JP2000352973A - 演奏案内装置 - Google Patents

演奏案内装置

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JP2000352973A
JP2000352973A JP11166076A JP16607699A JP2000352973A JP 2000352973 A JP2000352973 A JP 2000352973A JP 11166076 A JP11166076 A JP 11166076A JP 16607699 A JP16607699 A JP 16607699A JP 2000352973 A JP2000352973 A JP 2000352973A
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Japan
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key
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music
fingering
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JP11166076A
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English (en)
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Yuichi Hatsumi
祐一 初見
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 案内表示が見易く、しかも複数の案内表示を
同時に活用し得る演奏案内装置を実現する。 【解決手段】 本体100は、曲進行に応じてROM6
から読み出される曲データに従って弾くべき鍵を案内し
ながら、読み出される曲データをゴーグル11内部に楽
譜表示すると共に、ゴーグル11越しに見える鍵盤1に
対応するよう運指表示するので、案内表示が見易い上、
鍵盤から視線を外すことなく楽譜表示や運指表示を同時
に活用できる演奏案内が実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子ピア
ノ等の鍵盤楽器に用いて好適な演奏案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、発音すべき音高とその発音タ
イミングとを表す曲データに基づき、鍵盤の各鍵に対応
して配設されるガイドランプの内、押鍵すべき鍵に対応
するガイドランプを点灯させて演奏者に弾くべき鍵を案
内する他、装置本体に設けられるLCDパネル等の表示
手段に曲データを楽譜として表示したり、曲データ中に
含まれ、鍵操作する指使いを表わす指番号データに応じ
て運指表示する演奏案内装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の演奏
案内装置では、鍵盤上で押鍵案内しながら、鍵盤から離
れた別位置に設けられたLCDパネル等の表示手段を用
いて曲データに従った楽譜表示や運指表示が行われる
為、とりわけ鍵操作に不慣れな初心者の場合、鍵盤を注
視して押鍵案内に従って演奏すると、表示手段に表示さ
れる楽譜表示や運指表示を見る余裕がなくなり、逆に楽
譜表示や運指表示に従って鍵操作をしようと表示手段を
注視すると、今度は鍵盤上の押鍵案内を見ることができ
なくなってしまう、という弊害が生じる。加えて、装置
本体側に設けられるLCDパネル等の表示手段は、コス
ト的な制約から大表示面積のものを使用することは稀
で、多くの場合、比較的に表示面積の小さいものが用い
られており、この点も案内表示の有効利用を阻む要因に
なっている。
【0004】このように、従来の演奏案内装置では、案
内表示が見難く、しかも複数の案内表示を同時に活用す
ることができない、という問題が生じている。そこで本
発明は、こうした事情に鑑みてなされたもので、案内表
示が見易く、しかも複数の案内表示を同時に活用し得る
演奏案内装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、曲を構成する各音符毎
の音高および発音タイミングを表すと共に、運指を指示
する指番号を含む曲データを記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶される曲データを曲進行に同期して読み
出す読出し手段と、鍵盤の各鍵毎に配設される発光手段
を有し、これら発光手段の内、前記読出し手段にて読み
出された曲データ中の音高に対応した鍵に配設される発
光手段を点灯して押鍵すべき鍵を発光鍵として案内する
押鍵案内手段と、演奏者の視線に対応した視野画像を撮
像し、この視野画像における前記発光鍵の座標位置を検
出する発光鍵検出手段と、演奏者の視野を確保するよう
構成されて演奏者の眼部に装着される表示手段と、この
表示手段を用いて演奏者の視野中に、前記読出し手段に
て読み出された曲データを楽譜表示しながら、当該曲デ
ータに含まれる指番号と前記発光鍵検出手段が検出する
発光鍵の座標位置とに応じて運指表示する表示制御手段
とを具備することを特徴とする。
【0006】好ましい態様として、上記請求項1に従属
