JP2001286093A - ディスク装置及びスピンドルモータ - Google Patents
ディスク装置及びスピンドルモータInfo
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- JP2001286093A JP2001286093A JP2000095222A JP2000095222A JP2001286093A JP 2001286093 A JP2001286093 A JP 2001286093A JP 2000095222 A JP2000095222 A JP 2000095222A JP 2000095222 A JP2000095222 A JP 2000095222A JP 2001286093 A JP2001286093 A JP 2001286093A
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Abstract
用したディスク装置では、外部から衝撃力が加わると、
軸受ユニットからの潤滑油の漏れを発生し、ディスクが
汚染され記録再生ができなくなる恐れがある。 【解決手段】そこで、磁気ディスクを搭載するハブの回
転軸側に、軸受内径よりも大径のリング要素を構成し、
このリング要素を軸受ユニット内に延長させると共に、
軸受ユニット内に封入した潤滑油(磁性流体)の液面と
軸受ユニット内に延長させたリング要素の端面との間に
空間を構成した。これにより、衝撃力が作用した時の潤
滑油の漏れを防止する。
Description
り、特にディスクを駆動するスピンドルモータに関す
る。
タの著しい普及に伴い、記録の高密度、大容量化及び装
置の小型、高速化が進められている。これに用いられる
ディスクドライブ装置は、益々、高速、高精度回転化、
耐衝撃性が要求されている。この高速回転を実現するた
めに、ディスク駆動装置に滑り軸受を用いたスピンドル
モータが提案されている。
は、軸受に関しては動圧軸受の採用によって耐衝撃性向
上図る等の解決手段が開示されている。また、軸受ユニ
ットに封入した潤滑油(磁性流体)のシールに関しては、
特開平8−22668号公報のように軸受ハウジングの
開口部に磁性流体シールを設けてシール性能を高めてい
る。又、特開平9−189329号公報にはハブの回転
軸側部分を軸受ハウジング内まで突出させている構造が
開示されている。
ンピュータを持ち運び中に落下させ、1000Gの衝撃
が作用すると、前述の磁気吸引力のみではシールが困難
で、軸受ユニットに封入した潤滑油は衝撃によって漏れ
ることがある。磁気ディスク装置では、磁気ディスクに
微量の潤滑油が付着しても磁気ディスクに書き込まれた
情報を読み出すことができなくなるので、軸受ユニット
からの潤滑油の漏れは許されない。
では、ハブの回転軸近傍を突出させている構成が開示さ
れているが、この構成では、突出部の径はラジアル軸受
の径より小さく、潤滑油の飛散の恐れが大きく、その対
策として磁気シールを設けている。このように飛散防止
用磁気シールを設けると部品点数が増加し、モータの大
きさも大きくなる。
みなされたもので、その目的は耐衝撃性に優れる信頼性
の高い磁気ディスク装置を提供することにある。
に、外部からディスク駆動用スピンドルモータに作用す
る衝撃力に対して、磁気ディスクを搭載するハブに締結
した軸に軸受内径よりも大径のリング要素を構成し、こ
のリング要素を軸受ユニット内に延長させると共に、軸
受ユニット内に封入した潤滑油(磁性流体)の液面と軸
受ユニット内に延長させたリング要素の端面との間に空
間を構成した。前記リング要素の端面の面積を大きくと
ることで、潤滑油を受け止め、かつ潤滑油の表面張力を
活用して、直接軸受ユニット外に潤滑油が飛散しない構
成とした。また、本発明ではリング要素の端面に潤滑油
が付着し、回転により潤滑油は遠心力を受けるが、その
場合でも軸受ユニット内で飛散するに留まり、軸受ユニ
ット外に潤滑油(磁性流体)が漏れ出ない構成にしてい
る。さらに、前記リング要素及び軸受ハウジングには、
フッ素樹脂を用いるか、フッ素コーティングを施し、潤
滑油(磁性流体)の付着を軽減し、軸受ユニット内での
飛散量の抑制効果を高めている。
施例について説明する。図1は、本発明を磁気ディスク
に適用した一実施例を示したもので、ディスク駆動用ス
ピンドルモータの縦断面図である。
グ12を介してクランパー10で複数枚の情報を記録又
は再生するための磁気ディスク11が固定されている。
なお図示していないが、この磁気ディスクに情報を記録
する又は再生するためのヘッドや、ヘッドを位置決めす
