JP2001242859A - 自動伴奏装置および自動伴奏方法 - Google Patents

自動伴奏装置および自動伴奏方法

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JP2001242859A JP2000279148A JP2000279148A JP2001242859A JP 2001242859 A JP2001242859 A JP 2001242859A JP 2000279148 A JP2000279148 A JP 2000279148A JP 2000279148 A JP2000279148 A JP 2000279148A JP 2001242859 A JP2001242859 A JP 2001242859A
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S84/22Chord organs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コード間の繋がりが自然なコード演奏や、よ
り演奏し易いコード演奏を案内できる自動伴奏装置/方
法を実現する。 【解決手段】 現在再生しようとするコードを基本形あ
るいは転回形のいずれにすれば無駄な指使いをしなくて
済む最も自然なコード演奏になるかを、次に再生するコ
ードとの関係に基づいてポジション検索テーブルTBL
1から検索し、その検索結果に応じてコード演奏操作を
案内する。また、現在再生しようとするコードを基本形
あるいは転回形のいずれにすれば先に再生したコードの
位置から最も近くなるかを選択してコード演奏操作を案
内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コード演奏操作を
案内する自動伴奏装置および自動伴奏方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、予め記憶しておいた伴奏パタ
ーン(例えば、中音域伴奏を表わすコードバッキングパ
ターンや低音域のベース音による伴奏を表わすベースパ
ターン)を構成する各音を、押鍵されたコードに応じて
音高変換して自動的に伴奏する自動伴奏装置が知られて
いる。この種の装置では、例えば、鍵盤中の所定鍵より
低音側を伴奏鍵域に鍵域分割しておき、ビギナーでも簡
易的にコード指定出来るように、この伴奏鍵域における
各鍵をコード指定スイッチと見做してコード演奏できる
ようにした簡易コード方式や、中上級者向けとして伴奏
鍵域で実際にコード構成音を押鍵してコード演奏するよ
うにしたフィンガードコード方式が実用化されている。
【0003】さらに、近年では、例えば楽曲進行に対応
させた小節順に拍単位でコードデータ(ルートおよびコ
ードタイプからなるデータ)を記憶させた伴奏パターン
を指定テンポに同期して再生し、その再生したコードデ
ータに基づき、鍵盤の各鍵に対応して配設される発光手
段(例えばLED等)の内から弾くべき鍵の発光手段を
点灯させてユーザーにコード演奏操作を案内する機能を
備えた自動伴奏装置も実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の自動伴奏装置では、下記(a)〜(c)に列記する
問題がある。 (a)自動伴奏装置にファクトリープリセットされる練
習曲の伴奏パターンを手本にして伴奏練習する場合、フ
ィンガードコード方式にてコード演奏すると、一意的に
最低音がルート(根音)になる為、常に基本形のコード
しか指定することが出来ない。したがって、転回形のコ
ードを用いて無駄な指使いを無くし、これによりコード
間の繋がりを自然にするといったことが出来ない為、不
自然なコード演奏になってしまうという問題がある。
【0005】(b)また、簡易コード方式は、上述した
ように、ビギナーでも簡易的にコード演奏し得るように
したものであるが、コード演奏をしたことが無いユーザ
ーにとっては、どのタイミングでどの鍵を押鍵してよい
のかが解らず、伴奏練習には不向きなものとなってい
る、という欠点もある。
【0006】(c)さらに、伴奏パターンを再生して弾
くべき鍵の発光手段を点灯させてユーザーにコード演奏
操作を案内する自動伴奏装置では、基本形のコードデー
タにて伴奏パターンが形成される。この為、伴奏パター
ンの内容によっては鍵盤上で演奏案内される鍵、すなわ
ち、点灯される鍵の位置が大きく移動する場合もある。
このような場合、コード演奏操作に不慣れな初心者であ
ると、コード演奏操作が案内されていても手の動きが大
きくなるので、演奏し難いという問題がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その第1の目的はコード間の繋がりが自然な
コード演奏操作を案内することができる自動伴奏装置お
よび自動伴奏方法を提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、演奏操作位置とその操作タイミングを
案内することができる自動伴奏装置および自動伴奏方法
を提供することにある。さらに、本発明の第3の目的
は、より演奏し易いコード演奏操作を案内することがで
きる自動伴奏装置および自動伴奏方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、伴奏すべきコードを曲