する請求項2に記載の発明によれば、前記表示制御手段
は、前記発光鍵検出手段により検出された発光鍵の座標
位置に対応するよう前記表示手段に各手指を示す手形パ
ターンを表示する一方、この表示される手形パターンの
各手指の内、前記読出し手段にて読み出された曲データ
に含まれる指番号に対応する手指の表示形態を変更して
運指表示することを特徴とする。さらに、請求項3に記
載の発明によれば、前記表示制御手段は、前記表示手段
に楽譜表示する各音符の表示形態を曲進行に同期して変
化させることを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の発明では、前記表示制御
手段は演奏内容を指導する複数種のメッセージを記憶す
るメッセージ記憶手段と、前記読出し手段にて読み出さ
れた曲データと演奏操作に応じて発生する演奏情報とを
比較評価した結果に応じて、前記メッセージ記憶手段か
ら指導すべき内容のメッセージを読み出して前記表示手
段に表示するメッセージ発生手段とを具備することを特
徴とする。
【0008】請求項5に記載の発明では、前記表示制御
手段は演奏操作に応じて発生する演奏情報を記録する演
奏記録手段とこの演奏記録手段が記録した演奏情報を再
生して前記表示手段に楽譜表示および運指表示する際、
誤った押鍵操作がなされた音符および運指についてそれ
ぞれ表示態様を異ならせる再生表示制御手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0009】本発明では、曲を構成する各音符毎の音高
および発音タイミングを表すと共に、運指を指示する指
番号を含む曲データを曲進行に同期して読み出すと、押
鍵案内手段が曲データ中の音高に対応した鍵に配設され
る発光手段を点灯して押鍵すべき鍵を発光鍵として案内
する一方で、発光鍵検出手段が演奏者の視線に対応した
視野画像を撮像し、この視野画像における前記発光鍵の
座標位置を検出しておく。そして、演奏者の視野を確保
するよう構成される表示手段が演奏者の眼部に装着され
ていると、表示制御手段はこの表示手段を用いて演奏者
の視野中に、曲データを楽譜表示しながら、当該曲デー
タに含まれる指番号と前記発光鍵検出手段が検出する発
光鍵の座標位置とに応じて運指表示する。したがって、
演奏者は表示手段を介して望む視野中に押鍵案内を視認
しながら楽譜表示や運指表示を見ることができる結果、
案内表示が見易くなるうえ、鍵盤から視線を外さずに複
数の案内表示を同時に活用し得る訳である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による演奏案内装置は、鍵
盤を備える電子楽器やDTM装置に適用可能である。以
下では、本発明の実施の一形態による電子楽器を実施例
とし、これについて図面を参照して説明する。
【0011】A.実施例の概要 まず、図1は本実施例の概要を説明する概略図である。
この図に示す電子楽器は本体100と、この本体100
にケーブル接続されるゴーグル11とに大別される。ゴ
ーグル11は、演奏者の眼部を覆うように装着されるも
のであり、そのマスク部分は通常のゴーグルと同様に透
明部材で形成される。この透明部材は、後述するよう
に、透過型LCDディスプレイ11aにて構成され、こ
れによって演奏者の視野を確保しながら、その視野中に
様々な案内表示を可能にしている。つまり、ゴーグル内
部に映る案内表示を見ながら演奏操作し得るように構成
されている。また、ゴーグル11には演奏者の視線に対
応した視野画像を撮像する撮像手段(CCDカメラ11
b)が搭載され、その撮像出力は本体100に供給され
る。
【0012】一方、本体100は、通常の電子楽器と同
様に楽音形成する一方で、ゴーグル11の透過型LCD
ディスプレイ11aに演奏曲の楽譜を表示したり、ゴー
グル視野中に見える鍵盤に対して、鍵操作する指使いを
表示する運指表示を行うようになっている。運指表示に
は、ゴーグル11に搭載されるCCDカメラ11bによ
り撮像される視野画像が用いられる。すなわち、本体1
00では視野画像を基に、視野中にある鍵盤に対応する
よう、透過型LCDディスプレイ11a上での表示位置
を定め、その位置に手指を示す手形パターンを表示し、
さらにこの手形パターンの内で鍵操作すべき手指部分の
表示態様を変化させることで”押鍵操作する指”を案内
する。したがって、演奏者は、ゴーグル11を介して望
む視野中に様々な案内表示を見ることができので、鍵盤
から視線を外さずに楽譜表示や運指表示など複数の案内
表示を同時に活用し得る。
【0013】B.実施例の構成 図2は、本発明による実施例の構成を示すブロック図で
ある。この図において、1は押離鍵操作に応じたキーオ
ン/キーオフ信号やキーナンバ(鍵番号)あるいはベロ
シティ等の演奏情報を発生する鍵盤である。2は半透明
樹脂材等で形成された各鍵下部に対向配置される発光手
段2a(図示略)と、これら各鍵毎に配設される発光手
段2aを点灯駆動するドライバ2b(図示略)とから構
成され、後述するCPU5の制御の下に、押鍵すべき鍵
に対応して配設される発光手段2aを点灯駆動して照光
し、これによりユーザーに弾くべき鍵を案内する押鍵ガ
イド部である。なお、発光手段2aは、単色発光するL
ED(発光素子)でも良いし、例えば「赤色」、「青
色」および「黄色」の3原色発光するLED(発光素