るアクチュエータ等が設けられている。磁気ディスクを
固定したハブ2には、多極着磁のモータマグネット14
がその内周側に固定されている。軸受ユニットは、非磁
性の軸受ハウジング8に開口部側からラジアル軸受3
a、永久磁石4、ラジアル軸受3b、抜け止め7及びスラ
スト軸受6で構成されている。また、軸受ハウジング8
の中には、潤滑油(磁性流体)5aが封入されている。
ラスト軸受6によって回転自在に支持されている。モー
タケース15には、この軸受ユニットとモータコイル1
6を備えたモータ固定子13が固定されている。本構成
のモータは、DCブラシレスモータであり、ハブ2を駆
動する回転磁界発生部材は、コイル16とモータ固定子
13とモータマグネット14から構成されている。そし
て、コイル16に通電したときに発生する回転磁界と多
極着磁のモータマグネット14の持つ磁界によってハブ
2が駆動される。
面の拡大図を示したものである。
たように、軸受内外径よりも大径のリング要素Aを構成
している。即ちハブ2の回転軸1の取付部側を軸受側に
凸状に突出させて、ラジアル軸受3aの外形より大きく
カバーするように構成したものである。軸受ハウジング
8のハブ2側には、環状の溝18を設けてある。本実施
例では、この溝はハウジング端面から0.3〜0.4m
mの位置から開けられ、深さも0.3〜0.4mmで、
幅も同程度に形成してある。リング要素Aは、軸受ユニ
ット内に延長させていて、非磁性の軸受ハウジング8の
開口部側に設けた溝18の位置まで延長している。な
お、軸受ハウジング8とリング要素A側面の最も間隔の
狭い部分は0.1mm〜10μm程度に設定してある。
ル軸受端面と、軸受ハウジング8と、リング要素Aとで
一種のラビリンス構造を形成している。このため回転に
伴う磁性流体がハブ2側に流出することを防止してい
る。さらに、軸受ハウジングに溝18を設けたことによ
り、溝18に軸受より漏れ出た磁性流体が溜り、ハブ2
への流出の防止効果が顕著になる。
れる磁気ディスクドライブ用スピンドルモータでは、軸
1の直径は3mmから5mm程度の大きさである。そし
て、軸受ユニットには潤滑油として10μl前後から2
0μl前後の磁性流体5aが、ラジアル軸受3aの上部
まで封入されている。この磁性流体5aの液面Bは、リ
ング要素Aの端面とは間隔(0.4〜0.5mm)を置
いて構成され、リング要素Aの端面と液面Bは空間とな
っている。リング要素Aの端面と液面B(ラジアル軸受
3aの端面)との間隔は、磁性流体5bを磁気吸引力で
ラジアル軸受3aに引き戻どせるよう0.3mm前後の
距離に設定している。また、ハブ2と非磁性の軸受ハウ
ジング8で構成される隙間19は、磁性流体5aの漏れ
を流体の表面張力を利用して抑えることができるように
10μm前後の狭い隙間に設定している。また、ラジア
ル軸受3a、3bと軸1との隙間は、軸1の回転によっ
て発生する動圧効果を高めるために数μmに設定してい
る。
性の軸受ハウジング8で構成される隙間19を10μm
前後の狭い隙間に設定しておくと、リング要素Aの端面
が軸受ハウジング8の開口部端面と同じ位置か軸受ハウ
ジング8の内側であれば、リング要素Aの端面に付着し
た磁性流体5bは軸1の回転によって遠心力を受けて
も、隙間19での流体の表面張力によって隙間の広い溝
18の方に飛散するのでハブ2側に漏れる恐れはない。
3a、3b間に永久磁石4が配置され、磁性流体5aを
磁化すると共に、スピンドルモータの停止及び回転中に
おける磁性流体5aの漏れを磁気吸引力で防止してい
る。また、スピンドルモータが磁気ディスク装置に組み
込まれて、取扱い時に落下等で衝撃が加わった場合に、
磁性流体5aは軸方向に移動する。しかし、本発明では
軸受内径よりも大径のリング要素Aを設け、リング要素
Aを軸受ユニット内に延長させているため、軸1とラジ
アル軸受3aの隙間に介在している磁性流体5aに衝撃
が作用しても磁性流体5aはリング要素Aの端面で止め
られる。従って、本発明のスピンドルモータでは、図の
ようにリング要素Aの端面に磁性流体5bが付着するに
留まり、軸受ユニット外には飛散しない。
す。図のようにリング要素Aがない場合は、磁性流体5
aに衝撃力が作用するとラジアル軸受3aの隙間に介在
する磁性流体5aは、図示の上方向に向かう矢印方向に
勢いよく軸1とシールキャップ17とで構成される隙間
を通過して軸受ユニット外に飛散し、ハブ2に付着す
る。そして、スピンドルモータが回転すると、ハブ2に
付着した磁性流体は遠心力を受け図示の左右方向に向か
う矢印方向にオイルミスト状になって飛散し、磁気ディ