進行順に記憶する伴奏パターン記憶手段と、前記伴奏パ
ターン記憶手段に記憶された各コード別に、そのコード
の基本形および転回形の各コード構成音をそれぞれ記憶
するコードポジション記憶手段と、前記伴奏パターン記
憶手段から伴奏すべき第1のコードを読み出し、この第
1のコードを基本形あるいは転回形のいずれにすれば自
然なコード演奏になるかを、次に伴奏すべき第2のコー
ドとの関係を勘案して前記コードポジション記憶手段か
ら検索する検索手段と、この検索手段によって検索され
た第1のコードのコード構成音を音高指定する演奏操作
を案内する案内手段とを具備することを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明では、伴奏すべきコ
ードを曲進行順に記憶した伴奏パターン記憶手段と、指
定テンポに同期して前記伴奏パターン記憶手段から伴奏
すべきコードを読み出す読出し手段と、この読出し手段
によって読み出されたコードを指定するための演奏操作
を案内する操作案内手段と、前記読出し手段によって読
み出されたコードの演奏タイミングを案内するタイミン
グ案内手段とを具備することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、伴奏すべきコ
ードを曲進行順に記憶する伴奏パターン記憶手段と、前
記伴奏パターン記憶手段に記憶された各コード別に、そ
のコードの基本形および転回形の各コード構成音をそれ
ぞれ記憶するコードポジション記憶手段と、先にコード
演奏操作が案内された第1のコードに続いて前記伴奏パ
ターン記憶手段から読み出される第2のコードの基本形
および転回形の各コード構成音を前記コードポジション
記憶手段から抽出し、抽出した基本形および転回形の各
コード構成音の内、前記第1のコードに最も近いものを
選択する選択手段と、この選択手段によって選択された
第2のコードのコード構成音を音高指定するコード演奏
操作を案内する案内手段とを具備することを特徴とす
る。
【0011】請求項3に従属する請求項4に記載の発明
では、前記選択手段は、先にコード演奏操作が案内され
た第1のコードのコード構成音の最高音と最低音との中
央に相当する鍵番号OKNを算出しておき、コードポジ
ション記憶手段から抽出した第2のコードの基本形およ
び転回形の各コード構成音毎に、コード構成音の最高音
と最低音との中央に相当する鍵番号CKNをそれぞれ算
出し、これら各コード構成音毎に対応した鍵番号CKN
の内から前記鍵番号OKNに最も近い鍵番号CKNに対
応するコード構成音を選択することを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明では、伴奏すべきコ
ードを曲進行順に記憶した伴奏パターン記憶手段から伴
奏すべき第1のコードを読み出す読出し過程と、前記伴
奏パターン記憶手段に記憶された各コード別に、そのコ
ードの基本形および転回形の各コード構成音を記憶した
コードポジション記憶手段を備え、前記読出し過程によ
って読み出された前記第1のコードを基本形あるいは転
回形のいずれにすれば自然なコード演奏になるかを、次
に伴奏すべき第2のコードとの関係を勘案して、前記コ
ードポジション記憶手段から検索する検索過程と、この
検索過程によって検索された第1のコードのコード構成
音を音高指定する演奏操作を案内する案内過程とを具備
することを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明では、伴奏すべきコ
ードを曲進行順に記憶した伴奏パターン記憶手段から指
定テンポに同期して、伴奏すべきコードを読み出す読出
し過程と、この読出し過程によって読み出されたコード
を指定するための演奏操作を案内する操作案内過程と、
前記読出し過程によって読み出されたコードの演奏タイ
ミングを案内するタイミング案内過程とを具備すること
を特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明では、伴奏すべきコ
ードを曲進行順に記憶した伴奏パターン記憶手段から読
み出して自動伴奏すると共に、読み出したコードの演奏
操作を案内する方法において、前記伴奏パターン記憶手
段に記憶された各コード別に、そのコードの基本形およ
び転回形の各コード構成音をそれぞれ記憶するコードポ
ジション記憶手段を備え、先に演奏操作が案内された第
1のコードに続いて前記伴奏パターン記憶手段から読み
出される第2のコードの基本形および転回形の各コード
構成音を前記コードポジション記憶手段から抽出し、抽
出した基本形および転回形の各コード構成音の内、前記
第1のコードに最も近いものを選択する選択過程と、こ
の選択過程にて選択された第2のコードのコード構成音
を音高指定するコード演奏操作を案内する案内過程とを
具備することを特徴とする。
【0015】請求項7に従属する請求項8に記載の発明
では、前記選択過程は、先にコード演奏操作が案内され
た第1のコードのコード構成音の最高音と最低音との中
央に相当する鍵番号OKNを算出しておき、コードポジ
ション記憶手段から抽出した第2のコードの基本形およ
び転回形の各コード構成音毎に、コード構成音の最高音
と最低音との中央に相当する鍵番号CKNをそれぞれ算
出し、これら各コード構成音毎に対応した鍵番号CKN
の内から前記鍵番号OKNに最も近い鍵番号CKNに対
