JP2001242861A - 演奏案内装置および演奏案内方法 - Google Patents

演奏案内装置および演奏案内方法

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JP2001242861A
JP2001242861A JP2000050347A JP2000050347A JP2001242861A JP 2001242861 A JP2001242861 A JP 2001242861A JP 2000050347 A JP2000050347 A JP 2000050347A JP 2000050347 A JP2000050347 A JP 2000050347A JP 2001242861 A JP2001242861 A JP 2001242861A
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政英 瀧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演奏操作を評価することができる演奏案内装
置/方法を実現する。 【解決手段】 曲データに対応した正しい押鍵操作が行
われた場合には、その押鍵された鍵に配設される発光手
段2aを消灯状態に保ち、一方、曲データに対応しない
誤った押鍵操作が行われた場合には、曲データに対応し
た弾くべき鍵に配設される発光手段2aを点灯させて押
鍵ミスを演奏者に知らせ、この点灯状態にある鍵につい
て再度押鍵ミスすると、その点灯状態にある発光手段2
aを点滅させて再度の押鍵ミスを演奏者に知らせ、さら
に3回以上の押鍵ミスが発生した時点で全ての鍵に配設
される発光手段2aを一斉点灯して演奏者に練習不足を
通知するようにしたので、演奏操作を評価することが可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子ピア
ノ等の鍵盤楽器に用いて好適な演奏案内装置および演奏
案内方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鍵盤楽器等に設けられ、演奏
者に対して弾くべき鍵を案内する演奏案内装置が知られ
ている。この種の装置は、発音すべき音高とその発音タ
イミングとを表す曲データ(演奏情報)に基づき、鍵盤
の各鍵に対応して配設される発光手段(例えばLED
等)の内、押鍵すべき鍵に対応する発光手段を点灯させ
て演奏者に弾くべき鍵の位置や押鍵タイミングを案内す
るように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の演奏案内装置は、ただ単に弾くべき鍵を案内するだ
けなので、例えば曲データに基づいて案内した通りに演
奏者が押鍵操作を行ったかどうかや、曲データ中のどの
箇所で演奏ミスしたかを演奏者に知らせる等、演奏操作
を評価することができない、という問題がある。そこで
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、演
奏操作を評価することができる演奏案内装置および演奏
案内方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、少なくとも発音すべき
音高とその発音タイミングとを含む曲データを記憶する
記憶手段と、演奏操作子毎に配設される発光手段と、前
記記憶手段に記憶される曲データを曲進行に同期して読
み出す読出し手段と、この読出し手段が読み出した曲デ
ータと演奏操作子の操作に応じて発生する演奏データと
を比較して双方が不一致となる演奏ミスを検出した場合
に、当該曲データに対応した操作すべき演奏操作子に配
設される発光手段を点灯駆動する演奏評価手段とを具備
することを特徴とする。
【0005】上記請求項1に従属する請求項2に記載の
発明では、前記演奏評価手段は演奏ミスの検出により点
灯状態となった発光手段に対応する演奏操作子につい
て、再度の演奏ミスがあると、その点灯状態にある発光
手段を点滅駆動することを特徴としている。
