JP2010144142A - 高減衰ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】高減衰を発揮できるとともに、その高減衰の温度領域が広く、幅広い用途で使用可能で、加工性にも優れた高減衰ゴム組成物を提供する。
【解決手段】下記の(A)を主成分とし、下記の(B)〜(E)成分を含有する高減衰ゴム組成物とする。
(A)ブチル系ゴム。
(B)非極性の脂環族飽和炭化水素樹脂。
(C)液状ポリブテン,液状ポリイソブチレン,水添液状ポリブタジエンおよび水添液状ポリイソプレンからなる群から選ばれた少なくとも一つの液状ポリマー。
(D)窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラック、または、炭酸カルシウム,シリカ,クレー,マイカおよびタルクからなる群から選ばれた少なくとも一つの無機フィラー。
(E)加硫剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、振動吸収材料等の用途に適した高減衰ゴム組成物に関するものであり、詳しくは、コンピューターのハードディスクの制振ダンパー、洗濯機等の一般家電製品の制振ダンパー、自動車用制振材、建築・住宅分野における制震, 制振,免震等の用途に好適な高減衰ゴム組成物に関するものである。
一般に、高減衰ゴム組成物からなるゴム材は、振動エネルギーを効率よく吸収する機能を有し、コンピューターのハードディスクの制振ダンパー、洗濯機等の一般家電製品の制振ダンパー、自動車用制振材といった用途に用いられ、また、建築・住宅分野における建築用制震壁,制震(制振)ダンパー等の制震(制振)装置および免震装置の用途にも用いられている。そして、この種のゴム材用の高減衰ゴム組成物には、従来から、ブチル系ゴム組成物が用いられている(特許文献1参照)。
特開平3−126742号公報
近年、上記のような用途において、季節、場所による温度変化にも適応可能な高減衰ゴム組成物からなるゴム材が求められている。例えば、免震装置では、地震のエネルギーを吸収するためにゴムによる高減衰化は必須特性として要求されるが、それとともに、気温変化により引き起こされるゴムの特性変化が重大な問題となる。また、高減衰化が必要な一般家電製品および自動車における制振材においても、適応可能な環境温度の領域が広く、高減衰化の温度依存性が小さいものが求められている。
しかしながら、従来の高減衰材は、高減衰化がなされる温度領域が狭く、温度により減衰特性が変化する傾向を示す。そのため、幅広い温度領域で高減衰を実現することが困難である。すなわち、一般に、高減衰ゴム組成物からなるゴム材は、ガラス転移付近で、高減衰を示すtanδ(損失正接)が最も高くなるが、従来のゴム組成物からなるゴム材は、その前後の温度領域では極端に減衰が低下するため、使用場所(環境温度)に制限を受けやすい。例えば、常温付近にガラス転移点があるハイブラー(商品名、クラレ社製)は、従来から高減衰材として広く使用されているものであり、常温付近のピーク温度付近では、tanδが最も高くなるため高減衰が発揮されるが、低温時には、硬度が極端に上昇し、減衰が小さくなるといった問題がある。
一方、ゴムの高減衰化を狙うために、汎用樹脂の添加によりガラス転移点付近で減衰向上を狙う方法もあるが、ゴムが硬くなりやすい傾向がある。他方、ゴムに、カーボンブラック,シリカ等の充填材を多量に配合し、その充填材同士の摩擦により減衰性を出す手法も提案されており、この手法による減衰性の向上は、温度依存性が少ないが、反面、ゴム組成物を調製する際の混練時に、その摩擦による発熱によりゴム焼けが生じ、加工性の悪化を引き起こす懸念があるため、充填材の多量配合により減衰性を出すにしても、限界がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、高減衰を発揮できるとともに、その高減衰の温度領域が広く、幅広い用途で使用可能で、加工性にも優れた高減衰ゴム組成物の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の高減衰ゴム組成物は、下記の(A)を主成分とし、下記の(B)〜(E)成分を含有するという構成をとる。
(A)ブチル系ゴム。
(B)非極性の脂環族飽和炭化水素樹脂。