子)を用い、各色の発光輝度を調整してこれら3原色以
外の色を発色可能にするタイプでも構わない。
【0014】3は各種操作スイッチを備え、操作された
スイッチに対応したスイッチイベントを発生するパネル
スイッチ群である。このパネルスイッチ群3には、電源
をオンオフする電源スイッチの他、ファクトリープリセ
ットされる練習曲を選択する曲選択スイッチや、演奏案
内の開始および停止を指示するスタートスイッチ等が設
けられている。4はLCDパネル等から構成される表示
部であり、後述するCPU5から供給される表示制御信
号に応じて楽器各部の設定状態や動作モード等を表示す
る。CPU5は、上述したスタートスイッチのオン操作
に応じて演奏案内の開始が指示された場合、曲選択スイ
ッチにて選択された練習曲の曲データをROM6から読
み出し、これに基づいて押鍵ガイド部2を制御して押鍵
案内する一方、上述したゴーグル11に曲データに対応
した楽譜を表示したり、視野中にある鍵盤に対して運指
表示するための表示制御信号を発生する。なお、本発明
の要旨に係わる、こうした一連の演奏案内動作について
は追って詳述する。
【0015】6は上記CPU5にロードされる各種制御
プログラムの他、ファクトリープリセットされる各種練
習曲の曲データや、運指表示に用いる手形パターン画像
データ等を記憶するROMである。ここで、図3を参照
してROM6に記憶される曲データの構成について説明
しておく。曲データは、図3に図示するように、時系列
順にアドレッシングされた小節データBar(0)〜
(n)と、曲の終わりを表わす終了データENDとから
形成され、各小節データBarはその小節を構成する各
音符を表わす音符データSD(1)〜(n)と小節の終
わりを表わすデリミタとなる小節線データDLとから構
成される。そして、各音符データSDは音高データP
D、音符長データTLおよび指番号データFNから形成
される。なお、この指番号データFNは、左手の小指か
ら右手の小指に識別番号を付与し、その内で押鍵操作す
る指の識別番号を指定する態様にするか、もしくは左右
手指のいずれかを区別するデータと、親指から小指をそ
れぞれ区別するデータとで押鍵操作する指を指定する態
様となる。
【0016】次に、再び図2を参照して実施例の構成に
ついて説明を進める。図2において、7はCPU5のワ
ークエリアとして用いられるRAMであり、各種レジス
タ・フラグデータが一時記憶される。8は周知の波形メ
モリ読み出し方式によって構成され、時分割動作する複
数の発音チャンネルを備える音源である。この音源8
は、各種音色の波形データを記憶しており、これらの
内、CPU5が供給する楽音パラメータに応じた波形デ
ータを読み出して楽音波形Wを発生する。9はD/A変
換回路であり、上記音源8の出力をアナログ波形信号に
変換して次段のサウンドシステム10に供給する。サウ
ンドシステム10は、例えば、前段から供給されるアナ
ログ波形信号に対して不要ノイズを除去する等のフィル
タリングを施した後、これを増幅してスピーカSPから
発音する。
【0017】ゴーグル11は、前述した通り、演奏者の
視野を確保しつつその視野中に様々な案内表示を可能に
する透過型LCDディスプレイ11aと、演奏者の視線
に対応した視野画像を撮像するCCDカメラ11bとを
備え、図4に図示する態様でゴーグル内部に案内表示す
る。図4は演奏者が透過型LCDディスプレイ11aを
介して望む視野FOVの一例を図示したものである。こ
の図において、SDは透過型LCDディスプレイ11a
上に設けられる楽譜表示エリアである。楽譜表示エリア
SDには、演奏案内の開始と共にROM6から読み出さ
れる曲データが1フレーズ(4小節毎)単位で更新表示
される。この表示エリアSDに表示される1フレーズ分
の楽譜では、曲進行に同期して各音符の表示色が順次変
更される等、音符の表示形態を変えることによって、演
奏者に曲の進行状況や演奏テンポを案内し得るようにな
っている。
【0018】また、図4には図示していないが、楽譜表
示エリアSDの余白に、演奏操作を指導するチュートリ
アルメッセージや、現在設定されている音色名や伴奏パ
ターン名等の演奏形態を案内するメッセージを表示する
ことも可能である。なお、上記のチュートリアルメッセ
ージとは、再生している曲データと、演奏操作に応じて
発生する演奏情報とをリアルタイムに比較評価した結果
に応じて、予め記憶しておいた指導内容(例えば、「も
っと速く!」、「ゆっくり!」、「その調子で」等)を
読み出してメッセージ表示するものである。
【0019】FDは透過型LCDディスプレイ11a上
に設けられる運指表示エリアである。運指表示エリアF
Dでは、透過型LCDディスプレイ11a越しに見える
鍵盤1に対応させて手指を示す手形パターン画像を表示
し、その手形パターン画像中で鍵操作すべき手指部分の
表示形態を変更(例えば、手指部分の表示ビットを反転
させる反転表示等)する運指表示が行われる。運指表示
は、具体的には次のように処理される。まず本体100
側が押鍵ガイド部2を用いて鍵盤1の鍵を照光する押鍵
案内を行っている場合、演奏者はゴーグル11越しに鍵
盤1を視るが、その視線に対応した視野画像がCCDカ
メラ11bにて撮像されて本体100に与えられる。そ
うすると、本体100側(CPU5)では、画像処理を
施して視野画像中における照光鍵の座標位置を検出し、
