JPH11242491A - 音楽演奏装置 - Google Patents

音楽演奏装置

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JPH11242491A
JPH11242491A JP10043849A JP4384998A JPH11242491A JP H11242491 A JPH11242491 A JP H11242491A JP 10043849 A JP10043849 A JP 10043849A JP 4384998 A JP4384998 A JP 4384998A JP H11242491 A JPH11242491 A JP H11242491A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くの歌唱者が正しく歌えなかった箇所を次
の歌唱者の歌唱時に注意する。 【解決手段】 映像・演算処理部14で演奏データに基
づいて音楽を再生し、演奏データに対応する歌詞データ
に基づいて音楽の進行に合わせて歌詞を表示し、マイク
2から入力された音声の音量レベルを音声分析部10に
よって分析し、音声が予め設定された音量レベルよりも
大きいか否かを判断し、大きいと判断されたとき、その
音声の入力時に表示した歌詞の位置を検出し、その位置
を記憶部11に記憶し、注意箇所分析部12によって記
憶部11に記憶した同じ位置が予め設定された数以上に
なったか否かを判断し、なったと判断されたとき、その
位置の歌詞を次に表示するときに表示内容を変化させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザか音楽に
合わせて歌唱できるようにしたパーソナルコンピュー
タ,カラオケ装置,通信カラオケ装置等の音楽演奏装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケ再生中に歌詞データに埋
め込まれた識別子に基づいて歌詞の間違えやすい箇所の
表示態様を変えて表示する機能を備えたパーソナルコン
ピュータ,カラオケ装置,通信カラオケ装置等の音楽演
奏装置(例えば、特開昭58−159080号公報参
照)があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような音楽演奏装置では、歌唱者が歌いにくいであろ
うと推測した箇所で注意を促すので、多くの歌唱者が実
際に正しく歌えなかった箇所については次の歌唱者の歌
唱時に注意することができず、難しい曲を容易に歌いこ
なせないという問題があった。この発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、多くの歌唱者が正しく歌えな
かった箇所を次の歌唱者の歌唱時に注意することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、演奏データに基づいて音楽を再生する手
段と、上記演奏データに対応する歌詞データに基づいて
上記音楽の進行に合わせて歌詞を表示する手段と、上記
音楽に合わせて歌唱される音声を入力する手段と、その
手段によって入力された音声の音量レベルを分析する手
段と、その手段による分析結果に基づいて上記音声が予
め設定された音量レベルよりも大きいか否かを判断する
手段と、その手段によって予め設定された音量レベルよ
りも大きいと判断されたとき、その判断がされた音声の
入力時に表示した歌詞の位置を検出する手段と、その手
段によって検出された位置を記憶する手段と、その手段
に記憶した同じ位置が予め設定された数以上になったか
否かを判断する手段と、その手段によって予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞を
次に表示するときに表示内容を変化させる手段を備えた
音楽演奏装置を提供する。
【0005】また、演奏データに基づいて音楽を再生す
る手段と、上記演奏データに対応する歌詞データに基づ
いて上記音楽の進行に合わせて歌詞を表示する手段と、
上記音楽に合わせて歌唱される音声を入力する手段と、
その手段によって入力された音声のメロディラインを分
析する手段と、その手段による分析結果に基づいて上記
音声が上記音楽のメロディラインから所定範囲を越えて
外れているか否かを判断する手段と、その手段によって
所定範囲を越えて外れていると判断されたとき、その判
断がされた音声の入力時に表示した歌詞の位置を検出す
る手段と、その手段によって検出された位置を記憶する
手段と、その手段に記憶した同じ位置が予め設定された
数以上になったか否かを判断する手段と、その手段によ
って予め設定された数以上になったと判断されたとき、
その位置の歌詞を次に表示するときに表示内容を変化さ
せる手段を備えた音楽演奏装置を提供する。
【0006】さらに、上記のような音楽演奏装置におい
て、上記歌詞の表示内容を変化させる前に、予め設定し
た音声を出力する手段を設けるとよい。
【0007】この発明の請求項1の音楽演奏装置は、演
奏データに基づいて音楽を再生し、上記演奏データに対
応する歌詞データに基づいて上記音楽の進行に合わせて
歌詞を表示し、上記音楽に合わせて歌唱される音声を入
力し、その入力された音声の音量レベルを分析し、その
分析結果に基づいて上記音声が予め設定された音量レベ
ルよりも大きいか否かを判断し、予め設定された音量レ
ベルよりも大きいと判断されたとき、その判断がされた
音声の入力時に表示した歌詞の位置を検出し、その検出
された位置を記憶し、その記憶した同じ位置が予め設定
された数以上になったか否かを判断し、その予め設定さ
れた数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞
を次に表示するときに表示内容を変化させるので、多く
の歌唱者が正しい音量で歌えなかった箇所を次の歌唱者
の歌唱時に注意することができ、歌唱者に対して難しい
曲でも歌い易くすることができる。
【0008】また、この発明の請求項2の音楽演奏装置
は、演奏データに基づいて音楽を再生し、上記演奏デー
タに対応する歌詞データに基づいて上記音楽の進行に合
わせて歌詞を表示し、上記音楽に合わせて歌唱される音
声を入力し、その入力された音声のメロディラインを分
析し、その分析結果に基づいて上記音声が上記音楽のメ
ロディラインから所定範囲を越えて外れているか否かを
判断し、所定範囲を越えて外れていると判断されたと
き、その判断がされた音声の入力時に表示した歌詞の位
置を検出し、その検出された位置を記憶し、その記憶し
た同じ位置が予め設定された数以上になったか否かを判
断し、予め設定された数以上になったと判断されたと
き、その位置の歌詞を次に表示するときに表示内容を変
化させるので、多くの歌唱者が正しいメロディで歌えな
かった箇所を次の歌唱者の歌唱時に注意することがで
き、歌唱者に対して難しい曲でも歌い易くすることがで
きる。
【0009】さらに、この発明の請求項3の音楽演奏装
置は、上記歌詞の表示内容を変化させる前に、予め設定
した音声を出力するので、音量又はメロディを間違えや
すい箇所の歌い出しをさらに容易に知ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の音
楽演奏装置の一実施形態のカラオケ装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0011】このカラオケ装置は、多数の曲情報を蓄積
し、使用者によって指定された音楽に対応する曲データ
に基づいて再生した音楽と歌詞と映像を同期させて出力
し、その音楽に対してマイク入力された音声をミキシン
グして出力する。このカラオケ装置は、図1に示すよう
に、マイクロコンピュータによって実現され、コマンダ
1,マイク2,アンプ装置3,スピーカ4,及びテレビ
モニタ5等からなる。
【0012】マイク2は、歌唱者が歌唱時に発する声音
を音声信号に変換してコマンダ1へ入力する音声入力装
置である。アンプ装置3は、ボリューム等の各種の操作
キーを備えており、コマンダ1から出力される音楽信号
を増幅してスピーカ4によって出力すると共に、その音
楽信号にマイク2から入力されてコマンダ1を介して受
信した音声信号を増幅してミキシングして出力する処理
と、音楽及び音声のボリューム調節等の処理を行なう。
【0013】スピーカ4は、アンプ装置3から出力され
る音楽信号と音声信号に基づいて音楽及び音声を出力す
る。テレビモニタ5は、LCD,CRT等のディスプレ
イであり、コマンダ1から出力されるデータに基づいて
映像,歌詞,及びその他の情報を表示する。
【0014】コマンダ1は、このカラオケ装置の全体の
制御を司ると共に、この発明に関わる歌唱箇所注意出力
の処理を実行する制御装置であり、音声分析部10,記
憶部11,注意箇所分析部12,プリアンプ13,映像
・演奏処理部14,装置制御部15等がバスを介して接
