸受を選択することができる。
1 ロボットフィンガー
2 第1アーム(基部アーム)
3 第2アーム(スイングアーム、基部アーム)
4 第3アーム(スイングアーム)
5 第1関節部(ロボット関節部)
6 第2関節部(ロボット関節部)
10 ロボット関節部
16、16a、16b ワイヤ
20 スイングアーム
23 切り欠き
30 基部アーム
40 軸受ユニット(ロボット関節部用軸受ユニット)
41 軸部材
42 スリーブ
43 軸受(転がり軸受)
43a 外輪
43b 内輪
43e 取付溝(溝部)
43f シールド板
43g ラビリンス
44 トレランスリング

Claims (7)

  1. 軸部材に対しスイングアームを揺動及び回動自在に支持する転がり軸受を並列に2個配設したロボット関節部用軸受ユニットにおいて、
    前記転がり軸受の外周側にはトレランスリングが設けられることを特徴とするロボット関節部用軸受ユニット。
  2. 前記転がり軸受には、それぞれ外輪の軸方向両側の溝部にシールド板が取り付けられ、前記シールド板と内輪との間にラビリンスが形成されることを特徴とする請求項1に記載のロボット関節部用軸受ユニット。
  3. 前記ラビリンスの隙間は0.5mm以下で、且つ、前記シールド板にフッ素コーティングしたことを特徴とする請求項2に記載のロボット関節部用軸受ユニット。
  4. 前記ラビリンスの隙間は0.15mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のロボット関節部用軸受ユニット。
  5. 前記シールド板と前記溝部の少なくとも一方にフッ素コーティングしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット関節部用軸受ユニット。
  6. 前記軸部材が取り付けられた基部アームに対し、スイングアームが請求項1〜5のいずれか1項に記載のロボット関節用軸受ユニットに回動自在に支持され、前記スイングアームがワイヤで駆動されるロボット関節部であって、
    前記スイングアームには前記ワイヤを取り付ける切り欠きが設けられ、
    前記切り欠きは前記スイングアームの回動中心に対し90°以上270°以下の領域に形成されることを特徴とするロボット関節部。
  7. 前記軸部材が取り付けられた基部アームに対し、スイングアームが請求項1〜5のいずれか1項に記載のロボット関節用軸受ユニットに回動自在に支持され、前記スイングアームがワイヤで駆動されるロボット関節部であって、
    前記ロボット関節用軸受ユニットは前記転がり軸受を内嵌するスリーブを備え、前記トレランスリングが前記スリーブと前記スイングアームとの間に設けられ、
    前記スイングアームには、前記転がり軸受の内輪の材料及び外輪の材料よりも線膨張係数の大きな材料が適用されており、前記軸部材には、前記スリーブの材料よりも線膨張係数の大きな材料が適用されていることを特徴とするロボット関節部。
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