検出した座標位置を透過型LCDディスプレイ11aの
運指表示エリアFD上での表示位置に変換する。そし
て、この変換された表示位置に基づいて運指表示エリア
FDに手形パターン画像を表示すると共に、曲データ再
生により読み出される指番号データFN(図3参照)に
対応する手指部分の表示形態を変更することによっ
て、”押鍵操作する指”が案内される訳である。
【0020】C.実施例の動作 次に、図5〜図13を参照して上記構成による実施例の
動作について説明する。以下では、最初に全体動作とし
て、図5を参照してメインルーチンの動作について説明
し、続いて、このメインルーチンと並列的に実行される
タイマインタラプト処理ルーチンの動作およびメインル
ーチンからコールされる各種処理ルーチンの動作につい
て順次説明して行く。
【0021】(1)メインルーチンの動作 さて、実施例に電源が投入されると、CPU5はROM
6から所定の制御プログラムを読み出して自身にロード
し、図5に示すメインルーチンを実行してステップSA
1に処理を進め、RAM7に格納される各種レジスタや
フラグ類をリセットしたり初期値をセットするイニシャ
ライズを行う。次いで、ステップSA2に進むと、CP
U5はパネルスイッチ群3が発生するスイッチイベント
に基づき、対応するスイッチ処理を実行する。ここで例
えば、演奏案内の開始および停止を指示するスタートス
イッチが操作された場合には、後述するスタートスイッ
チ処理が実行される。
【0022】そして、ステップSA3では、鍵操作され
た鍵に対応する鍵番号をレジスタセットしたり、押離鍵
操作に応じたフラグセットを行う鍵盤処理を行い、続く
ステップSA5では上記鍵盤処理にてセットされたフラ
グ内容に基づき、押鍵された鍵の発音や消音を音源8に
指示する発音処理を実行する。次いで、ステップSA6
では、スタートスイッチのオン操作に従って演奏案内が
開始された場合、曲進行に応じて読み出される曲データ
に基づき、押鍵ガイド部2に押鍵案内を指示する発光処
理を行う。そして、表示処理では、ゴーグル11に楽譜
表示や運指表示を指示する表示手段を実行し、続くステ
ップSA7では効果付加などの、その他の処理を実行
し、以後、電源がオフされる迄、ステップSA2〜SA
7を繰り返す。
【0023】(2)タイマインタラプト処理ルーチンの
動作 次に、図6を参照してタイマインタラプト処理ルーチン
の動作について説明する。タイマインタラプト処理ルー
チンは、上記メインルーチンが実行している最中に一定
周期毎に割込み実行され、まずステップSB1にてレジ
スタTIMEの値を1デクリメントし、続くステップS
B2では前述したゴーグル11に搭載されるCCDカメ
ラ11bが出力する撮像データをRAM7のバッファエ
リアに取込む。次いで、ステップSB3では、バッファ
エリアに取込まれた撮像データが形成する視野画像中
に、押鍵案内に応じて照光される鍵(以下、これを発光
鍵と記す)が有るか否かを判断する。ここで、発光鍵が
検知されると、判断結果は「YES」となり、発光鍵を
検知した旨を表す為にフラグNFに「1」をセットした
後、ステップSB5に処理を進め、視野画像中における
発光鍵の座標を検出して座標レジスタ(x,y)にスト
アして本ルーチンを完了させる。一方、発光鍵が検知さ
れない場合には、上記ステップSB3の判断結果は「N
O」となり、フラグNFをゼロリセットして本ルーチン
を完了させる。
【0024】このように、タイマインタラプト処理ルー
チンでは、一定周期毎にCCDカメラ11bが撮像する
視野画像を取込み、この視野画像中に発光鍵が有るかど
うかを判断し、発光鍵が検知された時には後述する表示
処理ルーチン(図13参照)にて運指表示を行わせるべ
くフラグNFを「1」にセットすると共に、視野画像中
における発光鍵の座標を検出して座標レジスタ(x,
y)にストアし、一方、発光鍵が検知されない時には運
指表示を停止させるべくフラグNFをゼロリセットす
る。
【0025】(3)スタートスイッチ処理ルーチンの動
作 次に、図7を参照してスタートスイッチ処理ルーチンの
動作について説明する。上述したステップSA2を介し
てスタートスイッチ処理ルーチンが実行されると、CP
U5は図7に示すステップSC1に処理を進め、スター
トスイッチがオン操作されたかどうかを判断する。ここ
で、スタートスイッチがオン操作されなければ、判断結
果は「NO」となり、何も処理せずに本ルーチンを完了
させるが、オン操作された時には判断結果が「YES」
となり、次のステップSC2に処理を進め、スタートフ
ラグSTFをビット反転する。このスタートフラグST
Fとは、演奏案内の開始/停止を表わすものであって、
「1」の時に開始を表わし、「0」の時に終了を表わ
す。
【0026】次いで、ステップSC3に進むと、スター
トフラグSTFが「1」、つまり、演奏案内の開始であ
るか否かを判断する。ここで、スタートフラグが「0」
であれば、判断結果は「NO」となり、ステップSC4
に処理を進め、演奏案内を停止させる為、前述したタイ
マインタラプト処理ルーチンを禁止させ、続くステップ
SC5では押鍵ガイド部2の発光手段2aを消灯させた
後、ステップSC6ではフラグDSPFをゼロリセット
して本ルーチンを完了させる。なお、このフラグDSP
Fとは、ゴーグル11の透過型LCDディスプレイ11
bに案内表示させるか否かを指示するフラグであり、
