JP2011039419A - 演奏教習装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU13は、曲の各音を表すデータと、それら各音の中で演奏ミスした音についてはどのような演奏ミスを仕勝ちであるかを表すデータ(有効フラグ、演奏回数、傾向フラグ、タイミングずれ(早)回数、タイミングずれ(遅)回数および押鍵ミス回数)とを備えた曲データに基づき弾くべき鍵をガイドする。ガイドに対してユーザが演奏ミスすると、ガイドに用いた曲データ中の該当する演奏ミス項目(押鍵ミス回数、タイミングずれ(早)回数およびタイミングずれ(遅)回数の何れか)および演奏回数を歩進して更新する。更新された演奏回数がN回以上になると、最も回数の多い演奏ミス項目に対応した形態で弾くべき鍵をガイドする。
【選択図】図2
Description
A.構成
図1は、実施の一形態による演奏教習装置100の構成を示すブロック図である。この図において、鍵盤10は押離鍵操作に応じたキーオン/キーオフ信号、鍵番号およびベロシティ等の演奏情報を発生する。LED部11は、鍵盤10の各鍵毎に配設され、指定色で発光するLED(フルカラー発光素子)と、これらLEDを点灯駆動するドライバ(不図示)とから構成され、CPU13から供給される制御信号に従って指定される鍵のLEDを指定色で点滅して次に弾くべき鍵を、点滅から点灯に変更して弾くべき鍵をそれぞれユーザにガイドしたり、ガイドにより点滅(又は点灯)しているLEDの発光色を変化させ、現在ガイドされている音(鍵)がどのような演奏ミスを仕勝ちな音であるかユーザに報知する。
次に、図3〜図11を参照して上記構成による実施形態の動作について説明する。以下では、最初にメインルーチンの動作を説明し、続いてメインルーチンからコールされる各処理(スイッチ処理、ガイド処理および鍵盤処理)の動作について述べる。
演奏教習装置100がパワーオンされると、CPU13は図3に図示するメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進め、RAM15のワークエリアに格納される各種レジスタやフラグデータをゼロリセット又は初期値セットする他、音源17に対して初期化を指示するイニシャライズを行う。イニシャライズが完了すると、CPU113は、ステップSA2に進み、ガイドスイッチ処理およびスタート/ストップスイッチ処理を含むスイッチ処理を実行する。
次に、図4〜図7を参照してスイッチ処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA2(図3参照)を介して実行されるスイッチ処理は、図4に図示するステップSB1のガイドスイッチ処理、ステップSB2のスタート/ストップスイッチ処理およびステップSB3のその他のスイッチ処理から構成される。以下、ガイドスイッチ処理およびスタート/ストップスイッチ処理の各動作について述べる。
スイッチ処理のステップSB1(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU13は図5に図示するステップSC1に進み、ガイドスイッチがオン状態であるか否かを判断する。オン状態ならば、判断結果は「YES」になり、ステップSC2に進み、ガイドフラグGFを「1」にセットしてガイド実行指示状態に設定して本処理を終える。
スイッチ処理のステップSB2(図4参照)を介して本処理が実行されると、CPU13は図6に図示するステップSD1に進み、ガイドフラグGFが「1」であるか否かを判断する。ガイドフラグGFが「0」(ガイド中止指示状態)ならば、判断結果は「NO」になり、本処理を終えるが、ガイドフラグGFが「1」(ガイド実行指示状態)であれば、判断結果は「YES」になり、ステップSD2に処理を進める。
次に、図8を参照してガイド処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA3(図3参照)を介して本処理が実行されると、CPU13は図8に図示するステップSE1に進み、ガイドフラグGFが「1」であるか否かを判断する。ガイドフラグGFが「0」(ガイド中止指示状態)ならば、判断結果は「NO」になり、本処理を終えるが、ガイドフラグGFが「1」(ガイド実行指示状態)であると、判断結果は「YES」になり、ステップSE2に進む。
次に、図9〜図11を参照して鍵盤処理の動作を説明する。前述したメインルーチンのステップSA4(図3参照)を介して本処理が実行されると、CPU13は図9に図示するステップSF1に進み、鍵盤10の各鍵についてキーオン/キーオフ信号の有無を検出する鍵走査を行い、続くステップSF2では、上記ステップSF1の鍵走査結果に基づき鍵変化を判別する。
押鍵操作に応じて発生するキーオン信号を検出すると、ステップSF2を介してステップSF3に進み、押鍵された鍵の鍵番号をレジスタKEYにストアする。以下、レジスタKEYの内容を鍵番号KEYと称す。次いで、ステップSF4では、鍵番号KEYおよびベロシティを含むノートオンイベントを作成し、続くステップSF5では、作成したノートオンイベントに基づき生成した楽音パラメータを音源17に供給する。これにより、音源17は、押鍵された鍵の音高の楽音を発音する。