応するコード構成音を選択することを特徴とする。
【0016】このように、第1の発明では、伴奏パター
ン記憶手段に記憶された各コード別に、そのコードの基
本形および転回形のコード構成音をコードポジション記
憶手段に記憶しておき、伴奏パターン記憶手段から伴奏
すべき第1のコードが読み出されると、この第1のコー
ドを基本形あるいは転回形のいずれにすれば自然なコー
ド演奏になるかを、次に伴奏すべき第2のコードとの関
係を勘案して前記コードポジション記憶手段から検索
し、検索された第1のコードのコード構成音を音高指定
するので、コード間の繋がりが自然なコード演奏操作を
案内することが可能になる。
【0017】また、第2の発明では、指定テンポに同期
して伴奏パターン記憶手段から読み出されたコードを指
定するための演奏操作を案内すると共に、そのコードの
演奏タイミングを案内するので、演奏操作位置とその操
作タイミングを案内し得る。
【0018】さらに、第3の発明では、先に演奏操作が
案内された第1のコードに続いて伴奏パターン記憶手段
から読み出される第2のコードの基本形および転回形の
各コード構成音をコードポジション記憶手段から抽出
し、抽出した基本形および転回形の各コード構成音の
内、第1のコードに最も近いものを選択し、この選択さ
れた第2のコードのコード構成音を音高指定するコード
演奏操作を案内するので、コード間の手の移動が少なく
なり、より演奏し易いコード演奏操作を案内し得る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態によ
る自動伴奏装置を搭載した電子楽器を実施例とし、これ
について図面を参照して説明する。 A.第1実施例 (1)構成 図1は、本発明による第1実施例の構成を示すブロック
図である。この図において、1は押離鍵操作(演奏操
作)に応じたキーオン/キーオフ信号やキーコード等の
演奏情報を発生する鍵盤である。2はCPU5の制御の
下に押鍵案内する押鍵ガイド部である。この押鍵ガイド
部2は、半透明樹脂材等で形成された各鍵下部に対向配
置される発光手段2a(図示略)と、これら各鍵毎に配
設される発光手段2aを点灯駆動するドライバ2b(図
示略)とを備え、CPU5から供給される点灯制御信号
に従って、押鍵すべき鍵に対応して配設される発光手段
2aを点灯駆動してユーザーに押鍵を案内するように構
成されている。なお、発光手段2aとしては、例えば
「赤色」や「青色」等で発光するLED(発光素子)が
用いられる。
【0020】3はパネルスイッチ群であり、電源をオン
オフする電源スイッチの他、複数曲分の伴奏パターンの
内から所望の伴奏パターンを選択するパターン選択スイ
ッチ、伴奏演奏時のコード指定方式(上述した簡易コー
ド方式やフィンガードコード方式のいずれか)を選択す
るコード方式選択スイッチあるいは自動伴奏の開始・停
止を指示するスタート/ストップスイッチ等が設けられ
ている。4はLCDパネル等から構成される表示部であ
り、後述するCPU5から供給される表示制御信号に応
じて楽器各部の動作モードや各種設定状態を表示する。
CPU5は、上述したパターン選択スイッチにて指定さ
れた曲の伴奏パターンに従って自動伴奏する際に、コー
ド方式選択スイッチの操作により選択されたコード指定
方式に応じて、上述した押鍵ガイド部2を制御してコー
ド演奏操作を案内させるものであり、その特徴的な動作
については追って詳述する。
【0021】6は上記CPU5にロードされる各種制御
プログラムの他、複数曲分の伴奏パターンやポジション
検索テーブルTBL1(後述する)を記憶するROMで
ある。ROM6に記憶される伴奏パターンとは、図2の
図示する一例のように、楽曲進行に対応させた小節順に
拍単位でコードデータを記憶させたものである。なお、
ここで言うコードデータとは、ルートおよびコード種か
ら形成されるデータである。一方、ROM6に記憶され
るポジション検索テーブルTBL1とは、各コード別に
そのコードの基本形および転回形のコード構成音(コー
ドポジション)を記憶したデータテーブルである。この
テーブルTBL中において、Rは最低音をルートとする
基本形、Iは第3音をルートとする第1転回形、IIは第
5音をルートとする第2転回形、IIIは第7音をルート
とする第3転回形をそれぞれ表す。
【0022】こうしたポジション検索テーブルTBL1
は、コード演奏を案内する際に、コード間の繋がりが自
然となるコードポジションを検索するのに用いられる。
図3に示す一例は、図2に図示した伴奏パターンに対応
させたものであり、後述する伴奏案内処理ではこれを検
索してコード間の繋がりが自然となるコードポジション
を選択してコード演奏操作を案内するようにしている。
【0023】次に、再び図1を参照して実施例の構成に
ついて説明を進める。図1において、7はCPU5のワ
ークエリアとして用いられるRAMであり、各種レジス
タ・フラグデータが一時記憶される。8は周知の波形メ
モリ読み出し方式によって構成され、時分割動作する複
数の発音チャンネルを備える音源である。音源8は、C
PU5から供給される楽音パラメータに応じて、波形メ
モリ8aから所定音色の波形データを読み出して楽音波
形を発生すると共に、伴奏パターンに対応して生成され
るコード音およびベース音を発生する。9はD/A変換
回路であり、上記音源8の出力をアナログ波形信号に変
換して次段のサウンドシステム10に供給する。サウン