「1」の時に表示を指示し、「0」の時に非表示を指示
する。
【0027】一方、スタートフラグが「1」の時には、
上記ステップSC3の判断結果が「YES」となり、次
のステップSC7に処理を進め、ポインタレジスタAD
をゼロリセットした後、続くステップSC7では演奏案
内を進行させるまでの待ち時間として、後述する発光処
理ルーチン(図10参照)の起動準備が整うまでの所定
時間をレジスタTIMEにストアしておく。次いで、ス
テップSC9では、上述したタイマインタラプト処理ル
ーチン(図6参照)を実行させるべく、タイマインタラ
プト禁止を解除する。そして、ステップSC10に処理
を進め、小節番号を保持するレジスタBARをゼロリセ
ットし、続くステップSC11ではフラグDSPFに
「1」をセットする。
【0028】以上のように、スタートスイッチ処理ルー
チンでは、オン操作される毎に演奏案内の「開始」およ
び「停止」をオルタネートに指示するようになってお
り、「開始」を指示した場合には演奏案内を進行させる
までの待ち時間をレジスタTIMEにセットした後に、
タイマインタラプト処理ルーチンを実行させるべくタイ
マインタラプト禁止を解除し、さらにレジスタBARを
ゼロリセットしたり、楽譜表示を指示すべくフラグDS
PFに「1」をセットする。一方、「停止」を指示した
場合にはタイマインタラプト処理ルーチンを止める為、
タイマインタラプト禁止し、さらに押鍵ガイド部2に消
灯を指示したり、楽譜非表示を指示すべくフラグDSP
Fに「0」をセットする。
【0029】(4)鍵盤処理ルーチンの動作 次に、図8を参照して鍵盤処理ルーチンの動作について
説明する。前述したステップSA3(図5参照)を介し
て鍵盤処理ルーチンが実行されると、CPU5は図8に
示すステップSD1に処理を進め、キーイベントを検出
する鍵走査を行い、続くステップSD2では、この鍵走
査の結果に基づき鍵変化を判別する。ここで、キーイベ
ントが発生していない時、つまり、鍵操作が行われてい
ない時には何も処理せずに本ルーチンを完了させる。一
方、押鍵操作に応じたキーオンイベントが発生すると、
ステップSD3に処理を進め、押鍵された鍵の鍵番号を
レジスタNOTEにストアし、続くステップSD4では
その鍵番号に対応した音高の楽音について発音要求すべ
くフラグONFに「1」をセットする。これに対し、離
鍵操作に応じたキーオフイベントが発生すると、ステッ
プSD5に処理を進め、離鍵された鍵の鍵番号をレジス
タNOTEにセットし、続くステップSD6ではその鍵
番号に対応した音高の楽音について消音要求すべくフラ
グOFFFに「1」をセットする。
【0030】(5)発音処理ルーチンの動作 次に、図9を参照して発音処理ルーチンの動作について
説明する。前述したステップSA4(図5参照)を介し
て発音処理ルーチンが実行されると、CPU5は図9に
示すステップSE1に処理を進め、フラグONFの値が
「1」であるか否か、つまり、発音要求されているかど
うかを判断する。そして、発音要求されていると、判断
結果は「YES」となり、ステップSE2に処理を進
め、レジスタNOTEにストアされる鍵番号を音源8に
供給し、続くステップSE3では音源8に対して発音を
指示する。この後、ステップSE4に処理を進め、フラ
グONFをゼロリセットして発音要求を解除してから本
ルーチンを完了させる。
【0031】一方、発音要求されていない場合には、上
記ステップSE1の判断結果は「NO」となり、ステッ
プSE5に処理を進め、フラグOFFFの値が「1」で
あるか否か、つまり、消音要求されているかどうかを判
断する。そして、消音要求されていると、判断結果が
「YES」となり、ステップSE6に処理を進め、発音
状態にある複数の楽音の内から、レジスタNOTEに対
応した音高の楽音を探し出し、続くステップSE7にて
その探し出した楽音について消音するよう音源8に指示
する。この後、ステップSE8に処理を進め、フラグO
FFFをゼロリセットして消音要求を解除してから本ル
ーチンを完了させる。なお、消音要求されていない時に
は、上記ステップSE5の判断結果が「NO」となり、
この場合、何も処理せずに本ルーチンを完了させる。
【0032】(6)発光処理ルーチンの動作 次に、図10〜図11を参照して発光処理ルーチンの動
作について説明する。前述したステップSA5(図5参
照)を介して発光処理ルーチンが実行されると、CPU
5は図10に示すステップSF1に処理を進め、スター
トフラグが「1」であるか否か、すなわち、演奏案内を
開始しているかどうかを判断する。ここで、演奏案内が
停止していれば、判断結果は「NO」となり、何も処理
せずに本ルーチンを完了するが、演奏案内を開始してい
ると、判断結果は「YES」となり、次のステップSF
2に処理を進め、レジスタTIMEの値が「0」以下で
あるか否か、つまり、前述したスタートスイッチ処理ル
ーチン(図7参照)のステップSC8においてレジスタ
TIMEにストアされた待ち時間が経過したかどうかを
判断する。
【0033】そして、待ち時間が経過していなければ、
判断結果は「NO」となり、一旦、本ルーチンを完了さ
せ、再び本ルーチンが実行されてステップSF2に処理
を進めた時点で待ち時間が経過していると、判断結果が
「YES」となり、ステップSF3以降に処理を進め
る。なお、演奏案内を開始した当初では、上述のよう
に、レジスタTIMEには演奏案内を進行させるまでの