スク11を汚染することになる。
が作用しても磁性流体5aはリング要素Aの端面で止め
られる。そのため、直接磁性流体が軸受ユニット外に飛
散することなく、磁性流体5bがリング要素Aの端面に
付着するに留まる。そして、スピンドルモータが回転す
ると、リング要素Aの端面に付着した磁性流体5bは遠
心力を受け、リング要素Aの端面と磁性流体5aの液面
Bで構成された空間内で飛散するが、飛散した磁性流体
5bは溝18の部分に付着するので軸受ユニット外に漏
れることはない。
ジング8とで構成される隙間を10μm前後と狭く設定
している。このため、隙間に磁性流体が付着すると表面
張力の作用によって、軸受ユニット外に磁性流体はほと
んど漏れない。すなわち、本発明の軸受ユニットでは、
潤滑油としての磁性流体5bは上記した磁気吸引力の
他、ハブ2と軸受ハウジング8との間を狭い隙間とする
ことで、磁性流体の表面張力によってシールできるよう
に構成している。
ジング内とハブ2側をラビリンスシールすることができ
るので、軸受ハウジング側のオイルミストのシールにな
っている。この隙間を広くすると、それぞれのシール作
用が期待できない。このため、表面張力の作用効果を発
揮させるために0.1mm以下に設定することが望まし
い。隙間の下限は、加工精度で決まり、10μm前後の
寸法になる。
る磁気ディスクドライブ用スピンドルモータでは、軸受
ハウジング8の端面と対向するハブ2の板厚は1mm前
後である。従って、リング要素Aを設けることによっ
て、軸1とハブ2の締結部を長くすることができる。こ
のため、ハブ2と軸1との抜気力を高めることができ、
軸1とハブ2の締結力を増加すできため機械的強度も向
上し、磁気ディスク装置の強度信頼性が向上する。
アル軸受3a、3b間に永久磁石4を配置している。こ
のため、磁性材のラジアル軸受を用いるとラジアル軸受
3aが磁化される。また、リング要素Aの端面と液面B
の間隔は、磁性流体5bを磁気吸引力でラジアル軸受3
aに引き戻どせるように0.3mm前後の距離に設定し
ている。従って、リング要素Aの端面に付着した磁性流
体5bは磁気吸引力によりラジアル軸受3a側に引き戻
され、リング要素Aの端面に付着する磁性流体5bの量
が少なくなる。
a、3bに用いた上記構成の軸受ユニットを搭載したス
ピンドルモータは、軸1の回転によってラジアル軸受3
aが磁化される。このため、磁性流体5aはラジアル軸
受3aに引き寄せられ、軸受ユニット外への磁性流体の
漏れ防止がより確実になる。
で、図2と異なる点はリング要素Aの端面の形状をテー
パ状にした点である。リング要素Aの端面にテーパを付
けることによって、リング要素Aの端面に付着した磁性
流体5bは、軸1の回転によって溝18の部分に飛散す
る。従って、図2の実施例と同様、軸受ユニットの外へ
の飛散が防止できる。
たものである。図4の実施例では、リング要素Aの端面
を凹形状にしたものである。この構成とすることによっ
て、衝撃力が作用した時に、軸受隙間から飛散する磁性
流体5bを凹部に溜め、軸受ユニット外への飛散防止を
図ったものである。
うに磁性材のラジアル軸受3a、3bを用いると、リン
グ要素Aの端面に付着した磁性流体5bは、軸1の回転
によって遠心力を受け、軸受ユニット内で飛散してもラ
ジアル軸受3a側に吸引されるので、軸受ユニット外へ
の漏れは防止できる。
である。本実施例は、軸1に軸受内外径よりも大径でハ
ブ2とは異なる部材で構成したリング要素Bを配置した
ものである。リング要素Bの端面を軸受ユニット内に延
長させている。その他の構成は図2の構成と同じであ
る。
っておりハブと同じ材質となっている。本実施例は、ハ
ブ2とは別に構成しているため、リング要素Bの材質を
任意に選ぶことができる。
ことが多い。先の実施例でハブ2が磁性材で作られてい
る場合、ハブ2も磁化されるので、リング要素Aの端面
に付着する磁性流体5bの量は、ハブ2が磁化されない
場合に比較して若干多くなる。ところが、本実施例で
は、ハブ2の材質に関係なく非磁性のリング要素Bを用
いることができるので、リング要素Bの端面に付着する
磁性流体5bの量は、磁性材のリング要素Aに比較して
少なくなるので、磁性流体の飛散防止がより確実にな
る。
性のフッ素樹脂(例えばPTFE)で形成すると、リン
グ要素Bの端面には磁性流体5bがほとんど付着しなく
なる。そのため、磁性流体5bの飛散が軽減される。ま
た、本実施例では前記フッ素樹脂製のリング要素Bとフ
ッ素樹脂製の軸受ハウジング8を用いると、軸受ハウジ
ング8と軸1との隙間を磁性流体5bが通過しようとし