(C)液状ポリブテン,液状ポリイソブチレン,水添液状ポリブタジエンおよび水添液状ポリイソプレンからなる群から選ばれた少なくとも一つの液状ポリマー。
(D)窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラック、または、炭酸カルシウム,シリカ,クレー,マイカおよびタルクからなる群から選ばれた少なくとも一つの無機フィラー。
(E)加硫剤。
すなわち、本発明者は、前記課題を解決するため鋭意研究を重ねた。その研究の過程で、ポリマーであるブチル系ゴムと、樹脂のなかでも、特に、非極性の脂環族飽和炭化水素樹脂(B成分)とを組み合わせると、良好な結果が得られることを突き止めた。すなわち、上記脂環族飽和炭化水素樹脂は、その塑性変形による高減衰性の発現とともに、上記ポリマーとの相溶性が良好であるため、ミクロ分散化されやすく、しかも、tanδの温度依存性が広く、マトリックスのゴムの特性を悪化させ難い(混ざりが悪い材料を使用するとtanδのピークが2山になり、ピ−ク最大値が低く、広い温度領域で高減衰にならない)といった性能を発揮すると考えられる。そして、このような組み合わせに、さらに、液状ポリブテン、液状ポリイソブチレン、水添液状ポリブタジエン、水添液状ポリイソプレンといった液状ポリマー(C成分)を組み合わせると、ガラス転移温度を低温側にシフトすることができ、低温〜常温付近のtanδは向上し、tanδの温度依存性が良好になるとともに、tanδの値が、幅広い温度領域で向上するようになる。これにより、高減衰が、低温から高温まで幅広い温度領域で実現できるようになる。また、上記組み合わせに、大粒径のカーボンブラック等の充填材(D成分)をさらに組み合わせると、脂環族飽和炭化水素樹脂(B成分)と液状ポリマー(C成分)の添加により高くなった粘着性(べたつき)を抑えることができることを突き止めた。特に、窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラックは、減衰性を低下させることなく、少量で効果的に練り加工性の改善を行うことができるとともに、少量の使用でよいため、多量使用によるゴム焼け等も生じさせない。そして、上記の組み合わせからなる組成物を加硫してなる加硫体は、高減衰の温度領域が広く、幅広い用途で使用可能な高減衰ゴム材となることを見いだし、本発明に到達した。
このように、本発明の高減衰ゴム組成物は、ブチル系ゴムに、非極性の脂環族飽和炭化水素樹脂と、特定の液状ポリマーと、特定の充填材と、加硫剤とを含有するものである。そのため、練り加工性及び成型等の加工性が良好であり、高減衰を発揮できるとともに、その高減衰の温度領域が広く、幅広い用途で優れた性能を奏することができる。そして、本発明の高減衰ゴム組成物からなる高減衰ゴム材は、コンピューターのハードディスクの制振ダンパー、洗濯機等の一般家電製品の制振ダンパー、自動車用制振材、建築・住宅分野における建築用制震壁,制震(制振)ダンパー等の制震(制振)装置および免震装置の用途に有利に用いることができる。
特に、上記脂環族飽和炭化水素樹脂が、軟化点の異なる2種以上の脂環族飽和炭化水素樹脂を併用したものであると、tanδの温度依存性がより良好となる。
また、上記脂環族飽和炭化水素樹脂の含有割合が特定の範囲に設定されていると、減衰性の温度依存性および剛性の温度依存性が、より良好になる。
また、上記液状ポリマーの含有割合が特定の範囲に設定されていると、tanδの温度依存性が良好になるとともに、高減衰が、低温から高温まで幅広い温度領域で実現できるようになる。
また、上記充填材が窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラックであり、その含有割合が特定の範囲に設定されていると、減衰性を低下させることなく、しかもゴム焼け等も生じさせず、効果的に練り加工性の改善を行うことができる。
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明の高減衰ゴム組成物は、ブチル系ゴム(A成分)を主成分とし、非極性の脂環族飽和炭化水素樹脂(B成分)と、特定の液状ポリマー(C成分)と、特定の充填材(D成分)と、加硫剤(E成分)とを含有するものである。なお、本発明において、上記「主成分」とは、組成物の特性に大きな影響を与えるもの(ゴム)のことを意味する。また、本発明において、上記「非極性」とは、「極性を有する」の対語であり、全く極性を有しないことを意味するものではない。