待ち時間がストアされるが、この待ち時間経過以後に
は、後述するように、押鍵案内する各音符の音符長デー
タTL(図3参照)がレジスタTIMEにストアされ
る。したがって、最初の待ち時間が経過した以後のパス
(本ルーチンを実行する過程)では、上記ステップSF
2は押鍵案内中か否かを判断することになる。
【0034】さて、最初の待ち時間が経過した場合、も
しくはそれ以後のパスにおいて押鍵案内期間が経過する
と、CPU3はステップSF3以降に処理を進め、ポイ
ンタレジスタADの値に応じて曲データ(AD)を読み
出し、読み出した曲データの内容に応じた処理を実行す
る。以下、読み出した曲データの内容別にケース分けし
て動作説明する。
【0035】音高データPDの場合 読み出した曲データが音高データPDであると、ステッ
プSF3の判断結果が「YES」となり、ステップSF
4に処理を進め、読み出した音高データPDをレジスタ
DNOTEにストアする。次いで、ステップSF5で
は、次データの読み出しに備えてポインタレジスタAD
を歩進させ、続くステップSF6では全鍵に対応して配
設される発光手段2aを消灯するよう押鍵ガイド部2に
指示する。この後、ステップSF7に処理を進め、レジ
スタDNOTEにストアされた音高データPDに対応す
る鍵の発光手段2aを点灯して押鍵案内するよう押鍵ガ
イド部2に指示し、続くステップSF8ではフラグTF
に「1」をセットして再びステップSF3に処理を戻
す。
【0036】指番号データFNの場合 読み出した曲データが指番号データFNであると、ステ
ップSF9の判断結果が「YES」となり、ステップS
F10に処理を進め、読み出した指番号データFNをレ
ジスタFINにストアする。次いで、ステップSF11
では、次データの読み出しに備えてポインタレジスタA
Dを歩進させた後、再びステップSF3に処理を戻す。
【0037】小節線データDLの場合 読み出した曲データが小節線データDLであると、ステ
ップSF12の判断結果が「YES」となり、ステップ
SF13に処理を進め、次データの読み出しに備えてポ
インタレジスタADを歩進させると共に、レジスタBA
Rに格納される小節番号を歩進する。そして、ステップ
SF14では4小節経過したか否か、つまり、楽譜表示
する1フレーズ分の小節データを読み出したかどうかを
判断する。ここで、1フレーズ分の小節データを読み出
していなければ、判断結果が「NO」となり、ステップ
SF3に処理を戻すが、1フレーズ分の小節データを読
み出すと、判断結果は「YES」となり、ステップSF
15に処理を進め、フラグHFを「1」にセットし、小
節データ読み出しが1フレーズ分進行した旨を表わした
後にステップSF3に処理を戻す。
【0038】終了データENDの場合 この場合、図11に示すステップSF16の判断結果が
「YES」となり、ステップSF17に処理を進め、ス
タートフラグSTFをゼロリセットして演奏案内の停止
を表し、続くステップSF18では押鍵ガイド部2に発
光停止を指示する。この後、ステップSF19に処理を
進め、割込みマスクを施してタイマインタラプト禁止状
態に設定してから本ルーチンを完了させる。
【0039】音符長データTLの場合 この場合、ステップSF20の判断結果が「YES」と
なり、ステップSF21に処理を進め、読み出した音符
長データTLをレジスタTIMEにストアした後、ステ
ップSF22にて次データの読み出しに備えてポインタ
レジスタADを歩進させた後に本ルーチンを完了させ
る。
【0040】(7)表示処理ルーチンの動作 次に、図12〜図13を参照して表示処理ルーチンの動
作について説明する。前述したステップSA6(図5参
照)を介して表示処理ルーチンが実行されると、CPU
5は図12に示すステップSG1に処理を進め、スター
トフラグSTFが「1」であるか否か、すなわち、演奏
案内を開始しているかどうかを判断する。そして、演奏
案内が停止している時には判断結果が「NO」となり、
何も処理せずに本ルーチンを完了するが、演奏案内を開
始していると、判断結果は「YES」となり、ステップ
SG2以降に処理を進め、各種フラグ状態に応じた表示
制御を実行する。以下、各フラグ種別毎にケース分けし
て動作説明する。
【0041】フラグDSPFが「1」の場合 ゴーグル11の透過型LCDディスプレイ11bに案内
表示を行うべく、フラグDSPFが「1」に設定されて
いる場合には、ステップSG2の判断結果が「YES」
となり、ステップSG3に処理を進め、レジスタBAR
に格納される小節番号に対応してROM6から読み出さ
れる1フレーズ分の小節データ(0)〜(3)に基づ
き、透過型LCDディスプレイ11bの楽譜表示エリア
SDに楽譜表示する。次いで、ステップSG4では透過
型LCDディスプレイ11bの運指表示エリアFDにお
ける初期座標を手形表示座標レジスタ(X,Y)にスト
アし、続くステップSG3ではこの手形表示座標レジス
タレジスタ(X,Y)に格納した初期座標に対応する表
示位置に、ROM6から読み出した手形パターン画像を
表示する。こうして、楽譜表示および運指表示の準備が
整うと、CPU5はステップSG6に処理を進め、フラ
グDSPFをゼロリセットする。
【0042】フラグHFが「1」の場合 小節データを4小節分読み出す毎にフラグHFが「1」
になると、ステップSF7の判断結果が「YES」とな