ドシステム10は、例えば、前段から供給されるアナロ
グ波形信号に対して不要ノイズを除去する等のフィルタ
リングを施した後、これを増幅してスピーカSPから発
音する。
【0024】(2)動作 次に、図4〜図7を参照して第1実施例の動作について
説明する。以下では、最初に概略動作としてメインルー
チンの動作について言及した後、本発明に要旨にかかわ
る伴奏案内処理ルーチンの動作について説明して行く。 メインルーチンの動作 まず、本実施例に電源が投入されると、CPU5はRO
M6から所定の制御プログラムをロードし、図4に示す
メインルーチンを実行してステップSA1に処理を進め
る。ステップSA1では、RAM7に設定される各種レ
ジスタやフラグ類をリセットすると共に、音源8に対し
てレジスタをゼロリセットするよう指示するイニシャラ
イズ処理を実行する。
【0025】イニシャライズ処理完了後、CPU5はス
テップSA2に処理を進め、コンソール上に配設される
パネルスイッチ群2の各種スイッチ操作に応じたスイッ
チ処理、例えば、前述したパターン選択スイッチの操作
に応じた伴奏パターンの設定や、コード方式選択スイッ
チの操作によるコード指定方式の選択を行う。そして、
ステップSA3では押離鍵操作に対応した楽音を発音/
消音する鍵盤処理を行った後、ステップSA4では押鍵
ガイド部2を制御してコード演奏操作を案内する伴奏案
内処理を実行する。そして以後、電源がオフ設定される
迄、ステップSA2〜SA4を繰り返し、押離鍵操作や
スイッチ操作の内容に従って楽音発生および伴奏案内を
進行して行く。
【0026】伴奏案内処理ルーチンの動作 次に、図5〜図8を参照して伴奏案内処理ルーチンの動
作について説明する。なお、この動作説明では、上述し
たステップSA2において、図2に図示した伴奏パター
ンが選択され、しかもその伴奏パターンを前述したフィ
ンガードコード方式で伴奏案内するよう事前設定されて
いるものとする。さて、こうした事前設定の下で、上述
したステップSA4を介して伴奏案内処理ルーチンが実
行されると、CPU5は図5に示すステップSB1に処
理を進め、伴奏パターンを再生するタイミング下にある
か否かを判断し、再生タイミング下になければ、判断結
果が「NO」となり、一旦、本ルーチンを完了させる。
【0027】一方、再生タイミング下にあれば、上記ス
テップSB1の判断結果は「YES」となり、次のステ
ップSB2に処理を進め、図2に図示した伴奏パターン
からコードデータを拍単位で読み出してレジスタPCに
ストアすると共に、次コードデータの読み出しに備えて
アドレスポインタを次拍に対応させるべく歩進してお
く。次いで、ステップSB3では歩進されたアドレスポ
インタに応じて次拍のコードデータを読み出してレジス
タNCにストアする。そして、ステップSB4では、レ
ジスタPCに格納されたコードデータと、レジスタNC
に格納されたコードデータとの繋がりが最も自然なポジ
ションニング(コード構成音)を前述したポジション検
索テーブルTBL1から検索する。
【0028】すなわち、現在再生しようとするコードを
基本形あるいは転回形のいずれにすれば無駄な指使いを
しなくて済む最も自然なコード演奏になるかを、次に再
生するコードとの関係に基づいてポジション検索テーブ
ルTBL1から検索するのである。次いで、ステップS
B5では、ポジション検索テーブルTBL1を検索した
結果に従って選択したポジショニングに基づき、押鍵す
べき鍵を指定する鍵指定データを発生し、当該鍵指定デ
ータに対応した点灯制御信号を押鍵ガイド部2に供給し
て押鍵操作(コード演奏操作)を案内する。
【0029】こうした押鍵案内の具体的な一例について
説明する。例えば、図2に図示した伴奏パターンを基本
形だけでそのコード演奏操作を案内する場合を想定する
と、図6に示す形態のように、各コード間で繋がりがな
く、無駄な指使いによる押鍵操作となってしまう。な
お、この図において赤色Rがルートを、緑色Gがルート
以外のコード構成音をそれぞれ案内している。一方、上
述した伴奏案内処理ルーチンによって、図2に図示した
伴奏パターンのコード演奏操作を案内した場合には、図
7に図示するように、各コード間の繋がりが最も自然な
転回形でコード進行するように押鍵案内がなされる為、
自然なコード演奏操作を案内することが可能になる訳で
ある。
【0030】B.第2実施例 (1)構成 次に、図8を参照して第2実施例の構成について説明す
る。図8に示す第2実施例において、図1に図示した第
1実施例と共通する構成要素には同一の番号を付し、そ
の説明を省略する。第2実施例が、図1に図示した第1
実施例と相違する点は、CPU5の発声指示に応じて合
成人声音を発声する音声ガイド部11を設けたことにあ
る。なお、第2実施例では、図9の図示する伴奏パター
ンと図10に図示する案内テーブルTBL2とがROM
6に記憶されている。図10に示す案内テーブルTBL
2とは、図9の図示した伴奏パターンを構成する各コー
ドに対して、簡易コード方式にてアサインされた鍵を指
定する鍵指定データを読み出すテーブルである。例え
ば、伴奏パターンから読み出されたコードが「Cadd
9」の場合、この案内テーブルTBL2を参照して
「C」音の鍵が押鍵案内される。
【0031】(2)動作 次に、図11〜図15を参照して第2実施例の動作につ
いて説明する。以下では、最初にメインルーチンの動作
について言及した後、音声案内処理ルーチンおよび伴奏