上記A成分のブチル系ゴムとしては、ブチルゴム(IIR)やハロゲン化ブチルゴムが用いられる。上記ハロゲン化ブチルゴムとしては、例えば、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)や臭素化ブチルゴム(Br−IIR)が用いられる。なお、加硫時間の短縮を図る際には、架橋時の反応に優れるハロゲン化ブチルゴムのほうが好ましく用いられる。また、低温であっても硬くなり難くするには、レギュラーブチルゴムのほうが好ましく用いられる。そして、これらは、単独であるいは二種以上併せて用いられる。
上記B成分の脂環族飽和炭化水素樹脂は、水酸基,カルボキシル基等の極性基を有しないものが用いられる。そして、上記脂環族飽和炭化水素樹脂としては、例えば、重量平均分子量が300〜4000の範囲のもので、軟化点が60〜150℃(好ましくは90〜140℃)の範囲のものが選定される。これらは、単独であるいは二種以上併せて用いられるが、特に、本発明においては、上記(B)成分の脂環族飽和炭化水素樹脂として、軟化点の異なる2種以上の脂環族飽和炭化水素樹脂を併用すると、tanδの温度依存性が良好となるため、このようにすることが好ましい。なお、上記特定の脂環族飽和炭化水素樹脂は、市販のものでは、アルコンP90、アルコンP140(ともに荒川化学工業社製)が好ましく用いられる。
上記特定の脂環族飽和炭化水素樹脂(B成分)の配合量は、ブチル系ゴム(A成分)100重量部(以下、「部」と略す)に対して10〜80部の範囲に設定することが好ましく、より好ましくは、15〜70部の範囲である。すなわち、この範囲内であると、減衰性の温度依存性および剛性の温度依存性が、より良好になるからである。なお、上記特定の脂環族飽和炭化水素樹脂(B成分)の配合量が下限未満であると、高減衰性の効果が不充分となる。逆に、上記特定の脂環族飽和炭化水素樹脂(B成分)の配合量が上限を超えた場合、粘着性が強くなり、練り込み加工性が悪化する傾向がみられるようになる。
上記C成分の液状ポリマーとしては、液状ポリブテン,液状ポリイソブチレン,水添液状ポリブタジエンおよび水添液状ポリイソプレンからなる群から選ばれた少なくとも一つが用いられる。したがって、これらは、単独で用いることも、併用することもできる。なお、上記液状ポリマーは、常温で液状であることを要するものであり、その数平均分子量(Mn)が300〜20000の範囲内のものが好ましく、特に好ましくは、数平均分子量(Mn)が2000〜15000のものである。すなわち、数平均分子量(Mn)が上記範囲内の液状ポリマーを用いることにより、練り加工性が良く、高減衰性を狙えるようになるからである。
上記特定の液状ポリマー(C成分)の配合量は、ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、5〜50部の範囲が好ましく、特に好ましくは10〜40部である。すなわち、この範囲内であると、tanδの温度依存性が良好になるとともに、tanδの値が幅広い温度領域で向上するようになるため、高減衰が、低温から高温まで幅広い温度領域で実現できるようになるからである。なお、上記液状ポリマーが下限未満であると、上記の効果が充分得られず、逆に上記液状ポリマーが上限を超えた場合、ゴム組成物の粘着力が向上し、加工性に不具合が生じたり、圧縮永久歪み特性が悪化するおそれがある。
上記D成分の充填材としては、窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラック、または、炭酸カルシウム,シリカ,クレー,マイカおよびタルクからなる群から選ばれた少なくとも一つの無機フィラーが用いられる。すなわち、これらの充填材(D成分)を加えると、脂環族飽和炭化水素樹脂(B成分)と液状ポリマー(C成分)の添加により高くなった粘着性(べたつき)を抑える作用があるため、この配合により、練り加工性を改善することができる。上記カーボンブラックの窒素吸着比表面積は、上記観点から、好ましくは9〜30m2 /gの範囲である。なお、上記窒素吸着比表面積は、JIS K 6217に規定されており、単位重量当たりの窒素吸着比表面積(m2 /g)を意味する。