続されている。
【0015】音声分析部10は、マイク2から入力され
た音声信号の音量レベルを分析し、予め設定された音量
レベルよりも大きいか否かを判断して、予め設定した音
量レベルよりも大きいときには、該当する歌詞の位置を
検出して記憶部11に記憶する。
【0016】また、マイク2から入力された音声信号の
メロディラインを分析し、演奏曲のメロディラインから
所定範囲を越えて外れているか否かを判断して、演奏曲
のメロディラインから所定範囲を越えて外れているとき
には、該当する歌詞の位置を検出して記憶部11に記憶
する。
【0017】記憶部11は、ハードディスク装置,光デ
ィスク装置等の記憶装置であり、多数の曲データとその
曲データに対応する映像の画像データを蓄積する大容量
の記憶装置であり、この発明にかかわる歌詞の位置も記
憶する。
【0018】注意箇所分析部12は、記憶部11に記憶
された同じ歌詞の位置について総数が予め設定された数
以上になったか否かを判断し、その数以上になったとき
には、該当する歌詞データの表示内容を変化させる処理
を施す。さらに、記憶部11に上記歌詞の表示内容を変
化させる前に、予め設定した掛け声の音声を出力するた
めの処理も行なう。
【0019】プリアンプ13は、アンプ装置3の前置増
幅器であり、マイク2から入力された音声信号と映像・
演奏処理部14から入力された音楽信号とを増幅してア
ンプ装置3へ出力する。
【0020】映像・演奏処理部14は、装置制御部15
から送られた曲データ中の映像選択情報に基づいて読み
出した画像データと、その曲データの歌詞データに基づ
く文字情報とをそれぞれ再生して重ね合わせた(スーパ
ーインポーズ)映像信号をテレビモニタ5へ出力して歌
詞及び背景映像を表示する処理を行なう。また、その映
像信号に各種の加工を施して映像効果を付加する処理も
行なう。
【0021】装置制御部15は、CPUが各種の処理を
実行するためのプログラムを格納した読み出し専用メモ
リであるROMと、CPUがROMのプログラムを実行
するときに使用する作業エリアであり、各種の処理を実
行するときのパラメータ等を記憶する書き込み読み出し
可能なメモリであるRAMを有する。
【0022】そして、このコマンダ1の全体の制御を司
り、記憶部11への曲データの蓄積と読み出し、記憶部
11から歌唱者のリクエスト曲の曲データを読み出し、
映像・演奏処理部14による音楽,歌詞,映像等の再生
出力、及びこの発明にかかわる歌唱箇所注意出力の制御
処理を実行する。
【0023】すなわち、上記各部がそれぞれ、演奏デー
タに基づいて音楽を再生する手段と、上記演奏データに
対応する歌詞データに基づいて上記音楽の進行に合わせ
て歌詞を表示する手段と、上記音楽に合わせて歌唱され
る音声を入力する手段と、その手段によって入力された
音声の音量レベルを分析する手段と、その手段による分
析結果に基づいて上記音声が予め設定された音量レベル
よりも大きいか否かを判断する手段と、その手段によっ
て予め設定された音量レベルよりも大きいと判断された
とき、その判断がされた音声の入力時に表示した歌詞の
位置を検出する手段と、その手段によって検出された位
置を記憶する手段と、その手段に記憶した同じ位置が予
め設定された数以上になったか否かを判断する手段と、
その手段によって予め設定された数以上になったと判断
されたとき、その位置の歌詞を次に表示するときに表示
内容を変化させる手段の機能を果たす。
【0024】また、演奏データに基づいて音楽を再生す
る手段と、上記演奏データに対応する歌詞データに基づ
いて上記音楽の進行に合わせて歌詞を表示する手段と、
上記音楽に合わせて歌唱される音声を入力する手段と、
その手段によって入力された音声のメロディラインを分
析する手段と、その手段による分析結果に基づいて上記
音声が上記音楽のメロディラインから所定範囲を越えて
外れているか否かを判断する手段と、その手段によって
所定範囲を越えて外れていると判断されたとき、その判
断がされた音声の入力時に表示した歌詞の位置を検出す
る手段と、その手段によって検出された位置を記憶する
手段と、その手段に記憶した同じ位置が予め設定された
数以上になったか否かを判断する手段と、その手段によ
って予め設定された数以上になったと判断されたとき、
その位置の歌詞を次に表示するときに表示内容を変化さ
せる手段の機能も果たす。さらに、上記歌詞の表示内容
を変化させる前に、予め設定した音声を出力する手段の
機能も果たす。
【0025】次に、このカラオケ装置における歌唱注意
箇所を出力する処理について説明する。 (1)マイク入力の音量変化が歌詞上の強弱の変化に相
当することを利用して、マイクの音量の変化とその歌詞
の場所を分析することにより、大きな声で歌唱するよう
に注意する歌詞部分の色を自動的に変える場合
【0026】カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、
記憶部11からリクエストされたカラオケ曲の曲データ
を読み出して映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏
処理部14は曲データ中の演奏データに基づいて音楽信
号を再生し、プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出
力する。また、演奏データの再生に合わせて映像データ
と歌詞データを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信
号をテレビモニタ5へ出力する。
【0027】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0028】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号の音量レベルを分析し、予め設定され
た音量レベルよりも大きいか否かを判断し、大きいと判
断したとき、その判断がされた音声の入力時に映像・演
奏処理部14によって表示した歌詞の位置を検出し、記
憶部11に検出された位置を記憶する。
【0029】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントの色を他の色に書き換える。
【0030】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
のフォントの色を自動的に変えて表示することができ
る。
【0031】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声の音量レベルが
予め設定した音量レベルよりも小さいことが多かったと
きには、他の歌詞の部分よりも声を大きくして歌うよう
に注意すべき箇所であるとし、該当する歌詞を目立つ赤
色のフォントに変更し、次のカラオケ再生時に表示内容
を赤色に変化させて、大きな声で歌うように注意を促す
ことができる。
【0032】図2は、歌詞中の歌唱音量注意箇所の部分
を色替えで表示するための書き換え処理を示すフローチ
ャートである。この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)1で曲リクエストがされたか否かを判断して、曲リ
クエストがされたら、ステップ2へ進んで装置制御部が
記憶部よりリクエストされた曲データを読み出し、映像
・演奏処理部によって演奏を開始し、ステップ3へ進ん
で音声分析部がマイクから入力される音声信号の音量を
分析する。
【0033】ステップ4へ進んで入力された音声信号が
予め設定された音量レベル以上か否かを判断して、予め
設定された音量レベル以上でなければ、そのままステッ
プ6へ進み、予め設定された音量レベル以上なら、ステ
ップ5へ進んで予め設定されている音量レベル以上にな
ったときの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステップ6へ
進む。
【0034】ステップ6では曲演奏が終わったか否かを
判断し、終わらなければ、ステップ3の処理へ戻って上
記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ7へ進んで
注意箇所分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを分析
し、ステップ8へ進んで同じ歌詞の部分で音量が小さか
ったときの回数が、予め指定された回数以上か否かを判
断し、その回数以上でなければ最初の処理へ戻り、その
回数以上なら、ステップ9へ進んで該当する歌詞の部分
のフォントの色を変えて記憶部の歌詞データを書き換
え、最初の処理へ戻る。
【0035】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
音量レベルが予め設定した音量レベルよりも小さかった
ときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回数以
上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該当す
る部分の色を他と異ならせるので、歌唱者が歌唱時に声
を大きくして歌う箇所を視覚的に容易に知ることができ
る。
【0036】したがって、多くの歌唱者が正しい音量で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、歌唱時に
必要な音量で歌わなかったために生じる音程を外す回数
を減少させ、正しい音程に素早く戻すことができ、歌い
易さを向上させることができる。
【0037】(2)マイク入力の音量変化が歌詞上の強
弱の変化に相当することを利用して、マイクの音量の変
化とその歌詞の場所を分析することにより、大きな声で
歌唱するように注意する歌詞部分の文字の大きさを自動
的に変える場合
【0038】カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、
記憶部11からリクエストされたカラオケ曲の曲データ
を読み出して映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏
処理部14は曲データ中の演奏データに基づいて音楽信
号を再生し、プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出
力する。また、演奏データの再生に合わせて映像データ
と歌詞データを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信
号をテレビモニタ5へ出力する。
【0039】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0040】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号の音量レベルを分析し、予め設定され
た音量レベルよりも大きいか否かを判断し、大きいと判
断したとき、その判断がされた音声の入力時に映像・演
奏処理部14によって表示した歌詞の位置を検出し、記
憶部11に検出された位置を記憶する。
【0041】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントの大きさを他のサイズに書き換える。
【0042】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
のフォントの大きさを自動的に変えて表示することがで
きる。
【0043】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声の音量レベルが
予め設定した音量レベルよりも小さいことが多かったと
きには、他の歌詞の部分よりも声を大きくして歌うよう
に注意すべき箇所であるとし、該当する歌詞を目立つサ
イズのフォントに変更し、次のカラオケ再生時に大きな
文字で表示させて、大きな声で歌うように注意を促すこ
とができる。
【0044】図3は、歌詞中の歌唱音量注意箇所を他の
部分とは異なる文字サイズで表示するための書き換え処
理を示すフローチャートである。この処理は、ステップ
11で曲リクエストがされたか否かを判断して、曲リク
エストがされたら、ステップ12へ進んで装置制御部が
記憶部よりリクエストされた曲データを読み出し、映像
・演奏処理部によって演奏を開始し、ステップ13へ進
んで音声分析部がマイクから入力される音声信号の音量
を分析する。
【0045】ステップ14へ進んで入力された音声信号
が予め設定された音量レベル以上か否かを判断して、予
め設定された音量レベル以上でなければ、そのままステ
ップ16へ進み、予め設定された音量レベル以上なら、
ステップ15へ進んで予め設定されている音量レベル以
上になったときの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステッ
プ16へ進む。
【0046】ステップ16では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ13の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ17へ
進んで注意箇所分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを
分析し、ステップ18へ進んで同じ歌詞の部分で音量が
小さかったときの回数が、予め指定された回数以上か否
かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理へ戻
り、その回数以上なら、ステップ19へ進んで該当する
歌詞の部分のフォントの大きさを変えて記憶部の歌詞デ
ータを書き換え、最初の処理へ戻る。
【0047】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
音量レベルが予め設定した音量レベルよりも小さかった
ときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回数以
上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該当す
る部分の文字の大きさを他と異ならせるので、歌唱者が
歌唱時に声を大きくして歌う箇所を視覚的に容易に知る
ことができる。
【0048】したがって、多くの歌唱者が正しい音量で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、歌唱時に
必要な音量で歌わなかったために生じる音程を外す回数
を減少させ、正しい音程に素早く戻すことができ、歌い
易さを向上させることができる。
【0049】(3)マイク入力の音量変化が歌詞上の強
弱の変化に相当することを利用して、マイクの音量の変
化とその歌詞の場所を分析することにより、大きな声で
歌唱するように注意する歌詞部分を自動的に震わすよう
に変える場合
【0050】カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、
記憶部11からリクエストされたカラオケ曲の曲データ
を読み出して映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏
処理部14は曲データ中の演奏データに基づいて音楽信
号を再生し、プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出
力する。また、演奏データの再生に合わせて映像データ
と歌詞データを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信
号をテレビモニタ5へ出力する。
【0051】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0052】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号の音量レベルを分析し、予め設定され
た音量レベルよりも大きいか否かを判断し、大きいと判
断したとき、その判断がされた音声の入力時に映像・演
奏処理部14によって表示した歌詞の位置を検出し、記
憶部11に検出された位置を記憶する。
【0053】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントを表示のときに震わせるフォントに書き
換える。
【0054】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
のフォントが自動的に震えるように表示することができ
る。
【0055】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声の音量レベルが
予め設定した音量レベルよりも小さいことが多かったと
きには、他の歌詞の部分よりも声を大きくして歌うよう
に注意すべき箇所であるとし、該当する歌詞を震えるよ
うに表示するフォントに変更し、次のカラオケ再生時に
震わせて表示し、大きな声で歌うように注意を促すこと
ができる。
【0056】図4は、歌詞中の歌唱音量注意箇所の部分
を震わせて表示するための書き換え処理を示すフローチ
ャートである。この処理は、ステップ21で曲リクエス
トがされたか否かを判断して、曲リクエストがされた
ら、ステップ22へ進んで装置制御部が記憶部よりリク
エストされた曲データを読み出し、映像・演奏処理部に
よって演奏を開始し、ステップ23へ進んで音声分析部
がマイクから入力される音声信号の音量を分析する。
【0057】ステップ24へ進んで入力された音声信号
が予め設定された音量レベル以上か否かを判断して、予
め設定された音量レベル以上でなければ、そのままステ