案内処理ルーチンの各動作について述べる。 メインルーチンの動作 前述した第1実施例と同様に、電源投入に応じてCPU
5はROM6から所定の制御プログラムをロードし、図
11に示すメインルーチンを実行してステップSC1に
処理を進める。ステップSC1では、RAM7に設定さ
れる各種レジスタやフラグ類をリセットすると共に、音
源8に対してレジスタをゼロリセットするよう指示する
イニシャライズ処理を実行する。
【0032】イニシャライズ処理完了後、CPU5はス
テップSC2に処理を進め、コンソール上に配設される
パネルスイッチ群2の各種スイッチ操作に応じたスイッ
チ処理、例えば、前述したパターン選択スイッチの操作
に応じた伴奏パターンの設定や、コード方式選択スイッ
チの操作によるコード指定方式の選択を行う。そして、
ステップSC3では押離鍵操作に対応した楽音を発音/
消音する鍵盤処理を行った後、ステップSC4では伴奏
パターンの進行に同期して音声ガイド部11を制御して
コード演奏タイミングを音声案内する音声案内処理を行
い、続くステップSC5では押鍵ガイド部2を制御して
コード演奏操作を案内する伴奏案内処理を実行する。そ
して以後、電源がオフ設定される迄、ステップSC2〜
SC5を繰り返し、押離鍵操作やスイッチ操作の内容に
従って楽音発生、音声案内および伴奏案内を進行して行
く。
【0033】音声案内処理ルーチンの動作 次に、図12〜図13を参照して音声案内処理ルーチン
の動作について説明する。なお、この動作説明では、上
述したステップSC2において、図9に図示した伴奏パ
ターンが選択され、しかもその伴奏パターンを前述した
簡易コード方式で伴奏案内するよう事前設定されている
ものとする。さて、こうした事前設定の下で、上述した
ステップSC4を介して音声案内処理ルーチンが実行さ
れると、CPU5は図12に示すステップSD1に処理
を進め、音声案内をスタートさせるスイッチが操作され
ているか否かを判断する。ここで、スタート操作がなさ
れていなければ、判断結果が「NO」となり、何も処理
せずに本ルーチンを完了させるが、スタート操作されて
いれば、判断結果は「YES」となり、次のステップS
C2に処理を進める。
【0034】ステップSC2では、タイマインタラプト
の禁止を解除し、これにより一定周期毎にタイムクロッ
クを累算させるタイマインタラプト処理(図示略)を起
動させる。こうして、タイマインタラプト処理を起動さ
せると、CPU5はステップSD3,SD4を介して空
打ち期間が完了する迄の間、拍タイミング毎に音声案内
を指示する。すなわち、図13に図示するように、実際
に伴奏パターンの読み出しがスタートする1小節前の空
打ち期間に入ると、1拍目に「1(いち)」、2拍目に
「2(に)」、3拍目に「3(さん)」なるガイド音声
を音声ガイド部11から発声させ、ユーザーに対してコ
ード演奏に入るタイミングを音声案内する。
【0035】そして、空打ち期間が完了すると、ステッ
プSD3の判断結果が「YES」となり、ステップSD
5以降に処理を進め、次コードの発音タイミングの1拍
前であれば、ステップSD7を介してステップSD8に
処理を進め、コード演奏を促すべく「ハイ」なるガイド
音声を音声ガイド部11から発声させ、次コードの発音
タイミングの半拍前であれば、ステップSD5を介して
ステップSD6に処理を進め、コード演奏を促すべく
「and(アンド)」なるガイド音声を音声ガイド部1
1から発声させる。これにより、図13に示す通り、図
9に図示した伴奏パターンに従ってコード演奏する場
合、小節に入る1拍前に「ハイ」なる掛声にてタイミン
グが案内され、小節内では押鍵タイミングの半拍前に
「and(アンド)」なる掛声にてタイミングを教示す
るようになっている。
【0036】伴奏案内処理ルーチンの動作 次に、図14〜図15を参照して伴奏案内処理ルーチン
の動作について説明する。前述したステップSC5を介
して伴奏案内処理ルーチンが実行されると、CPU5は
図14に示すステップSE1に処理を進め、伴奏案内を
スタートさせるスイッチが操作されているか否かを判断
する。ここで、スタート操作がなされていなければ、判
断結果が「NO」となり、ステップSE2に処理を進
め、上記音声案内処理ルーチンのステップSD2(図1
2参照)にて起動されたタイマインタラプト処理を禁止
して本ルーチンを完了させる。
【0037】一方、スタート操作されていれば、判断結
果は「YES」となり、次のステップSE3に処理を進
める。ステップSE3では、伴奏パターンを再生するタ
イミング下にあるか否かを判断し、再生タイミング下に
なければ、判断結果が「NO」となり、一旦、本ルーチ
ンを完了させるが、再生タイミング下にあれば、判断結
果は「YES」となり、次のステップSE4に処理を進
める。ステップSE4では、図9に図示した伴奏パター
ンからコードデータを拍単位で読み出すと共に、次回の
読み出しに備えてアドレスポインタを次拍に対応させる
べく更新しておく。
【0038】次いで、ステップSE5では前述した案内
テーブルTBL2(図10参照)を参照し、コードデー
タに対応した鍵指定データを読み出し、当該鍵指定デー
タに対応した点灯制御信号を押鍵ガイド部2に供給して
簡易コード方式による押鍵操作を案内する。このよう
に、第2実施例によれば、音声による押鍵タイミング案
内と同時に、簡易コード方式で押鍵する鍵の位置が図1
