JP2014084930A - 電動リニアアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】歯車減速機構から発生する騒音を抑えると共に、組立作業を簡便化して低コスト化を図った電動リニアアクチュエータを提供する。
【解決手段】ハウジング2に装着された一対の支持軸受15、16を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝14aが形成されたナット14を備えた電動リニアアクチュエータにおいて、出力歯車5とナット14の嵌合面にトレランスリング17が最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿され、このトレランスリング17が鋼板からプレス加工によって円を2分割した半円状に形成され、これら2つのトレランスリングを組み合わせることで略環状をなし、周方向に沿って等間隔で複数の波形部分18が径方向外方に突出して形成されると共に、これら波形部分18が、環状部18aと、この環状部18a間に形成された凸状部18bで構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用されるボールねじ機構を備えた電動リニアアクチュエータ、詳しくは、自動車のトランスミッションやパーキングブレーキ等で、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換する電動リニアアクチュエータに関するものである。
各種駆動部に使用される電動リニアアクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。そのため、より効率的なアクチュエータとしてボールねじ機構が採用されるようになってきた。
従来の電動リニアアクチュエータとしては、例えば、ハウジングに支持された電動モータにより、ボールねじを構成するボールねじ軸を回転駆動自在とし、このボールねじ軸を回転駆動することによってナットに結合された出力部材を軸方向に変位可能としている。ボールねじ機構は、摩擦が非常に低く、出力部材側に作用するスラスト荷重によって簡単にボールねじ軸が回転してしまうので、電動モータが停止時に出力部材を位置保持する必要がある。
そこで、例えば、電動モータにブレーキ手段を設けたり、あるいは伝達手段としてウォームギアのような低効率なものを設けたりすることがなされているが、その代表的なものとして、図11に示すような電動リニアアクチュエータが知られている。この電動リニアアクチュエータ50は、回転運動を直線運動に変換するボールねじ51を備えたアクチュエータ本体52と、電動モータ53の回転運動をアクチュエータ本体52に伝達する歯車減速機構54と、歯車減速機構54を構成する第1歯車55に係合してアクチュエータ本体52を位置保持する位置保持機構56とを備えている。
ボールねじ51は、外周面に螺旋状のねじ溝57aが形成され、出力軸としてのねじ軸57と、このねじ軸57に外嵌され、内周面に螺旋状のねじ溝58aが形成されたナット58と、対向する両ねじ溝57a、58aによって形成された転動路に転動自在に収容された多数のボール59とを備えている。
アクチュエータ本体52は、ハウジング60の内周に、ナット58が一対の玉軸受61、62を介して回転自在に支持されると共に、ねじ軸57が、ハウジング60に対して相対回転不能で、かつ軸方向に移動自在に支持されている。そして、ナット58が歯車減速機構54を介して回転駆動されることにより、ねじ軸57が直線運動に変換される。
歯車減速機構54は、電動モータ53のモータ軸53aに固定された小径の平歯車からなる第1歯車55と、この第1歯車55に噛合し、ナット58の外周に一体に形成された大径の平歯車からなる第2歯車63とから構成されている。
位置保持機構56は、第1歯車55に対して係脱自在に設けられているロック部材としてのシャフト64と、このシャフト64を第1歯車55に対して係脱する方向に駆動する駆動手段としてのソレノイド65とを備えている。シャフト64は棒状をなし、ソレノイド65によって直線駆動され、その先端部が受部66に係脱するようになっている。このように、ソレノイド65を制御することにより、シャフト64が第1歯車55に係合して回転が阻止されるので、振動荷重が作用した場合においても、係合面が滑ることなく安定してアクチュエータ本体52のねじ軸57を位置保持することができる(例えば、特許文献1参照。)。
こうした自動車等の車両の駆動部に使用される電動リニアアクチュエータ50では、歯車減速機構54から発生する騒音を抑えることが望まれている。騒音は、ナット58の外径と第2歯車(出力歯車)63のハメアイ部のすきまによるガタツキ音、または出力歯車63とナット58の芯がずれて振れ回るため騒音が発生する。ここで、歯車減速機構54を構成する歯車55、63をヘリカルギヤに変え、ギヤのバックラッシを低減して騒音を抑えることもなされている。然しながら、ヘリカルギヤは、高精度に製作することによってバックラッシを低減させることも可能であるが、平歯車に比べて高価で、コスト高騰の要因となる。一方、ギヤの固定に、図12に示すようなトレランスリングを使用したものが知られている。