ップ26へ進み、予め設定された音量レベル以上なら、
ステップ25へ進んで予め設定されている音量レベル以
上になったときの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステッ
プ26へ進む。
【0058】ステップ26では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ23の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ27へ
進んで注意箇所分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを
分析し、ステップ28へ進んで同じ歌詞の部分で音量が
小さかったときの回数が、予め指定された回数以上か否
かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理へ戻
り、その回数以上なら、ステップ29へ進んで該当する
歌詞の部分のフォントを表示時に震わせるフォントに変
えて記憶部の歌詞データを書き換え、最初の処理へ戻
る。
【0059】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
音量レベルが予め設定した音量レベルよりも小さかった
ときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回数以
上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該当す
る部分を震わせて表示するので、歌唱者が歌唱時に声を
大きくして歌う箇所を視覚的に容易に知ることができ
る。
【0060】したがって、多くの歌唱者が正しい音量で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、歌唱時に
必要な音量で歌わなかったために生じる音程を外す回数
を減少させ、正しい音程に素早く戻すことができ、歌い
易さを向上させることができる。
【0061】(4)マイク入力の音量変化が歌詞上の強
弱の変化に相当することを利用して、マイクの音量の変
化とその歌詞の場所を分析することにより、大きな声で
歌唱するように注意する歌詞部分に自動的にマークを表
示する場合
【0062】カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、
記憶部11からリクエストされたカラオケ曲の曲データ
を読み出して映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏
処理部14は曲データ中の演奏データに基づいて音楽信
号を再生し、プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出
力する。また、演奏データの再生に合わせて映像データ
と歌詞データを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信
号をテレビモニタ5へ出力する。
【0063】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0064】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号の音量レベルを分析し、予め設定され
た音量レベルよりも大きいか否かを判断し、大きいと判
断したとき、その判断がされた音声の入力時に映像・演
奏処理部14によって表示した歌詞の位置を検出し、記
憶部11に検出された位置を記憶する。
【0065】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントの上側に予め記憶しているマーク(歌唱
音量注意箇所を示す特殊記号)を付加して書き換える。
【0066】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
のフォントの上側に自動的にマークを表示することがで
きる。
【0067】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声の音量レベルが
予め設定した音量レベルよりも小さいことが多かったと
きには、他の歌詞の部分よりも声を大きくして歌うよう
に注意すべき箇所であるとし、該当する歌詞の部分にマ
ーク「↓」を付加したフォントに変更し、次に再生する
ときに、次のカラオケ再生時に該当する歌詞の上側にマ
ーク「↓」を表示し、大きな声で歌うように注意を促す
ことができる。
【0068】図5は、歌詞中の歌唱音量注意箇所の上側
にマークを表示するための書き換え処理を示すフローチ
ャートである。この処理は、ステップ31で曲リクエス
トがされたか否かを判断して、曲リクエストがされた
ら、ステップ32へ進んで装置制御部が記憶部よりリク
エストされた曲データを読み出し、映像・演奏処理部に
よって演奏を開始し、ステップ33へ進んで音声分析部
がマイクから入力される音声信号の音量を分析する。
【0069】ステップ34へ進んで入力された音声信号
が予め設定された音量レベル以上か否かを判断して、予
め設定された音量レベル以上でなければ、そのままステ
ップ36へ進み、予め設定された音量レベル以上なら、
ステップ35へ進んで予め設定されている音量レベル以
上になったときの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステッ
プ36へ進む。
【0070】ステップ36では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ33の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ37へ
進んで注意箇所分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを
分析し、ステップ38へ進んで同じ歌詞の部分で音量が
小さかったときの回数が、予め指定された回数以上か否
かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理へ戻
り、その回数以上なら、ステップ39へ進んで該当する
歌詞のフォントの上側に矢印マーク「↓」を付加して記
憶部の歌詞データを書き換え、最初の処理へ戻る。
【0071】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
音量レベルが予め設定した音量レベルよりも小さかった
ときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回数以
上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該当す
る部分の上側にマークを表示するので、歌唱者が歌唱時
に声を大きくして歌う箇所を視覚的に容易に知ることが
できる。
【0072】したがって、多くの歌唱者が正しい音量で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、歌唱時に
必要な音量で歌わなかったために生じる音程を外す回数
を減少させ、正しい音程に素早く戻すことができ、歌い
易さを向上させることができる。
【0073】(5)歌唱音量注意箇所の表示前に掛け声
の音声を出力する場合 カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、記憶部11か
らリクエストされたカラオケ曲の曲データを読み出して
映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏処理部14は
曲データ中の演奏データに基づいて音楽信号を再生し、
プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出力する。ま
た、演奏データの再生に合わせて映像データと歌詞デー
タを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信号をテレビ
モニタ5へ出力する。
【0074】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0075】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号の音量レベルを分析し、予め設定され
た音量レベルよりも大きいか否かを判断し、大きいと判
断したとき、その判断がされた音声の入力時に映像・演
奏処理部14によって表示した歌詞の位置を検出し、記
憶部11に検出された位置を記憶する。
【0076】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントの色を他の色に書き換え、さらに、その
表示前に掛け声の音声を出力するように音声データを付