5に図示する態様で点灯されて押鍵案内が行われる結
果、コード演奏に不慣れなユーザーであっても、どのタ
イミングでどの鍵を押鍵すべきかが明確になり、伴奏練
習に好適なものになる。
【0039】C.第3実施例 次に、第3実施例について説明する。第3実施例は、前
述した第1実施例の構成と共通するので、その説明につ
いては省略する。第1実施例では、現在再生しようとす
るコードを基本形あるいは転回形のいずれにすれば無駄
な指使いをしなくて済む最も自然なコードになるかを、
次に再生するコードとの関係に基づいてポジション検索
テーブルTBL1から検索することを特徴とする。これ
に対し、第3実施例では、現在再生しようとするコード
を基本形あるいは転回形のいずれにすれば先に再生した
コードの位置から最も近くなるかを選択することに特徴
がある。
【0040】つまり、第3実施例では、先に再生したコ
ードと現在再生しようとするコードとが大きく離れない
ようにする為、先に再生したコードの位置から最も近く
なるように、現在再生しようとするコードを基本形ある
いは転回形のいずれかを選択する。このようにすれば、
コード間の手(指)の移動が少なくなるから、より演奏
し易いコード演奏操作を案内することが可能になる。
【0041】次に、こうした第3実施例による伴奏案内
処理ルーチンの動作について図16を参照して説明す
る。なお、この動作説明では、前述した第1実施例と同
様、図2に図示した伴奏パターンが選択され、しかもそ
の伴奏パターンをフィンガードコード方式で伴奏案内す
るよう事前設定されているものとする。さて、このよう
な事前設定の下で、メインルーチン(図4参照)を介し
て図16に示す第3実施例による伴奏案内処理ルーチン
が実行されると、CPU5はステップSF1に処理を進
め、伴奏パターンを再生するタイミング下にあるか否か
を判断する。
【0042】ここで、再生タイミング下になければ、判
断結果は「NO」となり、一旦、本ルーチンを完了させ
るが、再生タイミング下にあると判断結果は「YES」
となり、次のステップSF2に処理を進める。ステップ
SF2では、最初の再生タイミングであるか、つまり、
ROM6に記憶される伴奏パターンから最初(先頭)の
コードデータを読み出すタイミングであるかどうかを判
断する。そして、最初の再生タイミングであると、判断
結果は「YES」となり、ステップSF3に処理を進
め、CPU5はROM6に記憶される伴奏パターンから
最初(先頭)のコードデータを読み出してレジスタFC
にストアすると共に、次コードデータの読み出しに備え
てアドレスポインタを次拍に対応させるべく歩進してお
く。
【0043】次いで、ステップSF4では、レジスタF
Cに格納されたコードデータに対応する基本形のコード
構成音(ポジショニング)をポジション検索テーブルT
BL1(図3参照)から読み出し、続くステップSF5
では、読み出した基本形のコード構成音に基づき押鍵す
べき鍵を指定する鍵指定データを発生し、当該鍵指定デ
ータに対応した点灯制御信号を押鍵ガイド部2に供給し
て押鍵(コード演奏操作)を案内する。そして、ステッ
プSF6に進み、押鍵案内されたコード構成音の最高音
と最低音との中央に相当する鍵番号を算出してレジスタ
OKNにストアしてから本ルーチンを完了させる。
【0044】そして今、再び再生タイミングになったと
する。そうすると、上述したステップSF1を介してス
テップSF2に進み、この場合、最初の再生タイミング
ではないので、判断結果が「NO」となり、ステップS
F7に処理を進める。ステップSF7に進むと、CPU
5は先に歩進されたアドレスポインタに応じて現再生タ
イミング下にあるコードデータを伴奏パターンから読み
出してレジスタPCにストアすると共に、次コードデー
タの読み出しに備えてアドレスポインタを次拍に対応さ
せるべく歩進しておく。
【0045】次いで、ステップSF8では、レジスタP
Cに格納されたコードデータに対応する基本形コードお
よび全ての転回形コードをポジション検索テーブルTB
L1(図3参照)から読み出し、読み出した基本形コー
ドおよび全ての転回形コード毎に、コード構成音の最高
音と最低音との中央に相当する鍵番号CKNをそれぞれ
算出する。続いて、ステップSF9では、これら算出さ
れた基本形コードおよび全ての転回形コード毎の鍵番号
CKNの内、レジスタOKNに格納された鍵番号に最も
近いものを選択する。
【0046】次に、ステップSF10では、上記ステッ
プSF9にて選択した鍵番号CKNに対応するコード構
成音に基づき、押鍵すべき鍵を指定する鍵指定データを
発生し、当該鍵指定データに対応した点灯制御信号を押
鍵ガイド部2に供給して押鍵(コード演奏操作)を案内
する。つまり、先に再生したコードの位置から最も近く
なるように、現在再生しようとするコードを基本形ある
いは転回形のいずれかを選択してコード演奏操作を案内
するのである。そしてこの後、CPU5はステップSF
11に処理を進め、上記ステップSF10にて選択した
鍵番号CKNをレジスタOKNにストアしてから本ルー
チンを完了させる。
【0047】以上のように、第3実施例によれば、再生
タイミング毎に、現在再生しようとするコードを基本形
あるいは転回形のいずれにすれば先に再生したコードの
位置から最も近くなるかを選択し、選択したコードのコ
ード構成音に基づきコード演奏操作を案内するから、コ
ード間の手の移動が少なくなり、より演奏し易いコード