【0006】上記請求項1に従属する請求項3に記載の
発明では、前記演奏評価手段は演奏ミスの回数を計数す
る第1の計数手段を備え、この第1の計数手段によって
計数された演奏ミスの回数が所定回数に達した場合、全
ての演奏操作子に配設される各発光手段を一斉に点灯駆
動する一方、前記読出し手段における曲データの読み出
しを停止させることを特徴とする。
【0007】上記請求項1に従属する請求項4に記載の
発明では、前記演奏評価手段は演奏ミスの回数を計数す
る第1の計数手段と、前記読出し手段が読み出した曲デ
ータと演奏操作子の操作に応じて発生する演奏データと
を比較して双方が一致する適正な演奏操作の回数を計数
する第2の計数手段とを備え、この第2の計数手段によ
って計数された適正な演奏操作の回数が所定回数に達し
た場合、前記第1の計数手段が計数した演奏ミスの回数
をゼロリセットすることを特徴とする。
【0008】請求項5に記載の発明では、少なくとも発
音すべき音高とその発音タイミングとを含む曲データを
曲進行に同期して読み出す読出し過程と、この読出し過
程にて読み出された曲データと演奏操作子の操作に応じ
て発生する演奏データとを比較して双方が不一致となる
演奏ミスを検出した場合、演奏操作子毎に配設される発
光手段の内、当該曲データに対応した操作すべき演奏操
作子に配設される発光手段を点灯駆動する演奏評価過程
とを具備することを特徴とする。
【0009】上記請求項5に従属する請求項6に記載の
発明では、前記演奏評価過程は演奏ミスの検出により点
灯状態となった発光手段に対応する演奏操作子につい
て、再度の演奏ミスがあると、その点灯状態にある発光
手段を点滅駆動することを特徴とする。
【0010】上記請求項5に従属する請求項7に記載の
発明では、前記演奏評価過程は演奏ミスの回数を計数す
る第1の計数過程を備え、この第1の計数過程によって
計数された演奏ミスの回数が所定回数に達した場合、全
ての演奏操作子に配設される各発光手段を一斉に点灯駆
動する一方、前記読出し過程における曲データの読み出
しを停止させることを特徴とする。
【0011】上記請求項5に従属する請求項8に記載の
発明では、前記演奏評価過程は演奏ミスの回数を計数す
る第1の計数過程と、前記読出し過程により読み出され
た曲データと演奏操作子の操作に応じて発生する演奏デ
ータとを比較して双方が一致する適正な演奏操作の回数
を計数する第2の計数過程とを備え、この第2の計数過
程にて計数された適正な演奏操作の回数が所定回数に達
した場合、前記第1の計数過程にて計数された演奏ミス
の回数をゼロリセットすることを特徴としている。
【0012】本発明では、少なくとも発音すべき音高と
その発音タイミングとを含む曲データを曲進行に同期し
て読み出し、読み出された曲データと演奏操作子の操作
に応じて発生する演奏データとを比較して双方が不一致
となる演奏ミスを検出した場合、演奏操作子毎に配設さ
れる発光手段の内、当該曲データに対応した操作すべき
演奏操作子に配設される発光手段を点灯駆動するので、
演奏操作を評価することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による演奏案内装置は、鍵
盤を備える各種電子楽器は勿論、鍵盤以外の音高指定操
作子を備える電子吹奏楽器や電子弦楽器にも適用可能で
ある。以下では、本発明の実施の一形態による演奏案内
装置を備えた電子楽器を実施例とし、これについて図面
を参照して説明する。
【0014】(1)構成 図1は、本発明の実施例による電子楽器の構成を示すブ
ロック図である。この図において、1は押離鍵操作(演
奏操作)に応じたキーオン/キーオフ信号やノートナン
バ等の演奏情報を発生する鍵盤である。2はCPU5の
制御の下に演奏案内する押鍵ガイド部であり、各鍵毎に
配設される発光手段2aと、これら発光手段2aを点灯
駆動するドライバ2b(図示略)とから構成される。発
光手段2aは、図2に図示するように、楽器本体のコン
ソールパネルCPに、鍵盤1の各鍵端部にそれぞれ対向