この無段変速機用ボールねじ装置67では、ナット68のねじ溝68aと、ねじ軸69のねじ溝69aとの間に、複数のボール70を保持器リング71で円周等間隔に配置する状態で介装した構造であり、複数のボール70を駒部材72によって循環させる構造になっている。
ナット68は、ギヤ部材73を介してモータなどの回転動力源(図示せず)によって回転する変速用入力軸74に結合されている。ギヤ部材73は、上半分の断面がほぼ逆向きコ字形の金属製のブラケット75と、このブラケット75における外筒部76の外周面に一体成形される樹脂製のギヤ77、ならびに変速用入力軸74に外嵌されたギヤ77が歯合する減速ギヤ78とで構成されている。このギヤ部材73のブラケット75における外筒部76の内周面に対してナット68が嵌入されており、外筒部76の付け根側の円周数ヶ所に設けられる凸部79とナット68の嵌入方向奥側の円周数ヶ所に設けられる凹部80とを軸心方向で嵌合することにより、ギヤ部材73とナット68とを相対回転不可能に結合するようになっている。
また、ブラケット75は、転がり軸受81を介してねじ軸69の中心孔に軸心方向移動可能に挿通される筒軸82に対して回転自在に支持される。また、ねじ軸69は、筒軸82の内径側にスプライン嵌合されている入力軸83に対して転がり軸受84を介して支持されている。なお、筒軸82と入力軸83の軸心方向一端側には、対向面がテーパ状とされた一対のフランジ85、86が振り分けられて設けられている。フランジ85、86の対向面の間隔は、ねじ軸69に対してナット68を軸心方向に回転させながら往復移動することによって大小調節され、フランジ85、86の対向面間に巻き掛けられるベルト87の巻き掛け径が変更されるようになっている。
ここで、変速用入力軸74と減速ギヤ78の間に、トルクリミッタ機構となるトレランスリング88が介装されている。このトレランスリング88は、弾性を有した波形鋼板を環状に形成してなるものであり、外周面に沿って、山部と谷部が交互に配置され、径方向に弾性を有している。
トレランスリング88は、変速用入力軸74の外周面に形成した周溝74aに外嵌して設けられると共に、トレランスリング88の外周に減速ギヤ78を外嵌し、トレランスリング88の山部が減速ギヤ78の内周面に圧接し、減速ギヤ78がトレランスリング88の弾性力にて保持される。
ここで、無段変速機用ボールねじ装置67が縮小状態となり、ストッパピン89が切欠き90の最奥部に当接し、ナット68ならびにブラケット75が強制的に停止すると、変速用入力軸74に慣性トルクが発生する。しかし、変速用入力軸74に外嵌したトレランスリング88の山部が回転方向に撓むことにより、慣性トルクが吸収される。その結果、変速用入力軸74に慣性トルクが減速ギヤ78に伝わらず、ボールねじ装置を含めた変速系に過大なトルクが作用しない。よって、ストッパピン89や樹脂製のギヤ77等が破損するのを防止できる。
同様に、無段変速機用ボールねじ装置67が伸長状態となり、フランジ85、86どうしが当接してナット68ならびにブラケット75が強制的に停止した場合においても、変速用入力軸74の慣性トルクをトレランスリング88にて吸収することができる(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−156416号公報 特許第3954343号公報
こうした従来の無段変速機用ボールねじ装置67の変速用入力軸74と減速ギヤ78の間にはトレランスリング88が介装されているが、このトレランスリング88が滑ることで慣性トルクを吸収して過大トルクの発生を抑える、所謂トルクリミッタ機構としての機能を備えている。
然しながら、このトレランスリング88は、変速用入力軸74と減速ギヤ78の間で周方向に滑ることで慣性トルクを吸収するものであるため、減速ギヤ78と樹脂製のギヤ77の噛合いや樹脂製のギヤ(変速用出力軸)77と、それが嵌合されるブラケットの外筒部76とのハメアイガタ等に起因して発生する騒音を抑えることは難しい。また、騒音については、入力ギヤ側にトレランスリング88を設けるよりも、振動の発生源が多い出力ギヤ側に設ける方が効果的である。
本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、歯車減速機構から発生する騒音を抑えると共に、組立作業を簡便化して低コスト化を図った電動リニアアクチュエータを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化されて外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記出力歯車とナットの嵌合面にトレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿されている。
このように、電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、ボールねじ機構が、ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、駆動軸と同軸状に一体化されて外周にナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、出力歯車とナットの嵌合面にトレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿されているので、ナットに対する出力歯車の固定力がこのトレランスリングの弾性力と摩擦力で確保されるため、トレランスリングを嵌挿しない軽圧入の場合より大きな固定力を確保することができると共に、振動の減衰・抑制効果が得られ、歯車減速機構から発生する騒音を抑えることができる。また、組立作業を簡便化して低コスト化を図った電動リニアアクチュエータを提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記トレランスリングが鋼板からプレス加工によってリング状に形成され、周方向に沿って等間隔で複数の波形部分が径方向に突出して形成されると共に、これら波形部分が、環状部と、この環状部間に形成された凸状部で構成されていても良い。
また、請求項3に記載の発明のように、前記一対の支持軸受とナットとの嵌合面に前記トレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿されていれば、ナットに対する支持軸受の固定力がトレランスリングの弾性力と摩擦力で確保されるため、トレランスリングを嵌挿しない軽圧入の場合より大きな固定力を確保することができ、ナットを2個のトレランスリングで支持しているので、支持軸受に対するナットの同軸度を確保することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記一対の支持軸受とハウジングとの嵌合面に前記トレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿されていれば、ハウジングに対する支持軸受の固定力がトレランスリングの弾性力と摩擦力で確保されるため、トレランスリングを嵌挿しない軽圧入の場合より大きな固定力を確保することができると共に、ハウジングに対する支持軸受の同軸度を確保することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記ナットの外周面に環状の嵌合溝が形成され、この嵌合溝に前記トレランスリングが嵌挿されると共に、前記嵌合溝の幅が、前記ナットに嵌合される部材の幅よりも小さく設定されていれば、トレランスリングの軸方向のガタを抑えて安定した固定力を得ることができると共に、全体の剛性を高めることができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記トレランスリングに複数の凸状部が形成され、これら凸状部の幅と高さが異なると共に、前記一対の支持軸受のうち一方の支持軸受と前記出力歯車が前記ナットの外周面に前記トレランスリングを介して固定されていれば、嵌合面の寸法公差の緩和だけでなく組立作業が簡素化でき、一層の低コスト化を図ることができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記トレランスリングが、円を2分割した半円状をなす2つのトレランスリングを組み合わせることで、略環状をなすように構成されていても良いし、また、請求項7に記載の発明のように、前記トレランスリングが、環状の一部を切り欠いたC字状をなすように構成されていても良い。これにより、閉塞された嵌合溝にもトレランスリングを容易に嵌挿させることができる。
本発明に係る電動リニアアクチュエータは、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化されて外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記出力歯車とナットの嵌合面にトレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿されているので、ナットに対する出力歯車の固定力がこのトレランスリングの弾性力と摩擦力で確保されるため、トレランスリングを嵌挿しない軽圧入の場合より大きな固定力を確保することができ、振動の減衰・抑制効果が得られ、歯車減速機構から発生する騒音を抑えることができる。また、組立作業を簡便化して低コスト化を図った電動リニアアクチュエータを提供することができる。