演奏操作を案内することが可能になっている。なお、こ
の実施例では、先に再生したコードの位置から最も近い
コードを選択する際に、コード構成音の最高音と最低音
との中央に相当する鍵番号を算出するようにしたが、こ
れに限らず、コード構成音の最高音と最低音との中央に
相当する音高を算出する態様でも構わない。
【0048】さらに、本実施例では、先に再生したコー
ドに基づき、現在再生しようとするコードを基本形ある
いは転回形のいずれかを選択するようにしたが、これに
替えて、例えば伴奏鍵域においてユーザーが予めコード
演奏し易い鍵を指定しておき、その指定した鍵の近傍で
コード演奏操作が案内されるように、基本形コードある
いは転回形コードのいずれかを選択する態様にしても良
い。
【0049】
【発明の効果】請求項1,5に記載の発明によれば、伴
奏パターン記憶手段に記憶された各コード別に、そのコ
ードの基本形および転回形のコード構成音をコードポジ
ション記憶手段に記憶しておき、伴奏パターン記憶手段
から伴奏すべき第1のコードが読み出されると、この第
1のコードを基本形あるいは転回形のいずれにすれば自
然なコード演奏になるかを、次に伴奏すべき第2のコー
ドとの関係を勘案して前記コードポジション記憶手段か
ら検索し、検索された第1のコードのコード構成音を音
高指定するので、コード間の繋がりが自然なコード演奏
操作を案内することができる。請求項2,6に記載の発
明によれば、指定テンポに同期して伴奏パターン記憶手
段から読み出されたコードを指定するための演奏操作を
案内すると共に、そのコードの演奏タイミングを案内す
るので、演奏操作位置とその操作タイミングとを案内す
ることができる。請求項3,7に記載の発明によれば、
先に演奏操作が案内された第1のコードに続いて伴奏パ
ターン記憶手段から読み出される第2のコードの基本形
および転回形の各コード構成音をコードポジション記憶
手段から抽出し、抽出した基本形および転回形の各コー
ド構成音の内、第1のコードに最も近いものを選択し、
この選択された第2のコードのコード構成音を音高指定
するコード演奏操作を案内するので、コード間の手の移
動が少なくなり、より演奏し易いコード演奏操作を案内
することができる。請求項4,8に記載の発明によれ
ば、先にコード演奏操作が案内された第1のコードのコ
ード構成音の最高音と最低音との中央に相当する鍵番号
OKNを算出しておき、コードポジション記憶手段から
抽出した第2のコードの基本形および転回形の各コード
構成音毎に、コード構成音の最高音と最低音との中央に
相当する鍵番号CKNをそれぞれ算出し、これら各コー
ド構成音毎に対応した鍵番号CKNの内から前記鍵番号
OKNに最も近い鍵番号CKNに対応するコード構成音
を選択するので、第2のコードの基本形および転回形の
内から第1のコードの位置から最も近いものを選択する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例の構成を示すブロック
図である。
【図2】伴奏パターンの一例を示す図である。
【図3】コードポジション検索テーブルTBL1の一例
を示す図である。
【図4】メインルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】伴奏案内処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】伴奏案内処理ルーチンの動作を説明するための
図である。
【図7】伴奏案内処理ルーチンの動作を説明するための
図である。
【図8】第2実施例の構成を示すブロック図である。
【図9】第2実施例における伴奏パターンの一例を示す
図である。
【図10】案内テーブルTBL2の一例を示す図であ
る。
【図11】メインルーチンの動作を示すフローチャート
である。
【図12】第2実施例による音声案内処理ルーチンの動
作を示すフローチャートである。
【図13】第2実施例による音声案内処理ルーチンの動
作を説明するための図である。
【図14】第2実施例による伴奏案内処理ルーチンの動
作を示すフローチャートである。
【図15】第2実施例による伴奏案内処理ルーチンの動
作を説明するための図である。
【図16】第3実施例による伴奏案内処理ルーチンの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 押鍵ガイド部 2a 発光手段 2b ドライバ 3 パネルスイッチ群 4 表示部 5 CPU 6 ROM 7 RAM 8 音源 9 D/A変換回路 10 サウンドシテム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伴奏すべきコードを曲進行順に記憶する
    伴奏パターン記憶手段と、 前記伴奏パターン記憶手段に記憶された各コード別に、
    そのコードの基本形および転回形の各コード構成音をそ
    れぞれ記憶するコードポジション記憶手段と、 前記伴奏パターン記憶手段から伴奏すべき第1のコード
    を読み出し、この第1のコードを基本形あるいは転回形
    のいずれにすれば自然なコード演奏になるかを、次に伴
    奏すべき第2のコードとの関係を勘案して前記コードポ
    ジション記憶手段から検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された第1のコードのコード