する位置に配列するか、もしくは半透明樹脂材等で形成
された各鍵下部にそれぞれ発光手段2aを対向配置する
態様とする。
【0015】発光手段2aは、単色発光するランプやL
ED(発光素子)でも良いし、例えば「赤色」、「青
色」および「黄色」の3原色発光するランプやLED
(発光素子)を用い、各色の発光輝度を調整してこれら
3原色以外の色を発色可能にするタイプでも構わない。
これら各鍵毎に配設される発光手段2aを点灯駆動する
ドライバ2bは、後述するCPU5から供給される点灯
制御信号に従って、押鍵すべき鍵に対応して配設される
発光手段2aを点灯駆動して押鍵を案内する他、後述す
る演奏評価動作に基づき誤った押鍵を知らせる。
【0016】3は各種操作スイッチを備えるパネルスイ
ッチ群であり、操作されたスイッチに対応した各種スイ
ッチイベントを発生する。このパネルスイッチ群3に
は、ファクトリープリセットされる練習曲目を選択する
曲選択スイッチ、演奏案内の開始/停止を指示するスタ
ート/ストップスイッチ、動作モード(後述する)を切
り替えるモード切り替えスイッチあるいはレッスン2モ
ード(後述する)下で操作されるリセットスイッチ等が
配設されている。4はLCDパネル等から構成される表
示部であり、後述するCPU5から供給される表示制御
信号に応じて楽器各部の設定状態や動作モード等を表示
する。CPU5は、上述したパネルスイッチ群から出力
されるスイッチイベントの種類に応じて楽器各部を制御
するものであり、その動作については後述する。6は上
記CPU5にロードされる各種制御プログラムの他、演
奏練習用にプリセットされた複数曲分の演奏情報を記憶
するROMである。
【0017】ROM6に記憶される演奏情報は、図3に
図示するように、時系列順にアドレッシングされた曲デ
ータ(1)〜(n)と、曲の終わりを表わす終了データ
ENDとから形成され、その内容は楽曲再生に応じて歩
進されるポインタレジスタADの値(読み出しアドレ
ス)に応じて順次読み出される。曲データ(1)〜
(n)は、所謂、絶対時間方式によるデータ形式をなし
ており、具体的にはオンイベント/オフイベントのタイ
ミングを示す実行時間ET、発音すべき音高を示すノー
トナンバNN等からなる。
【0018】7はCPU5のワークエリアとして用いら
れるRAMであり、各種レジスタ・フラグデータが一時
記憶される。8は周知の波形メモリ読み出し方式によっ
て構成され、時分割動作する複数の発音チャンネルを備
える音源である。この音源8は、各種音色の波形データ
を記憶しており、これらの内、CPU5が供給する楽音
パラメータに応じた波形データを読み出して楽音波形W
を発生する。9はD/A変換回路であり、上記音源8の
出力をアナログ波形信号に変換して次段のサウンドシス
テム10に供給する。サウンドシステム10は、例え
ば、前段から供給されるアナログ波形信号に対して不要
ノイズを除去する等のフィルタリングを施した後、これ
を増幅して次段のスピーカSPから発音させる。
【0019】(2)動作 次に、図4〜図8を参照して上記構成による実施例の動
作について説明する。以下では、最初に全体動作とし
て、図4を参照してメインルーチンの動作について説明
した後、モード切り替えスイッチの操作に応じて選択的
に実行される「ノーマル処理ルーチン」、「レッスン1
処理ルーチン」および「レッスン2処理ルーチン」の動
作について説明して行く。 メインルーチンの動作 まず実施例に電源が投入されると、CPU5はROM6
から所定の制御プログラムを読み出して自身にロード
し、図4に示すメインルーチンを実行してステップSA
1に処理を進め、RAM7に格納される各種レジスタや
フラグ類をリセットしたり初期値をセットするイニシャ
ライズを行う。
【0020】そして、イニシャライズ完了後、ステップ
SA2に処理を進め、モード切り替えスイッチの設定状
況に応じた処理、すなわち、ノーマルモード下にあれば
ステップSA3を介して「ノーマル処理ルーチン」を、
レッスン1モード下にあればステップSA4を介して
「レッスン1処理ルーチン」を、レッスン2モード下に
