JP2011052200A - 防振ゴム組成物 - Google Patents

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    • C08K5/101Esters; Ether-esters of monocarboxylic acids

Abstract

【課題】防振性等に優れるとともに、長期にわたる耐熱老化防止性に優れた防振ゴム組成物を提供する。
【解決手段】下記の(A)を主成分とし、下記の(B)および(C)成分を含有する防振ゴム組成物であって、(A)成分100重量部に対して、(B)成分の含有割合が0.1〜10重量部の範囲に設定されている。
(A)天然ゴム(NR)。
(B)モノメタクリル酸亜鉛。
(C)硫黄系加硫剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、防振ゴム組成物に関するものであり、詳しくは、自動車等のエンジンの支持機能および振動伝達を抑制するためのエンジンマウント等に使用される防振ゴム組成物に関するものである。
一般に、自動車には、振動や騒音の低減を目的として、防振ゴム組成物が用いられている。また、自動車用途において、上記防振ゴム組成物には、防振以外の特性として、熱老化に対する耐久性(耐熱老化防止性)も要求される。特に、中国,インド,ブラジル等の新興国市場においては、耐熱老化防止性の改善を求めるといった要請がある。
ところで、上記防振ゴム組成物のポリマーとしては、従来から各種ゴムが使用されており、なかでも天然ゴム(NR)は、安価であり、防振特性にも優れているため、その使用頻度が高い。しかし、天然ゴムの加硫剤として使用される硫黄は、100℃以上の高温雰囲気下で分解してしまう。そのため、天然ゴムをポリマーとする防振ゴム組成物は、気候等に起因する長期の熱老化に対し、物性低下を生じやすい傾向がある。
このような問題を解決するため、従来、天然ゴムとともに、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)をポリマーとして用い、さらに過酸化物加硫を行うことにより、耐熱性を向上させるといった手法等が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−280528公報
しかしながら、上記特許文献に開示のように過酸化物加硫を行うには、EPDM等の、過酸化物加硫が可能なポリマーを相当量配合しなければならない。そのため、安価な天然ゴムのみを使用するのに比べ、材料コストが高くなる等といった問題がある。また、防振性においては、EPDMを配合せず、天然ゴムのみを用いたほうが良いことから、これら天然ゴムの特性を保持したまま、長期にわたる耐熱老化防止性の改善を求めるといった要請もある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、防振性等に優れるとともに、長期にわたる耐熱老化防止性に優れた防振ゴム組成物の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の防振ゴム組成物は、下記の(A)を主成分とし、下記の(B)および(C)成分を含有する防振ゴム組成物であって、(A)成分100重量部に対して、(B)成分の含有割合が0.1〜10重量部の範囲に設定されているという構成をとる。
(A)天然ゴム(NR)。
(B)モノメタクリル酸亜鉛。
(C)硫黄系加硫剤。
本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意研究を重ねた。そして、その研究の過程で、硫黄系加硫を行う天然ゴムに対し、その架橋系の改良による耐熱性の改善を行うことを目標とし、各種の加硫助剤を添加する実験を行った。その結果、天然ゴムの加硫助剤としてモノメタクリル酸亜鉛を特定量配合したところ、長期熱老化試験において、耐久性の改善効果が顕著に得られることを突き止め、本発明に到達した。
天然ゴムの加硫助剤としては、通常、アクリル酸が汎用されるが、アクリル酸は、その分子量の小ささから、天然ゴムと反応しやすく、このことが、長期の熱老化によるゴムの物性低下(破断伸び等の低下)を生じやすくさせる要因となる。これに対し、メタクリル酸の金属塩は、天然ゴムとの適度な反応により、高温雰囲気中での架橋形態の変化や、ポリマー鎖の切断が抑えられ、長期の熱老化に対しても物性低下を生じさせにくくする効果があり、なかでも、モノメタクリル酸亜鉛は、この作用効果に特に優れていることを、上記実験に基づき、本発明者らは見出したのである。これにより、本発明の防振ゴム組成物を加硫してなる加硫体は、天然ゴムの特性を保持したまま、今まで実現できなかった、100℃以上の高温雰囲気下での長時間の熱老化物性の改善がなされるようになる。