上記のように、D成分の充填材としてカーボンブラックを用いる場合、その窒素吸着比表面積が50m2 /g以下であることを要する。すなわち、このような窒素吸着比表面積のカーボンブラック(大粒径のカーボンブラック)を用いることにより、減衰性を低下させることなく、しかも少量の配合で効果的に練り加工性の改善を行うことができるからである。なお、窒素吸着比表面積が50m2 /gより大きいカーボンブラック(粒径が小さく、細かいカーボンブラック)の配合では、減衰性に劣るようになるため、本発明での使用に適さない。
窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラックとしては、例えば、MT級,SRF級,FT級,GPF級,FEF級,MAF級といった種々のグレードのカーボンブラックがあげられる。これらは単独であるいは二種以上併せて用いられる。なかでも、練り加工性等の点から、MT級カーボンブラックが好適に用いられる。なお、窒素吸着比表面積が50m2 /gより大きいカーボンブラックには、例えば、HAF級,ISAF級,SAF級といったグレードのカーボンブラックがある。
上記D成分の充填材として、窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラックを用いる場合、その配合量は、ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、5〜100部の範囲に設定することが好ましく、より好ましくは、10〜80部の範囲である。すなわち、上記特定のカーボンブラックの配合量が下限未満であると、練り加工性や減衰性の温度依存性の改善効果が不充分となるからである。逆に、上記特定のカーボンブラックの配合量が上限を超えると、カ−ボンの分散不良による特性悪化、および、練り混み加工・成形時におけるゴム焼け等の問題を生じるようになるからである。
上記D成分の充填材として、先に述べた、炭酸カルシウム,シリカ,クレー,マイカ,タルクといった無機フィラーを用いる場合、これらは単独であるいは二種以上併せて用いることが可能であるが、これらの無機フィラーよりも、上記特定のカーボンブラックのほうが、練り加工性の改善効果が高く、さらに、無機フィラーのみで練り加工性の改善を行おうとすると、その多量配合によりゴム焼け等を生じるおそれがあるため、上記無機フィラーと上記特定のカーボンブラックとを併用することが好ましい。
なお、上記D成分の充填材として、無機フィラーのみを用いる場合、その配合量は、ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、10〜120部の範囲に設定することが好ましく、より好ましくは、20〜90部の範囲である。すなわち、この範囲内で無機フィラーを配合することにより、練り加工性の改善効果を発揮することができる。
上記E成分の加硫剤としては、例えば、硫黄、2,3−ジメチルカプトキノキサリン誘導体、2,4,6−トリメルカプト−s−トリアジン、テトラメチルチウラムモノスルフィド(TMTS)、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、テトラエチルチウラムジスルフィド(TETD)、テトラブチルチウラムジスルフィド(TBTD)、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド(DPTT)等のチウラム類、4,4′−ジチオ−ジモルフォリン等の硫黄系加硫剤や、アルキルフェノール−ホルムアルデヒド樹脂等の樹脂加硫剤等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
上記加硫剤(E成分)の配合量は、ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、0.3〜10部の範囲内が好ましく、特に好ましくは0.5〜6部の範囲内である。すなわち、上記加硫剤(E成分)の配合量が下限未満であると、架橋密度が低下し過ぎ、逆に加硫剤(E成分)の配合量が多すぎると、ゴム物性(破断伸び)が低下する傾向がみられるからである。
本発明の高減衰ゴム組成物には、上記(A)〜(E)成分に加え、さらに、酸化亜鉛を含有すると、より架橋密度が良好となるため、好ましい。