あればステップSA5を介して「レッスン2処理ルーチ
ン」をそれぞれ実行する。そして、いずれかのモード下
での処理が完了すると、ステップSA6にてその他の処
理を実行し、以後、電源がオフされる迄、ステップSA
2〜SA6を繰り返す。
【0021】ノーマル処理ルーチンの動作 モード切り替えスイッチが“ノーマルモード”に設定さ
れていると、CPU5はステップSA3(図4参照)を
介して図5に示すノーマル処理ルーチンを実行し、ステ
ップSB1に処理を進める。ステップSB1では、新た
な押鍵の有無を判断し、新たな押鍵があれば、判断結果
が「YES」となり、次のステップSB2に処理を進
め、押鍵された鍵に対応する音高の楽音を発音するよう
音源8に指示した後、ステップSB3に処理を進める。
一方、新たな押鍵が無い場合には、上記ステップSB1
の判断結果は「NO」となり、ステップSB3に処理を
進める。
【0022】ステップSB3では、新たな離鍵の有無を
判断する。ここで、新たな離鍵があれば、判断結果が
「YES」となり、次のステップSB4に処理を進め、
離鍵された鍵に対応する音高に楽音を消音するよう音源
8に指示した後、本ルーチンを完了する。一方、新たな
離鍵が無い場合には、判断結果が「NO」となり、何も
処理せずに本ルーチンを完了させる。このように、ノー
マル処理ルーチンでは、押離鍵操作に応じて、押鍵され
た鍵の音高の楽音を発音させたり、離鍵された鍵の音高
の楽音を消音させる、通常の楽器として動作させるよう
になっている。
【0023】レッスン1処理ルーチンの動作 演奏練習を行うべく、ユーザーがモード切り替えスイッ
チを“レッスン1モード”に設定すると、CPU5はス
テップSA4(図4参照)を介して図6に示すレッスン
1処理ルーチンを実行し、ステップSC1に処理を進め
る。ステップSC1では、ROM6にファクトリープリ
セットされる練習曲のいずれかを曲選択スイッチの操作
に応じて選択する選曲処理を実行し、続くステップSC
2では、演奏案内の開始/停止を指示するスタート/ス
トップスイッチがオン操作されたか否かを判断する。な
お、スタート/ストップスイッチは、オン操作される毎
に開始指示あるいは停止指示するイベントを交互に発生
する。
【0024】スタート/ストップスイッチがオン操作さ
れると、上記ステップSC2の判断結果が「YES」と
なり、演奏案内の開始/停止を指示するフラグLFをビ
ット反転させる。次いで、ステップSC4では、曲デー
タの読み出しに用いるポインタレジスタADをリセット
し、上記ステップSC1にて選択された練習曲につい
て、その読み出し位置を先頭アドレスとするアドレスリ
セット処理を行った後、ステップSC5に処理を進め
る。一方、スタート/ストップスイッチがオン操作され
ない場合には、上記ステップSC2の判断結果が「N
O」となり、ステップSC5に処理を進める。ステップ
SC5では、フラグLFが「1」、つまり、演奏案内の
開始を指示する状態であるかどうかを判断する。
【0025】ここで、フラグLFが「0」となり、演奏
案内の停止を指示する状態にあれば、判断結果は「N
O」となり、ステップSC6に処理を進め、鍵盤1の各
鍵に対応して配設される発光手段2a(LED)をすべ
て消灯するように、各ドライバ2bを駆動する消灯処理
を行って本ルーチンを完了させる。これに対し、フラグ
LFが「1」となり、演奏案内の開始を指示する状態に
あると、上記ステップSC5の判断結果は「YES」と
なり、ステップSC7に処理を進める。ステップSC7
では、ポインタレジスタADに応じて読み出される現ア
ドレスの曲データが処理タイミング下にあるかどうかを
判断する。そして、処理タイミング下でなければ、判断
結果は「NO」となり、何も処理せずに一旦、本ルーチ
ンを完了させるが、処理タイミング下であれば、判断結
果が「YES」となり、ステップSC8に処理を進め
る。
【0026】ステップSC8では、処理すべきイベント
が発音を指示するオンイベントであるか否かを判断し、
オンイベントであれば、判断結果が「YES」となり、