このように、本発明の防振ゴム組成物は、天然ゴム(NR)を主成分とし、硫黄系加硫剤を含有する防振ゴム組成物であって、加硫助剤として、モノメタクリル酸亜鉛を特定の割合で含有するものである。そのため、防振性や耐へたり性に優れるとともに、長期にわたる耐熱老化防止性に優れた効果を奏する。そして、本発明の防振ゴム組成物は、自動車の車両等に用いられるエンジンマウント、スタビライザブッシュ、サスペンションブッシュ等の防振材料として、好適に用いられる。それ以外に、コンピューターのハードディスクの制振ダンパー、洗濯機等の一般家電製品の制振ダンパー、建築・住宅分野における建築用制震壁,制震(制振)ダンパー等の制震(制振)装置および免震装置の用途にも用いることができる。
また、上記天然ゴム(NR)に、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR),スチレン−ブタジエンゴム(SBR),ブタジエンゴム(BR),イソプレンゴム(IR),クロロプレンゴム(CR)といったジエン系ゴムを50重量%未満の割合でブレンドすることも可能であり、この範囲でブレンドしても、本発明の防振ゴム組成物は、防振性や耐へたり性に優れたものとなる。
また、上記モノメタクリル酸亜鉛とともに、2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、ステアリルメタクリレート、トリデシルメタクリレート、ポリプロピレングリコールモノメタクリレート、フェノールEO変性アクリレート、ノニルフェノールEO変性アクリレート、イソボニルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−フェノキシエチルメタクリレート、イソデシルメタクリレート、ラウリルメタクリレートといった特定のモノ(メタ)アクリレートを併用すると、本発明の防振ゴム組成物は、耐熱性、圧縮永久歪み特性に加え、ばね特性を高度に両立することができる。
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明の防振ゴム組成物は、天然ゴム(A成分)を主成分とし、モノメタクリル酸亜鉛(B成分)と、硫黄系加硫剤(C成分)とを含有するものであって、上記天然ゴム(A成分)100重量部(以下、「部」と略す)に対して、モノメタクリル酸亜鉛(B成分)の含有割合が0.1〜10部の範囲に設定されている。なお、本発明において、上記「主成分」とは、組成物の特性に大きな影響を与えるもののことであり、通常は、全体の55重量%以上を意味する。
上記のように、本発明の防振ゴム組成物において、B成分のモノメタクリル酸亜鉛の含有割合は、天然ゴム(A成分)100部に対し、0.1〜10部の範囲に設定する必要があり、好ましくは、1.0〜6.0部の範囲である。すなわち、モノメタクリル酸亜鉛の含有割合が上記範囲よりも少ないと、所望の耐熱老化防止効果が得られず、逆に上記範囲を超えると、ゴム組成物の架橋状態が変化し、防振性や耐へたり性が悪化するからである。
また、本発明の防振ゴム組成物において、そのポリマーである天然ゴム(NR)に、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR),スチレン−ブタジエンゴム(SBR),ブタジエンゴム(BR),イソプレンゴム(IR)およびクロロプレンゴム(CR)といったジエン系ゴムを50重量%未満の割合でブレンドすることも可能である。上記ジエン系ゴムは、単独でもしくは二種以上併せて用いられる。また、必要に応じ、上記ブレンド割合に従い、EPDMをブレンドすることも可能である。このように、天然ゴムに対し、上記の割合でジエン系ゴムやEPDMをブレンドしても、本発明の防振ゴム組成物は、防振性や耐へたり性に優れたものとなる。なお、粉末材料であるB成分を配合する際に、予めポリマーバッチ化することが、ゴム混練時に粉末が飛散するといった問題を解消する点で好ましい。上記ポリマーバッチに用いるポリマーは、上記と同様、NR、BR、NBR、EPDM等が単独でもしくは二種以上併せて用いられるが、特に、NRの使用によるB成分のポリマーバッチが、B成分のゴム中への分散性の観点から好ましい。
上記A成分およびB成分とともに用いられる硫黄系加硫剤(C成分)としては、例えば、硫黄、塩化硫黄等の硫黄(粉末硫黄,沈降硫黄,不溶性硫黄)や、2−メルカプトイミダゾリン、ジペンタメチレンチウラムペンタサルファイド等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
上記硫黄系加硫剤(C成分)の配合量は、上記天然ゴム(A成分)100部に対して、0.3〜7部の範囲が好ましく、特に好ましくは1〜5部の範囲である。すなわち、上記加硫剤の配合量が少なすぎると、充分な架橋構造が得られず、動倍率、耐へたり性が悪化する傾向がみられ、逆に上記加硫剤の配合量が多すぎると、耐熱性が低下する傾向がみられるからである。