本発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 図1のアクチュエータ本体を示す縦断面図である。 本発明に係るトレランスリング単体を示す斜視図である。 (a)は、図3のIV−IV線に沿って切断した断面図、(b)は、(a)の変形例を示す断面図、(c)は、(a)の他の変形例を示す断面図である。 図4(a)のトレランスリングを歯車とナット間に装着した状態を示す要部拡大図である。 図4(a)のトレランスリングを支持軸受とナット間に装着した状態を示す要部拡大図である。 図4(a)のトレランスリングを歯車とナット間および支持軸受とナット間に装着した実施形態を示す要部拡大図である。 図7の変形例で、図4(b)のトレランスリングを支持軸受とナット間および歯車とナット間に装着した状態を示す要部拡大図である。 図4(a)のトレランスリングを支持軸受とハウジング間に装着した状態を示す要部拡大図である。 図4(c)のトレランスリングをナットに嵌挿した状態を示す要部拡大図である。 従来の電動リニアアクチュエータを示す縦断面図である。 従来のトレランスリングを装着した無段変速機用ボールねじ装置を示す縦断面図である。
アルミ軽合金製のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化されて外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記出力歯車とナットの嵌合面にトレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿され、このトレランスリングが鋼板からプレス加工によって円を2分割した半円状に形成され、これら2つのトレランスリングを組み合わせることで略環状をなし、周方向に沿って等間隔で複数の波形部分が径方向外方に突出して形成されると共に、これら波形部分が、環状部と、この環状部間に形成された凸状部で構成されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1のアクチュエータ本体を示す縦断面図、図3は、本発明に係るトレランスリング単体を示す斜視図、図4(a)は、図3のIV−IV線に沿って切断した断面図、(b)は、(a)の変形例を示す断面図、(c)は、(a)の他の変形例を示す断面図、図5は、図4(a)のトレランスリングを歯車とナット間に装着した状態を示す要部拡大図、図6は、図4(a)のトレランスリングを支持軸受とナット間に装着した状態を示す要部拡大図、図7は、図4(a)のトレランスリングを歯車とナット間および支持軸受とナット間に装着した実施形態を示す要部拡大図、図8は、図7の変形例で、図4(b)のトレランスリングを支持軸受とナット間および歯車とナット間に装着した状態を示す要部拡大図、図9は、図4(a)のトレランスリングを支持軸受とハウジング間に装着した状態を示す要部拡大図、図10は、図4(c)のトレランスリングをナットに嵌挿した状態を示す要部拡大図である。
この電動リニアアクチュエータ1は、図1に示すように、ハウジング2と、このハウジング2に取り付けられた電動モータ3と、この電動モータ3のモータ軸3aに取付けられた入力歯車4に噛合する出力歯車5からなる減速機構6と、この減速機構6を介して電動モータ3の回転運動を駆動軸7の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構8と、このボールねじ機構8を備えたアクチュエータ本体9とを備えている。
ハウジング2は、第1のハウジング2aと、その端面に衝合された第2のハウジング2bとからなり、固定ボルト(図示せず)によって一体に固定されている。第1のハウジング2aには電動モータ3が取り付けられると共に、これら第1のハウジング2aと第2のハウジング2bの衝合部には、ねじ軸10を収容するための袋孔11、12が形成されている。
このハウジング2は、A6061やADC12等のアルミ合金からダイキャストによって形成され、高温に加熱して固溶体を形成させる溶体化処理、それを水中で急速冷却する焼き入れ処理、続いて室温に保持あるいは低温(100〜200℃)に加熱して析出させる時効硬化処理(焼きもどし処理)で構成される熱処理によって、析出相に大きな格子ひずみを生じさせ硬化させる方法、所謂析出硬化処理が施されている。これにより、量産性が良くなり、低コスト化を図ることができる共に、強度を高めてアルミ使用量を削減し、軽量化を達成することができる。
電動モータ3のモータ軸3aは、その端部に平歯車からなる入力歯車4が圧入により相対回転不能に取り付けられると共に、入力歯車4に噛合する出力歯車5は、後述するボールねじ機構8を構成するナット14にトレランスリング17を介して一体に固定されている。
駆動軸7は、ボールねじ機構8を構成するねじ軸10と一体に構成され、図示しない袋孔に装着されたガイド部材によって、ねじ軸10が、回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。