ステップSC9に処理を進め、曲データ中に含まれるノ
ートナンバNNに対応する音高の鍵に配設される発光手
段2a(LED)を点灯させる。一方、オフイベントの
時には、上記ステップSC8の判断結果が「NO」とな
り、ステップSC10に処理を進め、曲データ中に含ま
れるノートナンバNNに対応する音高の鍵に配設される
発光手段2a(LED)を消灯させる。
【0027】こうして、オンイベントに応じて押鍵すべ
き鍵の発光手段2a(LED)を点灯させたり、あるい
はオフイベントに応じて離鍵すべき鍵の発光手段2a
(LED)を消灯させた後は、ステップSC11に処理
を進め、次の曲データを読み出すべく、ポインタレジス
タADを歩進させるアドレスインクリメントを行ってか
ら本ルーチンを完了させる。以上のように、レッスン1
処理ルーチンでは、スタート/ストップスイッチのオン
操作に応じてフラグLFが「1」になると、選択した練
習曲の曲データが順次読み出され、これに従って押鍵す
べき鍵に対応する発光手段2a(LED)を点灯させて
弾くべき鍵の位置や押鍵タイミングを案内するようにな
っている。
【0028】レッスン2処理ルーチンの動作 さて、上述したレッスン1処理ルーチンの動作に基づき
演奏者が演奏練習し終え、その練習成果を評価する為に
ユーザーがモード切り替えスイッチを“レッスン2モー
ド”に設定したとする。そうすると、CPU5はステッ
プSA5(図4参照)を介して図7に示すレッスン2処
理ルーチンを実行し、ステップSD1に処理を進める。
ステップSD1では、ROM6にファクトリープリセッ
トされる練習曲の内、演奏評価に用いる曲目を曲選択ス
イッチの操作に応じて選択する選曲処理を実行する。な
お、このステップSD1では、曲選択スイッチが新たに
操作される迄、以前に選択した曲目を維持するようにな
っている。
【0029】次いで、ステップSD2では、リセット操
作がなされたかどうかを判断する。このリセット操作と
は、後述するように、押鍵ミスが都合3回発生し、これ
により各鍵に対応して配設される発光手段2a(LE
D)の全てが点灯した状態を開始時の状態に復帰させる
操作を指し、具体的にはリセットスイッチをオン操作す
る。リセットスイッチがオン操作されなければ、ここで
の判断結果は「NO」となり、後述するステップSD5
に処理を進めるが、リセットスイッチがオン操作された
時には、判断結果が「YES」となり、ステップSD3
に進み、まず各鍵に対応して配設される発光手段2a
(LED)の全てを消灯状態に戻し、続くステップSD
4では、曲データの読み出しに用いるポインタレジスタ
ADを先頭アドレスに戻すアドレスリセット処理を行っ
て開始時の状態に復帰させる。
【0030】次に、ステップSD5以降では、曲データ
に対応した押鍵操作が行われたかどうかを判断する演奏
評価が行われる。すなわち、押鍵操作がなされると、新
たな押鍵の有無を判断するステップSD5の判断結果が
「YES」となり、ステップSD6に処理を進め、押鍵
された鍵のノートナンバに対応する音高の楽音を発音す
るよう音源に指示する。次いで、ステップSD7では、
押鍵された鍵の音高(もしくはノートナンバ)と現アド
レスに対応した曲データ中の音高(もしくはノートナン
バ)とが一致するか、つまり、正しい押鍵であるかどう
かを判断する。以下、誤った押鍵が行われた場合と正し
い押鍵が行われた場合とに分けて動作説明する。
【0031】(イ)誤った押鍵が行われた場合 この場合、上記ステップSD7の判断結果は「NO」と
なり、ステップSD13に処理を進め、レジスタCOU
NTの値をゼロリセットする。なお、このレジスタCO
UNTとは、正しい押鍵操作がなされた回数を累算する
レジスタである。レジスタCOUNTをゼロリセットす
ると、CPU5は図8に示すステップSD14に処理を
進め、誤った押鍵操作の回数を累算するレジスタMIS
の値を1インクリメントして歩進させる。次いで、ステ
ップSD15に進むと、レジスタMISの値が「3」以
上であるか否か、つまり、誤った押鍵操作が3回以上行