上記酸化亜鉛の配合量は、架橋密度を良好にするため、ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、2〜12部の範囲に設定することが好ましく、より好ましくは、4〜8部の範囲である。
なお、本発明の高減衰ゴム組成物においては、上記各成分とともに、加硫促進剤、加硫助剤、老化防止剤、可塑剤等を必要に応じて適宜に配合することも可能である。
上記加硫促進剤としては、例えば、チアゾール系,スルフェンアミド系,チウラム系,アルデヒドアンモニア系,ジチオカルバミン酸系,アルデヒドアミン系,グアニジン系,チオウレア系等の加硫促進剤があげられる。これらは単独であるいは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、架橋反応性に優れる点で、スルフェンアミド系加硫促進剤が好ましい。
また、上記加硫促進剤の配合量は、上記ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、0.5〜7部の範囲が好ましく、特に好ましくは1〜5部の範囲である。
なお、上記チアゾール系加硫促進剤としては、例えば、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、2−メルカプトベンゾチアゾールナトリウム塩(NaMBT)、2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛塩(ZnMBT)等があげられる。これらは単独であるいは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、特に架橋反応性に優れる点で、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)が好適に用いられる。
また、上記スルフェンアミド系加硫促進剤としては、例えば、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(NOBS)、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾイルスルフェンアミド(BBS)、N,N′−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾイルスルフェンアミド等があげられる。
また、上記チウラム系加硫促進剤としては、例えば、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、テトラエチルチウラムジスルフィド(TETD)、テトラブチルチウラムジスルフィド(TBTD)、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド(TOT)、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)等があげられる。
また、上記ジチオカルバミン酸系加硫促進剤としては、ジエチルジチオカルバミン酸第二鉄、ジエチルジチオカルバミン酸テルル等があげられる。
上記加硫助剤としては、例えば、ステアリン酸、不飽和脂肪酸亜鉛等があげられる。これらは単独であるいは二種以上併せて用いられる。
また、上記加硫助剤の配合量は、上記ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、1〜25部の範囲が好ましく、特に好ましくは2〜10部の範囲である。
上記老化防止剤としては、例えば、カルバメート系老化防止剤、フェニレンジアミン系老化防止剤、フェノール系老化防止剤、ジフェニルアミン系老化防止剤、キノリン系老化防止剤、イミダゾール系老化防止剤、ワックス類等があげられる。これらは単独であるいは二種以上併せて用いられる。
また、上記老化防止剤の配合量は、上記ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、1〜10部の範囲が好ましく、特に好ましくは2〜5部の範囲である。