    構成音を音高指定する演奏操作を案内する案内手段とを
    具備することを特徴とする自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】 伴奏すべきコードを曲進行順に記憶した
    伴奏パターン記憶手段と、 指定テンポに同期して前記伴奏パターン記憶手段から伴
    奏すべきコードを読み出す読出し手段と、 この読出し手段によって読み出されたコードを指定する
    ための演奏操作を案内する操作案内手段と、 前記読出し手段によって読み出されたコードの演奏タイ
    ミングを案内するタイミング案内手段とを具備すること
    を特徴とする自動伴奏装置。
  3. 【請求項3】 伴奏すべきコードを曲進行順に記憶する
    伴奏パターン記憶手段と、 前記伴奏パターン記憶手段に記憶された各コード別に、
    そのコードの基本形および転回形の各コード構成音をそ
    れぞれ記憶するコードポジション記憶手段と、 先にコード演奏操作が案内された第1のコードに続いて
    前記伴奏パターン記憶手段から読み出される第2のコー
    ドの基本形および転回形の各コード構成音を前記コード
    ポジション記憶手段から抽出し、抽出した基本形および
    転回形の各コード構成音の内、前記第1のコードに最も
    近いものを選択する選択手段と、 この選択手段によって選択された第2のコードのコード
    構成音を音高指定するコード演奏操作を案内する案内手
    段とを具備することを特徴とする自動伴奏装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、先にコード演奏操作が
    案内された第1のコードのコード構成音の最高音と最低
    音との中央に相当する鍵番号OKNを算出しておき、コ
    ードポジション記憶手段から抽出した第2のコードの基
    本形および転回形の各コード構成音毎に、コード構成音
    の最高音と最低音との中央に相当する鍵番号CKNをそ
    れぞれ算出し、これら各コード構成音毎に対応した鍵番
    号CKNの内から前記鍵番号OKNに最も近い鍵番号C
    KNに対応するコード構成音を選択することを特徴とす
    る請求項3記載の自動伴奏装置。
  5. 【請求項5】 伴奏すべきコードを曲進行順に記憶した
    伴奏パターン記憶手段から伴奏すべき第1のコードを読
    み出す読出し過程と、 前記伴奏パターン記憶手段に記憶された各コード別に、
    そのコードの基本形および転回形の各コード構成音を記
    憶したコードポジション記憶手段を備え、前記読出し過
    程によって読み出された前記第1のコードを基本形ある
    いは転回形のいずれにすれば自然なコード演奏になるか
    を、次に伴奏すべき第2のコードとの関係を勘案して、
    前記コードポジション記憶手段から検索する検索過程
    と、 この検索過程によって検索された第1のコードのコード
    構成音を音高指定する演奏操作を案内する案内過程とを
    具備することを特徴とする自動伴奏方法。
  6. 【請求項6】 伴奏すべきコードを曲進行順に記憶した
    伴奏パターン記憶手段から指定テンポに同期して、伴奏
    すべきコードを読み出す読出し過程と、 この読出し過程によって読み出されたコードを指定する
    ための演奏操作を案内する操作案内過程と、 前記読出し過程によって読み出されたコードの演奏タイ
    ミングを案内するタイミング案内過程とを具備すること
    を特徴とする自動伴奏方法。
  7. 【請求項7】 伴奏すべきコードを曲進行順に記憶した
    伴奏パターン記憶手段から読み出して自動伴奏すると共
    に、読み出したコードの演奏操作を案内する方法におい
    て、 前記伴奏パターン記憶手段に記憶された各コード別に、
    そのコードの基本形および転回形の各コード構成音をそ
    れぞれ記憶するコードポジション記憶手段を備え、先に
    演奏操作が案内された第1のコードに続いて前記伴奏パ
    ターン記憶手段から読み出される第2のコードの基本形
    および転回形の各コード構成音を前記コードポジション
    記憶手段から抽出し、抽出した基本形および転回形の各
    コード構成音の内、前記第1のコードに最も近いものを
    選択する選択過程と、 この選択過程にて選択された第2のコードのコード構成
    音を音高指定するコード演奏操作を案内する案内過程と
    を具備することを特徴とする自動伴奏方法。
  8. 【請求項8】 前記選択過程は、先にコード演奏操作が
    案内された第1のコードのコード構成音の最高音と最低
    音との中央に相当する鍵番号OKNを算出しておき、コ
    ードポジション記憶手段から抽出した第2のコードの基
    本形および転回形の各コード構成音毎に、コード構成音
    の最高音と最低音との中央に相当する鍵番号CKNをそ
    れぞれ算出し、これら各コード構成音毎に対応した鍵番
    号CKNの内から前記鍵番号OKNに最も近い鍵番号C
    KNに対応するコード構成音を選択することを特徴とす
    る請求項7記載の自動伴奏方法。
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