加して書き換える。
【0077】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
の前に掛け声の音声を出力し、その後に該当する部分の
フォントの色を自動的に変えて表示することができる。
【0078】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声の音量レベルが
予め設定した音量レベルよりも小さいことが多かったと
きには、他の歌詞の部分よりも声を大きくして歌うよう
に注意すべき箇所であるとし、該当する歌詞を目立つ赤
色のフォントに変更し、その表示前に所定の掛け声「声
を大きく!」を出力するための音声データを付加して記
憶し、次のカラオケ再生時に注意箇所の直前に掛け声を
出力し、その該当する部分の表示内容を赤色に変化させ
て、大きな声で歌うように注意を促すことができる。
【0079】図6は、歌詞中の歌唱音量注意箇所の表示
前に掛け声を出力するための書き換え処理を示すフロー
チャートである。この処理は、ステップ41で曲リクエ
ストがされたか否かを判断して、曲リクエストがされた
ら、ステップ42へ進んで装置制御部が記憶部よりリク
エストされた曲データを読み出し、映像・演奏処理部に
よって演奏を開始し、ステップ43へ進んで音声分析部
がマイクから入力される音声信号の音量を分析する。
【0080】ステップ44へ進んで入力された音声信号
が予め設定された音量レベル以上か否かを判断して、予
め設定された音量レベル以上でなければ、そのままステ
ップ46へ進み、予め設定された音量レベル以上なら、
ステップ45へ進んで予め設定されている音量レベル以
上になったときの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステッ
プ46へ進む。
【0081】ステップ46では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ43の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ47へ
進んで注意箇所分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを
分析し、ステップ48へ進んで同じ歌詞の部分で音量が
小さかったときの回数が、予め指定された回数以上か否
かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理へ戻
り、その回数以上なら、ステップ49へ進んで該当する
歌詞の部分のフォントの色を変えて、その表示前に掛け
声を出力するための音声データを付加して記憶部の歌詞
データを書き換え、最初の処理へ戻る。
【0082】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
音量レベルが予め設定した音量レベルよりも小さかった
ときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回数以
上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該当す
る部分の色替え表示の前に声を大きく出すように促す掛
け声の音声を出力するので、歌唱者が歌唱時に声を大き
くして歌う箇所を聴覚的にも知ることができる。
【0083】したがって、多くの歌唱者が正しい音量で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、歌唱時に
必要な音量で歌わなかったために生じる音程を外す回数
を減少させ、正しい音程に素早く戻すことができ、歌い
易さを向上させることができる。
【0084】(6)カラオケ曲のメロディラインから外
れたマイク入力の音声は音程が外れていることを利用し
て、再生中のメロディラインに基づいてマイク入力の音
声を分析することにより、歌唱時に音程に注意する歌詞
部分の色を自動的に変える場合
【0085】カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、
記憶部11からリクエストされたカラオケ曲の曲データ
を読み出して映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏
処理部14は曲データ中の演奏データに基づいて音楽信
号を再生し、プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出
力する。また、演奏データの再生に合わせて映像データ
と歌詞データを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信
号をテレビモニタ5へ出力する。
【0086】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0087】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号のメロディラインを分析し、カラオケ
曲のメロディラインから予め設定された所定範囲を外れ
ているか否かを判断し、外れていると判断したとき、そ
の判断がされた音声の入力時に映像・演奏処理部14に
よって表示した歌詞の位置を検出し、記憶部11に検出
された位置を記憶する。
【0088】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントの色を他の色に書き換える。
【0089】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
のフォントの色を自動的に変えて表示することができ
る。
【0090】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声のメロディライ
ンがカラオケ曲のメロディラインよりも大きく外れてい
たときには、音程の取りかたが難しくて注意すべき箇所
であるとし、該当する歌詞を目立つ赤色のフォントに変
更し、次のカラオケ再生時に表示内容を赤色に変化させ
て、音程に注意するように指示することができる。
【0091】図7は、歌詞中の歌唱音程注意箇所の部分
を色替えで表示するための書き換え処理を示すフローチ
ャートである。この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)51で曲リクエストがされたか否かを判断して、曲
リクエストがされたら、ステップ52へ進んで装置制御
部が記憶部よりリクエストされた曲データを読み出し、
映像・演奏処理部によって演奏を開始し、ステップ53
へ進んで音声分析部がマイクから入力される音声信号の
メロディラインを分析する。
【0092】ステップ54へ進んで入力された音声信号
のメロディラインが演奏曲のメロディラインから予め設
定された値以上外れているか否かを判断して、予め設定
された値以上外れていなければ、そのままステップ56
へ進み、予め設定された値以上外れているなら、ステッ
プ55へ進んで予め設定されている値以上外れていたと
きの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステップ56へ進
む。
【0093】ステップ56では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ53の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ57へ
進んで歌詞分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを分析
し、ステップ58へ進んで同じ歌詞の部分でメロディラ
インを所定値以上外した回数が、予め指定された回数以
上か否かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理
へ戻り、その回数以上なら、ステップ59へ進んで該当
する歌詞の部分のフォントの色を変えて記憶部の歌詞デ
ータを書き換え、最初の処理へ戻る。
【0094】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
メロディラインが演奏曲のメロディラインから大きく外
れたときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回
数以上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該
当する部分の色を他と異ならせるので、歌唱者が歌唱時
に音程に注意しながら歌う箇所を視覚的に容易に知るこ
とができる。
【0095】したがって、多くの歌唱者が正しい音程で
歌えない難しい箇所を注意しながら歌うことができ、音
程を外す回数を減少させ、正しい音程に素早く戻すこと
ができ、歌い易さを向上させることができる。