ボールねじ機構8は、図2に拡大して示すように、ねじ軸10と、このねじ軸10にボール13を介して外挿されたナット14を備えている。ねじ軸10は、外周に螺旋状のねじ溝10aが形成され、軸方向移動自在に、かつ回転不可に支承されている。一方、ナット14は、ねじ軸10に外挿されると共に、内周にねじ軸10のねじ溝10aに対応する螺旋状のねじ溝14aが形成され、これらねじ溝10a、14aとの間に多数のボール13が転動自在に収容されている。そして、ナット14は、ハウジング(図示せず)に対して、2つの支持軸受15、16を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承されている。14bは、ナット14のねじ溝14aを連結して循環部材を構成する駒部材で、この駒部材14bによって多数のボール13が無限循環することができる。
各ねじ溝10a、14aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール13との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
ナット14はSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、真空浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、熱処理後のスケール除去のためのバフ加工等を省略することができ、低コスト化を図ることができる。一方、ねじ軸10はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、高周波焼入れ、あるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。
ナット14の外周面には環状の嵌合溝19が形成され、この嵌合溝19に減速機構6を構成する出力歯車5が後述するトレランスリング17を介して固定されると共に、この出力歯車5の両側に2つの支持軸受15、16が所定のシメシロを介して圧入されている。これにより、駆動軸7からスラスト荷重が負荷されても支持軸受15、16と出力歯車5の軸方向の位置ズレを防止することができる。また、2つの支持軸受15、16は、両端部にシールド板15c、16aが装着された密封型の深溝玉軸受で構成され、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から摩耗粉等が軸受内部に侵入するのを防止している。
また、本実施形態では、ナット14を回転自在に支持する支持軸受15、16が同じ仕様の深溝玉軸受で構成されているので、前述した駆動軸7からスラスト荷重および出力歯車5を介して負荷されるラジアル荷重の両方を負荷することができると共に、組立時に誤組み防止のための確認作業を簡便化することができ、組立作業性を向上させることができる。なお、ここで、同一仕様の転がり軸受とは、軸受の内径、外径、幅寸法をはじめ、転動体サイズ、個数および軸受内部すきま等が同一なものを言う。
ここで、トレランスリング17は、図3に示すように、炭素鋼板やステンレス鋼板からプレス加工によって形成され、周方向に沿って等間隔で複数の波形部分18が径方向外方に突出して形成されている。これらの波形部分18がトレランスリング17の径方向に付勢された弾性力を有するばねとして作用する。なお、本実施形態では、トレランスリング17は、円を2分割した半円状を成す2つのトレランスリング17a、17bを組み合わせることで、略環状をなすように構成されているが、これ以外にも、環状の一部を切り欠いたC字状をなすように構成しても良い。これにより、閉塞された嵌合溝にもトレランスリングを容易に嵌挿させることができる。また、波形部分18が径方向内方に突出して形成されていても良い。
ここで、波形部分18は、図4(a)に示すように、両端の環状部18aと、この環状部18aの略中央部に形成された凸状部18bからなる。そして、環状部18aの内径が嵌合される一方の部材の外周面の外径よりも所定の径方向シメシロだけ小径であって、その外径(凸状部18bの最大部位を結ぶ仮想円の外径)が、嵌合される他方の部材の内径よりも所定の径方向シメシロだけ大径をなすように構成されている。
具体的には、このトレランスリング17は、図5に示すように、ボールねじ機構8を構成するナット14の外周面に形成された環状の嵌合溝19と出力歯車5の内径面5aとの間に嵌挿され、環状部18aの内径が嵌合溝19の外周面の外径よりも所定の径方向シメシロだけ小径であって、その凸状部18bの外径が、出力歯車5の内径面5aの内径よりも所定の径方向シメシロだけ大径をなすように構成されている。これにより、ナット14に対する出力歯車5の固定力がこのトレランスリング17の弾性力と摩擦力で確保されるため、トレランスリングを嵌挿しない軽圧入の場合より大きな固定力を確保することができ、振動の減衰・抑制効果が得られ、歯車減速機構6から発生する騒音を抑えると共に、低コスト化を図った電動リニアアクチュエータ1を提供することができる。