上記可塑剤としては、例えば、フタル酸ジオクチル(DOP),フタル酸ジ−n−ブチル(DBP)等のフタル酸系可塑剤、ジブチルカルビトールアジペート,ジオクチルアジペート(DOA)等のアジピン酸系可塑剤、セバシン酸ジオクチル(DOS),セバシン酸ジブチル(DBS)等のセバシン酸系可塑剤といった合成可塑剤や、ナフテン系オイル,パラフィン系オイル,アロマオイル等の鉱物油があげられる。これらは単独であるいは二種以上併せて用いられる。
また、上記可塑剤の配合量は、上記ブチル系ゴム(A成分)100部に対して、1〜40部の範囲が好ましく、特に好ましくは3〜30部の範囲である。
本発明の高減衰ゴム組成物は、例えば、つぎのようにして調製することができる。すなわち、上記ブチル系ゴム(A成分)と、非極性の脂環族飽和炭化水素樹脂(B成分)と、液状ポリマー(C成分)と、カーボンブラック等の充填剤(D成分)と、必要に応じ、酸化亜鉛等の加硫助剤,老化防止剤,可塑剤等とを配合し、これらをバンバリーミキサー等を用いて、90〜140℃で、3〜5分間程度混練を行う。つぎに、これに、硫黄等の加硫剤(E成分),加硫促進剤等を適宜に配合し、オープンロールを用いて、所定条件(例えば、50℃×5分間)で混練することにより、高減衰ゴム組成物を作製する。なお、このようにして得られた高減衰ゴム組成物を、高温(150〜170℃)で5〜30分間、加硫することにより、目的とする高減衰ゴム材(部材)を得ることができる。
本発明の高減衰ゴム組成物は、例えば、コンピューターのハードディスクの制振ダンパー、洗濯機等の一般家電製品の制振ダンパー、自動車用制振材、建築・住宅分野における建築用制震壁,制震(制振)ダンパー等の高減衰材料として、好適に用いられる。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
まず、実施例および比較例に先立ち、下記に示す材料を準備した。
〔塩素化ブチルゴム〕
クロロブチル1066、JSR社製
〔レギュラーブチルゴム〕
ブチル268、JSR社製
〔脂環族飽和炭化水素樹脂(i) 〕
アルコンP140(極性基不含、軟化点140℃)、荒川化学工業社製
〔脂環族飽和炭化水素樹脂(ii)〕
アルコンP90(極性基不含、軟化点90℃)、荒川化学工業社製
〔脂環族飽和炭化水素樹脂(iii) 〕
KR1842(水酸基含有)、荒川化学工業社製
〔非反応樹脂〕
タッキロール101(非反応型アルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂)、田岡化学工業社製
〔液状ポリマー(i) 〕
液状ポリブテン(HV1900、新日本石油社製)
〔液状ポリマー(ii)〕
水添液状ポリブタジエン(BI3000、日本曹達社製)
〔液状ポリマー(iii) 〕
水添液状ポリイソプレン(エポール、出光興産社製)
〔液状ポリマー(iv)〕
液状ポリイソブチレン(テトラックス6T、新日本石油社製)
〔カーボンブラック(i) 〕
MTカーボン(サーマックスN990(窒素吸着比表面積:9m2 /g)、キャンカーブ社製)
〔カーボンブラック(ii)〕
SRFカーボン(シーストS(窒素吸着比表面積:27m2 /g)、東海カーボン社製)
〔カーボンブラック(iii) 〕
MAFカーボン(シ−スト116(窒素吸着比表面積:49m2 /g)、東海カーボン社製)
〔カーボンブラック(iv)〕
HAFカーボン(シースト3(窒素吸着比表面積:79m2 /g)、東海カーボン社製)
〔無機フィラー(i) 〕
タルク(MICRO ACE K−1、日本タルク社製)
〔無機フィラー(ii)〕
マイカ(レプコマイカM−XF、レプコ社製)
〔無機フィラー(iii) 〕
シリカ(ウルトラジル360、デグサ社製)
〔無機フィラー(iv)〕
炭酸カルシウム(白色華CC、白石工業社製)
〔無機フィラー(v) 〕
クレー(ポリキャップTB、J.M.Huber社製)
〔樹脂加硫剤〕
反応型アルキルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂(タッキロール201、田岡化学工業社製)
〔CZ〕
スルフェンアミド系加硫促進剤(ノクセラーCZ、大内新興化学社製)
〔TL〕
ジチオカルバミン酸系加硫促進剤(アクセルTL、川口化学工業社製)
〔S〕
硫黄(鶴見化学工業社製)
〔亜鉛華〕
酸化亜鉛二種(三井金属鉱業社製)
〔実施例1〕