【0096】(7)カラオケ曲のメロディラインから外
れたマイク入力の音声は音程が外れていることを利用し
て、再生中のメロディラインに基づいてマイク入力の音
声を分析することにより、歌唱時に音程に注意する歌詞
部分の文字の大きさを自動的に変える場合
【0097】カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、
記憶部11からリクエストされたカラオケ曲の曲データ
を読み出して映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏
処理部14は曲データ中の演奏データに基づいて音楽信
号を再生し、プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出
力する。また、演奏データの再生に合わせて映像データ
と歌詞データを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信
号をテレビモニタ5へ出力する。
【0098】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0099】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号のメロディラインを分析し、カラオケ
曲のメロディラインから予め設定された所定範囲を外れ
ているか否かを判断し、外れていると判断したとき、そ
の判断がされた音声の入力時に映像・演奏処理部14に
よって表示した歌詞の位置を検出し、記憶部11に検出
された位置を記憶する。
【0100】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントの大きさを他のサイズに書き換える。
【0101】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
のフォントの大きさを自動的に変えて表示することがで
きる。
【0102】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声のメロディライ
ンがカラオケ曲のメロディラインよりも大きく外れてい
たときには、音程の取りかたが難しくて注意すべき箇所
であるとし、該当する歌詞を目立つサイズのフォントに
変更し、次のカラオケ再生時に大きな文字で表示させ
て、音程に注意するように指示することができる。
【0103】図8は、歌詞中の歌唱音程注意箇所の部分
とは異なる文字サイズで表示するための書き換え処理を
示すフローチャートである。この処理は、ステップ61
で曲リクエストがされたか否かを判断して、曲リクエス
トがされたら、ステップ62へ進んで装置制御部が記憶
部よりリクエストされた曲データを読み出し、映像・演
奏処理部によって演奏を開始し、ステップ63へ進んで
音声分析部がマイクから入力される音声信号のメロディ
ラインを分析する。
【0104】ステップ64へ進んで入力された音声信号
のメロディラインが演奏曲のメロディラインから予め設
定された値以上外れているか否かを判断して、予め設定
された値以上外れていなければ、そのままステップ66
へ進み、予め設定された値以上外れているなら、ステッ
プ65へ進んで予め設定されている値以上外れていたと
きの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステップ66へ進
む。
【0105】ステップ66では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ63の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ67へ
進んで歌詞分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを分析
し、ステップ68へ進んで同じ歌詞の部分でメロディラ
インを所定値以上外した回数が、予め指定された回数以
上か否かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理
へ戻り、その回数以上なら、ステップ69へ進んで該当
する歌詞の部分のフォントの大きさを変えて記憶部の歌
詞データを書き換え、最初の処理へ戻る。
【0106】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
メロディラインが演奏曲のメロディラインから大きく外
れたときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回
数以上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該
当する部分の文字の大きさを他と異ならせるので、歌唱
者が歌唱時に音程に注意しながら歌う箇所を視覚的に容
易に知ることができる。
【0107】したがって、多くの歌唱者が正しい音程で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、音程を外
す回数を減少させ、正しい音程に素早く戻すことがで
き、歌い易さを向上させることができる。
【0108】(8)カラオケ曲のメロディラインから外
れたマイク入力の音声は音程が外れていることを利用し
て、再生中のメロディラインに基づいてマイク入力の音
声を分析することにより、歌唱時に音程に注意する歌詞
部分を自動的に震わすように変える場合
【0109】カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、
記憶部11からリクエストされたカラオケ曲の曲データ
を読み出して映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏
処理部14は曲データ中の演奏データに基づいて音楽信
号を再生し、プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出
力する。また、演奏データの再生に合わせて映像データ
と歌詞データを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信
号をテレビモニタ5へ出力する。
【0110】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0111】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号のメロディラインを分析し、カラオケ
曲のメロディラインから予め設定された所定範囲を外れ
ているか否かを判断し、外れていると判断したとき、そ
の判断がされた音声の入力時に映像・演奏処理部14に
よって表示した歌詞の位置を検出し、記憶部11に検出
された位置を記憶する。
【0112】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントを表示のときに震わせるフォントに書き
換える。
【0113】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
のフォントが自動的に震えるように表示することができ
る。
【0114】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声のメロディライ
ンがカラオケ曲のメロディラインよりも大きく外れてい
たときには、音程の取りかたが難しくて注意すべき箇所
であるとし、該当する歌詞を震えるように表示するフォ
ントに変更し、次のカラオケ再生時に震わせて表示し、
音程に注意するように指示することができる。
【0115】図9は、歌詞中の歌唱音程注意箇所の部分
を震わして表示するための書き換え処理を示すフローチ
ャートである。この処理は、ステップ71で曲リクエス
トがされたか否かを判断して、曲リクエストがされた
ら、ステップ72へ進んで装置制御部が記憶部よりリク
エストされた曲データを読み出し、映像・演奏処理部に
よって演奏を開始し、ステップ73へ進んで音声分析部
がマイクから入力される音声信号のメロディラインを分
析する。
【0116】ステップ74へ進んで入力された音声信号
のメロディラインが演奏曲のメロディラインから予め設
定された値以上外れているか否かを判断して、予め設定
された値以上外れていなければ、そのままステップ76
へ進み、予め設定された値以上外れているなら、ステッ
プ75へ進んで予め設定されている値以上外れていたと
きの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステップ76へ進
む。
【0117】ステップ76では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ73の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ77へ