り、CPU5はステップSG8に処理を進める。ステッ
プSG8では、楽譜表示を更新する為、一旦、透過型L
CDディスプレイ11bの楽譜表示エリアSDに表示さ
れる楽譜を消去し、続くステップSG9では表示更新す
る1フレーズ分の小節データ、つまり、レジスタBAR
に格納される小節番号に対応した小節データBar(B
AR)〜Bar(BAR+3)に基づき楽譜表示する。
そしてこの後、ステップSF10に処理を進め、フラグ
HFをゼロリセットする。
【0043】フラグTFが「1」の場合 押鍵案内に応じてフラグTFが「1」になると、図13
に示すステップSG11の判断結果が「YES」とな
り、CPU5はステップSG12に処理を進める。ステ
ップSG12では、透過型LCDディスプレイ11bの
楽譜表示エリアSDに表示される各音符の内、レジスタ
DNOTEに格納される音高データPDに対応する音符
についてその表示色を変更して、現在どの音符が押鍵案
内されているかを表示する。そして、次のステップSG
13ではフラグTFをゼロリセットする。
【0044】フラグNFが「1」の場合 発光鍵の検知に応じてフラグNFが「1」になると、ス
テップSG14の判断結果が「YES」となり、CPU
5はステップSG15に処理を進める。ステップSG1
5では、座標レジスタ(x,y)に格納される発光鍵の
座標を、手形表示座標レジスタ(X,Y)にストアし直
し、続くステップSG16では手形表示座標レジスタ
(X,Y)にストアされた発光鍵の座標を、透過型LC
Dディスプレイ11aにおける運指表示エリアFD内で
の表示位置に変換し、その表示位置に基づいて運指表示
エリアFDに手形パターン画像を表示する。
【0045】そして、ステップSG17では、この表示
された手形パターン画像の内で、指番号データFNに対
応する手指部分の表示色を変更して、現在どの指で押鍵
操作すれば良いのかを運指案内した後、本ルーチンを完
了する。なお、発光鍵が検知されずフラグNFが「0」
となる場合には、上記ステップSG14の判断結果が
「NO」となり、ステップSG18に処理を進め、運指
表示エリアFDに表示中の手形パターン画像を消去して
本ルーチンを完了させる。
【0046】以上のように、本実施例によれば、曲進行
に応じてROM6から読み出される曲データに従って弾
くべき鍵を案内しながら、読み出される曲データをゴー
グル11内部に楽譜表示すると共に、ゴーグル11越し
に見える鍵盤1に対応するよう運指表示するので、案内
表示が見易い上、鍵盤から視線を外すことなく楽譜表示
や運指表示を同時に活用できる演奏案内が実現する。
【0047】なお、この実施例では練習曲の曲データを
再生して演奏案内する態様に述べたが、これに替えて、
こうした演奏案内に従った演奏操作に応じて発生する演
奏情報を記録する演奏記録手段を設け、この演奏記録手
段が記録した演奏情報を再生して、前述したゴーグル1
1に楽譜表示や運指表示するようにし、その際、鍵操作
を誤った音符や指使いについては表示態様を異ならせ、
どの箇所で演奏ミスし易いのかをユーザーに教示する態
様にすると、より一層効果的な演奏練習が実現できる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、押鍵案
内手段が曲データ中の音高に対応した鍵に配設される発
光手段を点灯して押鍵すべき鍵を発光鍵として案内する
一方で、演奏者の視野中に、曲データを楽譜表示しなが
ら、当該曲データに含まれる指番号と発光鍵検出手段が
検出する発光鍵の座標位置とに応じて運指表示するの
で、鍵盤から視線を外すことなく複数の案内表示を同時
に活用することができる。請求項2に記載の発明によれ
ば、発光鍵の座標位置に対応するよう表示手段に各手指
を示す手形パターンを表示する一方、この表示される手
形パターンの各手指の内、曲データに含まれる指番号に
対応する手指の表示形態を変更して運指表示するので、
鍵盤から視線を外さずに”押鍵操作すべき指”を案内す
ることができる。請求項3に記載の発明によれば、表示
手段に楽譜表示する各音符の表示形態を曲進行に同期し
て変化させるので、演奏者に曲の進行状況や演奏テンポ
を案内することができる。請求項4に記載の発明によれ
ば、演奏内容を指導する複数種のメッセージを記憶して
おき、その内から、曲データと演奏操作に応じて発生す
る演奏情報とを比較評価した結果に応じて指導すべき内
容のメッセージを読み出して表示するので、演奏者に演
奏指導することができる。請求項5に記載の発明によれ
ば、演奏操作に応じて発生する演奏情報を記録する演奏
記録手段を設け、この演奏記録手段が記録した演奏情報
を再生して表示手段に楽譜表示および運指表示する際、
誤った押鍵操作がなされた音符や運指についてその表示
態様を異ならせる為、どの箇所で演奏ミスし易いのかを
演奏者に教示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の概要を説明するための
図である。
【図2】実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】曲データの構成を示す図である。
【図4】透過型LCDディスプレイ11aを介して望む
視野FOVの一例を示す図である。
【図5】メインルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】タイマインタラプト処理ルーチンの動作を示す