塩素化ブチルゴム100部と、脂環族飽和炭化水素樹脂(i) 30部と、液状ポリマー(i) (液状ポリブテン)20部と、カーボンブラック(ii)(SRFカーボン)53部と、加硫助剤である亜鉛華5部とを配合し、これらをバンバリーミキサーを用いて、100〜140℃で5分間混練を行った。つぎに、これに、加硫剤である樹脂加硫剤5部を配合し、オープンロールを用いて、約50℃で5分間混練することにより、高減衰ゴム組成物を調製した。
〔実施例2〜20、比較例1〜5〕
後記の表1〜表3に示すように、各成分の配合量等を変更する以外は、実施例1に準じて、ゴム組成物を調製した。
このようにして得られた実施例および比較例のゴム組成物を用い、下記の基準に従って、各特性の評価を行った。その結果を、後記の表1〜表3に併せて示した。
〔粘弾性特性〕
上記ゴム組成物を170℃×30分の条件でプレス加硫してなるシートを用い、JIS K 6394に準拠し、引張り歪み0.5%,周波数5Hz,測定温度0〜40℃の条件で、粘弾性スペクトロメーター(ユービーエム社製)により損失正接(tanδ)を測定した。そして、その結果より、tanδの値が1以上となる測定温度の範囲を求め、さらに、tanδの値が1以上となる測定温度の範囲における上限と下限との温度差を算出した。なお、本発明では、tanδの値が1以上となることが要求される。そして、そのtanδの値が1以上となる温度領域が広いことが望ましい。
Figure 2010144142
Figure 2010144142
Figure 2010144142
上記結果から、実施例品は、粘弾性特性に優れることがわかる。そして、実施例品は、tanδの値が1以上となる温度領域が広いことから、低温から高温にわたり幅広い温度領域で高減衰を実現することができる。そのため、実施例品は、幅広い用途で使用することができる。
これに対して、比較例1〜3品は、特定の液状ポリマーを含有していないことから、tanδの値が1以上を示していないことがわかる。比較例4品も、特定の液状ポリマーを含有しておらず、さらに水酸基(極性基)を有する脂環族飽和炭化水素樹脂を含有していることから、tanδの値が1以上を示さず、粘弾性特性に劣ることがわかる。比較例5品は、特定の液状ポリマーを含有しているが、粒径の細かい(窒素吸着比表面積が大きい)カーボンブラックを使用しているため、tanδの値が1以上を示さず、粘弾性特性に劣ることがわかる。

Claims (6)

  1. 下記の(A)を主成分とし、下記の(B)〜(E)成分を含有することを特徴とする高減衰ゴム組成物。
    (A)ブチル系ゴム。
    (B)非極性の脂環族飽和炭化水素樹脂。
    (C)液状ポリブテン,液状ポリイソブチレン,水添液状ポリブタジエンおよび水添液状ポリイソプレンからなる群から選ばれた少なくとも一つの液状ポリマー。
    (D)窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラック、または、炭酸カルシウム,シリカ,クレー,マイカおよびタルクからなる群から選ばれた少なくとも一つの無機フィラー。
    (E)加硫剤。
  2. 上記(B)成分の脂環族飽和炭化水素樹脂が、軟化点の異なる2種以上の脂環族飽和炭化水素樹脂を併用したものである請求項1記載の高減衰ゴム組成物。
  3. 上記(B)成分の脂環族飽和炭化水素樹脂の含有割合が、上記(A)成分のブチル系ゴム100重量部に対して、10〜80重量部の範囲に設定されている請求項1または2記載の高減衰ゴム組成物。
  4. 上記(C)成分の液状ポリマーの含有割合が、上記(A)成分のブチル系ゴム100重量部に対して、5〜50重量部の範囲に設定されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の高減衰ゴム組成物。
  5. 上記(D)成分の、窒素吸着比表面積が50m2 /g以下のカーボンブラックの含有割合が、上記(A)成分のブチル系ゴム100重量部に対して、5〜100重量部の範囲に設定されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の高減衰ゴム組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の高減衰ゴム組成物の加硫体。
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