進んで歌詞分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを分析
し、ステップ78へ進んで同じ歌詞の部分でメロディラ
インを所定値以上外した回数が、予め指定された回数以
上か否かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理
へ戻り、その回数以上なら、ステップ79へ進んで該当
する歌詞の部分のフォントを表示時に震わせるフォント
に変えて記憶部の歌詞データを書き換え、最初の処理へ
戻る。
【0118】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
メロディラインが演奏曲のメロディラインから大きく外
れたときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回
数以上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該
当する部分を震わせて表示するので、歌唱者が歌唱時に
音程に注意しながら歌う箇所を視覚的に容易に知ること
ができる。
【0119】したがって、多くの歌唱者が正しい音程で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、音程を外
す回数を減少させ、正しい音程に素早く戻すことがで
き、歌い易さを向上させることができる。
【0120】(9)カラオケ曲のメロディラインから外
れたマイク入力の音声は音程が外れていることを利用し
て、再生中のメロディラインに基づいてマイク入力の音
声を分析することにより、歌唱時に音程に注意する歌詞
部分に自動的にマークを表示する場合
【0121】カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、
記憶部11からリクエストされたカラオケ曲の曲データ
を読み出して映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏
処理部14は曲データ中の演奏データに基づいて音楽信
号を再生し、プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出
力する。また、演奏データの再生に合わせて映像データ
と歌詞データを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信
号をテレビモニタ5へ出力する。
【0122】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0123】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号のメロディラインを分析し、カラオケ
曲のメロディラインから予め設定された所定範囲を外れ
ているか否かを判断し、外れていると判断したとき、そ
の判断がされた音声の入力時に映像・演奏処理部14に
よって表示した歌詞の位置を検出し、記憶部11に検出
された位置を記憶する。
【0124】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントの上側に予め記憶しているマーク(歌唱
注意箇所を示す特殊記号)を付加して書き換える。
【0125】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
のフォントの上側に自動的にマークを表示することがで
きる。
【0126】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声のメロディライ
ンがカラオケ曲のメロディラインよりも大きく外れてい
たときには、音程の取りかたが難しくて注意すべき箇所
であるとし、該当する歌詞の部分にマーク「↓」を付加
したフォントに変更し、次に再生するときに、次のカラ
オケ再生時に該当する歌詞の上側にマーク「↓」を表示
し、音程に注意するように指示することができる。
【0127】図10は、歌詞中の歌唱音程注意箇所の上
側にマークを表示するための書き換え処理を示すフロー
チャートである。この処理は、ステップ81で曲リクエ
ストがされたか否かを判断して、曲リクエストがされた
ら、ステップ82へ進んで装置制御部が記憶部よりリク
エストされた曲データを読み出し、映像・演奏処理部に
よって演奏を開始し、ステップ83へ進んで音声分析部
がマイクから入力される音声信号のメロディラインを分
析する。
【0128】ステップ84へ進んで入力された音声信号
のメロディラインが演奏曲のメロディラインから予め設
定された値以上外れているか否かを判断して、予め設定
された値以上外れていなければ、そのままステップ86
へ進み、予め設定された値以上外れているなら、ステッ
プ85へ進んで予め設定されている値以上外れていたと
きの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステップ86へ進
む。
【0129】ステップ86では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ83の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ87へ
進んで歌詞分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを分析
し、ステップ88へ進んで同じ歌詞の部分でメロディラ
インを所定値以上外した回数が、予め指定された回数以
上か否かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理
へ戻り、その回数以上なら、ステップ89へ進んで該当
する歌詞のフォントの上側に矢印マーク「↓」を付加し
て記憶部の歌詞データを書き換え、最初の処理へ戻る。
【0130】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
メロディラインが演奏曲のメロディラインから大きく外
れていたときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所
定回数以上になったとき、次回に表示するときの歌詞中
の該当する部分の上側にマークを表示するので、歌唱者
が歌唱時に音程に注意しながら歌う箇所を視覚的に容易
に知ることができる。
【0131】したがって、多くの歌唱者が正しい音程で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、音程を外
す回数を減少させ、正しい音程に素早く戻すことがで
き、歌い易さを向上させることができる。
【0132】(10)歌唱音程注意箇所の表示前に掛け
声の音声を出力する場合 カラオケ曲の再生時、装置制御部15は、記憶部11か
らリクエストされたカラオケ曲の曲データを読み出して
映像・演奏処理部14へ送り、映像・演奏処理部14は
曲データ中の演奏データに基づいて音楽信号を再生し、
プリアンプ13を介してアンプ装置3へ出力する。ま
た、演奏データの再生に合わせて映像データと歌詞デー
タを再生して背景映像表示信号と歌詞表示信号をテレビ
モニタ5へ出力する。
【0133】こうして、スピーカ4から出力されるカラ
オケ曲の演奏音楽の進行に合わせてテレビモニタ5に歌
詞の内容が表示され、歌唱者が演奏音楽に合わせてマイ
ク2に対して歌唱音声を入力する。
【0134】音声分析部10は、マイク2より入力した
歌唱音の音声信号のメロディラインを分析し、カラオケ
曲のメロディラインから予め設定された所定範囲を外れ
ているか否かを判断し、外れていると判断したとき、そ
の判断がされた音声の入力時に映像・演奏処理部14に
よって表示した歌詞の位置を検出し、記憶部11に検出
された位置を記憶する。
【0135】さらに、注意箇所分析部12が、記憶部1
1に記憶された歌詞の位置を参照し、同じ位置が予め設
定された数以上になったか否かを判断し、予め設定され
た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞デ
ータのフォントの色を他の色に書き換え、さらに、その
表示前に掛け声の音声を出力するように音声データを付
加して書き換える。
【0136】そして、次回にリクエストされたとき、装
置制御部15によって読み出されて映像・演奏処理部1
4で再生したとき、歌唱者に対して歌詞の該当する部分
の前に掛け声の音声を出力し、その後に該当する部分の
フォントの色を自動的に変えて表示することができる。
【0137】例えば、過去に何度か歌われたときに、歌
詞中の「夏は最高!」の部分の歌唱音声のメロディライ
ンがカラオケ曲のメロディラインよりも大きく外れてい
たときには、音程の取りかたが難しくて注意すべき箇所
であるとし、該当する歌詞を目立つ赤色のフォントに変
更する。