ても、撥油作用によって磁性流体5bはシールされ、軸
受外への漏れが防止できる。
ング要素A及び軸受ハウジング8にフッ素コーティング
を処理することによって、図5で説明したように、フッ
素樹脂製の軸受ハウジング8とハブ2を用いることで、
リング要素Aもフッ素樹脂製となり、先の図5の実施例
と同等の作用、効果が得られる。
た実施例を示した。これに対して、通常の潤滑油を用い
た場合に、潤滑油に衝撃力が作用しても、潤滑油はリン
グ要素A又はBの端面で止められる。従って、磁性流体
を用いた場合と同様に直接潤滑油が軸受ユニット外に飛
散することない。また、本発明のスピンドルモータはリ
ング要素A又はBを前述のように軸受ユニット内に延長
させると共に、軸受ユニット内に封入した潤滑油(磁性
流体)の液面と軸受ユニット内に延長させたリング要素
の端面との間に空間を構成している。このため、軸受ハ
ウジング8に溝18を設けなくても、溝18を設けた場
合と同様に漏れ防止ができる。さらに、本発明のスピン
ドルモータは、リング要素A又はBを軸受ユニット内に
延長させているので、磁気ディスク装置の軸方向の寸法
を変えることなく適用できる。
って説明したが、光ディスク等のディスク駆動用スピン
ドルモータにも適用できることは言うまでもない。
を搭載するハブに締結した軸に軸受内径よりも大径のリ
ング要素を構成し、このリング要素を軸受ユニット内に
延長させ、軸受ユニット内に封入した潤滑油(磁性流
体)の液面と軸受ユニット内に延長させたリング要素の
端面との間に空間を構成しているので、スピンドルモー
タに衝撃が作用しても軸受ユニットに封入した潤滑油
(磁性流体)の飛散を防止できる。従って、本発明のス
ピンドルモータをパーソナルコンピュータ用ディスク装
置に用いると信頼性の高いディスク装置を提供すること
ができる。さらに、前記リング要素及び軸受ハウジング
にフッ素樹脂を用いるか、フッ素コーティングを施こす
ことによって軸受ユニット外への潤滑油(磁性流体)の
漏れを防止することができるのでより信頼性の高いパー
ソナルコンピュータ用ディスク装置を提供することが出
来る。
の1実施例の縦断面図。
面図。
面図。
面図。
久磁石、5a、5b…磁性流体、6…スラスト軸受、8
…軸受ハウジング、11…磁気ディスク、17…シール
キャップ。
Claims (7)
- 【請求項1】情報が記録、再生されるディスクを駆動す
るスピンドルモータにおいて、 ディスクを搭載したハブと、前記ハブに勘合した軸と、
前記軸を回転自在に支持する軸受ユニットと、前記ハブ
を駆動する回転磁界発生部材を備え、軸受ハウジングは
一端が開放され、他端が閉じられていて、前記軸受ハウ
ジングには前記軸を支持するラジアル軸受、スラスト軸
受及び潤滑油を備え、前記ハブは軸受内径よりも大径の
リング要素を前記軸側に設け、前記リング要素を軸受ユ
ニットの開放端より軸受側に延長し、、軸受ユニット内
に封入した潤滑油の液面と軸受ユニット内に延長させた
リング要素の端面との間に空間を構成したことを特徴と
するスピンドルモータ。 - 【請求項2】情報が記録、再生されるディスクを駆動す
るスピンドルモータにおいて、前記スピンドルモータ
は、磁気ディスクを搭載したハブと、前記ハブに勘合し
た軸と、前記軸を回転自在に支持す軸受ユニットと、前
記ハブを駆動する回転磁界発生部材とで構成され、前記
軸受ハウジングは一端が開放され、他端が閉じられ、前
記軸受ハウジングには前記軸を支持するラジアル軸受、
スラスト軸受及びラジアル軸受に密着させて配置したリ
ング状の永久磁石と磁性流体を備え、前記ハブの前記軸
側には軸受内径よりも大径のリング要素を形成し、前記
リング要素を軸受ユニットの開放端より内側に延長し、
前記軸受ユニット内に封入した磁性流体の液面と前記リ
ング要素の端面との間に空間を構成したことを特徴とす
るスピンドルモータ。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2のいずれかに記載の
スピンドルモータにおいて、 前記軸受ハウジングの開放端より内側内周面に円周状の
溝を設け、前記円周状の溝は軸受ユニット内に延長させ
たリング要素の端面の外周に対向した位置に設けたこと
を特徴とするスピンドルモータ。 - 【請求項4】請求項1又は請求項2のいずれかに記載の
スピンドルモータにおいて、 前記軸受ハウジングの開放端より内側内周面に円周状の
溝を設け、前記円周状の溝は軸受ユニット内に延長させ
たリング要素の端面の外周に対向した位置に設け、かつ
軸受ハウジングの開放端の内周面とリング要素の外周面
で構成された隙間を0.1mm以下としたことを特徴と