本発明の防振ゴム組成物には、上記A〜C成分を必須成分とするものであるが、加硫助剤であるB成分のモノメタクリル酸亜鉛とともに、2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、ステアリルメタクリレート、トリデシルメタクリレート、ポリプロピレングリコールモノメタクリレート、フェノールEO変性アクリレート、ノニルフェノールEO変性アクリレート、イソボニルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−フェノキシエチルメタクリレート、イソデシルメタクリレート、ラウリルメタクリレートといった特定のモノ(メタ)アクリレート(D成分)を併用することが、耐熱性、圧縮永久歪み特性に加え、ばね特性により優れたものとなり、好ましい。上記特定のモノ(メタ)アクリレートは、単独でもしくは二種以上併せて用いられる。なお、上記の「モノ(メタ)アクリレート」とは、モノアクリレートあるいはモノメタクリレートを意味する。
上記特定のモノ(メタ)アクリレート(D成分)の配合量は、前記天然ゴム(A成分)100部に対して、0.5〜10部の範囲が好ましく、特に好ましくは1〜6部の範囲である。
また、本発明の防振ゴム組成物には、上記各成分に加えて、カーボンブラック、プロセスオイル、老化防止剤、加工助剤、加硫促進剤、白色充填剤、反応性モノマー、発泡剤等を必要に応じて適宜配合しても差し支えない。なお、本発明においては、先に述べたように、加硫助剤として、モノメタクリル酸亜鉛(B成分)を必須成分としているが、それと併用して、例えば、B成分以外のモノメタクリル酸金属塩(アルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等)、ジメタクリル酸金属塩(亜鉛塩、アルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等)、亜鉛華(ZnO)、ステアリン酸、酸化マグネシウム等の加硫助剤を配合することも可能である。
そして、上記加硫促進剤としては、例えば、チアゾール系,スルフェンアミド系,チウラム系,アルデヒドアンモニア系,アルデヒドアミン系,グアニジン系,チオウレア系等の加硫促進剤があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、架橋反応性に優れる点で、スルフェンアミド系加硫促進剤が好ましい。
上記加硫促進剤の配合量は、前記天然ゴム(A成分)100部に対して、0.5〜7部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜5部の範囲である。
なお、上記チアゾール系加硫促進剤としては、例えば、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、2−メルカプトベンゾチアゾールナトリウム塩(NaMBT)、2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛塩(ZnMBT)等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、特に架橋反応性に優れる点で、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)が好適に用いられる。
また、上記スルフェンアミド系加硫促進剤としては、例えば、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(NOBS)、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾイルスルフェンアミド(BBS)、N,N′−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾイルスルフェンアミド等があげられる。
また、上記チウラム系加硫促進剤としては、例えば、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、テトラエチルチウラムジスルフィド(TETD)、テトラブチルチウラムジスルフィド(TBTD)、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド(TOT)、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)等があげられる。
上記老化防止剤としては、例えば、カルバメート系老化防止剤、フェニレンジアミン系老化防止剤、フェノール系老化防止剤、ジフェニルアミン系老化防止剤、キノリン系老化防止剤、イミダゾール系老化防止剤、ワックス類等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
そして、上記老化防止剤の配合量は、上記天然ゴム(A成分)100部に対して、1〜10部の範囲が好ましく、特に好ましくは2〜5部の範囲である。
上記プロセスオイルとしては、例えば、ナフテン系オイル、パラフィン系オイル、アロマ系オイル等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
そして、上記プロセスオイルの配合量は、上記天然ゴム(A成分)100部に対して、1〜50部の範囲が好ましく、特に好ましくは3〜30部の範囲である。