われたかどうかを判断する。
【0032】誤った押鍵操作を3回以上行った時には、
上記ステップSD15の判断結果が「YES」となり、
ステップSD16に処理を進め、各鍵に対応して配設さ
れる発光手段2a(LED)の全てを点灯状態にして本
ルーチンを完了させる。これにより、演奏操作が未熟で
練習不十分である旨を演奏者に知らしめることができ
る。一方、誤った押鍵操作が3回以上に達していなけれ
ば、上記ステップSD15の判断結果は「NO」とな
り、ステップSD17に処理を進め、現アドレスの曲デ
ータ中の音高データ(ノートナンバNN)に対応する鍵
に配設される発光手段2a(LED)が点灯状態もしく
は消灯状態のいずれであるかを判断する。
【0033】そして、消灯状態であれば、ステップSD
18に処理を進め、その発光手段2a(LED)を点灯
状態にセットする。つまり、弾くべき鍵を押鍵しなかっ
た場合には、その鍵に配設される発光手段2aを点灯状
態として押鍵ミスした鍵の位置を演奏者に知らしめる。
これに対し、現アドレスの曲データ中の音高データ(ノ
ートナンバNN)に対応する鍵に配設される発光手段2
a(LED)が点灯状態であると、ステップSD19に
処理を進め、その発光手段2a(LED)を点滅状態に
セットする。つまり、既に押鍵ミスして点灯状態にある
鍵を、再び押鍵ミスしてしまった場合には、その鍵に配
設される発光手段2a(LED)を点滅状態として再度
の押鍵ミスである旨を演奏者に知らしめる。こうして押
鍵ミスの状況を演奏者に知らしめた後、CPU5はステ
ップSD12に処理を進め、次の曲データを読み出すべ
く、ポインタレジスタADを歩進させるアドレスインク
リメントを行う。そして以後、一旦、本ルーチンを完了
させてからメインルーチン(図4参照)を経て再びステ
ップSD1から処理を繰り返す。
【0034】(ロ)正しい押鍵が行われた場合 さて一方、正しい押鍵が行われた場合には、上述したス
テップSD7の判断結果が「YES」となり、ステップ
SD8に処理を進め、正しい押鍵操作がなされた回数を
累算するレジスタCOUNTの値を1インクリメントし
て歩進させる。その後、図8に示すステップSD9に処
理を進め、レジスタCOUNTの値が8以上、つまり、
正しい押鍵操作が8回以上行われているかどうかを判断
する。正しい押鍵操作が8回以上行われていない場合に
は、判断結果が「NO」となり、上述したステップSD
12に処理を進め、次の曲データを読み出すべく、ポイ
ンタレジスタADを歩進させるアドレスインクリメント
を行う。以後、一旦、本ルーチンを完了させてからメイ
ンルーチン(図4参照)を経て再びステップSD1から
処理を繰り返す。
【0035】これに対し、正しい押鍵操作が8回以上行
われた場合には、判断結果が「YES」となり、ステッ
プSD10に処理を進め、各鍵に対応して配設される発
光手段2a(LED)の全てを消灯状態に戻し、続くス
テップSD11では、誤った押鍵操作の回数を累算する
レジスタMISをゼロリセットする。この後、ステップ
SD12を介してポインタレジスタADを歩進させるア
ドレスインクリメントを行ってから本ルーチンを完了さ
せる。このように、正しい押鍵操作が8回以上行われた
時には、それ以前の押鍵ミスを帳消しにして演奏評価を
進めるようになっている。ところで、こうした演奏評価
が行われている過程で、離鍵操作が行われた場合には、
新たな離鍵の有無を判断するステップSD20(図7参
照)の判断結果が「YES」となり、ステップSD21
に処理を進め、離鍵された鍵のノートナンバに対応する
音高の楽音を消音するよう音源に指示した後、本ルーチ
ンを完了させ、メインルーチン(図4参照)を経て再び
ステップSD1から処理を繰り返す。
【0036】以上のように、本実施例によれば、曲デー
タに対応した正しい押鍵操作が行われた場合には、その
押鍵された鍵に配設される発光手段2aを消灯状態に保
ち、一方、曲データに対応しない誤った押鍵操作が行わ
れた場合には、曲データに対応した弾くべき鍵に配設さ
れる発光手段2aを点灯させて押鍵ミスを演奏者に知ら