するスピンドルモータ。 - 【請求項5】請求項1及び請求項2のいずれかに記載の
スピンドルモータにおいて、 前記リング要素は前記ハブとは別部材で構成したことを
特徴とするスピンドルモータ。 - 【請求項6】請求項5に記載のスピンドルモータにおい
て、前記リング要素はフッ素樹脂で形成したことを特徴
とするスピンドルモータ。 - 【請求項7】情報を記録するためのディスクと、前記デ
ィスクの情報を再生又は記録するためのヘッドと、前記
ディスクを回転するためスピンドルモータを備えた磁気
ディスク装置において、 前記スピンドルモータは、回転軸を支持する軸受ユニッ
トと、前記回転を駆動する回転磁界発生部材を備え、軸
受ハウジングは一端が開放され、他端が閉じられてい
て、前記軸受ハウジングには前記軸を支持するラジアル
軸受、スラスト軸受及び潤滑油を備えた構成とし、前記
回転軸にはディスクを取付けるハブが固定され、前記ハ
ブには軸受内径よりも大径のリング要素を前記回転軸側
に設け、前記リング要素を軸受ユニットの開放端より軸
受ハウジング内に突出させ、前記リング要素の突出部端
面に対向する前記軸受ハウジング内周部に溝を設けたこ
とを特徴とするディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000095222A JP3694634B2 (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ディスク装置及びスピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000095222A JP3694634B2 (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ディスク装置及びスピンドルモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001286093A true JP2001286093A (ja) | 2001-10-12 |
JP3694634B2 JP3694634B2 (ja) | 2005-09-14 |
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ID=18610152
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000095222A Expired - Fee Related JP3694634B2 (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | ディスク装置及びスピンドルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3694634B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100832627B1 (ko) * | 2006-05-17 | 2008-05-27 | 삼성전기주식회사 | 소결 베어링 모터 |
JP2009127862A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-11 | Samhongsa Co Ltd | スピンドルモータ |
JP2011052715A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nsk Ltd | ロボット関節部用軸受ユニット及び該軸受ユニットを備えたロボット関節部 |
-
2000
- 2000-03-29 JP JP2000095222A patent/JP3694634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100919059B1 (ko) * | 2007-11-19 | 2009-09-24 | 주식회사 삼홍사 | 스핀들 모터 |
US7847451B2 (en) | 2007-11-19 | 2010-12-07 | Samhongsa Co., Ltd. | Spindle motor |
JP2011052715A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Nsk Ltd | ロボット関節部用軸受ユニット及び該軸受ユニットを備えたロボット関節部 |
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