ここで、本発明の防振ゴム組成物は、その必須材料である上記A〜C成分、および必要に応じて上記列記したその他の成分(D成分等)を用いて、これらをニーダー,バンバリーミキサー,オープンロール,2軸スクリュー式攪拌機等の混練機を用いて混練することにより、調製することができる。このゴム組成物は、加熱することにより加硫体となり、防振用途に用いられる。この加硫体は、天然ゴムの特性を保持したまま、今まで実現できなかった、100℃以上の高温雰囲気下での長時間の熱老化物性の改善がなされるようになる。
本発明の防振ゴム組成物は、自動車の車両等に用いられるエンジンマウント、スタビライザブッシュ、サスペンションブッシュ等の防振材料として好ましく用いられるが、それ以外にも、コンピューターのハードディスクの制振ダンパー、洗濯機等の一般家電製品の制振ダンパー、建築・住宅分野における建築用制震壁,制震(制振)ダンパー等の制震(制振)装置および免震装置の用途にも用いることができる。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
まず、実施例および比較例に先立ち、下記に示す材料を準備した。
〔NR〕
天然ゴム
〔BR〕
ブタジエンゴム(ニポール1220、日本ゼオン社製)
〔酸化亜鉛〕
酸化亜鉛2種、堺化学工業社製
〔ステアリン酸〕
ルーナックS30、花王社製
〔老化防止剤〕
オゾノン6C、精工化学社製
〔ワックス〕
サンノック、大内新興化学社製
〔オイル〕
ナフテン系オイル(ダイアナプロセスNM−280、出光興産社製)
〔カーボンブラック〕
旭♯50U(平均粒子径:70nm、CTAB比表面積:27m2 /g)、旭カーボン社製
〔加硫促進剤(i) 〕
N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)(ノクセラーCZ、大内新興化学社製)
〔加硫促進剤(ii)〕
テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)(サンセラーTT、三新化学工業社製)
〔加硫剤〕
硫黄、軽井沢精錬所社製
〔加硫助剤(i) 〕
モノメタクリル酸亜鉛(PRO11542、サートマー社製)
〔加硫助剤(ii)〕
ジメタクリル酸亜鉛(SR634、サートマー社製)
〔加硫助剤(iii) 〕
ジアクリル酸亜鉛(SR633、サートマー社製)
〔加硫助剤(iv)〕
2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート(スミライザーGM、住友化学社製)
〔加硫助剤(v) 〕
ステアリルメタクリレート(SR324、サートマー社製)
〔加硫助剤(vi)〕
トリデシルメタクリレート(SR493、サートマー社製)
〔加硫助剤(vii) 〕
ポリプロピレングリコールモノメタクリレート(SR604、サートマー社製)
〔加硫助剤(viii)〕
フェノールEO変性アクリレート(M101A、東亞合成社製)
〔加硫助剤(ix)〕
ノニルフェノールEO変性アクリレート(M111、東亞合成社製)
〔加硫助剤(x) 〕
イソボニルメタクリレート(SR423、サートマー社製)
〔加硫助剤(xi)〕
テトラヒドロフルフリルアクリレート(SR285、サートマー社製)
〔加硫助剤(xii) 〕
2−フェノキシエチルメタクリレート(SR340、サートマー社製)
〔加硫助剤(xiii)〕
イソデシルメタクリレート(SR242、サートマー社製)
〔加硫助剤(xiv) 〕
ラウリルメタクリレート(SR313、サートマー社製)
〔実施例1〕
NR100部と、酸化亜鉛5部と、ステアリン酸1部と、老化防止剤1部と、ワックス2部と、オイル3部と、カーボンブラック30部と、加硫助剤(i) 0.1部とを配合し、これらをバンバリーミキサーを用いて、140℃で5分間混練を行った。つぎに、これに、加硫剤1部と、加硫促進剤(i) 2部と、加硫促進剤(ii)1部とを配合し、オープンロールを用いて、60℃で5分間混練することにより、防振ゴム組成物を調製した。
〔実施例2〜17、比較例1〜7〕
後記の表1〜表3に示すように、各成分の配合量等を変更する以外は、実施例1に準じて、防振ゴム組成物を調製した。
このようにして得られた実施例および比較例の防振ゴム組成物を用い、下記の基準に従って、各特性の評価を行った(なお、ばね特性の評価は、実施例7〜17のみ行った)。その結果を、後記の表1〜表3に併せて示した。
〔熱老化試験〕
各防振ゴム組成物を、160℃×20分の条件でプレス成形(加硫)して、厚み2mmのゴムシートを作製した。そして、このゴムシートから、JIS5号ダンベルを打ち抜き、このダンベルを用い、JIS K6251に準拠して、破断伸び(Eb)を測定した。なお、この測定は、初期(熱老化させる前)のゴムシート、100℃×70時間の雰囲気下で熱老化させた後のゴムシート、100℃×500時間の雰囲気下で熱老化させた後のゴムシート、100℃×1000時間の雰囲気下で熱老化させた後のゴムシートに対して行った。そして、各熱老化時間による破断伸びの減少度合(初期との差)を求め、その値を後記の表1〜表3に示した。なお、この試験において、本発明に要求される熱破断伸びの減少度合は、70時間熱老化後で10.0%以下、500時間熱老化後で40.0%以下、1000時間熱老化後で60.0%以下である。そして、これらの要求を全て満たすものを、後記の表1〜表3に示す総評において「○」と表記し、満たさないものを「×」と表記した。