ここで、トレランスリング17の波形部分18の凸状部18bの形状、大きさ、および個数等は、例えば、トレランスリング17の大きさや形状、および、嵌合される部材間の距離、回転トルク、組立時の圧入荷重などに応じて任意に設定されるため、ここでは特に限定されないが、最大トルクが負荷されても滑らないような所定のシメシロを有するものとする。なお、以下に示す実施形態では、同一機能を有する部位には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6に示すトレランスリング20は、ボールねじ機構8を構成するナット14の外周面に形成された環状の嵌合溝21と支持軸受15、16の内径面15aとの間に嵌挿されている。この場合、トレランスリング20の波形部分22の環状部22aの内径が嵌合溝21の外周面の外径よりも所定の径方向シメシロだけ小径であって、その凸状部22bの外径が、支持軸受15、16の内径面15aの内径よりも所定の径方向シメシロだけ大径をなすように構成されている。これにより、ナット14に対する支持軸受15、16の固定力がトレランスリング20の弾性力と摩擦力で確保されるため、トレランスリングを嵌挿しない軽圧入の場合より大きな固定力を確保することができ、そのバラツキを小さくすることができる。また、ナット14を2個のトレランスリング20で支持しているので、支持軸受15、16に対するナット14の同軸度を確保することができる。
また、ここでは、ナット14の嵌合溝21の幅が、支持軸受15、16の幅よりも小さく設定されている。これにより、トレランスリング20の軸方向のガタを抑えて安定した固定力を得ることができると共に、全体(ナット14と支持軸受15、16)の剛性を高めることができる
図7に示すトレランスリング17、20は、ナット14の外周面に形成された嵌合溝19、21、21と出力歯車5の内径面5aおよび支持軸受15、16の内径面15aとの間に嵌挿されている。この場合、トレランスリング17、20の環状部18a、22aの内径が嵌合溝19、21の外周面の外径よりも所定の径方向シメシロだけ小径であって、その凸状部18b、22bの外径が、出力歯車5の内径面5aの内径および支持軸受15、16の内径面15aの内径よりも所定の径方向シメシロだけ大径をなすように構成されている。これにより、それぞれの嵌合面の寸法公差を厳しく規制することなく緩和することができ、低コスト化を図ることができる。
図4(b)に示すトレランスリング23は、波形部分24が、環状部24a、24b、24eと、この環状部24a、24b、24e間に形成された複列の凸状部24c、24dからなる。そして、図8に示すように、ナット14の外周面に形成された嵌合溝25、21と出力歯車5の内径面5aおよび支持軸受15、16の内径面15aとの間に嵌挿されている。この場合、トレランスリング23の環状部24a、24b、24eの内径が嵌合溝25、21の外周面の外径よりも所定の径方向シメシロだけ小径であって、その凸状部24cの外径が支持軸受15の内径面15aの内径、凸状部24dの外径が出力歯車5の内径面5aの内径よりも所定の径方向シメシロだけ大径をなすように構成されている。
ここでは、波形部分24の凸状部24cの高さH’と、凸状部24dの高さHが異なる(H’>H)と共に、凸状部24cの幅L’と、凸状部24dの幅Lが異なる(L’>L)。すなわち、嵌合される相手部材(支持軸受15と出力歯車5)の内径と幅寸法、および使用時の回転トルクに対応してその嵌合面の仕様が設定されている。このように、ナット14の外周面に嵌合される支持軸受15と出力歯車5に単一のトレランスリング23を嵌挿して両者を固定するようにしたので、嵌合面の寸法公差の緩和だけでなく組立作業が簡素化でき、一層の低コスト化を図ることができる。
なお、図4(c)に示すように、トレランスリング26の波形部分27の凸状部27bが軸方向に3列形成され、各凸状部27bの高さHと幅Lが同一に設定されると共に、環状部27a、27cの内径が同一に設定されていても良い。具体的には、図10に示すように、ナット14の外周面に形成された嵌合溝25と、図示しない出力歯車の内径面および支持軸受の内径面との間に嵌挿されている。この場合、トレランスリング26の環状部27a、27cの内径が嵌合溝25の外周面の外径より所定の径方向シメシロだけ小径であって、その凸状部27bの外径が支持軸受の内径面の内径および出力歯車の内径面の内径よりも所定の径方向シメシロだけ大径をなすように構成されている。
図9では、トレランスリング28が、ハウジング2a、2bの内周面に形成された嵌合溝29、29と支持軸受15、16の外径面15bとの間に嵌挿されている。この場合、トレランスリング28の波形部分30の環状部30aの外径がハウジング2a、2bの内径面29の内径よりも所定の径方向シメシロだけ大径であって、その凸状部30bの内径が、支持軸受15、16の外径面15bの外径より所定の径方向シメシロだけ小径をなすように構成されている。これにより、ハウジング2a、2bに対する支持軸受15、16の固定力がトレランスリング28の弾性力と摩擦力で確保されるため、トレランスリング28を嵌挿しない軽圧入の場合より大きな固定力を確保することができると共に、ハウジング2a、2bに対する支持軸受15、16の同軸度を確保することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動リニアアクチュエータは、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用され、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換するボールねじ機構を備えた電動リニアアクチュエータに適用できる。