せ、この点灯状態にある鍵について再度押鍵ミスする
と、その点灯状態にある発光手段2aを点滅させて再度
の押鍵ミスを演奏者に知らせ、さらに3回以上の押鍵ミ
スが発生した時点で全ての鍵に配設される発光手段2a
を一斉点灯して演奏者に練習不足を通知するようにした
ので、演奏操作を評価することが可能になっている。
【0037】なお、上述した実施例では、説明の簡略化
を図る為、曲データに対応した弾くべき鍵が適正に押鍵
されたか否かを評価するにとどめているが、本発明に要
旨はこれに限定されず、種々変形が可能である。例え
ば、曲データ中にタッチデータを含ませておき、その曲
データ中のタッチデータと実際の鍵タッチとを比較して
演奏タッチを評価したり、さらには曲データ中のノート
オン/ノートオフタイミングと実際の押離鍵タイミング
とを比較して演奏タイミングを評価する他、押し忘れ
(例えばド→レ→ミ→ド…と押鍵すべきところをド→ミ
→ド…と押鍵してしまった場合)や、押し過ぎ(例えば
ド→レ→ミ…と押鍵すべきところをド→レ→レ→ミと押
鍵してしまった場合)を考慮した評価も可能である。さ
らには、演奏者の技量に合わせて評価項目を選択可能に
し、所望の技量レベルで演奏評価を行うことも可能であ
るし、演奏者の技量に応じて評価する項目を自動的に増
やす態様も可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1,5に記載の発明によれば、少
なくとも発音すべき音高とその発音タイミングとを含む
曲データを曲進行に同期して読み出し、読み出された曲
データと演奏操作子の操作に応じて発生する演奏データ
とを比較して双方が不一致となる演奏ミスを検出した場
合、演奏操作子毎に配設される発光手段の内、当該曲デ
ータに対応した操作すべき演奏操作子に配設される発光
手段を点灯駆動するので、演奏操作を評価することがで
き、こうして演奏ミスを演奏者に喚起することで練習効
率を向上させることもできる。請求項2,6に記載の発
明によれば、演奏ミスの検出により点灯状態となった発
光手段に対応する演奏操作子について、再度の演奏ミス
があると、その点灯状態にある発光手段を点滅駆動する
ので、演奏ミスし易い箇所を把握することができる。請
求項3,7に記載の発明によれば、計数された演奏ミス
の回数が所定回数に達した場合、全ての演奏操作子に配
設される各発光手段を一斉に点灯駆動する一方、読出し
過程における曲データの読み出しを停止させるので、演
奏者に練習不足である旨を知らしめることができる。請
求項4,8に記載の発明によれば、適正な演奏操作の回
数が所定回数に達した場合、計数された演奏ミスの回数
をゼロリセットするので、練習曲中において演奏ミスが
集中する箇所と演奏ミスが少ない箇所とを把握でき、こ
れにより上達度合いが判るようになる、という効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】コンソールパネルCPに発光手段2aを配設す
る場合の概略構造を示す図である。
【図3】ROM6に記憶される曲データの構成を示す図
である。
【図4】メインルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】ノーマル処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】レッスン1処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】レッスン2処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】レッスン2処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 押鍵ガイド部 2a 発光手段 2b ドライバ 3 パネルスイッチ群 4 表示部 5 CPU 6 ROM 7 RAM 8 音源 9 D/A変換回路 10 サウンドシステム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも発音すべき音高とその発音タ