離鍵操作に応じて発生するキーオフ信号を検出した場合には、ステップSF2(図9参照)を介してステップSF40に進み、離鍵された鍵の鍵番号をレジスタKEYにストアする。そして、ステップSF41では、その鍵番号KEYを含むノートオフイベントを作成し、続くステップSF42では、作成したノートオフイベントに基づき生成した楽音パラメータを音源17に供給する。これにより、音源17は、離鍵された鍵の音高の楽音を消音する。
11 LED部
12 スイッチ部
13 CPU
14 ROM
15 RAM
16 表示部
17 音源
18 サウンドシステム
100 演奏教習装置
Claims (6)
- 曲を構成する各音を表すと共に、それら各音に対応して設けられ、少なくとも演奏ミスの内容を分類する複数のミス項目毎のミス回数を含む曲データを記憶する曲データ記憶手段と、
前記曲データ記憶手段に記憶される曲データに従って曲を構成する各音の演奏をガイドするガイド手段と、
前記ガイド手段によってガイドされた演奏とユーザの演奏操作とを比較し、ガイドされた音に演奏ミスが生じたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により演奏ミスが生じたと判定された場合に、その演奏ミスの内容に対応したミス項目を判別するミス項目判別手段と、
前記判定手段により演奏ミスが生じたと判定された音に対応付けられた曲データ中の複数のミス項目の内、前記ミス項目判別手段により判別されたミス項目のミス回数を歩進する歩進手段と、
前記曲データ記憶手段に記憶される曲データ中の各音毎に、ミス回数の最も多いミス項目を最頻ミス項目として抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された各音毎の最頻ミス項目を参照し、前記ガイド手段によって演奏がガイドされる音において頻発する演奏ミスの内容を報知する報知手段と
を具備することを特徴とする演奏教習装置。 - 前記曲データ記憶手段に記憶される曲データ中に、曲を構成する各音に対応付けたデータであって、ガイドされた回数を表す演奏回数を更に設け、
前記ガイド手段によって演奏がガイドされる音に対応付けられた曲データ中の演奏回数を歩進する演奏回数歩進手段と、
前記演奏回数歩進手段により歩進された曲データ中の演奏回数が所定回数未満の場合に、前記抽出手段および前記報知手段の機能を停止させる機能制御手段と
を更に具備することを特徴とする請求項1記載の演奏教習装置。 - 前記曲データ記憶手段に記憶される曲データ中に、曲を構成する各音に対応付けたデータであって、有効・無効を表す有効フラグを更に設けると共に、
前記演奏回数歩進手段により歩進された曲データ中の演奏回数が所定回数以上の場合に、前記ガイド手段によって演奏がガイドされる音に対応付けられた曲データ中の有効フラグを「有効」に設定するフラグ設定手段を更に備え、
前記機能制御手段は、前記ガイド手段によって演奏がガイドされる音に対応付けられた曲データ中の有効フラグが「有効」に設定されている場合に、前記抽出手段および前記報知手段の機能を実行させることを特徴とする請求項2記載の演奏教習装置。 - 前記曲データ記憶手段に記憶される曲データ中に、曲を構成する各音に対応付けたデータであって、前記抽出手段により抽出された各音毎の最頻ミス項目を値で表す傾向フラグを更に設け、
前記報知手段は、前記ガイド手段によって演奏がガイドされる音に対応付けられた曲データ中の傾向フラグの値に応じて、頻発する演奏ミスの内容を報知することを特徴とする請求項1記載の演奏教習装置。 - 前記ミス項目判別手段は、少なくとも前記ガイド手段によって演奏がガイドされる音の発音タイミングより遅い演奏操作を第1の演奏ミス、発音タイミングより早い演奏操作を第2の演奏ミスおよびガイドされる音とは異なる音を発音させる演奏操作を第3の演奏ミスの何れかのミス項目を判別することを特徴とする請求項1記載の演奏教習装置。
- コンピュータに、
曲を構成する各音を表すと共に、それら各音に対応して設けられるデータであって、少なくとも演奏ミスの内容を分類する複数のミス項目毎のミス回数を含む曲データに従って曲を構成する各音の演奏をガイドするガイドステップと、
前記ガイドステップによりガイドされた演奏とユーザの演奏操作とを比較し、ガイドされた音に演奏ミスが生じたか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより演奏ミスが生じたと判定された場合に、その演奏ミスの内容に対応したミス項目を判別するミス項目判別ステップと、
前記判定ステップにて演奏ミスが生じたと判定された音に対応付けられた曲データ中の複数のミス項目の内、前記ミス項目判別ステップにより判別されたミス項目のミス回数を歩進する歩進ステップと、
前記曲データ中の各音毎に、ミス回数の最も多いミス項目を最頻ミス項目として抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された各音毎の最頻ミス項目を参照し、前記ガイドステップによって演奏がガイドされる音において頻発する演奏ミスの内容を報知する報知ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
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2009
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