【0138】さらに、その表示前に所定の掛け声「音程
に注意!」を出力するための音声データを付加して記憶
し、次のカラオケ再生時に注意箇所の直前に掛け声を出
力し、その該当する部分の表示内容を赤色に変化させ
て、音程に注意するように指示することができる。
【0139】図11は、歌詞中の歌唱音程注意箇所の表
示前に掛け声を出力するための書き換え処理を示すフロ
ーチャートである。この処理は、ステップ91で曲リク
エストがされたか否かを判断して、曲リクエストがされ
たら、ステップ92へ進んで装置制御部が記憶部よりリ
クエストされた曲データを読み出し、映像・演奏処理部
によって演奏を開始し、ステップ93へ進んで音声分析
部がマイクから入力される音声信号のメロディラインを
分析する。
【0140】ステップ94へ進んで入力された音声信号
のメロディラインが演奏曲のメロディラインから予め設
定された値以上外れているか否かを判断して、予め設定
された値以上外れていなければ、そのままステップ96
へ進み、予め設定された値以上外れているなら、ステッ
プ95へ進んで予め設定されている値以上外れていたと
きの歌詞の位置を記憶部に記憶し、ステップ96へ進
む。
【0141】ステップ96では曲演奏が終わったか否か
を判断し、終わらなければ、ステップ93の処理へ戻っ
て上記の処理を繰り返し、終わったら、ステップ97へ
進んで歌詞分析部が記憶部の歌詞の位置のデータを分析
し、ステップ98へ進んで同じ歌詞の部分でメロディラ
インを所定値以上外した回数が、予め指定された回数以
上か否かを判断し、その回数以上でなければ最初の処理
へ戻り、その回数以上なら、ステップ99へ進んで該当
する歌詞の部分のフォントの色を変えて、その表示前に
掛け声を出力するための音声データを付加して記憶部の
歌詞データを書き換え、最初の処理へ戻る。
【0142】このようにして、マイク入力の歌唱音声の
メロディラインが演奏曲のメロディラインから大きく外
れたときの歌詞の位置を検出し、その検出回数が所定回
数以上になったとき、次回に表示するときの歌詞中の該
当する部分の色替え表示の前に声を大きく出すように促
す掛け声の音声を出力するので、歌唱者が歌唱時に音程
注意しながら歌う箇所を聴覚的にも知ることができる。
【0143】したがって、多くの歌唱者が正しい音程で
歌えない箇所を注意しながら歌うことができ、音程を外
す回数を減少させ、正しい音程に素早く戻すことがで
き、歌い易さを向上させることができる。
【0144】なお、上記音声のメロディラインと比較す
る演奏曲のメロディラインは、演奏データ中のガイドメ
ロディを用いると良い。このガイドメロディとは、歌唱
者の歌唱を補助するための旋律のメロディである。ま
た、上述した歌詞中の文字の大きさを変えたり、震わせ
たり、マークを付けたりして音量注意箇所又は音程注意
箇所を表示するときにも、上述と同じようにして表示直
前に掛け声を出力することができる。
【0145】そして、上記音量注意箇所又は音程注意箇
所を表示するとき、上述した赤色以外の他の色で表示す
るようにしても良い。また、文字の大きさ,文字の震わ
せかた,文字に付加するマーク,掛け声の内容はその他
のものを使用するようにしてもよい。
【0146】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る音楽演奏装置によれば、多くの歌唱者が正しく歌えな
かった箇所を次の歌唱者の歌唱時に注意することがで
き、歌唱者が各種の演奏曲に合わせてより上手く歌うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の音楽演奏装置の一実施形態のカラオ
ケ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の歌
唱音量注意箇所の部分を色替えで表示するための書き換
え処理を示すフローチャートである。
【図3】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の歌
唱音量注意箇所を他の部分とは異なる文字サイズで表示
するための書き換え処理を示すフローチャートである。
【図4】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の歌
唱音量注意箇所の部分を震わせて表示するための書き換
え処理を示すフローチャートである。
【図5】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の歌
唱音量注意箇所の上側にマークを表示するための書き換
え処理を示すフローチャートである。
【図6】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の歌
唱音量注意箇所の表示前に掛け声を出力するための書き
換え処理を示すフローチャートである。
【図7】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の歌
唱音程注意箇所の部分を色替えで表示するための書き換
え処理を示すフローチャートである。
【図8】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の歌
唱音程注意箇所を他の部分とは異なる文字サイズで表示
するための書き換え処理を示すフローチャートである。
【図9】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の歌
唱音程注意箇所の部分を震わせて表示するための書き換
え処理を示すフローチャートである。
【図10】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の
歌唱音程注意箇所の上側にマークを表示するための書き
換え処理を示すフローチャートである。
【図11】図1に示したカラオケ装置における歌詞中の
歌唱音程注意箇所の表示前に掛け声を出力するための書
き換え処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:コマンダ 2:マイク 3:アンプ装置 4:スピーカ 5:テレビモニタ 10:音声分析部 11:記憶部 12:注意箇所分析部 13:プリアンプ 14:映像・演奏処理部 15:装置制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏データに基づいて音楽を再生する手
    段と、前記演奏データに対応する歌詞データに基づいて
    前記音楽の進行に合わせて歌詞を表示する手段と、前記
    音楽に合わせて歌唱される音声を入力する手段と、該手
    段によって入力された音声の音量レベルを分析する手段
    と、該手段による分析結果に基づいて前記音声が予め設
    定された音量レベルよりも大きいか否かを判断する手段
    と、該手段によって予め設定された音量レベルよりも大
    きいと判断されたとき、その判断がされた音声の入力時
    に表示した歌詞の位置を検出する手段と、該手段によっ
    て検出された位置を記憶する手段と、該手段に記憶した
    同じ位置が予め設定された数以上になったか否かを判断
    する手段と、該手段によって予め設定された数以上にな
    ったと判断されたとき、その位置の歌詞を次に表示する
    ときに表示内容を変化させる手段とを備えたことを特徴
    とする音楽演奏装置。
  2. 【請求項2】 演奏データに基づいて音楽を再生する手
    段と、前記演奏データに対応する歌詞データに基づいて
    前記音楽の進行に合わせて歌詞を表示する手段と、前記
    音楽に合わせて歌唱される音声を入力する手段と、該手
    段によって入力された音声のメロディラインを分析する
    手段と、該手段による分析結果に基づいて前記音声が前
    記音楽のメロディラインから所定範囲を越えて外れてい
    るか否かを判断する手段と、該手段によって所定範囲を
    越えて外れていると判断されたとき、その判断がされた
    音声の入力時に表示した歌詞の位置を検出する手段と、
    該手段によって検出された位置を記憶する手段と、該手
    段に記憶した同じ位置が予め設定された数以上になった
    か否かを判断する手段と、該手段によって予め設定され
    た数以上になったと判断されたとき、その位置の歌詞を
    次に表示するときに表示内容を変化させる手段とを備え
    たことを特徴とする音楽演奏装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の音楽演奏装置にお
    いて、前記歌詞の表示内容を変化させる前に、予め設定
    した音声を出力する手段を設けたことを特徴とする音楽
    演奏装置。
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