1 電動リニアアクチュエータ
2 ハウジング
2a 第1のハウジング
2b 第2のハウジング
3 電動モータ
3a モータ軸
4 入力歯車
5 出力歯車
5a 出力歯車の内径面
6 減速機構
7 駆動軸
8 ボールねじ機構
9 アクチュエータ本体
10 ねじ軸
10a、14a ねじ溝
11、12 袋孔
13 ボール
14 ナット
14b 駒部材
15、16 支持軸受
15a 支持軸受の内径面
15b 支持軸受の外径面
15c、16a シールド板
17、17a、17b、20、23、26、28 トレランスリング
18、22、24、27、30 波形部分
18a、24a、24b、24e、27a、27c 環状部
18b、24b、24c、27b 凸状部
19、21、25、29 嵌合溝
50 電動リニアアクチュエータ
51 ボールねじ
52 アクチュエータ本体
53 電動モータ
53a モータ軸
54 歯車減速機構
55 第1歯車
56 位置保持機構
57 ねじ軸
57a、58a ねじ溝
58 ナット
59 ボール
60 ハウジング
61、62 玉軸受
63 第2歯車
64 シャフト
65 ソレノイド
66 受部
67 無段変速機用ボールねじ装置
68 ナット
68a ナットのねじ溝
69 ねじ軸
69a ねじ軸のねじ溝
70 ボール
71 保持器リング
72 駒部材
73 ギヤ部材
74 変速用入力軸
74a 周溝
75 ブラケット
76 ブラケットの外筒部
77 樹脂製のギヤ
78 減速ギヤ
79 凸部
80 凹部
81、84 転がり軸受
82 筒軸
83 入力軸
85、86 フランジ
87 ベルト
88 トレランスリング
89 ストッパピン
90 切欠き
H、H’
L、L’

Claims (8)

  1. ハウジングと、
    このハウジングに取り付けられた電動モータと、
    この電動モータの回転力を伝達する減速機構と、
    この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、
    このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、
    このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化されて外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、
    前記出力歯車とナットの嵌合面にトレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿されていることを特徴とする電動リニアアクチュエータ。
  2. 前記トレランスリングが鋼板からプレス加工によってリング状に形成され、周方向に沿って等間隔で複数の波形部分が径方向に突出して形成されると共に、これら波形部分が、環状部と、この環状部間に形成された凸状部で構成されている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  3. 前記一対の支持軸受とナットとの嵌合面に前記トレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿されている請求項1または2に記載の電動リニアアクチュエータ。
  4. 前記一対の支持軸受とハウジングとの嵌合面に前記トレランスリングが最大トルクが負荷されても滑らないシメシロをもって嵌挿されている請求項1または2に記載の電動リニアアクチュエータ。
  5. 前記ナットの外周面に環状の嵌合溝が形成され、この嵌合溝に前記トレランスリングが嵌挿されると共に、前記嵌合溝の幅が、前記ナットに嵌合される部材の幅よりも小さく設定されている請求項1乃至3いずれかに記載の電動リニアアクチュエータ。
  6. 前記トレランスリングに複数の凸状部が形成され、これら凸状部の幅と高さが異なると共に、前記一対の支持軸受のうち一方の支持軸受と前記出力歯車が前記ナットの外周面に前記トレランスリングを介して固定されている請求項1または2に記載の電動リニアアクチュエータ。
  7. 前記トレランスリングが、円を2分割した半円状をなす2つのトレランスリングを組み合わせることで、略環状をなすように構成されている請求項1乃至6いずれかに記載の電動リニアアクチュエータ。
  8. 前記トレランスリングが、環状の一部を切り欠いたC字状をなすように構成されている請求項1乃至6いずれかに記載の電動リニアアクチュエータ。
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