フローチャートである。
【図7】スタートスイッチ処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】鍵盤処理ルーチンの動作を示すフローチャート
である。
【図9】発音処理ルーチンの動作を示すフローチャート
である。
【図10】発光処理ルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
【図11】発光処理ルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
【図12】表示処理ルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
【図13】表示処理ルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 押鍵ガイド部(押鍵案内手段) 2a 発光手段 2b ドライバ 3 パネルスイッチ群 4 表示部 5 CPU(読出し手段、発光鍵検出手段、表示制御手
段) 6 ROM(記憶手段) 7 RAM 8 音源 9 D/A変換回路 10 サウンドシステム 11 ゴーグル 11a 透過型LCDディスプレイ(表示手段) 11b CCDカメラ(発光鍵検出手段) 100 本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D082 AA03 AA04 AA09 AA10 AA13 AA15 AA24 AA27 AA28 AA30 5D378 CC27 KK03 KK17 MM35 MM36 MM37 MM52 MM54 MM58 MM63 MM72 MM92 MM93 MM96 NN03 NN04 NN06 NN07 NN12 NN16 NN17 NN18 NN19 NN23 NN24 NN25 NN26 TT02 TT03 TT17 TT18 TT19 TT24 TT32 TT34 TT35 XX05 XX30 XX43

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲を構成する各音符毎の音高および発音
    タイミングを表すと共に、運指を指示する指番号を含む
    曲データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される曲データを曲進行に同期して
    読み出す読出し手段と、 鍵盤の各鍵毎に配設される発光手段を有し、これら発光
    手段の内、前記読出し手段にて読み出された曲データ中
    の音高に対応した鍵に配設される発光手段を点灯して押
    鍵すべき鍵を発光鍵として案内する押鍵案内手段と、 演奏者の視線に対応した視野画像を撮像し、この視野画
    像における前記発光鍵の座標位置を検出する発光鍵検出
    手段と、 演奏者の視野を確保するよう構成されて演奏者の眼部に
    装着される表示手段と、 この表示手段を用いて演奏者の視野中に、前記読出し手
    段にて読み出された曲データを楽譜表示しながら、当該
    曲データに含まれる指番号と前記発光鍵検出手段が検出
    する発光鍵の座標位置とに応じて運指表示する表示制御
    手段とを具備することを特徴とする演奏案内装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記発光鍵検出手
    段により検出された発光鍵の座標位置に対応するよう前
    記表示手段に各手指を示す手形パターンを表示する一
    方、この表示される手形パターンの各手指の内、前記読
    出し手段にて読み出された曲データに含まれる指番号に
    対応する手指の表示形態を変更して運指表示することを
    特徴とする請求項1記載の演奏案内装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記表示手段に楽
    譜表示する各音符の表示形態を曲進行に同期して変化さ
    せることを特徴とする請求項1記載の演奏案内装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、 演奏内容を指導する複数種のメッセージを記憶するメッ
    セージ記憶手段と、 前記読出し手段にて読み出された曲データと演奏操作に
    応じて発生する演奏情報とを比較評価した結果に応じ
    て、前記メッセージ記憶手段から指導すべき内容のメッ
    セージを読み出して前記表示手段に表示するメッセージ
    発生手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の
    演奏案内装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、 演奏操作に応じて発生する演奏情報を記録する演奏記録
    手段と、 この演奏記録手段が記録した演奏情報を再生して前記表
    示手段に楽譜表示および運指表示する際、誤った押鍵操
    作がなされた音符および運指についてそれぞれ表示態様
    を異ならせる再生表示制御手段とを具備することを特徴
    とする請求項1記載の演奏案内装置。
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