    イミングとを含む曲データを記憶する記憶手段と、 演奏操作子毎に配設される発光手段と、 前記記憶手段に記憶される曲データを曲進行に同期して
    読み出す読出し手段と、 この読出し手段が読み出した曲データと演奏操作子の操
    作に応じて発生する演奏データとを比較して双方が不一
    致となる演奏ミスを検出した場合に、当該曲データに対
    応した操作すべき演奏操作子に配設される発光手段を点
    灯駆動する演奏評価手段とを具備することを特徴とする
    演奏案内装置。
  2. 【請求項2】 前記演奏評価手段は、演奏ミスの検出に
    より点灯状態となった発光手段に対応する演奏操作子に
    ついて、再度の演奏ミスがあると、その点灯状態にある
    発光手段を点滅駆動することを特徴とする請求項1記載
    の演奏案内装置。
  3. 【請求項3】 前記演奏評価手段は、演奏ミスの回数を
    計数する第1の計数手段を備え、この第1の計数手段に
    よって計数された演奏ミスの回数が所定回数に達した場
    合、全ての演奏操作子に配設される各発光手段を一斉に
    点灯駆動する一方、前記読出し手段における曲データの
    読み出しを停止させることを特徴とする請求項1記載の
    演奏案内装置。
  4. 【請求項4】 前記演奏評価手段は、演奏ミスの回数を
    計数する第1の計数手段と、 前記読出し手段が読み出した曲データと演奏操作子の操
    作に応じて発生する演奏データとを比較して双方が一致
    する適正な演奏操作の回数を計数する第2の計数手段と
    を備え、 この第2の計数手段によって計数された適正な演奏操作
    の回数が所定回数に達した場合、前記第1の計数手段が
    計数した演奏ミスの回数をゼロリセットすることを特徴
    とする請求項1記載の演奏案内装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも発音すべき音高とその発音タ
    イミングとを含む曲データを曲進行に同期して読み出す
    読出し過程と、 この読出し過程にて読み出された曲データと演奏操作子
    の操作に応じて発生する演奏データとを比較して双方が
    不一致となる演奏ミスを検出した場合、演奏操作子毎に
    配設される発光手段の内、当該曲データに対応した操作
    すべき演奏操作子に配設される発光手段を点灯駆動する
    演奏評価過程とを具備することを特徴とする演奏案内方
    法。
  6. 【請求項6】 前記演奏評価過程は、演奏ミスの検出に
    より点灯状態となった発光手段に対応する演奏操作子に
    ついて、再度の演奏ミスがあると、その点灯状態にある
    発光手段を点滅駆動することを特徴とする請求項5記載
    の演奏案内方法。
  7. 【請求項7】 前記演奏評価過程は、演奏ミスの回数を
    計数する第1の計数過程を備え、この第1の計数過程に
    よって計数された演奏ミスの回数が所定回数に達した場
    合、全ての演奏操作子に配設される各発光手段を一斉に
    点灯駆動する一方、前記読出し過程における曲データの
    読み出しを停止させることを特徴とする請求項5記載の
    演奏案内方法。
  8. 【請求項8】 前記演奏評価過程は、演奏ミスの回数を
    計数する第1の計数過程と、 前記読出し過程により読み出された曲データと演奏操作
    子の操作に応じて発生する演奏データとを比較して双方
    が一致する適正な演奏操作の回数を計数する第2の計数
    過程とを備え、 この第2の計数過程にて計数された適正な演奏操作の回
    数が所定回数に達した場合、前記第1の計数過程にて計
    数された演奏ミスの回数をゼロリセットすることを特徴
    とする請求項5記載の演奏案内方法。
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