〔圧縮永久歪み〕
各防振ゴム組成物を、160℃×30分の条件でプレス成形(加硫)し、テストピースを作製した。つぎに、JIS K6262に従い、上記テストピースを25%圧縮させたまま、100℃×500時間後の圧縮永久歪みを測定した。なお、この試験において、本発明に要求される圧縮永久歪みは、55%未満である。そして、この要求を満たすものを、後記の表1〜表3に示す評価において「○」と表記し、満たさないものを「×」と表記した。
〔ばね特性〕
各防振ゴム組成物を、160℃×30分の条件でプレス成形(加硫)し、テストピースを作製した。このテストピースの動ばね定数(Kd100)および静ばね定数(Ks)を、それぞれJIS K 6394に準じて測定した。その値をもとに、動倍率(Kd100/Ks)を算出した。そして、この値が1.30以下であるものを「○」と評価した。
Figure 2011052200
Figure 2011052200
Figure 2011052200
上記結果から、実施例品は、圧縮永久歪み特性に優れるとともに、熱老化試験により、破断伸び特性が、長期熱老化後であっても劣化しにくいことがわかる。特に、加硫助剤として、モノメタクリル酸亜鉛とともに、特定のモノ(メタ)アクリレート(D成分)を配合した実施例7〜17は、上記特性に加え、ばね特性にも優れていることがわかる。
これに対して、比較例1では、加硫助剤が不含であることから、熱老化による破断伸び特性の劣化がみられる。比較例2〜6では、モノメタクリル酸亜鉛の代わりに、ジメタクリル酸亜鉛(加硫助剤(ii))やジアクリル酸亜鉛(加硫助剤(iii) )を含有するが、長期熱老化後の破断伸び特性と、圧縮永久歪み特性との両立が良好になされず、このことにおいて実施例よりも劣る。比較例7では、モノメタクリル酸亜鉛(加硫助剤(i) )の含有割合が本願発明の規定範囲よりも多いことから、圧縮永久歪み特性に悪影響がでていることがわかる。
なお、実施例6では、ゴム組成物のポリマーとして、天然ゴム(NR)にブタジエンゴム(BR)を特定量ブレンドしているが、他のジエン系ゴム(NBR,SBR,IR,CR)をブレンドした場合も、上記実施例と同様、優れた結果が得られることが、実験により確認されている。
本発明の防振ゴム組成物は、自動車の車両等に用いられるエンジンマウント、スタビライザブッシュ、サスペンションブッシュ等の防振材料として好ましく用いられるが、それ以外にも、コンピューターのハードディスクの制振ダンパー、洗濯機等の一般家電製品の制振ダンパー、建築・住宅分野における建築用制震壁,制震(制振)ダンパー等の制震(制振)装置および免震装置の用途にも用いることができる。

Claims (4)

  1. 下記の(A)を主成分とし、下記の(B)および(C)成分を含有する防振ゴム組成物であって、(A)成分100重量部に対して、(B)成分の含有割合が0.1〜10重量部の範囲に設定されていることを特徴とする防振ゴム組成物。
    (A)天然ゴム(NR)。
    (B)モノメタクリル酸亜鉛。
    (C)硫黄系加硫剤。
  2. 上記(A)成分が、天然ゴム(NR)に、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR),スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)およびクロロプレンゴム(CR)からなる群から選ばれた少なくとも一つのジエン系ゴムを50重量%未満の割合で含有するものである請求項1記載の防振ゴム組成物。
  3. 上記(A)〜(C)成分とともに、下記の(D)成分を含有する請求項1または2記載の防振ゴム組成物。
    (D)2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、ステアリルメタクリレート、トリデシルメタクリレート、ポリプロピレングリコールモノメタクリレート、フェノールEO変性アクリレート、ノニルフェノールEO変性アクリレート、イソボニルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−フェノキシエチルメタクリレート、イソデシルメタクリレートおよびラウリルメタクリレートからなる群から選ばれた少なくとも一つのモノ(メタ)アクリレート。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の防振ゴム組成物の加硫体。
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